JPH0317534Y2 - - Google Patents

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JPH0317534Y2
JPH0317534Y2 JP12675084U JP12675084U JPH0317534Y2 JP H0317534 Y2 JPH0317534 Y2 JP H0317534Y2 JP 12675084 U JP12675084 U JP 12675084U JP 12675084 U JP12675084 U JP 12675084U JP H0317534 Y2 JPH0317534 Y2 JP H0317534Y2
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wire
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levers
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lever
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JP12675084U
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JPS6141310U (ja
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  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、芯線を被覆材によつて被覆した被覆
電線の芯線をねじる工具に関する。
(従来の技術) 第8図は、多数の細線を束ねた芯線35を絶縁
材製の被覆材36で覆つた被覆電線37を示し、
先端の被覆材をベンチがニツパ等で剥いて芯線3
5を露出させた状態を示す。そして実際に使用す
る場合には、その露出させた芯線35部分を手指
でねじつて第7図示の状態とすることがしばしば
要求される。
(考案が解決しようとする問題点) 芯線35を手指でねじると手指を負傷すること
があり危険なものであつた。そこで本考案は、手
指を用いずに被覆電線37の芯線35をねじるこ
とのできる工具を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、従来技術の問題点を解決するために
講じる技術的手段の特徴とするところは、支点ピ
ン5を介して互いに枢着された一対のレバー1,
2の先端側それぞれに、該先端側が互いに近づく
方向に突出する挟持部材3,4がくい違い状にか
つ該くい違い間で被覆電線37を挟持し得るよう
に取付けられ、 前記挟持部材3,4には、レバー1,2先端側
の拡縮による当該挟持部材3,4の相対移動によ
つて挟持部材3,4間に挟持された被覆電線37
を回転させる内外面25,26が相対向状に形成
されている点にある。
(作用) 被覆電線37の被覆材36に周方向の切込み3
8を形成し、被覆電線37の切込み38より後端
を被覆電線中心に回転しないように固定する。し
かる後に、被覆電線37の切込み38より先端を
挟持部材3,4で挟持すると共に、レバー1,2
間隔を拡縮して挟持部材3,4を被覆電線の相反
する径方向に相対移動させる。すると、被覆電線
37に与えられた被覆電線中心の回転力により、
切込みより先端の被覆材36が回転し、この回転
する被覆材36部分に覆われた芯線35はねじら
れることになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図及び第2図は本考案の第一実施例を示
し、1,2は一対のレバーであつて、交叉状とさ
れて各中途部が支点ピン5を介して枢着され、対
向間隔が拡縮自在とされている。各レバー1,2
の基端にはグリツプ28,29が取付けられてい
る。
6はねじりコイルバネで上記支点ピン5に巻装
され、各端が一対のレバー1,2それぞれに係止
され、レバー1,2の対向間隔を拡開方向に付勢
している。27は一方のレバー1に設けられた固
定ピンで、他方のレバー2に係合して両レバー
1,2の拡開量を所定範囲に規制する。
3,4は内外面が円弧面の一対の挟持部材であ
り、前記一対のレバー1,2の先端側それぞれ
に、該先端側が互いに近づく方向に突出するよう
にかつくい違い状となるように取付けられ、該く
い違い間で被覆電線37を挟持し得るようになつ
ている。
即ち、一方の挟持部材4は止めネジ9,10に
よつて一方のレバー1の先端に取付けられ、その
円弧形状の内面25は凹凸面とされている。該凹
凸面の両端位置には円弧状に切欠23,23が形
成されている。
他方の挟持部材3は止めネジ兼用のピン8によ
り他方のレバー2の先端に揺動自在に枢着され、
その円弧形状の外面26は前記一方の挟持部材4
の内面25と相対向状の凹凸面とされている。該
凹凸面の両端には円弧状に切欠21,24が形成
されている。
これら両挟持部材3,4の各レバー1,2への
取付けは、各内外面25,26が前記支点ピン5
を中心とする同心円状にあるものとされている。
そして、レバー1,2間隔が拡開された第1図の
状態で、各内外面25,26の先端の前記切欠2
3,24が対向状とされ、レバー1,2間隔を縮
小した第2図の状態で、各内外面25,26の基
端の前記切欠21,22が対向状とされる。
7は引張コイルバネで、一端が他方の挟持部材
3の基端に設けられたバネ掛け13に係合され、
他端が他方のレバー2に設けられたバネ掛け12
に係合され、他方の挟持部材3が前記ピン8中心
に図中右回りに揺動するよう付勢している。11
は回転規制ピンで、他方のレバー2に取付けら
れ、他方の挟持部材3に係合して上記バネ7によ
る揺動を規制している。
17,18は、一方のレバー1の他方のレバー
2との対向部にV字形状に切欠いて形成された大
小一対のカツターである。19,20は、他方の
レバー2の一方のレバー1との対向部にV字形状
に切欠いて形成された大小一対のカツターで、上
記一方のレバー1の一対にカツター17,18そ
れぞれと対向する位置にある。これにより、レバ
ー1,2間隔を縮小すると、第2図示のようにカ
ツターで囲繞された大小一対の空間15,16が
形成される。
次に上記工具の作用を説明する。
まず、芯線35が被覆材36によつて被覆され
た被覆電線37を、上記カツター17,18,1
9,20のいずれかに添わせてからレバー1,2
間隔をグリツプ28,29を握つて縮小する。す
ると、被覆電線37はカツターで囲繞された空間
15又は16内に位置することにより、芯線35
は切断されずに被覆材36のみに周方向の切込み
38が形成される。なお、大小いずれの空間1
5,16内で切込み38を形成するかは被覆電線
37の径に対応して定める。
次に、被覆電線37の切込み38より先端部分
を、レバー1,2間を拡開した状態で前記切欠2
3,24間に支点ピン5の軸方向に沿つて挿入す
る。この際、被覆電線37の切込み38より後端
を被覆電線中心に回転しないように手指で持つて
固定する。しかる後にレバー1,2間隔をグリツ
プ28,29を握つて縮小する。すると、両挟持
部材3,4は支点ピン5中心に相反する方向に回
転することになる。すなわち、被覆電線37に対
しては被覆電線の相反する径方向に相対移動する
ことになる。これにより、被覆電線37は挟持部
材3,4の内外面25,26によつて挟持される
と共に、被覆材36には被覆電線中心の回転力が
与えられる。この際、挟持部材3,4の被覆電線
37を挟持する内外面25,26が凹凸面とされ
ていることで、被覆材36と挟持部材3,4とは
すべりにくいものとされている。すると、回転力
を与えられた切込み38より先端の被覆材36は
被覆電線中心に回転することになり、この回転す
る被覆材36先端に覆われた芯線35はねじられ
ることになる。そして、レバー1,2間隔も最も
縮小する第2図の状態とする前に、被覆電線37
を挟持部材3,4間から引き抜いて切込み38か
ら先側の被覆材36を剥ぎ取ることで、第7図示
のように芯線35をねじつた所要の状態とでき
る。しかる後に第2図の状態とすると、前記切欠
き21,22の対向面から剥ぎ取られた被覆材3
6が脱落されることになる。
なお、他方の挟持部材4がピン8中心に揺動自
在とされると共に、バネ7により被覆電線37を
一方の挟持部材3とで挟持する方向に付勢されて
いるので、大小各種径の被覆電線37を挟持可能
である。
第3図乃至第5図は本考案の第二実施例に係
り、第一実施例と同一部分は同一符号で示してそ
の説明は省略し、相違点のみ説明する。
39,40はそれぞれ各レバー1,2それぞれ
にビス41止めされたプレートで、該プレート3
9,40に、被覆材36に切込み38を形成する
ためのV字形状の大きさの異なる四対のカツター
42,43,44,45,46,47,48,4
9が形成されている。
50は一方の挟持部材3に取付けられた規制プ
レートである。該プレート50の取付けは、支点
ピン5に平行な一対の案内杆51,52が挟持部
材4に固着され、一方の案内杆51には雄ねじが
形成されると共に圧縮コイルバネ53が巻装さ
れ、両案内杆51,52にプレート50が軸方向
移動自在に挿入され、雄ねじが形成された案内杆
51にナツト54が螺合されることによりなされ
る。そして、ナツト54の回転によつてプレート
50と挟持部材3,4間との間隔が調節される。
これにより、挟持部材3,4によつて被覆電線3
7に回転力を与える際に、被覆電線37の先端を
プレート50に接当させることで、切込み38よ
り後端の被覆材36が挟持部材3,4に挟持され
てしまうのを防ぐ。
55は一方のレバー1に取付けられた切欠み深
さ調節プレートである。該プレート55の取付け
は、支点ピン5に平行な案内杆56,57がレバ
ー1に固着され、一方の案内杆56には雄ねじが
形成されると共に圧縮コイルバネ58が巻装さ
れ、両案内杆56,57にプレート55が軸方向
移動自在に挿入され、雄ねじが形成された案内杆
56にナツト59が螺合されることによりなされ
る。これにより、カツター42,43,44,4
5,46,47,48,49によつて被覆材36
に切込み38を形成する際に、被覆電線37の先
端をプレート55に接当させることで、被覆材3
6の剥ぎ取り長さを一定のものとできる。
その他の相違点としては、他方の挟持部材3を
回転付勢するバネ60がねじりコイルバネとさ
れ、また挟持部材3,4先端には第一実施例のよ
うな円弧状の切欠23,24が形成されず、他方
の挟持部材3先端が段差状の切欠61とされてい
る点であり、その他の構成作用については第一実
施例と同様である。
(考案の効果) 本考案によれば、被覆材に周方向の切込みを形
成した被覆電線の切込みより先端を挟持部材で挟
持し、レバー間隔を拡縮すれば被覆材の回転によ
つて芯線をねじることができ、手指で芯線を直接
ねじる必要がないので負傷の虞れがなく安全上好
ましいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例に係る工具のレバ
ー間隔拡開状態での平面図、第2図は同レバー間
隔縮小状態での平面図、第3図は本考案の第二実
施例に係る工具の平面図、第4図は第3図のA矢
視図、第5図は第3図のB矢視図、第6図は被覆
電線の先端部の側面図、第7図は同被覆材を剥ぎ
取つて芯線をねじつた状態の側面図、第8図は同
芯線をねじつていない状態の側面図である。 1,2……レバー、3,4……挟持部材、5…
…支点ピン、25……内面、26……外面、37
……被覆電線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 支点ピン5をを介して互いに枢着された一対の
    レバー1,2の先端側それぞれに、該先端側が互
    いに近づく方向に突出する挟持部材3,4がくい
    違い状にかつ該くい違い間で被覆電線37を挟持
    し得るように取付けられ、 前記挟持部材3,4には、レバー1,2先端側
    の拡縮による当該挟持部材3,4の相対移動によ
    つて挟持部材3,4間に挟持された被覆電線37
    を回転させる内外面25,26が相対向状に形成
    されていることを特徴とする被覆電線の芯線ねじ
    り工具。
JP12675084U 1984-08-20 1984-08-20 被覆電線の芯線ねじり工具 Granted JPS6141310U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12675084U JPS6141310U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 被覆電線の芯線ねじり工具

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JP12675084U JPS6141310U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 被覆電線の芯線ねじり工具

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Publication Number Publication Date
JPS6141310U JPS6141310U (ja) 1986-03-15
JPH0317534Y2 true JPH0317534Y2 (ja) 1991-04-12

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JPS6141310U (ja) 1986-03-15

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