JPH0317083A - 置換チエノピリミジン誘導体 - Google Patents

置換チエノピリミジン誘導体

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Publication number
JPH0317083A
JPH0317083A JP2139540A JP13954090A JPH0317083A JP H0317083 A JPH0317083 A JP H0317083A JP 2139540 A JP2139540 A JP 2139540A JP 13954090 A JP13954090 A JP 13954090A JP H0317083 A JPH0317083 A JP H0317083A
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JP
Japan
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formula
methylphenylamino
amine
alkyl
thieno
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Pending
Application number
JP2139540A
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English (en)
Inventor
Thomas H Brown
トーマス・ヘンリー・ブラウン
Robert J Ife
ロバート・ジョン・アイフ
Colin A Leach
コリン・アンドリュー・リーチ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SmithKline Beecham Intercredit BV
Original Assignee
SmithKline Beecham Intercredit BV
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Filing date
Publication date
Application filed by SmithKline Beecham Intercredit BV filed Critical SmithKline Beecham Intercredit BV
Publication of JPH0317083A publication Critical patent/JPH0317083A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D495/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D495/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D495/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/04Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system for ulcers, gastritis or reflux esophagitis, e.g. antacids, inhibitors of acid secretion, mucosal protectants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は置換チエノピリミジン誘導体、それらの製造方
法、それらの製造に有用な中間体、それらを含有する医
薬組戊物および治療におけるそれらの使用に関する。
したがって、本発明は、第1の態様において、[式中、
R”8よびR2は同一または異なり、各々、水素、炭素
数1〜4のアルキル、− ( C H t )n A 
r %nはO〜4、Arは所望により置換されていても
よい7エニル基であるか、またはR′8よびR!はそれ
らが結合する窒素原子と一緒になって、所望により、ざ
らにl以上のへテロ原子を含有していてもよい飽和また
は不飽和環を形戊し,RlおよびR4は同一または異な
り、各々、水素、炭素数1〜4のアルキル、−(C H
 .)nA r’、nは0〜4、Ar’は所望により置
換されていてもよい7エニル基であるか、またはR3お
よびR4はそれらが結合する窒素原子と一緒になって、
所望により、さらに1以上のへテロ原子を含有していて
もよい飽和または不飽和環を形戊し:R6は水素、炭素
数1〜4のアルキル、炭素数1〜4のアルコキシまたは
CO−アルキル(アルキルの炭素数1〜4):nはlま
たは2;Aは、−S C H−C H−、CH−CHS
−または−CHSCH−;および点線は、AがーSCH
=CH−または一CH厘CHS−である場合に、二重結
合であることを意味する]で示される化合物およびその
医薬上許容される塩を提供する。
好適には RlおよびR8は同一または異なり、各々、
水素または−(CH2)nAr、nはO〜4、A「は所
望により置換されていてもよい7エニル基であるか、ま
たはR1およびR!はそれらが結合する窒素原子と一緒
になって、所望により、さらに1以上のへテロ原子を含
有していてもよい飽和または不飽和環を形戊する。さら
に好適には、R’8よびR!の一方が水素または炭素数
1〜4のアルキルであり、他方が水素、炭素数1〜4の
アルキルまたは−(CH.)nArである。最も好適に
は、RlおよびR2の一方が水素または炭素数1〜4の
アルキルであり、他方が−(CH!)nArである。好
ましくは、RlおよびR2の一方が炭素数1〜4のアル
キルであり、他方が−(C H 2)nA rであって
、最も好ましくは、R1およびR!の一方が炭素数1〜
4のアルキル、特にメチルであり、他方が−(CH.)
nAr (nが0)である。
好適には、Arは非置換であるか、または水素、炭素数
l〜4のアルキル、炭素数1〜4のアルコキシ、炭素数
l〜4のアルキルチオ、ハロゲン、シアノ、アミノ、ヒ
ドロキシ、カルバモイル、カルポキシ、炭素数1〜4の
アルカノイルまたはトリフルオロメチルから選択される
1〜3個の置換基により置換されている。さらに好適に
は, Arは非置換であるか、まt;は水素、炭素数l
〜4のアルキル、炭素数1〜4のアルコキシ、炭素数1
〜4のアルキルチオ、ハロゲン、シアノ、アミ/、ヒド
ロキシ、カルバモイル、カルボキシ、炭素数l〜4のア
ルカノイルまたはトリフルオロメチルから選択される2
個の置換基により置換されている。さらに好ましくは、
Arは非置換であるか、または炭素数l〜4のアルキル
または炭素数1〜4のアルコキシから選択される2個の
置換基により置換されている。最も好ましくは、Arは
非置換であるか、または前記の群、特に、炭素数l〜4
のアルキルまたは炭素数1〜4のアルコキシから選択さ
れるl個の置換基により置換されている。
好適には RlおよびR′は同一または異なり、各々、
水素、炭素数1〜4のアルキルまたは−(C H *)
nA r’、nは0〜4、Ar’は所望により置換され
ていてもよいフェニル基であるか、U−はR3およびR
4はそれらが結合する窒素原子と一緒になって、所望に
よりさらにl以上のへテロ原子を有していてもよい飽和
または不飽和環を形或する。さらに好適には、R3およ
びR1の一方が水素まt;は炭素数1〜4のアルキルで
あり、他方が水素、炭素数1〜4のアルキルまたは−(
CH,)n−Ar’であるか、またはR”8よびR′は
それらが結合する窒素原子と一緒になって、飽和または
不飽和炭素環式環を形戊する。最も好適には、R3およ
びR4の一方が水素または炭素数l〜4のアルキルであ
り、他方が水素、炭素数1〜4のアルキルまt;は−(
C H .)nA r’である。好ましくは、R3およ
びR1の一方が水素まt;は炭素数1〜4のアルキルで
あって、他方が−(C H 1)nA Sであり、さら
に好ましくは R3およびR4の一方が水素であって、
他方が−(CHt)nAr’であり、最も好ましくは、
R3およびR4の一方が水素であって、他方が−(CH
g)nAr’ (nはO)である。
好適には、Ar’基は非置換であるか、または所望によ
り、前記のRlまたはR2におけるAr基に関して記載
されているl〜3個の置換基により置換されていてもよ
い。好ましくは、Ar’基はlまl;は21IIの基、
例えば、炭素数I〜4のアルキル基、特にメチル基、ま
たはハロゲン原子、特にフッ素原子により、または炭素
数l〜4のアルキル基およびハロゲン厚子または炭素数
1〜4のアルコキシ基、特にメチル基およびフッ素原子
またはメトキン基および7ツ素原子によりll!換され
ている.特に好ましくは、Ar’基は環の2位にて1個
の基、特にメチル基により置換されている。
好適には、R5は水素、炭素数l〜4のアルキル、炭素
数1〜4のアルコキシまたはCO−アルキル(アルキル
の炭素数1〜4)であり、好ましくは、R″は水素であ
る。
好適には、nは1または2であり、好ましくはnは1で
ある。
好適には、Aは−CHSCH@、−CH−CHS−また
は−SCH=CH−であり、好ましくは、Aは−SCH
冨CH一である。
炭素数1〜4のアルキル基(単独でまたは他の基の一部
として)は、直鎖まt;は分枝鎖とすることができる。
RI−RIのl以上が炭素数3〜4のアルキル基(単独
でまたは他の基の一部として)である式(I)の化合物
が、炭素数3〜4のアルキル基の存在により不斉中心を
有しうろことは明らかである。かかる化合物は、2種(
またはそれ以上)の光学異性体(エナンチオマー)とし
て存在する。両方の純粋なエナンチオマー、ラセミ混合
物(各エナンチオマ−50%づつ)および各エナンチ才
マーの非等量混合物は本発明の範囲内に含まれる。さら
には、可能なすべてのジアステレオマー形(純粋ナエナ
ンチオマーおよびその混合物)も本発明の範囲内である
本発明の化合物は、当該分野における公知方法に類似す
る方法により製造することができる。したがって、本発
明は、さらなる態様において、(a)式(■): NRIR2 1 [式中、R1、R2、R5、Aおよびnは、要すれば保
護形である以外、式(1)の記載と同じ、Xはアミンに
より置換可能な基を意味する] で示される化合物を、式 R3R’NH E式中、R3およびR4は式(1)の記載と同じ}で示
されるアミンと反応させるか、 (b)式(III)ニ ア1 [式中、R1、R4、R6、Aおよびnは式(1)の記
載と同じ、x1はアミンにより置換可能な基を意味する
] で示される化合物を、式 R’R”NH E式中、R1およびR2は式(I)の記載と同じ1で示
されるアミンと反応させるか、または(c)NR’R2
8よびNR’R’が同じである式(I)の化合物では、
式(■): X 〔式中、A.,R’およびnは式(I)の記載と同じ、
XおよびXIはアミンにより置換可能な基を意味する] で示される化合物を、式: R’R″NHまたはR”R.’NH で示されるアミンと反応させ、その後、所望により、い
ずれの保護基も除去し、医薬上許容される塩を形威させ
ることからなる式(I)の化合物またはその医薬上許容
される塩を製造する方法を提供する。
アミンにより置換可能な好適な基、XおよびXIは当業
者にとって明らかであり、例えば、ハロゲン、特に塩素
、メチルチオのようなS−アルキル(アルキルの炭素数
1〜4)、ヒドロキシおよびフエノキシを包含する。
式(ff)の化合物とアミン.R”R’NHどの反応は
、好適には、不活性溶媒中、高温にて実施する。
好ましくは、該反応は、溶媒の不在下、高温にて実施す
る。
式(I[[)の化合物とアミン.R’R”NHとの反応
は、好適には、不活性溶媒の存在下または不在下、好ま
しくは、溶媒の不在下にて実施する。
式(IV)の化合物と適当なアミンとの反応は、好適に
は、式(IIt)の化合物と式: R’R”NHのアミ
ンとの反応にて記載されている条件と類似する条件にて
実施する。
特に、脱離基Xおよびx1はハロゲン、好ましくは塩素
であって、前記および実施例における一般条件下、適当
なアミン.R’R”NHおよびR3R’NHにより置換
することができる。脱離基の特性に依存する他の条件お
よび試薬は当業者にとって明らかであり、例えば、R1
およびR!が共に水素である式(1)の化合物は、ジャ
ーナル・オブ・ヘテσサイクリック・ケミストリ−(J
.Het.Chem.),9.1235 (1972)
に記載の方法に従って、7エニルホスホルジアミデート
と反応させることにより、Xがヒドロキシである式(I
[[)の対応する化合物から製造することができる。
式(I)の化合物の医薬上許容される酸付加塩は、標準
操作により、例えば、その特性が当業者に明らかである
適当な有機または無機酸と反応させることによって製造
することができる。例えば、医薬上許容される塩は、塩
酸、硫酸またはリン酸;脂肪族、芳香族または複素環式
スルホン酸または、例えば、クエン酸、マレイン酸また
は7マル酸のようなカルボン酸と反応させることにより
形戊することができる。
式(n)#よび(II1)の中間化合物は、当該分野に
おける公知方法に類似する操作により製造することかで
きる。式:R’R”NHおよびR’R’NHのアミンは
、商業上入手可能であるか、または有機化学の分野にお
ける当業者に周知の標準技法により製造することができ
る。
例えば、Aが、−C H−C H S−まl;は−SC
H−CH−で、Xが塩素である式(I!)の化合物は、
反応式工に略述する経路により製造することができる。
反応式I (Cl (1)尿素 (ii)  POCQz.PhNMe,.  Δ(出)
  R’R”NH,EtOH Aが・C H−S C H−である式(I[+)の化合
物は、以下の反応弐■に略述されている反応を介して製
造することができる。
反応式■ (1)イソチオシアン酸ベンゾイル,トルエン(j)K
OH,MeOH (ii)R’X” (R’は炭素数1〜4のアルキル.
x2はハロゲン) ( iv )  H N R ’ R ’<v) PO
C(1,, Δ Aが−SCH−CH−であり、Xが塩素である式(II
1)の化合物は、反応式■に略述する操作により製造す
ることができる。
(D) (El H H (F) (G) F1 (XZX) (i)  KSCN,HCQ (u)R″X’,NaOH (R’は炭素数1−4のア
ルキル.X!はハロゲン) (ii)  R’R’NH (iv)  POCI2s.Δ 式(■)8よび(III)の化合物を製造するのに用い
る出発物質は商業上入手可能であるか、または標準方法
により製造することができる。
特に、反応式■における、Aが−CHヨCHS−で、R
4が水素である化合物(C)が、英国特許第15704
94号およびプル・ソク・シミ・フランス(Bull.
Soc.Chiw.France) 5 2 9 . 
1 9 75に記載されており;Aが−S C H−C
 H−で、RSが水素である化合物(C)がDE205
8086に記載されており;R−がエチルである反応式
■における化合物(F)が英国特許第1309182号
に開示されている。
前記反応において、芳香族環A『およびAr’上の基(
例えば、ヒドロキシまたはアミン基)が、要すれば、「
保護されl;」形態であることに留意すべきであり、そ
れは当業者にとっては明らかである。例えば、アミノ基
は、ニトロ基の形態にて保護され、適宜、アミノ基に変
換することができ、ヒドロキシ基は、例えば、「グリー
ン・ティー・ダブリュ− (Green6T.W.).
有機化学における保護基」に記載されている標準基を用
いて保護することができ、それはまた他の基に関してさ
らに適当な保護基を提供する。
式(I)の化合物およびその医薬上許容される塩は、胃
腸HゝK”ATPアーゼ酵素を抑制することにより抗分
泌効果を発揮する(7エレニウス・イバーグリンド・テ
ィー,サックス・ジー.オルケ・エル,エランダー・ビ
ー,ジ3ストランド・エス・イーおよびウォールマーク
・ビー( F elleniusE.,Barglin
dh T.,Sachs G.,Olke L.,E 
lander B ., S jostrand S 
.E .およびWallmark B .). 1 9
 8 1 ,ネイチャ−(Nature),290,1
59〜6l). したがって、さらなる態様において、本発明は治療にお
ける用途としての式(I)の化合物およびその医薬上許
容される塩を提供する。
式(1)の化合物およびその医薬上許容される塩は、外
因的および内因的に刺激された胃酸分泌を抑制し、噛乳
動物、特にヒトの胃腸障害の治療において有用である。
かかる障害は、例えば、胃および十二指腸潰瘍ならびに
ゾリンジャ一一エリソン症候群(Zollinger−
Ellison Syndroa+a)を包含する。さ
らに、式(1)の化合物は、抗分泌効果が望ましい他の
疾患の治療、例えば、胃炎、NSAID誘発胃炎、胃潰
瘍、急性上部腸出血の患者、慢性かつ過度のアルコール
消耗の病歴を有する患者、および胃食道逆流疾患(GE
RD)の患者に用いることができる。
前記使用に加えて、式(工)の化合物は、医薬における
骨吸収の抑制剤として有用であることが期待できる。通
常の患者では、骨吸収と骨形戊の間に均衡が保たれてい
るが、骨粗しよう症、バジェット病および上皮小体冗進
症のような骨を冒す疾患および関連疾患の患者において
は、この均衡が崩れている。結果として、該患者は骨組
織の喪失、骨質量の減少および骨ぜい弱を患い、それは
骨の破損をもたらす。骨吸収(または骨喪失)は破骨細
胞の活性と対応しており、かかる細胞の活性を抑制する
(そうして骨吸収を抑制する)薬剤が骨喪失の減少に対
して有益な効果を有し、前記疾患症状の治療において有
効であると思われる.該化合物は破骨活性および骨吸収
の抑制剤であり、骨喪失が要因である疾患、特に、骨粗
しよう症、バジェット病および上皮小体冗進症の治療に
おける医薬として有用であると思われる。
治療的使用において、本発明の化合物は、通常、標準的
医薬組成物にて投与される。したがって、本発明は、さ
らなる態様において、式(1)の化合物またはその医薬
上許容される塩と、医薬上許容される担体とからなる医
薬組成物を提供する。
経口投与した場合に活性である式(1)の化合物および
その医薬上許容される塩は、例えば、シロップ、懸濁液
またはエマルジ3ンのような液体、錠剤、カプセルおよ
びロゼンジとして処方することができる。
液体処方は、一般に、好適な液体担体、例えば、エタノ
ール、グリセリン、非水性溶媒、例えば、ボリエチレン
グリコール、油類または水中の該化合物または医薬上許
容される塩の懸濁液または溶液と、沈澱防止剤、防腐剤
、フレーバー剤または着色剤とからなる。
錠剤形の組戊物は、固体処方の製造に通常用いられるい
ずれの好適な医薬担体も用いて製造することができる。
かかる担体の例は、ステアリン酸マグネシウム、澱粉、
ラクトース、シュークロースおよびセルロースを包含す
る。
カプセル形の組成物は、通常のカプセル化操作を用いて
製造することができる。例えば、活性成分を含有するベ
レットは標準担体を用いて製造し、ついでハードゼラチ
ンカプセルに充填することができる;まだ、分散液また
は懸濁液はいずれか好適な医薬担体、例えば、水性ガム
、セルロース、シリケートまI;は油類を用いて製造し
、ついで該分散液または懸濁液をソフトゼラチンカプセ
ルに充填することができる。
典型的な非経口組戊物は、滅菖水性担体まl;は非経口
的に許容される油、例えば、ポリエチレングリコール、
ポリビニルピロリドン、レシチン、落花生油またはゴマ
油中、訣化合物または医薬上許容される塩の溶液または
懸濁液からなる。また、該溶液を冷凍乾燥し、ついで投
与直前に適当な溶媒を用いて再構戊させることもできる
典型的な坐剤処方は、この方法にて投与した場合に活性
である式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩
と、ボリマーグリコール、ゼラチンまたはカカオ油また
は他の低融点植物または合戊ワックスまたは脂肪のよう
な結合剤および/または滑剤とからなる。
好ましくは、該組或物は錠剤またはカプセルのような単
位投与形である。
経口投与用の各投与単位は、好ましくは、l〜250+
mgの式(I)の化合物または遊離塩基として換算した
その医薬上許容される塩を含有する(非経口投与用の投
与単位は、好ましくは、O,l〜25mgの化合物を含
有する)。
本発明はまた、有効量の式(I)の化合物まl;はその
医薬上許容される塩を、それを必要とする啼乳動物に役
与することからなる胃酸分泌を抑制する方法、および有
効量の式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩
を、それを必要とする啼乳動物に投与することからなる
酸分泌の増加に基づく胃まt;は腸管における障害の治
療方法を提供する。
本発明の医薬上許容される化合物は、通常、胃酸性によ
り引き起こされ、または悪化をもたらす胃m障害および
他の症状の治療の患者l二投与される。戒人患者のl日
の投与レジュメは、例えば、lmgと500mgの間、
好ましくは、lmgと250目の間の経口用量、または
O.lmgとloOmgの間、好ましくは0.1mgと
25+agの間の静脈内、皮下または筋肉内用量の式(
1)の化合物または遊離塩基として換算したその医薬上
許容される塩であって、該化合物を1日当たり1〜4回
投与する。
好適には、該化合物を、連続治療の期間、例えば、l週
間またはそれ以上の期間投与する。
加えて、本発明の化合物は、さらに活性な成分、例えば
、制酸剤(例えば、炭酸または水酸化マグ不シウムおよ
び水酸化アルミニウム)、非ステロイド系抗炎症剤(例
えば、インドメタシン、アスピリンまたはナプロキセン
)、ステロイド類または亜硝酸塩スカベンジャー(例え
ば、アスコルビン酸またはアミノスルホン酸)または胃
潰瘍の治療に用いる他の薬剤(例えば、ピレンジビン)
、プロスタノイド(例えば、16.16ジメチルPGE
x)またはヒスタミンH,〜拮抗剤(例えば、シメチジ
ン)と共同投与することができる。
次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例 チエノ 3.2−dlビリミジン (a)2−(2−メチル7エニルアミノ)−4−ヒドロ
キシチェノ[3.2−dlビリミジン2−エチルメルカ
プト−4−ヒドロキシチェノ[3,2−d]ビリミジン
Log(0.0471モル)およびo−トルイジン30
g (0.0279モル)を、油浴中、210℃にて2
0時間加熱した。該反応混合物をジエチルエーテルに注
ぎ、得られた固体を濾過により収集して乾燥した。母液
を2N水酸化ナトリウム(3XIOOd)で抽出した。
水性抽出液を合し、氷酢酸で酸性化してクロロホルム(
3XIOOol2)で抽出した。該クロロホルム抽出液
を合し、vL酸マグネシウム上にて乾燥し、濾過し、減
圧下にて蒸発させて固体を得た。メタノールから再結晶
して純粋な試料5.32gを得た。
融点243〜245℃。
元素分析 :C+sH1+Ns○Sとして測定値(%)
: C.6 0.8 2 . H.4.3 6 .N.
l 6.6 4 ; 5.1 2.0 2計算値(%)
: C,6 0.6 8 ; H.4.3 1 .N,
16.33 ;S,1 2.46 以下の化合物を同様の方法にて製造しt;。
2−(4−メトキシー2−メチル7エニルアミノ)−4
−ヒドロキシチェノ[3.2−d]ピリミジン融点24
6〜248℃(メタノール) 元素分析 : C 14H lsN so tSとして
測定値(%): C,5 8.4 6 ; H,4.5
 4 ;N,l 4.5 2 ; S,1 1.4 6
計算値(%):C,58.52;H,4.56:N.l
 4.6 2 ; S,1 1.1 62−(4−7ル
オロー2−メチルフエニルアミノ)〜4−ヒドロキシチ
エノ[3.2−d]ピリミジン融点250〜252゜C
(メタノール)(b)2−(2−メチルフエニルアミノ
)−4−クロロチェノ[3.2−dlビリミジン 2−(2−メチルフェニルアミノ)−4−ヒドロキシチ
ェ/[3,2−d]ビリミジ72g (0.0078モ
ル)およびオキシ塩化リン20−を、1時間加熱還流し
た。該溶液を氷上に注ぎ、浪アンモニア溶液で塩基性化
し、ジクロロメタン(3Xl00WI12)で抽出した
。該ジクロロメタン抽出液を合し、硫酸マグネシウム上
にて乾燥し、蒸発させて黄色固体2.08gを得た。メ
タノールから再結晶して元素分析用の純粋な試料を得た
。融点87〜89℃. 元素分析 :ClsH1aCQNsSとして測定値(%
) : C .54.46 ; H .3.62 . 
N ,15−20 .Cg.l2.77 ; S .1
2.02計算値(%) : C ,56−62 ; H
 ,3.66 ; N .15.24 .CQ.l2.
86 ; S ,11.63以下の化合物を同様の方法
にて製造した。
2−(4−メトキシー2−メチル7エニルアミノ)−4
−クロロチェノ[3.2−dlビリミジン融点151−
153゜C(メタノール)元素分析 : C+iHIx
CQNsOSとして測定値(%) : C .54.8
2 ;H ,4.13 ; N .13.68 iCI
2.11.23 ; S .10.65計算値(%) 
: C .54.99 ; H .l.96 ; N 
,13.74 ;CQ.ll.59 ; S ,10.
492−(4−フルオロ−2−メチル7エニルアミノ)
−4−クロロチェノ[3,2−dlピリミジン融点16
2〜164つ(メタノール) 元素分析 : CxsHsCQFNsSとして測定値(
%) : C .52.92 ; H .3.33 ;
 N .l4.09 ;C(1.12.08 ; S 
.10.97計算lit!(%) : C .53.l
5 . H .3.09 : N ,14.31 ;C
I2.12.07 ; S .lO.92実施例l 2−(2−メチルフェニルアミノ)−4−(N−メチル
7エニルアミノ)チェノ(3.2−dlビリミジン2−
(2−メチル7エニルアミノ)−4−クロロチェノ[3
.2−d]ピリミジン1.5g (0.0054モル)
8よびN−メチルアニリン1.16g (0.0054
モル)を、油浴中、140℃にて2時間加熱した。該反
応混合物をジクロ口メタンlooml2で希釈し、2N
塩酸(3XIOOIIII2)、ついで炭酸ナトリウム
溶液で洗浄した。該ジクロロメタン抽出液を硫酸マグネ
シウム上にて乾燥し、濾過し、蒸発させて固体を得た。
メタノールから再結晶して表記化合物0.75gを得た
。融点198〜200℃。
元素分析 :Cs @ H I @ N a Sとして
測定値(%): C,6 9.3 7 ; H,5.3
 8 ;N,1 6.1 7 , S,9.1 5計算
値(%): C,6 9.3 4 ; H,5.2 4
 ;N,1 6.1 7 . S.9.2 6実施例2 2−(4−メトキシー2−メチル7エニルアミノ)−4
−(N−メチルフエニルアミノ)チエノ[3.2−dl
ビリミジン塩酸塩 2−(4−メトキシー2−メチル7エニルアミノ)一4
−クロロチェノ[3.2−d]ビリミジン4g(0.0
13モル)およびN−メチルアニリン2.8g(0.0
26モル)を、140℃にて1時間加熱シt;。ジエチ
ルエーテルを加えて固体を得、それを濾過により収集し
て乾燥した(5.5g)。エタノール/ジエチルエーテ
ルから再結晶して表記化合物4.59gを得た。融点2
25〜227゜C0元素分析 : CztHzoN*O
S HCQとして測定値(%) : C ,61.05
 ; H .5.25 ; N .l3.66 .C 
I!−,8.53 ; S ,7.72計算値(%):
 C ,61.08 ; H ,5.13 ; N .
13.57 .ca−,8.59 , s ,7.77
実施例3 2−(4−7ルオロ−2−メチル7エニルアミノ)−4
−(N−メチルフェニルアミノ)チエノ[3.2−d]
ビリミジン塩酸塩 2−(4−7ルオロ−2−メチル7エニルアミノ)−4
−クロロチェノ[3.2−dlピリミジンl.5g(0
.0051モル)およびN−メチルアニリンを、油浴中
、150℃にて1時間加熱した。ジエチルエーテルを加
えて固体を得、それを濾過により収集して乾燥した( 
1 .8 5 g)。エタノールから再結晶して表記化
合物0.7 4 gを得た。融点242〜244℃。
元素分析 ;C,。H + t F N a S  H
 C 12として測定値(%) : C ,60.18
 ; H ,4.35 , N ,14.14 ;C 
Q−.8.64 ; S ,8.19計算値(%) :
 C ,59.92 . H ,4.53 . N ,
13.98 ;C Q−.8.84 ; S ,8.0
0実施例4 2.4−ビス(N−メチル7エニルアミノ)チエノ[3
.2−dlピリミジン 2.4−ジクロロチエノ[3.2−dlビリミジンlg
(0.0048モル)およびN−メチルアニリン5−を
、130℃にて1時間加熱した。咳反応混合物をジクロ
ロメタン200−で希釈し、2N塩酸(3Xl50nt
l2)で抽出した。ついで、有機相を炭酸ナトリウムで
洗浄し、硫酸マグ不シウム上にて乾燥し、濾過し、減圧
下にて蒸発させて褐色固体を得た。メタノールから再結
晶し、表記化合物1.08gを得た。融点120〜12
2゜C0元素分析 :C,。H + s N 4 Sと
して測定値(%):C.69.511,5.02;N,
1 6.2 + . S。9.32計算値(%): C
,6 9.3 4 : H.5.2 4 ;N.1 6
.1 7 ; S.9.2 6チェノ[2.3−dlピ
リミジン (a)2−クロロー4−(N−メチルフェニルアミノ)
チエノ[2.3−dlビリミジン エタノール5〇一中、2.4−ジクロロチェノ[2,3
−dJビリミジン4.5g (0.022モル)および
N−メチルアニリン4.7 g (0.0 4 4モル
)を、室温にて72時間撹拌した。得られた固体を濾過
により収集し、エタノールで洗浄して乾燥した(5.1
5g)。酢酸エチルから再結晶して表記化合物を得た。
融点167〜168゜C0元素分析 : C Is H
 + o C (l N s Sとして測定Iii(%
’) : C ,56.72 ; H .3.75 .
 N,15.25 :CQ.l2.99 ; S ,1
1.84計算値(%): C .56.62 . H 
.3.66 . N .l5.24 ;CI2.12.
86 ; S ,11.63(b)2−クロロー4−(
フエニルアミノ)チエノ[2.3−d]ビリミジン エタノール中、2.4−ジクロロチエノ[2 . 3 
−d]ビリミジン3.2 g (0.0 1 5 6モ
ル)8よびアニリン2.9 g (0.0 3 1 1
モル)を、室温にて20時間撹拌した。溶媒を減圧下に
て蒸発させて油を得た。該油をジエチルエーテルで処理
して固体のアニリン塩酸塩を得た。濾液を減圧下にて蒸
発させて、固体としての生戊物3.74gを得た。メタ
ノールから0.7gを再結晶して表記化合物の純粋な試
料0.53gを得た。融点l49〜151”c!. 実施例5 2−(2−メチルフェニルアミノ)−4−(N−メチル
フエニルアミノ)チエノ[2.3−dlビリミジン塩酸
塩 2−クロロー4−(N−メチルフェニルアミノ)チェノ
[2,3−d〕ビリミジンl.5g (0.0054モ
ル)8よびo−}ルイジン1.3g (0.0 12モ
ル)を、油浴中、160℃にて2時間加熱した。
メタノールを加えて固体を得、それを濾過により収集し
て乾燥した。エタノール性塩酸から再結晶し、一部塩酸
塩として表記化合物1.13gを得た。融点210〜2
12℃。
元素分析 :C,。H +sN 4 S  O − 6
 5 H C Qとして測定値(%)? C,64.9
2. H,5.17; N,15.04;S .8.4
7 ; Cff−.6.51計算値(%) : C ,
64.89 ; H ,5.08 ; N ,15。l
4;s ,8.66 . c rt−,6.23実施例
6 2−(4−7ルオロ−2−メチル7エニルアミノ)−4
−(N−メチルフエニルアミノ)チェノ[2,3−d]
ピリミジン塩酸塩 2−クT3ロー4−(N−メチル7エニルアミノ)チエ
ノ[2.3−dlビリミジンI.5g (0.0054
4モル)および4−7ルオロー2−メチル7エニルアミ
ン1.5 g (0.0 1 2 0モル)を、160
゜Cにて2.5時間加熱した。メタノールを加えて固体
を得、それを濾過により収集して乾燥した(1,81g
)。エタノール性塩酸/メタノールから再結晶し、塩酸
塩として表記化合物1.44gを得た。融点216〜2
18℃。
元素分析 :C2。H IFF N4S H CQとし
て測定値(%) : C .59.96 ; H ,4
.54 . N .l3.85 .S ,8.19 ;
 C i2−,8.69計算値(%’) : C .5
9.92 ; H .4.53 . N .l3.98
 iS .8.00 ; C Q”.8.64実施例7 2−(2−メチルフェニルアミノ)−4−(7Wニルア
ミノ)チエノ[2.3−d]ビリミジン塩酸塩2−クロ
ロー4−(フェニルアミノ)チェノ[2.3−d]ビリ
ミジン3g(0.0115モル)および0−トルイジン
2.4 6 g (0.0 2 3モル)を、140℃
にて3時間加熱した。ジエチルエーテルを加えて固体を
得、それを濾過により収集して乾燥した(3.7g)。
エタノール性塩酸から再結晶し、塩酸塩として表記化合
物t.67gを得た。
融点232〜234℃。
元素分析 : C+sHtiN+S  HCQとして測
定値(%): C ,61.51 ; H .4.72
 ; N ,14.88 :S .6.67 . C 
g−,9.51計算値(%) : C ,61.86 
; H .4.65 ; N ,15.19 ;S ,
8.69 i C Q−.9.61実施例8 2.4−ビス(N−メチルフェニルアミノ)チエノ[2
.3−dlピリミジン 2.4−ジクロロチエノ[2.3−dlピリミジン2g
(0.00975モル)およびN−メチルアニリン5a
l2を、油浴中、150℃にて2時間加熱した。
該反応混合物をクロロホルム200−に溶かし、2N塩
11(3Xl00al2)で抽出シタ。ツイテ、咳クロ
ロホルム溶液を炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、iE酸マ
グネシウム上にて乾燥し、濾過し、蒸発させて油を得た
。該油を溶出液としてジクロロメタンを用いるクロマト
グラフィーにより精製した。得られた固体をエーテル/
石油エーテル(沸点40〜60℃)から再結晶し、表記
化合物1.2gを得た。融点85〜87℃。
元素分析 二〇,。}!..N,Sとして測定値(%)
:C,68.96 ;H,5.36 ;N.l 8.0
 6 i S,9.1 4計算値(%): C.6 9
.3 4 ; H,5.2 4 FN,1 6.1 7
 ; s,9.2 8実施例9 2.4−ビス(2−メチルフエニルアミノ)チエノ[2
.3−dlピリミジン 2,4−ジクロロチエノ[2.3−d]ビリミジン1.
5 g (0.0 0 7 3モル)および0−トルイ
ジン5+II12を、油浴中、160℃にて2時間加熱
した。
該反応混合物をクロロホルム200IIII2に溶かし
、2N塩酸(3Xl00ml2),ついで炭酸ナトリウ
ム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウム上にて乾燥し、濾過
し、減圧下にて蒸発させて固体を得た(1.98g).
該固体を溶出液としてジクロ口メタンを用いるカラムク
ロマトグラ7イーにより精製した。生戊物を含有する7
ラクションを合し、減圧下にて蒸発させて固体を得た。
ジエチルエーテル/石油エーテル(沸点40〜60℃)
から再結晶し、表記化合物1.0gを得た。融点121
〜123℃。
元素分析 ;C!。H..N.Sとして測定値(%):
 C.6 9.4 8 ; H.5.3 6 ;N. 
l 6.2 0 ; S.9.4 4計算値(%>: 
C,6 9.3 4 ; H.5.2 4 ;N,16
.17;S.9.26 出発物質に関する参考文献 2−エチルメルカプト−4−ヒドロキシチェノ[3,2
−d]ビリミジン: (英国特許第1309182号) 2.4−ジクロロチエノ[2.3−dlピリミジン:(
英国特許第1570494号) 2,4−ジクロロチエノ[3.2−d]ビリミジン;(
英国特許第1309182号) 生物学的データ (A)H”K”ATPアーゼ活性 冷凍乾燥した胃小奥において、単一高濃度(100μM
)の式(1)の化合物のK一刺激ATPアーゼ活性に対
する効果を測定した。好ましい式(I)の化合物をまた
、一連の濃度にわたって試験し、IC,。値を測定した
(1)冷凍乾燥した胃小嚢の製造 (H/K−ATPアーゼ) 冷凍乾燥した胃小嚢をケーリングら(Keelinge
t at.)の方法(バイオケミカル・7アーマコロジ
−(B iochem. Pharmacol.) .
 3 4 . 2 9 6 71 9 8 5)に従っ
てブタの底部粘膜から製造した。
(ii)K”一刺激ATPアーゼ活性 K′″一刺激ATPアーゼ活性を、以下:10n+Mビ
ペス(P ipes)/ トリス緩衝液pH7.0,2
mM硫酸マグネシウム、lmM塩化カリウム、2+iM
Na,ATPj;よび3〜6μg蛋白/冷凍乾燥胃小嚢
l一の存在下、37℃にて測定した.30分間インキユ
ベーシーンした後、ATPから加水分解された無機ホス
7エートを、ヨダおよびホキン( Y odaおよびH
okin)の方法(バイオケミカル・アンド・バイオ7
イジカル・レサーチ・コミュニケーションズ(B io
chem. B iophys. Res.Commu
n.),40  880.1970)により測定した。
式(I)の化合物を、K1一刺激ATPアーゼ活性に対
して作用を示さない使用最高濃度までジメチルスルホキ
シドに溶かした。
標準量の無機ホスフェートの回収に対する最高濃度の式
(I)の各化合物の効果もまた測定した。
(in)結果 実施例1〜6の化合物は、0,02〜0.5μMの範囲
にてrC.。値を有した。
実施例A 経口投与用錠剤は、以下の戊分を9開錠剤に配合するこ
とにより製造する。
式(Dの化合物 ラクトース 澱粉 クロスボビドン 微結晶セルロース ステアリン酸マグネシウム mg/錠剤 100 153 33 l2 30 2 330mg 実施例B 非経口投与用の注射液は次のように製造した。
%W:W 式(I)の化合物      0.50%(w:v)I
Mクエン酸           30%(v : v
)水酸化ナトリウム(適jL)   pH3.2に調整
注射水EP           100ml2に調整
式(1)の化合物をクエン酸に溶かし、水酸化ナトリウ
ム溶液でpHをゆっくりとpH3.21:l:調整した
。ついで、該溶液を水で100mαとし、滅菌濾過して
適当な大きさのアンプルおよびパイアル中に密封した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、R^1およびR^2は同一または異なり、各々
    、水素、炭素数1〜4のアルキル、−(CH_2)nA
    r、nは0〜4、Arは所望により置換されていてもよ
    いフェニル基であるか、またはR^1およびR^2はそ
    れらが結合する窒素原子と一緒になって、所望により、
    さらに1以上のヘテロ原子を含有していてもよい飽和ま
    たは不飽和環を形成し;R^3およびR^4は同一また
    は異なり、各々、水素、炭素数1〜4のアルキル、−(
    CH_2)nAr^1、nは0〜4、Ar^1は所望に
    より置換されていてもよいフェニル基であるか、または
    R^3およびR^4はそれらが結合する窒素原子と一緒
    になって、所望により、さらに1以上のヘテロ原子を含
    有していてもよい飽和または不飽和環を形成し;R^5
    は水素、炭素数1〜4のアルキル、炭素数1〜4のアル
    コキシまたはCO−アルキル(アルキルの炭素数1〜4
    );nは1または2;Aは、−SCH=CH−、−CH
    =CHS−または=CHSCH=;および点線は、Aが
    −SCH=CH−または−CH=CHS−である場合に
    、二重結合であることを意味する]で示される化合物ま
    たはその医薬上許容される塩。 2、R^1およびR^2の一方が、−(CH_2)nA
    rで、nが0〜4およびArが所望により置換されてい
    てもよいフェニル基であって、他方が炭素数1〜4のア
    ルキルである請求項1記載の化合物。 3、nが0である請求項2記載の化合物。 4、R^3およびR^4の一方が水素であり、他方が−
    (CH_2)nAr^1で、nが0〜4およびAr^1
    が所望により置換されていてもよいフェニル基である請
    求項3記載の化合物。 5、2−(2−メチルフェニルアミノ)−4−(N−メ
    チルフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]ピリミジン
    、 2−(4−メトキシ−2−メチルフェニルアミノ)−4
    −(N−メチルフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]
    ピリミジン塩酸塩、 2−(4−フルオロ−2−メチルフェニルアミノ)−4
    −(N−メチルフェニルアミノ)チエノ[3,2−d]
    ピリミジン塩酸塩、 2,4−ビス(N−メチルフェニルアミノ)チエノ[3
    ,2−d]ピリミジン、 2−(2−メチルフェニルアミノ)−4−(N−メチル
    フェニルアミノ)チエノ[2,3−d]ピリミジン塩酸
    塩、 2−(4−フルオロ−2−メチルフェニルアミノ)−4
    −(N−メチルフェニルアミノ)チエノ[2,3−d]
    ピリミジン塩酸塩、 2−(2−メチルフェニルアミノ)−4−(フェニルア
    ミノ)チエノ[2,3−d]ピリミジン塩酸塩2,4−
    ビス(N−メチルフェニルアミノ)チエノ[2,3−d
    ]ピリミジン、 2,4−ビス(2−メチルフェニルアミノ)チエノ{2
    ,3−d]ピリミジンまたはその医薬上許容される塩で
    ある請求項1記載の化合物。 6、請求項1〜請求項5記載のいずれか1つの化合物と
    、医薬担体とからなる医薬組成物。 7、治療剤として用いる請求項1〜請求項5記載のいず
    れか1つの化合物。 8、(a)式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、R^1、R^2、R^5、Aおよびnは、要す
    れば保護形である以外、式( I )の記載と同じ、Xは
    アミンにより置換可能な基を意味する] で示される化合物を、式: R^3R^4NH [式中、R^3およびR^4は式( I )の記載と同じ
    ]で示されるアミンと反応させるか、 (b)式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) [式中、R^3、R^4、R^5、Aおよびnは式(
    I )の記載と同じ、X^1はアミンにより置換可能な基
    を意味する] で示される化合物を、式: R^1R^2NH [式中、R^1およびR^2は式( I )の記載と同じ
    ]で示されるアミンと反応させるか、または (c)NR^1R^2およびNR^3R^4が同じであ
    る式( I )の化合物では、式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) [式中、R^5、Aおよびnは式( I )の記載と同じ
    、XおよびX^1はアミンにより置換可能な基を意味す
    る] で示される化合物を、式: R^1R^2NHまたはR^3R^4NH で示されるアミンと反応させ、その後、所望により、い
    ずれの保護基も除去し、医薬上許容される塩を形成させ
    ることからなる請求項1記載の化合物の製造方法。 9、式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、R^1、R^2、R^5、Aおよびnは、要す
    れば保護形である以外、式( I )の記載と同じ、Xは
    アミンにより、すなわち、式:R^3R^4NH(R^
    3およびR^4は式( I )の記載と同じ)のアミンで
    置換可能な基を意味する] で示される化合物。 10、式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) [式中、R^3、R^4、R^5およびnは式( I )
    の記載と同じ、X^1はアミンにより、すなわち、式:
    R^1R^2NH(R^1およびR^2は式( I )の
    記載と同じ)のアミンで置換可能な基を意味する] で示される化合物。 11、式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) [式中、A、R^5およびnは式( I )の記載と同じ
    、XおよびX^1はアミンにより、すなわち、式:R^
    1R^2NHまたはR^3R^4NHのアミンで置換可
    能な基を意味する] で示される化合物。
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