JPH0316131Y2 - - Google Patents

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JPH0316131Y2
JPH0316131Y2 JP1984091019U JP9101984U JPH0316131Y2 JP H0316131 Y2 JPH0316131 Y2 JP H0316131Y2 JP 1984091019 U JP1984091019 U JP 1984091019U JP 9101984 U JP9101984 U JP 9101984U JP H0316131 Y2 JPH0316131 Y2 JP H0316131Y2
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switch
circuit
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JP1984091019U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の用分野 本考案はレコードプレーヤの再生信号をテーブ
レコーダで録音する際に、レコードプレーヤの演
奏開始操作に応じてテーブレコーダの録音動作を
自動的に開始させるシンクロ録音装置に関する。
(ロ) 従来の技術 レコードプレーヤの再生信号をテーブレコーダ
でタイミング良く録音する為に、レコードプレー
ヤの再生の開始に同期させて、テーブレコーダを
録音状態にするシンクロ録音装置が知られてい
る。この場合、何らかの方式で、レコードプレー
ヤの再生の開始を検出し、該検出に伴つて信号を
発生して、テーブレコーダを録音状態にする必要
がある。例えば、特開昭55ー8674号公報には、レ
コードプレーヤのピツクアツプがレコード盤上に
降下した時に信号を発生させてテーブレコーダを
録音状態にするシンクロ録音方式が記載されてい
る。この方式は、レコードプレーヤのピツクアツ
プの動きに従つて、テーブレコーダを録音状態に
出来るので、レコードプレーヤから再生信号が発
生される前にテーブレコーダのテープ走行が大幅
に行われず、磁気テープの無駄が生じないという
利点があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 しかしながら、一般的に(前記特開昭55ー8674
号公報には、レコードプレーヤのピツクアツプの
降下を検出するための手段が具体的に記載されて
いない)前記検出を行うには、別に前記ピツクア
ツプを上下させるアームリフタに関連づけて機械
的なスイツチ等の検出手段を設けなければなら
ず、機械要素の組合わせによりピツクアツプをレ
コード盤の導入溝に自動的に移動させる機械式の
レコードプレーヤに前記検出手段を設けると機構
が複雑化し、製作が困難になり、コストも高くな
るので好ましいものではなかつた。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、前述の点に鑑みて成されたシンクロ
録音装置で、フオノスイツチが投入されると自動
的に再生を開始し得るレコードプレーヤと、該レ
コードプレーヤの再生信号を録音し得るテーブレ
コーダと、該テーブレコーダの録音動作を行う駆
動源となるデツキモータと、該デツキモータを駆
動する駆動回路と、前記フオノスイツチの操作に
応じて前記駆動回路を制御する制御信号を発生す
るとともに、前記レコードプレーヤの設定回転数
に応じて前記フオノスイツチが投入されてから前
記制御信号の発生を開始するまでの時間が異なる
制御回路とを備えたものである。
(ホ) 作用 本考案は、レコードプレーヤの設定回転数に応
じてフオノスイツチが投入されてからデツキモー
タが駆動されるまでの時間を異ならせ、レコード
プレーヤの再生が開始されてからテーブレコーダ
が録音状態になるまでの時間を異なる径のレコー
ド盤に応じて適切に設定出来る様にしている。
(ヘ) 実施例 第1図は本考案の原理を説明する為の回路図で
あり、1はレコードプレーヤの駆動源となるフオ
ノモータ、2は該フオノモータ1を回転させる為
のフオノスイツチ、3はテープレコーダの駆動源
となるデツキモータ、は該デツキモータ3を駆
動する駆動回路、5は該駆動回路を動作状態に
する為、前記駆動回路の制御入力点Aに一端が
接続されるデツキスイツチ、はコンデンサ7及
び抵抗8から成る時定数回路、9はベースが前記
時定数回路に接続される第1トランジスタ、及
び10はベースが前記第1トランジスタ9のコレ
クタに接続され、コレクタが前記デツキスイツチ
5の他端に接続され、エミツタがアースに接続さ
れる第2トランジスタである。
尚、時定数回路、第1トランジスタ9及び第
2トランジスタ10は、駆動回路を制御する制
御回路を構成している。
第1図の装置において、何ら操作を行つていな
い状態では、フオノスイツチ2及びデツキスイツ
チ5は開放している。この状態で電源を投入する
と、電源端子11に電源電圧(+VCC)が印加さ
れるので、第2トランジスタ10がオンするとと
もに、時定数回路のコンデンサ7及び抵抗12
で決定する時定数に応じて、該コンデンサ7の充
電が開始される。前記コンデンサ7の充電時定数
は短くしてあるので、該コンデンサ7の端子電圧
はすばやく第1トランジスタ9の立上り電圧VBE
に達し、該第1トランジスタ9がオンする。その
為、第2トランジスタ10のベースがアースさ
れ、該第2トランジスタ10はオフ状態になり、
この状態で安定定する。
また、フオノモータ1はフオノスイツチ2が開
放されているので、動作電源が流れず、停止して
いる。一方、デツキモータ3は、デツキスイツチ
5の開放の為に、駆動回路の第3トランジスタ
13のベース電流が流れず、該第3トランジスタ
13がオフしているので、動作電流が流れず、停
止している。
今、シンクロ録音を行うとする。その場合、ま
ず、シンクロスイツチ14を開放状態にして、テ
ーブレコーダの録音操作を行う。すると、デツキ
スイツチ5が閉成されるが、第2トランジスタ1
0がオフしているので、駆動回路の制御入力点
Aがアースされず、第3トランジスタ13はオフ
状態のままである。その為、デツキモータ3は回
転せず、テーブレコーダは録音待機状態になる。
その後、レコードプレーヤの演奏開始操作を行
う。すると、フオノスイツチ2が閉成され、フオ
ノモータ1の一端がアースされるので、該フオノ
モータ1は回転を開始し、それに伴いピツクアツ
プが回動を始める。また、時定数回路は前記フ
オノスイツチ2が閉成された時から電源電圧が印
加されなくなつており、該時定数回路のコンデ
ンサ7の放電が開始されているが、該コンデンサ
7の端子電圧は前記コンデンサ7及び抵抗8で決
定される時定数に応じて除々に低下し、第1トラ
ンジスタ9の立上り電圧VBE以下に抵下するま
で、該第1トランジスタ9をオン状態に保持す
る。その為、第2トランジスタ10はオフ状態の
ままであり、第3トランジスタ13がオフ状態に
あり、デツキモータ3は未だ回転せず、テーブレ
コーダは録音待機状態を継続する。ここで、前記
時定数回路の放電時定数は、レコードプレーヤ
の演奏開始操作が行われてからピックアツプがレ
コード盤上に降下するまでの時間に合わせて設定
してある。前記コンデンサ7の端子電圧がVBE
下に抵下すると、前記第1トランジスタ9がオフ
し、第2トランジスタ10のベースがアースから
切り離されるので、該第2トランジスタ10はオ
ンする。その為、駆動回路の制御入力点Aは、
アースされ、第3トランジスタ13がオンし、デ
ツキモータ3に動作電流が流れる様になり、該デ
ツキモータ3が回転し始め、テーブレコーダは録
音状態になる。この結果、レコードプレーヤのピ
ツチアツプがレコード盤上に降下するタイミング
でテーブレコーダの録音が開始され、シンクロ録
音が開始される。
シンクロ録音が進み、レコード演奏が終了し
て、ピツクアツプが自動的に停止位置に復帰し、
フオノスイツチ2が開放されるとフオノモータ1
が停止するとともに、時定数回路のコンデンサ
7の充電が開始される。前記コンデンサ7は充電
時定数に応じて、すばやく充電され、該コンデン
サ7の端子電圧が第1トランジスタ9の立上り電
圧VBEに達するので、該第1トランジスタ9がオ
ンする。その為、第2トランジスタ10がオフし
て、駆動回路の制御入力点Aがアースから切り
離され、第3トランジスタ13がオフして、デツ
キモータ3の回路が停止し、シンクロ録音は終了
する。
尚、シンクロスイツチ14はレコードプレーヤ
とテーブレコーダとの独立動作及びシンクロ録音
動作の一方を選択する為に切換えられるもので、
該シンクロスイツチ14を閉成すると、デツキス
イツチ5の一端がアースされるので、レコードプ
レーヤとテーブレコーダとは独立に動作する様に
なる。
第2図は本考案の一実施例を示すもので、15
は制御入力端子16に供給された信号に応じて、
フオノモータ1の回転数を切換える回転数切換え
回路、17は放電時定数が直径30cm、回転数331/
3回転/分のレコード盤に合わせて設定された第
1時定数回路、18は放電時定数が直径17cm、回
転数45回転/分のレコード盤に合わせて設定され
た第2時定数回路、19は第1端子20が前記第
1定数回路17に、第2端子21が前記第2定数
回路18に接続される第1選択回路、22は第2
選択回路、及び23は抵抗24の両端の電圧を比
較する比較回路である。
尚、第1トランジスタ9、第2トランジスタ1
0、第1時定数回路17、第2時定数回路18
第1時選択回路19、第2時選択回路22、及び
比較回路23は、駆動回路を制御する制御回路
を構成し、この制御回路の前記駆動回路の制御
方法が第1図との相違点である。ただし、第2図
において、第1図と同一の素子や回路には同一の
図番が付してあり、その説明は省略する。
上述の装置でシンクロ録音する場合、第1図の
装置の時と同様にシンクロスイツチ14を開放
し、テーブレコーダの録音操作を行い、テーブレ
コーダを録音待機状態にする。その後、レコード
盤の回転数を設定して、レコードプレーヤの演奏
開始操作を行う。すると、フオノスイツチ2が閉
成され、フオノモータ1は前記回転数で回転し始
め、それに伴つてピツクアツプが回動を始める。
所定時間経過後、デツキモータ3に動作電流が供
給される様になり、該デツキモータ3が回転し始
めてシンクロ録音が開始する。その場合、回転数
切換え回路15には、前記回転数に応じた信号が
制御入力端子16から供給され、フオノモータ1
には、該回転数切換え回路15を介して動作電流
が供給されており、該動作電流は前記回転数に応
じたものであるので、低抗24の電圧降下も前記
回転数に対応している。その為、比較回路23が
前記回転数に応じた出力信号を発生し、第1選択
回路19は前記回転数に応じた時定数回路、すな
わち、331/3回転/分の時は第1時定数回路17
を、45回転/分の時は第2時定数回路18を選択
する。その結果、レコードプレーヤの演奏開始操
作からテーブレコーダの録音開始までの時間は、
直径30cm、回転数331/3回転/分のレコード盤と
直径17cm、回転数45回転/分のレコード盤とで異
なり、前記両レコード盤に対して適切なタイミン
グでシンクロ録音を開始することが出来る。
尚、第2選択回路22は比較回路23の出力信
号に応じて切換えられ、第1選択回路19が選択
している時定数回路と異なる時定数回路を選択
し、あらかじめ、該第1選択回路19により選択
されていない方の時定数回路のコンデンサを充電
しておく為のものである。
また、第2図の如く構成した時、直径17cm、回
転数331/3回転/分のレコード盤では、わずかな
がらレコードの演奏前に磁気テープが無駄に走行
される。それを解消する為には、前記レコード盤
に合わせた第3の時定数回路を設け、回転数の他
にサイズ検出を行い選択回路を3つに切換えられ
る様にすれば良い。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案のシンクロ録音装置
は、時定数回路及びスイツチング素子という電子
回路部品をレコードプレーヤまたはテーブレコー
ダに増設するだけで事足りるので、機構が複雑に
ならないという利点を有し、特に、本考案はレコ
ードプレーヤの設定回転数に応じてフオノスイツ
チが投入されてからデツキモータが駆動されるま
での時間が切換えられるので、直径及び回転数の
異なるレコード盤に対してそれぞれ適切なタイミ
ングでシンクロ録音を行うことが出来るという利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理を設明する為の回路図、
及び第2図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。 主な図番の説明、1……フオノモータ、2……
フオノスイツチ、3……デツキモータ、……駆
動回路、5……デツキスイツチ、9……第1トラ
ンジスタ、10……第2トランジスタ、17……
第1時定数回路、18……第2時定数回路、19
……第1選択回路、22……第2選択回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フオノスイツチが投入されると自動的に再生を
    開始し得るレコードプレーヤと、該レコードプレ
    ーヤの再生信号を録音し得るテープレコーダと、
    該テープレコーダの録音動作を行う駆動源となる
    デツキモータと、該デツキモータを駆動する駆動
    回路と、前記フオノスイツチの操作に応じて前記
    駆動回路を制御する制御信号を発生するととも
    に、前記レコードプレーヤの設定回転数に応じて
    前記フオノスイツチが投入されてから前記制御信
    号の発生を開始するまでの時間が異なる制御回路
    とを備え、レコードプレーヤの設定回転数に応じ
    て前記フオノスイツチが投入されてから前記デツ
    キモータが駆動されるまでの時間を異ならせたこ
    とを特徴とするシンクロ録音装置。
JP9101984U 1984-06-18 1984-06-18 シンクロ録音装置 Granted JPS616901U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9101984U JPS616901U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 シンクロ録音装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9101984U JPS616901U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 シンクロ録音装置

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Publication Number Publication Date
JPS616901U JPS616901U (ja) 1986-01-16
JPH0316131Y2 true JPH0316131Y2 (ja) 1991-04-08

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ID=30646538

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JP9101984U Granted JPS616901U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 シンクロ録音装置

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JP (1) JPS616901U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60191401A (ja) * 1984-03-12 1985-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd シンクロ録音装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60191401A (ja) * 1984-03-12 1985-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd シンクロ録音装置

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JPS616901U (ja) 1986-01-16

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