JPH0316611Y2 - - Google Patents

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JPH0316611Y2
JPH0316611Y2 JP9813885U JP9813885U JPH0316611Y2 JP H0316611 Y2 JPH0316611 Y2 JP H0316611Y2 JP 9813885 U JP9813885 U JP 9813885U JP 9813885 U JP9813885 U JP 9813885U JP H0316611 Y2 JPH0316611 Y2 JP H0316611Y2
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brush
electric shaver
brush storage
protective case
covers
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気かみそりに着脱自在に取付けて使
用される保護ケースに関する。
〔従来の技術〕
電気かみそりは不使用時において、一般的に収納
箱に収納して保管されるようになつているが、収
納箱は電気かみそりの全体を覆うものであるか
ら、相当に大形であつて、携帯する場合に不便で
あつた。
そこで携帯等に便利なように最近保護ケースを
取付けた電気かみそりが提供された。保護ケース
は外刃体の刃面等を保護するためのもので電気か
みそりに対して着脱自自在に取付けて使用される
ものであり、第8図および第9図に従来の保護ケ
ースが例示されている。
これらの図中1は往復動式の電気かみそりで、
2が合成樹脂の一体成形品からなる保護ケースで
ある。そして、保護ケース2は、電気かみそり1
の後側面を覆う側面覆い部3の一端に、外刃体1
aの刃面1bを覆う外刃覆い部4を一体に設ける
とともに、側面覆い部3の他端に電気かみそり1
の底面に形成した凹溝1dに係脱される上向きの
係合突起5を設け、かつ、側面覆い部3の外面に
ブラシ収納部6を一体に突設して形成されてい
る。ブラシ収納部6には側端開放面から掃除用の
ブラシ7が出入れ自在に収納されるとともに、そ
の側面覆い部3と対向した壁部6aにはブラシ7
に対する手掛け用の凹溝8が設けられている。こ
の保護ケース2は、外刃覆い部3を外刃体1aに
被せた状態でケース自身の弾性変形を伴つて係合
突起5を電気かみそり1の凹溝1dに係脱させる
ことにより、電気かみそり1に着脱されるように
なつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上のような従来の保護ケースにおいては、電
気かみそり1の一側面と刃面1bのみしか保護で
きず、かつブラシ収納部6を側面覆い部3の外面
に重ねて形成しているから、電気かみそり1を取
付けた状態での全体の厚みLが大きく、しかもブ
ラシ収納部6の突出により外観がわるいという問
題がある。さらに、係合突起5が必要であるか
ら、電気かみそり1にも凹溝1dを設けなければ
ならないことは勿論のこと、係合突起5を得るた
めの成形型にはスライド型部分が多いものが必要
であり、よつて型構造が複雑で型寿命が短くなり
成形コストが高くなるという問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点を解決することと併せ
て、ブラシを厚みが小さく構造簡単なブラシ保持
部の定位置に保持できるようにするために、電気
かみそりの側面を覆う側面覆い部の一端に、電気
かみそりが備える外刃体の刃面を覆う外刃覆い部
を一体に設けるとともに、上記側面覆い部の他端
に電気かみそりの底面を覆う底面覆い壁部を有し
た略コ字形状のブラシ収納部を一体に設け、この
ブラシ収納部の底面覆い壁部およびこれに略平行
な外側壁部に保持溝を相対向して設け、これら保
持溝に上記ブラシ収納部に収納されるブラシの握
り部を嵌合保持する構成としたものである。
〔作用〕
本考案の保護ケースは、一端に外刃覆い部を設
けた側面覆い部の他端に設けたブラシ収納部の底
面覆い壁部で電気かみそりの底面を覆うから、電
気かみそりの一側面、刃面、および底面の各面を
覆つて電気かみそりの保護性能を向上できる。そ
して、ブラシ収納部は側面覆い部の下端に連なつ
て設けられ電気かみそりの下側に配設されるか
ら、ブラシ収納部が電気かみそりとこれに取付け
た保護ケースの全体の厚みを増す要因となること
がなく、全体を薄くできる。これとともに、ブラ
シ収納部は側面覆い部の外面に突出しないから外
観を向上できる。さらに保護ケースは、ブラシ収
納部の底面覆い壁部と外刃覆い部とで電気かみそ
りを挟むようにして取付けられるので、電気かみ
そりに取付けるため保護ケースに従来必要とされ
ていた上向きの係合突起を省略できる。したがつ
て、成形コストを下げて安価に得ることができる
とともに、電気かみそりに保護ケースが係合する
ための凹溝等の特別な構造を必要としないもので
ある。しかも、ブラシ収納部に収納されるブラシ
はその握り部をブラシ収納部の相対向する保持溝
に嵌合して収納されるから、ブラシの出し入れ方
向と交差する方向に沿う不用意な動きを妨げられ
て、定位置に保持されるとともに、そのための動
き防止壁部をブラシ収納部の両側に必要とするこ
とがなく、簡単な構造で実現できる。そして、ブ
ラシを嵌合して保持することから、ブラシ収納部
の厚みも小さくできるものであり、従つて上記動
き防止壁部を必要としないことと相まつて成形材
料を少なくして安価に得ることができる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を示す第1図から第6図中1
1は往復動式の電気かみそりを示し、これは略矩
形状をなす本体ケース12の上部に外刃体13を
着脱可能に取付けて形成されている。なお、14
は外刃体13が有した刃面、15は本体ケース1
2の前側面に設けられたスイツチ摘み、16は外
刃体13の固定開放用の押しぼたんである。
そして、各図中17は合成樹脂の一体成形品か
らなる保護ケースで、これは電気かみそり11に
着脱自在に取付けて使用されるものである。な
お、本実施例においては透明あるいは半透明の樹
脂材料を使用して成形した場合を示しているが、
不透明の樹脂材料で成形しても差支えない。この
保護ケース17は、電気かみそり11の側面例え
ば後側面を覆う平板状の側面覆い部18の一端
に、上記外刃体13の刃面14を覆う曲面状の外
刃覆い部19を一体に設けるとともに、上記側面
覆い部18の他端に電気かみそり11の底面を覆
う底面覆い壁部20を有した略コ字形状のブラシ
収納部21を一体に設けて形成されている。
ブラシ収納部21には掃除用のブラシ22が挿
脱自在に収納されている。ブラシ22は例えば略
直方体状をなす樹脂製握り部22aの両側面に樹
脂製ブラシ毛22bを突設したものである。そし
て、ブラシ22の保持構造は、ブラシ収納部21
の底面覆い壁部20およびこれに略平行な外側壁
部23に相対向して保持溝24を設けるととも
に、これらの溝24を形取りかつ互いに対向して
いる縁面をテーパ状にして形成してあり、第1図
および第3図に示すようにブラシ22はその握り
部22aを保持溝24の各テーパ面に係合させて
ブラシ収納部21に収納保持されるようになつて
いる。また、ブラシ収納部21の各壁部20,2
3を一体に繋いだ垂直壁部の内面には、必要に応
じて適宜な宣伝文句等を設けた紙片等の表示板2
5が重ねて設けられるようになつている。このよ
うな表示板25を使用することにより、販売の際
における商品展示の効果を向上できるものであ
る。
以上の構造の保護ケース17を電気かみそり1
1に取付けるには、まず、第5図に示すように外
刃覆い部19を電気かみそり11の外刃体13を
覆うように引掛ける。次に、保護ケース17の側
面覆い部18と電気かみそり11の後側面とが互
いに接近するように、例えば電気かみそり11を
第5図中矢印方向に回動させらながら変位させ
る。そうすると、第6図に示すように電気かみそ
り11の底面側角部がブラシ収納部21における
底面覆い壁部20の上面に接した後、側面覆い部
18に接するように移動される際に、側面覆い部
18等が弾性変形され、次いで、この変形が元に
戻るにつれて電気かみそり11が第6図中上方向
に矢印に示すように変位される。そして、この変
位により、電気かみそり11がブラシ収納部21
の底面覆い壁部20と外刃覆い部19とで上下か
ら弾性的に挟まれるようになるとともに、保護ケ
ース17は電気かみそり11に取付けられる。ま
た、電気かみそり11から保護ケース17を取外
す場合には、以上の取付け手順を逆に行えばよ
い。
そして、以上のようにして取付けられた保護ケ
ース17は、外刃覆い部19が外刃体13の刃面
14を覆うとともに、側面覆い部18が電気かみ
そり11の後側面を覆うだけでなく、ブラシ収納
部21の底面覆い壁部20が電気かみそり11の
底面を覆うから、電気かみそり11の一側面、刃
面、および底面の各面を覆つて電気かみそりの保
護性能を向上できる。
さらに、ブラシ収納部21は側面覆い部18の
下端に連なつて設けられ電気かみそり11の下側
に配設されるから、ブラシ収納部21が電気かみ
そり11とこれに取付けた保護ケース17の全体
の厚みを増す要因となることがなく、全体を薄く
できる。これとともに、ブラシ収納部21は側面
覆い部18の外面に突出しないから外観を向上で
きる。しかも、ブラシ収納部21の底面覆い壁部
20と外刃覆い部19とで電気かみそり11を上
下から挟むようにして嵌合して取付けられるの
で、電気かみそり11に取付けるため保護ケース
に従来必要とされていた上向きの係合突起を省略
できる。したがつて、保護ケース17の成形型の
スライド型の部分を少なくでき、これにより成形
型のコストの低減および寿命を長くできることか
ら、結果的に成形コストを下げて安価に得ること
ができるとともに、電気かみそりに保護ケースが
係合するための凹溝等の特別な構造を必要としな
い。
しかも、ブラシ収納部21の厚み幅も小さい。
つまり、ブラシ22の握り部22aはその上下部
を上下の保持溝24に嵌合してブラシ収納部21
に保持される構造であるから、その嵌合寸法A
(第3図参照)の2倍分の寸法だけ厚み幅を小さ
くできる。ちなみに、ブラシ22を挟み壁部の厚
み寸法をt1、ブラシ22の握り部22aの厚み寸
法をt2=2t1と置けば、既述の従来例に示したブ
ラシ収納部の厚み幅は、(t2+2×t1)であるが、
本実施例に示したブラシ収納部21の厚み幅は
(t2+2×t1)−(2×A)である。なお、本実施
例の保護ケース17はブラシ収納部21の後側か
らブラシ24が挿脱されるようにして、ケース1
7全体が一様な厚みで連続する構造としてあるか
ら、成形上の肉引けを抑制することができる。
そして、ブラシ収納部21に収納されるブラシ
22は、その握り部22aをブラシ収納部21の
相対向する保持溝24に嵌合して収納されるか
ら、ブラシ22の出し入れ方向と交差する方向に
沿う不用意な動きを妨げられて、定位置に保持さ
れるとともに、そのための動き防止壁部をブラシ
収納部21における底面覆い壁部20と外側壁部
23との端面を繋ぐようにして設ける必要とする
ことがなく、簡単な構造で実現できる。さらに、
既述のようにブラシ収納部21の厚みを小さくで
きることと相まつて上記動き防止壁部を必要とし
ないことから、成形材料を少なくして安価に得る
ことができる。
また、販売店での商品展示の場合には、保護ケ
ース17を電気かみそり11に取付けてこれら全
体を、保護ケース17の外側壁部23を底面とし
て、換言すればブラシ収納部21を台として自立
させて展示できる。
本考案は、第7図に示すように保持溝24の縁
面を互いに上下方向に沿う平行な面とするととも
に、この溝24の近傍にブラシ毛挟み凸部26を
夫々一体に突設して、これら上下の凸部26間に
ブラシ毛22bを挟持することによつて、ブラシ
22をブラシ収納部21に収納保持するようにし
て実施してもよい。なお、以上の点以外は上記一
実施例と同じであるが、この場合ブラシ毛挟み凸
部26の高さ寸法をBとすれば、通常ブラシ毛2
2bの厚み寸法は握り部24aの1/3程度である
から、ブラシ収納部21全体の厚み寸法は、
(t2/3+2×t1+2×B)であつて既述の従来
例に比較して(2/3×t2−2×B)の寸法分だ
け薄くできる。
なお、本考案において側面覆い部18は電気か
みそり11の前側面を覆つてもよく、そしてブラ
シ収納部21は、その垂直壁部が側面覆い部18
と面一に連なるように連続させて形成し、ブラシ
22を前側から挿脱する構造にしても差し支えな
い。
その他、本考案の実施にあたつては、考案の要
旨に反しない限り、側面覆い部、外刃覆い部、ブ
ラシ収納部およびその底面覆い壁部と外側壁部、
保持溝、ブラシ等の具体的な構造、形状、位置等
は、上記各実施例に制約されることなく、種々の
態様に構成して実施できることは勿論である。
〔考案の効果〕
上記実用新案登録請求の範囲に記載の構成を要
旨とする本考案によれば、電気かみそりの保護性
能を向上できるとともに、電気かみそりに取付け
た状態での全体形状の厚みを薄くでき、かつ外観
を向上でき、さらに、動き防止壁部をブラシ収納
部の両側に特別に設ける必要がなく構造簡単で、
かつ厚みの小さいブラシ収納部を備えることがで
きるとともに、このブラシ収納部の定位置にブラ
シを確実に保持でき、しかも安価に得ることがで
きる等の実用上の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第6図は本考案の一実施例を示し、
第1図および第2図は夫々異なる方向から見た使
用状態の斜視図、第3図は使用状態の後面図、第
4図は保護ケースの斜視図、第5図および第6図
は電気かみそりに対する保護ケースの着脱手順を
示す側面図である。第7図は本考案の他の実施例
を示す使用状態の後面図である。第8図および第
9図は従来例を示し、第8図は使用状態の斜視
図、第9図はブラシ収納部分の拡大斜視図であ
る。 11……電気かみそり、17……保護ケース、
18……側面覆い部、19……外刃覆い部、20
……ブラシ収納部の底面覆い壁部、21……ブラ
シ収納部、22……ブラシ、22a……ブラシの
握り部、23……ブラシ収納部の外側壁部、24
……保持溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気かみそりの側面を覆う側面覆い部の一端
    に、電気かみそりが備える外刃体の刃面を覆う外
    刃覆い部を一体に設けるとともに、上記側面覆い
    部の他端に電気かみそりの底面を覆う底面覆い壁
    部を有した略コ字形状のブラシ収納部を一体に設
    け、このブラシ収納部の底面覆い壁部およびこれ
    に略平行な外側壁部に保持溝を相対向して設け、
    これら保持溝に上記ブラシ収納部に収納されるブ
    ラシの握り部を嵌合保持したことを特徴とする電
    気かみそりの保護ケース。
JP9813885U 1985-06-27 1985-06-27 Expired JPH0316611Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9813885U JPH0316611Y2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27

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JP9813885U JPH0316611Y2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27

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Publication Number Publication Date
JPS627980U JPS627980U (ja) 1987-01-17
JPH0316611Y2 true JPH0316611Y2 (ja) 1991-04-09

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