JPH03170297A - 案内に沿つて可動のスライダ等を位置決めする装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、特許請求の範囲第工項上位概念に記載の、１
、ウェブ状又はシーｌ・状の材料を加工する機械に、案
内に沿って可動のスライダ等を位置決めする装置に関す
るものである。

［従来の技術］ ウエフ状又はシーｌ・状の材料、たとえは紙又は厚紙の
１、ウェブを加工する機械は、１、ウェブまたはジーｌ
・の走行方向に対して直角方向に、判に応じて位置決め
しなければならない複数の部材を有している。この種の
部材は、たとえば、材利１、ウェブを個別１、ウェブに
分割する縦裁ち装置の、対形式で配置される円形力ツタ
てある。この種の縦裁ち装置は、巻取り装置又は横裁ち
装置の構成要素であり、広幅の材料１、ウェブを狭幅の
巻体に切断したり、付加的な横裁ちにより個別シートを
得たりする装置てある。

ＤＥ−ＡＳ２］．４２１　１．７により、この種の裁断
装置が公知である。この装置は、対をなしてスライダの
ところに支承されたカツタを有し一方の側のカツタ・ス
ライダが、回転するヘルトとして構成された共通の駆動
装置を有している。各カツタ　スライダには、２９の位
置へ可動の固定部材が配属されている。この固定部材に
より、駆動装置との連結や、案内へのカツタの固定も可
能となる。この固定部材は複動ピストンとして構戒され
ている。

この裁断装置の場合、スライダか回転するベルｌ・の片
側にしか連結できないので、ヘル１〜は、どちらの方向
へ調節するにも、そのつと回転方向を変えねばならない
。この作業には、ベル１−駆動の厄介な制御か必要とさ
れる。加えて、調節に長時間を必要とする。異なるスラ
イダを同時に逆方向へ位置決めすることはてきないから
てある。

３ ［発明が解決しようとする課題］ 本発明の根底をなす課題は、簡単な構造で、両調節方向
にスライダを同時に位置決めの可能な装置を提供するこ
とにある。

［課題を達成するための手段］ この課題は、特許請求の範囲第１項記載の特徴を有する
手段により解決された。

本発明によれば、個々のスライダを調節する回転ベル１
〜は、一方方向にだけ駆動するだけでよい。スライダを
ベルトの両開に交番に連結できるので、スライダは、ベ
ル１・の運動方向を変えることなく、簡単に両方向へ調
節可能である。同様に、共通の案内に支承された２９の
スライダを、同時に逆方向へ運動させ、調節時間を出来
るだけ短くすることも可能である。

特許請求の範囲第２項以下には、本発明の特に有利な構
成が示されている。

請求項２には、連結部材の構造的に有利な構成が示され
ているのに対し、請求項３及び４には、作業位置にスラ
イダを固定する有利な固定４ 部材が示されている。更に、請求項６と７には、制御装
置を介して個々のスライダの位置決めを正確に行なうこ
とのてきる本発明の構成か示されている。

［実施例コ 次に説明する実施例では、本発明による装置が、縦裁ち
装置の円形力ツタの位置決めに用いられている。対形式
で配置された円形力・ンタにより、材利ウエフ、たとえ
は祇又Ｃま厚紙の１、ウェブが個別の１、ウェブに分割
され、これらの１、ウェブが巻取られてロールにされる
が、横裁ちされて、シー１〜にされるかする。

１、ウェブ状又はシート状の材料を加工する機械に有利
に利用するその他の用途としては、たとえば次の用途が
挙げられる 巻取り装置の巻取りステーションの位置決め、 １、ウェブから個別シー１−を切断し、次いてこれらシ
ートを積重ねる横裁ち装置に備えられた、横サイズを決
定するが、又は横サイスに依６ 存ずる部材の位置決め。これらの部材に属するものとし
ては、既述の縦力ツタのほかに、搬送部材や、シー１〜
の長手側に作用するあらゆる部材、たとえば、擦り板や
、排紙装置の搬送部材などである。

第１図に示した縦裁ち装置は、１、ウェブ１と直角方向
に調節可能な複数の円形力ツタ対を有している。これら
力ツタ対は、それそれ下刃２と上刃３とから或っている
。下刃２と上刃３は、それぞれスライダ６．７の受容部
４，５のところに回転可能に支承されている。スライダ
６７は、ロット状又は類似形状の案内８．９に沿って、
１、ウェブに対し直角方向に横材１０．１１のところに
可動に取付けられている。

スライダ６．７の位置決めに役立つのは、調節装置１２
．１．３であり、この装置の構造は、第３図に下刃調節
装置｝２に即して詳細に示してある。上刃調節装置の構
造も、これに相応したｔＲ造である。

調節装置１２は、連結部材として、複動空気式ピストン
ーシリンダ・ユニツＩ・を有している。このユニッ１〜
のシリンタ■４は、案内８の支承部１５の間のスライダ
゛６のところに配置されている。双方のピストン端部１
６．１７は、モータ２０により駆動される回転ベルトの
、それぞれ一方の側１８．１９に対して接近可能である
。このベルトは、１、ウェブに対して直角にｔｌｌｉＭ
区間全長にわたり案内８と平行に延ひている。

ベルトの調車間部分１８，１．９は、それぞれピストン
端１６．１７と反対の測が、スライダ６の突起２１．２
２に密接しているので、スライダ６は、交番に調車間部
分１８．１９の一方のところを、ピストン端１６．１７
を介して締付け固定可能である。この目的のため、シー
ル２３により分離された双方のシリンダ室２４．２５に
は、交番に導管２６．２７を介して圧縮空気が負荷され
る。

ビストンーシリンダ　ユニツｌ〜の、横材１０に向いた
側には、もう１つの圧力室２８が設けられ、ここには、
この室に適合した、下方へ可７一 動の締付けピストン２９が収容されている。このピスト
ンを介して、スライダ６は、圧力室２８に導管３０を通
じて圧縮空気が負荷されると、横材ＬＯに締付け固定さ
れ、案内８上の作業位置に固定される。

第３図には、弁３１．３２が略示してある。

これらの弁を介して、ピストン１６，１７．２９の運動
が制御装置（図示せず）により制御される６ 上述の空気式ピストンーシリンダ・ユニッ１〜の代りに
、電磁式ピストンを用いて、スライダ６．７を、各調車
間部分１８．１９に締付け固定し、横材】Ｏのところに
固定することかできる。

図示の実施例の場合、各下刃スライダ６と上刃スライダ
７のところに、位置決めのためアングル　エンコーダ３
３が備えられている（第■図〉。アングル　エンコーダ
３３は、横材１０ｌ↓に沿ってスライダ６，７を調節ず
るさい、調節距離に比例する回数のパルスを発生させ８ る。このパルス回数から、制御装置は、周知の出発位置
を前提として、その時々のスライダ位置を算出する。個
々のスライダ６．７の調節は、このように、実際の位置
と新しい目標位置とにもとづいて、制御装置により制御
される。

アングル・エンコーダ３３の代りに、他の絶対測定式又
は増分測定式の位置センサを用いることもできる。同し
ように、一方の測のスライダ，有利には下刃スライダ６
のみを、絶対測定又は増分測定により位置決めし、次い
て他方の側の所属のスライダ、有利には上刃スライダ７
を、既に位置決め済みのスライダに対して移動させるよ
うにすることも可能てある。その場合、相対運動は、公
知の接近フイーラ（たとえばホール発電機〉を用いて行
なう。これらのフイーラにより、互いに所属する２９の
スライダ６７の間隔を検知できる。

個々のスライダ６．７の位置決めのためにはベルト１８
．１９が、モータ２０により一定速度で一方方向の回転
方向で永久駆動される（第２図では、矢印３７の方向、
つまり時計回りで回転する）。かくして、第２図では、
ベルトの調車間部分１８は右方向へ、調車間部分１９は
左方向へ運動する。第３図の断面図では、部分１つは紙
の平面内へ移動し、部分１８は紙平面から出た位置にあ
る。

目標位置では、つまり縦裁ち装置の作動中には、スライ
ダ６．７は、横材１０．１１のところに締付け固定され
ている。そのためには、弁３２から圧縮空気が圧力室２
８へ導入されるので、締付けピストン２９は、横材１．
０．１１に対し押付けられる。同時に、シリンダ室２４
２５の空気に逃されるので、ピストン１６もピストン１
７も、ベルトのそれぞれの調車間部分１８．１９に密接
することはない。スライダ６，７を新たに位置決めする
には、まず、圧力室２８の空気を逃がし、横材１０．１
１への締付け結合が解かれる。同時に一必要な走行方向
に応じてーシリンダ室２４又は２５が圧縮空気を負荷さ
れ、そのつと他方のシリンダ室の空４ 気が逃されるが、逃されたままの状態に維持される。シ
リンダ室２５への圧縮空気供給のさい、ピストン端１６
が調車間部分１８のほうへ移動し、スライダ６をベルト
に連結する。スライダ６は、そのさい、第２図では、右
方向へ移動する。シリンダ室２４へ圧縮空気が導入され
、スライダが調車間部分１つに連結される場合、スライ
ダ６は、第２図で左方向へ移動する。

かくして、ベルトの回転方向を変えることなしに、スラ
イダ６．７は両方向へ移動可能である。同じように、個
々のスライダ６又は７を一方の方向へ、同時に他のスラ
イダ６又は７を他方の方向へ移動させて、調節時間を出
来るだけ短くすることも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の装置の略示側面図、第２図は、第１
図の矢印Ｘの方向へ見た図、第３図は、第ｌ図の一部分
を拡大して示した部分断面図である。 １・・・１、ウェブ、２・・・下刃、３・・・上刃、４
．５−ｌ１− 受容手段、６．７・・・スライダ、８，゛９・・・案内
、１０．１１・・・横材、１２．１３・・・調節装置、
１４・・・シリンダ、１５・・・支承部、１６．１７・
・・ピストン端、１８．１９・・・ベルトの調車間部分
、２０・・・モータ、２１．２２・・・突起、２３・・
・シール、２４．２５・・・シリンダ室、２６．２７・
・・導管、２８・・・圧力室、２９・・締イ」（つピス
Ｉ〜ン、３０・・・導管、３１．３２・・・弁、３３・
・・アングルエンコーダ、３７・・・矢印。 ＩＺ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ウェブ状又はシート状の材料の加工機械に案内に沿
   って可動のスライダ等を位置決めする装置であって、周
   囲を回転するベルトとして構成された、案内と平行に延
   びる駆動装置を有しており、しかも、各スライダが、駆
   動装置に連結する可動部材を有している形式のものにお
   いて、調車間の両ベルト部分（１８、１９）の間に、連
   結部材が配置され、両ベルト部分（１８、１９）に交番
   に連結する手段（ピストン端部１６、１７）を有するこ
   とを特徴とする位置決め装置。 ２、複動ピストン−シリンダ・ユニットが連結部材とし
   て構成されていることを特徴とする請求項１記載の位置
   決め装置。 ３、調節装置（１２、１３）が、案内（８、９）のとこ
   ろに、スライダ（６、７）を固定する部材（締付けピス
   トン２９）を有していることを特徴とする請求項１又は
   ２記載の位置決め装置。 ４、連結部材のシリンダ（１４）に設けられた圧力室（
   ２８）を有しており、この圧力室が、ピストン（１６、
   １７）に対し直角方向に可動の、固定部材として構成さ
   れた締付けピストン（２９）を備えていることを特徴と
   する請求項３記載の位置決め装置。 ５、連結部材と、調節装置（１２、１３）の固定部材と
   が、空気式に操作されることを特徴とする請求項１から
   ４までのいずれか１項記載の位置決め装置。 ６、各スライダ（６、７）が、位置の決定及び変更用の
   絶対測定位置センサ、有利にはアングル・エンコーダ（
   ３３）を有することを特徴とする請求項１から５までの
   いずれか１項記載の位置決め装置。 ７、一方の側のスライダ（６）が、絶対測定位置センサ
   を有し、他方の側の所属スライダ（７）が、接近センサ
   により位置決めされることを特徴とする請求項１から５
   までのいずれか１項記載の位置決め装置。