JPH03169459A - 連続鋳造装置 - Google Patents

連続鋳造装置

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JPH03169459A
JPH03169459A JP30900589A JP30900589A JPH03169459A JP H03169459 A JPH03169459 A JP H03169459A JP 30900589 A JP30900589 A JP 30900589A JP 30900589 A JP30900589 A JP 30900589A JP H03169459 A JPH03169459 A JP H03169459A
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JP
Japan
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belt
refractory
weir
rollers
continuous casting
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JP30900589A
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Kazumi Yasuda
一美 安田
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、走行するベルト上で溶融金属を冷却凝固する
ことにより、表面性状の良好な金属薄帯を製造する連続
鋳造装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、溶鋼等の溶融金属から最終形状に近い数mm〜数
十叩程度の厚みをもつ薄帯を直接的に製造する連続鋳造
方法が注目されており、その一つに、ベルト方式がある
。この方式は、例えば傾斜して無端走行するベルトの上
に、後面堰とサイド堰とによって画或される湯溜り部を
形戒し、ここに注湯された溶融金属をベルトを介した抜
熱によって冷却・凝固し、生或されたシェルをベルトの
走行に伴って湯溜り部から送り出し、金属薄帯を製造し
ている(特開昭63−290664号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで上述したようなベルト式連続鋳造装置において
、湯溜り部の後面側を仕切る後面堰は、一般に耐火物か
ら形或されかつベルト走行面に接触し、これより略垂直
方向に延びる固定堰から戊っている。しかしながらこの
固定堰は、その押圧力を大きくした場合、走行するベル
トと固定堰下面との摺動摩擦力が増大するために堰の角
部が欠落し易すく、またこの対策としてベルトに対する
固定堰の押圧力を小さくした場合、ベルト熱変形による
たわみを矯正することができず、製造される金属薄帯に
皺等を発生してその表面性状を著しく損うことがある。
本発明は以上の問題に鑑み、ベルトへの押圧力を高めて
その熱変形によるたわみを少なくすると共に、耐火物の
異常摩耗や角部欠損を防止できる連続鋳造装置を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的のため本発明によれば、傾斜または水平の状態
で走行するベルト上に設けられた湯溜り部に注湯された
溶融金属を冷却・凝固することにより金属薄帯を連続的
に鋳造する連続鋳造装置において、上記湯溜り部の鋳造
方向後面側を仕切る後面堰を、上記溶融金属に接して湯
溜り部の後面側を仕切る耐火物と、該耐火物に連結され
、これよりベルト走行方向上流側に設けられてベルト上
面に押圧・回転するローラとで構或したことを特徴とす
る連続鋳造装置が提供される。
〔作 用〕
耐火物よりベルト走行方向上流側に位置するローラがベ
ルトを押圧することにより、ベルトのたわみを矯正しつ
つ、耐火物とベルト間の接触面圧を小さくできるため、
耐火物の摩耗・欠損を防止できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明を具体化する連続鋳造装置1の概略的構
或を示しており、一対のプーり2,3に掛け渡された金
属製のベルト4が無限軌道を走行するようになっている
。そして、一方のプーり3を高くまたは水平に保持する
ことにより、ベルト4の無限軌道は、ブーり3に向かっ
て上昇または水平移動するものとなる。このベルト4の
周囲には、チェーン等によって連結した複数の耐熱ブロ
ック5が配置され、これら耐熱ブロック5は、ベルト4
の走行に同期して移動する。
耐熱ブロック5は、ベルト4が直線状に走行する上部で
湯溜り部6の側部を仕切るサイド堰5′となる。他方、
湯溜り部6の後方には、後面堰7が設けられている。こ
れによって、ベルト4の進行方向のみが開放された湯溜
り部6が画或される。
この湯溜り部6に、注湯装置8から溶融金属9が注湯さ
れる。
注湯された溶融金属9は、ベルト4の裏面に配置されて
いる冷却装置10により抜熱され、冷却・凝固して凝固
シェル11となる。この冷却装置10はベルト4の裏面
に接してこれを支持する複数のロール12と、ロール1
2間に位置してベルト4を冷却するための冷媒を噴射す
る冷却ノズル13とを備える。凝固シエル11は、ベル
ト4の移動に伴って、第1図において右方向に搬送され
る。この搬送の過程で抜熱が継続しているので、凝固シ
ェル11は所定の厚みをもつ金属薄帯14に或長し、湯
溜り部6から送り出され、ベルト4の上面より離反し、
最終的には巻取り装置(ロール)15により薄板コイル
として巻き取られる。
第2図は本発明の特徴となる連続鋳造装置の後面堰部分
を拡大した図である。本実施例によれば前述した後面堰
7は、従来同様走行するベルト面に略垂直方向に延び、
湯溜り部6の後面側を仕切る耐火物16を備えており、
この耐火物16は図示しない押圧機構により駆動される
支持部材17の前方端部に据え付けられる。
支持部材l7はベルト4側となるその下部に、ベルト4
の上面に接触して回転する複数個のローラ18を備えて
おり、駆動機構によってベルト4の位置する方向へと押
し下げられた後面堰7はこのローラ18を介してベルト
4を下方に押圧し、以ってベルト4の熱変形によるたる
みを矯正する。この結果、ベルト4のたわみ防止のため
に、従来、かなりの面圧を以ってベルト4を押圧しなけ
ればならなかった耐火物16のベルト押圧力を小さくす
ることができ、或いは耐火物16自体をベルト4の上面
より離反させ、接触しないようにすることもできる。尚
、この場合、耐火物16の下面とベルト4の上面との間
隙は、間隙に溶融金属9が侵入してローラ18の位置ず
る方向へと流れ出さないよう適正化を図る必要があり、
好ましくはl mm以下に設定される。
以上のように本実施例では、後面堰7のベルト4に対す
る押圧を、耐火物16よりベルト走行方向上流側に位置
するローラ18に受け持たせることにより、耐火物16
とベルト4との摺動摩擦を軽減することができ、その異
常摩耗や欠損を防止することが可能となる。
〔発明の効果〕
以上、述べたように本発明によれば、後面堰を構或する
ローラによってベルトを積極的に押圧するために、熱変
形したベルトのたるみを矯正することができ、表面性状
の良い金属薄帯を鋳造することができる。加えて、耐火
物とベルトが大きな面圧を以って接触することがないた
め、摺動に伴う耐火物の異常摩耗や、欠損を防止してそ
の耐久性を向上することができる。またこの耐火物の耐
久性向上に伴い、耐火物表面に形或された凝固物の凝固
シェルの断続的巻き込み、所謂、コールドシャット現象
を防止するため、従来より実施されていた後面堰振動が
容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による連続鋳造装置の概略的構或図;第
2図は第1図に示す装置の後面堰部分の拡大図である。 4・・・ベルト、     6・・・湯溜り部、7・・
・後面堰、     9・・・溶融金属、16・・・耐
火物、     18・・・ローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、傾斜または水平の状態で走行するベルト上に設けら
    れた湯溜り部に注湯された溶融金属を冷却・凝固するこ
    とにより金属薄帯を連続的に鋳造する連続鋳造装置にお
    いて、 上記湯溜り部の後面側を仕切る後面堰を、上記溶融金属
    に接して湯溜り部の後面側を仕切る耐火物と、該耐火物
    に連結され、これよりベルト走行方向上流側に設けられ
    てベルト上面に押圧・回転するローラとで構成したこと
    を特徴とする連続鋳造装置。
JP1309005A 1989-11-30 1989-11-30 連続鋳造装置 Expired - Lifetime JP2801042B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63192539A (ja) * 1987-02-04 1988-08-09 Nippon Steel Corp 金属薄帯の連続鋳造方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63192539A (ja) * 1987-02-04 1988-08-09 Nippon Steel Corp 金属薄帯の連続鋳造方法及び装置

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