JPH03166233A - ガラス薄肉一方向プリプレグ - Google Patents

ガラス薄肉一方向プリプレグ

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JPH03166233A
JPH03166233A JP1306211A JP30621189A JPH03166233A JP H03166233 A JPH03166233 A JP H03166233A JP 1306211 A JP1306211 A JP 1306211A JP 30621189 A JP30621189 A JP 30621189A JP H03166233 A JPH03166233 A JP H03166233A
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resin
monofilaments
prepreg
roping
glass
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Makoto Takezawa
誠 竹澤
Kanji Miyao
巻治 宮尾
Shinkichi Murakami
信吉 村上
Akihiro Atsumi
渥美 昭洋
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Tonen General Sekiyu KK
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Tonen Corp
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C70/00Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts
    • B29C70/04Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts comprising reinforcements only, e.g. self-reinforcing plastics
    • B29C70/06Fibrous reinforcements only
    • B29C70/10Fibrous reinforcements only characterised by the structure of fibrous reinforcements, e.g. hollow fibres
    • B29C70/16Fibrous reinforcements only characterised by the structure of fibrous reinforcements, e.g. hollow fibres using fibres of substantial or continuous length
    • B29C70/20Fibrous reinforcements only characterised by the structure of fibrous reinforcements, e.g. hollow fibres using fibres of substantial or continuous length oriented in a single direction, e.g. roofing or other parallel fibres
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C14/00Glass compositions containing a non-glass component, e.g. compositions containing fibres, filaments, whiskers, platelets, or the like, dispersed in a glass matrix
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 4東よ旦且旦上1 本発明は、強化繊維のガラス繊維を一方向に薄,層状に
配列したガラス薄肉一方向プリプレグに関するものであ
る。
藍L立且1 強化繊維としてガラス繊維を一方向に薄層状に配列して
、そのガラス繊維の薄層にマトリクス樹脂としてエボキ
シ樹脂等を含浸させたガラス薄肉一方向プリプレグが知
られている。
このガラスー薄肉一方向プリプレグは透明性があり、プ
リプレグを貼り付けて強化した被強化物の表面が透けて
見えるので、被強化物に装飾性を付与することができ、
このため例えば釣り竿やゴルフシャフト等の表面強化用
として好んで用いられている。
このようなガラス薄肉一方向プリプレグは、ガラス繊維
のモノフィラメントを1つの繊維束にしたガラスローピ
ングを開繊しながら、マトリクス樹脂を塗工した1枚の
樹脂塗工紙上或いは2枚の樹脂塗工紙の間に一方向に薄
層状に配列し、樹脂塗工紙の外側から加熱および加圧を
加えて、モノフィラメント同士の間に樹脂を含浸すると
同時に樹脂を半硬化させることにより得られる。
が  しよ とする しかしながら、従来のガラス薄肉一方向プリブレグは、
不均質で重量ムラが大きく強度等の物性に劣る上、ボイ
ドが混在して白濁し透明性が十分でない欠点があった。
更に表面の平滑さに欠け、極端な場合には表面が細かく
波打った状態をしていて、このため被強化物表面の強化
の際の積層時に、積層したプリブレグとブリプレグとの
間およびプリプレグと被強化物・どの間への気泡の巻き
込みを生じて、被強化物を強化する性能を十分に発揮で
きない欠点もあった。
このようなことから、均質で強度等の物性が優れる上透
明性も良好で、且つ表面が平滑で空気を巻き込むことな
く被強化物に積層し、その性能を十分に発揮させて強化
することができるようにしたガラス薄肉一方向プリプレ
グの開発が強く望まれているが、このような特性を具備
したガラス薄肉一方向プリプレグは未だ提案されていな
い。
従って本発明の目的は上記特性を具備したガラス薄肉一
方向プリプレグを提供することである。
るための 上記目的は本発明に係るガラス薄肉一方向プリプレグに
て達成される。要約すれば本発明は、強化繊維のガラス
繊維として一方向に配列された合糸のないローピングと
、マトリクス樹脂とからなる一方向プリプレグであって
、前記合糸のないローピングを構成するモノフィラメン
トの径が10〜20μm1前記プリプレグの厚さが50
〜150μmであることを特徴とするガラス薄肉一方向
プリプレグである。
以下、本発明について詳述する。
本発明者等は、均質で強度等の物性が優れる上透明性も
良好で、且つ表面が平滑で空気を巻き込むことなく被強
化物に積層し、その性能を十分に発揮させて強化するこ
とができるようにしたガラス薄肉一方向プリプレグを開
発すべく鋭意研究を重ねた。その結果次のことが分かっ
た。
即ち、通常のガラスローピングは、ガラス繊維のモノフ
ィラメントを数100本収束して巻き取り、その収束し
たモノフィラメント束を数本〜数10本再度1つの繊維
束に収束して巻き取って作られている。このように通常
のガラスローピングでは、モノフィラメントを1つの繊
維束にする過程で2度の収束操作を受けているため、モ
ノフィラメントが繊維束内で整然と収束されておらず、
モノフィラメントが捻れたり、歪んだり、互に巻き付い
たりしている。このためガラスローピングを開繊して、
モノフィメントを1枚の樹脂塗工紙上或いは2枚の樹脂
塗工紙の間に一方向に薄層状に配列したときに、モノフ
ィラメントが一方向に整然と配列せず、配列したモノフ
ィラメントに捻れや歪み、巻付きがあり、またそのため
これに樹脂を含浸しても樹脂がモノフィラメント同士の
間に十分均質に含浸しない。その結果、得られるプリプ
レグは、モノフィラメントの配列および樹脂の含浸が不
均質で、強度等の物性が劣るだけでなく、モノフィラメ
ント同士の間にボイドが発生し、白濁して透明性を劣化
し、また表面に平滑性がなく細かく波打ったものになる
これに対し、ガラス繊維のモノフィラメントを1度の収
束操作で収束して1つの繊維束とした合糸のないローピ
ングでは、モノフィラメントが繊維束内で整然と収束さ
れており、モノフィラメントが捻れたり、歪んだり、互
に巻き付いたりしていることが非常に少ない。このため
この合糸のないローピングを開繊して、モノフィメント
をl枚の樹脂塗工紙上或いは2枚の樹脂塗工紙の間に一
方向に薄層状に配列したときに、モノフィラメントが一
方向に整然と配列し、配列したモノフィラメントに捻れ
や歪み、巻付きがなく、またそのためこれに樹脂を含浸
したときに樹脂がモノフィラメント同士の間に十分均質
に含浸する。その結果、得られるプリブレグは、モノフ
ィラメントの配列および樹脂の含浸が均質で、強度等の
物性が優れるようになるだけでなく、モノフィラメント
同士の間にボイドがなく白濁のない良好な透明性を持ち
、また表面が高い平滑性を持ったものになる。
本発明は上記知見に基づきなされたものである。
本発明において、ガラス薄肉一方向プリプレグの強化繊
維のガラス繊維として用いる合糸のないローピングは、
ガラス繊維のモノフィラメントの径が10〜20μmの
ものを使用する。モノフィラメントの径が10LLm未
満では強度が弱すぎて、これで強化したプリプレグの強
度を十分強くすることができない。逆にモノフィラメン
トの径が20amを超えると太すぎて、マトリクス樹脂
との密着性が劣るようになる。従って合糸のないローピ
ングのモノフィラメント径は10〜20μm、好ましく
は13〜15μmである。
この合糸のないローピングのモノフィラメントの集束本
数は特に規定されるものではないが、集束本数が多くな
ると、本発明の対象とする薄肉のプリプレグではモノフ
ィラメント間の透き間が生じ易くなるため、集束本数は
上限で2000本以下が好ましい。集束本数が少ない場
合は、合糸のないローピングの使用本数が多くなる不都
合が生じるだけで、特別な不具合はない。モノフイラン
メント集束本数の好ましい値を特に上げれば1600本
程度である。
また合糸のないローピングのモノフィラメントの集束に
使用する集束剤は、プリブレグに使用するマトリクス樹
脂のモノフィラメントとの馴染みをよくするために、マ
トリクス樹脂と同系のものが好ましい。この集束剤の合
糸のないローピングへの付着量は集束剤の種類にもよる
が、一般に少ない方が開繊性の点で好ましい。しかし集
束剤の付着量が余りに少なすぎると、ローピングの取扱
性が低下するので、集束剤の付着量は取扱性を勘案して
適宜決定すればよい。例えばエボキシ系の集束剤を用い
た場合は、0.1〜1.0wt%が好ましく、より好ま
しくは0.2〜0、6wt%である。
ガラス薄肉一方向プリプレグに使用するマトリクス樹脂
としては、強度および透明性に優れている必要があり、
エボキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン
樹脂、ジアリルフタレート樹脂、フェノール樹脂などの
熱硬化性マトリクス樹脂が使用可能である。これらのマ
トリクス樹脂には、硬化温度が50〜150℃となるよ
うに硬化剤その他の付与剤、例えば可撓性付与剤などが
適当に添加される。
好ましい一例を挙げれば、マトリクス樹脂としてはエボ
キシ樹脂が好ましく、使用可能のエボキシ樹脂としては
、例えば、(1)グリシジルエーテル系エボキシ樹脂(
ビスフェノールA%F、S系エボキシ樹脂、ノボラツク
系エボキシ樹脂、臭素化ビスフェノール・A系エボキシ
樹脂);(2)環式脂肪族エボキシ樹脂; (3)グリ
シジルエステル系エボキシ樹脂: (4)グリシジルア
ミン系エボキシ樹脂; (5)複素環式エボキシ樹脂;
その他種々のエボキシ樹脂から選択されるl種又は複数
種が使用され、特に、ビスフェノールA.F,Sグリシ
ジルアミン系エボキシ樹脂が好適に使用される。また硬
化剤としてはジアミノフエニルスルフオン(DDS).
ジアミノジフエニルメタン(DDM)などが好適に使用
される。
このマトリクス樹脂の粘度は、塗工紙への塗工時に低い
ほうがよく、塗工工程において1000〜20000セ
ンチボイス程度が好ましい。より好ましくは1 500
〜3000センチボイズである。これは、マトリクス樹
脂の粘度が低すぎると、プリプレグ製造時に樹脂が流れ
て配列したモノフィラメントが流され、その配列が乱さ
れるからであり、また粘度が高すぎると、モノフィラメ
ント同士の間への樹脂の含漫性が悪化して、含浸ムラが
発生するからである。
本発明においては、ガラス薄肉一方向ブリプレグの厚み
は、塗工紙の厚みを含めない正味量で50〜150μm
とする。プリプレグの厚みが50μm未満になると薄す
ぎて、被強化物を十分に強化することができず、また1
50μmを超えると厚すぎて、釣り竿やゴルフシャフト
等の表面に装飾性を付与する場合などの用途に使用しず
らくなるからである。
本発明のガラス薄肉一方向プリプレグは、合糸のないロ
ーピングを開繊しながら、マトリクス樹脂を塗工した2
枚の樹脂塗工紙の間に一方向に薄層状に配列し、樹脂塗
工紙の外側び加圧を加えて、モノフィラメント同士の間
に樹脂を含漫する?同時に樹脂を半硬化させることによ
り、連続式に製造することができる。或いは合糸のない
ローピングを開繊しながら、ドラム上に巻装した1枚の
樹脂塗工紙上に一方向に薄層状に配列しつつ巻き付け、
その後ドラムから樹脂塗工紙を外して上記と同様にする
ことにより、バッチ式に製造することができる。
次に本発明を実施例により更に説明する。
見息■ 本発明に従い、強化繊維のガラス繊維として合糸のない
ローピングを使用して、ガラス薄肉一方向プリプレグを
製造し、本発明ブリプレグN。
1〜4を得た。比較のために、条件の少なくとも一部を
本発明の範囲外としてガラス薄肉一方向プリプレグを製
造し、比較プリプレグN01〜4を得た。製造法はいず
れも、上述した連続式法を使用した。
本発明プリプレグNo1〜4および比較プリプレグNo
1〜4で使用したマトリクス樹脂、樹脂塗工紙のマトリ
クス樹脂日付け量(樹脂塗工紙は上下2枚使用)、プリ
プレグ300mm幅当りの合糸のないローピングの使用
本数、合糸のないローピングのモノフィラメントへの樹
脂含浸時の過熱温度(PP化温度)および使用した合糸
のないローピングの種類(商品名)を、第l表に示す。
また使用したローピングの合糸のないローピング、通常
ローピングの別゛、ローピングのモノフィラメント集束
本数、モノフィラメント径(繊維径) 番手、集束剤付
着量、集束剤のエボキシ系、熱可塑系のタイプの別およ
び塗工時樹脂粘度、プリプレグ中モノフィラメント量V
fのプリプレグ製造条件、並びに得られたプリプレグの
厚み、樹脂含浸ムラ、モノフィラメントのゆらぎ(糸の
ゆらぎ)、モノフィラメント間の透き間および表面の平
滑さのプリプレグ性能を、第2表に示す。
第1表 本発明1 本発明2 比較 1 比較 2 比較 3 本発明3 本発明4 比較 4 塗圭樹脂 エボキシ エボキシ エボキシ エボキシ エボキシ エボキシ エボキシ エボキシ ?■■縫丑坦旦典生龍 (g/m”)    (本/300nu3985 2 出比遁旦」S長1頻 m幅) (℃) 90    ER575 TK FO890    E
R575 TK FO890    a{575 TK
 Fr59490    R4450’口’ Fr59
990    ER530 F−65 90    ER575 TK FO875  .  
ER575TKFO8 75    R4450 Tr Fr599L之茎購維
奴束本数星棋塔番一土暖勘唯議量暖担眠コ本発明1 合糸のない ローピング l600 l3 575 0.23 エボキシ弄 本発明2 合糸のない ローピング l600 l3 575 0.58 エボキシ岸 比較 1 合糸のない ローピング l600 l3 575 0.20 熱可塑性 比較 2 合糸のない ローピング 4000 23 4450 0.25 熱可塑性 比較 3 通常 ローピング l500 l3 530 0.5 エボキシ系 本発明3 合糸のない 口−ビング 1600 l3 575 0.23 エボキシ乎 本発明4 合糸のない ローピング 1600 l3 575 0.23 エボキシ系 比較 4 合糸のない ローピング 4000 23 4450 0.25 熱可塑性 第2表 2000 2000 2000 2000 2000 2000 5000 5000 49   13[+ 49   130 49   130 49   130 49   130 4590 49   130 49   200 プリプレグ 第2表において、糸のゆらぎは、モノフィラメン1・の
配列方向が一方向にそろっている程度を示す。含浸ムラ
は、モノフィラメント同士の間に樹脂が十分に含浸せず
、ボイドが発生しているために白濁して見え、透明感の
ない箇所が所々にできている状態をいう。樹脂が着色さ
れている場合にも色ムラとなって残る。
また第2表中、記号0はプリプレグの性能が非常に良好
、○は良好で共に合格の範囲である。記号△はブリプレ
グの性能が劣る、×は著しく劣るで共に不合格の範囲で
ある。
なお、使用した合糸のないローピングは旭ファイバーグ
ラス株式会社製、通常ローピングは日本電気ガラス株式
会社製である。
第2表から明らかなように、本発明ブリプレグNo1〜
4はプリプレグの性能の全項目で優れており、このうち
集束剤付着量がO、58wt%と大きいNo2および塗
工時樹脂粘度が50ooセンチボイズ(cps)と大き
いNo4での樹脂含浸ムラの項目を除けは、全ての項目
で非常に良好な結果が得られた。
これに対し、比較プリプレグNotは、集束剤が熱化塑
のものを使用しているために、プリプレグの樹脂含浸ム
ラの項目が非常に劣る結果になり,比較プリブレグNo
2および4は、合糸のないローピングのモノフィラメン
ト径が23μmと大きいために、ブリプレグの樹脂含漫
ムラの項目が劣る。また比較プリプレグNo2は、通常
ガラスローピングを使用しているため、プリプレグの樹
脂含浸ムラ、糸のゆらぎ、表面の平滑性の項目で非常に
劣る、透き間の項目で劣るの結果になった。
及11u匪呈 以上説明したように、本発明では、ガラス薄肉一方向プ
リプレグを、強化繊維のガラス繊維として一方向に配列
された合糸のないローピングと、マトリクス樹脂とから
なる一方向プリプレグとして、その合糸のないローピン
グを構成するモノフィラメントの径を10〜20μmと
し、プリプレグの厚さを50〜150μmとしたので、
一方向プリプレグの製造時に合糸のないローピングを開
繊して、モノフィメントを1枚の樹脂塗工紙上或いは2
枚の樹脂塗工紙の間に一方向に薄層状に配列したときに
、モノフィラメントが一方向に整然と配列し、配列した
モノフィラメントに捻れや歪み、巻付きがなく、またそ
のためこれに樹脂を含浸したときに樹脂がモノフィラメ
ント同士の間に+゛分均質に含浸することができ、その
結果、得.られるプリプレグを、モノフィラメントの配
列および樹脂の含浸が均質で、強度等の物性が優れるよ
うになるだけでなく、モノフィラメント同士の間にボイ
ドがなく白濁のない良好な透明性を持ち、また表面が高
い平滑性を持った一方向プリプレグとすることができる

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)強化繊維のガラス繊維として一方向に配列された合
    糸のないローピングと、マトリクス樹脂とからなる一方
    向プリプレグであって、前記合糸のないローピングを構
    成するモノフィラメントの径が10〜20μm、前記プ
    リプレグの厚さが50〜150μmであることを特徴と
    するガラス薄肉一方向プリプレグ。
JP1306211A 1989-11-24 1989-11-24 ガラス薄肉一方向プリプレグ Pending JPH03166233A (ja)

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JP1306211A JPH03166233A (ja) 1989-11-24 1989-11-24 ガラス薄肉一方向プリプレグ
EP90312754A EP0429312B1 (en) 1989-11-24 1990-11-23 Unidirectional thin glass prepreg
DE69028181T DE69028181T2 (de) 1989-11-24 1990-11-23 Dünnes Prepreg mit einseitig gerichteten Glasfasern
KR1019900019115A KR910009582A (ko) 1989-11-24 1990-11-24 1 방향의 얇은 유리 프리프레그(prepreg)
US07/876,814 US5188878A (en) 1989-11-24 1992-04-29 Unidirectional thin glass prepreg

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