JPH0235587Y2 - - Google Patents

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JPH0235587Y2
JPH0235587Y2 JP19255384U JP19255384U JPH0235587Y2 JP H0235587 Y2 JPH0235587 Y2 JP H0235587Y2 JP 19255384 U JP19255384 U JP 19255384U JP 19255384 U JP19255384 U JP 19255384U JP H0235587 Y2 JPH0235587 Y2 JP H0235587Y2
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JP
Japan
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spare tire
tire
holder
spare
floor panel
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JP19255384U
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JPS61106488U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のトランクルームにスペアタ
イヤを収納する自動車のスペアタイヤ格納装置に
関するものである。
(従来技術) 従来、トランクルームの側部に、タイヤ外径に
見合つたスペアタイヤ位置決め用の凹部を形成
し、この凹部にスペアタイヤを立置き状態で配置
し、当該スペアタイヤの上方部をフエンダーパネ
ル側に設けた2本のベルト部材で縛り着けて固定
するようにした自動車のスペアタイヤ格納装置が
あつた(実開昭57−63787号公報参照)。
しかし、この従来技術のように単にスペアタイ
ヤを配置してベルト部材で締結するだけの構成の
場合、次のような欠点がある。
(1) スペアタイヤの固定に際し、ベルト部材同士
を連結するのが面倒であり、タイヤが確実に固
定されにくい。
(2) スペアタイヤの取出しに際し、先ずベルト部
材を解いてさらに手で引き出す必要があるが、
スペアタイヤはトランクルームの側部に位置
し、しかも凹部に嵌り込んでいるので容易には
取り出すことができない。
(考案の目的) 本考案は、上記の欠点を解消するとともにさら
にスペアタイヤの格納時の操作をもより容易にし
た自動車のスペアタイヤ格納装置を提供すること
を目的とするものである。
(目的を達成するための手段) 本考案は、以上の目的を達成するために、一端
がトランクルームのフロアパネルに続き他端が下
方に向けて延びる縦壁部と車体外板との間に形成
されるタイヤ格納凹部にスペアタイヤを縦置きに
格納する装置であつて、上記タイヤ格納凹部に配
設され上端部が上記縦壁部の上部に回動自在に支
持されたスペアタイヤホルダと、上記車体外板に
固定され上記スペアタイヤホルダの下端部を摺動
自在に支持するガイド部材と、一端が上記スペア
タイヤホルダの下端部に固定され、当該固定端部
から帯状部がスペアタイヤ格納時においてスペア
タイヤ外側を覆つて内側へ延び且つ他端部にはフ
ロアパネルに対して脱着可能な係止部が形成され
ているタイヤバンド部材とを備えてなるものであ
る。
(作用) 以上の手段によると、タイヤを最終的に固定す
るタイヤバンド部材が、ガイド部材によつて上下
方向に摺動自在に支持されているスペアタイヤホ
ルダと連動して操作されるようになつているの
で、タイヤバンド部材のロツク状態を解き当該タ
イヤバンド部材を引くことによつて自動的にスペ
アタイヤがトランクルームのフロアパネル上に放
出される。従つて、スペアタイヤの取出しは著し
く簡単になる。
また、収納に際しても、上記タイヤバンド部材
の引き出し状態において、先ずスペアタイヤホル
ダ上にスペアタイヤを置きそのまま自重でタイヤ
格納凹部に下降させればよいので収納時の操作も
またより容易になる。
(実施例) 図面は、本考案の自動車のスペアタイヤ格納装
置の実施例であり、第1図は上記実施例の斜視
図、第2図は、同実施例の一部切欠状態の側面図
を示している。
先ず第1図において、符号1は、自動車のトラ
ンクルーム2底部のフロアパネルであり、このフ
ロアパネル1に連続して縦壁部3が下方に向かつ
て延びている。フロアパネル1は、当該縦壁部3
との接続端部側で補強用の支持レール4により下
方から支持されている。
一方、符号5は、車体外板部(リアフエンダー
パネル)であり、この車体外板部5は、下端側で
上記縦壁部3の下端部と連結されることによつて
トランクルーム2の側部に位置するスペアタイヤ
格納用の凹部6を形成している。この凹部6内に
は、上端部が枢支軸9aを有する枢支部9により
上記縦壁部3の上部に回動自在に支持されている
とともに下端側先端部にピン部材7dを有し、こ
のピン部材7dがガイド部材10のガイド溝10
aに係合することによつて上下方向に摺動自在に
保持されているスペアタイヤホルダ7が配設され
ている。このスペアタイヤホルダ7は、より具体
的には2本のフレーム部材7a,7bを中心と
し、下端側にタイヤ面に対応したタイヤ受部7c
を有して形成されている。
そして、上記スペアタイヤホルダ7の上記ピン
部材7dには、帯状部12aを有するタイヤバン
ド部材12の一端が連結され、このタイヤバンド
部材12は、またその中間部を上記車体外板5上
部のレインレール13下部に設けられたガイドロ
ール11を介してさらに延長され、他端側にフツ
ク金具よりなる係止部14が設けられている。係
止部14は、上記枢支部9の枢支軸9aに脱着可
能に係合されるようになつている。
次に、上記実施例におけるスペアタイヤの収納
および取出し操作について説明する。
今、例えばスペアタイヤホルダ7が、第1図の
状態(第2図実線の位置でいまだタイヤが格納さ
れていない状態)にあるとすると、この状態で上
記タイヤバンド部材12の係止部14側を手で引
くと、当該スペアタイヤホルダ7の先端部のピン
部材7dは、上記ガイド部材10のガイド溝10
aに沿つてガイドされ、スペアタイヤホルダ7自
体も第2図仮想線の位置まで上昇する。従つて、
この状態で、スペアタイヤ15を水平方向から矢
印Aで示すように上記スペアタイヤホルダ7内に
挿入すると、当該タイヤ自体の自重で上記スペア
タイヤホルダ7が上記元の状態に下降し、上記ス
ペアタイヤ15は最終的に第2図実線で示すよう
に立設状態で上記タイヤ格納凹部6内に収納され
る。そして、その後、上記タイヤバンド部材12
を上記スペアタイヤ15の上方から上下方向に掛
けてその係止部14を上記枢支軸9aに対して係
止することによつて固定する。
他方、上記固定状態から上記タイヤバンド部材
12の係止部14を枢支軸9aから外し、第2図
に仮想線で示すように矢印B方向に引くと、上述
の格納時の動作とは逆にスペアタイヤホルダ7は
ガイド部材10に沿つて第2図に仮想線で示す傾
斜位置まで上昇する。この上昇点から今度はスペ
アタイヤ15自体がその自重により矢印C方向へ
倒れてフロアパネル1上に放出されることにな
り、スペアタイヤ15の取出しが可能になる。
なお、上記の実施例では、スペアタイヤホルダ
7の最上昇位置を固定するためのロツク機構を特
に設けなかつたが、他の実施例として最上昇時点
で自動的にロツクがかかるようになし、任意に当
該ロツク状態を解除できるようなラチエツト機構
を設けると、スペアタイヤの収納、取出し共によ
り操作が容易になる。
実施例ではフロアパネル1と、それに続く縦壁
部3を一体に形成したが、それぞれを別の部材で
形成し、溶接等で一体的にしたものでよい。
又、上記実施例では、側部にスペアタイヤを格
納するものであつたが、側部に限定されるもので
はない。
(考案の効果) 本考案は、上記のように一端がトランクルーム
のフロアパネルに続き他端が下方に向けて延びる
縦壁部と車体外板との間に形成されるタイヤ格納
凹部にスペアタイヤを縦置きに格納する装置であ
つて、上記タイヤ格納凹部に配設され、上端部が
上記縦壁部の上部に回動自在に支持されたスペア
タイヤホルダと、上記車体外板に固定され上記ス
ペアタイヤホルダの下端部を摺動自在に支持する
ガイド部材と、一端が上記スペアタイヤホルダの
下端部に固定され、当該固定端部から帯状部がス
ペアタイヤ格納時においてスペアタイヤ外側を覆
つて内側へ延び且つ他端部にはフロアパネルに対
して脱着可能な係止部が形成されているタイヤバ
ンド部材とを備えてなるものである。
従つて、本考案によると、タイヤを最終的に固
定するタイヤバンド部材が、ガイド部材によつて
上下方向に摺動自在に支持されているスペアタイ
ヤホルダと連動して操作されるようになつている
ので、タイヤバンド部材のロツク状態を解き当該
タイヤバンド部材を引くことによつて自動的にス
ペアタイヤがトランクルームのフロアパネル上に
放出される。従つて、スペアタイヤの取出しは著
しく簡単になる。
また、収納に際しても、上記タイヤバンド部材
の引き出し状態において、先ずスペアタイヤホル
ダに対してスペアタイヤを係合させてそのまま自
重でタイヤ格納凹部に下降させればよいので収納
時の操作もまたより容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の自動車のスペアタイヤ格納
装置の実施例の斜視図、第2図は、同実施例の一
部切欠状態の側面図である。 1……フロアパネル、2……トランクルーム、
3……縦壁部、5……車体外板、6……タイヤ格
納凹部、7……スペアタイヤホルダ、10……ガ
イド部材、12……タイヤバンド部材、12a…
…帯状部、14……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端がトランクルームのフロアパネルに続き他
    端が下方に向けて延びる縦壁部と車体外板との間
    に形成されるタイヤ格納凹部にスペアタイヤを縦
    置きに格納する装置であつて、上記タイヤ格納凹
    部に配設され上端部が上記縦壁部の上部に回動自
    在に支持されたスペアタイヤホルダと、上記車体
    外板に固定され上記スペアタイヤホルダの下端部
    を摺動自在に支持するガイド部材と、一端が上記
    スペアタイヤホルダの下端部に固定され、当該固
    定端部から帯状部がスペアタイヤ格納時において
    スペアタイヤ外側を覆つて内側へ延び且つ他端部
    にはフロアパネルに対して脱着可能な係止部が形
    成されているタイヤバンド部材とを備えてなるこ
    とを特徴とする自動車のスペアタイヤ格納装置。
JP19255384U 1984-12-18 1984-12-18 Expired JPH0235587Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19255384U JPH0235587Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19255384U JPH0235587Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61106488U JPS61106488U (ja) 1986-07-05
JPH0235587Y2 true JPH0235587Y2 (ja) 1990-09-27

Family

ID=30749963

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19255384U Expired JPH0235587Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

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JPS61106488U (ja) 1986-07-05

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