JPS6334134Y2 - - Google Patents

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JPS6334134Y2
JPS6334134Y2 JP10378782U JP10378782U JPS6334134Y2 JP S6334134 Y2 JPS6334134 Y2 JP S6334134Y2 JP 10378782 U JP10378782 U JP 10378782U JP 10378782 U JP10378782 U JP 10378782U JP S6334134 Y2 JPS6334134 Y2 JP S6334134Y2
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terminal
flip
flop
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は2個の操作スイツチで多くの機能を選
択させるようにしたレコードプレーヤに関する。
従来、レコードプレーヤにおいては再生、停止
の指示、回転数の指示およびトーンアームの昇降
を指示するために夫々の指示スイツチが設けられ
ており、レコードプレーヤの操作指示スイツチ数
を増加させている。
また、再生、停止の指示、回転数の指示を行な
わせる2個の指示スイツチを有し、トーンアーム
の昇降を指示する指示スイツチを備えていないレ
コードプレーヤにおいては、回転数指示スイツチ
の操作により33r.p.m.と45r.p.m.の回転数の切替
えが行なえ、また再生、停止指示スイツチの操作
によりターンテーブルの駆動制御およびトーンア
ームの動作制御が行なわれる。かかるレコードプ
レーヤにあつては、トーンアームの昇降をターン
テーブルの回転に対応して制御することのみが行
なえるにとどまる。したがつて、レコードの再生
中にトーンアームを上昇させるとともにターンテ
ーブルを停止させてレコードを取り外したり、ま
たトーンアームのみを上昇、下降させることがで
きない欠点があつた。このため針圧調整、トーン
アームの高さ調整は困難であつた。
本考案は上記にかんがみなされたもので、スイ
ツチ数を増加させることなく、スイツチ操作を組
合せることによつて、上記の欠点を解消してター
ンテーブルの駆動制御とトーンアームの昇降制御
とを独立させてターンテーブルの停止、トーンア
ームの昇降操作を可能にしたレコードプレーヤを
提供することを目的とする。
本考案は2つの操作スイツチの操作組合せを識
別して、組合操作に対応させた制御を行なわせる
ようにしたことを特長とするものである。
以下、本考案を実施例により説明する。
第1図は本考案の一実施例の主要部を示す回路
図である。
1は再生、停止を指示する押釦スイツチ(以
下、P/Sスイツチと記す)であり、2はターン
テーブルの回転数を331/3r.m.p.と45r.p.m.に切替
える切替を指示する押釦スイツチ(以下、Rvス
イツチと記す)であり、共にレコードプレーヤに
装着されている。
本考案の一実施例においては、P/Sスイツチ
1の出力を反転しかつ波形整形するシユミツト回
路を有するインバータ3、Rvスイツチ2の出力
を反転しかつ波形整形するシユミツト回路を有す
るインバータ4、インバータ3の出力をクロツク
入力として再生、停止を指示するJKフリツプフ
ロツプ5、オアゲート6を介したインバータ4の
出力をクロツク入力として回転数の切替指示をす
るDフリツプフロツプ7を有している。端子Pに
は図示しないターンテーブル駆動回路が接続して
ある。端子PはJKフリツプフロツプ5の端子
に接続してあつて、端子Pが低電位のときターン
テーブルを回転駆動し、端子Pが高電位のときタ
ーンテーブルの回転を停止するようにしてある。
また端子Rvには前記したターンテーブル駆動回
路の回転数切替入力端子が接続してある。端子
RvはDフリツプフロツプ7のQ端子に接続して
あつて、端子Rvが高電位のときターンテーブル
は45r.p.m.の回転数で、低電位のときはターンテ
ーブルは331/3r.p.m.の回転数で回転することが 指定され、ターンテーブルはそれぞれの指定回転
数で駆動されるようにしてある。
また、インバータ3の出力とレコード針がレコ
ード音溝の終端に達したとき高電位となるレコー
ドプレーヤ制御回路40のA端子の電圧とがオア
ゲート9に入力され、オアゲート9の出力をクロ
ツク入力とし、かつ後述するDフリツプフロツプ
8を介してトーンアームの昇降を制御するJKフ
リツプフロツプ10と、ターンテーブルの回転数
が端子Rvの電位で指定された指定回転数に対し
て所定範囲内に入つているとき高電位となるレコ
ードプレーヤ制御回路40のL端子の電圧をクロ
ツク入力とし、かつQ端子の電位によつてトーン
アームの昇降を制御するDフリツプフロツプ8と
を有している。ここでレコード針がレコード音溝
終端に達したときに、またターンテーブル回転数
が指定回転数に入つているときに高電位出力を発
生するようにしたレコードプレーヤ制御回路40
は従来のものでよいが本実施例では後述する信号
発生器を備えている。またターンテーブルの回転
数をPLL回路で制御するときは上記所定範囲は
ロツク範囲に対応する。
またさらに、インバータ3の出力をクロツク入
力とし、インバータ4の出力をデータ入力とし、
かつQ端子の電位によつてトーンアームの昇降を
制御するDフリツプフロツプ11を有している。
また、Dフリツプフロツプ8および11のQ端
子はダイオード12−1および12−2からなる
オアゲート12に接続して、オアゲート12の出
力はシユミツト回路を有するインバータ13を介
して、トーンアームを昇降駆動する後述のソレノ
イド駆動回路41に供給する。
なお、第1図において、コンデンサ14−1お
よび抵抗14−2からなる微分回路14と、オア
ゲート15はJKフリツプフロツプ10、Dフリ
ツプフロツプ7および11の初期条件設定回路で
ある。抵抗16−1,16−2およびコンデンサ
16−3からなるT型回路はタイミング回路16
であつて、抵抗16−1の抵抗値を抵抗16−2
の抵抗値より大きく設定してあつて、Dフリツプ
フロツプ11のQ端子が高電位から低電位に変化
したときのタイミング回路16の出力を逆方向に
変化した場合よりも遅延させる。17はタイミン
グ回路16およびレコードプレーヤ制御回路40
のD1端子からの出力を入力としかつ出力でJKフ
リツプフロツプ5をリセツトするオアゲートであ
る。抵抗18−1,18−2およびコンデンサ1
8−3からなるT型回路もタイミング回路18で
あつて、抵抗18−1の抵抗値は抵抗18−2の
抵抗値より大きく設定してあり、その作用もタイ
ミング回路16と同様である。抵抗19−1およ
びコンデンサ19−2からなる微分回路19はダ
イオード20と協同してDフリツプフロツプ11
のQ端子の電位が高電位から低電位に変化したと
きのみシユミツト回路を有するインバータ21を
介してオアゲート6に高電位パルスを出力するパ
ルス形成用である。
またトランジスタ22、発光ダイオード23は
回転数が331/3r.p.m.を指示されたことを表示し、 トランジスタ24、発光ダイオード25は回転数
が45r.p.m.を指示されたことを表示し、トランジ
スタ26、発光ダイオード27はターンテーブル
の回転がロツク範囲内に入つていることを表示す
るために設けた表示回路である。
また、抵抗30〜33およびコンデンサ34,
35はP/Sスイツチ1およびRvスイツチ2の
出力信号のチヤタリング防止用である。ダイオー
ド36はスパイクノイズ吸収用である。
ついでレコードプレーヤ制御回路40内に設け
られて、初期設定パルスおよび遅延パルスを発生
する信号発生回路について説明する。
信号発生回路は第2図に示す如く比較器を構成
する演算増幅器OPと、微分回路を構成し出力を
演算増幅器OPの非反転入力端子に供給する抵抗
R1およびコンデンサC1と、電源電圧を分圧して
分圧出力を演算増幅器OPの非反転入力端子に供
給する抵抗R3およびR4と、演算増幅器OPの反転
入力端子に接続されたコンデンサC2と、JKフリ
ツプフロツプ10の端子に接続された端子D2
が高電位時にコンデンサC2を急速に充電する充
電路を構成するダイオードD10および抵抗R5と、
端子D2が低電位のときコンデンサC2の電荷の放
電路を構成する抵抗R6とからなつており、演算
増幅器OPの出力は端子D1を介してオアゲート1
7に供給する。
いま第2図に示す信号発生回路に電源電圧VDD
が印加されると、電源電圧の立よりは抵抗R1
コンデンサC1との微分回路で微分され、その微
分出力は演算増幅器OPの非反転入力端子に供給
されているため、演算増幅器OPは端子D1を介し
てJKフリツプフロツプ5を電源投入時リセツト
する初期設定パルスを発生する。また、端子D2
に低電位の信号が印加されたときは抵抗R6を介
してコンデンサC2の電荷は抵抗R6とコンデンサ
C2との時定数に従つて放電し、コンデンサC2
電圧が低下する。コンデンサC2の電圧が、演算
増幅器OPの非反転入力端子に供給されている電
圧より低下すると、端子D1に高電位出力を出力
する。本実施例においては端子D2が低電位とな
つた後、端子D1が高電位となるまでの時間を約
4秒に設定してある。一方、端子D2に高電位の
信号が印加されるとコンデンサC2はダイオード
D10および抵抗R5を介して急速に充電されて、コ
ンデンサC2の電圧は上昇して、演算増幅器OPは
低電位出力を端子D1に出力し、端子D2に低電位
の信号が印加されるのを待機する。したがつて、
JKフリツプフロツプ10の端子が低電位にな
ると約4秒遅れて、端子D1は高電位となり、端
子D1からの出力はオアゲート17に供給され、
Q端子が高電位になると殆んど遅れなく端子D1
は低電位となる。
つぎにソレノイド駆動回路41について説明す
る。
ソレノイド駆動回路41は第3図に示す如く、
コンデンサC3と、インバータ13の高電位出力
でコンデンサC3を急速に充電する充電路を構成
するダイオードD20および抵抗R8と、インバータ
13の低電位出力のときコンデンサC3の電荷の
放電路を構成する抵抗R7とを有している。一方、
トーンアームを昇降させるソレノイドSOLを駆
動するダーリントン接続のトランジスタTr1およ
びTr2と、インバータ13の出力によつて制御さ
れかつトランジスタTr1のベース電圧を制御する
トランジスタTr3と、シユミツト回路を備えかつ
コンデンサC3の電圧を反転するインバータ28
と、インバータ28の出力によつて制御されかつ
トランジスタTr1のベース電圧をツエナダイオー
ドZDを介して制御するトランジスタTr4とを有し
ている。
いまインバータ13の入力が高電位のときはコ
ンデンサC3の電荷は抵抗R7を通して、抵抗R7
コンデンサC3との時定数に従つて放電しコンデ
ンサC3の電圧は低下する。コンデンサC3の電圧
低下によりインバータ28の出力が高電位出力に
なるまでの期間は、トランジスタTr4はオフ状態
となつている。一方、インバータ13の出力は低
電位であるためトランジスタTr3はインバータ1
3の入力が高電位になつたときからオフ状態に制
御されている。この結果、ソレノイドSOLはト
ランジスタTr1およびTr2によつてほぼ電源電圧
で駆動され、トーンアームは急速に下降させられ
る。この状態時にソレノイドSOLに印加される
電圧をキツク電圧と記す。ついで、インバータ1
3の入力が高電位を維持しかつコンデンサC3
電圧低下によりインバータ28の出力が高電位出
力となつた後の期間においては、トランジスタ
Tr3はオフ状態であり、かつトランジスタTr4
オン状態になる。この結果トランジスタTr1のベ
ース・アース間電圧はツエナーダイオードZDのツ
エナー電圧によつて制限される。このためソレノ
イドSOLに供給される電圧は低下し、ソレノイ
ドSOLにはツエナーダイオードZDのツエナー電
圧に対応した保持電流が流されて、トーンアーム
は下降位置に保持される。なお、コンデンサC3
と抵抗R7との時定数を、インバータ13の入力
が高電位になつたときからインバータ28の出力
が高電位になるまでの期間は本実施例においては
約4秒に設定してある。
また一方、インバータ13の入力が低電位にな
ると、トランジスタTr3は直ちにオン状態に切替
り、トランジスタTr1のベースはアースされてト
ランジスタTr1およびTr2はオフ状態になつてソ
レノイドSOLへの通電は遮断される。したがつ
てトーンアームは上昇させられる。一方、インバ
ータ13の入力が低電位になると、コンデンサ
C3はダイオードD20および抵抗R8を介して急速に
充電される。この充電によりコンデンサC3の電
圧は急上昇し、インバータ28は低電位出力を発
生し、トランジスタTr4はオフ状態になつて、イ
ンバータ13の出力の反転を待機することにな
る。
つぎに第1図に示した本考案の一実施例の動作
を第4図によつて説明する。
まず、電源電圧+VDDが供給されると、電源電
圧の立上りは微分回路14によつて微分され、微
分出力はJKフリツプフロツプ10のセツト端子
S、オアゲート15を介してDフリツプフロツプ
11のリセツト端子R、Dフリツプフロツプ7の
リセツト端子Rに供給され、かつ端子D1から出
力された初期設定パルスはオアゲート17を介し
てJKフリツプフロツプ5のリセツト端子Rに供
給される。このため、JKフリツプフロツプ5、
Dフリツプフロツプ7および11はリセツトさ
れ、JKフリツプフロツプ10はセツトされる。
JKフリツプフロツプ10がセツトされたことに
よつてそのQ端子は高電位となり、Dフリツプフ
ロツプ8はリセツトされる。またJKフリツプフ
ロツプ5がリセツトされたことにより、その端
子は高電位となり、タイミング回路18を介して
JKフリツプフロツプ10は僅かに遅れてリセツ
トされる。
一方、第4図は本考案の一実施例におけるタイ
ミングチヤートである。第4図においてaはイン
バータ4の出力信号aを、bはインバータ3の出
力信号bを、cは端子Aからの出力信号cすなわ
ちトーンアームアツプ信号を、dは端子Lから出
力されるロツク信号d、eは端子Rvに供給され
る回転数指示信号e、hは端子Pに供給される再
生、停止指示信号h、jはソレノイド駆動回路4
1に供給されるトーンアーム昇降信号jをそれぞ
れ示し、kはソレノイドSOLに供給される電圧
kを夫夫示している。
また第4図においてf,gおよびiは発光ダイ
オード25,23および27による45r.p.m.,33
1/3r.p.m.の回転数指示表示およびロツク範囲内 にあることの表示の状態を示している。
また、端子Rvに供給される回転数指示信号e
は高電位のとき45r.p.m.を指示し、低電位のとき
331/3r.p.m.を指示し、端子Pに供給される再生、 停止指示信号hは低電位のときは再生を指示し、
高電位のときは停止を指示している。
いま前記した電源投入により、切期設定後にお
いては、信号a,b,c,d,eおよびkは低電
位の論理レベルに、信号hおよびjは高電位の論
理レベルにあり、停止指示、トーンアーム上昇指
示、回転数331/3r.p.m.指示の状態にある。また Dフリツプフロツプ7の端子は高電位のために
トランジスタ22はオン状態にありダイオード2
3は発光して331/3r.p.m.が指示されていること を表示している。
ついでRvスイツチ2を一瞬オン状態にすると
(Aモード)、インバータ4の出力すなわち信号a
が高電位となつて、この出力はオアゲート6を介
してDフリツプフロツプ7のクロツク端子CKに
加えられる。このときDフリツプフロツプ7のデ
ータ端子Dは高電位のために、Q端子は高電位と
なる。従つてRv端子における信号eは高電位と
なつて、45r.p.m.が指示される。同時にトランジ
スタ22はオフ状態に、トランジスタ24はオン
状態になつて、発光ダイオード25は発光し、
45r.p.m.が指示されていることを表示する。また
Dフリツプフロツプ7はTフリツプフロツプとし
て作用するためRvスイツチ2のオン毎に331/3r. p.m.,45r.p.m.の指定が独立して切替えられる。
ついでP/Sスイツチ1を一瞬オン状態にする
と(Bモード)、インバータ3の出力すなわち信
号bが高電位となり、この出力はJKフリツプフ
ロツプ5のクロツク端子CKに加えられる。この
ためJKフリツプフロツプ5のQ端子は高電位に、
Q端子は低電位になつて、端子Pは低電位とな
る。すなわち信号hは低電位に変化して、図示し
ていないターンテーブル駆動回路が動作してター
ンテーブルが回転を開始する。この場合におい
て、同時に信号bはオアゲート9を介してJKフ
リツプフロツプ10のクロツク端子CKにも供給
されるがJKフリツプフロツプ10のJ端子は低
電位のためそのおよびQ端子の電位に変化はな
い。また信号bはDフリツプフロツプ11のクロ
ツク端子CKにも供給されるが、そのQおよび
端子の電位に変化はない。その後、ターンテーブ
ルの回転数が同期引込みされターンテーブル駆動
回路内のPLL回路がロツク状態になると端子L
に高電位信号が供給される。そこで信号dが高電
位となりDフリツプフロツプ8のクロツク端子
CKに印加される。同時にトランジスタ26のベ
ースにも印加される。この結果Dフリツプフロツ
プ8のQ端子は高電位となるとともにトランジス
タ26はオン状態になつて発光ダイオード27は
発光してターンテーブルの回転数がロツク状態の
回転数となつたことを表示する。Dフリツプフロ
ツプ8のQ端子が高電位になるとオアゲート12
の出力すなわちインバータ13の入力端子は高電
位となるため、信号Jは低電位となつてソレノイ
ドSOLが駆動されてトーンアームが下降する。
なおこの場合、約4秒間のキツク電圧がソレノイ
ドSOLに供給されることは前述の通りである。
つぎに再生状態中に、ターンテーブルの回転数
が変動して、ロツク状態から外れると(Cモー
ド)端子Lの電位は低電位、すなわち信号dは低
電位となつて、トランジスタ26はオフ状態に切
替つて、発光ダイオード27は消灯してターンテ
ーブルの回転数が、ロツク状態の回転数から外れ
たことを表示する。
また再生状態中に、P/Sスイツチ1を一瞬オ
ン状態にすると(Dモード)、インバータ3の出
力すなわち信号bは高電位となり、この信号bは
オアゲート9を介してJKフリツプフロツプ10
のクロツク端子CKに供給されるため、JKフリツ
プフロツプ10のQ端子は高電位となる。したが
つてDフリツプフロツプ8はリセツトされて、D
フリツプフロツプ8のQ端子は低電位となり、イ
ンバータ13の入力端子は低電位となつて、ソレ
ノイドSOLが非励磁状態となり、トーンアーム
は上昇する。また一方、JKフリツプ10の端
子が低電位となつたことによつて、前記した如く
約4秒後に、端子D1が高電位となる。この高電
位信号はオアゲート17を介してJKフリツプフ
ロツプ5のリセツト端子Rに供給される。したが
つてJKフリツプフロツプ5はリセツトされて、
端子Pは高電位となり、ターンテーブルの回転は
停止させられる。なお、ターンテーブルの停止に
際しては公知の電磁ブレーキ等を作用させること
によつて早急にターンテーブルを停止させること
ができる。なお本モードにおいても信号bはDフ
リツプフロツプ11のクロツク端子CKに供給さ
れるが、そのQおよび端子の電位に変化はな
い。
またP/Sスイツチ1を一瞬オン状態にした
後、端子Lからのロツク信号すなわち信号dが発
生する前に再度P/Sスイツチ1を一瞬オン状態
にしたときは(Eモード)、P/Sスイツチ1の
再度の操作により、PSスイツチ1を一瞬オン状
態にしたとき、Dフリツプフロツプ8の端子は
高電位状態にあつて未だ低電位状態に変化してい
ない。したがつてJKフリツプフロツプ5はP/
Sスイツチ1の再度の押圧による信号bによつ
て、そのQおよび端子の電位状態は反転して、
端子Pは高電位となり、ターンテーブルは直ちに
停止指示されて、停止する。またタイミング回路
18を介してJKフリツプフロツプ10はリセツ
トされる。
再生中にレコード盤音溝の終端にまで達したと
きは端子Aに高電位出力が供給される。すなわち
信号cが高電位になると(Fモード)、信号cは
オアゲート9を介してJKフリツプフロツプ10
のクロツク端子CKに供給される。そこでJKフリ
ツプフロツプ10のQおよび端子はそれぞれ高
電位および低電位となり、Dモードの場合と同様
に動作する。
再生中にRvスイツチ2を一瞬オンにして回転
数指示を331/3r.p.m.から45r.p.m.に切替えた後、 再びRvスイツチ2を一瞬オンにして回転数指示
を45r.p.m.から331/3r.p.m.に切替えた場合(Gモ ード)においては、Rvスイツチ2をオンにする
度にa信号が高電位となつて、Dフリツプフロツ
プ7のQおよび端子の電位状態が反転し、回転
数指示が切替えられる。この場合回転数の切替毎
にロツク状態から一旦外れ、再びロツク状態の回
転数に戻ることになり、発光ダイオード23およ
び25は回転数の切替指示に同期して発光状態が
切替るが、発光ダイオード27の発光は多少時間
的に遅れて行なわれることになる。
再生中にP/Sスイツチ1を1度オン状態にし
た後、4秒以内に再度オン状態にしたとき(Hモ
ード)においては、Dモードにおいて端子D1
高電位状態になる前にP/Sスイツチ1の2度目
の操作による信号bが供給された状態となる。そ
こで2度目のP/Sスイツチ1のオン時にはトー
ンアームを降下させる信号はDフリツプフロツプ
8から出力された状態であり、JKフリツプフロ
ツプ5の端子Kは高電位である。したがつて2度
目の信号bが供給されたときJKフリツプ5のQ
および端子の電位状態は変化して、端子Pは高
電位となつてターンテーブルの回転は停止され
る。
また再生中に端子Aが高電位となつた後、4秒
経過する前にP/Sスイツチ1をオン状態にする
と(Iモード)、JKフリツプフロツプ5には端子
D1が高電位となつてリセツトされる前に信号b
が供給されることになる。すなわち端子Aが高電
位になるとJKフリツプフロツプ10のQ端子は
高電位となりDフリツプフロツプ8はリセツトさ
れる。この結果、信号bが供給されたときJKフ
リツプフロツプ5の端子Kは高電位が供給されて
いるため信号bの印加によつて、JKフリツプフ
ロツプ5のQおよび端子の電位状態は反転し
て、Q端子は低電位に、端子は高電位になる。
そこで端子Pは高電位となつてターンテーブルの
回転は停止される。いま信号cがチヤタリングし
た場合(Jモード)においては、信号cの最初の
立上りでJKフリツプフロツプ10のクロツク端
子CKがトリガされて、JKフリツプフロツプ10
のQ端子が高電位となる。したがつてDフリツプ
フロツプ8がリセツトされて、JKフリツプフロ
ツプ10のJおよびK端子は低電位となる。この
結果、信号cがチヤリングしてもチヤタリングに
よる影響はない。換言すれば、JKフリツプフロ
ツプ5の端子が低電位であり、かつDフリツプ
フロツプ8のQ端子が高電位のとき、すなわちタ
ーンテーブルが回転しかつトーンアームが下降し
ているときにおいて信号cが出力されたときは、
信号cの最初のパルスでトーンアームは上昇し、
信号cのチヤタリングによりJKフリツプフロツ
プ10のQおよび端子の電位が変化することが
ない。
P/Sスイツチ1を一瞬オン状態にした後、端
子Lが高電位、すなわち信号dが発生してトーン
アームがキツク電圧によつて降下している約4秒
の間に、P/Sスイツチ1を再び一瞬オン状態に
した場合(Kモード)には後のP/Sスイツチ1
のオンによる信号bによつてJKフリツプフロツ
プ10のクロツク端子CKがトリガされて、JKフ
リツプフロツプ10のQ端子が高電位となる。こ
のためDフリツプフロツプ8がリセツトされてD
フリツプフロツプ8のQ端子が低電位となり、ト
ーンアームが上昇する。またJKフリツプフロツ
プ10の端子が低電位となるので約4秒後に端
子D1が高電位となつて、JKフリツプフロツプ5
がリセツトされ、ターンテーブルが停止する。
P/Sスイツチ1を一瞬オン状態にした後、端
子Lが高電位すなわち信号dが発生し、トーンア
ームがキツク電圧によつて降下する約4秒間の間
に端子Aが高電位すなわち信号cが発生したとき
(Lモード)においても、Kモードの場合と同様
にJKフリツプフロツプ10のQ端子が高電位に
なつてトーンアームは上昇し、同時にJKフリツ
プフロツプ10の端子が低電位になるので、4
秒後に端子D1が高電位となつてJKフリツプフロ
ツプ5がリセツトされる。このためJKフリツプ
フロツプ5の端子は高電位となり、端子Pは高
電位となつてターンテーブルは停止する。
P/Sスイツチ1を一瞬オン状態にした後に、
端子Lが高電位すなわち信号dが発生する前に端
子Aが高電位すなわち信号cが発生した場合(M
モード)には、Dフリツプフロツプ8のQ端子は
低電位であるため、信号cがJKフリツプフロツ
プ10のクロツク端子CKに供給されても、JKフ
リツプフロツプ10のQおよび端子の電位に変
化はなくそれぞれ低電位および高電位のままであ
り、信号dによつてトーンアームは下降される。
この場合信号cは無視される。
以上はP/Sスイツチ1、Rvスイツチ2を独
立して操作した場合であるが、本考案の一実施例
においては、Dフリツプフロツプ11が設けてあ
るため、次に記すモードがさらに可能となる。
Rvスイツチ2をオン状態にした侭、P/Sス
イツチ1を一瞬オン状態にした場合(Nモード)
について説明する。つぎに説明するOモードの場
合も含めて、かかる操作はたとえば針圧調整のた
めに行なうものであるから、トーンアームが下降
している再生中においては行なわれない。Rvス
イツチ2をオン状態にするとDフリツプフロツプ
11のデータ端子Dが高電位となる。ついでRv
スイツチ2をオン状態にした侭でP/Sスイツチ
1を一瞬オン状態にすると信号bが発生し、Dフ
リツプフロツプ11のクロツク端子CKに供給さ
れるため、Dフリツプフロツプ11のQ端子が高
電位となる。Dフリツプフロツプ11のQ端子が
高電位になると、この出力はオアゲート12を介
してインバータ13に供給されて、インバータ1
3の出力は低電位となる。したがつてトーンアー
ムが下降する。一方Dフリツプフロツプ11のQ
端子が高電位となつたことにより、この出力はタ
イミング回路16、オアゲート17を介してJK
フリツプフロツプ5をリセツトする。このため
JKフリツプフロツプ5の端子は高電位となつ
て、端子Pは高電位となりターンテーブルが回転
を開始することはない。またこのモードにおいて
はRvスイツチ2をオン状態にしたため、回転数
指示は切替えられて回転数が切替えられる。たと
えば331/3r.p.m.の指定から45r.p.m.に切替えられ て、発光ダイオード25が発光して45r.p.m.が指
定されたことが表示される。
Nモードに引続いてP/Sスイツチ1を一瞬オ
ン状態にすると(Oモード)、Dフリツプフロツ
プ11のデータ端子Dは低電位であるため、その
Q端子は低電位となる。したがつてインバータ1
3の出力は高電位となりトーンアームは上昇す
る。また同時にDフリツプフロツプ11のQ端子
が低電位となると、その出力の立下りは微分回路
19により微分されてインバータ21に供給され
る。したがつてインバータ21は高電位パルスを
出力し、この高電位パルスはオアゲート6を介し
てDフリツプフロツプ7のクロツク端子CKに供
給される。この結果Dフリツプフロツプ7のQ端
子の電位は反転して、Nモードで切替えた回転数
指示が元の状態に戻される。なおこの場合、ダイ
オード20が設けてあるのはDフリツプフロツプ
11のQ端子の電位が高電位から低電位になつた
ときの立下り微分出力をインバータ21に供給
し、Dフリツプフロツプ11のQ端子の電位が低
電位から高電位になつたときの立上り微分出力に
対しては導通してインバータ21に供給させない
ためである。このためNモードにおいてDフリツ
プフロツプ11のQ端子が高電位になつてもその
微分出力がインバータ21に供給されることはな
い。またタイミング回路16は抵抗16−1の抵
抗値を低抗16−2の抵抗値より大きく設定して
ある。このためDフリツプフロツプ11のQ端子
が高電位から低電位へ変化したときのオアゲート
17への出力は遅延させられる。この結果Oモー
ドにおいてJKフリツプフロツプ5はリセツト状
態が維持されている。したがつてOモードにおい
てP/Sスイツチ1をオン状態にしても端子Pは
低電位とならずターンテーブルが回転開始するこ
ともない。
以上説明した如く本考案によれば、ターンテー
ブル回転数切替を指示する第1の切替スイツチの
操作中に、再生停止を指示する第2の切替スイツ
チが操作されたことを検出してターンテーブルの
回転を禁止するとともにトーンアームをターンテ
ーブル側に降下させる手段を設けたことにより、
トーンアームのみを降下させ得て、針圧調整、ト
ーンアーム位置の調整が容易となつて、従来の欠
点を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路図。第2図は
本考案の一実施例に使用をした信号発生回路の回
路図。第3図は本考案の一実施例に使用をしたソ
レノイド駆動回路の回路図。第4図〜は本考
案の一実施例の作用の説明に供するタイムチヤー
ト。 1……P/Sスイツチ、2……Rvスイツチ、
5および10……JKフリツプフロツプ、7,8
および11……Dフリツプフロツプ、40……信
号発生回路を備えたレコードプレーヤ制御回路、
41……ソレノイド駆動回路、SOL……ソレノ
イド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ターンテーブル回転数切替を指示する第1の切
    替スイツチと再生、停止を指示する第2の切替ス
    イツチとを備えて、ターンテーブルの回転に関連
    してトーンアームを昇降させるようにしてなるレ
    コードプレーヤにおいて、前記第1の切替スイツ
    チの操作中に前記第2の切替スイツチが操作され
    たことを検出してターンテーブルの回転を禁止す
    るとともにトーンアームをターンテーブル側に降
    下させる手段を備えてなることを特徴とするレコ
    ードプレーヤ。
JP10378782U 1982-07-10 1982-07-10 レコ−ドプレ−ヤ Granted JPS5910164U (ja)

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JP10378782U JPS5910164U (ja) 1982-07-10 1982-07-10 レコ−ドプレ−ヤ

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JPS5910164U JPS5910164U (ja) 1984-01-23
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JPS61202513U (ja) * 1985-06-04 1986-12-19

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