JPH03166205A - 塩素化塩化ビニルポリマーの製造方法 - Google Patents

塩素化塩化ビニルポリマーの製造方法

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JPH03166205A
JPH03166205A JP2248966A JP24896690A JPH03166205A JP H03166205 A JPH03166205 A JP H03166205A JP 2248966 A JP2248966 A JP 2248966A JP 24896690 A JP24896690 A JP 24896690A JP H03166205 A JPH03166205 A JP H03166205A
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vinyl
weight
vinyl chloride
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JP2248966A
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Zaev Sharaby
ザエフ シャラビー
Robert G Vielhaber
ロバート ジェラード ビールハバー
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Original Assignee
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F14/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/18Introducing halogen atoms or halogen-containing groups
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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、低色塩素化ポリ塩化ビニル(CPVC)組成
物並びにその製造に関する。低色はポリ塩化ビニル(P
VC)を得るための塩化ビニルの重合に用いられる重合
添加剤のタイプが原因である.PVCの製造に用いられ
る典型的重合添加剤が変色したcpvc生成物の原因で
あることがわかった.通常ポリビニルアルコール、特に
低中加水分解ポリビニルアルコールがcpvcの変色の
主要な原因であることがわかった。
米国特許第4.612.345号(I{ess. 19
86年9月16日)は、ヒドロキシプロビノレメチノレ
セノレロースタイプの懸濁剤及び懸濁剤としてヒドロキ
シプロピルメチルセルロースエーテルを用いる塩化ビニ
ルの懸濁重合による塩化ビニルポリマーの製造方法に関
する. この特許は、このタイプの公知の懸濁剤の欠点を有しな
い塩化ビニルの懸濁重合用のヒドロキシブ口ビルメチル
セルロースタイプの新規懸濁剤を提供する.またこの文
献は製造したポリ塩化ビニル粒子の多孔度を増す又は調
節するに有効な塩化ビニルの懸濁重合用のヒドロキシプ
ロビルメチルセルロースタイプの新規懸濁剤を提供する
米国特許第4.797.458号(Sharaby. 
1989年l月10日)は、低分子量、良好な粒子特性
及び改良された溶融流れを有するハロゲン化ビニルのポ
リマーに関する。このポリマーは連鎖移動剤として有効
量のメルカプタンを用いる水性重合により製造され、こ
こでメルカプタン連鎖移動剤は塩化ビニルと非重合性で
ある少なくとも1種の物質と混合され、この非重合性物
質は実質的に水に不溶であり前記メルカプタンと混和し
連鎖移動組成物を形成する。連鎖移動組或物はコロイド
安定性を保ちながら重合の開始前に加えられる。
米国特許第4,471,096号(Sharabyら、
1984年9月11日)は、塩化ビニルポリマーの製造
方法に関する.少なくとも1個のβ一エーテル結合を有
するメルカブト有機化合物が前記公知の連鎖移動剤の欠
点を有さない塩化ビニルポリマーの製造においてかなり
有効な連鎖移動剤であることがわかった。この連鎖移動
剤はポリマーの色、臭気、及び他の物理特性に影響を及
ぼさず、汚染問題をおこさない。
本発明は、ポリビニルアルコールを用いない改良された
色を有する塩素化ポリ塩化ビニルポリマーの組成物並び
にその製造方法に関する。この方法により製造されたポ
リマーはパイプ及びバイブ継手、威形窓枠、電気装置外
被、並びに伸長シ一ト吹込射出戒形及び射出戒形により
製造される家庭用製品としての利用性を有する。この組
成物及び方法は約0.02〜約0. 5重量部の界面活
性剤の存在下100重量部の塩化ビニルを塩化ビニル以
外のビニルモノマー成分と重合し(前記界面活性剤はl
5〜35パーセントのメトキシル置換及び4〜35ハー
セントのヒドロキシブ口ピル置換を有するヒドロキシプ
ロピルメチルセルロースエーテルであることを特徴とす
る)中間体を形成し、この中間体を塩素化し塩素化塩化
ビニルポリマーを得ることを含む。
本発明に従い、塩素化ポリマー&[l戒物が提供され(
モノマーもしくはコモノマーの重合はヒドロキシプロピ
ルメチルセルロースエーテルの少なくとも1種の界面活
性剤の存在下おこる)、改良された色及び高Tgを有す
る生底物が得られる。
本発明の方法において用いられるヒドロキシプ口ピルメ
チルセルロースエーテルは市販入手可能であり、主にそ
のメトキシ置換及びヒドロキシプ口ピル置換により規定
される。メトキシ及びヒドロキシブ口ピル置換はAST
M− D2363に従い測定及び計算される。置換のパ
ーセントはすべて最終置換物質の重量基準である。
ヒドロキシプ口ピルメチルセルロースエーテルのメトキ
シ置換はl5〜35パーセント、好ましくは19〜25
パーセントである。ヒドロキシプロピルメチルセルロー
スエーテルのヒドロキシプ口ビル置換は4〜35パーセ
ント、好ましくは4〜12パーセントである。
ヒドロキシプロビルメチルセルロースの分子量は溶媒中
のその溶液の粘度として表わされる。特に示さない限り
、ヒドロキシプロビルメチルセルロースの分子量は、2
o″CにおいてUBBELOHDE粘度計で測定した水
中のヒドロキシプ口ピルメチルセルロースの2重量パー
セント溶液の粘度として示す。
粘度は通常約5〜約200,000mPa−sである。
エチレン系不飽和モノマーの懸濁重合用の懸濁剤として
用いられるヒドロキシプロピルメチルセルロースエーテ
ルは好ましくは約5〜約400IIIPa−s、最も好
ましくは約10mPa−s 〜約100mPa−s O
)粘度を有する。5. 10, 100及び400II
IPa−sの粘度はそれぞれ10,000, 13,0
00. 26,000、及び41.000の数平均分子
量(Mn)に相当する。
本発明のヒドロキシプ口ピルメチルセルロースエーテル
は上記メトキシ及びヒドロキシプロポキシ置換を有する
が、平均分子量は50.000未満である。平均分子量
とは数平均分子量(Mn)を意味する。好ましい平均分
子量は5000〜40,000、最も好ましくは10,
000〜30, 000である。特に好ましい分子量範
囲は13. 000 〜26, 000テあり、これは
1omPa−s〜l00mPa−sの粘度に相当する。
平均分子量がso,00o以上である場合、メトキシル
置換は24〜35パーセント、好ましくは24.5〜3
3パーセント、最も好ましくは25〜31パーセントで
ある。
本発明のヒドロキシプロピルメチルセルロースエーテル
は例えば塩化ビニルと塩化ビニル以外のビニル成分モノ
マーとの懸濁重合用の懸濁剤として有効である。
本発明に用いられるヒドロキシプロピルメチルセルロー
スエーテルは、例えば米国特許第2,949,452号
及び3,388,082号に記載されているような公知
の方法に従い製造される。本発明のヒドロキシプ口ピル
メチルセルロースエーテルの置換のレベルは、プロピレ
ンオキシド及び塩化メチルの量並びに所望の置換レベル
に達するまでの反応時間を増すことにより達威される。
本発明のヒドロキシプロピルメチルセルロースエーテル
は塩化ビニルと塩化ビニル以外のビニル成分モノマーと
の懸濁重合用の懸濁剤として用いられる。好ましくは、
このヒドロキシプ口ピルメチルセルロースエーテルは塩
化ビニルの懸濁重合用に第二の又は補助懸濁剤として、
すなわち他のjQ QFB剤と共に用いられる。
重合は100部の塩化ビニル又は合計l00部の塩化ビ
ニル及びビニル成分モノマーに対し行なわれる。
「ビニル成分Jとは、塩化ビニル以外のビニルタイブモ
ノマーを意味する。そのようなモノマーは当該分野及び
文献に公知であり、エステル部分が1〜12個の炭素原
子を有するアクリル酸のエステル、例えばメチルアクリ
レート、エチルアクリレート、プチルアクリレート、オ
クチルアクリレト、シアノエチルアクリレート等;ビニ
ルアセテート;及び3〜18個の炭素原子を含むビニル
脂肪族エステル;エステル部分が1〜12個の炭素原子
を有するメタクリル酸のエステル、例えばメチルメタク
リレート、エチルメタクリレート、プチルメタクリレー
ト等;スチレン及び合計8〜15個の炭素原子を有する
スチレン誘導体、例えばαーメチルスチレン、ビニルト
ルエン、クロロスチレン;ビニルナフタレン;合計4〜
8個の炭素原子を有するジオレフィン、例えばブタジエ
ン、イソプレン、ハロゲン化ジオレフィン、例えばクロ
ロブレン;2〜10個、好ましくは2〜4個の炭素原子
を有するモノオレフィン、例えばエチレン、プロビレン
及びイソプチレン;並びに上記のモノマーと他の公知の
それと共重合性ビニルモノマーの混合物を含む。塩化ビ
ニルモノマーの量は、約70〜約95、好ましくは約8
0〜約93重量パーセントの塩化ビニル繰り返し単位を
含むコポリマーを形戒するよう用いられる。コポリマー
の残りは、1種以上の上記ビニル成分モノマー、例えば
ビニルアセテートである。従って、コポリマーの製造に
用いられる場合ビニル成分モノマーの量はビニル成分繰
り返し単位の約5〜約30、好ましくは約7〜約20重
量パーセントである。
ある製品を製造するため、塩化ビニルポリマー又はコポ
リマーは可塑化剤を吸収可能でなければならない。従っ
て、粒子多孔度は液体可塑化剤を吸収する樹脂の能力を
決定するためこの樹脂の重要な特性である。ポリマー粒
子の多孔度は懸濁剤、例えばヒドロキシプ口ピルメチル
セルロースエーテルを用いることにより容易に調節又は
増加される。懸濁剤は通常塩化ビニル又は塩化ビニルと
ビニル或分モノマーの100部あたり0.02〜0.5
、好ましくは0.05〜043、最も好ましくは0.0
5〜0.20重量部の量用いられる. 塩化ビニルの懸濁重合によるポリ塩化ビニルの製造方法
は当該分野において公知である.そのような重合法は例
えばDH2153727−B及びDD特許明細書160
354に記載されている。この方法は通常、モノマーが
分散した相にあり、開始剤がモノマー相に溶解し、形成
したポリマーが分散した固体である水性システムの利用
に関する. 本発明の方法はポリ塩化ビニル並びに塩化ビニルとそれ
と共重合性である非水溶性ビニル成分モノマーとの共重
合により形成されるコポリマーの製造に用いられる.好
適なコモノマーは「ビニル成分」として上記に開示され
ている. PVC(7)分子量は、ASTM法ロー1243(19
66)に従い穏やかに加熱及び撹拌しながら50ldl
のシクロヘキサン中0.24gの樹脂を溶解することに
より測定される内部粘度に相関する。本発明の方法にお
いて有効なPvC樹脂出発物質は好ましくは約0. 2
〜約1.4のn+(内部粘度)を有するような分子量を
有し、最も一般的に用いられるPVC樹脂は約0. 4
〜約1. 1のn+を有する。
PVCは少なくとも1種のメルカプタンもしくは非メル
カプタン連鎖延動剤組成物により製造される。メルカプ
タン連鎖移動剤組成物は(a)少なくとも1種のメルカ
プタン連鎖移動剤及び(b)メルカプタン連鎖移動剤と
相溶性である少なくとも1種の非重合性物質を含む。好
適なメルカプタンは水溶性メルカプタン、例えば2−メ
ルカプトエタノール、3−メルカブトプロバノール、チ
オプロピレングリコール、チオグリセリン、チオグリコ
ール酸、チオヒド口アクリル酸、チオ乳酸、及びチオリ
ンゴ酸等を含む。好通な非水溶性メルカプタンはイソオ
クチルチオグリコレート、n−ブチル3−メルカブトブ
ロピオネート、n−プチルチオグリコレート、グリコー
ルジメルカブトアセテート、トリメチロールプロパント
リチオグリコレート、アルキルメルカプクン等を含む。
好ましいメルカプタンは2−メルカプトエタノールであ
るが、メルカプト基(−Sl+)を有するあらゆる連鎖
移動剤が許容される。
連鎖移動剤組成物はメルカプタンに加え、メルカプタン
と相溶性であり及び水に実質的に不溶である少なくとも
1種の非重合性物質を含む。非重合性とは物質が従来の
コモノマーが形或する意味での塩化ビニルポリマー鎖の
一部を形成しないことを意味する。非重合性物質はある
場合塩化ビニルポリマー鎖にグラフト重合するが、これ
は通常コポリマーと考えられない。実譬的に水に不溶と
は、物質の水溶性が5パーセント未満であることを意味
する。非重合性物質はモノマー、オリゴマー又はポリマ
ーであってよい。好適な非重合性物質はジオクチルフタ
レート、低分子量ポリ(カブロラクトン)、ポリシリコ
ーン、グリセロールのエステル、ポリエステル、脂肪酸
とOH未満ポリオキシエチレン及びポリオキシプロピレ
ンの非水溶性エステル、ポリオールのエステル、一酸と
多酸のエステル、有機ポリホスフエートのエステル、フ
ェニルエーテル、エトキシル化アルキルフェノール、ソ
ルビタンモノステアレート及びソルビタン七ノオレエー
ト並びに脂肪酸の他のソルビトールを含む。物質の選択
は、この物質が塩化ビニルモノマーと非重合性であり及
び実質的に水に不溶である限り問題ではない。
連鎖移動組成物はメルカプタン連鎖移動剤を封入するに
少なくとも十分な非重合性物質を含まねばならない。こ
の量は用いる連鎖移動剤のタイプ及び量により異なる。
通常、連鎖移動剤組成物は、連鎖移動剤を封入するため
連鎖移動剤と少なくとも等しい重量の非重合性物質を含
まねばならない。
好ましくは、この組成物は連鎖移動剤の少なくとも2倍
の重量の非重合性物質を含む。他の必須でない成分も本
発明の連鎖移動剤組成物に用いてよいが好ましくない。
連鎖移動剤組底物は2種の必須成分を混合することによ
り形成される。成分の混合に用いられる方法は問題では
なく、当業者により用いられる公知の方法であってよい
。成分を重合反応器に入れ他の重合成分を加える前に混
合してよいが、好ましくは反応器外で混合される。
メル力ブタン、例えば2−メルカプトエタノールがコロ
イド安定性に対し有する悪影響のため、反応媒体に加え
る前に2−メルカプトエタノールを非重合性物質と混合
することが必要である。非重合性物質は連鎖移動剤に対
する母体物質として作用する。この方法は驚くべきこと
にコロイド安定性に対する2一メルカプトエタノールの
悪影響を排除する。非重合性物質は封入、錯化又は相互
作用によりコロイド安定性に対する2−メルヵブトエタ
ノールの悪影響を防ぎ、従って重合開始前に反応媒体へ
の比較的高レベルの2−メルカプトエタノールの導入を
可能とすると考えられている。
「封入」とは、コートするもしくは含むことであり不均
一システムとなる従来の封入を示すものではない。本発
明の連鎖移動剤組底物は均一である.低分子量ポリマー
の製造に用いられる連鎖移動剤組成物のレベルは、組成
物中のメルカプタンのレベルで示される。用いられるメ
ルカプタンのレベルは塩化ビニルもしくはビニル成分モ
ノマー100重量部あたり0.03重量部より多い。メ
ルヵブタンの好ましいレベルはモノマーもしくはコモノ
マーの100重量部あたり約0.03〜約5.00重量
部であり、最も好ましくは0.10−1.50重量部で
ある。
多量のメルカプタン、例えば2−メルカプトエタノール
を用いる場合、2−メルカプトエタノールは約1.5部
レベル以上で分子量に対し低下作用を有するので重合の
開始において連鎖移動剤の全体量を変えないことが望ま
しい。従って、例えば3.0部を用いる場合、重合開始
において1,5部未満のみを加え及び重合の間残りを徐
々に加えることが望ましい。1. 5部以上である重合
開始において加えられる量はコロイド不安定性にはなら
ない。
しかし、ほとんどの連鎖移動剤の使用において、重合の
開始前に1. 5部以上加えないことが好ましい。この
好ましい最初のレベルはもちろん異なるメルカプタンに
対しては異なる。上記好ましい方法は2−メルカプトエ
タノールに対してのものである。
0.25重量部未満の連鎖移動剤を用いる場合、重合開
始前に連鎖移動剤組成物の形状で連鎖移動剤をすべて加
える, 0.25部以上用いる場合、重合開始前に連鎖
移動剤組成物の形状で少なくとも0.25部を加え、残
りを後に加えてよい.連鎖移動剤の最大の効果を得るた
め、重合開始前に1.5重量部以下を加えるべきである
。最良の結果のために、重合開始前に重合媒体に連鎖移
動剤を少なくとも50パーセント、好ましくは100パ
ーセント加える.コロイド安定性を保つため重合が約1
0パーセントの転化に達した後開始時に加えなかった量
を加えるべきである。連鎖移動剤組底物の使用を除き、
重合は水性媒体中での塩化ビニルの従来の重合と同じで
ある。
本発明の方法において用いられる他の種の連鎖移動剤は
以下の構造、 X  (CIlz) −  (OY) −  SR(上
式中、Xは水素又は−SHを表わし、Yは1〜6個の炭
素原子を有するアルキレン基を表わし、m及びnは各々
1〜10の数を表わす)を有する少なくとも1個のβ一
エーテル結合を有するメルカプト有機化合物である. β一エーテル結合連鎖移動剤の好ましい群は、以下の構
造、 X  (CHz)−’  (OY’)nlSH(上式中
、Xは水素又はーSHを表わし、Y′は2〜4個の炭素
原子を有するアルキレン基を表わし、m′及びn′は各
々2〜4の数を表わす)を有するメルカプト有機化合物
を含む。
本発明において用いてよいβ一エーテル結合連鎖移動剤
の例は以下の化合物である。
メルカブトメチルエチルエーテル、 2−メノレ刀フ゜トエチノレエチノレエーテノレ、2−
メルカプトエチルブロビルエーテル、2−メルカプトエ
チルプチルエーテル、3−メルカプトブロピルメチルエ
ーテル、3−メルカブトブロビルエチルエーテル、3−
メルカブトブ口ビルブチルエーテル、2−メルカブトプ
ロビルイソブロビルエーテル、4−メルカプトブチルエ
チルエーテル、ビス(2−メルカブトエチル)エーテル
、ビス(3−メルカブトプ口ピル)エーテル、ビス(4
−メルカプトブチル)エーテル、(2−メルカブトエチ
ル〉(3−メルカブトブロビル)エーテル、 (2−メルカブトエチル)(4−メルカプトブチル)エ
ーテル、 エトキシボリブロビレングリコールメルカプタン、 メトキシポリエチレングリコールメルカプタン、及びこ
れらの混合物。
これらのうち、好ましいβ一エーテル結合連鎖移動剤は
2−メルカブトエチルエチルエーテル及びビス(2−メ
ルカブトエチル)エーテルである.重合反応に用いられ
るβ一エーテル結合連鎖移動剤の量は、望ましい分子量
又は重合度を有するポリマーを提供する量である。ほと
んどの場合、モノマー成分の重量を基準として0.01
〜5重量パーセントが用いられる. 0.20〜0,6
0の粘度、n,を有する低分子量生成物を望む場合、用
いられる連鎖移動剤の量は好ましくはモノマーの重量を
基準として0. 1〜2.0重量パーセントである。
本発明において用いられる非メルカプタン連鎖移動剤は
2〜約l8個の炭素原子を含むモノオレフィンである。
オレフィン二重結合は末端(アルファ)又は内部であっ
てよい。また非メルカプタン連鎖移動剤としての機能は
1〜約10個の炭素原子を含む塩素化炭化水素である。
この塩素化炭化水素はー、二又は三塩素化であってよい
。具体的塩素化連鎖移動剤は1.1.2−トリクロロエ
タンである。他の非メルカプタン連鎖移動剤は、2〜1
8個の炭素原子を含むアルデヒド及び2〜18個の炭素
原子を含むエーテル並びに環式エーテル、例えばフラン
及びテトラヒド口フランである。
低分子量ポリマーの製造に用いられる非メルカプタン連
鎖移動剤のレベルは、組底物中の非メルカプタン連鎖移
動剤のレベルで示される。このレベルは通常塩化ビニル
もしくはビニル或分モノマーの100重量部あたり0.
 1〜約IO重量部である。
好ましいレベルはモノマーもしくはコモノマー100重
量部あたり0. 5〜10重量部であり、最も好ましく
は0. 5〜5重量部である。
本発明の方法は重合開始剤を用いる。この方法に用いら
れる重合開始剤は当該分野において公知であり、従来の
遊離基開始剤、例えば有機過酸化物及びアゾ化合物より
選ばれる。用いられる特定の遊離基開始剤は、重合され
る七ノマー物質、ポリマーの分子量及び要求される色、
及び方法の種類、例えば懸濁もしくは乳濁法、等により
異なる。
用いられる開始剤の量に関する限り、重合されるモノマ
ーの100重量部あたり約0.005〜約1.00重量
部の量が十分であることがわかった。しかし、モノマー
の100重量部あたり、約0.01〜約0.20重量部
の量の開始剤を用いることが好ましい。本発明において
好適な開始剤の例は、ラウリルペルオキシド、アゾビス
イソブチロニトリル、ペンゾイルペルオキシド、イソプ
ロビルジカーボネート、アセチルシク口へキシルスルホ
ニルベルオキシド、t−プチルペルオキシビパレート、
t−プチルベルオキシアクトエート、及びα−ク〔ルベ
ルオキシネオデカノエートを含み、その選択は反応温度
に依存している。好ましい開始剤はt−プチルペルオキ
シピパレート及びα−クミルペルオキシネオデカノエー
トを含む二或分システムである。この開始剤システムは
速い反応のため最終生成物中の残留開始剤レベルを低下
させ高温時間を低下させる。
懸濁重合法は重合されるモノマー物質に対し通常である
温度において行ってよい。好ましくは、0〜約100℃
、より好ましくは約40〜約85゜Cの温度が用いられ
る。重合の間の温度調節を助けるため、反応媒体は水、
塩水、蒸留等により冷却される冷却面に接触される。こ
れは重合反応の間冷却物質を外被に循環させる外被は重
合反応器を用いることにより達威される。この冷却はほ
とんどすべての重合反応が発熱性であるため必要である
もちろん、必要により加熱媒体を外被にi環させてよい
ことも理解される。
上記塩化ビニルポリマーは、ポリマーの総重量を基準と
して約57〜約74重量パーセント、好ましくは約61
〜約74重量パーセント、最も好ましくはコポリマーの
総重量を基準として約63〜約72重量パーセントの高
量の塩素を含むよう当該分野及び文献に公知の従来の方
法で塩素化してよい.cpvcを好ましくは経済的に製
造するため、PVCの比較的濃厚な水性懸濁液を塩素化
すべきことがわかった。しかしそのような比較的濃厚な
懸濁液は高品質を得るため均一に塩素化できない。
「均一に塩素化」とは、平均密度から20パーセント以
上離れない密度及び平均表面積より30パーセント以上
離れない表面積を有するcpvc樹脂を示す。
「比較的濃厚」とは、懸濁液中、約15〜約35パーセ
ントのPVC固体の濃度を意味する。水中のPVCのそ
のような比較的濃厚な懸濁液の物理特性は濃度が比較的
低いものと全く異なるため、各々における塩素化の問題
は全く異なり、例えば懸濁液の粘度、微小粒子の凝集、
紫外線の透過、液体及び固体相への気体の拡散である。
特定の範囲より高い濃度のPVCは非均一生底物になり
ミー方15パーセント以下の濃度は均一な生威物を形成
するが経済的でないことがわかった。PVCの「水性懸
濁液」とは、水に懸濁したPVC微小粒子のスラリー状
混合物を意味する。しかし、最初に水は酸の添加により
酸性化されず、HCf酸は塩素化の間形成され水に吸収
される。懸濁液中のPVCの上記濃度は生底物の品質を
犠牲にせず与えられた反応器体積に対し多くのcpvc
を与える。
この方法は特にバッチ法に向けられる。
所望のcpvc生戒物を得る目的に対し塩素化を開始す
る前に水性懸濁液から酸素を除去することが必須である
。これは従来の方法で行ってよい。例えば、約60〜約
75℃の温度の及び約30パーセントPVCを含む熱懸
濁液をバッチ反応器に入れ、沸騰するようその温度で真
空にしてよい。約20゜Cほどの低温を用いてよいが、
そのような低温での酸素の除去は、特に本発明の方法に
より塩素化する場合懸濁液の温度を上げねばならないの
で実用できない。酸素の除去は懸濁液の撹拌により促進
される。懸濁液の温度及び最初の酸素含量により異なる
が、数分後、本質的にすべての酸素が除去された.同じ
結果は不活性ガス、例えば窒素を懸濁液に散布すること
により得られ、また懸濁液が熱い、すなわち60〜70
℃にある場合も得られる。酸素濃度を測定するためのあ
らゆる従来のテストを用いてよく、スラリーに残ってい
る酸素がx00ppm未満であることが好ましい。
酸素を除去する間、懸濁液の温度は光塩素化反応を開始
する好ましい出発温度範囲である約60〜約75゜Cの
範囲に温度をもどすため加熱することが必要なほど十分
低下していてよい。その゛ような加熱は、反応器内の圧
力が約25psigに達するまで(この際懸濁液はCf
12でみたされる)液体Clzシリンダーから懸濁液に
Cllzを散布した後行なわれる.最適の結果を得るた
めこの圧力はいくらか高い、すなわち約35〜約100
psfgであることが好ましいが、10psigほどの
圧力が許容される結果を与える.  100psig以
上の圧力を用いてよいが、そのような高圧で操作するた
めの装置のコストはこの方法の経済性に悪影響を与える
.反応器に加えられるC2!の量はCLシリンダー内の
重量損失により決定される. 反応器を塩素で加圧した後、反応器を好ましくは約60
〜約75゜Cのソーキング温度にし、この温度で懸濁液
を約1〜約45分のソーキング時間保つ。
このソーキング時間は予想外の有益な効果を有すること
がわかった。これは微小粒子中にCl,を最適に拡散さ
せる。
飽和温度が60゛C未満の場合、圧力下での長いソーキ
ング時間を用いてよいが、45分以上のソーキング時間
は望ましくない。不必要な長いソーキング時間はこの水
塩素化法の主要な目的、すなわち高品’lcpvcの製
造の促進を失敗させる。
反応器内の比較的高圧(この圧力は好ましくは一定に保
たれる)は微小粒子からのII(l及びHOCj2の除
去を妨害し、高すぎる場合、cpvc生戒物の安定性に
害を与え微小粒子の多孔度に悪影響を与えることを知る
べきである。また、ソーキングの間懸濁液の撹拌を保つ
ことが好ましいが、撹拌の強さは光塩素化工程よりも実
質的に低い。事実、水性懸濁液は好ましくは予備加熱し
たPVC懸濁液を反応器に入れてから最後まで撹拌され
る。
ソーキング時間の長さ及びソーキングの間懸濁液を保つ
温度に関係なく、光源、好ましくは紫外光のもとで塩素
化反応を完了することが必須であり、又はcpvc生成
物へのPVCの所望の添加はおこらない. ソーキング工程を行なわず本発明の方法を行なうことは
可能であるが、そのような方法は経済的に実際的でない
.例えば、反応器に加えた水性PvC懸濁液から酸素を
除去した後、塩素を入れる前に光を点灯する.塩素化進
行速度は反応器内の圧力及び温度により異なり、高温及
び高圧において速い速度が得られる.圧力及び温度をソ
ーキングを行なわず好ましい速度を得るに十分なレベル
にした場合、cpvc生成物の均一性が損なわれる.ソ
ーキング後、米国特許第2, 996. 489号に記
載の方法で懸濁液を紫外光により光照射するが、比較的
濃厚な懸濁液の高率の塩素化を得る場合、比較的高い及
び一定の強さの光(好ましくは懸濁液1ガロンあたり約
5〜約50ワット)を用いるべきことがわかった。好ま
しい高レベルの光照射により、従来技術の水性懸濁液塩
素化法よりずっと高い反応速度が得られることがわかっ
た。最も重要なことは、生威物の品質を犠牲にせず反応
速度がされることである。例えば、米国特許第3.10
0,762号に開示さ杉た方法と比較して、非光照射懸
濁液を塩素化するため、ソーキング、光照射及び温度傾
斜を用いる本発明の方法により60″C及び40ps+
gでのPvCの水性懸濁液の塩素化は0.01〜0.0
4min−’の反応速度及び100〜130゜Cのf{
DTを生ずる。反応速度は下式、 K − −2.303 fin ( 1 − x )]
 / t(上式中、Xは炭素原子あたりの1個の塩素原
子への分数転化率(fractional conve
rsion)であり、Lは時間(分)である) を用いて計算される。
懸濁液を光照射しながら大きく変動する高温及び圧力下
で塩素化反応を行なうと適当な品質及び安定性のcpv
cを形成できないことがわかった。高圧において約60
〜約75゜Cの温度で塩素化反応を開始し、次いで高温
においてさえ反応を止めることが必須である。自己発生
した熱が所望の温度増加に十分であるため約80〜約1
00’Cの好ましい範囲の最終温度に達するまで反応器
にさらに熱を加える必要はない。最終温度とは、塩素化
反応が終了した、すなわちcpvc中のあらかじめ決め
た塩素含量が得られた際の温度を意味する。正確な最終
温度は多くの要因により異なる。約110゜Cの最I8
温度において一定になるまで反応の自己発生した熱によ
り温度が増加するようソーキング温度、樹脂体及び光照
射のレベルを調節することが最も好ましい。
樹脂が塊重合PVC、懸濁重合PVC、又はPVCとc
pvcの混合物のいずれであっても塩素化がおこる温度
が常に懸濁液中の樹脂のTg以下であることは当業者に
明らかであろう.例えば、約84゜Cの’rgを有する
GeonO 103EP又は30 PVC樹脂の塩素化
は84゜C以下の温度で開始しなければならないが、反
応の進行につれて、樹脂のTgが上がるため反応温度を
上げてよい。換言すると、反応の進行につれて、残って
いるPVC及び形成したcpvcの混合物のTgは増加
する。この方法は自生増加温度を常に固体樹脂のTg以
下に保つことが必要である。また、バッチ反応器での発
熱塩素化反応の間約90゜Cで一定である反応の最終温
度を保つ問題はかなり有効な熱伝達調節が必要であるこ
とは当業者に明らかである。この問題は反応器の大きさ
が増すほど悪化し、特に2500ガロン以上では面倒で
ある。
塩素化反応の進行は反応器中の遊離塩素を消耗し、圧力
を保ち及びcpvcを製造するためのPVCの所望の転
化レベルを確実にするため反応器に追加C12を導入す
る。反応器内の圧力を20パーセント以上変動させるこ
とは望ましくない。それは大きな変動はcpvcの品質
を低下させるからである。
十分な塩素を反応器に入れ、約50パーセン1−のPV
Cの転化、すなわちすべての塩化ビニルの約50パーセ
ントが少なくとも1個の塩素原子により塩素化された所
望の転化率となる、又は約l.50〜約1.65g/c
c,より好ましくは約1 . 536〜約1.656g
 / ccのCPVCの所望の密度となった際に反応器
への塩素流を止める。懸濁液は冷却されないが、遠心さ
れ、cpvcは水相より分離され、その後、好ましくは
アルカリの水溶液でcpvcを中和することによりHC
f酸をcpvcより除去する。次いでcpvc生成物を
水洗し、cpvcより残留アルカリを除去し、従来用い
られるより高い約60〜約100″Cで行なうことを除
き従来の方法で乾燥する。
本発明の塩素化生戒物は25゜Cで約1.5〜約1.7
g / ccの密度及び約128゜C(l含量65パー
セント)〜約170゜C((/!含量72パーセント)
のHDTを有する。従来製造されたcpvcより高いH
DTの増加はたぶんcpvc分子中に従来より多い1.
1.2トリクロロエチレンユニットの存在が原因であろ
う。
cpvcは、特に生成物が熱水もしくは他の熱い腐蝕性
液体と接するようなパイプ、タンク、アブライアンス部
品の製造用の硬質ビニル分野で有効である。これは産業
及び家庭用の熱水パイプの製造に対し特に有効性が見い
出された。通常、その耐衝撃性及び機械加工性を改良す
るため他の樹脂もしくはゴム、例えば塩素化ポリエチレ
ン、スチレンーアクリロニトリルコポリマー、又は塩素
化イソブチレンを少量塩素化PVC樹脂と混合する。
ビニル分野において公知の顔料、滑剤及び安定剤を混入
してもよい。
本発明をさらに説明するため、以下に例を示し、これは
単に説明であって、限定するものではないことは理解さ
れるであろう。実施例において、部及びパーセントはす
べて特に示す以外重量基準である。
以下の表は、塩化ビニル100部、水150部、22パ
ーセントのメトキシル置換及び8パーセントのヒトロキ
シル置換を有するセルロースエーテル0.1部を用いる
ポリ塩化ビニルホモポリマーの製造を示す。例1及び2
はポリビニルアルコールを用いる対照例である。例3〜
12は追加ヒドロキシプ口ピルメチルセルロースエーテ
ル(以後セルロースエーテルと呼ぶ)を用いて製造する
。このセルロースエーテルは、約15.5mPa−sの
粘度ヲ有し、Dow Chemicalより商品名XZ
87310として市販人手可能である。括弧内の数字は
添加剤、連鎖移動剤及び開始剤の重量部を示す.メルカ
プタン連鎖移動剤を用いる場合、500分子量ポリカブ
ロラクトンの非重合性物質も用いられる(0.34部)
.内部粘度はn1であり、APSは平均粒度(I!ra
)であり、PSDは粒度分布であり、Hg Porは水
銀多孔度である。TBP=t−プチルベルオキシアクト
エート、TBPP= t.−プチルペルオキシビパレー
ト、ACPND =α−クミルペルオキシネオデカノエ
ート、TAPND= t−アミルベルオキシネオデカノ
エート、TAPP= t−アミルベルオキシビパレート
、及び↑BPNB= t−プチルペルオキシネオデカノ
エート. 表−k劣濤 1     274    .520   9B   
 56   .1592     211    ,4
40  166   36   .1543     
      246          .552  
   102        40      <.0
24     255    .479   78  
 45   .0935     272    .4
436  1?4   62   .1196    
 240    .47   192   68   
.1127     241    .316  13
4   69   .1118     400   
 .433  19B   62   .0869  
   600    .442  124    99
   .14010     418    .455
  105   55   .12011     2
78    .467   77    47   .
07712     235    .467   7
6   46   .087例13及び14は、ポリビ
ニルアルコールを用いて製造したポリ塩化ビニルからの
塩素化ポリ塩化ビニルの製造に関する。
皿U 水銀ライト及び撹拌機を取り付けた外被はガラスライン
容器に容量の約75パーセントまでスラリ一を入れた。
このスラリーは82パーセント脱イオン水及び18パー
セントボリ塩化ビニル(PVC)からなっていた。PV
Cは例1で製造したような標準ポリビニルアルコール界
面活性剤システムを用いて製造された。酸素及び他の気
体を除去するため反応器を真空にした。塩素を用い35
psigに反応器を加圧した。このスラリーを約15分
間撹拌し、塩素をPVC粒子内に拡散させた。水銀灯を
点灯することにより反応を開始した。反応の進行につれ
て0.4:1.0のPVCに対する塩素の比に達するま
で圧力を保つため塩素を加えた。反応の間、スラリーの
温度を90゜Cに上げ、次いでこの温度で調節した。す
べての塩素を加えた後、反応器が真空になるまで(これ
はすべての塩素が反応したことを示す)反応を続けた。
次いでスラリーを中和し乾燥した。反応は270分かか
り、ポリマーの最終塩素レベルは64.1パーセントで
あった。
班■ 例13と同じ装置及び方法を用いた.この例はポリビニ
ルアルコール及び連鎖移動剤用の非重合性物質を用いて
製造した例2のPVCを用いる。
残りの例、15及び16はポリビニルアルコールではな
くセルロースエーテルを用いて製造したPVCを用いる
。表■に例13〜16の塩素化ポリ塩化ビニル生成物を
示す。色特性は、対照として例15を用い例13 . 
14及び16の射出成形化合物で測定した。
色特性はCIEテスト法及び色区別式を用いてAC5 
1400分光計で測定した。DEは色標準(この例では
例15)とサンプルの間の色の差の定性測定である。こ
の差は明るさ及び色度の差を含む。
DE値が低いほど色は互いに近い。
表■はまた対照例13及び本発明の例15及び16の動
熱安定性(DTS)を示す。対照例13は分解開始まで
の時間が短かい。例15及び16は長い分解開始までの
時間を示し、これはより安定な樹脂であることを示して
いる。
表一−1 13(対照) 14(対照) 15 l6 1   .520      270       6
4.1  18.52   .440      19
8       65.2  22.93   .55
2      140       63.4   0
12   .467      131       
63.6   5.4表■は170゜CでのHCI除去
に関する。このテストはcpvc樹脂の安定性の測定で
ある。ポリビニルアルコールPvCより製造したcpv
cは、セルロースエーテルPvCより製造したcpvc
よりも高いモルハーセント■t,e発生を示す。セルロ
ースエーテルPVCより製造したcpvcはポリビニル
アルコールPVCより製造したcpvcより安定である
麦一一旦 cpvcサンプルの比較(n, =0.54)発生した
HCl      発生したl{C4     発生し
たIIc ffiモル%モル%  3      モル
%         5    しポリビニルアルコー
ル  セルロースエーテルν4槌旦なb社エ ν4城L
如ゴ旦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、約15〜約35パーセントのメトキシル置換及び約
    4〜約35パーセントのヒドロキシプロポキシ置換を有
    するヒドロキシプロピルメチルセルロースエーテルであ
    ることを特徴とする0.02〜0.5重量部の少なくと
    も1種の界面活性剤の存在下、100重量部の塩化ビニ
    ル、又は塩化ビニル及びビニル成分モノマーを重合し中
    間体を形成すること、及び 前記中間体を塩素化し色が改良された塩素化塩化ビニル
    ポリマーを得ること、 を含む塩素化塩化ビニルポリマーの製造方法。 2、塩化ビニル:ビニル成分モノマーの重量比が約70
    :30〜約95:5である、請求項1記載の方法。 3、ビニル成分モノマーがアクリル酸もしくはメタクリ
    ル酸のエステルであり、エステル部分が1〜約12個の
    炭素原子、ビニルアセテート、約3〜約18個の炭素原
    子を含むビニル脂肪族エステル、約8〜約15個の炭素
    原子を含むスチレン及びスチレン誘導体、又はこれらの
    混合物を含み、中間体が約0.2〜約1.4の内部粘度
    を有する、請求項2記載の方法。 4、ヒドロキシプロピルメチルセルロースエーテルが約
    19〜約25パーセントのメトキシ置換及び約4〜約1
    2パーセントのヒドロキシプロピルオキシ置換を有し、
    ヒドロキシプロピルメチルセルロースエーテルが約0.
    05〜約0.30重量部存在する、請求項2記載の方法
    。 5、中間体が少なくとも1種のメルカプタン連鎖移動剤
    及びこのメルカプタンと相溶性であり実質的に水に不溶
    であることを特徴とする少なくとも1種の非重合性物質
    を含む約0.03〜約5.00重量部の連鎖移動剤組成
    物を用いて形成される、請求項1記載の方法。 6、重合反応の開始前に連鎖移動剤組成物をすべて重合
    媒体に加える、請求項5記載の方法。 7、中間体が少なくとも1種の非メルカプタン連鎖移動
    剤を含む約0.01〜約10.00重量部の連鎖移動剤
    組成物を用いて形成される、請求項1記載の方法。 8、中間体が少なくとも1種の非メルカプタン連鎖移動
    剤を含む約0.01〜約10.00重量部の連鎖移動剤
    組成物を用いて形成され、前記非メルカプタン連鎖移動
    剤がプロピレン、1−ブテン、2−ブテン、イソブチレ
    ン、又は1,1,2−トリクロロエタンを含む、請求項
    7記載の方法。 9、約15〜約35パーセントのメトキシル置換及び約
    4〜約35パーセントのヒドロキシプロポキシ置換を有
    するヒドロキシプロピルメチルセルロースエーテルであ
    ることを特徴とする0.02〜0.5重量部の少なくと
    も1種の界面活性剤の存在下、塩素化前に100重量部
    の塩化ビニル、又は塩化ビニル及びビニル成分モノマー
    を重合する塩化ビニルの塩素化ポリマー又は塩化ビニル
    とビニル成分モノマーの塩素化ポリマー を含む塩素化塩化ビニルポリマー組成物。 10、塩化ビニル:ビニル成分モノマーの重量比が約7
    0:30〜約95:5である、請求項9記載の組成物。 11、ビニル成分モノマーがアクリル酸もしくはメタク
    リル酸のエステルであり、エステル部分が1〜約12個
    の炭素原子、ビニルアセテート、約3〜約18個の炭素
    原子を含むビニル脂肪族エステル、約8〜約15個の炭
    素原子を含むスチレン及びスチレン誘導体、又はこれら
    の混合物を含み、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
    エーテルが約19〜約25パーセントのメトキシル置換
    及び約4〜約12パーセントのヒドロキシプロピルオキ
    シ置換を有する、請求項10記載の組成物。 12、ヒドロキシプロピルメチルセルロースエーテルが
    約0.05〜約0.30重量部存在する、請求項11記
    載の組成物。
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