JP4692811B2 - 圧電共振部品 - Google Patents

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Description

本発明は、共振子として使用される圧電共振部品に関し、特にエネルギー閉じ込め型の圧電共振部品に関する。
従来から圧電共振部品の様々な構造が提案されている。例えば、圧電素子の共振部と、圧電素子の振動しない部分との境界に溝を形成して、共振部における振動エネルギーを閉じ込めているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−147527号公報
しかし、従来の圧電共振部品では、共振周波数が高くなるにつれて圧電素子の厚みが薄くなるため、溝を形成すると圧電素子の機械的強度が低下する。
そこで、本発明は、圧電素子に加工を施さずに、圧電素子に振動エネルギーを効率よく閉じ込めた圧電共振部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、圧電素子と、第1振動電極と、第2振動電極と、第1引出し電極と、第2引出し電極と、天板と、ベース基板とを有する圧電共振部品を提供している。ここで、圧電素子は、板状をなし、PZT系圧電セラミックスで構成され、厚みすべり振動モードで振動する。第1振動電極は、圧電素子の一方の主面の一部の領域に配置されている。第2振動電極は、圧電素子の他方の主面上に、第1振動電極と対向配置されている。第1引出し電極は、第1振動電極に接続されている。第2引出し電極は、第2振動電極に接続されている。天板は、圧電素子の一方の主面側に設けられている。ベース基板は、圧電素子の他方の主面側に設けられている。
また、第1振動電極及び第2振動電極の主面に直交する方向の厚さTは、圧電素子の共振波長λに対して、1.5%・λ≦T≦3.0%・λの範囲内に設定しされている。また、主面は、長手方向を規定する第1長辺と、第1長辺に略平行に延びる第2長辺と、第1長辺に略垂直に延びる第1短辺と、第1短辺に略平行に延びる第2短辺とによって略長方形状をなし、第1振動電極及び第2振動電極は、シート状の略同一形状をなし、第1長辺に略平行に延びる第3長辺と、第3長辺よりも第2長辺側に位置し第2長辺に略平行に延びる第4長辺と、第1短辺に略平行に延びる第3短辺と、第2短辺に略平行に延びる第4短辺とを有し、第1長辺と第3長辺との間の長さは、第2長辺と第4長辺との間の長さとほぼ等しく構成され、第1振動電極及び第2振動電極それぞれの第3短辺及び第4短辺の長さWは、圧電素子の共振波長λとほぼ等しく、圧電素子の第1短辺及び第2短辺の長さLを、L=n×λ/2(nは、4≦n≦12の間の整数)に設定している。そして、振動電極は、Ag又はCuからなる。
かかる構成によれば、振動エネルギーを効率よく閉じ込めることができ、スプリアスを低減させることができる。よって、圧電共振部品に対する所望の共振特性を得ることができる。
本発明の圧電共振部品によれば、圧電素子に加工を施さずに、圧電素子に振動エネルギーを効率よく閉じ込めることができる。
本発明の圧電共振部品を容量内蔵型圧電共振部品に適用した実施の形態について図1〜図6に基づき説明する。図1は、圧電共振部品1の斜視図、図2は圧電共振部品1の分解斜視図である。本実施の形態による圧電共振部品1はエネルギー閉じ込め型の圧電共振部品であり、ベース基板2と、圧電素子6と、天板9とを有し、更に、保護カバー3と、第1接着層4と、第1空洞形成層5と、第2空洞形成層7と、第2接着層8と、6個の端部電極10〜15とを有している。
ベース基板2は、PZT系誘電体からなり、細長い板状をなし、実装面となる略長方形状の第1基板主面21と、実装面と反対側に位置する略長方形状の第2基板主面22とを有している。第1基板主面21には、3本の第1容量電極23、24、25が印刷・焼付けされている。第1容量電極23、24、25は、それぞれ第1基板主面21の短手方向に延び、第1基板主面21の短手方向の一端から他端にわたって、ほぼ等間隔に設けられている。
第2基板主面22には、第2容量電極26が印刷・焼付けされている。第2容量電極26は、十字状をなし、第2基板主面22の長手方向に延びる長手部26Aと、第2基板主面22の短手方向に延びる短手部26Bとを有している。長手部26Aの一端は、ベース基板2の厚さ方向において、ベース基板2を挟んで第1容量電極23に対向し、他端は、同様に第1容量電極25に対向している。短手部26Bは、ベース基板2の厚さ方向において第1容量電極24に対向し、第1基板主面21の短手方向の一端から他端にわたって設けられている。第1容量電極24及び第2容量電極26を接地して、第1容量電極23、25に電圧を加えれば、ベース基板2は誘電体により構成されているので、接地電極と電圧印加電極間とはコンデンサとして機能する。よって、本実施の形態の圧電共振部品1は、容量内蔵型の圧電共振部品として機能する。
保護カバー3は、ベース基板2の第2基板主面22側に配置され、エポキシ樹脂からなり、細長い板状をなしている。保護カバー3の長手方向の長さ及び短手方向の幅は、ベース基板2の長手方向の長さ及び短手方向の幅とほぼ等しく構成されている。保護カバー3は、ベース基板2に熱圧着され、第2容量電極26の全体を覆っている。第1接着層4は、保護カバー3の反ベース基板2側に位置しており、接着用樹脂からなり、細長い略ロの字状をなしている。第1接着層4の長手方向の長さ及び短手方向の幅は、ベース基板2の長手方向の長さ及び短手方向の幅とほぼ等しく構成されている。
第1空洞形成層5は、第1接着層4の反保護カバー3側に位置しており、エポキシ樹脂からなり、細長い略ロの字状をなしている。第1空洞形成層5の長手方向の長さ及び短手方向の幅は、ベース基板2の長手方向の長さ及び短手方向の幅とほぼ等しく構成されている。保護カバー3と第1空洞形成層5とは、第1接着層4によって接着されている。
圧電素子6は、第1空洞形成層5の反第1接着層4側に位置している。圧電素子6は、PZT系圧電セラミックスからなり、細長い板状をなしている。更に圧電素子6は、その長手方向に沿って分極され、厚さ方向に電圧をかけると厚みすべり振動モードで振動する。また、圧電素子6は、第1空洞形成層5側に位置する第1主面61と、その反対側に位置する第2主面62とを有している。第1主面61と第1空洞形成層5とは、熱圧着されている。よって、図3に示すように、第1主面61と保護カバー3との間には、第1接着層4及び第1空洞形成層5によって空洞C1が形成されている。
第1主面61は、長手方向を規定する第1長辺61Aと、第1長辺61Aに略平行に延びる第2長辺61Bと、第1長辺61Aに略垂直に延びる第1短辺61Cと、第1短辺に略平行に延びる第2短辺61Dとによって略長方形状をなしている。第2主面62も、第1主面61と同様に、第1長辺62A、第2長辺62B、第1短辺62C及び第2短辺62Dによって略長方形状をなしている。
第1主面61の略中央には、第1振動電極63が印刷・焼付けされている。第1振動電極63は、Agからなり、細長状をなしている。第1振動電極63は、第1長辺61Aに略平行に延びる第3長辺63Aと、第2長辺61Bに略平行に延びる第4長辺63Bと、第1短辺61Cに略平行に延びる第3短辺63Cと、第2短辺61Dに略平行に延びる第4短辺63Dとを有している。第1長辺61Aと第3長辺63Aとの間の長さは、第2長辺61Bと第4長辺63Bとの間の長さと、ほぼ等しく構成されている。第1振動電極63の第3短辺63Cには、第1引出し電極65が接続され、第1主面61に印刷・焼付けされている。第1引出し電極65は、第3短辺63Cから第1短辺61C側の第1長辺61A及び第2長辺61Bまで引出されている。
第2主面62の第1振動電極63と対向する位置には、第1振動電極63と略同一形状の第2振動電極64が印刷・焼付けされている。第2振動電極64は、第1振動電極63と同様にAgからなり、細長状をなしている。また第2振動電極64も、第1振動電極63と同様に第3長辺64A、第4長辺64B、第3短辺64C及び第4短辺64Dを有している。第1振動電極63と第2振動電極64とに挟まれた圧電素子6は、第1振動電極63と第2振動電極64とに電位差が生じると、厚みすべり振動モードで振動し、共振部として機能する。第2振動電極64の第4短辺64Dには、第2引出し電極66が接続され、第2主面62に印刷・焼付けされている。第2引出し電極66は、第4短辺64Dから第1長辺61A及び第2長辺62Bまで引出されている。
第2空洞形成層7は、圧電素子6の第2主面62側に位置しており、エポキシ樹脂からなり、第1空洞形成層5と略同一の形状をなしている。第2主面62と第2空洞形成層7とは、熱圧着されている。第2接着層8は、第2空洞形成層7の反圧電素子6側に位置しており、接着用樹脂ならなり、第1接着層4と略同一形状をなしている。天板9は、第2接着層8の反第2空洞形成層7側に位置している。
天板9と第2空洞形成層7とは、第2接着層8によって接着されている。よって、図3に示すように第2主面62と天板9との間には、第2空洞形成層7と第2接着層8とによって空洞C2が形成されている。天板9は、PT系素子からなり、細長い板状をなし、第2空洞形成層7側に位置する第1天板主面91と、第1天板主面91の反対側に位置する第2天板主面92とを有している。第2天板主面92の短手方向両端であって、第1容量電極23、24、25に対向する位置には、それぞれ端子電極93A〜93Fが形成されている。
端部電極10〜15は、圧電共振部品1を構成する三つの外面に跨って設けられ、スパッタ等の成膜技術により形成されている。端部電極10、11は、互いに対向配置され、第1容量電極23、第2引出し電極66及び端子電極93A又は端子電極93Bに接続されている。端部電極12、13は、第1容量電極24、短手部26B、及び端子電極93C又は端子電極93Dに接続されている。端部電極14、15は、第1容量電極25、第1引出し電極65及び端子電極93E又は端子電極93Fに接続されている。
そして、端部電極10、11を発振の一方の出力側に接続し、端部電極12、13を接地し、端部電極14、15を発振の他方の出力側に接続することによって、ベース基板2、第1容量電極23、24、25及び第2容量電極26は、上述のように発振回路に必要なコンデンサとして機能する。更に、第1振動電極63と第2振動電極64との間の圧電素子6は、厚みすべり振動モードで振動する。これにより圧電共振部品1は、所定の発振周波数fで発振する。この発振周波数fに対する共振波長λは、f=v/λ(v:圧電素子6の音響速度)の式から求めることができる。
次に、圧電素子6、第1振動電極63及び第2振動電極64の形状について詳細に説明する。第1振動電極63及び第2振動電極64の膜厚Tは、共振波長λに対して、1.5%・λ≦T≦3.0%・λの範囲内に設定されている。第1振動電極63及び第2振動電極64の膜厚Tが1.5%・λ以上であれば、第1振動電極63及び第2振動電極64の質量効果により振動エネルギーを閉じ込めることができ、スプリアスを低減することができる。
図4(a)〜図4(c)は、共振周波数8MHzの圧電共振部品における、Agからなる第1振動電極63及び第2振動電極64の膜厚T(2.0μm(0.6%・λ)、3.0μm(1.0%・λ)、4.0μm(1.3%・λ))に対するインピーダンス特性及び位相特性を示す図である。図において、点線はインピーダンス特性(Imp.(Ω))を示し、実線は位相特性(Phase(deg))を示している。このデータは、製品寸法が3.2mm×1.3mm、圧電素子の厚みが155μm、共振波長が313μmの圧電共振部品で得られたものである。
図4(a)〜図4(c)に示すように、膜厚Tが厚くなるにしたがって、振動電極の質量が増加し、スプリアスが低減しているのが分かる。本発明者は、振動電極の膜厚Tを1.5%λ以上に設定すれば、十分にスプリアスが低減し、所望の共振特性を得ることができることを見出した。一方、膜厚Tが3.0%・λを超えると、振動電極の重さによって、圧電素子6の振動が抑制されてしまう。よって、膜厚Tは3.0%・λ以下に設定する必要がある。
また、本実施の形態の第1振動電極63及び第2振動電極64は、Agにより構成したが、これに限られずCuで構成しCuの膜厚を1.5%・λ≦T≦3.0%・λの範囲に設定しても同様の効果を得ることができる。更に、スプリアスの低減のための質量効果を得られるならば、振動電極を構成する金属はAg又はCuに限られない。具体的には、第2主面62に対する単位面積当たりの振動電極を構成する金属の質量mが2.41×10−5(g/mm)≦m≦19.67×10−5(g/mm)の範囲内に設定されていれば良い。
図5は、圧電素子6を第2主面62側から見た平面図を示している。第3短辺64C及び第4短辺64Dの長さWは、共振波長λとほぼ等しく構成されている。また、第1短辺62C及び第2短辺62Dの長さLは、L=n×λ/2(nは、4≦n≦12の間の整数)に設定されている。かかる構成により、第1振動電極63と第2振動電極64との間の共振部から周囲に漏れた振動の、共振部における振動への影響を低減させることができ、振動エネルギーを閉じ込めることができ、スプリアスを低減させることができる。よって、圧電共振部品1に対する所望の共振特性を得ることができる。
図6(a)〜図6(f)は、共振周波数8MHzの圧電共振部品における、第1短辺61C、62Cの長さL(圧電共振部品1の幅)に対するインピーダンス特性及び位相特性を示す図である。図において、点線はインピーダンス特性(Imp.(Ω))を示し、実線は位相特性(Phase(deg))を示している。このデータは、共振波長λが313μm、製品寸法が3.2mm×1.2〜1.35mm(第1短辺61C、62Cの長さL、4.0λ〜4.5λ)、圧電素子の厚みが155μm、第1振動電極63及び第2振動電極64の膜厚Tが4μm、第3短辺63C、64Cの長さWが0.3mm(W=λ)の圧電共振部品で得られたものである。
図6(a)に示すように、L=4.0λ(1.2mm、n=8)においては、スプリアスが低減し、所望の共振特性が得られているのが分かる。これに対し図6(b)〜図6(e)(L=4.1λ〜4.4λ)では、共振特性に対するスプリアスのよる影響が見られた。また、図6(f)に示すように、L=4.5λ(1.35mm、n=9)においては、スプリアスが低減し、所望の共振特性が得られているのが分かる。よって、第3短辺63C、64Cの長さWが共振波長λと等しく、第1短辺61C、62Cの長さLがL=n×λ/2(nは、4≦n≦12の間の整数)であれば、厚みすべり振動への影響を低減させることができ、スプリアスを低減させることができる。
ここで、nが4より小さくなると、第1長辺61A、62Aに略垂直に延びる第1短辺61C、62Cと、第1短辺61C、62Cと略平行に延びる第2短辺61D、62Dとが、第1振動電極63及び第2振動電極64の幅とほぼ同じになり、圧電素子6が細長い略長方形状となる。このため、圧電素子6の強度が弱い構造となる。よって、nを4以上に設定する必要がある。nが12を超えると、製品寸法が大きくなり、圧電素子6の共振部から周囲へ漏れる振動が多くなる。このため、共振部における振動エネルギーを閉じ込めることができなくなる。よって、nを12以下に設定する必要がある。
尚、本発明による圧電共振部品は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
本発明の実施の形態における圧電共振部品の斜視図。 本発明の実施の形態における圧電共振部品の分解斜視図。 本発明の実施の形態における圧電共振部品の長手方向に沿った断面図。 本発明の実施の形態における圧電共振部品の振動電極の膜圧が2.0μmの場合のインピーダンス特性及び位相特性を示す図。 本発明の実施の形態における圧電共振部品の振動電極の膜圧が3.0μmの場合のインピーダンス特性及び位相特性を示す図。 本発明の実施の形態における圧電共振部品の振動電極の膜圧が4.0μmの場合のインピーダンス特性及び位相特性を示す図。 本発明の実施の形態における圧電共振部品の圧電素子を第2主面側から見た平面図。 本発明の実施の形態における圧電共振部品の第1短辺の長さLが4.0λ(λ:共振波長)の場合のインピーダンス特性及び位相特性を示す図。 本発明の実施の形態における圧電共振部品の第1短辺の長さLが4.1λ(λ:共振波長)の場合のインピーダンス特性及び位相特性を示す図。 本発明の実施の形態における圧電共振部品の第1短辺の長さLが4.2λ(λ:共振波長)の場合のインピーダンス特性及び位相特性を示す図。 本発明の実施の形態における圧電共振部品の第1短辺の長さLが4.3λ(λ:共振波長)の場合のインピーダンス特性及び位相特性を示す図。 本発明の実施の形態における圧電共振部品の第1短辺の長さLが4.4λ(λ:共振波長)の場合のインピーダンス特性及び位相特性を示す図。 本発明の実施の形態における圧電共振部品の第1短辺の長さLが4.5λ(λ:共振波長)の場合のインピーダンス特性及び位相特性を示す図。
符号の説明
1 圧電共振部品
2 ベース基板
3 保護カバー
6 圧電素子
9 天板
61 第1主面
62 第2主面
63 第1振動電極
64 第2振動電極
61A、62A 第1長辺
61B、62B 第2長辺
61C、62C 第1短辺
61D、62D 第2短辺
63A、64A 第3長辺
63B、64B 第4長辺
63C、64C 第3短辺
63D、63C 第4短辺

Claims (1)

  1. PZT系圧電セラミックスで構成され、厚みすべり振動モードで振動する板状の圧電素子と、
    前記圧電素子の一方の主面の一部の領域に配置された第1振動電極と、
    前記圧電素子の他方の主面上に、前記第1振動電極と対向配置された第2振動電極と、
    前記第1振動電極に接続された第1引出し電極と、
    前記第2振動電極に接続された第2引出し電極と、
    前記圧電素子の前記一方の主面側に設けられた天板と、
    前記圧電素子の前記他方の主面側に設けられたベース基板と、を備える圧電共振部品であって、
    前記第1振動電極及び前記第2振動電極の前記主面に直交する方向の厚さTを、前記圧電素子の共振波長λに対して、1.5%・λ≦T≦3.0%・λの範囲内に設定し
    前記主面は、長手方向を規定する第1長辺と、前記第1長辺に略平行に延びる第2長辺と、前記第1長辺に略垂直に延びる第1短辺と、前記第1短辺に略平行に延びる第2短辺とによって略長方形状をなし、
    前記第1振動電極及び前記第2振動電極は、シート状の略同一形状をなし、前記第1長辺に略平行に延びる第3長辺と、前記第3長辺よりも前記第2長辺側に位置し前記第2長辺に略平行に延びる第4長辺と、前記第1短辺に略平行に延びる第3短辺と、前記第2短辺に略平行に延びる第4短辺と、を有し、
    前記第1長辺と前記第3長辺との間の長さは、前記第2長辺と前記第4長辺との間の長さとほぼ等しく構成され、
    前記第1振動電極及び前記第2振動電極それぞれの前記第3短辺及び前記第4短辺の長さWは、前記圧電素子の共振波長λとほぼ等しく、前記圧電素子の前記第1短辺及び前記第2短辺の長さLを、L=n×λ/2(nは、4≦n≦12の間の整数)に設定し、
    前記振動電極は、Ag又はCuからなることを特徴とする圧電共振部品。
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