JPH03166517A - 液晶パネル用配向剤 - Google Patents

液晶パネル用配向剤

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JPH03166517A
JPH03166517A JP30466789A JP30466789A JPH03166517A JP H03166517 A JPH03166517 A JP H03166517A JP 30466789 A JP30466789 A JP 30466789A JP 30466789 A JP30466789 A JP 30466789A JP H03166517 A JPH03166517 A JP H03166517A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液晶パネルの水平配向剤に関するものである. [従来の技術] 液晶パネルの水平配向剤としてシラン系、チタン系のカ
ップリング剤を用いたもの、フッ素樹脂,シリコン樹脂
、ボリアミド樹脂、ボリイミト樹脂等の高分子を用いた
もの等が提案され実用化されているがどれも十分な特性
を有していなかった.配向剤として必要な特性として (1)ほとんど全てのタイプの液晶に対して安定な配向
性を示すこと (2)できるだけ低温(望ましくは200℃以下)で硬
化し、しかも耐熱性が優れていること(硬化温度が高く
耐熱性が劣るとガラス基板の場合配向剤キュアー中にH
a,K等の基板からの拡散が起こる.シール剤硬化中に
配向が乱れる,プラスチック基板の場合に基板の熱変形
がおこる,カラーフィルターを内蔵する場合にカラ一部
の変色がおこる等の異状か認められ好ましくない) (3》長期に亘り安定な配商状態と電気特性(直流カッ
ト,ダイナミックマージン等)が保持されること(加達
的には80℃ 2 0 0 Hr以上、60℃相対温度
90%2 0 0 }1r以上) (4)直流カット特性が優れていること(Di自体の絶
縁性と、ノンビンホール性) (5冫ダイナミックマージンが優れてレ)ること(6)
屈折率が大きいこと。n = 1.60 〜1.80 
(透明導電膜の反射防止効果} (7) I’liに着色が少ないこと 《8)基板への密着性に優れていること(9)作業上の
特性として、オフセット、フレキソ等のパターン印刷が
可能なこと(土下導通部、リード端子部を避けて配向剤
を塗布する必要があるため) (10)ポットライフが長いこと があげられる。
これらの諸特性を全て合せもつ配向剤が優れた液晶パネ
ル用配向剤と言えるが、前記従来のものはこの特性のい
くつかが満足されなかった。
例えばシラン系カップリング剤(アミノシラン、エボキ
シシラン等)は特に4,6.9の特性が悪〈又1,2.
3も一応満足される程度であった。高分子系配向剤の代
表的な従来のポリイミド配向剤は2,4,7.8が十分
満足されてはいない。2については十分長期に亘って安
定な配向を満足するにはイミド環の縮合が完了する30
0℃以−ヒで30分以上のキュアーが必要であった。4
については絶縁性は良いがボリマーの基板表向へのぬれ
が悪いためにビンホールが多く、十分な直流カット特性
は示さなかった。7については黄かつ色の濃い着色をし
ており、特Cゲストホスト等を用いた液晶表示に対して
表示の色の鮮明さを欠く原因となっていた。
これらの原因としては次のようなことがあげられる。即
ち、従来のポリイミドは、配向剤とじての使用に際して
は、その前駆体であるボリアミト酸の状態で有機溶剤に
溶解しておき、これを基板上に塗布した後高温下で加熱
処理し,脱溶剤,イミド化する方法が用いられている.
しかし上記加熱処理が不充分であるとイミド皮膜中にア
ミト酸の一部が残存し、性能低下を起こす.これを避け
るため上記加熱時間は必然的に長く、かつ高温を必要と
し、着色の原因にもなっていた.又加熱中に脱水環化反
応を伴うため,配向剤層の不均一化、ピンホール、ボイ
トの発生等の問題点を有していた.さらにボリアミト酸
は不安定で、常温でも徐々に溶液がゲル化して不溶化す
るため、冷凍保存が必要となり、ポットライフが問題と
なっていた. 8については4とも関連深いものであるが,8の特性の
劣ることはラビング中に被膜が基板からハゲ落ちる等の
現象を引きおこし、しばしば4の特性の劣化,場合によ
ってはドメインの配向不良をおこした.これを防止する
ため(あらかじめ基材表面をアミノシラン等のカップリ
ング剤で処理した後ポリイミド樹脂を塗布する方法も提
案されているが、これとても十分な密着性を得ることは
困難であった。
[発明が解決しようとする3題] 本発明の目的は前記1〜lOの特性を全て満足する液晶
パネル用配向剤を得ることCあるが、中でも従来のポリ
イミド系の配向剤の欠点をカバーすることができる配向
刑を得ることにある。
【課題を解決するための千段] 本発明者らは1〜10の特性を全て満足する配向剤を検
討した結果、式(I)で表される繰り返し単位を有する
ポリイミド系配向剤が非常に優れている事を見出し本発
明を完成するに至った。即ち、本発明は少なくとも一方
が透明な基板間に液晶物質を扶持してなる液晶パネルに
おいて、液晶と接する面の少なくとも一方に被覆された
配向膜が式(I) (式中、Xは直結、炭素数1ないし10の2価の鎖式炭
化水素基、ベルフルオロ(1−メチルエチリデン)基、
カルボニル基、チオ基からなる群より選ばれた基を表し
、イミド環の窒素原子の結合位置はエーテル結合に対し
メタまたはバラ位である。) で表される繰り返し単位を有するポリイミド高分子膜か
ら成ることを特徴とする液晶パネル用配向剤である。
前記(I)式で表される骨格を基本構造とするポリイミ
ドはすでに発明者らが特開昭62−185715に開示
したように従来のポリイミドが有する長期耐熱性,機械
的強度.優れた電気的特性に加え,著しく光線透過率が
高く、更に強度な接着性を有するポリイミドである。
本発明に用いられる液晶基板としてはガラス、セラくツ
ク等の無機材質、ポリエステル、ポリエーテルサルフオ
ン、ポリエーテルエーテルケトン、フェノキシ樹脂、エ
ボキシ樹脂等の高分子フイルムが用いられる. 本発明により有効な水平配向が得られる液晶物質として
は、アゾキシ系、フェニルエステル系,シクロヘキサン
エステル系,ビフェニル系、PCH系、CCH系、ビリ
ミジン系,ジオキサン系,シップ系、及びこれらのくキ
シチャーがあげられる. 本発明に用いられるポリイミド高分子は,テト多カルボ
ン酸二無水物として. 3. 3’ ,4. 4 ’ジ
フェニルエーテルテトラカルボン酸二無水物を用い,こ
れと,式(II) (式中,Xは式(I)の定義と同じであり、アミノ基の
結合位置はエーテル結合に対しメタまたはバラ位である
.) で表されるエーテルジアミンの1種以上とを重縮合させ
て得られる下記式(m) (III) (式中、Xは式(I)の定義と同じであり、アミドの窒
素原子の結合位置はエーテル結合に対しメタまたはパラ
位である。) で表される繰り返し単位を有するボリアミド酸を、さら
に脱水環化して得られるポリイミドである。
この方法で使用されるジアミンとしては,ビス(4−(
3−アミノフェノキシ)フェニル)メタン、ビス(4−
(4−アミノフェノキシ〉フェニル)メタン、1.1−
ビス(4− (3−アミノフエノキシ)フェニル〕エタ
ン, 1.1−ビス(4−(4−アジノフェノキシ)フ
エニル)エタン,1.2−ビス(4−(3−アミノフエ
ノキシ)フェニル)エタン,1.2−ビス(4−(4−
アミノフェノキシ)フェニル)エタン、2.2−ビス〔
4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕ブロバン、2
,2−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕
ブロバン、2.2−ビス(4− (3−アミノフエノキ
シ〉フエニル)ブタン、2.2−ビス〔4−(4−アミ
ノフェノキシ)フエニル〕ブタン、2.2−ビス(4−
(3−アミノフェノキシ)フエニル) − 1.1,1
,3,3.3−へキサフルオロプロパン、2.2−ビス
(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル) − 1.
].1,3,3.3−ヘキサフルオロプロパン、4,4
゜−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフエニル、4.4
゜−ビス(4−アミノフェノキシ)ビフェニル,ビス(
4−(3−アミノフェノキシ〉フェニル)ケトン、ビス
(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕ケトン、ビ
ス(4−(3−アミノフエノキシ)フェニル)スルフィ
ド、ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル)ス
ルフィドなどがあげられ、これらは単独あるいは2種以
上混合して用いられる。 本発明のポリイミドは、従来
溶解させることが不可能又は極めて困難であった有機溶
剤、例えば、フェノール、クレゾール、ハロフェノール
類、又、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N
−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミ
ド、N,N −ジメチルメトキシアセト7ミド、N−メ
チル−2一ビロリドン、l,3−ジメチル−2−イミダ
ゾリジノン、N−メチルカプロラクタム、1.2−ジメ
トキシエタン、ビス(2−メトキシエチル)エーテル,
l,2−ビス(2−メトキシエトキシ)エタン、ビス(
2− (2−メトキシエトキシンエチル〕エーテル、テ
トラピドロフラン、1.3−ジオキサン、1.4−ジオ
キサン,ビリジン、ビコリン、ジメチルスノレホキシド
,ジメチルスルホン,テトラメチル尿素、ヘキサメチル
ホスホルアミドなどの高沸点有機溶剤をはじめ、1.2
−ジクロルエタン、!,1.2−トリクロルエタン,ジ
クロルメタン、J,1,2.2−テトラクロルエタン等
のハロゲン化炭化水素溶剤に溶解する。
本発明のポリイミドは、溶解性及び配向剤としての性能
の面から、対数粘度が0.05〜3.0dl/gの範囲
にあるのが望ましい. ここに対数粘度とは次式で算出した値である.対数粘度
=In(η/ηo)/C 式中Inは自然対数,ηは溶媒N,N−ジメチルアセト
アミト100ml中にボリアくト酸0.5gを溶かした
溶液の35℃で測定した粘度,η。は溶媒の35℃で測
定した粘度、Cは溶媒local当りボリアミト酸のg
で表された重合体の溶液濃度である. 対数粘度か0.05より小さい時は,配向剤としての性
能.特に安定性,耐久性が劣る.又対数粘度が3.0よ
り大きくなると製造が困難となるとともにパターン印刷
等の作業性が悪い. 前記したボリアミト酸の生成反応は通常、有機溶媒中で
実施する.この反応に用いる有機溶媒としては、例えば
N,N−ジメチルホルムアくド、〜,N−ジメチルアセ
トアミト,  N,N−ジエチルアセトアミト、 N,
N−ジメチルメトキシアセトアくド,N−メチル−2−
ビロリトン、1.3−ジメチル−2−イミダゾリジノン
、N−メチルカブロラクタム、1.2−ジメトキシエタ
ン、ビス(2−メトキシエチル)エーテル、1.2−ビ
ス(2−メトキシエトキシ)エタン,ビス(2− (2
−メトキシエトキシ)エチル〕エーテル,テトラヒトロ
フラン、1.3−ジオキサン、1,4−ジオキサン、ピ
リジン、ビコリン,ジメチルスルホキシド,ジメチルス
ルホン,テトラメチル尿素、ヘキサメチルホスホルアミ
ド、フェノール、クレゾール、ハロフェノールなどが挙
げられる.またこれらの有機溶剤は単独でも或いは2種
以上混合して用いても差し支えない. 反応温度は通常60℃以下、好ましくは50°C以下で
ある. 反応圧力は特に限定されず、常圧で十分実施できる. 反応時間は溶剤の種類及び反応温度により異なるが,ボ
リアミト酸が生威するのに十分な時間であって、通常3
0分〜24時間である.このような反応によってボリア
ミド酸の有機溶媒溶液が得られる. 次いでこのボリアミド酸溶液をlOO〜300℃に加熱
脱水、あるいは無水酢酸などと処理して化学的に脱水し
、ポリイミドが得られる.かくして得られたポリイミド
はそのままポリイミドワニスとして使用できるが、水,
またはメタノールなどのボリイミトの貧溶媒中に排出し
、必要に応じて洗浄、精製,乾燥し粉体のボリイミトを
得ることもできる. このようにして得られたポリイミドを前記有機溶剤,重
合溶剤に溶解して使用する. 使用に際して本発明の効果を妨げない範囲で添加剤、カ
ップリング剤、充填剤等を添加して使用することが出来
る. 次に配向剤としての被膜の厚みは100入〜2000人
であり特に前述の条件4.6を満足させるために400
人〜600入が選ばれる.100人以下では1,2,3
,4,6,の条件の満足度が低下し, 2000入以上
では特に5において著しい.この配向剤はオフセット、
フレキソ印刷用に調合するために粘度50cps〜5Q
OQcps程度に溶剤で希釈して用いるのが良い. 配向剤は印刷塗布後硬化され、綿布,ポリエステル、ウ
レタン等で一定方向にブラッシングされ水平一方向配向
性が付与されて通常用いられる.実施例l かきまぜ機、還流冷却器および窒素導入管を備えた容器
に. 4. 4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフ
ェニル36.8g ( 0.1モル)とN,N−ジメチ
ルアセトアミト202gを装入し,室温で窒素雰囲気下
に3. 3’ ,4, 4゜−ジフェニルエーテルテト
ラカルボン酸二無水物30.5g (0.099モル〉
を溶液温度の上昇に注意しながら分割して加え、室温で
約20時間かきまぜた.かくして得られたボリアミド酸
の対数粘度は1.7dl/gであった.このボリアミド
酸溶液160gにN,N−ジメチルアセトアミド107
gを装入し、かきまぜながら窒素雰囲気下に室温で24
.8g ( 0.24モル)の無水酢酸および9.05
g (0.09モル)のトリエチルアミンを滴下し,5
時間かきまぜた.この反応物を水400gに投入し,固
形分をろ別し、メタノールて洗浄し、無色粉末を得た.
このポリイミド粉末のDSC測定によるガラス転移温度
は208℃空気中での5%重量減少温度は5156C(
DT^−TGで測定、以下同様)であった. ここに得られたポリイミド粉の赤外吸収スペクトル図を
第1図に示す。
このスペクトル図では、イミドの特性吸収帯である1 
780c+*− ’付近および1720cm−’付近の
吸収が顕著に認められた。
このイミド粉末なN−メチル−2−ピロリドン中に溶解
させ、更に粘度5000cps/ 2 5℃になるよう
にN−メチル−2−ビロリドンを用いて調整した. ITO電極付の液晶パネル用ソーダガラス基板を用い所
定のフォトエッチングプロセスを用い電極パターンを形
戊させた. このワニスをオフセット印刷法により、バターニングさ
れた基板の上下導通部及び端子部を除き電極上及びガラ
ス上にパターン状に16した。
150℃で30分キュアー後膜厚を測定したところ約5
0OAであった。このような配向膜の塗布された基板を
サランを用い、一定方向にラビング処理した。上下基板
共に配向処理したこのような基板を用い,エボキシ系の
シール材を用い120゜で40分間キュアーL,TN型
10μギャップをもった液晶パネルを組立てた。所定の
方法でビフェニール系液晶E−7 (BDH社製)を注
入し、封止後液晶パネルとしての特性と信頼性をチェッ
クした。比較としてポリイミドワニスであるトレニース
+2000 (東レ■製)を用い、同様の方法で配向処
理した(配向剤キュアーのみを300℃、l11『とし
た)液晶パネルを作成した。
表1は3V32Hzにおいて液晶パネルに流れる直流成
分を加速試験下で比較したものである。
表1の結果から明らかなように初期においては本発明品
は全く直流が流れない。加速試験下においても従来最も
優れていると言われたポリイミド系の約半分の電流値で
あった。これは配向剤の基板への密着性の良さ及び配向
剤キュアー温度が低いことに起因していると思われる。
その他の性能は比較例と比較して問題なく、又殆ど着色
は見られなかった。
実施例2 基材として100μ厚のフエノキシフィルムを用い、低
温スパッタリングでITO形成し、所定のフォトエッチ
ング工程で電極パターニングした。実施例1と同様のポ
リイミドを用いてジメチルアセトアミド溶剤を用いて溶
解させた。更に約3000cps程度に粘度を調整後、
フレキソ印刷法により、パターン状に配向膜を塗布した
。120℃で1時間キュアーさせ配向膜とした。ウレタ
ン系スポンジを用いラビングして水平配向を得、TN型
液晶パネルとした。PCH系液晶であるメルク社製ZL
I− 1132をを注入封止後品質を確認した。
初期配向は全く問題なく、80℃で2008r、60℃
相対温度90%で250}1r加速試験を行なったが何
ら問題はなかった。一方実施例1で比較例として使用し
たポリイミドワニスでは120℃では硬化が十分に進行
せず配向性が十分でなく、同様の加速試験でさらに配向
不良が増加した。200℃のキュアーでは基材の著しい
熱変形をともないパネル組立てはできなかった。
実施例3〜9 実施例lにおける4.4′ −ビス(3−アミノフェノ
キシ)ビフェニルに代えて各種ジアミンを用い、ジアミ
ン、 N,N−ジメチルアセトアミド、3. 3’ ,
4. 4 ’ −ジフェニルエーテルテトラカルボン酸
二無水物の量を変えて反応を行った他は全て実施例1と
同様に行ってボリアミド酸およびポリイミド粉末を得た
。得られたボリアミド酸の対数粘度,ポリイミド粉末の
諸物性を表2にまとめて示す. 次にこれらのボリイミト粉末を実施例1と同様にN−メ
チル−2−ビロリトンに溶解し実施例lと全く同様に液
晶パネルを組み立て、特性と信頼性を実施例lと同様に
テストした結果を表2に合せて示す. [発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明の配向剤は従来のポ
リイミド配向剤の欠点をカバーできる非常に優れた配向
剤である。特に電流値の低下、キュアー温度の低温化の
効果は大なるものがある。又液晶カラーテレビ等のカラ
ーフィルター内蔵液晶パネル、GHタイプパネルの配向
剤に用いた時の配向剤の無色化による効果はきわめて大
きい。
本発明によって得られた液晶パネルは、時計、電卓、液
晶テレビ等に広く用いられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の配向膜に使用するポリイミドの例の赤
外線吸収スペクトルである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少なくとも一方が透明な基板間に液晶物質を挟持してな
    る液晶パネルにおいて、液晶と接する面の少なくとも一
    方に被覆された配向膜が 式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは直結、炭素数1ないし10の2価の鎖式炭
    化水素基、ペルフルオロ(1−メチルエチリデン)基、
    カルボニル基、チオ基からなる群より選ばれた基を表し
    、イミド環の窒素原子の結合位置はエーテル結合に対し
    メタまたはパラ位である。) で表される繰り返し単位を有するポリイミド高分子膜か
    ら成ることを特徴とする液晶パネル用配向剤。
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