JPH03166740A - 電子部品の製造方法 - Google Patents
電子部品の製造方法Info
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- JPH03166740A JPH03166740A JP1308353A JP30835389A JPH03166740A JP H03166740 A JPH03166740 A JP H03166740A JP 1308353 A JP1308353 A JP 1308353A JP 30835389 A JP30835389 A JP 30835389A JP H03166740 A JPH03166740 A JP H03166740A
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Classifications
-
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/481—Disposition
- H01L2224/48151—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
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- H01L2224/48225—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
-
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Landscapes
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、ICモジュールを搭載したICカード、また
は、半導体集積回路を実装したICモジュール等の電子
部品の製造方法に関する。
は、半導体集積回路を実装したICモジュール等の電子
部品の製造方法に関する。
く従来の技術〉
近年、クレジットカード、IDカ一ド、キャッシュカー
ド等の分野においては、磁気カードに代わるカードとし
てICカードが開発されている。
ド等の分野においては、磁気カードに代わるカードとし
てICカードが開発されている。
このICカードは、マイクロプロセッサやRAM,RO
M等の半導体メモリを含むICモジュールをカード基材
に搭載したものである。
M等の半導体メモリを含むICモジュールをカード基材
に搭載したものである。
第3図はこのICカードの外観を示す斜視図である。
この図に示すように、ICカード1は、キャッシュカー
ドやクレジットカ一ドと同じサイズのプラスチック板2
にICモジュールを搭載している,また、このICカ一
ドlの表面には外部端子3が設けられ、内蔵するICモ
ジュールにデータを人出力している。
ドやクレジットカ一ドと同じサイズのプラスチック板2
にICモジュールを搭載している,また、このICカ一
ドlの表面には外部端子3が設けられ、内蔵するICモ
ジュールにデータを人出力している。
また他の構造のICカードとして、第4図に示すように
、半導体集積回路4が実装されるシート状の中基材5と
、この中基材50表面に積層されるコンタクト基材6と
、該中基材5の裏面に積層されるダム基材7と、から構
成されており、これらの中基材5、コンタクト基材6、
ダム基材7がカード大の寸法に形成されているものであ
る。
、半導体集積回路4が実装されるシート状の中基材5と
、この中基材50表面に積層されるコンタクト基材6と
、該中基材5の裏面に積層されるダム基材7と、から構
成されており、これらの中基材5、コンタクト基材6、
ダム基材7がカード大の寸法に形成されているものであ
る。
前記第3図に示したICカードのICモジュールと、第
4図に示したICカードの構成は同様であり、中基材5
とコンタクト基材6との接する面には、それぞれの部材
に配線パターン8が設けられており、また、中基材5の
ダム基材7どの接する面には、同じく配線パターン8が
設けられている。
4図に示したICカードの構成は同様であり、中基材5
とコンタクト基材6との接する面には、それぞれの部材
に配線パターン8が設けられており、また、中基材5の
ダム基材7どの接する面には、同じく配線パターン8が
設けられている。
このICモジュール又はICカードの製造方法としては
従来より積層方式によるものが知られている。以下、第
4図に示したICカードについてその製造方法を説明す
る。
従来より積層方式によるものが知られている。以下、第
4図に示したICカードについてその製造方法を説明す
る。
第5図は従来の方式によるIC力一ドの製造工程を示す
断面図である。
断面図である。
まず、中基材5とコンタクト基材6とダム基材7とを準
備する(第5図a)。この後、中基材5に集積回路を実
装するための矩形の穴1oを設ける。なお、それぞれの
部材5、6、7には両面に銅箔9が施されている。また
、コンタクト基材6とダム基材7とは同一の材料、例え
ばガラスエボキシからなるものである。
備する(第5図a)。この後、中基材5に集積回路を実
装するための矩形の穴1oを設ける。なお、それぞれの
部材5、6、7には両面に銅箔9が施されている。また
、コンタクト基材6とダム基材7とは同一の材料、例え
ばガラスエボキシからなるものである。
次に、中基材5とコンタクト基材6に配線パターン8を
施す(第5図b)。
施す(第5図b)。
そして、ダム基材7の両面の銅箔9をエッチングで除去
する(第5図C)。
する(第5図C)。
次に、コンタクト基材6を中基材5の表面に積層し、こ
れらを接着シートを介して加熱プレスして一体化する(
第5図d)。
れらを接着シートを介して加熱プレスして一体化する(
第5図d)。
更に、この後、コンタクト基材6にスルーホールを形成
し、これに金メッキを施すものである。
し、これに金メッキを施すものである。
最後に、ダム基材7をこの中基材5の裏面に接着シート
を介して積層し、加熱プレスを行ない一体化する(第5
図e)。なお、このときダム基材7には、半導体集積回
路4を中基材5に挿入し、かつワイヤーボンディングが
施されたあと、保護樹脂が充填される穴l1が設けられ
ている。
を介して積層し、加熱プレスを行ない一体化する(第5
図e)。なお、このときダム基材7には、半導体集積回
路4を中基材5に挿入し、かつワイヤーボンディングが
施されたあと、保護樹脂が充填される穴l1が設けられ
ている。
く発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、このような従来のICカードの製造方法
においては、中基材5およびコンタクト基材6において
その配線パターン8の形成部分と非形成部分とでは剛性
が異なる。その結果、第5図d、第5図eの加熱プレス
工程においてIC力−ドに曲がりや歪が起こる恐れがあ
った。
においては、中基材5およびコンタクト基材6において
その配線パターン8の形成部分と非形成部分とでは剛性
が異なる。その結果、第5図d、第5図eの加熱プレス
工程においてIC力−ドに曲がりや歪が起こる恐れがあ
った。
また、コンタクト基材6とダム基材7とては、加えられ
る熱プレスの回数が異なるため、コンタクト基材6とダ
ム基材7とてはその伸縮量が異なる。その結果、ICカ
ードに反りや曲がりが起こる恐れがあった。
る熱プレスの回数が異なるため、コンタクト基材6とダ
ム基材7とてはその伸縮量が異なる。その結果、ICカ
ードに反りや曲がりが起こる恐れがあった。
さらに、コンタクト基材6には配線パターン8(銅箔)
が設けられていた。ところが、同一の材料からなるダム
基材7には配線パターン8が形成されてなかった。した
がって、ICカードの厚さ方向の層構成が中基材5を中
心として非対称であったため、第5図eでの熱プレス工
程において中基材5に局部的に過大な圧力が加わり、そ
の結果、rCカ一ドに局所的な歪が発生することどなる
。
が設けられていた。ところが、同一の材料からなるダム
基材7には配線パターン8が形成されてなかった。した
がって、ICカードの厚さ方向の層構成が中基材5を中
心として非対称であったため、第5図eでの熱プレス工
程において中基材5に局部的に過大な圧力が加わり、そ
の結果、rCカ一ドに局所的な歪が発生することどなる
。
この現象は第3図におけるICカードのICモジュール
でも同様に発生する。
でも同様に発生する。
そこで本発明は、ICカード等の電子部品の製造方法に
おいて、その曲がり、歪、反り等を防止する電子部品の
製造方法を提供することをその目的としている。
おいて、その曲がり、歪、反り等を防止する電子部品の
製造方法を提供することをその目的としている。
〈課題を解決するための手段〉
そこで、本願の第1の発明は、半導体集積回路を実装可
能なシート状の中基材の表面にコンタクト基材を加熱圧
着する第1工程と、その後、該中基材の裏面にダム基材
を加熱圧着する第2工程と、を有する電子部品の製造方
法において、上記第2工程の加熱圧着によるコンタクト
基材の平面方向の伸縮量と、ダム基材のそれとを略同一
にする工程を含む電子部品の製造方法である。
能なシート状の中基材の表面にコンタクト基材を加熱圧
着する第1工程と、その後、該中基材の裏面にダム基材
を加熱圧着する第2工程と、を有する電子部品の製造方
法において、上記第2工程の加熱圧着によるコンタクト
基材の平面方向の伸縮量と、ダム基材のそれとを略同一
にする工程を含む電子部品の製造方法である。
また、本願の第2の発明は、上記第2工程前に、第1工
程でコンタクト基材に加えられる加熱圧着の条件と同一
の条件で上記ダム基材に加熱圧着を行なう工程を含む電
子部品の製造方法である。
程でコンタクト基材に加えられる加熱圧着の条件と同一
の条件で上記ダム基材に加熱圧着を行なう工程を含む電
子部品の製造方法である。
さらに、本願の第3の発明は、上記第1工程前にコンタ
クト基材に配線パターンを形成するとともに、上記第2
工程前にダム基材に、例えば配線パターンを極力残すこ
とによりコンタクト基材と略同一の配線パターンを形成
する電子部品の製造方法を提供するものである。
クト基材に配線パターンを形成するとともに、上記第2
工程前にダム基材に、例えば配線パターンを極力残すこ
とによりコンタクト基材と略同一の配線パターンを形成
する電子部品の製造方法を提供するものである。
〈作用〉
本願の第1の発明に係る電子部品の製造方法にあっては
、中基材の表面にコンタクト基材を加熱圧着した後、こ
の中基材の裏面にダム基材を加熱圧着する場合において
、この加熱圧着によるコンタクト基材の平面方向の伸縮
量とダム基材のそれとを略同一にしている。したがって
、積層したこれらの部材について全体として反り等は生
じない。
、中基材の表面にコンタクト基材を加熱圧着した後、こ
の中基材の裏面にダム基材を加熱圧着する場合において
、この加熱圧着によるコンタクト基材の平面方向の伸縮
量とダム基材のそれとを略同一にしている。したがって
、積層したこれらの部材について全体として反り等は生
じない。
また、第2の発明にあっては、ダム基材の加熱圧着工程
において、ダム基材とコンタクト基材とは同一の熱履歴
を有している。このため、該加熱圧着工程でのそれらの
平面方向の伸縮量は同一であり、全体としての反り等は
生じない。
において、ダム基材とコンタクト基材とは同一の熱履歴
を有している。このため、該加熱圧着工程でのそれらの
平面方向の伸縮量は同一であり、全体としての反り等は
生じない。
さらに、第3の発明にあっては、配線パターンを有する
コンタクト基材に対応してダム基材にも略同一の配線パ
ターンを形成したため、ダム基材積層時のその電子部品
の厚さ方向の層構成が中基材を中心として対称となって
いる。したがって、該積層のための加熱圧着工程でのそ
れらの平面方向の伸縮量は同一であって、反り等は生じ
ないとともに、配線パターンの浮き出しも生じない。
コンタクト基材に対応してダム基材にも略同一の配線パ
ターンを形成したため、ダム基材積層時のその電子部品
の厚さ方向の層構成が中基材を中心として対称となって
いる。したがって、該積層のための加熱圧着工程でのそ
れらの平面方向の伸縮量は同一であって、反り等は生じ
ないとともに、配線パターンの浮き出しも生じない。
〈実施例〉
以下、本発明に係る電子部品の製造方法の実施例を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
第1図a−fは本発明の一実施例に係るIC力一ドの製
造方法を示す断面図である。
造方法を示す断面図である。
まず、ICカードの構成素材である所定の厚さのシート
状のコア部材(中基材)5と、表シート部材(コンタク
ト基材)6と、裏シート部材(ダム基材)7と、を準備
する。なお、それぞれの部材5、6、7には両面に銅箔
9が施されている。
状のコア部材(中基材)5と、表シート部材(コンタク
ト基材)6と、裏シート部材(ダム基材)7と、を準備
する。なお、それぞれの部材5、6、7には両面に銅箔
9が施されている。
また、表シート部材6と裏シート部材7とは同一の材料
(例えばガラスエボキシ樹脂)でかつ同一の厚みにより
形成されている(第1図a)。
(例えばガラスエボキシ樹脂)でかつ同一の厚みにより
形成されている(第1図a)。
この後、コア部材5に半導体集積回路をはめ込む(実装
する)ための矩形の穴10を設ける。
する)ための矩形の穴10を設ける。
そして、コア部材5の表裏面および表シート部材6の表
裏面にエッチングにより所定の配線パターン8を形成し
、この配線パターン8に金メッキを施す(第1図b)。
裏面にエッチングにより所定の配線パターン8を形成し
、この配線パターン8に金メッキを施す(第1図b)。
一方、裏シート部材7の表裏面の銅箔9は同じくエッチ
ングにより除去する(第1図C)。
ングにより除去する(第1図C)。
次に、この裏シート部材7に一定圧力、一定温度等の所
定の条件の下で熱プレスを行なう(第1図d)。これは
、裏シート部材7と表シート部材6との熱プレス工程の
回数を同一にするために行うものである。
定の条件の下で熱プレスを行なう(第1図d)。これは
、裏シート部材7と表シート部材6との熱プレス工程の
回数を同一にするために行うものである。
次に、コア部材5と表シート部材6との配線パターン8
同士の位置を合わせて積層し、接着シート(図示してい
ない)を介して例えば上記熱プレスと同一の条件で熱プ
レスを行ない、コア部材5と表シート部材6とを一体化
する(第1図e)。
同士の位置を合わせて積層し、接着シート(図示してい
ない)を介して例えば上記熱プレスと同一の条件で熱プ
レスを行ない、コア部材5と表シート部材6とを一体化
する(第1図e)。
この後、表シート部材6の外部端子形成部分11および
コア部材5の所定位置に、それぞれスルーホールを形成
し、さらに金メッキを行なうことによりコア部材5と表
シート部材6との導通をとる。
コア部材5の所定位置に、それぞれスルーホールを形成
し、さらに金メッキを行なうことによりコア部材5と表
シート部材6との導通をとる。
次に、裏シート部材7をコア部材5の裏面に接着シート
を介して積層し、所定の条件の下で熱プレスを行なう(
第1図f)。なお、このとき半導体集積回路挿入穴12
が裏シート部材7に形成してある。
を介して積層し、所定の条件の下で熱プレスを行なう(
第1図f)。なお、このとき半導体集積回路挿入穴12
が裏シート部材7に形成してある。
さらに、この後、半導体集積回路挿入穴12から半導体
集積回路をコア部材5の収納穴に挿入し、上記配線パタ
ーンとワイヤーボンディングにより接続する。
集積回路をコア部材5の収納穴に挿入し、上記配線パタ
ーンとワイヤーボンディングにより接続する。
なお、この実施例にあっては、所定の面積のシート材料
を使用しており、一時に複数のICカードを製造するも
のである。したがって、最終工程において、ICカード
を1枚ずつ打ち抜いて分割するものである。
を使用しており、一時に複数のICカードを製造するも
のである。したがって、最終工程において、ICカード
を1枚ずつ打ち抜いて分割するものである。
以上のようにICカ一ド1の製造においては、表シート
部材6と裏シート部材7との熱ブレスエ程の回数を同一
にし(各2回)、かつ、その加熱プレス条件もほぼ同一
としたため、裏シート部材7をコア部材5の裏面に加熱
圧着したときにおいて、そのコア部材50表裏両面を構
成する表シート部材6の平面方向の伸縮量と裏シート部
材7のそれを同一にすることができた。この結果、IC
カ一ド1全体として反り、曲げ等は発生しない。
部材6と裏シート部材7との熱ブレスエ程の回数を同一
にし(各2回)、かつ、その加熱プレス条件もほぼ同一
としたため、裏シート部材7をコア部材5の裏面に加熱
圧着したときにおいて、そのコア部材50表裏両面を構
成する表シート部材6の平面方向の伸縮量と裏シート部
材7のそれを同一にすることができた。この結果、IC
カ一ド1全体として反り、曲げ等は発生しない。
第2図a − eは本発明の他の実施例を説明するため
の図である。
の図である。
まず、第2図aに示すように、コア部材5、表シート部
材6、および、裏シート部材7を準備する。そして、コ
ア部材5および表シート部材6に所定の配線パターン8
をそれぞれ形成する。このとき、コア部材5および表シ
ート部材6には、この配線パターン8に電気的影響を与
えない範囲で極力銅箔9を残しておく。また、裏シート
部材7の両面の銅箔9も極力残す。これは、コア部材5
を中心として表シート部材6と裏シート部材7どの層構
成(Hの厚さ、銅箔の配置等)を同一(表裏面で対称)
にするためである。この状態を第2図bに示している。
材6、および、裏シート部材7を準備する。そして、コ
ア部材5および表シート部材6に所定の配線パターン8
をそれぞれ形成する。このとき、コア部材5および表シ
ート部材6には、この配線パターン8に電気的影響を与
えない範囲で極力銅箔9を残しておく。また、裏シート
部材7の両面の銅箔9も極力残す。これは、コア部材5
を中心として表シート部材6と裏シート部材7どの層構
成(Hの厚さ、銅箔の配置等)を同一(表裏面で対称)
にするためである。この状態を第2図bに示している。
そして、表シート部材6をコア部材50表面に積層し、
これらを所定の条件で加熱プレスする(第2図C)。
これらを所定の条件で加熱プレスする(第2図C)。
さらに、一体化したコア部材5と表シート部材6との配
線同士を接続し、コア部材5の裏面に裏シート部材7を
重ね合わせて所定の条件の下で加熱プレスを行う(第2
図d)。
線同士を接続し、コア部材5の裏面に裏シート部材7を
重ね合わせて所定の条件の下で加熱プレスを行う(第2
図d)。
次に、ICカード1の厚みを薄くするために、表シート
部材6の外部端子形成部分11を除いてその表面の鋼箔
9、および、裏シート部材7の裏面の銅箔9を、ともに
エッチングによって除去する(第2図e)。なお、この
とき裏シート部材7には、半導体集積回路4をコア部材
5に挿入するための挿入穴12が設けられている。
部材6の外部端子形成部分11を除いてその表面の鋼箔
9、および、裏シート部材7の裏面の銅箔9を、ともに
エッチングによって除去する(第2図e)。なお、この
とき裏シート部材7には、半導体集積回路4をコア部材
5に挿入するための挿入穴12が設けられている。
以上のようにして製造されたICカード1は、コア部材
5と表シート部材6との加熱プレス工程においては、各
部材5、6の表裏両面に極力鋼箔9を残している。した
がって、銅箔9の形成部分が非形成部分に比べて非常に
多くなる。その結果、上下方向の加圧に対する剛性が各
部材5,6の全面においてほぼ均一な値となる。
5と表シート部材6との加熱プレス工程においては、各
部材5、6の表裏両面に極力鋼箔9を残している。した
がって、銅箔9の形成部分が非形成部分に比べて非常に
多くなる。その結果、上下方向の加圧に対する剛性が各
部材5,6の全面においてほぼ均一な値となる。
さらに、第2の加熱プレス工程において裏シート部材7
0表裏両面の銅箔9も極力残した状態としている。その
結果、コア部材5を中心として表シート部材6と裏シー
ト部材7どの層構成(Hの厚さ、銅箔の配置等)を同一
(表裏面で対称)にすることができた。
0表裏両面の銅箔9も極力残した状態としている。その
結果、コア部材5を中心として表シート部材6と裏シー
ト部材7どの層構成(Hの厚さ、銅箔の配置等)を同一
(表裏面で対称)にすることができた。
これらの結果、第2の加熱圧着工程での表シート部材と
裏シート部材との平面方向の伸縮量は同一であって、カ
ード全体として反り等は生じないとともに、配線パター
ンの浮き出しも生じない。
裏シート部材との平面方向の伸縮量は同一であって、カ
ード全体として反り等は生じないとともに、配線パター
ンの浮き出しも生じない。
なお、上記各実施例ではICカードの製造方法を示した
が、本発明製造方法はこの他ICカードに用いられるI
Cモジュールの製造にも用いることができる。
が、本発明製造方法はこの他ICカードに用いられるI
Cモジュールの製造にも用いることができる。
〈効果〉
以上説明してきたように、本発明の電子部品の製造方法
によれば、最終の加熱プレス工程においてダム基材とコ
ンタクト基材との伸縮量を略同一にしたため、電子部品
(ICカードまたはICモジュール)における反り、ね
じれの発生を防止することができた。
によれば、最終の加熱プレス工程においてダム基材とコ
ンタクト基材との伸縮量を略同一にしたため、電子部品
(ICカードまたはICモジュール)における反り、ね
じれの発生を防止することができた。
また、第2の発明にあっては、ダム基材とコンタクト基
材との伸縮量を同一にすることができ、電子部品の反り
やねじれの発生をほぼ完全に防止することができた。
材との伸縮量を同一にすることができ、電子部品の反り
やねじれの発生をほぼ完全に防止することができた。
さらに、第3の発明にあっては、電子部品の厚さ方向の
層構成が中基材を中心として対称とすることができた。
層構成が中基材を中心として対称とすることができた。
したがって、ダム基材とコンタクト基材との伸縮量を同
一にすることができ、電子部品の反りやねじれの発生を
ほぼ完全に防止することができた。また、製造工程の熱
プレス時の中基材に局部的に過大な圧力が加わることは
なく、その結果、電子部品に局所的な歪が発生すること
がない。例えば配線パターンが浮き出したりすることも
完全に防止することができる。
一にすることができ、電子部品の反りやねじれの発生を
ほぼ完全に防止することができた。また、製造工程の熱
プレス時の中基材に局部的に過大な圧力が加わることは
なく、その結果、電子部品に局所的な歪が発生すること
がない。例えば配線パターンが浮き出したりすることも
完全に防止することができる。
このように、中基材とコンタクト基材とにおいて均一な
剛性をもたせることができたため、製造工程ならびにI
Cカードの携帯時においてもICカードまたはICモジ
ュールに大きな歪が発生しにくい。その結果、ICカー
ドまたはICモジュール内部の半導体集積回路等の実装
部品、配線パターン等の保護性が向上し、信頼性の高い
製品が得られる。
剛性をもたせることができたため、製造工程ならびにI
Cカードの携帯時においてもICカードまたはICモジ
ュールに大きな歪が発生しにくい。その結果、ICカー
ドまたはICモジュール内部の半導体集積回路等の実装
部品、配線パターン等の保護性が向上し、信頼性の高い
製品が得られる。
また、上記のようにICカード等に局部的な反りやねじ
れがないため、ICカードに印刷ラベルを貼る場合に印
刷ラベルの接着強度が安定する。
れがないため、ICカードに印刷ラベルを貼る場合に印
刷ラベルの接着強度が安定する。
また、従来反りの発生を防止するために行なっていた冷
却工程が不必要になり、その結果、IC力−ドの生産性
を高めることができる。
却工程が不必要になり、その結果、IC力−ドの生産性
を高めることができる。
第l図a−fは本発明の一実施例に係るIC力一ドの製
造方法を説明するための各工程を示す断面図、第2図a
−eは本発明の他の実施例に係るICカードの製造方法
を説明するための各工程を示す断面図、第3図はICカ
ードの外観を示す斜視図、第4図はICカードを分解し
て示す断面図、第5図a − eは従来の方式によるI
Cカードの製造方法説明するための断面図である。 1・・・・・・・IC力一ド(電子部品)、4◆・・・
・・・ICモジュール (半導体集積回路)、 5・・・・・・・コア部材(中基材)、・表シート部材 (コンタクト基材)、 ・裏シート部材(ダム基材) ・配線パターン。
造方法を説明するための各工程を示す断面図、第2図a
−eは本発明の他の実施例に係るICカードの製造方法
を説明するための各工程を示す断面図、第3図はICカ
ードの外観を示す斜視図、第4図はICカードを分解し
て示す断面図、第5図a − eは従来の方式によるI
Cカードの製造方法説明するための断面図である。 1・・・・・・・IC力一ド(電子部品)、4◆・・・
・・・ICモジュール (半導体集積回路)、 5・・・・・・・コア部材(中基材)、・表シート部材 (コンタクト基材)、 ・裏シート部材(ダム基材) ・配線パターン。
Claims (3)
- (1)半導体集積回路を実装可能なシート状の中基材の
表面にコンタクト基材を加熱圧着する第1工程と、 その後、該中基材の裏面にダム基材を加熱圧着する第2
工程と、を有する電子部品の製造方法において、 上記第2工程の加熱圧着によるコンタクト基材の平面方
向の伸縮量と、ダム基材のそれとを略同一にする工程を
含むことを特徴とする電子部品の製造方法。 - (2)上記第2工程前に、第1工程でコンタクト基材に
加えられる加熱圧着の条件と同一の条件で上記ダム基材
に加熱圧着を行なう工程を含む請求項(1)に記載の電
子部品の製造方法。 - (3)上記第1工程前にコンタクト基材に配線パターン
を形成するとともに、上記第2工程前にダム基材にコン
タクト基材と略同一の配線パターンを形成する請求項(
1)に記載の電子部品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1308353A JPH03166740A (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 電子部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1308353A JPH03166740A (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 電子部品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03166740A true JPH03166740A (ja) | 1991-07-18 |
Family
ID=17980040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1308353A Pending JPH03166740A (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 電子部品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03166740A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5822194A (en) * | 1994-03-31 | 1998-10-13 | Ibiden Co., Ltd. | Electronic part mounting device |
-
1989
- 1989-11-27 JP JP1308353A patent/JPH03166740A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5822194A (en) * | 1994-03-31 | 1998-10-13 | Ibiden Co., Ltd. | Electronic part mounting device |
CN1046462C (zh) * | 1994-03-31 | 1999-11-17 | 揖斐电株式会社 | 电子部件搭载装置 |
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