JPH0317012B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0317012B2
JPH0317012B2 JP59136289A JP13628984A JPH0317012B2 JP H0317012 B2 JPH0317012 B2 JP H0317012B2 JP 59136289 A JP59136289 A JP 59136289A JP 13628984 A JP13628984 A JP 13628984A JP H0317012 B2 JPH0317012 B2 JP H0317012B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
drainage
bolt
toilet bowl
drain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59136289A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6117647A (ja
Inventor
Shigemi Inao
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP13628984A priority Critical patent/JPS6117647A/ja
Publication of JPS6117647A publication Critical patent/JPS6117647A/ja
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 利用分野 本発明は、側壁または床等の設置面に密着して
取付する形式の排水器物の設置方法に関する。詳
しくは、システム式トイレ、ユニツトバス等を壁
等の設置面に密着して設置する形式の排水器物を
該設置面を介して排水管と連結して設置する際
に、これらの能率的かつ効果的な施工を可能とす
る設置方法および設置用フランジに関する。な
お、以下の記述において、システム式トイレ用便
器に関して主に説明するが、ユニツトバス等の他
の排水器物についても本発明が同様に成立するこ
とは自明である。
従来技術 従来のシステム式トイレ用便器の設置に使用さ
れている代表的な取付用フランジ21を第4図
(平面図)および第5図(断面図)に例示する。
従来のフランジ21は、便器に取付けるための特
殊な形状の複数の取付用ボルト穴22,22′お
よび壁面に取付するための複数の取付用ボルト孔
23を該フランジの外縁部に有していた。該便器
を側壁に密着して設置するには、下記の工程を必
要とする。すなわち、(1)フランジ本体21に汚染
管(図示せず)を取付け、該側壁に該管を貫通さ
せる穴をあけ、そして便器の設置側から該汚染管
およびこれに連結した該フランジの管結合部25
を該壁に貫通させる。(2)該フランジの外縁部のフ
ランジ固定用ボルト孔23に相当する該壁の位置
にフランジ固定用の孔をあけ、固定用ネジにてフ
ランジを該壁面に前もつて固定(先付け)する
(或いは、ネジで壁面に固定するかわりに、該フ
ランジの管結合部25の外周部にネジ加工をほど
こし、これに適合する大型ナツトにて壁面をはさ
んで固定する)。(3)該フランジ外縁部の便器取付
け用ボルト穴の大穴部22に、これを通る大きさ
の頭部を有する便器接続用ボルトを入れ、該外縁
部の窪み26を利用して該ボルトの頭部を移動さ
せて該ボルト穴の小穴部22′にて該ボルトの頭
部をはさむ。次いで(4)便器の排水端部をパツキン
を介在させて該フランジ21の便器結合部24に
合致させ、該便器のボルト孔に上記の接続用ボル
トの先端を通し、便器の内側からナツトを用いて
該ボルトと固定する。
解決すべき問題点 上記の従来技術の代表的な問題点を下記に要約
する。(1)フランジ本体21を壁面に取付る為、フ
ランジ外縁部および壁面にフランジ固定孔を加工
する必要がある。(2)フランジ固定用ネジと便器接
続用ボルトとは全く別のネジが必要で、特に便器
接続用ボルトとして特殊な形状のボルトが必要で
ある。(3)前記の大型ナツトを使用する場合は、フ
ランジ本体固定用の該ナツトが必要、またフラン
ジ外周部にネジ加工が必要である。(4)フランジ本
体を壁面に先付して、その後パツキンをはさみ、
便器を取付る為、フランジ本体と便器汚染水管部
の密着度が目視にて確認できない。そのため取付
後、通水時に漏水の発生が多い。(5)フランジ本体
を取付る壁面が床面に対して直角でないと、当然
フランジ本体も直角にならず、便器を取付た場合
にパツキン部が密着せず、漏水することが多い。
(6)便器の排水端部とフランジ本体との間に挾んだ
パツキンの状態が確認出来ず、パツキンが内側に
ずれて便器使用時の閉塞事故が発生している。
解決するための手段 第1図(フランジの部分断面図)、第2図(フ
ランジの平面図)および第3図(取付の態様を例
示する斜視略図)を参照して、本発明について以
下に記述する。
本発明によれば、便器11等の排水器物の排水
端部13に適合する排水端結合部3をフランジ1
の片側の中央部分に有し、そして該排水端結合部
3と連通して排水管結合部4を他の側に有し、そ
してフランジの外縁部に二個以上のボルト孔2を
有する取付設置用フランジ1を使用して;該排水
器物を取付する壁面の設置面7に該フランジ1の
排水管結合部4が貫通する穴16および該フラン
ジのボルト孔2に対応する孔9を設け、該排水器
物11の排水端部13と該フランジの排水端結合
部3とをパツキン17を介在させて結合しそして
該排水器物11のフランジ固定孔14および該フ
ランジのボルト孔2にボルト5を通して該排水器
物の内側からナツトにてフランジを固定(先付)
し、次いでフランジ1の排水管結合部4を該設置
面7の穴16に挿入して該ボルト5をボルト孔9
に貫通させてナツトによつてフランジ1を固定す
ることを特徴とする、該排水器物11の端部12
を設置面7に密着せしめた排水器物の取付設置方
法が提供される。なお、上記のボルトおよびナツ
トの用語は、ネジ形式のものに限定されるもので
はなく、本発明においては実質的に同等の機能を
有する取付棒および取付具のすべてを意味する。
上記の設置方法において、排水管(図示を省
略)は該排水器物11を設置面7に設置固定した
後に、該フランジ1の排水結合部4に取付するの
が普通であるが、工事の都合によつては排水管を
前もつて排水管結合部4に取付しておくことも可
能である。更に、該フランジのボルト孔2が二個
程度の場合は、固定用アングル8を用いて取付を
補強するのが望ましい。すなわち、上記の設置面
7にナツトによつて該フランジを固定する際に、
ボルト孔9に貫通させたボルト5にアングル8を
適用してナツトにて固定し、次に該アングル8お
よび設置面7に排水器物11のアングル固定孔1
5に対応する他のボルト孔10を設けて、ボルト
およびナツトにてこれらを固定して取付を補強す
ることができる。
なお、フランジ1の材質は、従来品と同様に金
属、合成樹脂等が使用できる。本明細書にて排水
器物とは、大便器、浴槽等の排水を必要とする貯
水性の器物を意味する。代表的には、本発明は便
器に有利に適用できる。
作 用 本発明によつて、使用するフランジは簡単な構
成となり、特殊なボルトを必要とせず、そして施
工も容易となり、上記の問題点が有利に克服され
る。従来技術によればフランジを壁縁等に先に固
定するため、便器等との連結そして特にパツキン
のずれ等に大きな問題があつた。本発明に従つ
て、便器等の排水端部13の芯に合致させてフラ
ンジを便器等に先に固定することによつて、パツ
キンのずれは実質的に防止されまたパツキンの適
用状態が容易に確認でき、そのため漏水およびパ
ツキンによる閉塞等を回避できる。
発明の効果 本発明により代表的な効果を以下に要約する。
(1)従来のフランジのボルト孔は特殊形状であるた
め、鋳造では中子を必要とした。本発明によれ
ば、該ボルト孔は丸い孔でよいため容易に後加工
できる。(2)便器等の排水器物の取付用ボルトは、
従来のフランジでは特殊ボルトを必要としたが、
本発明では通常の規格品が使用できる。(3)本発明
によれば、排水器物とフランジと壁面等が同一の
ボルトで固定できる。(4)従来のフランジは壁面等
に固定した後に便器等の排水端部と連結するた
め、フランジの排水端結合部が若干の余裕(遊
び)を有することが必要で、パツキン付着面をテ
ーパー面としていた。本発明によれば、先に該排
水端部13と連結するため該余裕は不要で、パツ
キン付着面をテーパー状ではなく直角状とするこ
とが可能であり、パツキン17のずれが生じな
い。(5)フランジを便器等に先付する為、フランジ
と便器等の排水端部との密着面が容易に確認可能
となり漏水、閉塞を未然に防止できる。(6)便器取
付壁面が仮に傾斜していても、本発明ではフラン
ジ本体では便器等に前もつて取付けられている
為、全く影響がない。(7)従来技術によれば、壁面
等にフランジを先付するので、便器等の排水端部
とフランジの排水端結合との連結にて芯のずれが
生じ易い。本発明では排水端部へフランジを先付
するので、このようなずれは解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明におけるフランジの側面部分
断面図である。第2図は、該フランジの平面図で
ある。第3図は、本発明の取付設置を例示する斜
視略図である。第4図は従来のフランジの平面
図、そして第5図は従来の該フランジの断面図で
ある。 1,21……フランジ、2,22,23……ボ
ルト穴、3,24……排水端結合部、4,25…
…排水管結合部、7……側壁、13……便器の排
水端部、14……便器の固定孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 排水器物の排水端部に適合する排水端結合部
    をフランジの片側の中央部に有し、該結合部と連
    通して排水管結合部を該フランジの他の側に有
    し、そして該フランジの外縁部に二個以上のボル
    ト孔を有する取付設置用フランジを使用して;該
    排水器物の排水端部と該フランジの排水端結合部
    とをパツキンを介在させて結合しそして該フラン
    ジのボルト孔および該排水器物のフランジ固定孔
    をボルトおよびナツトにて固定し、次いで該排水
    器物を取付けする壁、床等の設置面の穴に該フラ
    ンジの排水管結合部を挿入して該ボルトの先端を
    該設置面のボルト孔に貫通させそしてナツトにて
    固定することを特徴とする、排水器物の取付設置
    方法。 2 該排水器物を設置面へ取付した後に該フラン
    ジの排水管結合部へ排水管を取付けする、特許請
    求の範囲第1項の設置方法。 3 該排水器物が便器である、特許請求の範囲第
    1または第2項の設置方法。
JP13628984A 1984-06-29 1984-06-29 便器等の排水器物の設置方法 Granted JPS6117647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13628984A JPS6117647A (ja) 1984-06-29 1984-06-29 便器等の排水器物の設置方法

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JP13628984A JPS6117647A (ja) 1984-06-29 1984-06-29 便器等の排水器物の設置方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6117647A JPS6117647A (ja) 1986-01-25
JPH0317012B2 true JPH0317012B2 (ja) 1991-03-07

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ID=15171688

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JP13628984A Granted JPS6117647A (ja) 1984-06-29 1984-06-29 便器等の排水器物の設置方法

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JP (1) JPS6117647A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152212U (ja) * 1974-10-18 1976-04-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152212U (ja) * 1974-10-18 1976-04-21

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Publication number Publication date
JPS6117647A (ja) 1986-01-25

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