JPH03170412A - エアゾール毛髪化粧料 - Google Patents

エアゾール毛髪化粧料

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JPH03170412A
JPH03170412A JP31179989A JP31179989A JPH03170412A JP H03170412 A JPH03170412 A JP H03170412A JP 31179989 A JP31179989 A JP 31179989A JP 31179989 A JP31179989 A JP 31179989A JP H03170412 A JPH03170412 A JP H03170412A
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resin
dimethyl ether
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petroleum gas
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Masaya Yasuno
保野 昌也
Akio Maekawa
前川 明男
Masaki Kinami
木浪 正樹
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、毛髪固定用樹脂を可燃性ガスに溶解させた霧
性状及び乾燥性に優れたエアゾール毛髪化粧料に関する
(従来の技術および課題) 従来から毛髪固定剤を配合したヘアースプレーは多く知
られている。
(例えば特開昭47 − 4450公報や特開昭51 
− 9732公報)これらは、不燃性で生体への安全性
の高いフロンガス・フロン溶剤が多量に使用されている
しかし、これらのフロンガス・フロン溶剤は、成層圏の
オゾン層を破壊するという地球規模の環境汚染が問題と
なっており、使用は事実上不可能となった。
そこで、噴射・溶解剤として液化石油ガス、ジメチルエ
ーテルといった可燃性ガスの使用が検討されたが、液化
石油ガスを単品で噴射・溶解剤として使用すると、毛髪
固定用樹脂との溶解性が悪いために処方中の原液の比率
が高くなり、噴霧時の霧性状が悪く、乾燥性も低下する
ため、エアゾール毛髪化粧料としての性能が著しく低下
する。又、ジメチルエーテル単品ではエーテル臭が強い
ためエアゾール剤として適さない。
本発明者は、このような事情に鑑み、フロンガス・フロ
ン溶剤を使用せずかつ、上記問題点を解決する毛髪化粧
料を開発するために種々研究を行なった。
(課題を解決する手段) 本発明者は、毛髪固定用樹脂とジメチルエーテル及び液
化石油ガスを特定の割合で脛合することにより、噴霧時
の霧性状、及び乾燥性等の性能が、フロンガス・フロン
溶剤を使用したエアゾール毛髪化粧料と同等またはそれ
以上のエアゾール毛髪化粧料が得られることを見出し本
発明を完成した。
本発明に使用される毛髪固定用樹脂として配合される樹
脂には次のようなものがあげられる。
両性樹脂として、ジアルキルアミノエチルメタクリレー
ト重合物のモノクロル酢酸両性化物(ユカフォーマーA
M75、三菱油化製)、オクチルアクリルアミド/ブチ
ルアミノメチルメタクリレート/アクリル酸/アクリル
酸エステル重合物(AMPHOMERNSC製)があげ
られ、アニオン樹脂として、アクリル酸エステル/メタ
アクリル酸エステル共重合物(プラスサイズ 互応化学
製)、酢酸ビニル/クロトン酸共重合物(レジン28−
131O  NSC製)、酢酸ビニル/クロトン酸/ビ
ニルネオデカネート共重合物(レジン28−293O 
 NSC製)、メチルビニルエーテルマレイン酸ハーフ
エステル共重合物(ガントレッツES  GAF製)が
あげられる。
本発明の毛髪化粧料には、これらの他にも油脂類、可溶
化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、顔料等も適宜使用す
ることができる。
油脂類としては、ヒマシ油、カカオ油、アボガド油のよ
うなグリセライド類や、セチルアルコール、プロピレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、ラウリルアル
コール、ステアリルアルコール、グリセリンのようなア
ルコール類、ミリスチン酸イソプロビル、ラウリン酸ヘ
キシル、乳酸セチル、モノステアリン酸プロビレングリ
コール、オレイン酸オレイル、ミリスチン酸オクチルド
デシル等のエステル類、そしてジメチルボリシロキサン
、ポリエーテル変性シリコーンオイル、メチルフエニル
ポリシロキサン、エポキシ変性シリコーンオイルのよう
なシリコーン誘導体が挙げられる。
可溶化剤としては、ポリオキシエチレンオレイルエーテ
ル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキ
シエチレンノニルフエニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンイソ
ステアリルエーテル等のアルキルエーテルのボリオキシ
エチレン付加物や、N−アシルグルタミン酸エステル、
ピログルタミン酸エステル、N−ミリストイルーN−メ
チルアラニン高級アルコールエステル等のアミノ酸誘導
体、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エス
テル、プロピレングリコール脂肪酸エステルのような脂
肪酸エステル類などがある。
また樹脂を溶かす溶剤として、エタノールまたはエタノ
ール/水混合液系を用いてもよい。
毛髪固定用樹脂として両性樹脂を用いる場合、両性樹脂
を固形分として1〜3重量%、噴射・溶解剤としてジメ
チルエーテル10〜30重量%、液化石油ガスを20〜
40重量%の範囲で配合することが好ましく、さらに好
ましくは樹脂を固形分として1〜2重量%、噴射剤とし
てジメチルエーテルを15〜25重量%、液化石油ガス
25〜35重量%の範囲で配合することである。また、
原液:ガスの比率は、40:60〜60:40が好まし
く、さらに好ましくは40:60〜50:50である。
アニオン樹脂を毛髪固定用樹脂として用いる場合は、ア
ニオン樹脂を固形分として1〜4重量%、噴射・溶解剤
としてジメチルエーテルを15〜35重量%、液化石油
ガスを15〜35重量%の範囲で配合することが好まし
く、さらに好ましくはアニオン樹脂を固形分として1.
5〜3.5重量%、ジメチルエーテルを15〜30重量
%、,液化石油ガスを15〜30重量%の範囲で配合す
ることである。また、原液:ガスの比率は50 : 5
0〜65 : 35が好ましく、さらに好ましくは55
 : 45〜65 : 35である。
また、アニオン樹脂はアニオン性の官能基の1部又は全
部を2−アミノー2−メチルーl−プロバノールトリエ
タノールアミン等の中和剤で中和して用いる。
毛髪固定用樹脂として両性樹脂、アニオン樹脂のどちら
を用いても、毛髪固定用樹脂の割合が固形分として全体
の1重量%以下であると毛髪固定用化粧料として、十分
なセット力が得られない。また固形分として5重量%以
上であるとスプレー容器のつまり、液ダレ等を発生した
り、セット剤の霧性状が低下し毛髪に均一に噴霧できな
いためスプレー剤としての商品価値が著しく低下すると
いう問題がある。
また、ジメチルエーテルと液化石油ガスの合計が30重
量%以下になると乾燥性が悪くなりべたつき感が強くな
る。ジメチルエーテルと液化石油ガスの合計が60重量
%以上になるとガスと樹脂の相溶性が悪くなり低温で沈
殿を生じる。
(発明の効果) 以下、実施例、比較例をあげて本発明を更に詳しく説明
する。試験は、両性樹脂、アニオン樹脂を用いたエアゾ
ール毛髪化粧料において、ジメチルエーテルと液化石油
ガスの配合料を種々変化させ、低温安定性、霧性状、乾
燥性、臭いについて評価した。以下評価方法を説明する
低温安定性: 耐圧ビンに内容物を充填し、−5°Cの恒温室に24時
間放置したあと曇を生じていないかどうか目視で判断し
た。
判定基準:O透明 △白濁 ×沈殿 霧性状: アルコール感知紙に20cmの距離から噴霧し、目視で
判断した。
判定基準:○良好 △やや荒い ¥荒い乾燥性、臭い: 専門パネラーによる実使用評価を行なった。
判定基準:○良好 △やや悪い ×悪い総合評価: 04項目すべてが○の場合 △ l項目でも△があった場合 × 1項目でも×があった場合 その結果を第1表〜第4表に示す。
(以下余白) 第1表と第2表の実施例、比較例から明らかなように両
性樹脂を用いたエアゾール毛髪化粧料において、原液:
ガスの比率は40 : 60〜60 : 40が好まし
く、噴射剤としてはジメチルエーテル10〜30重量%
、液化石油ガス20〜40重量%の範囲で配合すること
が好ましい。
また、第3表と第4表の実施例、比較例からも明らかな
ようにアニオン樹脂を用いた場合、原液:ガスの比率は
50 : 50〜65 : 35が好ましく、噴射剤と
してはジメチルエーテル15〜30重量%、液化石油ガ
ス15〜35%の範囲で配合することが好ましい。
以上詳細に説明したように、本発明の係るエアゾール毛
髪化粧料は、フロンガス・フロン溶剤を使用せず、毛髪
固定用樹脂を可燃性ガスに溶解させた霧性状及び乾燥性
に優れた効果を奏するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)毛髪固定用樹脂をジメチルエーテルと液化石油ガ
    スの混合物に溶解させたことを特徴とするエアゾール毛
    髪化粧料。
JP1311799A 1989-11-29 1989-11-29 エアゾール毛髪化粧料 Expired - Fee Related JP3007364B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0753325A (ja) * 1993-08-19 1995-02-28 Shiseido Co Ltd 泡状エアゾール化粧料
JPH0840847A (ja) * 1994-01-14 1996-02-13 L'oreal Sa 化粧用組成物、エアロゾル容器、角質物質の処理方法および該組成物の使用方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0753325A (ja) * 1993-08-19 1995-02-28 Shiseido Co Ltd 泡状エアゾール化粧料
JPH0840847A (ja) * 1994-01-14 1996-02-13 L'oreal Sa 化粧用組成物、エアロゾル容器、角質物質の処理方法および該組成物の使用方法

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