JPH0317085A - ジオキサボリナン化合物 - Google Patents

ジオキサボリナン化合物

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JPH0317085A
JPH0317085A JP1151520A JP15152089A JPH0317085A JP H0317085 A JPH0317085 A JP H0317085A JP 1151520 A JP1151520 A JP 1151520A JP 15152089 A JP15152089 A JP 15152089A JP H0317085 A JPH0317085 A JP H0317085A
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JP
Japan
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formula
compound expressed
compound
reacted
dioxaborinane
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Pending
Application number
JP1151520A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Seto
浩二 瀬戸
Hitoshi Tabuchi
均 田淵
Shigetoshi Takahashi
成年 高橋
Hiroshi Matsubara
浩 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kasei Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kasei Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0317085A publication Critical patent/JPH0317085A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は重合性基を有する新規な2−(4一置換フェニ
ノレ)−4−〔アクリノレオキシ(又はメタアクリノレ
オキシ)アルキ” :l  11 31 2−ジオキサ
ポリナン化合物に関する。
本発明の化合物は不飽和結合と細長い構造を有するため
,従来のネマチック液晶配合物への添加が有効であシ,
マた重合物へと変換することによυ,光記録材料,カラ
ー偏光板などのエレクトロニクス材料への応用が期待さ
れる。
〔従来の技術〕
本発明の2−( 4’一置換フェニル)−4−(アクリ
ノレオキシ(又はメタアクリノレオキシ)アルキ# :
l − 1.3.2−ジオキサボリナン化合物は文献未
記載の化合物である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は,新規な2−(4一置換フェニル)一4 − 
(−アクリノレオキシ(又はメタアクリノレオキシ)一
ア〃キル]−1.3.2−ジオキサボリナン化合物を提
供することを目的とする, 〔問題を解決するための手段〕 本発明は.一般式〔■〕 X (式中Rはアルキル基,アノレコキシ基,アルコキシ力
ノレボニル基,シアノ基又はハロゲン原子を,Xは水素
原子又はメチ/V基を.nは2〜15の整数をそれぞれ
示す)で表わされる2−(4一置換フェニ/I/)−4
−〔アクリノレオキシ(又はメタクリノレオキシ)アノ
レキtv ) − 1.3.2−ジオキサボリテン化合
物である。
一般式〔I〕にpいて,Rとしては一般式〔■〕CH3
 ( CH2 )tn−[11)(式中mぱ0〜14の
整数を示す)で表わされる直鎖アルキル基,一般式〔■
〕 CHs ( CHt )t O−(III)(式中tは
O−14の整数を示す)で表わされる直鎖アルコキシ基
,一般式(ID CH3(CHz)K00C −     (ID(式中
kはO〜14の整数を示す)で表わされるアルコキシ力
ルボニル基,Sアノ基又はフッ素,塩素などのハロゲン
原子が挙げられる, 本発明の2−(4−置換フェニル)−4−Cアクリノレ
オキシ(又はメタクリノレオキシ)アルキル〕−1.3
.2−ジオキサボリナンは概略次の方法で製造される。
Bi (CHz ),, CH (COOCzHs)2
〔A〕 (上式中nは2〜l5の整数を,  DBUぱ1,8−
ジアザビーシクロ(5,4.0:l  ウンデカ−7−
エンをそれぞれ示す) 〔発明の作用効果〕 本発明の2−(4一置換フェニ/v ) −4 − C
アクリノレオキシ(又はメタアクリノレオキシ)7μキ
# ) − 1.3.2−ジオキサボリナンは新規な化
合物であり,不飽和結合と細長い構造を有するため.従
来のネマチック液晶配合物への添加が有効であう,1た
重合物へと変換することによう,光記録材料,カラー偏
光板などのエレクトロニクス材料への応用が期待される
〔実 施 例〕
次に実施例を例示して本発明を説明する。
リウムで乾燥した。エーテ/V溶液を炉過し.濃縮した
後,減圧下で未反応のマロン酸ジエチルとジプロモアp
カンを留去した。 残留物として次式〔A〕の化合物を
得た。
Br(CHz)。CH(COOCzHs),     
  (A)例.n=8の場合のプロトンNMRピーク攪
拌器,滴下ロート,温度計及び還流冷却器を備えた20
0 CCの三ツ口フラスコに,ジプロモアルカン75m
molと無水エタノール5Qmlを仕込み,窒素気流中
で,あらかじめマロン酸ジエチ/L’76mmolとナ
トリウムエトキシド76mmol及び無水エタノー1’
50mlを混合溶解した溶液を.エタノーノレが還流す
る様に加熱しながら滴下した。滴下は15分間で終了し
.エタノーノレが還流する温度に保ってさらに17時間
攪拌反応させた。反応終了後はエタノールを留去し.残
留からエーテル抽出した。得られたエーテlv溶液を1
0%水酸化ナトリウム水溶液,水の順で洗浄した後無水
硫酸ナトこの化合物はこれ以上精製せずに次の反応に使
用した。
攪拌゛器,温度計及び還流冷却器を備えた2tの四ツロ
フラスコに前反応で得た中間化合物[:A:3 40m
mo+とメタノー/v 500 mlを仕込み攪拌溶解
した後,攪拌しながらナトリウムボロハイドライド59
4 mmolを少しずつ30分間かけて投入した。ナト
リウムボロハイドライド投入開始後,すぐに発熱反応が
始tbやがてメタノールが還流し始めるが,ゆるやかに
還流が続くように加えた。加え終った後,加熱をしてゆ
るやかに還流する様にして30分間反応した。反応終了
後は室温に戻し,析出した不溶物を炉過助剤をつめたガ
ラスフィノレターで除き.得られたメタノール溶液を濃
縮後,カラムクロマトグラフィー(200メッシュのシ
リカゲル100 f ,展開溶謀:ベンゼンから酢酸エ
チルへの煩斜)によシ単離精製した。
得られた各化合物の性状と物性と共に結果を第1表に示
す。
IUa例2   2−(4−置換フェニノレ)−4−プ
ロモ〔C〕の合威 攪拌器,温度計及び還流冷却器付き共沸脱水器を備えた
200 CCの三ツ口フラスコに製造例1で得f:. 
2−7”ロモアルキ/L’−1.3−プロパンシオーノ
レIQ +nmolと4−置換フエニルボロン酸IQ 
mmolをトノレエン50 mlと共に仕込み,還流温
度で共沸脱水をトこなった。1〜2時間で反応を終了し
,減圧下テトルエンを留去した後,カラムクロマトグラ
フィー(200メッシュのシリカゲ/L’60fl  
展開溶謀:ジクロルエタン)によシ単離精製した。
得られた各化合物の性状と物性と共に結果を第2表に示
す。
注) マロン酸ジエチルからの収率 実施例2−(4 一置mフエニノレ)−4−(アクリノ
レ攪拌器,温度計及び還流冷却器を備えた5Q ccの
三ツ口フラスコに製造例2で得た2−(4一置換フェニ
/V ) − 4−プロモアルキルーL3,2−ジオキ
サボリナン(c:) 2 m+nol  及びアクリノ
レ酸(又はメタアクリノレ酸) 3 +nmOI  の
無水ペンセン溶液lQ mlと1,8−シアザビシクロ
( 5.4.0 )ウンデカー7−エン( DBU )
 3 m+nolの無水ベンセン溶液5 mlを窒素気
流下で仕込み.攪拌溶解した。反応温度を60℃とし.
この温度で2時間攪拌しながら反応させた。反応後は室
温に戻し.ベンゼンを留去した後,カラムクロマトグラ
フイー(200メッシュのシリカゲノレ202,展開m
lJX : シクロルメタン)及びヘキサンからの再結
晶によう単離精製した。各化合物の構造はIR及びNM
Rスペクトノレデータで確認した。
得られた各化合物の性状と物性と共に結果を第3表に示
す。
【図面の簡単な説明】
第1図は.実施例で得られた化合物胤1の赤外吸収スペ
クトルであり,第2図は該化合物のプロトンNMRスペ
クトルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中Rはアルキル基、アルコキシ基、アルコキシカル
    ボニル基、シアノ基又はハロゲン原子を、Xは水素原子
    又はメチル基を、nは2〜15の整数をそれぞれ示す)
    で表わされるジオキサボリナン化合物。
JP1151520A 1989-06-14 1989-06-14 ジオキサボリナン化合物 Pending JPH0317085A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015537056A (ja) * 2012-09-10 2015-12-24 蘇州漢朗光電有限公司Halation Photonics Corporation スメクチックa相液晶材料
CN111560179A (zh) * 2020-04-01 2020-08-21 德鹿新材料技术(上海)有限公司 一种水性无机相变储能节能涂料及制备方法

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JP2015537056A (ja) * 2012-09-10 2015-12-24 蘇州漢朗光電有限公司Halation Photonics Corporation スメクチックa相液晶材料
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