JPH03161416A - 皮膚化粧料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明は、皮膚にしっとり感を写え良好な使用官を有し
、皮膚の保護並びに水分付与効果等に｛２れた効果を有
する皮膚化粧粗に関する。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来、
皮膚化粧料は、皮膚表面の戒分とほとんど同一のものを
皮膚上に再現することが理想とされ、皮膚角質層の水分
含有量を減少させないために、保温剤．薬剤，油等が種
々の組合せで配合されて来ている。

経表皮性水分順失を抑制する方法として、皮脂碩似■成
物を皮膚表面に被覆し、皮膚表面から水分の渾敗を防ぐ
ものであるが、水分ｔＪ１失効果を高めるためには、そ
の被覆量を多くしなければならず、ヘタヘタする等不快
な使用感となる。一方、被１１１ｆｆｉを少なくすると
水分ｔｒｔ失を抑制する効果が減少するという欠点があ
る． 次に、皮膚永和効果を高める方法として、グリセリン，
ソルビトール，プロピレングリコール等の多価アルコー
ルを保湿剤として用いる方法が知られているが、充分な
効果は得られていない。また、上記多価アルコール以外
に、皮膚永和効果を高める目的で、各種生体威分即ち、
コンドロイチン硫酸２　ヒアルロン酸ムコイチン硫酸．
カロニン硫酸等のムコ多ｔ，Ｉ！ｍ及びアミノ酸，コラ
ーゲン及びその誘導体．エラスチン及びその誘導体等の
使用があげられる．しかし、ムコ多糖類の場合は、単独
では吸κ性，包水性ともほとんどＬコめられないと同時
にムコ多糖類及び可溶性コラーゲンのいずれも、単独で
は、低湿度下に於て皮膚中から水分を吸渇する効果が非
常に大きくなり、その結果、皮膚表面から多量の水分を
損失せしめる等の欠点を有している。また、効果を高め
るためにはその配合里を著しく高めなければならず、し
っとりさというよりむしろべた付きとして強く感しられ
、良好な使用感が得られない。

本発明の目的は、皮膚に対して良好なしっとり感を与え
、皮膚の保護並びに水分付与効果に優れた効果を有する
皮膚化粧料を提供することにある，〔課題を解決するた
めの手段） 本発明は、ローヤルゼリー及び／又はその抽出物とムコ
多ｔＩ！類及び／又はその塩類とを含有することを特徴
とする皮膚化粧料である。

本発明に用いられるローヤルゼリーは、工乳ともいわれ
、ミツバチ　（Ａｐｉｓ　ｍｅ口口ｃａ）の咽頭部から
分泌される微黄色５乳液状の物質である。

本発明に用いられるローヤルゼリー抽出物の抽出方法は
、−ＩＩ的な方法で良いが、効果の面からローヤルゼリ
ーをエタノール溶液で抽出したちのはその抽出物の含有
量は、皮膚化粧糾全星中の０．Ｏｌ〜１０重量％が好ま
しく、更に好ましくは０．　０　５〜５重量％である．
　０．　０　１重量％未満では、所定の使用感を付与す
ることが困難であり、１０重量％を越えて配合すること
はローヤルゼリーの溶解性の問題から、均一で安定な皮
膚化粧料を得るのが困難となる． 本発明において用いられるムコ多＄！［またはその塩類
としては、コンドロイヂン４硫酸．コンドロイチン６硫
酸，デルマタン硫酸，ヒアルロン酸，ヘバラン硫酸，ケ
ラト硫酸又はその塩類等が挙げその塩類の含有量は、皮
膚化粧料全量中の０．００５〜５重量％が好ましく、更
に好ましくは０．０１〜３重量％である．　０．　０　
Ｏ　５重量％未満では、所定の水分付与効果は得られず
、５重里％を超えて配合することは、均一で安定な皮膚
化粧料を得るのが困難となる。

本発明の皮膚化粧料には、上記の必須威分に加えて、一
般に皮膚化粧料に常用されている戒分や添加剤を、本発
明の効果を損なわない範囲内で配合することも可能であ
る。例えば、高級アルコール２　ンリコン油，ラノリン
誘導体．蛋白誘導体やポリエチレングリコールの脂肪酸
エステル類等の油性成分，脂肪酸アルカノールアマイド
，ポリオキ／エチレンアルキルエーテル及びアルキルア
兆ンオキシド等の非イオン界面活性剤，Ｎ−ラウロイル
−Ｎ′一カルポキシメチルーＮ’　−　（２−ヒドロキ
ンエチル）エチレンジアミンナトリウムヤノ油脂肪酸ア
ミドプ・口ビルヘタイン専の両性活性剤．ヒドロキシプ
口ピルメチルセルロース，ヒドロキノエチルセルロース
等の水溶性高分子，カチオン性高分子〔ボリマーＪｌ’
？（ユニオンカーバイドコーポレーソヨン社製）．ボリ
コートＮ　Ｉ＋（ヘンケル社製）．グリセリン，ソルビ
トール，プロピレングリコール等の多価アルコール，ビ
タミン等の薬剤２防腐剤．殺菌剤，ｐＨ調整剤，紫外線
吸収剤，レシチン．ゼラチン等の動植物抽出物あるいは
その誘導体，色素，香料７ナイロンポリエチレン等のボ
リマー微わ）末等を含むことができる。

本発明の皮膚化粧零４は、クリーム．乳液，化曲水，フ
ァンデーション等に適用される。

〔実施例〕

次に実施例によって本発明を更に詳細に説明する。

なお、効果の測定は以下の評価法によった。

ｌ．　皮膚水分含有量・水分保持能測定法健康成人の前
腕屈側部に試料２０μ２を４×４Ｃｍ”　の面積に塗布
し、塗布３０分後における皮膚表面水分含有量と角質水
負荷試験による水分保持能を高周波に対する伝導度測定
装置（Ｓｋｉｎ　Ｓｕｒｒａｃｅ　ｌｌｙｄｒｏｍｅｔ
ｅｒ　；　Ｉ　Ｂ　Ｓ社製）を用いて測定した。その方
法は、香粧会誌Ｖｏ乏．６　　Ｎｏ２（＋９８２），田
上氏らの方法によった。

２．　実用試験 女子２０人（パネラー）が皮膚化粧料を１週連続した場
合の、使用感（しっとり感，べたつき感等）の良否を判
断してアンケートに答えその評価を以下のように判定し
た。

評　価　基　準　　　　　　　評価記号良いと答えた人
が１８人以上の場合　　◎がｌ４〜１７人の〃　　Ｏ が８〜１３人の　　　　△ が７人以下の場合　　　× 実施例１〜３．比較例１〜３　　クリーム第１表に示す
配合組成のクリームを通常の方法で調製し、各必須威分
の効果を調べ、第１表にそ実施例ｔ〜３より明らかなよ
うに本発明の皮膚化粧料はいずれも優れた性能を示した
．一方、どちらかの必須成分を欠いた比較例１．２及び
必須戒分を配合しない比較例３では、すべての点に於い
て不充分であった． 実ｈら例４　　クリーム 次の配合組成よりなるクリームを調製し、前記の方法に
て評価した。

（配合組成）　　　　　　　　　　（Ｉｌｌｉｆｆｉ％
）ステアリン酸　　　　　　　　　　　　　０．５現抽
型モノステアリン酸グリセリン　　２．０疏動パラフィ
ン　　　　　　　　　　　　０．　１セタノール　　　
　　　　　　　　　　　２．５スクワラン　　　　　　
　　　　　　　４．０ジプロピレングリコール　　　　
　　　５．０セチル硫酸ナトリウム　　　　　　　　１
．　０ローヤルゼリー　　　　　　　　　　　　１．　
０ヒアルロン酸ナトリウム　　　　　　　　０．　１査
ギ４　　　　　　　　　　　　　　　適量純水　　　　
　　　　　　　　　　　　残余このクリームは、皮膚へ
の水分付与効果・水分保留作用に優れ、使用感（しっと
り感）も良好であった。

実施例５　　乳液 次の配合組成よりなる乳；′夜を調製し、前記の方ｌ去
にて評価した。

（配合Ｍｉ威）　　　　　　　　　（重墳％）ステアリ
ン酸　　　　　　　　　　　０．　８親油型モノステア
リン酸グリセリン　２．０コレステロール　　　　　　
　　　　１．　０モノオレイン酸ポリオキンエチレン ソルビタン（２０．Ｅ，Ｏ）　　　ｌ．　０琉勤パラフ
ィン　　　　　　　　　　１３．０エデト酸ニナトリウ
ム　　　　　　　０．　０　２ベントナイト　　　　　
　　　　　　　　０．３濃グリセリン　　　　　　　　
　　　５．　０パラオキシ安息香酸メチル　　　　　０
．１５ローヤルゼリー　　　　　　　　　　　１．　０
ローヤルゼリー抽出物　＊１．０ コンドロイチン６硫酸ナトリウム　　２．０香１１　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　適
量Ｌ１製氷　　　　　　　　　　　　　　残余＊ローヤ
ルゼリーを２０％エタノールで抽出したもの。

この乳液は、皮膚への水分付与効果・水分保留作用に優
れ使用感（しっとり感）も良好であった。

実施例６　　ファンデーション 次の配合組成よりなるファンデーソヨンを調製し、Ａｉ
ｌ記の方ｌ去にて評価した。

（配合組戒）　　　　　　　　（重量％）セタノール　
　　　　　　　　　　　　４．０脱臭ラノリン　　　　
　　　　　　　　．ｔ　Ｏホホバ油　　　　　　　　　
　　　　５．０スクワラン　　　　　　　　　　　　７
．０ステアリン酸モノグリセリル エステル　　　３．０ プロピレングリコール　　　　　　１　３．　０調合わ
）未　　　　　　　　　　　　　１　２．　０Ｐ　Ｏ　
Ｅ　（６０Ｅ．Ｏ）硬化ヒマン油　　　　２．０ローヤ
ルゼリ−　　　　　　　　　　　３．０ヒアルロン酸　
　　　　　　　　　　　０．０１香零４　　　　　　　
　　　　　　　　　適量精製水　　　　　　　　　　　
　　　残余このファンデーションは、皮膚への水分付与
効果・水分保留作用に優れ、使用感（シっとり感）も良
好であった。

実施例７　　化粧水 次の配合組威よりなる化粧水を調製し、曲記の方法にて
評価した。

（配合Ｍｉ戊）　　　　　　　　　（重星％）グリチル
リチン酸ジカリウム　　　　０．　１エタノール　　　
　　　　　　　　１２．０ポリオキシエチレン硬化ヒマ
ン浦 （６０．Ｅ．Ｏ）　　　　０．　５ モノラウリン酸ポリオキノエチレン ソルビタン（２０．Ｅ．Ｏ）　　　０．　１ポリエチレ
ングリコール６　０　０　　　　５．　０リン酸二水素
カリウム　　　　　　　０１ソルビン酸　　　　　　　
　　　　　０．０５香料　　　　　　　　　　　　　　
　適量ローヤルゼリー抽出物　＊　　　　　１　０．　
０デルマタン砧Ｊ１　　　　　　　　　　　２．５デル
マタン硫酸ナトリウム　　　　　２．５精製水　　　　
　　　　　　　　　　残余率ローヤルゼリーを２０％エ
タノールで抽出したもの。

この化粧水は、皮膚への水分付与効果・水分保留作用に
（Ｉれ使用感（しっとり感）も良好であった。

実施例８　　美容液 次の配合組成よりなる美容液を調製し、前記の方法にて
評価した。

（配合＆＋１戒）　　　　　　　　　（重量％）エタノ
ール　　　　　　　　　　　　　７．　０ブラセンター
エキス　　　　　　　　０．１ボリオキンエチレン硬化
ヒマシ油 （６０．Ｅ．０）　　　　０．　１ 濃グリセリン　　　　　　　　　　　２．０１　３−ブ
チレングリコール　　　　２，０パラオキシ安息香酸メ
チル　　　　　０．１ソルビン酸　　　　　　　　　　
　　　０．０１ウロカニン酸エチル　　　　　　　　０
．０１キサンタンガム　　　　　　　　　　０．　３ヒ
アルロン酸ナトリウム　　　　　　０．　１香ギ・↓・
色素　　　　　　　　　　　　適量ローヤルゼリー抽出
物　＊７．０ ケラト硫酸　　　　　　　　　　　　０．　０　０　５
精製水　　　　　　　　　　　　　　残余＊ローヤルゼ
リーを５０％エタノールで抽出したもの。

この美容液は、皮膚への水分付り効果・水分保留作用に
優れ使用感（しっとり感）ち良奸であった。

〔発明の効果〕

以上、記載のごとく本発明は、皮膚にしっとり感を与え
良好な使用感を有し、皮膚の保証及び水分付与効果に優
れた効果を有する皮膚化粧料を提供することは明らかで
ある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ローヤルゼリー及び／又はその抽出物と、ムコ多糖類及
   び／又はその塩類とを含有することを特徴とする皮膚化
   粧料。