JPH03165111A - セラミック発振子 - Google Patents
セラミック発振子Info
- Publication number
- JPH03165111A JPH03165111A JP30414589A JP30414589A JPH03165111A JP H03165111 A JPH03165111 A JP H03165111A JP 30414589 A JP30414589 A JP 30414589A JP 30414589 A JP30414589 A JP 30414589A JP H03165111 A JPH03165111 A JP H03165111A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- piezoelectric ceramic
- ceramic plate
- sides
- output level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 title claims abstract description 25
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 claims abstract description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はテレビジョン受像機の水平同期回路などに用い
られる周波数帯のセラミック発振子に関するものである
。
られる周波数帯のセラミック発振子に関するものである
。
従来の技術
従来、この種のセラミック発振子は第6図a〜Cに示す
ような構成であった。第6図において、1は圧電磁器板
、2は圧電磁器板1の両面に均一に形成された全面電極
である。
ような構成であった。第6図において、1は圧電磁器板
、2は圧電磁器板1の両面に均一に形成された全面電極
である。
第7図はその周波数スペクトルの相対値であり6、基本
振動モードを1として規格化したものである。
振動モードを1として規格化したものである。
発明が解決しようとする課題
このような従来の構成では1輪かく振動モードのうち基
本振動モード以外に奇数倍の高調波振動モードが常に励
起されるため、セラミック発振子として用いる時、M倍
の高周波振動モード(M=奇数)の1/n成分の周波数
と、基本振動モードの周波数とが一致するか、または極
めて近い値になると発振器内部で互いに干渉し合い、周
波数引きこみ範囲内で出力歪を生じるという課題があっ
た。
本振動モード以外に奇数倍の高調波振動モードが常に励
起されるため、セラミック発振子として用いる時、M倍
の高周波振動モード(M=奇数)の1/n成分の周波数
と、基本振動モードの周波数とが一致するか、または極
めて近い値になると発振器内部で互いに干渉し合い、周
波数引きこみ範囲内で出力歪を生じるという課題があっ
た。
本発明はこのような課題を解決するもので、周波数引き
こみ範囲内での出力歪を無くすことを目的とするもので
ある。
こみ範囲内での出力歪を無くすことを目的とするもので
ある。
課題を解決するだめの手段
この課題を解決するために本発明は、圧電磁器板両面に
輪かく振動を励起すべく形成された電極を具備し、前記
電極内に部分的に電極非形成部分を両面に設け、さらに
圧電磁器板の表面粗さを表裏面で互いに異ならせること
としたものである。
輪かく振動を励起すべく形成された電極を具備し、前記
電極内に部分的に電極非形成部分を両面に設け、さらに
圧電磁器板の表面粗さを表裏面で互いに異ならせること
としたものである。
作用
この構成により奇数倍の高調波振動モードのQ、n値を
効果的に低下させることができる。
効果的に低下させることができる。
実施例
以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。なお第6図の符号と同一のものは同一部分を示す
。
する。なお第6図の符号と同一のものは同一部分を示す
。
第1図a−c、第2図は本発明の一実施例を示すセラミ
ック発振子の構成図および特性図であり、第1図a、b
、cはそれぞれ上面図、側面図、下面図であり、第2図
は周波数スペクトルである。
ック発振子の構成図および特性図であり、第1図a、b
、cはそれぞれ上面図、側面図、下面図であり、第2図
は周波数スペクトルである。
第1図は本発明の第1の実施例を示すもので、1は圧電
磁器板、2は前記圧電磁器板1の表面に設けられた電極
、3は円形状電極非形成部分であり、表裏の電極2のそ
れぞれ4個所に配置されている。
磁器板、2は前記圧電磁器板1の表面に設けられた電極
、3は円形状電極非形成部分であり、表裏の電極2のそ
れぞれ4個所に配置されている。
周波数スペクトルは第2図に示すように従来技術による
ものの基本波レベルを1とした時の相対値で表わされて
おり、奇数倍振動モードの出力レベルが効果的に減少し
ているのがわかる。
ものの基本波レベルを1とした時の相対値で表わされて
おり、奇数倍振動モードの出力レベルが効果的に減少し
ているのがわかる。
第3図a −c、第4図は本発明の第2の実施例を示す
セラミック発振子の構成図および特性図であり、第3図
a、b、cはそれぞれ上面図、側面図、下面図であり、
第4図は周波数スペクトルである。
セラミック発振子の構成図および特性図であり、第3図
a、b、cはそれぞれ上面図、側面図、下面図であり、
第4図は周波数スペクトルである。
第3図は第2の実施例を示すもので、4は圧電磁器板端
面に設けた電極非形成部分であり表裏の電極2のそれぞ
れ4個所に配置されている。
面に設けた電極非形成部分であり表裏の電極2のそれぞ
れ4個所に配置されている。
周波数スペクトルは第4図に示すように第1の実施例に
よるものと同様奇数倍振動モードの出力レベルが効果的
に低下しているのがわかる。
よるものと同様奇数倍振動モードの出力レベルが効果的
に低下しているのがわかる。
以上二つの実施例に用いた圧電磁器板の表面粗さRは表
裏で互いに相異なっており、表面の表面粗さRj =
2.1 μm 、裏面の表面粗さR2=0.7μmであ
る。これらの値はJIS’0601に規定される10点
粗さの平均値として算出したも、のであり、第6図に示
されるように周波数スペクトルより求めた基本波振動モ
ードの出方レベルG、と3倍振動モードの出力レベルG
5の比G、/G、が最小となるように選ばれている。
裏で互いに相異なっており、表面の表面粗さRj =
2.1 μm 、裏面の表面粗さR2=0.7μmであ
る。これらの値はJIS’0601に規定される10点
粗さの平均値として算出したも、のであり、第6図に示
されるように周波数スペクトルより求めた基本波振動モ
ードの出方レベルG、と3倍振動モードの出力レベルG
5の比G、/G、が最小となるように選ばれている。
発明の効果
以上のように本発明によれば、電極内に部分的に電極非
形成部を設け1表裏面の表面粗さを変化させることによ
り、奇数倍の高調波振動モードの9m値を効果的に低下
させられることができるという効果が得られる。
形成部を設け1表裏面の表面粗さを変化させることによ
り、奇数倍の高調波振動モードの9m値を効果的に低下
させられることができるという効果が得られる。
第1図a −cは本発明の第1の実施例のセラミック発
振子を示す上面図、側面図と下面図、第2図は同特性図
、第3図a −cは本発明の第2の実施例を示す上面図
、側面図と下面図、第4図は同特性図、第6図は表面粗
さ馬と、裏面粗さR2の比R2/R1と、周波数スペク
トルより求めた基本波振動モードの出力レベルG、と、
3倍振動モードの出力レベルG5の比G、 /G、との
関係図、第6図1〜Cは従来技術を示す上面図、側面図
と下面図、第7図は同特性図である。 1・・・・・・圧電磁器板、2・・・・・・電極、3,
4・・・・・・電極非形成部分。
振子を示す上面図、側面図と下面図、第2図は同特性図
、第3図a −cは本発明の第2の実施例を示す上面図
、側面図と下面図、第4図は同特性図、第6図は表面粗
さ馬と、裏面粗さR2の比R2/R1と、周波数スペク
トルより求めた基本波振動モードの出力レベルG、と、
3倍振動モードの出力レベルG5の比G、 /G、との
関係図、第6図1〜Cは従来技術を示す上面図、側面図
と下面図、第7図は同特性図である。 1・・・・・・圧電磁器板、2・・・・・・電極、3,
4・・・・・・電極非形成部分。
Claims (2)
- (1)圧電磁器板両面に輪かく振動を励起すべく形成さ
れた電極を具備し、前記電極内に部分的に電極非形成部
分を圧電磁器板両面に設けたセラミック発振子。 - (2)圧電磁器板の表面粗さが表裏面で互いに異なる請
求項1記載のセラミック発振子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30414589A JPH03165111A (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | セラミック発振子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30414589A JPH03165111A (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | セラミック発振子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03165111A true JPH03165111A (ja) | 1991-07-17 |
Family
ID=17929591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30414589A Pending JPH03165111A (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | セラミック発振子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03165111A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6362561B1 (en) * | 1999-03-18 | 2002-03-26 | Murata Manufacturing Co., Ltd | Piezoelectric vibration device and piezoelectric resonance component |
-
1989
- 1989-11-22 JP JP30414589A patent/JPH03165111A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6362561B1 (en) * | 1999-03-18 | 2002-03-26 | Murata Manufacturing Co., Ltd | Piezoelectric vibration device and piezoelectric resonance component |
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