JPH04305206A - 水処理用凝集濾過装置 - Google Patents

水処理用凝集濾過装置

Info

Publication number
JPH04305206A
JPH04305206A JP9641091A JP9641091A JPH04305206A JP H04305206 A JPH04305206 A JP H04305206A JP 9641091 A JP9641091 A JP 9641091A JP 9641091 A JP9641091 A JP 9641091A JP H04305206 A JPH04305206 A JP H04305206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
treated water
flocculant
injection
turbidity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9641091A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohisa Kusakabe
日下部 智久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP9641091A priority Critical patent/JPH04305206A/ja
Publication of JPH04305206A publication Critical patent/JPH04305206A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原水に凝集剤を注入して
凝集および濾過を施す水処理用凝集濾過装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】原水に凝集剤を注入して凝集および濾過
を施すことにより処理水を得る水処理用凝集濾過装置が
知られており、たとえば、自動車の塗装工程の水研ぎ工
程において生ずる排水を再生するために用いられている
。かかる水処理用凝集濾過装置においては、凝集剤の注
入量は、通常、装置の設置時等において原水の水質や処
理水の要求される水質に応じて固定的に決定されるか、
あるいは、装置の点検時等において原水や処理水の水質
に応じて作業者の勘に頼って適宜調整される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように凝集剤の注入量を固定的に決定する場合において
は、原水の水質が変動すると所望の水質の処理水が得ら
れなくなるという問題があった。また、凝集剤の注入量
を作業者の勘に頼って調整する場合においては、その調
整作業は比較的面倒かつ熟練を要するものであるととも
に、作業者が異なると処理水の水質にばらつきを生ずる
ことが避け難く、さらに、凝集剤の調整作業を原水の水
質の変動に応じてタイムリーに為し難いことから安定し
た水質の処理水を得難いという問題があった。
【0004】これに対し、たとえば、原水および処理水
の水質を逐次検出してその検出した原水および処理水の
水質から原水への凝集剤の注入量をフィードバック制御
することが考えられるが、上記のような水処理用凝集濾
過装置においては、通常、原水のプロセス滞留時間が極
めて長いことから、かかるフィードバック制御は困難で
あった。
【0005】本発明は以上のような事情を背景として為
されたものであって、その目的とするところは、原水へ
の凝集剤の注入量を制御し得て、作業者が凝集剤の注入
量を調整する必要がなく所望の水質の処理水が安定して
得られる水処理用凝集濾過装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の要旨とするところは、原水に凝集剤を注入し
て凝集および濾過を施すことにより処理水を得る水処理
用凝集濾過装置において、(a) 前記処理水の水質を
逐次検出する水質検出手段と、(b) その処理水の水
質をパラメータとするメンバーシップ関数を含み、その
処理水の水質に適した前記凝集剤の注入量が決定される
ように予め定められた制御ルールを、あいまい推論に基
づいて演算することにより、その凝集剤の注入量を決定
する注入量決定手段と、(c) その注入量決定手段に
より決定された凝集剤の注入量を達成するように前記原
水への凝集剤の注入を制御する注入制御手段とを含むこ
とにある。
【0007】
【作用】かかる構成の水処理用凝集濾過装置においては
、原水に凝集剤を注入して凝集および濾過を施すことに
より得られた処理水の水質が水質検出手段により逐次検
出されるとともに、注入量決定手段により、その処理水
の水質をパラメータとするメンバーシップ関数を含んで
処理水の水質に適した凝集剤の注入量が決定されるよう
に予め定められた制御ルールがあいまい推論に基づいて
演算されることにより、その凝集剤の注入量が決定され
、その決定された凝集剤の注入量を達成するように注入
制御手段により原水への凝集剤の注入が制御される。
【0008】
【発明の効果】このように本発明の水処理用凝集濾過装
置によれば、原水への凝集剤の注入量が処理水の水質に
基づいてファジィ制御により制御されるので、原水のプ
ロセス滞留時間が長くても、処理水の水質に基づいて凝
集剤の注入量を好適に制御し得る。この結果、作業者が
凝集剤の注入量を一々調整する必要がなく所望の水質の
処理水を安定して確保し得る水処理用凝集濾過装置が提
供される。
【0009】また、原水への凝集剤の注入量を処理水の
水質に基づいて制御できることから、凝集剤の注入量の
過不足を好適に抑制し得る。これにより、たとえば、凝
集剤の過剰注入に起因して生ずる処理水槽での後凝集に
よる処理水の水質の悪化や処理水槽の汚れの発生などを
防止することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0011】図1は本発明の水処理用凝集濾過装置の一
例を示す図であって、たとえば、自動車の塗装工程の水
研ぎ工程において生ずる排水を再生するために用いられ
るものである。図において、10は、原水としての水研
ぎ排水12を収容する原水槽であり、14は、後述の凝
集濾過器22から排出される処理水16を収容する処理
水槽である。原水槽10内の水研ぎ排水12はポンプ1
8により配管20を介して凝集濾過器22に供給される
ようになっている。配管20には、所定濃度の水溶液に
調整されて凝集剤槽24内に収容された凝集剤26を所
定の流量に調節して凝集濾過器22へ供給するために、
可変絞りを備えた流量制御弁28およびポンプ30が直
列に接続されている。凝集剤26としては、たとえば、
硫酸アルミニウムやポリ塩化アルミニウムや塩化鉄等が
使用され、必要に応じて所定の高分子凝集助剤が用いら
れる。凝集濾過器22内においては、原水槽10からの
水研ぎ排水12中に存在する塗料等の微粒子が凝集剤槽
24からの凝集剤26により凝集させられて比較的大き
な粒径のフロックが形成されるとともにそのフロックが
濾過により除去されることにより処理水16が得られ、
その処理水16が処理水槽14へ排出されるようになっ
ている。
【0012】一方、処理水槽14内には、処理水16の
水素イオン濃度(pH),濁度,および導電率を検出す
るために、pH計32,濁度計34,および導電率検出
器36のセンサ部分がそれぞれ挿入されている。これら
pH計32,濁度計34,および導電率検出器36は、
検出したpH,濁度,および導電率を指示するための指
示器をそれぞれ備えているとともに、検出したpH,濁
度,および導電率を表すpH信号SP,濁度信号ST,
および導電率信号SCを図示しないA/D変換器を介し
てコントローラ38へそれぞれ供給する。コントローラ
38には、さらに、前記配管20に設けられて処理水槽
14から凝集濾過器22へ供給される処理水16の流量
を専ら検出し且つ指示する流量計40から、その処理水
16の流量を表す流量信号SFが図示しないA/D変換
器を介して供給されるようになっている。
【0013】上記コントローラ38は、CPU,ROM
,RAM,およびI/Oポート等から成る所謂マイクロ
コンピータを備えて構成されており、CPUは、ROM
に予め記憶されたプログラムに従ってRAMの記憶機能
を利用しつつ信号処理を実行し、検出された処理水16
のpHおよび濁度を用いて、予め定められた制御ルール
をあいまい推論に基づいて演算することにより、凝集剤
26の注入量を変化させる量(以下、単に注入変化量と
いう)を決定する一方、その決定された凝集剤26の注
入変化量を達成するように、I/Oポートから駆動信号
SDを出力して図示しない駆動装置を介して流量制御弁
28の絞り量を制御することにより凝集剤26の注入を
制御する。この場合において、凝集剤26の注入変化量
と流量制御弁28の絞り変化量との間の関係が予め定め
られており、この関係を用いて流量制御弁28の絞り量
が制御されることとなる。本実施例においては、pH計
32および濁度計34が水質検出手段を構成するととも
に、コントローラ38が注入量決定手段を、コントロー
ラ38および流量制御弁28等が注入制御手段をそれぞ
れ構成している。
【0014】次に、上記制御ルールの一例を以下に示す
。 制御ルールL1 : if  pH  is  VS  and  T  i
s  OKthen  ΔI  is  VD 制御ルールL2 : if  pH  is  VS  and  T  i
s  LHthen  ΔI  is  D 制御ルールL3 : if  pH  is  VS  and  T  i
s  VHthen  ΔI  is  NUL 制御ルールL4 : if  pH  is  S  and  T  is
  OKthen  ΔI  is  D 制御ルールL5 : if  pH  is  S  and  T  is
  LHthen  ΔI  is  NUL 制御ルールL6 : if  pH  is  S  and  T  is
  VHthen  ΔI  is  UP 制御ルールL7 : if  pH  is  OK  and  T  i
s  OKthen  ΔI  is  NUL 制御ルールL8 : if  pH  is  OK  and  T  i
s  LHthen  ΔI  is  UP 制御ルールL9 : if  pH  is  OK  and  T  i
s  VHthen  ΔI  is  VU 制御ルールL10: if  pH  is  H  and  T  is
  OKthen  ΔI  is  NUL 制御ルールL11: if  pH  is  H  and  T  is
  LHthen  ΔI  is  UP 制御ルールL12: if  pH  is  H  and  T  is
  VHthen  ΔI  is  VU
【0015】ここで、上記の制御ルールL1 〜L12
はそれぞれ「or」結合されており、上記pH,T,Δ
Iは処理水16のpH,処理水16の濁度,凝集剤26
の注入変化量をそれぞれ表している。上記pHについて
、VSは「酸性」,Sは「やや酸性の傾向」,OKは「
中性」,Hは「アリカリ性の傾向」をそれぞれ表すファ
ジィ集合で、そのメンバーシップ関数の一例を図2に示
す。上記濁度Tについて、OKは「低い」,LHは「少
し高い」,VHは「高い」をそれぞれ表すファジィ集合
で、そのメンバーシップ関数の一例を図3に示す。また
、上記注入変化量ΔIについて、VDは「減少させる」
,Dは「多少減少させる」,NULは「現状のままでよ
い」,UPは「多少増加させる」,VUは「増加させる
」をそれぞれ表すファジィ集合で、そのメンバーシップ
関数の一例を図4に示す。これらのメンバーシップ関数
の値、すなわち満足度は何れも0以上1以下の数値で表
され、1の場合には条件を完全に満足していることを意
味している。なお、上記制御ルールL1 のifで表さ
れる前件部からは凝集剤26の注入量が過剰であること
が推定される。また、上記制御ルールL2 およびL4
 の前件部からは過剰注入の傾向があることがそれぞれ
推定され、上記制御ルールL6 の前件部からは浮遊物
が多いことが推定される一方、上記制御ルールL8 の
前件部からは凝集効果が少ないことが推定され、上記制
御ルールL11およびL12の前件部からは水質が全体
的に悪化したことがそれぞれ推定される。
【0016】次に、以上のように構成された水処理用凝
集濾過装置の作動を図5のフローチャートを参照して説
明する。
【0017】ポンプ18,30が作動させられることに
より水研ぎ排水12および凝集剤26が凝集濾過器22
へ供給されて凝集濾過器22から処理水槽14へ処理水
16が排出されると、その処理水16のpHおよび濁度
等がpH計32および濁度計34等によりそれぞれ検出
されて、pH信号SPおよび濁度信号ST等がコントロ
ーラ38へ逐次供給されることとなる。この状態で、コ
ントローラ38に設けられた凝集剤注入制御用スイッチ
(図示せず)がON操作されると、たとえば、以下のよ
うにして凝集剤26の注入量の制御が開始される。
【0018】まず、図5のフローチャートのステップS
1が実行されて、pH信号SPおよび濁度信号STが読
み込まれる。次に、ステップS2が実行されて、ステッ
プS1にて読み込まれたpH信号SPおよび濁度信号S
Tが表すpHおよび濁度のデータから、図2および図3
に示すメンバーシップ関数を用いてミニマム演算により
上記制御ルールL1 〜L12の適合度がそれぞれ決定
されるとともに、ステップS3が実行されて、ステップ
S2にて決定された各制御ルールL1 〜L12の適合
度から、図4に示すメンバーシップ関数を用いてミニマ
ム演算により各制御ルールL1 〜L12毎の推論結果
が決定される。次いで、ステップS4が実行されて、ス
テップS3にて決定された各制御ルールL1 〜L12
毎の推論結果がマキシマム演算により統合されることに
より制御ルールL1 〜L12全体としての推論結果が
決定される。次に、ステップS5が実行されることによ
り、ステップS4にて決定された全体的な推論結果から
、重み付き重心法により一点化することにより凝集剤2
6の注入変化量が決定されるとともに、ステップS6が
実行されることにより、その注入変化量が達成されるよ
うに流量制御弁28の絞り量が制御されて水研ぎ排水1
2への凝集剤26の注入が制御される。このようにして
ステップS6の凝集剤注入制御が完了すると、再びステ
ップS1以下が実行されて同様にして凝集剤26の注入
が制御され、かかる凝集剤26の注入制御が、前記凝集
剤注入制御用スイッチがOFF操作されるまでpH信号
SPおよび濁度信号STが読み込まれる毎に逐次行われ
ることとなる。
【0019】このように本実施例によれば、凝集濾過器
22に供給される水研ぎ排水12への凝集剤26の注入
変化量ひいては注入量が処理水16のpHおよび濁度に
基づいてファジィ制御により制御されるので、水研ぎ排
水12の凝集濾過器22における滞留時間が長くても、
処理水16のpHおよび濁度に基づいて凝集剤26の注
入量を好適に制御することができる。この結果、作業者
が凝集剤26の注入量を一々調整する必要がなく所望の
pHおよび濁度を有する処理水16を安定して確保する
ことができる水処理用凝集濾過装置が提供される。
【0020】また、本実施例によれば、水研ぎ排水12
への凝集剤26の注入量を処理水16のpHおよび濁度
に基づいて制御できることから、凝集剤26の注入量の
過不足を好適に抑制することができ、これにより、たと
えば、水研ぎ排水12への凝集剤26の過剰注入に起因
して処理水槽14内の処理水16に後凝集が生ずるのを
防止できる。処理水槽14内の処理水16に後凝集が生
ずると、処理水16の水質が悪化するとともに、その後
凝集による析出物が処理水槽14に付着して処理水槽1
4が汚れたりその付着物によって処理水16の水質の悪
化が比較的長期に亘って持続するおそれがあるのである
が、本実施例によれば、これらの不具合を好適に防止す
ることができる。
【0021】なお、前述の実施例では、水研ぎ排水12
への凝集剤26の注入量の制御は注入変化量を制御する
ことにより行われているが、注入量自体を数値制御する
ように構成することもできる。
【0022】また、前述の実施例では、水研ぎ排水12
への凝集剤26の注入量の制御は処理水16のpHおよ
び濁度に基づいて制御されているが、必ずしもその必要
はなく、たとえば、処理水16の導電率などの水質をも
制御の要素に入れてもよいし、さらに、水研ぎ排水12
の水質や流量などをも制御の要素に入れるようにしても
よい。
【0023】また、前述の実施例では、三角型および台
形型のメンバーシップ関数,所謂max−min合成,
および重み付き重心法による一点化を用いた、ファジィ
関係の合成則に基づくあいまい推論法により凝集剤26
の注入変化量が決定されているが、必ずしもその必要は
なく、たとえば、合成法として算術平均や幾何平均等を
用いたり、一点化法として最大平均法や最大中点法等を
用いたりすることもできるし、あるいは、ファジィ関係
の合成則に基づくあいまい推論法以外のあいまい推論法
により凝集剤26の注入変化量を決定するように構成す
ることも可能である。
【0024】また、前述の実施例では、注入制御手段は
流量制御弁28を備えて構成されているが、必ずしもそ
の必要はなく、たとえば、流量制御弁28を設けること
なく可変容量型ポンプを備えて構成されてもよい。
【0025】また、前述の実施例では、処理水16のp
Hおよび濁度を読み込む毎に制御ルールL1 〜L12
があいまい推論に基づいて演算されることにより凝集剤
26の注入変化量が決定されているが、必ずしもその必
要はなく、たとえば、処理水16のpHを小刻みに段階
的に変化させる一方そのpHの各段階毎に濁度を変化さ
せて各pHおよび濁度毎に制御ルールL1 〜L12を
あいまい推論に基づいて演算することにより凝集剤26
の注入変化量をそれぞれ求めて、図6において実線で示
すようなpH毎の関係(図6においては一部のpHにつ
いてのもののみ図示)を予め定め、この関係を用いて逐
次検出される処理水16のpHおよび濁度に基づいて凝
集剤26の注入変化量を決定するように構成してもよい
。このようにすれば、処理水16のpHおよび濁度を読
み込む毎にあいまい推論に基づく演算を一々行う必要が
ないことから凝集剤26の注入量を一層迅速に制御する
ことができる。この場合において、前記実線にて示す関
係を、たとえば図6において破線にて示すように、濁度
が所定量(図6においては0.4)変化する毎に凝集剤
26の注入変化量が階段状に変化するように加工すれば
、処理水16の濁度の変化に応じて凝集剤26の注入変
化量が小刻みにハンチングさせられるのを好適に防止す
ることができる。なお、図6において、縦軸の凝集剤注
入変化量の単位はppmとされているが、これは、水研
ぎ排水12中での凝集剤26の濃度の変化量として凝集
剤注入変化量が表されているためである。また、図6に
おいて、pH7.45、pH7.25、およびpH7.
05の破線にて示す関係は、便宜上、一部分が縦軸方向
へ僅かにずらして描かれている。
【0026】また、前述の実施例では、自動車の塗装工
程の水研ぎ工程において生ずる排水を再生するための水
処理用凝集濾過装置に本発明が適用された場合について
説明したが、自動車工業以外の分野で用いられる水処理
用凝集濾過装置においても本発明を適用し得ることは勿
論である。
【0027】その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範
囲において種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水処理用凝集濾過装置の一実施例の構
成を示す図である。
【図2】図1の装置のコントローラ38のROMに予め
記憶された処理水16のpHのメンバーシップ関数の一
例を示す図である。
【図3】図1の装置のコントローラ38のROMに予め
記憶された処理水16の濁度のメンバーシップ関数の一
例を示す図である。
【図4】図1の装置のコントローラ38のROMに予め
記憶された凝集剤26の注入変化量のメンバーシップ関
数の一例を示す図である。
【図5】図1の装置の作動を説明するためのフローチャ
ートである。
【図6】本発明の他の例を説明するための図であって、
あいまい推論に基づく演算により予め定められた、処理
水16のpH,処理水16の濁度,および凝集剤26の
注入変化量の関係の一例を示す図である。
【符号の説明】
12  水研ぎ排水(原水) 16  処理水 26  凝集剤 32  pH計(水質検出手段) 34  濁度計(水質検出手段) 38  コントローラ(注入量決定手段){28  流
量制御弁,38  コントローラ}注入制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  原水に凝集剤を注入して凝集および濾
    過を施すことにより処理水を得る水処理用凝集濾過装置
    であって、前記処理水の水質を逐次検出する水質検出手
    段と、該処理水の水質をパラメータとするメンバーシッ
    プ関数を含み、該処理水の水質に適した前記凝集剤の注
    入量が決定されるように予め定められた制御ルールを、
    あいまい推論に基づいて演算することにより、該凝集剤
    の注入量を決定する注入量決定手段と、該注入量決定手
    段により決定された凝集剤の注入量を達成するように前
    記原水への凝集剤の注入を制御する注入制御手段とを含
    むことを特徴とする水処理用凝集濾過装置。
JP9641091A 1991-04-01 1991-04-01 水処理用凝集濾過装置 Pending JPH04305206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9641091A JPH04305206A (ja) 1991-04-01 1991-04-01 水処理用凝集濾過装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9641091A JPH04305206A (ja) 1991-04-01 1991-04-01 水処理用凝集濾過装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04305206A true JPH04305206A (ja) 1992-10-28

Family

ID=14164203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9641091A Pending JPH04305206A (ja) 1991-04-01 1991-04-01 水処理用凝集濾過装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04305206A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10109094A (ja) * 1996-10-04 1998-04-28 Mori Plant:Kk 畜舎廃水等の処理方法
WO2012111402A1 (ja) * 2011-02-18 2012-08-23 株式会社 東芝 水処理システム及びその凝集剤注入方法
JP2013022505A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Mitsuyoshi Yamazaki 凝集剤注入量決定装置及び凝集剤注入量制御システム
JP2014065009A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Metawater Co Ltd ろ過助剤注入制御方法及びろ過助剤注入制御装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10109094A (ja) * 1996-10-04 1998-04-28 Mori Plant:Kk 畜舎廃水等の処理方法
WO2012111402A1 (ja) * 2011-02-18 2012-08-23 株式会社 東芝 水処理システム及びその凝集剤注入方法
JP2012170848A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Toshiba Corp 水処理システム及びその凝集剤注入方法
JP2013022505A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Mitsuyoshi Yamazaki 凝集剤注入量決定装置及び凝集剤注入量制御システム
JP2014065009A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Metawater Co Ltd ろ過助剤注入制御方法及びろ過助剤注入制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180037471A1 (en) Wastewater treatment system
JPH04305206A (ja) 水処理用凝集濾過装置
US7005073B2 (en) Residual wastewater chlorine concentration control using a dynamic weir
JP3731454B2 (ja) 凝結剤の薬注量決定方法及び薬注制御装置
JPH06102195B2 (ja) 排水のリン濃度制御方法
JP4785454B2 (ja) 汚泥脱水機における汚泥固形物供給量の調整方法および装置
JPH09290273A (ja) 凝集剤添加量調整方法及び装置
JP2007007601A (ja) 浄水処理方法及び浄水処理システム
JP3150182B2 (ja) 弗素含有廃水のカルシウム含有処理水の軟化処理における炭酸ナトリウム注入量の制御方法及び弗素分除去装置
JPH09122681A (ja) 水質制御装置
JP4968420B2 (ja) 凝集剤注入装置
CN114656016A (zh) 一种絮凝剂自适应投加方法和系统
JPS61125415A (ja) 凝集沈殿装置
JPH0739000B2 (ja) 沈澱池の排泥制御装置
JP2003047806A (ja) 凝集処理装置及び凝集処理方法
JP3057983B2 (ja) ベルトプレス型脱水機の制御装置
KR101156592B1 (ko) 여과 방식의 수처리 설비의 운영 장치 및 방법
CN115140816B (zh) 一种水净化的加药方法、装置及设备
JPH03174204A (ja) スラリブランケット型凝集沈殿装置
JP2004148146A (ja) 排水の処理方法
JPS62237988A (ja) 廃水処理方法
JP3937826B2 (ja) 凝集処理装置
JPS6028560B2 (ja) 活性汚泥水処理装置の制御方法
JPH078711A (ja) ろ過池洗浄時間制御装置
JPH0567322B2 (ja)