JPH0419098Y2 - - Google Patents

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JPH0419098Y2
JPH0419098Y2 JP1986055608U JP5560886U JPH0419098Y2 JP H0419098 Y2 JPH0419098 Y2 JP H0419098Y2 JP 1986055608 U JP1986055608 U JP 1986055608U JP 5560886 U JP5560886 U JP 5560886U JP H0419098 Y2 JPH0419098 Y2 JP H0419098Y2
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JP
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western
floor
style toilet
floor flange
flange
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JP1986055608U
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、洋風便器を床パン等の床に取り付け
るために用いられる洋風便器用排水短管付き床フ
ランジに関する。
[背景技術] 従来にあつて洋風便器1を床3に取り付けるに
は第7図、第8図に示すように床3に孔15を穿
孔し、フランジ部5aの内周のラツパ状部16a
を孔15内に入れ、孔15の縁の上面にフランジ
部5aを載せてねじのような固着具13で床3に
固着していた。そしてフランジ部5aの下面に凹
部28を設け、この凹部28に連通するように長
孔8aを穿孔し、長孔8aに下方よりボルト9を
入れて上方に突出させ、ボルト9の頭部11を長
孔8a内でスライド自在にしてボルト9の位置調
整をし、このボルト9を床3に載置した洋風便器
1の取り付け孔19に挿入し、ナツト20で締め
付けて洋風便器1を取り付けていた。この場合フ
ランジ部5aのラツパ状部16a内には洋風便器
1からの汚水を排水するための排水短管2aが挿
入されて排水短管2a上部のラツパ状部16bを
フランジ部5aのラツパ状部16aに重ねてい
た。上記排水短管2aの下部にはエルボ26,排
水管27が接続される。ところで、上記の従来例
にあつては、フランジ部5aと排水短管2aとが
別体であるため、水漏れのある接続部が多くなる
という問題があつた。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて考案したものであ
つて、その目的とするところは、フランジ部と排
水短管とを一体とすることで、水漏れを防止でき
るようになつたものである。
[考案の開示] 本考案の洋風便器用排水短管付き床フランジ
は、洋風便器からの汚水を流す排水短管の上部に
洋風便器を床に取り付けるための洋風便器取り付
け手段を有する床フランジ部を合成樹脂により一
体に形成し、洋風便器取り付け手段を断面U字状
の受け金具の上横片に長孔を設けると共にこの長
孔に下方より洋風便器取り付け用のボルトを突出
させて構成し、床フランジ部の上面に突部を設
け、この突部に洋風便器取り付け手段を構成する
受け金具を床に固定するためのねじのような固着
具を挿入するための挿入孔を穿孔して成るもので
あつて、このように構成することで、上記した本
考案の目的を達成したものである。すなわち、床
フランジ部5と排水短管2とを一体化すること
で、現場において床フランジ部5と排水短管2と
を接続する必要がなく、取り付け作業が簡略化す
るとともに水漏れがなくなつたものである。
以下本考案を実施例により詳述する。排水管短
2の上部には床フランジ部5が一体に形成してあ
る。この排水短管付き床フランジAは合成樹脂に
より一体成形してある。排水短管付き床フランジ
Aには洋風便器取り付け手段4が取り付けられ
る。この洋風便器取り付け手段4は断面逆U字状
の受け金具6の上横片7に長孔8を設け、この長
孔8に下方より洋風便器取り付け用のボルト9を
突出させて構成してある。長孔8は端部が大径部
10となつていている。ボルト9は頭部11が略
平板状をしており、この頭部11を大径部10か
ら挿入してボルト9を長孔8内にスライドして取
り付けるようになつている。床フランジ部5の上
面には突部12が設けてあり、突部12に受け金
具6を床3に固定するためのねじのような固着具
13を挿入するための挿入孔14が穿孔してあ
る。また床フランジ部5の内周はラツパ状部16
となつており、ラツパ状部16の外面には位置決
め突部17が突設してある。また床フランジ部5
は真円の両側をカツトした長円形状をしている。
更に床フランジ部5の上面の前後左右にはそれぞ
れセンターマークが施してある。
次に上記の構成の排水短管付き床フランジAを
用いて洋風便器1を取り付けるには次のようにし
て行うものである。すなわち床パンのような床3
に孔15を穿孔し、この孔15に排水短管付き床
フランジAの排水短管2を挿入するとともに床フ
ランジ部5を床3の上面に載置する。この場合、
ラツパ状部16を設けてあるにもかかわらす、ラ
ツパ状部16の外面に設けた位置決め突部17が
位置決め部材となり、孔15に対して正確に排水
短管付き床フランジAを位置決めすることができ
る。断面逆U字状の受け金具6の両端部は床フラ
ンジ部5の上面に突設した突部12にはめ込ま
れ、受け金具6の挿入孔部18からねじのような
固着具13を入れて突部12に設けた挿入孔部1
8に挿通して床3に固着してある。したがつて固
着具13により排水短管付き床フランジAと受け
金具6とが同時に取り付けられるものである。次
にボルト9の頭部11を受け金具6の長孔8の端
部の大径部10から挿入してボルト9を長孔8内
にスライドして取り付ける。次に洋風便器1を床
3の上面に設置し、ボルト9を洋風便器1の取り
付け孔19に挿入し、ナツト20で締め付けて洋
風便器1を取り付けるのである。添付図面中23
はシールパツキン、24はシール材である。とこ
ろで、受け金具6を床フランジ部5と別体とし、
受け金具6にボルト11をスライド自在に取り付
け、更に受け金具6を固着具13により床3に固
着するので、床フランジ部5そのものにボルト9
を取り付ける長孔が必要でないのは勿論、ボルト
9の頭部11を長孔の下面にそわせて移動して位
置調整するための凹部を床フランジ部5の下面に
設けなくてもよくなり、この結果床フランジ部5
の肉厚を前面に亘つて略一定にでき、強度を確保
できるものである。したがつて、排水短管付き床
フランジAを合成樹脂製としても強度上問題がな
いものである。また受け金具6は断面逆U字状を
しているのでボルト9の頭部11を入れてスライ
ドさせてボルト9の位置調整をすることができ、
また断面逆U字状とすることで強度が強く、平板
に比べて薄肉とすることが可能となるものであ
る。更に実施例のように床フランジ部5の上面に
挿入孔14を有する突部12を設け、突部12に
受け金具6を載せて挿入孔14を利用して固着具
13で固着するので、床フランジ部5上面に水が
かかつても、挿入孔14から水が浸入することが
ないものである。
なお、実施例のように床フランジ部5を長円形
状とすることで、両側の直線縁22の存在によ
り、床フランジ部5の取り付け方向が特定しやす
く、床3の上面の柄模様に合わせて水平、垂直を
見て設置するとよいので、洋風便器1の固定位置
を設定しやすくなるものである。また床フランジ
部5の上面の前後左右にはそれぞれセンターマー
ク21を施すことで、対辺のセンターマーク2同
士を結ぶ線により位置の設定を行いうるので、建
物との配管接続においても施工が簡単となるもの
である。
[考案の効果] 本考案は、叙述のように洋風便器からの汚水を
流す排水短管の上部に洋風便器を床に取り付ける
ための洋風便器取り付け手段を有する床フランジ
部を合成樹脂により一体に形成し、洋風便器取り
付け手段を断面U字状の受け金具の上横片に長孔
を設けると共にこの長孔に下方より洋風便器取り
付け用のボルトを突出させて構成し、床フランジ
部の上面に突部を設け、この突部に洋風便器取り
付け手段を構成する受け金具を床に固定するため
のねじのような固着具を挿入するための挿入孔を
穿孔してあるので、床フランジ部と排水短管とが
別体となつた従来のものに比べて現場において床
フランジ部と排水短管とを接続する必要がなく、
取り付け作業が簡略化するとともに水漏れがなく
なつたものであり、また、受け金具に設けた長孔
に下方よりボルトを突設させることで床フランジ
部そのものにボルトを取り付ける長孔が必要でな
いのは勿論、ボルトの頭部を長孔の下面に沿わせ
て移動して位置調整するための凹部を床フランジ
部の下面に設けなくてもよくなり、この結果、床
フランジ部の肉厚を全面にわたつて略一定にでき
て強度を確保できるものであり、したがつて、排
水短管付き床フランジを合成樹脂として強度上問
題がないものであり、また、受け金具が断面逆U
字状をしているのでボルトの頭部を入れてスライ
ドさせてボルトを位置調整することができ、ま
た、断面逆U字状とすることで強度が強く、平板
に比べて薄肉とすることが可能となるものであ
り、更に床フランジ部の上面に挿入孔を有する突
部を設けてるので、この突部に受け金具を被せて
挿入孔を利用して固着具で固着することにより床
フランジ部の上面に水がかかつても挿入孔から水
が浸入しないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を排水用短管付き床フランジを
用いた洋風便器の取り付けを説明するための全体
分解斜視図、第2図は同上の断面図、第3図a,
bは排水用短管付き床フランジの上面図及び断面
図、第4図a,bは同上の受け金具の上面図及び
断面図、第5図は受け金具と床フランジ部との取
り付け部分を示す断面図、第6図は同上のボルト
の受け金具への取り付け部分を示す断面図、第7
図は従来例の全体分解斜視図、第8図は従来例の
取り付け状態の断面図であつて、1は洋風便器、
2は排水短管、3は床、4は洋風便器取り付け手
段、5は床フランジ部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 洋風便器からの汚水を流す排水短管の上部に
    洋風便器を床に取り付けるための洋風便器取り
    付け手段を有する床フランジ部を合成樹脂によ
    り一体に形成し、洋風便器取り付け手段を断面
    U字状の受け金具の上横片に長孔を設けると共
    にこの長孔に下方より洋風便器取り付け用のボ
    ルトを突出させて構成し、床フランジ部の上面
    に突部を設け、この突部に洋風便器取り付け手
    段を構成する受け金具を床に固定するためのね
    じのような固着具を挿入するための挿入孔を穿
    孔して成る洋風便器用排水短管付き床フラン
    ジ。 (2) 床フランジ部の内周部分がラツパ状をしてお
    り、このラツパ状部の外面に位置決め突部を突
    設して成る実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の洋風便器用排水短管付き床フランジ。
JP1986055608U 1986-04-14 1986-04-14 Expired JPH0419098Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6080633A (ja) * 1983-10-06 1985-05-08 東陶機器株式会社 便器と排水管の接続装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5750382Y2 (ja) * 1978-11-17 1982-11-04

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JPS6080633A (ja) * 1983-10-06 1985-05-08 東陶機器株式会社 便器と排水管の接続装置

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