JPH1010322A - 偏光板検査装置およびその検査方法 - Google Patents

偏光板検査装置およびその検査方法

Info

Publication number
JPH1010322A
JPH1010322A JP16752096A JP16752096A JPH1010322A JP H1010322 A JPH1010322 A JP H1010322A JP 16752096 A JP16752096 A JP 16752096A JP 16752096 A JP16752096 A JP 16752096A JP H1010322 A JPH1010322 A JP H1010322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polarizing plate
inspection
image
inspected
defect
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16752096A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiharu Kamimaru
道治 神丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP16752096A priority Critical patent/JPH1010322A/ja
Publication of JPH1010322A publication Critical patent/JPH1010322A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polarising Elements (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一枚づつ目視にて検査する効率の悪さや、検
査時間が被検査偏光板の大きさに影響されることによる
非効率を改善し、生産効率の向上を図った液晶表示装置
の偏光板検査装置およびその検査方法を提供する。 【解決手段】 本発明の偏光板検査装置10は、光を出
射する光源11、光学フィルタ12、基準となる無欠陥
偏光板13、被検査偏光板14を設置する被検査偏光板
設置部15、投射レンズ16および検査像を映写するス
クリーン17などにより構成される。そして、光源11
から出射した光を、無欠陥偏光板13および被検査偏光
板14に投射し、投射レンズ16によって被検査偏光板
14の全体像をスクリーン17に映出するようにした。
これにより、塵埃や瑕等の欠陥箇所の大きさや程度がよ
く識別できるようになり、検査の判断が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は偏光板の検査装置お
よびその検査方法に関し、更に詳しくは、液晶表示装置
に使用される偏光板の検査工程を改良することにより、
検査効率の向上を図った液晶表示装置の偏光板検査装置
およびその検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置はフラットな構造や低消費
電力に特徴があり、液晶プロジェクタや液晶モニタ付き
ビデオカメラに代表される液晶表示装置付き電子機器等
に実用化され普及しつつある。図2は本発明に係わる液
晶表示装置の基本的な構成を示す図であり、図における
液晶表示装置1は、対向基板2および駆動基板3から大
略構成されている。
【0003】対向基板2には、図示を省略したR、G、
Bのカラーフィルタ(カラー液晶装置の場合)や透明電
極4A等が形成されている。駆動基板3には、互いに絶
縁された走査線と信号線が形成されていて、その交差部
には各画素駆動用の薄膜トランジスタ(図示省略)が形
成されるとともに、透明電極4B等が形成されている。
かかる構造を有する液晶表示装置はアクティブマトリク
ス型と呼ばれる。
【0004】これら対向基板2および駆動基板3は、そ
れぞれの製造工程において製造された後、所定の間隔を
もって対向配置されるとともに、スペーサ(図示省略)
を挟持してシール材5によって接合され、図示を省略し
た注入孔から液晶6を注入して製造される。その後、こ
の液晶表示装置は偏光板貼着工程に移され、ガラス基板
の両面に偏光板7A、7Bを貼着することにより、上記
構成の液晶表示装置1が完成される。
【0005】前述の偏光板貼着工程に使用される偏光板
7は、何れも図示を省略したが、PVA(ポリビニルア
ルコール)を3〜5倍に延伸して偏光基体を作り、この
偏光基体を両側から保護するTAC(トリアセチルセル
ロース)と貼り合わせることにより製造される。続い
て、切断工程に移されて各パネルサイズに切断され、ラ
ベラー加工工程によって透明キャリアテープ8(同図
(b)参照)に貼り合わされる。
【0006】このように加工された偏光板7は、偏光板
検査工程に移され、50〜100枚の単位で全数検査さ
れる。すなわち、従来の偏光板の検査は、被検査偏光板
7を顕微鏡に一枚づつセットし、目視にて偏光板7の塵
埃や瑕等の不良箇所Cの検査がなされる。なお、本発明
の対象となる液晶表示装置の偏光板は、例示した構造に
限られるものではなく、単に例示したにすぎない。
【0007】しかしながら、このような従来の偏光板検
査方式では、偏光板7を一枚づつ目視にて検査している
ため、検査に時間を費やし非効率である。また、偏光板
7一枚あたりの面積が大きくなるにつれて、更に多くの
検査時間が必要となり検査数量に限界がある。このこと
は、液晶表示装置の生産効率を低下させるとともに、液
晶表示装置の製造コストを上昇させるという問題点があ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる問題点
に鑑みてなされたもので、その課題は、液晶表示装置に
使用される偏光板の検査工程において、一枚づつ目視に
て検査する効率の悪さや、検査時間が被検査偏光板の大
きさに影響されることによる非効率を改善し、生産効率
の向上を図った液晶表示装置の偏光板検査装置およびそ
の検査方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した本発明の課題を
解決するために以下の手段を講じた。すなわち、光を出
射する光源と、光源から出射した光の光学処理を行う
(熱線領域のカット等)光学手段と、基準となる無欠陥
偏光板と、被検査偏光板を設置する被検査偏光板設置手
段とを備えた。更に光源から検査光として出射され、光
学手段、無欠陥偏光板および被検査偏光板を透過した検
査像を拡大して投射する投射手段と、この検査像を映写
する映写手段とを備えた。
【0010】また、本発明の偏光板検査装置は、映写手
段に映写された検査像を撮像する撮像手段と、撮像手段
によって撮像された検査像を処理する処理手段とを備え
た。そして、この処理手段によって検査像と予め設定さ
れた基準像との比較・検査を行うことにより、被検査偏
光板の検査を自動的に行うことができる。
【0011】上述した本発明の偏光板の検査は、以下の
工程により行われる。すなわち、光を出射する光出射工
程と、光出射工程にて出射された光の光学処理を行う光
学処理工程と、基準となる無欠陥偏光工程と、被検査偏
光板を設置する被検査偏光板設置工程と、光出射工程か
ら出射され、光学処理工程、無欠陥偏光工程および被検
査偏光板を透過した検査像を拡大して投射する投射工程
と、検査像を映写する映写工程とを含む。そして、映写
工程に拡大して映写された該検査像を用いて被検査偏光
板の検査を行うことを特徴とする。
【0012】本発明の偏光板検査装置およびその検査方
法によれば、光源から出射した光を、基準となる無欠陥
偏光板とともに被検査偏光板を投射レンズで拡大し、被
検査偏光板の全体像がスクリーンに拡大して投影される
ようにしたため、塵埃や瑕等の欠陥箇所の大きさや程度
がよく識別できるようになり、目視による判断が容易と
なる。また、被検査偏光板の全面が同時に見渡せること
から、検査時間が被検査偏光板の大きさに影響されるこ
となく、効率的な検査を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態につき添付図面を参照して説明する。
【0014】図1を参照して本発明の偏光板検査装置の
構成を説明する。図1は本発明の偏光板検査装置の概略
構成を模式的に示す断面図である。
【0015】本発明の偏光板検査装置10は、光を出射
するハロゲンランプやメタルハライドランプ等の光源1
1、光学手段たる光学フィルタ12、基準となる無欠陥
偏光板13、被検査偏光板14を設置する被検査偏光板
設置部15、投射手段としての投射レンズ16、および
検査像を映写する映写手段たるスクリーン17などによ
り構成される。
【0016】本発明の偏光板検査装置およびその検査方
法を説明する。
【0017】本発明の偏光板検査装置10の光源11か
ら出射した光は、光学フィルタ12により熱線領域をカ
ットされ、無欠陥偏光板13に照射される。無欠陥偏光
板13は、後述する被検査偏光板14の偏光軸に対して
90度回転して設定されている。被検査偏光板設置部1
5には、被検査偏光板14が無欠陥偏光板13の偏光軸
と90度回転して設置される。なお、被検査偏光板14
が無欠陥偏光板13の偏光軸の設置角度は、上述した例
に限らず任意に変更可能である。
【0018】被検査偏光板14を経た検査像は投射レン
ズ16によってスクリーン17上に拡大投射され結像す
る。スクリーン17としては反射式でも透過式の何れで
も良い。投射レンズ16はフォーカス調整機能を有して
おり、スクリーン17に映写される検査像は投射レンズ
16にてフォーカス調整がなされる。そして、偏光板の
全体が検査像としてスクリーン17に鮮明に投影される
ようになり、塵埃や瑕等の欠陥箇所の大きさや程度がよ
く識別できるようになる。
【0019】すなわち、その具体的効果として、 1.被検査偏光板の欠陥箇所の検査時間が、従来の一枚
づつ目視にて検査する方法より短縮できる。 2.投射レンズなどの検査装置の構造上の制約の許す限
り、被検査偏光板の大きさに柔軟に対応できる。 3.本発明の偏光板検査装置は偏光板の全体を投影する
ため、検査時間が被検査偏光板の大きさに影響されな
い。 4.本発明の偏光板検査装置は偏光板の全体を投影する
ため、塵埃や瑕等の大きさが視覚的に捉えやすく、判定
がし易い。等を挙げることができる。
【0020】また、スクリーン17の前面にCCDカメ
ラ(図示省略)を設置して検査像を撮像し、同じく図示
を省略した処理手段のメモリに、予め不良となる基準像
を記憶しておき、処理手段によって検査像と基準像を比
較することにより、偏光板検査を自動化することも可能
である。
【0021】本発明は前記実施の形態例に限定されず、
種々の実施形態を採ることができる。例えば、前記実施
の形態例では一例として前面照射型の光学装置を用いた
偏光板検査装置を例示したが、検査像をスクリーンの裏
面から照射する背面照射型の光学装置を用いても良い。
また、本発明は前記実施の形態例に限定されず、様々な
形態に発展できることは言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の偏光板検
査装置およびその検査方法によれば、光源から出射した
光を、無欠陥偏光板および被検査偏光板に投射し、投射
レンズによって被検査偏光板の全体像が映出されるよう
にスクリーンに拡大投影するようにしたため、塵埃や瑕
等の欠陥箇所の大きさや程度がよく識別できるようにな
り、検査の判断が容易となる。特に、被検査偏光板の全
体像がスクリーンに映出されるため、検査時間が被検査
偏光板の面積に影響されず、大型の偏光板も小型の偏光
板と同様の検査時間で検査することが可能となる。これ
により、偏光板の検査効率が向上するとともに、液晶表
示装置トータルの生産効率が向上する効果がある。
【0023】また、本発明の偏光板検査装置およびその
検査方法によれば、スクリーンに被検査偏光板の全体像
が投影されるため、塵埃や瑕等の大きさが視覚的に捉え
やすくなり、CCDカメラ等を用いた自動検査も容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の偏光板検査装置の概略構成を模式的
に示す断面図である。
【図2】 本発明に係わる液晶表示装置の基本的な構成
を示す図であり、(a)は液晶表示装置の模式的な断面
図、(b)は液晶表示装置に使用される偏光板の上面図
である。
【符号の説明】
1…液晶表示装置、2…対向基板、3…駆動基板、4
A,4B…透明電極、5…シール材、6…液晶、7,7
A,7B…偏光板、8…透明キャリアテープ、10…本
発明の偏光板検査装置、11…光源、12…光学フィル
タ、13…無欠陥偏光板、14…被検査偏光板、15…
被検査偏光板設置部、16…投射レンズ、17…スクリ
ーン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を出射する光源と、 光の光学処理を行う光学手段と、 基準となる無欠陥偏光手段と、 被検査偏光板を設置する被検査偏光板設置手段と、 光源から出射され、光学手段、無欠陥偏光手段および被
    検査偏光板を透過した検査像を拡大して投射する投射手
    段と、 該検査像を映写する映写手段とを具備することを特徴と
    する偏光板検査装置。
  2. 【請求項2】 映写手段に映写された検査像を撮像する
    撮像手段と、撮像手段によって撮像された該検査像を処
    理する処理手段とを備え、処理手段によって該検査像と
    予め設定された基準像との比較・検査を行うことによ
    り、被検査偏光板の検査を自動的に行うことを特徴とす
    る請求項1に記載の偏光板検査装置。
  3. 【請求項3】 光を出射する光出射工程と、 光の光学処理を行う光学処理工程と、 基準となる無欠陥偏光工程と、 被検査偏光板を設置する被検査偏光板設置工程と、 光出射工程から出射され、光学処理工程、無欠陥偏光工
    程および被検査偏光板を透過した検査像を拡大して投射
    する投射工程と、 該検査像を映写する映写工程とを含み、 映写工程に拡大して映写された該検査像を用いて被検査
    偏光板の検査を行うことを特徴とする偏光板検査方法。
  4. 【請求項4】 映写手段に映写された検査像を撮像する
    撮像工程と、撮像工程によって撮像された該検査像を処
    理する処理工程とを含み、処理工程によって該検査像と
    予め設定された基準像との比較・検査を行うことによ
    り、被検査偏光板の検査を自動的に行うことを特徴とす
    る請求項3に記載の偏光板検査方法。
JP16752096A 1996-06-27 1996-06-27 偏光板検査装置およびその検査方法 Pending JPH1010322A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16752096A JPH1010322A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 偏光板検査装置およびその検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16752096A JPH1010322A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 偏光板検査装置およびその検査方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1010322A true JPH1010322A (ja) 1998-01-16

Family

ID=15851223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16752096A Pending JPH1010322A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 偏光板検査装置およびその検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1010322A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005283564A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Optimax Technology Corp 光学膜のテスト装置
CN102279094A (zh) * 2011-03-16 2011-12-14 中国科学院上海技术物理研究所 一种标定偏振片透光轴的装置及方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005283564A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Optimax Technology Corp 光学膜のテスト装置
CN102279094A (zh) * 2011-03-16 2011-12-14 中国科学院上海技术物理研究所 一种标定偏振片透光轴的装置及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101286534B1 (ko) 액정표시장치의 검사장치 및 검사방법
TWI328111B (en) Test system and test method using virtual review
JP2008045959A (ja) 液晶表示パネルの検査装置及び検査方法
US10169855B2 (en) Method and device for detecting defects on a display subtrate
WO2019061608A1 (zh) 一种面板点灯机、面板点灯测试系统及测试方法
JP2005043341A (ja) パネル検査装置
JP2004233184A (ja) 液晶パネルの偏光板貼付け精度検査方法
JP3378795B2 (ja) 表示装置の検査装置および検査方法
JP2004198163A (ja) 保護フィルム粘着偏光板の欠陥検査方法
CN110398198B (zh) 柔性显示板检查用夹具及利用其的检查装置
JP2008040201A (ja) 液晶パネル検査方法及び装置
JPH1010322A (ja) 偏光板検査装置およびその検査方法
KR20150000580A (ko) 엘이디 백라이트 시스템을 이용한 액정 디스플레이 패널의 광학영상검사시스템
KR102037050B1 (ko) 표시장치용 비전검사 시스템 및 이의 검사방법
KR20070006480A (ko) 실 라인 검사 장치 및 이를 이용한 실 라인 검사 방법
JP2002341345A (ja) 平面表示装置の製造方法、及びこのためのバックライトの検査方法
JP2008216810A (ja) 液晶パネル検査装置及び液晶パネル検査方法
JP2005241586A (ja) 光学フィルムの検査装置および光学フィルムの検査方法
JP2931505B2 (ja) マトリクス型表示装置に用いられるカラーフィルタの検査装置及び検査方法
KR20140139929A (ko) 표시 패널의 검사 장치 및 검사 방법
JP2824101B2 (ja) 表示装置の欠陥修正装置
JP2000066164A (ja) 基板外観検査装置
JP3932873B2 (ja) 液晶パネルの検査装置及び検査方法
JP2019158442A (ja) 表示パネル検査システムおよび表示パネル検査方法
JP2003177371A (ja) 液晶表示装置の検査装置及びその検査方法