JPH03172696A - 蛇腹管 - Google Patents

蛇腹管

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JPH03172696A
JPH03172696A JP1311960A JP31196089A JPH03172696A JP H03172696 A JPH03172696 A JP H03172696A JP 1311960 A JP1311960 A JP 1311960A JP 31196089 A JP31196089 A JP 31196089A JP H03172696 A JPH03172696 A JP H03172696A
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bellows
tube
bellows tube
resin material
resonance
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Masayoshi Usui
正佳 臼井
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Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
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Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は蛇腹管に係り、特に自動車の排気管、或いは振
動を伴う各種機械、装置等の配管のように可視性と加振
状悪下での使用とが要求される場合に好適な蛇腹管に関
する。
(従来の技術) 蛇腹管は振動吸収の機部を具備しているため、自動車の
エンジン室内の配管や船舶のエンジン廻りや空調関係の
ポンプ、コンプレッサなどの配管接続に広く使用されて
いる。
第8図は従来の蛇腹管の構成を示す断面図で、同図に示
すように、例えば金属製の円筒体1の周面に周知のロー
ル成形成いは液圧成形などの方法で波形壁2が形成され
ている。
(発明が解決しようとする課題) 前述の従来の蛇腹管では、製造の過程で蛇腹管に局部的
に肉薄部分が発生しがちである。このような肉薄部分が
蛇腹部に存在すると、その肉薄部分で折損事故が発生す
るおそれがある。
特にこの種の蛇腹管は、例えば自動車のエンジンルーム
などの狭い場所に屈折状態で配設されることが多く、そ
の際に固定部の近傍が肉薄となっていると、振動によっ
て破損し易くなる。
また、同一形状の蛇腹が同一周期で繰り返して形成され
ている蛇腹管は、共振周波数が全長にわたってほぼ一定
で、外部振動に共振し易く折損事故を起し易い。
さらに、特定周波数に全体が共鳴しがちで、この共鳴音
が耳障りな騒音となることも知られている。
また、第8図の円筒体1として板材を同軸状に巻回した
多重巻円筒体を使用すると、多重巻円筒体の巻き終りの
側縁部が波形壁形成工程で剥離して浮き上り、高品質の
蛇腹管が形成されないことがある。
この場合、巻き終りの側縁部を溶接して固定することも
行われているが、この側縁部を固定すると蛇腹管の可撓
性が低下すると共に、波形壁形成時に多重巻円筒体に歪
みが生じて蛇腹管が脆くなることがある。
本発明は、前述したような蛇腹管の現状に鑑みてなされ
たものであり、その目的は簡単な構造で共振による折損
を防止し、騒音の発生も大幅に低減し、さらに多重巻円
筒体から蛇腹管を形成する場合には、波形壁形成時に生
ずる巻き終り側縁部の剥離をおさえることが出来る蛇腹
管を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明は蛇腹管の蛇腹部分
が樹脂材で囲繞された構成となっている。
(作用) 本発明によると、蛇腹管の蛇腹部分が樹脂材で囲繞され
ているので、樹脂材が蛇腹部分の振動を吸収し、蛇腹管
全体が同一周波数で共振することが防止される。
また、樹脂材の存在によって蛇腹管全体が、特定の周波
数に共鳴することがなく、共鳴音が騒音として発生しな
い。この樹脂材は池の部品との干渉で蛇腹管が傷付くこ
とを防止する保護層ともなっている。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、第1の実施例の構成を示す断面図で、単一層
の金属円筒5の周面に周知の波形壁形成手段によって山
部6と谷部7からなる蛇腹部8が形成されている。実施
例においては、このようにして形成された蛇腹部8に、
グラスファイバ、炭素繊維、アラミド繊維などを混入し
た熱収縮チューブ10を嵌挿させた後に、加熱処理を施
すことによって熱収縮チューブ10を蛇腹部8に収縮囲
繞させである。
この場合、熱収縮チューブ10の両端をベルトなどの固
定手段によって蛇腹管に対して精度よく位置決めして配
設することも出来る。
蛇腹部8上に配設される熱収縮チューブ10は、蛇腹部
8部分の振動を吸収するダンパとして作用し、蛇腹管全
体が同一周波数に共振しなくなるので、外部振動に共振
して折損事故を生じることが防止される。
また、蛇腹部8が特定の周波数に共鳴することが、熱収
縮チューブ10の存在で阻止されるので、特定周波数に
蛇腹管全体が共鳴して耳障りな騒音が発生することがな
く、熱収縮チューブ10は透過音の減衰カバーの機能も
具備している。
さらに、例えば自動車のエンジンルーム内で加振状態で
使用される蛇腹管が、他の部品と干渉した場合でも熱収
縮チューブ10が保護層として機能し、蛇腹管が傷付か
ない。
第1図では、単一層円筒5から蛇腹管が形成されている
が、僅かに管径の異なる複数の円筒体が、互いに外周面
と内周面とを対接させて嵌挿された多層円筒体を用いる
ことも、また薄板が巻回された多重巻円筒体を用いるこ
とも出来る。特に、多重巻円筒体を用いて蛇腹管が形成
される場合、実施例によると巻き終り側縁部に生じ易い
剥離を熱収縮チューブ10が直接おさえ、或いは剥離部
分上を被覆するので、剥離部が露出することがなく高品
質の蛇腹管が得られる。
第2図は第2の実施例の構成を示す断面図で、この第2
の実施例は、すでに述べた第1の実施例の熱収縮チュー
ブ10に代えて樹脂シート11を蛇腹部8を被って蛇腹
管に巻き付け、両端部をベルト12で蛇腹管に固定した
構成となっている。
第2の実施例において、ベルト12に代えてクリップで
樹脂シート11を固定することも可能であり、樹脂シー
ト11を蛇腹部8を被うよう蛇腹管全体に第4図のよう
に直接コーテングすることも出来る。
更に、第5図のように蛇腹部8の山部6のみ、や第6図
のように谷部7のみを樹脂シート11でコーティングす
ることも出来る。
この第2の実施例も第1の実施例と同一の効果を奏する
第3図は第3の実施例の構成を示す断面図で、第3の実
施例は、第2の実施例に対して樹脂シート11を蛇腹部
の一部を囲繞するように配設した構成となっている。
この第3の実施例では、樹脂シート11を製造の過程で
生じる蛇腹管の肉薄部分や配設時の固定部などを選択し
て配設することにより、蛇腹管の強化を効果的に行うこ
とが出来る。蛇腹管の保護層としては第2の実施例と異
なり樹脂シート11は部分的に保護を行うが、その他の
効果はすでに説明した第2の実施例と同一である。
更に第7図のように熱収縮シート10の内面と蛇腹部8
の谷部7との間隙をシリコンゲルと微小中空球体の混合
物のようなゲル状物質、又はシリコンオイル等の高粘度
物質等からなる液状吸振物質13で充填することも出来
る。
このようにして、各実施例によると、蛇腹管全体が外部
振動に共振して折損事故が発生することが防止され、蛇
腹管が特定の周波数に共鳴して耳障りな騒音を発生する
ことが阻止される。また、熱収縮チューブ或いは樹脂シ
ートが加振状態下で使用される蛇腹管の他の部品との干
渉時の保護層となる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によると簡単な構造
で、蛇腹管が外部振動に共振して折損することが防止さ
れ、特定周波数に共鳴して生じる騒音を減少させ、蛇腹
管を他部品との干渉による傷付きから保護し、さらに多
重巻円筒体から作成される蛇腹管の場合には、巻き終り
側縁部の剥離をカバーし外観品質が向上する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第1の実施例の構成を示す断面図、第
2図は本発明の第2の実施例の構成を示す断面図、第3
図は本発明の第3の実施例の構成を示す断面図、第4図
乃至第7図は夫々更に他の実施例の一部拡大断面図、第
8図は従来の蛇腹管の構成を示す断面図である。 1・・・円筒体、2・・・波形壁、5・・・金属円筒、
6・・・山部、7・・・谷部、8・・・蛇腹部、10・
・・熱収縮チューブ、11・・・樹脂シート、12・・
・ベルト、13・・・液状吸振物質。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)蛇腹管の蛇腹部分が樹脂材で囲繞されていること
    を特徴とする蛇腹管。
  2. (2)樹脂材が熱収縮チューブであることを特徴とする
    請求項(1)に記載の蛇腹管。
  3. (3)樹脂材の両端が蛇腹管に固定されていることを特
    徴とする請求項(2)に記載の蛇腹管。
  4. (4)樹脂材が樹脂シートで、蛇腹管に巻き付け固定さ
    れていることを特徴とする請求項(1)に記載の蛇腹管
  5. (5)樹脂材が蛇腹部分にコーテングされていることを
    特徴とする請求項(1)に記載の蛇腹管。
  6. (6)樹脂材が蛇腹部分の1部を被つていることを特徴
    とする請求項(1)に記載の蛇腹管。
  7. (7)蛇腹管が複層管であることを特徴とする請求項(
    1)に記載の蛇腹管。
  8. (8)囲繞された樹脂材と蛇腹部の谷部との間に液状吸
    振物質を充填したことを特徴とする請求項(1)に記載
    の蛇腹管。
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