JP4574023B2 - ゴミ容器及びゴミ運搬台車 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、下端部に移動用車輪を備えるとともに、その上部にゴミ収容部材を備え、ゴミを収容して運搬することができるように構成されたゴミ容器、及びそのゴミ容器の下端部を構成するゴミ運搬台車に関するものである。より詳しくは、ゴミを収容するためのゴミ収容部材と、ゴミ運搬台車とを分離可能に別体で構成することによって、ゴミ収容部材内に一時的に収容されているゴミを別の収集容器等に容易に移し替えることができるように構成されたゴミ容器及びゴミ運搬台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の移動用車輪を備えたゴミ容器としては、有底四角箱状に形成されたゴミ収容部のコーナ部下面に金属製の移動用車輪が固着されたゴミ収集ボックスが知られている。前記ゴミ収容部の上端部には、四角板状に形成されたゴミ挿入蓋が蝶着され、ゴミ収容部の上部開口部を開閉可能に閉鎖している。また、前記ゴミ挿入蓋の蝶着部と対向する位置に設けられたゴミ収容部の一側面には、金属材料により横円柱状に形成された傾倒軸棒がその側面に沿って水平方向に延びるように固着されている。この傾倒軸棒の両端部は、ゴミ収容部の両端部を越えて外側方に延びるように設けられており、図示しないゴミ収集用車両の後端部に配設された左右一対の傾倒軸受けに引掛けることができるように構成されている。
【0003】
そして、前記ゴミ収集用車両は、前記両傾倒軸受けによりゴミ収集ボックスの傾倒軸棒を引掛けて引き上げつつ、ゴミ収容部の上部開口部が下方に配置されるように傾倒させることによって、ゴミ収容部内のゴミをゴミ収集用車両内に移し替えて回収する。また、このゴミ収集ボックスは、その下端部に設けられた移動用車輪によって、平坦な路面上を引張って容易に移動させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記従来のゴミ収集ボックスでは、転倒してゴミが散乱されるのを防止するために、その下端部に重量の大きな移動用車輪を設けることによって、下部側に重心が来るように構成されている。このため、このゴミ収集ボックス内に一時的に収容されているゴミを移し替える際には、専用のゴミ収集用車両の機械的動力を利用して、重量の大きな移動用車輪を含むゴミ収集ボックス全体を持ち上げる必要があり、装置が大掛かりであるうえ非常に煩雑であった。また、前記専用のゴミ収集用車両を利用しない構成のゴミ容器においても、転倒防止効果が高くて重量の大きな移動用車輪を持ち上げてゴミを移し替える作業は、著しく非効率的な作業であった。
【0005】
この発明は、上記のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、ゴミを容易かつ安定に運搬することができるとともに、ゴミの移し替え作業を容易に行うことができるように構成されたゴミ容器及びゴミ運搬台車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明のゴミ容器は、下端部に移動用車輪を備えるとともに、その上部にゴミ収容部材を備え、ゴミを収容して運搬することができるように構成されたゴミ容器であって、上端部にゴミ挿入部が設けられたゴミ収容部材と、そのゴミ収容部材を載置するゴミ運搬台車とから構成され、前記ゴミ運搬台車は、合成樹脂により一体形成された載置台と、その載置台の下面に設けられた移動用車輪とを備え、前記載置台の上面には、前記ゴミ収容部材の底部が載置される載置部を設けるとともに、前記移動用車輪は、その上端部において前記載置部の下面に対して固着される固定棒を設け、その載置部の周縁に沿って前記ゴミ収容部材の下端部と当接可能に構成された横ずれ防止壁を立設し、前記載置部上に載置されたゴミ収容部材の横ずれを防止することができるように構成し、前記ゴミ運搬台車に複数の載置部を設けるとともに、前記載置部の個数と同数のゴミ収容部材を備え、前記載置部の配列方向と直交する方向に延びる複数の前記横ずれ防止壁のうち、前記ゴミ収容部材の間に位置する横ずれ防止壁の幅が最も外縁側に位置する横ずれ防止壁の幅よりも大きくなるように構成し、前記固定棒は、前記ゴミ収容部材の間に位置する横ずれ防止壁よりも、前記最も外縁側に位置する横ずれ防止壁の側に位置するように前記載置部の下面に対して固着されたことを特徴とするものである。
【0007】
請求項2に記載の発明のゴミ容器は、下端部に移動用車輪を備えるとともに、その上部にゴミ収容部材を備え、ゴミを収容して運搬することができるように構成されたゴミ容器であって、上端部にゴミ挿入部が設けられたゴミ収容部材と、そのゴミ収容部材を載置するゴミ運搬台車とから構成され、前記ゴミ運搬台車は、合成樹脂により一体形成された載置台と、その載置台の下面に設けられた移動用車輪とを備え、前記載置台の上面には、前記ゴミ収容部材の底部を載置するための載置部を設けるとともに、その載置部の周縁に沿って前記ゴミ収容部材の下端部と当接可能に構成された横ずれ防止壁を立設し、前記載置部上に載置されたゴミ収容部材の横ずれを防止することができるように構成し、前記ゴミ収容部材を有底長四角箱状に形成するとともに、前記載置部を平面長方形状に形成し、前記載置部の長手方向の両側縁に沿って立設された横ずれ防止壁を上方に延設することによって一対の立ち上がり壁を設け、前記立ち上がり壁の上端縁が、前記載置部の短手方向の横ずれ防止壁の上端縁より高くなるように構成したことを特徴とするものである。
【0011】
請求項3に記載の発明のゴミ運搬台車は、請求項1又は2に記載のゴミ容器の下端部に設けられ、前記ゴミ収容部材を載置するように構成されたゴミ運搬台車であって、合成樹脂により一体形成された載置台と、その載置台の下面に設けられた移動用車輪とを備え、前記載置台の上面には、前記ゴミ収容部材の底部を載置するための載置部を設けるとともに、その載置部の周縁に沿って前記ゴミ収容部材の下端部と当接可能に構成された横ずれ防止壁を立設し、前記載置部上に載置されたゴミ収容部材の横ずれを防止することができるように構成したことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を具体化した実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、ゴミ容器11は、互いに同形状で異なる色彩に彩色された3個のゴミ収容部材12と、それらゴミ収容部材12が載置されるとともに、路面又は床面上で移動可能に構成されたゴミ運搬台車13とから構成されている。
このゴミ容器11は、例えば、病院の廊下や待合室、展示場等の多くの人々が利用する比較的広くて平坦な路面又は床面上に設置されて利用され、それらの場所で捨てられるゴミを一時的に収容する。また、このゴミ容器11内に一時的に収容されたゴミは、別の場所に特設された大容量のゴミ収集容器等に移し替えられる。
【0013】
ゴミ収容部材12は、合成樹脂により有底長四角筒状に形成されたゴミ収容部21と、そのゴミ収容部21の上部開口部を係脱可能に閉鎖する上部閉鎖部材22と、その上部閉鎖部材22の上端部に貫設されたゴミ挿入孔23を開閉可能に閉鎖するプッシュ蓋24とからほぼ長四角箱状に形成されている。ゴミ収容部21は、長四角板状に形成された図示しない底壁の周縁に沿って立設された前後一対の短側壁21a及び左右一対の長側壁21bから有底長四角筒状に形成されている。このゴミ収容部21を構成する対向する各一対の短側壁21a及び長側壁21bはいずれも、上方ほど僅かに拡がるテーパ形状に形成されている。
【0014】
上部閉鎖部材22は、合成樹脂により平面長方形状、側面三角形状に形成されている。この上部閉鎖部材22の上端部やや前部側には、ゴミ挿入孔23が長四角孔状に貫設されており、そのゴミ挿入孔23を通してゴミ収容部21内にゴミを挿入することができるようになっている。各ゴミ挿入孔23内には、互いに異なる色彩に着色された合成樹脂により長四角板状に形成されたプッシュ蓋24が配設され、そのゴミ挿入孔23を開閉可能に閉鎖している。
【0015】
これらプッシュ蓋24は、前記上部閉鎖部材22の上端部裏面に回動可能に軸着されているうえ、図示しない付勢部材により、常にゴミ挿入孔23の閉鎖方向に付勢されている。そして、これらプッシュ蓋24を手で下方に押圧することによって、そのプッシュ蓋24が下方に回動されてゴミ挿入孔23の前端部が開口される。また、前記プッシュ蓋24を押圧するのを止めたときには、前記付勢部材の付勢力によってプッシュ蓋24が上方に回動され、ゴミ挿入孔23が自動的に閉鎖される。
【0016】
ゴミ運搬台車13は、合成樹脂によりほぼ長四角板状(蒲鉾状)に形成された載置台31と、その載置台31の各コーナ部下面に固着された移動用車輪としての4個の自在車輪32とから構成されている。
【0017】
図2(a)に示すように、各自在車輪32の上端部には、丸棒状に形成された固定棒33が設けられ、載置台31のコーナ部下面に穿設された図示しない円孔状の固着孔内に自在車輪32を固着させることができるように構成されている。
この自在車輪32の下端部には、前記固定棒33を軸にして水平面内で自由に回転されるように構成された回転軸部34と、その回転軸部34の両側中央部を中心に回転可能に軸着された左右一対の回転車輪35とが設けられている。そして、これら自在車輪32によって、ゴミ運搬台車13を路面又は床面(水平面)上で適宜方向転換させながら任意の方向に移動させることができるように構成されている。
【0018】
図1から図3に示すように、載置台31の上面には、長方形状(長四角板状)に形成された3個の載置部41が横方向に並んで配置され、前記ゴミ収容部材12(ゴミ収容部21)の底部を載置することができるように構成されている。これら各載置部41の長辺はゴミ運搬台車13の前後方向に延びるように設けられ、短辺はゴミ運搬台車13の左右方向に延びるように設けられている。また、各載置部41の中央部には、水抜き孔42が長四角孔状に貫設され、載置台31を洗浄した後の水はけを良好にしてその乾燥(風乾)を早めることができるように構成されている。
【0019】
この載置台31の前後両端部、すなわち各載置部41の前後両端部には、前記ゴミ収容部21の短側壁21aの下端部と当接可能に構成された対向する前後一対の横ずれ防止壁43が立設され、ゴミ収容部材12の前後方向への横ずれ及び転倒を防止することができるようになっている。さらに、各載置部41の両側部には、前記ゴミ収容部21の長側壁21bの下端部と当接可能に構成された立ち上がり壁44が立設され、載置台31の上面において各載置部41を仕切っている。
【0020】
これら各立ち上がり壁44の前後両端部は、前記横ずれ防止壁43と同じ高さに形成されている。さらに、各立ち上がり壁44の中央部は、円弧状に膨出した側面形状となっており、前記横ずれ防止壁43よりもより一層高くなるように形成されている。そして、これら立ち上がり壁44は、ゴミ収容部材12における最も倒れやすい側面であるゴミ収容部21の長側壁21bと当接することによって、ゴミ収容部材12の転倒を防止して安定した状態で載置部41上に載置することができるように構成されている。また、これら立ち上がり壁44は、ゴミ収容部材12の左右方向への横ずれも防止することもできる。
【0021】
一方、載置台31の一側部に位置する立ち上がり壁44の外側面には、前記立ち上がり壁44の側面形状を僅かに縮小した側面形状を有するほぼ長四角板状に形成された連結凸部51が突設されている。図3に示すように、この連結凸部51の先端部(外端部)には連結板52が設けられ、基端部には前記連結板52の上端縁に沿って僅かに窪んだ形状に形成された凹設部53が設けられている。
【0022】
また、図2(b)及び図3に示すように、載置台31の他側部に位置する立ち上がり壁44の外側面には、その側面の下端部中央をほぼ長四角孔状に切欠くことによって切欠き部56が設けられている。この切欠き部56は、前記凹設部53と対応する形状に形成されている。さらに、この切欠き部56の内側方位置、すなわち前記載置台31の他側部に位置する立ち上がり壁44の裏面側(下面側)には、中空部が設けられている。そして、これら切欠き部56及び中空部によって連結凹部57が形成されている。
【0023】
上記連結凸部51及び連結凹部57は連結手段を構成し、複数個のゴミ運搬台車13(ゴミ容器11)を横方向に連結させる際に機能する。すなわち、図4に示すように、2個のゴミ運搬台車13を横方向に連結する場合には、一方のゴミ運搬台車13の連結板52を、他方のゴミ運搬台車13の中空部内に挿入することによって、前記連結板52の上端縁が切欠き部56の下端縁と係合され、ゴミ運搬台車13同士が連結される。
【0024】
上記ゴミ容器11及びゴミ運搬台車13の作用について以下に記載する。
図1に示されるように、このゴミ容器11は、各プッシュ蓋24が前方側に位置するように3個のゴミ収容部材12の底部をゴミ運搬台車13の各載置部41上に載置することによって使用状態に組み付けられる。また、必要に応じて1個又は2個のゴミ収容部材12を載置してもよい。このとき、各ゴミ収容部材12を構成するゴミ収容部21の対向する前後一対の短側壁21aは、各載置部41の前後端部に立設された横ずれ防止壁43の内側面と当接可能に密接又は近接して配置されている。さらに、各ゴミ収容部21の対向する左右一対の長側壁21bは、各載置部41の両側部に立設された立ち上がり壁44の内側面と当接可能に密接又は近接して配置されている。
【0025】
さて、上記のようにして使用状態に組み付けられたゴミ容器11は、例えば病院の廊下、待合室、展示場等の多くの人々が利用する比較的広くて平坦な路面又は床面上に設置されて利用される。さらに、このゴミ容器11は、各ゴミ収容部材12内に収容されるゴミの種類(例えば可燃ゴミや不燃ゴミ等の種類)を区別するように指示することによって、分別回収用のゴミ容器として好適に利用される。このゴミ容器11内にゴミを挿入する際には、いずれか1個のゴミ収容部材12のプッシュ蓋24を下方に押圧することによりゴミ挿入孔23を開口させ、その状態のままでゴミ挿入孔23内にゴミを投入する。
【0026】
一方、このゴミ容器11を路面又は床面上で移動させる場合には、載置台31及びゴミ収容部材12を含むゴミ容器11の任意の部位を水平方向に押したり引いたりすることによって、所望とする方向に移動させる。このとき、このゴミ容器11は、載置台31の各コーナ部下面に設けられた自在車輪32により、平坦な路面又は床面上で所望とする任意の方向に、極めて容易に方向転換しながら移動される。
【0027】
なお、このゴミ容器11が路面又は床面上で、特に急加速、急停止及び急激な方向転換を行いながら移動された場合には、各ゴミ収容部材12に対して前後左右等様々な方向(水平方向)から慣性力が加えられる。そして、これら各ゴミ収容部材12は、例えば前後方向に加えられた慣性力に対しては、短側壁21aの下端部外側面が横ずれ防止壁43の内側面と当接されることによって、横ずれが防止されるとともに載置部41上からの転落が防止される。また、左右方向に加えられた慣性力に対しては、長側壁21bの下端部外側面が立ち上がり壁44の内側面と当接されることによって、同じく横ずれが防止されるとともに載置部41上からの転落が防止される。また、路面又は床面の凹凸上を自在車輪32が移動する場合もほぼ同様である。
【0028】
さらに、このゴミ容器11は、その下端部に設けられた自在車輪32の重量が比較的大きく、ゴミ運搬台車13のゴミ容器11全体に対する重量比が高く、ゴミ容器11の下端部側に全体の重心が来ている。このため、ゴミ容器11を比較的安定した状態で移動することができることから、移動時におけるゴミ収容部材12の載置台31(載置部41)上からの転倒や落下が起こり難くなっている。
【0029】
一方、このゴミ容器11内に一時的に収容されたゴミを別の収集容器やゴミ収集用車両等に移し替える際には、まず、自在車輪32を路面又は床面上で回転させながら、ゴミ容器11を移し替えに最適な位置(前記収集容器又はゴミ収集用車両の近く)まで移動させる。続いて、ゴミ収容部材12の上部閉鎖部材22をゴミ収容部21と分離させるとともに、そのゴミ収容部21をゴミ運搬台車13の上面(載置部41)から上方に引き上げて分離させ、上下逆にひっくり返す。
【0030】
また、このゴミ容器11を洗浄する場合には、ゴミ収容部材12とゴミ運搬台車13とを分離した状態でそれぞれ別々に水洗いするとともに、ゴミ収容部材12の上部閉鎖部材22及びプッシュ蓋24をゴミ収容部21と分離した状態でそれぞれ別々に水洗いする。この洗浄後のゴミ運搬台車13は、自在車輪32を路面又は床面上に接地させた状態(ゴミ収容部材12と分離されている以外は通常の使用状態と同じ状態)で放置風乾させることによって、水抜き孔42を通して路面又は床面上に自然に水が滴下して乾燥が早められる。
【0031】
また、複数個のゴミ容器11を連結する場合には、一方のゴミ運搬台車13の連結凸部51を他方のゴミ運搬台車13の連結凹部57内に挿入して係合させる。このとき、連結された複数個のゴミ容器11は、隣接して配置されたゴミ運搬台車13同士がほとんどがたつくことなく、一体的に陳列及び移動させることができる。
【0032】
上記実施形態によって発揮される効果について、以下に記載する。
・ 実施形態のゴミ容器11は、上端部にゴミ挿入孔23が設けられたゴミ収容部材12と、そのゴミ収容部材12を載置するゴミ運搬台車13とから構成されている。このため、前記ゴミ収容部材12内にゴミを収容した状態でゴミ運搬台車13の自在車輪32を利用することによって、そのゴミを極めて容易に路面又は床面上を運搬することができる。
【0033】
さらに、各載置部41の周縁に沿って、ゴミ収容部材12の下端部と当接可能に構成された横ずれ防止壁としての横ずれ防止壁43及び立ち上がり壁44が立設されていることから、載置部41上に載置されたゴミ収容部材12の横ずれ及び転倒を効果的に防止することができる。従って、路面又は床面上において非常に安定した状態でゴミを運搬することができる。
【0034】
加えて、各ゴミ収容部材12とゴミ運搬台車13とが分離可能に構成されていることから、ゴミが収容されているゴミ収容部材12のみを持ち上げてひっくり返すことによってゴミの移し替え作業を行うことができる。このため、路面又は床面上で容易に移動させるため、及び転倒を防止してゴミの散乱を防止するために設けられた比較的大きな重量を有する自在車輪32を持ち上げる必要がないことから、ゴミの移し替え作業を非常に容易かつ手軽に行うことができる。
【0035】
また、このゴミ容器11の載置台31は、合成樹脂により一体成形されていることから、強度を高く保持しつつ容易に軽量化を図ることも可能である。
一方、この実施形態のゴミ運搬台車13は、前記ゴミ容器11の下端部を構成するとともに、その上部にゴミ収容部材12を載置することができるように構成されている。このため、上記と同様な理由で、ゴミを容易かつ安定に運搬することができるとともに、ゴミの移し替え作業を容易に行うことができる。
【0036】
・ このゴミ容器11においては、ゴミ収容部材12が有底長四角箱状に形成され、載置部41が平面長方形状に形成されているうえ、各載置部41の長手方向の両側縁に沿って、横ずれ防止壁43よりもより一層高くなるように形成された立ち上がり壁44が立設されている。このため、最も倒れやすい側面であるゴミ収容部21の長側壁21bと確実に当接してそのゴミ収容部材12の転倒を防止するように構成されていることから、ゴミ容器11の運搬移動時において、載置部41上のゴミ収容部材12を非常に安定した状態で載置することができる。
また、この立ち上がり壁44は、ゴミ収容部材12の横ずれを防止する効果を有しているうえ、ゴミ容器11全体の意匠性を高めるのにも役立っている。
【0037】
さらに、このゴミ容器11は、載置台31がほぼ長四角板状に形成されていることから、平面長方形状に形成された複数(3個)の載置部41を可能な限り無駄なく配置させることができる。このため、ゴミの収容量を充分に大きく確保しつつ、路面又は床面上におけるゴミ容器11の占有面積を可能な限り小さくすることができる。
【0038】
・ このゴミ容器11は、複数個(3個)の載置部41と、複数個(3個)のゴミ収容部材12とが備えられていることから、ゴミを容易に分別回収することができる。さらに、分別回収されたゴミを同時に運搬することができて大変便利である。
【0039】
・ 載置部41の中央部に水抜き孔42を貫設することによって、ゴミ運搬台車13の洗浄を容易に行うことができるうえ、洗浄後の水はけを良好にして乾燥を早めることができる。また、ゴミ運搬台車13(ゴミ容器11)の軽量化を図ることもできる。
【0040】
・ このゴミ容器11は、載置台31の一端部に連結凸部51を設けるとともに、他端部に連結凹部57を設け、これら連結凸部51と連結凹部57とを係合させることによって、複数個のゴミ運搬台車13(ゴミ容器11)を連結させることができるように構成されている。このため、複数個のゴミ運搬台車13を簡単な構成で非常に容易に連結させることができる。また、この連結された複数個のゴミ容器11は、一体的に陳列及び移動させることができることから、その取り扱いが容易である。
【0041】
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 図5(a)に示すように、ゴミ運搬台車13に2個の載置部41を設けること。或いは、図5(b)に示すように、ゴミ運搬台車13に1個の載置部41を設けること。
【0042】
・ ゴミ運搬台車13に、4個又は5個以上の載置部41を設けてもよい。なおこのとき、ゴミ運搬台車13を構成する載置部41は、横方向に並べて配設してもよく、前後方向に並べて配設してもよく、横方向及び前後方向(碁盤目状)に並べて配設してもよい。
【0043】
・ 図5(b)に示すように、ゴミ運搬台車13に1個の載置部41を設けるとともに、載置台31の前端部を構成する横ずれ防止壁43の外側面に連結凸部51を設け、載置台31の後端部を構成する横ずれ防止壁43の外側面に連結凹部57を設けること。或いは、2個、3個、4個又は5個以上の載置部41を設ける構成のゴミ運搬台車13においても同様に、載置台31の前端部を構成する横ずれ防止壁43の外側面に連結凸部51を設け、載置台31の後端部を構成する横ずれ防止壁43の外側面に連結凹部57を設けてもよい。このように構成した場合、複数個のゴミ運搬台車13を横方向に繋げて連結することができるとともに、前後方向にも繋げて連結することができる。
【0044】
・ 載置台31のコーナ部下面に4個の自在車輪32を設ける代わりに、2個の自在車輪32と、2個の固定車輪(固定棒33に対して回転軸部34が水平面内で回転しないように構成されたもの)とを設けてもよい。或いは、4個の固定車輪を設けても構わない。
【0045】
・ ゴミ収容部材12のプッシュ蓋24を省略して構成すること。或いは、ゴミ収容部材12のプッシュ蓋24及び上部閉鎖部材22を省略して構成すること。
【0046】
・ ゴミ収容部材12にプッシュ蓋24を設ける代わりに、上方に回動又は持ち上げることによってゴミ挿入孔23が開口されるように構成された蓋体を設け、ゴミ収容部材12の上端部を開閉可能に閉鎖するように構成してもよい。
【0047】
・ ゴミ収容部21の底壁を底面正方形状に形成するとともに、載置部41を平面正方形状に形成すること。
・ ゴミ収容部21を有底円筒状又は有底楕円筒状に形成するとともに、載置部41を平面円形状又は平面楕円形状に形成してもよい。或いは、ゴミ収容部21を、例えば、有底三角筒状、有底六角筒状、有底八角筒状等の有底多角筒状に形成するとともに、載置部41を、平面三角形状、平面六角形状、平面八角形状等の平面多角形状に形成してもよい。
【0048】
・ ゴミ収容部21の下端部に係合凸部を突設させ、横ずれ防止壁43及び立ち上がり壁44から選ばれる少なくとも1種の内側面と当接又は当接可能に係合するように構成すること。或いは、横ずれ防止壁43及び立ち上がり壁44から選ばれる少なくとも1種の内側面に係合凸部を突設させ、ゴミ収容部21の下端部と当接又は当接可能に係合するように構成すること。これらのように構成した場合、ゴミ収容部材12の横ずれ及び転倒をより一層効果的に防止することができる。
【0049】
・ ゴミ収容部21の下端部に係合凸部又は係合凹部を設けるとともに、横ずれ防止壁43及び立ち上がり壁44から選ばれる少なくとも1種の内側面に係合凹部又は係合凸部を設け、ゴミ収容部21の下端部と載置台31とを係合させるように構成すること。このように構成した場合、ゴミ収容部材12の横ずれ及び転倒をより一層効果的に防止することができる。
【0050】
・ 連結凸部51及び連結凹部57を省略してもよい。
・ 水抜き孔42を省略してもよい。
・ 水抜き孔42を例えば、三角孔状、六角孔状、八角孔状等の多角孔状、円孔状又は楕円孔状に形成してもよい。
【0051】
・ 各載置部41に複数の水抜き孔42を貫設してもよい。
・ 立ち上がり壁44を側面台形状に形成してもよい。或いは、立ち上がり壁44を側面四角形状に形成するとともに、その上端縁が横ずれ防止壁43よりも高くなるように形成すること。
【0052】
・ 立ち上がり壁44の上端縁全体を横ずれ防止壁43と同じ高さに形成すること。すなわち、各載置部41の周縁に、同じ高さに形成された横ずれ防止壁43を立設させること。
【0053】
・ 横ずれ防止壁43の中央部を上方に延長して形成すること。すなわち、各載置部41の周縁(前後一対の短辺及び左右一対の長辺、つまり4つの辺)に沿って、中央部が円弧状に膨出した形状に形成された立ち上がり壁44を立設すること。
【0054】
・ 載置部41の長辺をゴミ運搬台車13の左右方向に延びるように設けるとともに、短辺をゴミ運搬台車13の前後方向に延びるように設けてもよい。なおこのとき、中央部が円弧状に膨出した形状に形成された立ち上がり壁44を各載置部41の前後両端部に設けるとともに、横ずれ防止壁43を各載置部41の両側部に立設するのが好ましい。
【0055】
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 前記ゴミ収容部材を有底四角箱状に形成し、前記載置台を平面四角形状に形成するとともに、平面四角形状に形成された載置部を複数備えたことを特徴とするゴミ容器。このように構成した場合、少ないスペースでより多くのゴミを収容することができる。
【0056】
・ 前記載置台を平面四角形状に形成するとともに、平面四角形状に形成された載置部を複数備えたことを特徴とするゴミ運搬台車。
【0057】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明のゴミ容器によれば、ゴミを容易かつ安定に運搬することができるとともに、ゴミの移し替え作業を容易に行うことができる。また、ゴミを容易に分別回収することができる。
【0058】
請求項2に記載の発明のゴミ容器によれば、ゴミ収容部材の転倒を防止してゴミをより一層安定した状態で運搬することができる。
【0061】
請求項3に記載の発明のゴミ運搬台車によれば、ゴミを容易かつ安定に運搬することができるとともに、ゴミの移し替え作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のゴミ容器を示す分解斜視図。
【図2】(a)は実施形態のゴミ運搬台車を示す左側面図、(b)は同じく右側面図。
【図3】図2(a)の3−3線から見たゴミ運搬台車を示す正断面図。
【図4】実施形態の連結状態のゴミ運搬台車の一部を示す正断面図。
【図5】(a)及び(b)はいずれも、実施形態以外のゴミ運搬台車を示す斜視図。
【符号の説明】
11…ゴミ容器、12…ゴミ収容部材、13…ゴミ運搬台車、23…ゴミ挿入部としてのゴミ挿入孔、31…載置台、32…移動用車輪としての自在車輪、41…載置部、42…水抜き孔、43…横ずれ防止壁、44…横ずれ防止壁及び立ち上がり壁としての立ち上がり壁、51…連結凸部、57…連結凹部。
Claims (3)
- 下端部に移動用車輪を備えるとともに、その上部にゴミ収容部材を備え、ゴミを収容して運搬することができるように構成されたゴミ容器であって、
上端部にゴミ挿入部が設けられたゴミ収容部材と、そのゴミ収容部材を載置するゴミ運搬台車とから構成され、
前記ゴミ運搬台車は、合成樹脂により一体形成された載置台と、その載置台の下面に設けられた移動用車輪とを備え、
前記載置台の上面には、前記ゴミ収容部材の底部が載置される載置部を設けるとともに、前記移動用車輪は、その上端部において前記載置部の下面に対して固着される固定棒を設け、
その載置部の周縁に沿って前記ゴミ収容部材の下端部と当接可能に構成された横ずれ防止壁を立設し、前記載置部上に載置されたゴミ収容部材の横ずれを防止することができるように構成し、
前記ゴミ運搬台車に複数の載置部を設けるとともに、前記載置部の個数と同数のゴミ収容部材を備え、
前記載置部の配列方向と直交する方向に延びる複数の前記横ずれ防止壁のうち、前記ゴミ収容部材の間に位置する横ずれ防止壁の幅が最も外縁側に位置する横ずれ防止壁の幅よりも大きくなるように構成し、
前記固定棒は、前記ゴミ収容部材の間に位置する横ずれ防止壁よりも、前記最も外縁側に位置する横ずれ防止壁の側に位置するように前記載置部の下面に対して固着されたことを特徴とするゴミ容器。 - 下端部に移動用車輪を備えるとともに、その上部にゴミ収容部材を備え、ゴミを収容して運搬することができるように構成されたゴミ容器であって、
上端部にゴミ挿入部が設けられたゴミ収容部材と、そのゴミ収容部材を載置するゴミ運搬台車とから構成され、
前記ゴミ運搬台車は、合成樹脂により一体形成された載置台と、その載置台の下面に設けられた移動用車輪とを備え、
前記載置台の上面には、前記ゴミ収容部材の底部を載置するための載置部を設けるとともに、
その載置部の周縁に沿って前記ゴミ収容部材の下端部と当接可能に構成された横ずれ防止壁を立設し、前記載置部上に載置されたゴミ収容部材の横ずれを防止することができるように構成し、
前記ゴミ収容部材を有底長四角箱状に形成するとともに、前記載置部を平面長方形状に形成し、
前記載置部の長手方向の両側縁に沿って立設された横ずれ防止壁を上方に延設することによって一対の立ち上がり壁を設け、
前記立ち上がり壁の上端縁が、前記載置部の短手方向の横ずれ防止壁の上端縁より高くなるように構成したことを特徴とするゴミ容器。 - 請求項1又は2に記載のゴミ容器の下端部に設けられ、前記ゴミ収容部材を載置するように構成されたゴミ運搬台車であって、
合成樹脂により一体形成された載置台と、その載置台の下面に設けられた移動用車輪とを備え、
前記載置台の上面には、前記ゴミ収容部材の底部を載置するための載置部を設けるとともに、
その載置部の周縁に沿って前記ゴミ収容部材の下端部と当接可能に構成された横ずれ防止壁を立設し、前記載置部上に載置されたゴミ収容部材の横ずれを防止することができるように構成したことを特徴とするゴミ運搬台車。
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