JPH03159304A - セラミック発振子 - Google Patents
セラミック発振子Info
- Publication number
- JPH03159304A JPH03159304A JP29824289A JP29824289A JPH03159304A JP H03159304 A JPH03159304 A JP H03159304A JP 29824289 A JP29824289 A JP 29824289A JP 29824289 A JP29824289 A JP 29824289A JP H03159304 A JPH03159304 A JP H03159304A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- piezoelectric ceramic
- ceramic plate
- film thickness
- differently
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 title claims abstract description 27
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 claims abstract description 7
- 238000007650 screen-printing Methods 0.000 abstract description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract 1
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は,テレビジョン受像機の水平同期回路等に用い
られる周波数帯のセラミック発振子に関するものである
。
られる周波数帯のセラミック発振子に関するものである
。
従来の技術
従来、この種のセラミック発振子は第4図a,bに示す
ような構戊であった。第4図a,bK釦いて1は圧電磁
器板、2は前記圧電磁器板1の両面に均一に形戊された
全面電極である。
ような構戊であった。第4図a,bK釦いて1は圧電磁
器板、2は前記圧電磁器板1の両面に均一に形戊された
全面電極である。
発明が解決しようとする課題
このような従来の構戒では、輪か〈振動モードのうち基
本振動モード以外に奇数倍の高調波振動モードが常に励
起されるため、セラミック発振子として用いる時、V倍
の高調波振動モード(M=奇数)の17n戒分の周波数
と、基本振動モードの周波数とが一致するか、壕たは極
めて近い値になると発振器内部で互いに干渉し合い、周
波数引き込み範囲内で出力歪みを生じるという課題があ
った。
本振動モード以外に奇数倍の高調波振動モードが常に励
起されるため、セラミック発振子として用いる時、V倍
の高調波振動モード(M=奇数)の17n戒分の周波数
と、基本振動モードの周波数とが一致するか、壕たは極
めて近い値になると発振器内部で互いに干渉し合い、周
波数引き込み範囲内で出力歪みを生じるという課題があ
った。
本発明はこのような課題を解決するもので、周波数引き
込み範囲内での出力歪みを無くすことを目的とするもの
である。
込み範囲内での出力歪みを無くすことを目的とするもの
である。
課題を解決するための手段
この課題を解決するために本発明は、圧電磁器板の両面
に形成された電極の膜厚を部分的に異ならせ、前記圧電
磁器板の表面粗さを表裏面でそれぞれ異ならせた構戊と
するものである。
に形成された電極の膜厚を部分的に異ならせ、前記圧電
磁器板の表面粗さを表裏面でそれぞれ異ならせた構戊と
するものである。
作用
この構戒により、奇数倍の高調波振動モードのQ.値を
効果的に低下させることができる。
効果的に低下させることができる。
実施例
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。なお第4図の符号と同一符号のものは同一部
分を示す。第1図a,bは本発明の一実施例によるセラ
ミック発振子の構威を示す上面図と断面図であう、1は
圧電磁器板、2は前記圧電磁器板1の表面に設けられた
電極で、その一方の面は厚い電gi2aおよび薄い電極
2bの膜厚の異なる電極が設けられている。前記2bの
部分は中央部にスリット状に設けられている。なお電極
2はメッシュ寸法の異なるマスクを用いスクリーン印刷
法によって形威されてお9、普た圧電磁器板1の両表面
の平均粗さRは電極膜厚の異なる側がR,=2.1μm
、反対側がR2=0.7μmである。これらの値はJI
SBO601 に規定される10点粗さの平均値とし
て算出したものであり、第3図に示されるように周波数
スペクトルより求めた基本波振動モードの出力レペルG
,に対する、3倍振動モードの出力レペルG3の比G3
/G,カ最小となるように選ばれている。
説明する。なお第4図の符号と同一符号のものは同一部
分を示す。第1図a,bは本発明の一実施例によるセラ
ミック発振子の構威を示す上面図と断面図であう、1は
圧電磁器板、2は前記圧電磁器板1の表面に設けられた
電極で、その一方の面は厚い電gi2aおよび薄い電極
2bの膜厚の異なる電極が設けられている。前記2bの
部分は中央部にスリット状に設けられている。なお電極
2はメッシュ寸法の異なるマスクを用いスクリーン印刷
法によって形威されてお9、普た圧電磁器板1の両表面
の平均粗さRは電極膜厚の異なる側がR,=2.1μm
、反対側がR2=0.7μmである。これらの値はJI
SBO601 に規定される10点粗さの平均値とし
て算出したものであり、第3図に示されるように周波数
スペクトルより求めた基本波振動モードの出力レペルG
,に対する、3倍振動モードの出力レペルG3の比G3
/G,カ最小となるように選ばれている。
第2図a,bは本発明の一実施例によるセラミック発振
子の出力レベル(周波数スペクトルによる)従来技術の
構或と比較したものであり、第2図aに示す従来技術よ
り、第2図bに示す本発明の方が明らかに奇数倍の高調
波振動モードのQmが低下し出力レベルが減少している
のが理解できる。出力レベルは従来技術によるものの基
本波レベルを1とした相対値で表わされている。
子の出力レベル(周波数スペクトルによる)従来技術の
構或と比較したものであり、第2図aに示す従来技術よ
り、第2図bに示す本発明の方が明らかに奇数倍の高調
波振動モードのQmが低下し出力レベルが減少している
のが理解できる。出力レベルは従来技術によるものの基
本波レベルを1とした相対値で表わされている。
なか、一実施例に釦いて、電極膜厚の異なる部分はスリ
ット状としたが、形状はこれに限定するものでなく、1
た表面粗さ釦よびその比は圧電磁器の種類などに応じて
任意に決められることは言う1でもない。
ット状としたが、形状はこれに限定するものでなく、1
た表面粗さ釦よびその比は圧電磁器の種類などに応じて
任意に決められることは言う1でもない。
発明の効果
以上のように本発明によれば、電極膜厚を部分的に変化
させ、表裏面の表面粗さを変化させることにより奇数倍
の高調波振動モードのQm値を効果的に低下させられる
という効果が得られる。
させ、表裏面の表面粗さを変化させることにより奇数倍
の高調波振動モードのQm値を効果的に低下させられる
という効果が得られる。
第1図a,bは本発明の一実施例によるセラミック発振
子の構戊を示す上面図と断面図、第2図a,bは従来と
本発明の出力レベルを示す特性図、第3図は圧電磁器板
の表裏の表面粗さR1とR2を変えることによる周波数
スペクトルより求めた基本波振動モードの出力レベルG
1 と3倍振動モードの出力レペルG3との比G/G1
との関係図,第4図a,bは従来のセラミック発振子の
平面図と断面図である。 1・・・・・・圧電磁器板、2・・・・・・電極。
子の構戊を示す上面図と断面図、第2図a,bは従来と
本発明の出力レベルを示す特性図、第3図は圧電磁器板
の表裏の表面粗さR1とR2を変えることによる周波数
スペクトルより求めた基本波振動モードの出力レベルG
1 と3倍振動モードの出力レペルG3との比G/G1
との関係図,第4図a,bは従来のセラミック発振子の
平面図と断面図である。 1・・・・・・圧電磁器板、2・・・・・・電極。
Claims (2)
- (1)圧電磁器板両面に輪かく振動を励起すべく形成さ
れた全面電極を具備し、前記電極の膜厚が圧電磁器板内
で部分的に異なるように構成したセラミック発振子。 - (2)圧電磁器板の表面粗さが表裏面で互いに異なる請
求項1記載のセラミック発振子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29824289A JPH03159304A (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | セラミック発振子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29824289A JPH03159304A (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | セラミック発振子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03159304A true JPH03159304A (ja) | 1991-07-09 |
Family
ID=17857077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29824289A Pending JPH03159304A (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | セラミック発振子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03159304A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6362561B1 (en) * | 1999-03-18 | 2002-03-26 | Murata Manufacturing Co., Ltd | Piezoelectric vibration device and piezoelectric resonance component |
-
1989
- 1989-11-16 JP JP29824289A patent/JPH03159304A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6362561B1 (en) * | 1999-03-18 | 2002-03-26 | Murata Manufacturing Co., Ltd | Piezoelectric vibration device and piezoelectric resonance component |
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