JPS5810886B2 - セラミツクキヨウシンシ - Google Patents
セラミツクキヨウシンシInfo
- Publication number
- JPS5810886B2 JPS5810886B2 JP49045659A JP4565974A JPS5810886B2 JP S5810886 B2 JPS5810886 B2 JP S5810886B2 JP 49045659 A JP49045659 A JP 49045659A JP 4565974 A JP4565974 A JP 4565974A JP S5810886 B2 JPS5810886 B2 JP S5810886B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resonator
- ceramic resonator
- thickness
- ceramic
- dimension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、不要振動が小さいセラミック共振子を提供す
るものである。
るものである。
高周波領域(数MHz)以上で使用するセラミク共振子
では、一般に厚み及び厚みすべり振動がよく利用されて
いる。
では、一般に厚み及び厚みすべり振動がよく利用されて
いる。
しかし、必要な主振動以外の不要振動を抑圧する必要が
あるため、共振子及び電極部の形状寸法の最適条件が要
求される。
あるため、共振子及び電極部の形状寸法の最適条件が要
求される。
矩形セラミック共振子板では、板厚は共振周波数(fr
)に寄与し、特定の板厚のもとでは、板の長さ方向寸法
10と幅寸法W0、それに共振子板表裏両面の電極部の
うち相対向する電極部の長さ方向寸法11と幅方向寸法
W1は、共振子のスプリアス特性に大きく影響を与えて
いる。
)に寄与し、特定の板厚のもとでは、板の長さ方向寸法
10と幅寸法W0、それに共振子板表裏両面の電極部の
うち相対向する電極部の長さ方向寸法11と幅方向寸法
W1は、共振子のスプリアス特性に大きく影響を与えて
いる。
本発明セラミック共振子は、前述寸法の10゜11、W
について最適値を与えている。
について最適値を与えている。
なお、共振子板幅寸法W0と相対向する電極部の幅寸法
W1とを一致させ、Wで規定している。
W1とを一致させ、Wで規定している。
さらに、前述の相対向する電極部を矩形セラミック共振
子板の長さ方向の中央になるよう設計しである。
子板の長さ方向の中央になるよう設計しである。
従って、共振子板の片面(表面)は端部から111の長
さだけ電極を設け、他の面(裏面)は前述端部と逆の端
部から112の長さだけ電極を設け、この長さ111と
112の重なり合った部分が相対向する電極の長さ寸法
11となる。
さだけ電極を設け、他の面(裏面)は前述端部と逆の端
部から112の長さだけ電極を設け、この長さ111と
112の重なり合った部分が相対向する電極の長さ寸法
11となる。
つまり11=(111+112)−10
111≒112
の関係がある。
本発明セラミック共振子の特徴は、第1図に示すように
、長さ方向の寸法10=3.5mm〜8.0mm、幅寸
法W=0.6mm〜2.5mmでかつ共振周波数frが
4.5MHzとなる厚みを有する矩形セラミック共振子
板の表裏面に互いに異なる端部より上記幅寸法Wの電極
を設け、中央部で表裏面の電極が重なり合って相対向す
る部分の長さ寸法11=0.6mm〜6.0mmとした
ものであり、本発明によれば第2図に示すように不要振
動(スプリアス)が小さくなるのである。
、長さ方向の寸法10=3.5mm〜8.0mm、幅寸
法W=0.6mm〜2.5mmでかつ共振周波数frが
4.5MHzとなる厚みを有する矩形セラミック共振子
板の表裏面に互いに異なる端部より上記幅寸法Wの電極
を設け、中央部で表裏面の電極が重なり合って相対向す
る部分の長さ寸法11=0.6mm〜6.0mmとした
ものであり、本発明によれば第2図に示すように不要振
動(スプリアス)が小さくなるのである。
なお、第2図に示す実施例は特性イが10=3.5mm
、11=0.6mm、W=0.6mm、特性口が10=
4.1mm、11=1.4mm、W=0.85mm、特
性ハが10=8.0mm、11=6.0mm、Wは2.
5mmの場合の各周波数特性図である。
、11=0.6mm、W=0.6mm、特性口が10=
4.1mm、11=1.4mm、W=0.85mm、特
性ハが10=8.0mm、11=6.0mm、Wは2.
5mmの場合の各周波数特性図である。
第3図A−Fはそれぞれ本発明外のセラミック共振子の
周波数特性図を示しており、A−Fのいずれもスプリア
ス不良となるものである。
周波数特性図を示しており、A−Fのいずれもスプリア
ス不良となるものである。
なお、周波数特性の測定はいずれもIRE測定法による
ものである。
ものである。
この種のセラミック共振子においては、セラミック共振
子板の表裏面に形成された対向電極間で振動が生じ、こ
の振動がセラミック共振子板の端面で反射され、この反
射が不要振動の原因となる。
子板の表裏面に形成された対向電極間で振動が生じ、こ
の振動がセラミック共振子板の端面で反射され、この反
射が不要振動の原因となる。
しかしながら、本発明のように対向電極部以外にも電極
を設けた場合、対向電極部で生じ端面に伝わる振動及び
端面で反射された振動が抑圧され、不要振動が小さくな
るものである。
を設けた場合、対向電極部で生じ端面に伝わる振動及び
端面で反射された振動が抑圧され、不要振動が小さくな
るものである。
本発明の各寸法条件を満したセラミック共振子では、不
要振動が小さいため、この共振子を用いた製品の支持構
造は、外部圧により不要振動を強制抑圧する必要がなく
、単なる支持の構造なので簡易化できる利点を有するも
のである。
要振動が小さいため、この共振子を用いた製品の支持構
造は、外部圧により不要振動を強制抑圧する必要がなく
、単なる支持の構造なので簡易化できる利点を有するも
のである。
第1図は本発明の一実施例におけるセラミック共振子の
上面図および側面図、第2図は同共振子の各寸法条件を
変えた場合の周波数特性図、第3図A〜Fはそれぞれ本
発明外のセラミック共振子の周波数特性図である。
上面図および側面図、第2図は同共振子の各寸法条件を
変えた場合の周波数特性図、第3図A〜Fはそれぞれ本
発明外のセラミック共振子の周波数特性図である。
Claims (1)
- 1 長さ方向寸法10=3.5mm〜8.0mm、幅寸
法W=0.6朋〜2.5間で、かつ共振周波数が4.5
MHzになる厚みを有する矩形セラミック共振子板の表
裏面の互いに異なる端部より上記幅寸法Wの電極を設け
、中央部でこの表裏面の電極が重なり合って相対向する
部分の長さ寸法11=0.6mm〜6.0mmとした厚
みまたは厚みすべり振動を利用するセラミック共振子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49045659A JPS5810886B2 (ja) | 1974-04-22 | 1974-04-22 | セラミツクキヨウシンシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49045659A JPS5810886B2 (ja) | 1974-04-22 | 1974-04-22 | セラミツクキヨウシンシ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50138781A JPS50138781A (ja) | 1975-11-05 |
JPS5810886B2 true JPS5810886B2 (ja) | 1983-02-28 |
Family
ID=12725492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49045659A Expired JPS5810886B2 (ja) | 1974-04-22 | 1974-04-22 | セラミツクキヨウシンシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810886B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5185688A (ja) * | 1975-01-27 | 1976-07-27 | Kinsekisha Lab Ltd | Koketsugoatsudenshindoshi |
JP4692812B2 (ja) * | 2005-03-24 | 2011-06-01 | Tdk株式会社 | 圧電共振部品 |
JP4692811B2 (ja) * | 2005-03-24 | 2011-06-01 | Tdk株式会社 | 圧電共振部品 |
-
1974
- 1974-04-22 JP JP49045659A patent/JPS5810886B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50138781A (ja) | 1975-11-05 |
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