JPH03172747A - 接着構造物の非破壊検査法 - Google Patents
接着構造物の非破壊検査法Info
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- JPH03172747A JPH03172747A JP31196989A JP31196989A JPH03172747A JP H03172747 A JPH03172747 A JP H03172747A JP 31196989 A JP31196989 A JP 31196989A JP 31196989 A JP31196989 A JP 31196989A JP H03172747 A JPH03172747 A JP H03172747A
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は2例えば人工衛星の構体を形成するハニカム
サンドイッチパネルやハニカムサンドイッチパネルに太
陽電池セルあるいはオプティカルソーラリフレクタ−(
以下、 OSRと略す。)などを接着した接着構造物の
非破壊検査法の改良に関するものである。
サンドイッチパネルやハニカムサンドイッチパネルに太
陽電池セルあるいはオプティカルソーラリフレクタ−(
以下、 OSRと略す。)などを接着した接着構造物の
非破壊検査法の改良に関するものである。
[従来の技術]
第4図はハニカムサンドイッチパネルにOSRを接着し
た構造物を示した図である。第5図は第4図の厚み方向
の断面図である。
た構造物を示した図である。第5図は第4図の厚み方向
の断面図である。
(1)はフェーススキン、(2)はハニカムコア、
(3)は接着剤、(4)は銀蒸着を施した薄い板ガラス
からなるosR、(5)は接着剤の中に生じた空隙であ
る。
(3)は接着剤、(4)は銀蒸着を施した薄い板ガラス
からなるosR、(5)は接着剤の中に生じた空隙であ
る。
OSRは受ける太陽光のほとんどを反射し、一方でハニ
カムサンドイッチパネルから伝わる熱を宇宙空間へ効率
良(放射する。強い太陽光を受ける軌道上で人工衛星の
温度を安定化させるのに極めて有効であり1人工衛星の
構体となるハニカムサンドイッチパネルに多数、接着さ
れる。ところで、接着の際にしばしば、空気をまきこむ
ことがある。
カムサンドイッチパネルから伝わる熱を宇宙空間へ効率
良(放射する。強い太陽光を受ける軌道上で人工衛星の
温度を安定化させるのに極めて有効であり1人工衛星の
構体となるハニカムサンドイッチパネルに多数、接着さ
れる。ところで、接着の際にしばしば、空気をまきこむ
ことがある。
空隙(5)はこの空気によって生ずるもので、ハニカム
サンドイッチパネルからOSRへの熱伝導を妨げ放熱に
有効なOSRの面積を減らし、結果的に人工衛星の異状
な温度上昇をもたらす。ノ・ニカムサンドイッチパ不ル
とOSRとの接着は従って人工衛星の熱制御上、極めて
重要であるが、従来は目視もしくは人が直接、指でOS
Rを上から押し、その指に伝わる感触から空隙の有無を
判別していた。
サンドイッチパネルからOSRへの熱伝導を妨げ放熱に
有効なOSRの面積を減らし、結果的に人工衛星の異状
な温度上昇をもたらす。ノ・ニカムサンドイッチパ不ル
とOSRとの接着は従って人工衛星の熱制御上、極めて
重要であるが、従来は目視もしくは人が直接、指でOS
Rを上から押し、その指に伝わる感触から空隙の有無を
判別していた。
[発明が解決しようとする課題]
上記のような非破壊検査法では1作業者の経験や勘に頼
るところが多く、検査に正確さが期待できないばかりで
なく、検査に膨大な時間を要する近年の商用衛星では大
型化に伴い、1機力たり。
るところが多く、検査に正確さが期待できないばかりで
なく、検査に膨大な時間を要する近年の商用衛星では大
型化に伴い、1機力たり。
5000から6000枚のOSHh<接着されるため1
枚、1枚、指で押してい〈従来の方法では問題があり、
これに変わる検査法の確立が大きな課題であった。
枚、1枚、指で押してい〈従来の方法では問題があり、
これに変わる検査法の確立が大きな課題であった。
このような課題はハニカムサンドイッチパネルに太陽電
池セルを貼った1人工衛星の太陽電池パネルでも同様で
あり、この場合には、セルの枚数が数万枚であることか
ら、さらに切実である。またハニカムサンドイッチパネ
ルそのものも薄い板からなる接着構造物であり、全く、
同様である。
池セルを貼った1人工衛星の太陽電池パネルでも同様で
あり、この場合には、セルの枚数が数万枚であることか
ら、さらに切実である。またハニカムサンドイッチパネ
ルそのものも薄い板からなる接着構造物であり、全く、
同様である。
この発明は、かかる課題を解決するためになされたもの
で、短時間で効率良く処理可能で、しかも精度のたかい
非破壊検査法を確立することを目的とする。
で、短時間で効率良く処理可能で、しかも精度のたかい
非破壊検査法を確立することを目的とする。
1課題を解決するための手段]
この発明にかかわる非破壊検査法は、接着構造物を加熱
し一様な温度に昇温したまま大気中にさらし接着状態に
よる熱伝導の違いによって生じる表面温度の分布を赤外
線画像により識別して接着部における欠陥を検知するも
のである。
し一様な温度に昇温したまま大気中にさらし接着状態に
よる熱伝導の違いによって生じる表面温度の分布を赤外
線画像により識別して接着部における欠陥を検知するも
のである。
[作用]
この発明において、接着構造物の接着部における欠陥で
は1表面から大気により冷却される一方で、内部からの
熱が伝わりにくいため、正常に接着された部分に比べ温
度が低くなり、赤外線画像上ではスポットとなって現れ
るため容易に判別可能である。
は1表面から大気により冷却される一方で、内部からの
熱が伝わりにくいため、正常に接着された部分に比べ温
度が低くなり、赤外線画像上ではスポットとなって現れ
るため容易に判別可能である。
[実施例]
第1図、第2図はこの発明の一実施例を示すものである
。第1図で(6)はOSHを貼ったノ1ニカムサンドイ
ツチパネル、(7)は赤外線撮像カメラ、(8)は赤外
線撮像カメラ(7)の視野範囲である。OSHを貼った
ハニカムサンドイッチパネル(6)は接着剤を加熱硬化
するための加熱ブロック(9)で加熱され一様な温度に
昇温したまま、大気中に水平におかれている。
。第1図で(6)はOSHを貼ったノ1ニカムサンドイ
ツチパネル、(7)は赤外線撮像カメラ、(8)は赤外
線撮像カメラ(7)の視野範囲である。OSHを貼った
ハニカムサンドイッチパネル(6)は接着剤を加熱硬化
するための加熱ブロック(9)で加熱され一様な温度に
昇温したまま、大気中に水平におかれている。
赤外線撮像カメラ(7)はOSHを貼ったハニカムサン
ドイッチパネル(6)の上方に位置し、視野範囲(8)
にはOSHを貼ったハニカムサンドイッチパネル(6)
のすべてがおさまっている。
ドイッチパネル(6)の上方に位置し、視野範囲(8)
にはOSHを貼ったハニカムサンドイッチパネル(6)
のすべてがおさまっている。
第2図は接着剤を加熱硬化するための加熱ブロック(9
)による加熱の状態を示したものである。図において、
(3)(4X6)は従来と全く同一のものであり、熱
は接着剤を加熱硬化するための加熱ブロック(9)より
ハニカムサンドイッチパネル(6)、接着剤(3)を通
してOSH(4)に伝わる。
)による加熱の状態を示したものである。図において、
(3)(4X6)は従来と全く同一のものであり、熱
は接着剤を加熱硬化するための加熱ブロック(9)より
ハニカムサンドイッチパネル(6)、接着剤(3)を通
してOSH(4)に伝わる。
第3図は赤外線撮像カメラ(7)による画像を示したも
のである。図において、 (1)、 (4)、 (5)
は従来と全く、同一のものであり、 03R(4)の接
着部の空隙(5)は黒いスポットとなって現れている。
のである。図において、 (1)、 (4)、 (5)
は従来と全く、同一のものであり、 03R(4)の接
着部の空隙(5)は黒いスポットとなって現れている。
この大きさは薄くて、かつ、熱伝導率の低いガラスで
あるOSHにおいては、はぼ空隙(5)の大きさに等し
いさらに精度の高い測定が必要な場合には予め大きさの
わかっているレフ7ランスを用いて測定することができ
る。
あるOSHにおいては、はぼ空隙(5)の大きさに等し
いさらに精度の高い測定が必要な場合には予め大きさの
わかっているレフ7ランスを用いて測定することができ
る。
[発明の効果]
この発明は以上、説明したとうり、接着剤を加熱硬化す
るための加熱ブロックで加熱したまま、赤外線画像を用
い欠陥を測定することにより、効率的に、精度が高く、
シかも、同時に多くのOSRを検査できる効果がある。
るための加熱ブロックで加熱したまま、赤外線画像を用
い欠陥を測定することにより、効率的に、精度が高く、
シかも、同時に多くのOSRを検査できる効果がある。
なお、実施例では、 OSRを貼ったハニカムサンドイ
ッチパネルについて説明したが、太陽電池セルを貼った
場合でも、またハニカムサンドイッチパネルそのもので
も、同様の検査法が適用でき、同じ効果が期待できるの
はもちろんのことである。
ッチパネルについて説明したが、太陽電池セルを貼った
場合でも、またハニカムサンドイッチパネルそのもので
も、同様の検査法が適用でき、同じ効果が期待できるの
はもちろんのことである。
第1図は、この発明の一実施例を示す赤外線撮像カメラ
をもちいた非破壊検査法の図、第2図は接着剤を加熱硬
化するための加熱プロ・ツクによる加熱時の状態を示し
た図、第3図は、赤外線画像を示した図、第4図はOS
Rを貼ったノ\ニカムサンドイッチバ不ルの図で、第5
図は2第4図の厚み方向の断面図である。 図において、 (1)はフェーススキン、 (2)は/
1ニカムコ乙(3)は接着剤、(4)は銀蒸着を施した
薄い板ガラスからなるOSR,(5)は接着剤の中に生
じた空隙、 (6) it OSRを貼ッたノ・ニカム
サンドイ、ツチノ<ネル、(7)は赤外線撮像カメラ、
(8)は赤外線撮像カメラの視野範囲、(9)は接着剤
を加熱硬化するための加熱ブロックである。 なお1図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
をもちいた非破壊検査法の図、第2図は接着剤を加熱硬
化するための加熱プロ・ツクによる加熱時の状態を示し
た図、第3図は、赤外線画像を示した図、第4図はOS
Rを貼ったノ\ニカムサンドイッチバ不ルの図で、第5
図は2第4図の厚み方向の断面図である。 図において、 (1)はフェーススキン、 (2)は/
1ニカムコ乙(3)は接着剤、(4)は銀蒸着を施した
薄い板ガラスからなるOSR,(5)は接着剤の中に生
じた空隙、 (6) it OSRを貼ッたノ・ニカム
サンドイ、ツチノ<ネル、(7)は赤外線撮像カメラ、
(8)は赤外線撮像カメラの視野範囲、(9)は接着剤
を加熱硬化するための加熱ブロックである。 なお1図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 薄い板状の材料を外表面に接着した接着構造物の非破壊
検査法において、上記、接着構造物を、加熱して一様な
温度に昇温したまま大気中にさらし接着状態による熱伝
導の違いによって生じる表面温度の分布を赤外線画像に
より識別して、接着部における欠陥を検知することを特
徴とする接着構造物の非破壊検査法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31196989A JPH03172747A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 接着構造物の非破壊検査法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31196989A JPH03172747A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 接着構造物の非破壊検査法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03172747A true JPH03172747A (ja) | 1991-07-26 |
Family
ID=18023616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31196989A Pending JPH03172747A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 接着構造物の非破壊検査法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03172747A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2849197A1 (fr) * | 2002-12-20 | 2004-06-25 | Usinor | Procede et dispositif de controle photothermique de flans d'aciers colles |
US8373758B2 (en) | 2009-11-11 | 2013-02-12 | International Business Machines Corporation | Techniques for analyzing performance of solar panels and solar cells using infrared diagnostics |
-
1989
- 1989-11-30 JP JP31196989A patent/JPH03172747A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2849197A1 (fr) * | 2002-12-20 | 2004-06-25 | Usinor | Procede et dispositif de controle photothermique de flans d'aciers colles |
WO2004063736A1 (fr) * | 2002-12-20 | 2004-07-29 | Usinor | Procede et dispositif de controle photothermique de flans d'aciers |
US8373758B2 (en) | 2009-11-11 | 2013-02-12 | International Business Machines Corporation | Techniques for analyzing performance of solar panels and solar cells using infrared diagnostics |
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