JPH03166439A - 柱梁接合装置

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は柱と梁を接合する柱梁接合装置に関するもので
ある。

（従来の技術）従来において柱梁接合装置は種々公知であるが熔接を用
いる方法又は多数のボルトを用いる方法がほとんどであ
り施工性及び接合強度についての問題点を伴っていた。

（発明が解決しようとする課８）本発明は以上の従来の課題を解決し施工性が極めてよく
及び接合強度も優れた柱梁接合装置の提供を目的とする
。

（課題を解決するための手段）本発明は以上の目的達成のためにｌ．上柱の下端と下柱の上端に１８　ｔ！で固定されそ
の肉厚が上社又は下柱の肉厚の略２．０乃至３．０倍に
されたボックスの接合金物と、該接合金物と梁の端板を
接合するワンサイドボルトとからなる柱梁接合装置を提案するものである。

（作用）（１）本発明の装置は特にワンサイトボルｌ・を用いる
ため熔接を用いる方法又は多数のボルトを用いる方法と
比較し施工性が極めてよい。

（２）本発明の装置は特にワンサイドボルトの＋Ｊ−１
１、直径等を選択することにより必要な接合強度を容易
に得ることが出来る。

（実施例）以下本発明の柱梁接合装置を図面に示す実施例に従い説
明する。

第１図は本発明の装置を示し、該装置は上柱（ｌａ）の
下端と下柱（ｌｂ）の上端にｋＷ　ｔｌで固定されたボ
ックス状の接合金物（２）を有する。

該接合金物（２）の肉厚は上柱（　ｌａ）又は下柱（Ｉ
ｂ）の肉厚の略２．０乃至３．０倍にされる。

接合金物（２）の形状は第１図に示す様に開口（７ａ）
が設けられた天板（７）及び開口（８ａ）が設けられた
底板（８）により囲まれておりボックス状である。

但し図示の実施例における開口（７ａ）及び開口（８ａ
）は付随的であり省略することにより天板（７）及び底
板（８）により閉鎖されたボックス状になる。

次に端板（６）を有する梁（５）が接合金物（２）の外
側面に当接される。

ここで接合金物（２）には適所に予め孔（３）が設けら
れている。

該孔（３）はそれに対応する梁（５）の端板（６）の孔
を貫通してワンサイドボルト（９）を挿入するためのも
のである。

ワンサイドボルト（９）は特願昭６３−２２４２９２号
において述べた様に専用の打ち込み装置を用いて打ち込
むリベット的な性格を有する特殊ボルトである。

該ワンサイドボルト（９）により梁（５）の端板（６）
と接合金物（２〉が接合されることになる。

（発明の効果）本発明の柱梁接合装置の実施例は以上の通りでありその
効果を次に列記する。

（１）本発明の装置は特にワンサイドボルトを用いるた
め熔接を用いる方法又は多数のボルトを用いる方法と比
較し施工性が極めてよい。

（２）本発明の装置は特にワンサイドボルトの材質、直
径等を選択することにより必要な接合強度を容易に得る
ことが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置の一部断面正面図１ａ：上柱　　
　　　　ｌｂ二下柱２：接合金物　　　　　３：孔４：熔接　　　　　　　５：梁６：端板　　　　　　　７：天板７ａ：開口　　　　　　８：底板８　ａ　：開口９：ワンサイドボルト

【特許請求の範囲】

１、上柱の下端と下柱の上端に熔接で固定されその肉厚
が上柱又は下柱の肉厚の略２．０乃至３．０倍にされた
ボックスの接合金物と、該接合金物と梁の端板を接合す
るワンサイドボルトとからなる柱梁接合装置