JPH03174204A - スラリブランケット型凝集沈殿装置 - Google Patents

スラリブランケット型凝集沈殿装置

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JPH03174204A
JPH03174204A JP31353889A JP31353889A JPH03174204A JP H03174204 A JPH03174204 A JP H03174204A JP 31353889 A JP31353889 A JP 31353889A JP 31353889 A JP31353889 A JP 31353889A JP H03174204 A JPH03174204 A JP H03174204A
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JP
Japan
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raw water
slurry
impeller
flow rate
patterns
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JP31353889A
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Naoto Kimura
直人 木村
Giichi Ito
義一 伊藤
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Infilco Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、上水、用水、各種排水等の処理に用いられる
スラリブランケット型凝集沈1i!i!!置において、
原水の水質、流量に即応して常にスラリ界面位置を適正
に保ち、安定した処理を行うことができる装置に間する
ものである。
〔従来の技術) 流入原水に凝集剤を混和しかつスラリを循環せしめるイ
ンペラを備えたスラリプランケット型凝集沈殴v装置に
おいては、スラリ界面の位置を常に適正に保っておく必
要がある。スラリ界面が高すぎるとスラリブランケット
を形成するフロックのキャリオーバーが起こりやすく、
また低すぎるとフロックとの接触が十分でなく、処理悪
化を起こす。
ところで、スラリ界面の位置は次の要因に左右される。
■ 装置内の濁質保有量 流入、流出の濁質量のマスバランスで決まり、過剰な排
泥はスラリ界面位置を下げ、過少な排泥はスラリ界面位
置を上げる。
■ 原水水質 降雨による高濁度時、低濁高水温時、低濁低水温時など
によってスラリ界面位置が異なる。
■ 原水流量 原水流量が多い(上昇流速が高い)程スラリ界面位置が
上がる。
■ スラリ循環量 スラリ循環量が高い(インペラ回転数が多い)程スラリ
界面位置が上がる。
このように、スラリ界面位置は種々の要因によって決定
されるため、管理者の熟練された判断によって各種要因
の調整が行われていた。
〔発明が解決しようとする!i!fi)しかしながら、
従来の管理者の判断による調整では、常にスラリ界面位
置を適正に保持し、安定した処理を行うためには極めて
繁雑な判断を要していたため、簡便で効果的な自動制御
が要望されていた。
本発明は、原水の水質、流量をファクターとし、インペ
ラによるスラリ循環量を自動制御し、常に適正なスラリ
界面位置を保持し、安定した処理を可能にし、装置の信
親性が向上し、管理の省力化をはかることができるスラ
リブランケット型凝集沈殿装置を提供することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、流入原水′に凝集剤を混和しかっスラリを循
環せしめるインペラを備えたスラリブランケット型凝集
沈殿装置において、原水水質検出器及び原水流量検出器
を配備すると共に、あらかじめ知得された原水水質パタ
ーン、原水流量パターン、これら両パターンに対応する
スラリ界面位置ならびに前記インペラの回転数を記憶し
、前記原水水質検出器及び原水流N検出器の検出信号に
より前記インペラの回転数を指令する制御装置を配備し
たことを特徴とするスラリブランケット型凝集沈殿装置
である。
〔作 用〕
まず、あらかじめ操業状態で考えられる各種の原水水質
、原水流量をパターン化し、これら両パターンに対応す
るスラリ界面位置を、分析、計算。
処理試験等によって設定し、さらに各スラリ界面位置に
おけるインペラの回転数(スラリ循環量)を設定し、こ
れらを制御装置に記憶させておく。
そして、運転が開始されると、流入する原水水質及び原
水流量がそれぞれの検出器によって検出され、それらの
検出信号は制御装置に入力され、制御B装置では入力さ
れた原水水質及び原水流量に対応したスラリ界面位置が
選定され、さらにそのスラリ界面位置におけるインペラ
の回転数が指令され、スラリ循環量が制御される。
このように、原水水質パターン、原水流量パターンに対
応するインペラ回転数が指令されてスラリ循環量が制御
され、所定のスラリ界面位置が保たれ、安定した処理が
行われるが、原水水質、原水流量以外の要因でスラリ界
面位置が変動することもある0例えば、使用する凝集剤
の種類あるいは注入量が変わることによってフロック密
度が異なる場合や、排泥量や原水水温等に変動がある場
合に、スラリ界面位置が変動することがあるが、このよ
うな場合には次のような補正を行うと良い。
使用する凝集剤によるインペラの回転数の補正値を予め
設定しておいたり、さらにスラリ界面計を設けて、スラ
リ界面位置を連続的に測定し、所定のスラリ界面位置を
逸脱した場合には、インペラの回転数を変更し、所定の
界面位置範囲内に入るように調節する。
〔実施例〕
本発−明の一実施例を第1図を参照しながら説明すれば
、1はスラリブランケット型凝集沈殿装置の槽体であっ
て、底部に原水流入管2が接続、開口され、上部には処
理水の流出ロング3が配設されて処理水流出部4に連な
っている。5は処理水流出管である。
槽体1内中央部には、原水流入管2から流入した原水を
導くドラフトチューブ6がゆるやかに回転可能に設けら
れ、ドラフトチューブ6下部にはドラフトチューブ6と
共に回転しつつ原水を分配するデイストリビュータフが
連通固定されている。
また、ドラフトチューブ6内には、モータ8で駆動され
るインペラ9が備えられ、このインペラ9の回転により
、原水に注入された凝集剤を混和し、ドラフトチエ−プ
ロ内を下降させてディストリビュータフに移送し槽体1
内底部に分配すると共に、デイストリビュータフから分
配されたスラリの一部を流入原水に混入して循環させる
。この循環量はインペラ9の回転数によって定まり、前
述したように槽体1内のスラリ界面10の位置を規定す
る。
1)は制御装置であり、あらかしめ知得された各種の原
水水質パターン、原水流量パターン、これら両パターン
に対応するスラリ界面10の位置ならびにインペラ9の
回転数を記憶し、原水流入管2に設けられた濁度計12
と流量計13の各検出信号が入力され、入力された濁度
、流量に対応したスラリ界面位置が保持されるように、
インペラ制御盤14を介してモータ8を制御しインペラ
回転数を指令する機能を有している。
また、槽体1内にスラリ界面10の位置を連続測定でき
る界面計15を設けてその検出信号を制御装置1)に入
力可能にし、スラリ界面10が所定の位置を逸脱した時
に、インペラの回転数を変更し、スラリ界面lOの位置
補正を行うようにすることか好ましい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明のスラリブランケット型凝集
沈殿装置は、原水の水質、流量をファクターとし、イン
ペラによるスラリ8環量を自動側flシ、常に適正なス
ラリ界面位置を保持し、安定した処理を可能にし、装置
の信頼性が向上し、管理の省力化をはかることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す説明図である。 l・・・槽体、2・・・原水流入管、3・・・流出ロン
グ、4・・・処理水演出部、6・・・ドラフトチューブ
、7・・・ディストリビュータ、8・・・モータ、9・
・・インペラ、lO・・・スラリ界面、1)・・・制御
装置、12・・・濁度計、13・・・流量計、14・・
・インペラ制御盤、15・・・界面計、16・・・排泥
弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流入原水に凝集剤を混和しかつスラリを循環せし
    めるインペラを備えたスラリブランケット型凝集沈殿装
    置において、原水水質検出器及び原水流量検出器を配備
    すると共に、あらかじめ知得された原水水質パターン、
    原水流量パターン、これら両パターンに対応するスラリ
    界面位置ならびに前記インペラの回転数を記憶し、前記
    原水水質検出器及び原水流量検出器の検出信号により前
    記インペラの回転数を指令する制御装置を配備したこと
    を特徴とするスラリブランケット型凝集沈殿装置。
JP31353889A 1989-12-04 1989-12-04 スラリブランケット型凝集沈殿装置 Granted JPH03174204A (ja)

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