JPH0317162Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0317162Y2
JPH0317162Y2 JP1982198428U JP19842882U JPH0317162Y2 JP H0317162 Y2 JPH0317162 Y2 JP H0317162Y2 JP 1982198428 U JP1982198428 U JP 1982198428U JP 19842882 U JP19842882 U JP 19842882U JP H0317162 Y2 JPH0317162 Y2 JP H0317162Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust pipe
indoor side
wall
indoor
outdoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982198428U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59103137U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19842882U priority Critical patent/JPS59103137U/ja
Publication of JPS59103137U publication Critical patent/JPS59103137U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0317162Y2 publication Critical patent/JPH0317162Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、室内の空気を換気するための換気装
置に関する。
従来技術 典型的な先行技術は、台所に設けられた軸流フ
アンなどによつて実現される換気扇である。この
ような換気扇では、炊事時の油などを含んだ空気
が羽根に付着したとき、この羽根は比較的複数な
形状を有しているので、掃除がしにくい。
目 的 本考案の目的は、掃除を簡単に行うことができ
る換気装置を提供することである。
考案の構成 本考案は、壁1に形成された取付孔5に嵌め込
まれて固定され、室内側から室外側に先細のラツ
パ状に形成され、壁1から室外側に突出して延び
る延在部10を有し、壁1内で室内寄りの上部に
は連結孔13が形成され、水平な一直線状の軸線
を有する吐出筒8と、 吐出筒8内に半径方向内方に間隔をあけてかつ
吐出筒8の軸線と共通な水平軸線を有して、配置
され、室内側から室外側に先細のラツパ状に形成
され、室外側の端部9は、吐出筒8の延在部10
の外方端よりも室内側に位置し、室内側の端部7
に半径方向外方に延びるフランジ18が形成され
る排気筒6と、 吐出筒8の室内側の端部5に固定され、吐出筒
8の半径方向内方に延び、室内側で吐出筒8と排
気筒6との間の間〓を塞ぐ取付板21と、 取付板21に前記フランジ18を、室内側から
の手動操作で着脱可能に取付けるねじ22,23
と、 壁1内に設けられ、吐出筒8の連結孔13と室
外とを連通する連結筒14と 連結筒14内に設けられ、水平な回転軸線を有
し、その回転軸線方向の室外側の端部から室外の
空気を吸引して連結孔13側に圧送するシロツコ
フアン15と、 シロツコフアン15を回転駆動し、連結筒14
の室内側の側部に設けられるモータ16と、 吐出筒8の延在部10の遊端部でその上部に、
水平軸線を有するヒンジピン25のまわりに角変
位可能に取付けられ、延在部10の遊端部を開閉
する蓋24と、 蓋24を駆動して延在部10の遊端部を開閉さ
せる駆動手段26とを含むことを特徴とする換気
装置である。
実施例 第1図は、本考案の一実施例の縦断面図であ
る。台所の壁1に近接してガスコンロ2などが設
けられる。コンロ2によつて調理される被調理物
3からの油などを含むガスは、本考案に従う換気
装置4によつて外部に排出される。壁1には、取
付孔5が形成される。排気筒6は、水平な一直線
状の軸線を有し、排気の上流(すなわち室内側、
第1図の左方)から下流(すなわち室外側、第1
図の右方)に向けて大略的に先細のラツパ状に形
成されて取付孔5に嵌め込まれて固定されてお
り、一端部7が排気の上流(第1図の左方)に臨
む。この排気筒6を外囲して吐出筒8が設けられ
る。この吐出筒8は、排気筒6の室外側の端部9
から半径方向外方に間隔をあけて開口しかつ排気
の下流(第1図の右方)に延びて壁1から室外側
に突出して延びる延在部10を有する。排気筒6
と、吐出筒8の内周面との間には、環状の間〓1
1が形成されている。吐出筒8は、排気の上流か
ら下流側に先細になつたラツパ状に形成されてい
る。端部9は、延在部10の外方端よりも室内側
に位置する。排気筒6の外周面と吐出筒8の内周
面とによつて形成される空間12に連通するよう
に、吐出筒8の室内寄りの上部には、連結孔13
が形成される。この連結孔13には、連結筒14
が固着される。連結筒14にはシロツコフアン1
5が設けられる。このシロツコフアン15は、連
結筒14の室内側の側部に設けられたモータ16
によつて回転駆動される。シロツコフアン15
は、壁1の厚み方向すなわち排気の排出方向に平
行である水平な回転軸線を有し、その回転軸線方
向の室外側の端部、すなわち吸込口17から、室
外の空気を吸引して連結筒14から連結孔13側
に圧送する。排気筒6の室内側の端部7には、半
径方向外方に延びるフランジ18が形成される。
排気筒6、は第1図に明らかなように、吐出筒8
の軸線と共通な水平軸線を有する。
第2図は、排気筒6の一端部7付近の断面図で
ある。吐出筒8の一端部5に形成された外向きフ
ランジ19にはねじまたは釘などの取付部材20
が挿通して、吐出筒8が壁1に固定される。この
吐出筒8には、室内側すなわち排気の上流側の端
部5に取付板21が固定され、この取付板21
は、吐出筒8の半径方向内方に延び、室内側で吐
出筒8と排気筒6との間の間〓を塞ぐ。この取付
板21には、内ねじ22が刻設される。フランジ
18を挿通する蝶ねじ23は内ねじ22に螺合
し、これによつて排気筒6は吐出筒8に室内側か
らの手動操作で着脱可能である。
吐出筒8の延在部10の遊端部は、蓋24が駆
動手段26によつて開閉駆動される。蓋24は、
延在部10の遊端部の上部で水平軸線を有するヒ
ンジピン25のまわりに角変位可能である。この
蓋24は、駆動手段26によつて延在部10の遊
端部を開閉可能である。駆動手段26は、(1)電磁
ソレノイドが励磁されることによつて、その励磁
期間中、蓋24を駆動して延在部10の遊端部を
開いている構成であつてもよく、あるいは(2)室内
から操作される紐が引張られるたびごとに蓋24
を、駆動して延在部10の遊端部を開閉する構成
を有してもよい。
蓋24が開かれた状態で、フアン15が駆動さ
れる。これによつてガスコンロ2からの排ガスお
よび被調理物3からの油などを含むガスは、排気
筒6の一端部7から他端部9側に吸引される。こ
のとき吐出筒8の端部10からは室内のガスがフ
アン15からの空気とともに外部に排出されるこ
とになる。
排気筒6の形状は簡単であり、したがつて排気
筒6の内周面に油などが付着したときには蝶ねじ
23を緩めて排気筒6を取外して清掃を行うこと
ができる。この排気筒6を通る空気は、比較的低
速度であり、しかも排気筒6の内周面と接触する
低速度の層流底層の膜厚が大きい。したがつて排
気筒6の内周面に油などが付着する確率は小さ
い。そのため排気筒6の内面は、前述のような在
来の換気扇に比べて、汚れにくいという優れた利
点がある。また排気筒6からのガスは、空間11
においてフアン15からの空気と混合されて希釈
されるので、屋外に排出されるガスの臭いが薄く
なり、環境の悪化が防がれる。フアン15は屋内
に設けられていないので、室内での騒音の発生が
抑えられる。
排気筒6の内面全面に保護膜を貼付けておき、
その保護膜が油などによつて汚損されたときに、
保護膜を剥がして新たな保護膜を貼付けてもよ
い。このようにすることによつて排気筒6を清掃
のたびごとに取外すことがない。
本考案は、台所のガスを排出するために実施さ
れるだけでなく、その他の部屋の換気や便所の排
臭器などとして用いることができる。
効 果 以上のように本考案によれば、次の効果が達成
される。
(a) 排気筒6内には、前述の先行技術における羽
根が存在せず、この排気筒6は室内側から室外
側に先細のラツパ状に形成されており、その構
成が単純である。したがつて、その排気筒6が
汚損したとき、丸洗いなどして掃除を簡単に行
うことができる。
(b) この排気筒6は、室内側からのねじ22,2
3の手動操作で、壁1から着脱自在である。し
たがつて室内側、たとえば台所などでその排気
筒6を取外して掃除することができ、作業性が
極めて良好である。
(c) 本考案では、上述のように排気筒6には羽根
などが存在せず、したがつてその排気筒6内を
流れる室内の空気と排気筒6の内周面との相対
速度は小さい。しかもこの排気筒6は、室内側
から室外側に先細のラツパ状に形成されてお
り、したがつてその排気筒6の流路断面積は、
室内側から室外側に小さくなつている。したが
つて室内側の空気は、いわば縮流となつて室外
に排出される。そのため、排気筒6内の空気は
層流となり、その層流底層の膜厚が大きい。
このような理由に基づき、排気筒6の内周面
に油などの異物が付着することが抑制される。
(d) また本考案では、排気筒6の室外側の端部9
は、吐出筒8の延在部10よりも室内側に位置
し、したがつて排気筒6からの室内の空気は、
フアン15によつて供給される室外の空気に混
合されて外部に排出される。したがつて室内の
空気がそのまま排出される前述の先行技術にお
ける換気扇などと比べて、本考案では外部の環
境の悪化が防がれる。
(e) 排気筒6は、上述のように室内側から室外側
に先細のラツパ状に形成されているので、室内
側では排気筒6は大きな流路断面積を有する。
したがつて室内側で広い空間から空気を吸引し
て室外側に導くことができ、しかも排気筒6は
上述のようにラツパ状であるので乱流が生じな
い。このようにして集気効率が良好であり、換
気を上首尾に達成することができる。
また排気筒6内では、空気の乱流が生じない
ので、油等の異物が排気筒6に付着することが
確実に防がれる。
(f) 排気筒6は、その室外側の端部9において細
くなつているので、いわばジエツトポンプの原
理に基づき、室内の空気の誘引排出の効率が良
好である。
(g) また本考案では、シロツコフアン15を用
いて、室外の空気を、そのシロツコフアン15
の水平な回転軸線の方向の室外側の端部から吸
引し、このシロツコフアン15によつてその吸
引した空気を、90度方向変換して、連結孔13
側に圧送するようにしたので、連結筒14の室
内側の側部に、そのシロツコフアン15を駆動
するモータ16を取付けることが可能となる。
これによつてモータには、室内の汚れた空気が
吹き付けられることがなく、したがつてモータ
16の汚損が防がれる。またモータ16の保守
は、室内側で行うことができ、作業性が良好で
ある。
(h) 排気筒6には、室内側の端部7に半径方
向外方に延びるフランジ18が形成されてお
り、このフランジ18は、取付板21に、ねじ
22,23によつて室内側からの手動操作で着
脱可能に取付けられているので、室内側から、
排気筒6を取外すことが可能である。これによ
つて室内側で、汚損しやすい排気筒6を取外し
て、洗浄などすることができる。
(i) 吐出筒8の延在部10の遊端部で、その遊端
部の上部には、水平軸線を有するヒンジピン2
5が設けられ、このヒンジピン25によつて蓋
24が角変位可能に取付けられており、この蓋
24は、駆動手段26によつて、延在部10の
遊端部を開閉する。したがつて本件換気装置の
不使用時には、延在部10の遊端部を蓋24に
よつて閉じておくことができ、外部からの風雨
が室内側に吹き込むことがなく、また外部の騒
音が室内側に伝わることが防がれる。
(j) この蓋24は、上述のように、延在部10の
遊端部でその上部に角変位可能に取付けられて
おり、したがつてシロツコフアン15がモータ
16によつて駆動されているとき、その蓋24
は延在部10の遊端部を開き、これによつて室
内側から排出される汚れた空気が、シロツコフ
アン15内にシヨートパスして吸引することが
防がれる。これによつてシロツコフアン15
は、清浄な室外の空気を、連結孔13に圧送す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図
は排気筒6の端部7付近の断面図である。 1……壁、2……ガスコロン、4……換気装
置、5……取付孔、6……排気筒、8……吐出
筒、10……延在部、13……連結孔、15……
シロツコフアン、16……モータ、21……取付
板、22……ねじ孔、23……蝶ねじ、24……
蓋、25……ヒンジピン、26……駆動手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 壁1に形成された取付孔5に嵌め込まれて固定
    され、室内側から室外側に先細のラツパ状に形成
    され、壁1から室外側に突出して延びる延在部1
    0を有し、壁1内で室内寄りの上部には連結孔1
    3が形成され、水平な一直線状の軸線を有する吐
    出筒8と、 吐出筒8内に半径方向内方に間隔をあけてかつ
    吐出筒8の軸線と共通な水平軸線を有して、配置
    され、室内側から室外側に先細のラツパ状に形成
    され、室外側の端部9は、吐出筒8の延在部10
    の外方端よりも室内側に位置し、室内側の端部7
    に半径方向外方に延びるフランジ18が形成され
    る排気筒6と、 吐出筒8の室内側の端部5に固定され、吐出筒
    8の半径方向内方に延び、室内側で吐出筒8と排
    気筒6との間の間〓を塞ぐ取付板21と、 取付板21に前記フランジ18を、室内側から
    の手動操作で着脱可能に取付けるねじ22,23
    と、 壁1内に設けられ、吐出筒8の連結孔13と室
    外とを連通する連結筒14と 連結筒14内に設けられ、水平な回転軸線を有
    し、その回転軸線方向の室外側の端部から室外の
    空気を吸引して連結孔13側に圧送するシロツコ
    フアン15と、 シロツコフアン15を回転駆動し、連結筒14
    の室内側の側部に設けられるモータ16と、 吐出筒8の延在部10の遊端部でその上部に、
    水平軸線を有するヒンジピン25のまわりに角変
    位可能に取付けられ、延在部10の遊端部を開閉
    する蓋24と、 蓋24を駆動して延在部10の遊端部を開閉さ
    せる駆動手段26とを含むことを特徴とする換気
    装置。
JP19842882U 1982-12-28 1982-12-28 換気装置 Granted JPS59103137U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19842882U JPS59103137U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19842882U JPS59103137U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59103137U JPS59103137U (ja) 1984-07-11
JPH0317162Y2 true JPH0317162Y2 (ja) 1991-04-11

Family

ID=30423993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19842882U Granted JPS59103137U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 換気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59103137U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4735355B2 (ja) * 2006-03-20 2011-07-27 パナソニック株式会社 給気換気装置
JP2012042064A (ja) * 2010-08-13 2012-03-01 Yutaka Senzaki 換気装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4948659U (ja) * 1972-07-29 1974-04-27
JPS5449756U (ja) * 1977-09-13 1979-04-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59103137U (ja) 1984-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
MXPA05000802A (es) Montaje de extraccion que tiene acoplamiento flexible.
JP2007162979A (ja) レンジフード
JPH0317162Y2 (ja)
CA2151995A1 (en) Humidifier with removable suction tube
JP2007303741A (ja) 換気扇
CN207507196U (zh) 一种空气净化器
JP4251584B2 (ja) 外部フードの防虫構造
WO2020248585A1 (zh) 吸尘器转换件及吸尘器组件
JP3971041B2 (ja) 換気扇
JPH10318196A (ja) 排気装置
JPH0694280A (ja) 天井用換気扇
JP4429402B2 (ja) レンジフード
JPS629456Y2 (ja)
JP2641655B2 (ja) レンジフード
JP2002243229A (ja) 非接触形厨房換気装置
JP2000130808A (ja) 吸気・送風装置
JPS60218545A (ja) 換気装置
JP2001020893A (ja) 換気扇
JP2002349923A (ja) 排気装置
JPH05164374A (ja) ダクト用換気扇
JPH10300155A (ja) 換気扇プロペラ
JPS6212191Y2 (ja)
JP2533977Y2 (ja) 空気調和機の送風装置
JP2001272065A (ja) 換気扇
JPH10170045A (ja) レンジフード