JPH0316904Y2 - - Google Patents

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JPH0316904Y2
JPH0316904Y2 JP13995585U JP13995585U JPH0316904Y2 JP H0316904 Y2 JPH0316904 Y2 JP H0316904Y2 JP 13995585 U JP13995585 U JP 13995585U JP 13995585 U JP13995585 U JP 13995585U JP H0316904 Y2 JPH0316904 Y2 JP H0316904Y2
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palate
manhole cover
idle wheels
frame
square
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JP13995585U
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、マンホール,床点検口等の床面に開
口する方形口に乗載する方形口蓋の保持装置に関
し、該方形口蓋の脱着を用意としたものである。
<従来技術> マンホール蓋等の方形口蓋は通常上下移動によ
り、その脱着を施す。ところで、該方形口蓋が40
Kg前後のものであれば、このような手段でも可能
ではあるが、それ以上の大重量のものの場合に
は、その脱着をするに際して、一人の力では限界
があり、かつ危険性も高かつた。
そこで、前記蓋の開閉を施すために、実公昭60
−20677号に開示されるように、方形口蓋の両隅
角部に一対の遊転車輪を設けるとともに、口蓋枠
の内側壁に沿つて、前記遊転車輪の乗載案内を形
成したものが提案された。
<考案が解決しようとする問題点> ところで、この種のものにあつて、前記遊転車
輪は前端両隅角部に設けられ、口蓋の除去を、そ
の遊転車輪位置を支点とし、口蓋の後端部を持上
げがら、後方へ引く作業により施される。このた
め、その持上げに際して、力のモーメントの関係
で蓋重量の1/2の揚力を要する。
本考案は、さらに簡易に口蓋の除去を可能とす
る方形口蓋の保持装置の提供を目的とするもので
ある。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、方形口蓋の略中央部の両側に一対の
遊転車輪を設け、 口蓋枠の左右内側壁に沿つて、該蓋枠の後端側に
上方傾斜する、前記遊転車輪の乗載案内を設ける
とともに、前記乗載案内の中央部に、前記遊転車
輪を収納する欠孔を設け、 さらに口蓋枠の内側に、前記口蓋を支持する係止
部を形成したことを特徴とするものである。
<作用> 前記遊転車輪は、口蓋の重心のほぼ両側位置と
なる。このため、口蓋の荷重は前記遊転車輪によ
り支持され、その移送を大きな力を要することな
く簡易に施すことができる。また、口蓋が前記係
止部に支持された状態で、前記口蓋の遊転車輪
は、乗載案内の欠孔に収納される。
<実施例> 添付図面について本考案の一実施例を説明す
る。
1はマンホール蓋枠(口蓋枠)であつて、断面
L形の側壁2により略正方形枠状に構成されてい
る。前記側壁2の下縁からは、支持棚3が内方へ
突出しており、その内端から係止部4が上方突出
している。
また前記マンホール蓋枠1の左右両側の側壁2
の内側壁には、該側壁に沿つて、マンホール蓋枠
1の後端側に上方傾斜する乗載案内5が形成され
ている。前記乗載案内5は、その前端部には欠部
6が、その中央部には欠部8が夫々形成されてい
る。前記欠部6,8の底部は、前記支持棚3上面
と面一となる。また前記欠部6,8の後面には、
後記する遊転車輪13,14の脱出を容易となる
ために、後方へ傾斜する傾斜側縁7,9が夫々形
成されている。さらにまた前記乗載案内5は、そ
の後部上縁に水平面5aが形成されている。
前記マンホール蓋枠1は、マンホールの口部周
縁に埋設され、その上端を該マンホール周囲の床
面fと面一としている。
10は、前記マンホール蓋枠1に嵌装される正
方形状のマンホール蓋(方形口蓋)であつて、そ
の周部下面を前記係止部4に係止され、かかる係
止状態で、上面を前記床面fと面一となるように
設計されている。
前記マンホール蓋10の左右上縁は鍔縁11,
11が突成され、該鍔縁11,11の下面の前端
部位置と、中央部位置とに台座部12a,12
b、12a,12bが夫々形成されている。また
台座部12a,12aには一対の遊転車輪13,
13が、台座部12b,12bには一対の遊転車
輪14,14が夫々回転可能に支持されている。
前記遊転車輪13,13、14,14は、前記マ
ンホール蓋10が係止部4により支持された状態
で、乗載案内5,5に載架されるように設計され
ている。
また前記マンホール蓋10の後部周上面には、
引出用工具20が嵌装する装着孔17,17が設
けられている。前記装着孔17,17は、その口
形状は、巾方向に長く、その下奥部で幅広となつ
ている。
次に、前記マンホール蓋10の引出手順につい
て説明する。
前記マンホール蓋10は、マンホール蓋枠1の
係止部4上に乗載されて、その遊転車輪13,1
3、14,14は夫々欠部6,8に収納されてい
る。
かかる状態において、第3図イのように引出工
具20を前記装着孔17,17に装着する。
すなわち、前記引出工具20は第4図に示すよ
うに、二本の引出パイプ21,21と、把持杆2
6とにより構成されている。ここで引出パイプ2
1は、幅方向の短尺状連結パイプ22が一端に形
成され、他端の屈曲部下端には、前後方向の嵌入
片23が形成され、さらに前記嵌入片23上に少
し間隔を置いて、前後方向に長い矩形被着片24
が固着された杆状をしている。この取付けに際し
ては、まず引出パイプ21の嵌入片23を巾方向
に位置させて前記装着孔17,17に嵌入し、90
度回転させて、引出パイプ21の長手方向を前後
方向に一致させる。かかる回転位置で、前記嵌入
片23は装着孔17内で前後方向となり、この位
置で、装着孔17の口端に係止され、脱出が不能
となるとともに、前記被着片24が装着孔17,
17上に被着する。かかる引出パイプ21,21
の嵌装を各装着孔17,17毎に施し、その連結
パイプ22,22に把持杆26を側方から挿通
し、而て、前記引出パイプ21,21、把持杆2
6により、引出工具20が構成される。
第3図イのように前記引出工具20を装着して
後、第3図ロに示すように、前記把持杆26を少
し持ち上げる。この状態で、前記マンホール蓋1
0の先端は、マンホール蓋枠1の前部の係止部4
上に係止され、これを支点として傾斜する。かか
る状態で、第3図ハに示すように、前記把持杆2
6を手前に引くと、前記遊転車輪13,13が、
欠部6,6の傾斜側縁7,7に接触して、これを
案内とし、乗載案内5,5上に乗り上げる。これ
につれて、前記遊転車輪14,14も、乗載案内
5,5上に乗り上がる。次に、前記把持杆26を
少し押しながら引張すると、第3図ニのように乗
載案内5上で、マンホール蓋10は、遊転車輪1
4,14を支点として微傾斜し、遊転車輪13,
13は乗載案内5,5から少し浮上する。このた
め、引出しを、重心の両側位置にある遊転車輪1
4,14の支持により、軽荷重負担で引出すこと
ができるとともに、遊転車輪13,13は、欠部
8上を落込むことなく通過する。この後、遊転車
輪13,13を支点として、把持杆26を少し押
上げることにより、遊転車輪14,14をマンホ
ール蓋枠1の上縁に乗上げるようにすれば、床面
f上にマンホール蓋10を引出すことが可能とな
る。尚、床面f上では、遊転車輪13,13,遊
転車輪14,14によりマンホール蓋10の移動
を容易に施すことができる。
かかる後、前記把持杆26,引出パイプ21を
順次取外すことにより引出工具20の除去がなさ
れる。
マンホール蓋10を装着する場合には、遊転車
輪13,13、14,14を乗載案内5,5上を
滑落させ、衝撃に無いように、夫々を欠部6,8
に収納させる簡易な操作により可能となる。尚か
かる操作において乗載案内5,5の後部には水平
面5aが形成されているから、乗載案内5,5に
よる加速度が緩和されることとなる。
前記実施例において、欠部6,6及び遊転車輪
13,13を省略することは可能である。この場
合には、マンホール蓋10の先端をマンホール蓋
枠1の前端部の係止部4上に係止し、これを支点
として傾斜させて手前に引き、乗載案内5,5上
に遊転車輪14,14を乗上げさせ、さらに手前
に引く基本操作により、その引出しが可能とな
る。この場合にあつても、前記乗載案内5,5上
の引出し移動及び床面f上での移動に際して、前
記遊転車輪14,14はマンホール蓋10のほぼ
重心の両側位置にあるから、その移動操作による
力の負担が軽減される。
<考案の効果> 本考案は、上述のように、方形口蓋の略中央部
の両側に一対の遊転車輪14,14を設け、該遊
転車輪14,14を乗載案内5,5上に乗載し
て、マンホール蓋10の引出しを施すようにした
から、前記遊転車輪14,14がマンホール蓋1
0のほぼ重心の両側位置にあるから、その荷重は
該遊転車輪14,14により支持され、このた
め、乗載案内5,5上及び床面f状でのマンホー
ル蓋10の移送を大きな力を要することなく簡易
に施すことができ、マンホール蓋10の脱着操作
に伴う作業者の負担が軽減される等の優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図は
マンホール蓋10を一部切欠して示す平面図、第
2図は第1図A−A線断面図、第3図イ〜ニは第
1図B−B線位置で縦断して示すマンホール蓋1
0の脱出作動の縦断側面図、第4図はマンホール
蓋10、引出工具20の斜視図である。 1;マンホール蓋枠(口蓋枠)、4;係止部、
5;乗載案内、6,8;欠部、10;マンホール
蓋(口枠)、13,14;遊転車輪、20;引出
工具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 方形口蓋の略中央部の両側に一対の遊転車輪
    を設け、 口蓋枠の左右内側壁に沿つて、該蓋枠の後端側
    に上方傾斜する、前記遊転車輪の乗載案内を設
    けるとともに、前記乗載案内の中央部に、前記
    遊転車輪を収納する欠孔を設け、 さらに口蓋枠の内側に、前記口蓋を支持する係
    止部を形成したことを特徴とする方形口蓋の保
    持装置。 2 方形口蓋の前端両側にも、前記乗載案内に載
    架される一対の遊転車輪を設けたことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の方形
    口蓋の保持装置。
JP13995585U 1985-09-12 1985-09-12 Expired JPH0316904Y2 (ja)

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JP13995585U JPH0316904Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

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JPS6250249U JPS6250249U (ja) 1987-03-28
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