JPS6342596Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6342596Y2 JPS6342596Y2 JP6595682U JP6595682U JPS6342596Y2 JP S6342596 Y2 JPS6342596 Y2 JP S6342596Y2 JP 6595682 U JP6595682 U JP 6595682U JP 6595682 U JP6595682 U JP 6595682U JP S6342596 Y2 JPS6342596 Y2 JP S6342596Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- crystal
- crystal resonator
- axis direction
- parallel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 26
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は温度センサなどに用いるYカツト水晶
振動子に関するものである。
振動子に関するものである。
従来温度センサに用いているYカツト水晶振動
子は円板状をしており、形状が大きく体積も大き
かつた。このため熱容量が大きくなり、温度セン
サとしての熱時定数も大きくなり、短時間で正確
な温度測定をすることは難しかつた。特に短時間
で温度が変化する場合は正確な測定は難しかつ
た。
子は円板状をしており、形状が大きく体積も大き
かつた。このため熱容量が大きくなり、温度セン
サとしての熱時定数も大きくなり、短時間で正確
な温度測定をすることは難しかつた。特に短時間
で温度が変化する場合は正確な測定は難しかつ
た。
本考案は上記欠点を除去するものであり、Yカ
ツト水晶振動子を周波数温度特性を変えることな
く小型化でき、温度センサとして用いた場合熱容
量を小さくできるので、すみやかに正確な温度測
定を可能とするものである。
ツト水晶振動子を周波数温度特性を変えることな
く小型化でき、温度センサとして用いた場合熱容
量を小さくできるので、すみやかに正確な温度測
定を可能とするものである。
以下本考案の一実施例を詳細に説明する。
Yカツト水晶振動子などの厚みすべり振動を行
う水晶振動子は変位が主面に平行であり、厚みに
対して板面が十分に広いことが望ましい。そして
無限平板の水晶振動子の場合、純粋な厚みすべり
振動を行う。しかしながら水晶片を小型化してい
くと輪郭すべり振動と結合し、振動特性が変化し
不要振動の数と強さが増すという問題があつた。
う水晶振動子は変位が主面に平行であり、厚みに
対して板面が十分に広いことが望ましい。そして
無限平板の水晶振動子の場合、純粋な厚みすべり
振動を行う。しかしながら水晶片を小型化してい
くと輪郭すべり振動と結合し、振動特性が変化し
不要振動の数と強さが増すという問題があつた。
そしてYカツト水晶振動子の場合、水晶片の側
面を時計方向に約24度傾けることにより、側面の
応力を0にでき、厚みすべり振動のみとすること
ができた。すなわちθ=tan-1C56/C66≒−24°であ る。なお弾性係数は温度等により変化するため、
θの値は目安にすぎず、θは20度〜28度が適当で
ある。
面を時計方向に約24度傾けることにより、側面の
応力を0にでき、厚みすべり振動のみとすること
ができた。すなわちθ=tan-1C56/C66≒−24°であ る。なお弾性係数は温度等により変化するため、
θの値は目安にすぎず、θは20度〜28度が適当で
ある。
第1図において、1はYカツトの水晶素片であ
り、X軸方向に長い略直方体形状をしている。主
面2,2は、その法線がY軸方向と一致する平行
平面である。すなわち主面2,2はX−Z平面に
平行な平行平面である。側面3,3はX軸を中心
として時計方向にθ=20〜28度傾斜させた平行平
面である。すなわち側面3,3はX−Y平面から
θだけ傾斜した平行平面である。そして端面4,
4はY−Z平面に平行な平行平面である。寸法は
厚さ0.2mm程度、幅1mm程度、長さ5mm程度であ
る。
り、X軸方向に長い略直方体形状をしている。主
面2,2は、その法線がY軸方向と一致する平行
平面である。すなわち主面2,2はX−Z平面に
平行な平行平面である。側面3,3はX軸を中心
として時計方向にθ=20〜28度傾斜させた平行平
面である。すなわち側面3,3はX−Y平面から
θだけ傾斜した平行平面である。そして端面4,
4はY−Z平面に平行な平行平面である。寸法は
厚さ0.2mm程度、幅1mm程度、長さ5mm程度であ
る。
水晶素片1の主面2,2には第2図示のように
駆動電極5,5が対向して設けてある。そして駆
動電極5,5はそれぞれ異なる方向に端面4,4
まで延長して設けてある。水晶振動子6は水晶素
片1に駆動電極5,5を形成し、保持バネ(図示
せず。)により端面4,4の近傍を保持されたも
のである。
駆動電極5,5が対向して設けてある。そして駆
動電極5,5はそれぞれ異なる方向に端面4,4
まで延長して設けてある。水晶振動子6は水晶素
片1に駆動電極5,5を形成し、保持バネ(図示
せず。)により端面4,4の近傍を保持されたも
のである。
水晶振動子6は駆動電極5,5により電界を印
加されると振動する。そして水晶振動子6は前述
のように極めて小型の略直方体形状であるが、側
面3,3を傾斜させた平行平面としているため輪
郭すべり振動は除去され、純粋の厚みすべり振動
を行う。このように水晶振動子6は小型化された
にもかかわらず純粋な厚みすべり振動を行うた
め、周波数温度特性は変化しない。そして水晶素
片1が極めて小型化できたため熱容量を極めて小
さくでき、温度センサとしての熱時定数を極めて
小さくできる。このため小さな領域の温度測定が
可能になるとともに極めて正確な温度測定が可能
になる。なお水晶振動子6の共振周波数を10MHz
帯に設定した場合、周波数温度特性は温度1℃に
対し約1KHz変化するため、1秒間に0.001℃の温
度の精密測定が可能となる。
加されると振動する。そして水晶振動子6は前述
のように極めて小型の略直方体形状であるが、側
面3,3を傾斜させた平行平面としているため輪
郭すべり振動は除去され、純粋の厚みすべり振動
を行う。このように水晶振動子6は小型化された
にもかかわらず純粋な厚みすべり振動を行うた
め、周波数温度特性は変化しない。そして水晶素
片1が極めて小型化できたため熱容量を極めて小
さくでき、温度センサとしての熱時定数を極めて
小さくできる。このため小さな領域の温度測定が
可能になるとともに極めて正確な温度測定が可能
になる。なお水晶振動子6の共振周波数を10MHz
帯に設定した場合、周波数温度特性は温度1℃に
対し約1KHz変化するため、1秒間に0.001℃の温
度の精密測定が可能となる。
また水晶振動子6の水晶素片1にベベリング加
工、コンベツクス加工などを施し、振動エネルギ
を中央部に集中させ、保持部分からの振動エネル
ギの漏洩を小さくすることも可能である。
工、コンベツクス加工などを施し、振動エネルギ
を中央部に集中させ、保持部分からの振動エネル
ギの漏洩を小さくすることも可能である。
以上述べたように本考案によれば、Yカツト水
晶振動子をその周波数温度特性を変えずに極めて
小型化できる。このため温度センサとして用いた
場合、小さい領域の温度測定が可能となるととも
に極めて正確な温度測定ができる。また熱時定数
が小さくできたので熱変動の過渡現象なども正確
に解析することが可能である。
晶振動子をその周波数温度特性を変えずに極めて
小型化できる。このため温度センサとして用いた
場合、小さい領域の温度測定が可能となるととも
に極めて正確な温度測定ができる。また熱時定数
が小さくできたので熱変動の過渡現象なども正確
に解析することが可能である。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は水晶
素片の斜視図、第2図は水晶振動子の斜視図であ
る。 1……水晶素片、2,2……主面、3,3……
側面、6……水晶振動子、θ……傾斜角度。
素片の斜視図、第2図は水晶振動子の斜視図であ
る。 1……水晶素片、2,2……主面、3,3……
側面、6……水晶振動子、θ……傾斜角度。
Claims (1)
- X軸方向に長い略直方体形状をしており、主面
をその法線がY軸方向と一致した平行平面とし、
側面をX軸を中心として時計方向に20度ないし28
度傾斜させた平行平面としたことを特徴とするY
カツト水晶振動子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6595682U JPS58169717U (ja) | 1982-05-06 | 1982-05-06 | Yカツト水晶振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6595682U JPS58169717U (ja) | 1982-05-06 | 1982-05-06 | Yカツト水晶振動子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58169717U JPS58169717U (ja) | 1983-11-12 |
JPS6342596Y2 true JPS6342596Y2 (ja) | 1988-11-08 |
Family
ID=30075874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6595682U Granted JPS58169717U (ja) | 1982-05-06 | 1982-05-06 | Yカツト水晶振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58169717U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007097042A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Kyocera Kinseki Corp | 水晶振動板 |
-
1982
- 1982-05-06 JP JP6595682U patent/JPS58169717U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58169717U (ja) | 1983-11-12 |
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