JPH0316291Y2 - - Google Patents

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JPH0316291Y2
JPH0316291Y2 JP6403985U JP6403985U JPH0316291Y2 JP H0316291 Y2 JPH0316291 Y2 JP H0316291Y2 JP 6403985 U JP6403985 U JP 6403985U JP 6403985 U JP6403985 U JP 6403985U JP H0316291 Y2 JPH0316291 Y2 JP H0316291Y2
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JP
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insulating
heat sink
transistor
transistors
insulating sheet
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JP6403985U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 2個以上のトランジスタを同一の放熱板に取付
ける構造であつて、トランジスタの螺着時にでき
る金属屑による短絡を防止する構造としたもので
ある。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、同一放熱板に多数のトランジスタを
取付ける構造に係り、とくに各トランジスタ間の
短絡を防止するトランジスタの取付構造に関す
る。
近年、電子機器は電子部品の小形化に伴なつ
て、装置自体も小形化が進められており、放熱を
要するトランジスタを複数個使用するユニツトで
は、高密度実装化のために同一の放熱板に複数の
トランジスタを螺着している。ところが螺着の際
にねじじとねじ孔間で金属屑ができ、この金属屑
によりトランジスタのコレクタ電極と放熱板とと
を短絡して障害を起こす場合があるので、この短
絡による障害を防止するようなトランジスタの取
付構造の改善が要望されている。
〔従来の技術〕
第3図は、従来のトランジスタの取付構造を説
明するための図で、同図aは外観斜視図、bは側
断面図、cはトランジスタの取付部の拡大断面図
である。
図において、ガラスエポキシ樹脂等からなるプ
リント板1に搭載した、熱伝導の良好な金属たと
えばアルミニユーム等からなり複数のねじ孔21
を設けた放熱板2に、絶縁シート3を介在せしめ
て、複数のトランジスタ4を、絶縁ブツシユ5と
ばね座金8および座金9を介して締付ねじ6で螺
着するとともに、リード端子をプリント板1のス
ルーホール11に挿通半田付けする構造である。
ところが、第3図cの如く、絶縁ブツシユ5の
先端が短いため絶縁シート3との間(A部)に間
隙ができるので、放熱板2のねじ孔21に締付ね
じ孔6を螺入する際に、ねじ孔21のねじ部と締
付ねじ6のねじ部が削り合つて、金属切粉(金属
屑)が発生し、この金属屑がA部(座ぐり部2
2)に入り込む構造となつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来のトランジスタの取付構造にあつて
は、トランジスタを放熱板に螺着する際に、放熱
板のねじ孔のねじ部と締付ねじのねじ部が削り合
つて、金属切粉(金属屑)が発生し、この金属屑
がA部(座ぐり部)に集積して、トランジスタの
コレクタ電極部と放熱板とを短絡して障害を起こ
すという問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点を解決して短絡障害を
防止したトランジスタの取付構造を提供するもの
である。
すなわち、絶縁ブツシユ7,10の先端を絶縁
シート3の孔31に入り込むように長くして、絶
縁シート3より突出した先端部の逃げのための座
ぐり22を放熱板2に設けたことによつて解決さ
れる。
〔作用〕
上記トランジスタの取付構造は、絶縁ブツシユ
が、絶縁シートに嵌り込むので締付ねじの螺入に
より金属屑が発生しても、この金属屑によりトラ
ンジスタのコレクタ電極と、放熱板が短絡する恐
れがなくなる。
〔実施例〕
第1図は、上記考案の一実施例を説明する締付
ねじ部の拡大断面図で、第3図と同等の部分につ
いては同一符号を付している。
同図において、図示しないプリント板に搭載し
た、熱伝導の良好な金属たとえば、アルミニユー
ム等からなり複数のねじ孔21を設けた放熱板2
に、絶縁シート3を介在せしめて、複数のトラン
ジスタ4を、絶縁ブツシユ7とばね座金8および
座金9を介して締付ねじ6で螺着する構造である
が、この絶縁ブツシユ7は先端部を長く形成し
て、その先端が絶縁ブツシユ3の孔31に入り込
み、その先端部が放熱板2の座ぐり22に接触す
るので、放熱板2と、トランジスタのコレクタ電
極との間の間隙(A部)をなくした構造である。
第2図は、上記考案の他の実施例を説明する締
付ねじ部の拡大断面図である。第2図において、
この考案のトランジスタの取付構造は第1図と同
様、放熱板、絶縁シート、トランジスタ、絶縁ブ
ツシユならびに締付ねじ等をそなえているが、該
絶縁ブツシユを改善し、放熱板の座ぐりの形状を
改善した点に特徴を有する。したがつて絶縁ブツ
シユ10以外の部分には第1図と同じ符合を付し
ており、ここではこれらの部分の説明は省略する
ものとする。
本考案を特徴づける絶縁ブツシユ10は、その
先端を長く形成して絶縁シート3の孔31に嵌入
し、、その突出部が放熱板2に形成した座ぐり2
2に入り込む構造としたものである。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば放熱板とトランジスタのコレクタ電極の間隙が
なくなり、螺入時に発生する金属屑による短絡障
害が解消でき、信頼性の向上に極めて有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、上記考案の一実施例を説明する締付
ねじ部の拡大断面図、第2図は、上記考案の他の
実施例を説明する締付ねじ部の拡大断面図、第3
図は、従来のトランジスタの取付構造を説明する
ための図で、同図aは外観斜視図、bは側断面
図、cはトランジスタ取付部の拡大断面図であ
る。 図において、1はプリント板、2は放熱板、3
は絶縁シート、4はトランジスタ、5,7,10
は絶縁ブツシユ、6は締付ねじ、8はばね座金、
9は座金、11はスルーホール、21はねじ孔、
22は座ぐり部、31は絶縁シートの孔、をそれ
ぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2個以上のトランジスタ4を同一放熱板2に絶
    縁シート3と絶縁ブツシユ5を介して螺着固定す
    る構造において、 前記絶縁ブツシユ7,10の先端が絶縁シート
    3の孔31より奥に入り込む長さに形成し、 前記放熱板2のねじ孔21の上部に、前記絶縁
    ブツシユ7,10の嵌入する座ぐり22を形成し
    たことを特徴とするトランジスタの取付構造。
JP6403985U 1985-04-27 1985-04-27 Expired JPH0316291Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6403985U JPH0316291Y2 (ja) 1985-04-27 1985-04-27

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JP6403985U JPH0316291Y2 (ja) 1985-04-27 1985-04-27

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Publication Number Publication Date
JPS61179754U JPS61179754U (ja) 1986-11-10
JPH0316291Y2 true JPH0316291Y2 (ja) 1991-04-08

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ID=30594743

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JP6403985U Expired JPH0316291Y2 (ja) 1985-04-27 1985-04-27

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EP3817529B1 (en) * 2018-06-27 2023-10-04 Mitsubishi Electric Corporation Power supply device

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JPS61179754U (ja) 1986-11-10

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