JPH03161304A - 粘稠性混和剤の混合方法 - Google Patents

粘稠性混和剤の混合方法

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JPH03161304A
JPH03161304A JP30079689A JP30079689A JPH03161304A JP H03161304 A JPH03161304 A JP H03161304A JP 30079689 A JP30079689 A JP 30079689A JP 30079689 A JP30079689 A JP 30079689A JP H03161304 A JPH03161304 A JP H03161304A
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Takeshi Otomo
健 大友
Yasunori Matsuoka
康訓 松岡
Yoshitaka Nakagawa
中川 良隆
Atsushi Nakahira
中平 淳
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Taisei Corp
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、練り混ぜに長時間を要する特殊水中コンクリ
ート用混和剤などの、溶解した時に粘稠性を有する混和
剤をコンクリート中に混合する方法に関するものである
く従来の技術〉 一般に、粉体の粘稠性混和剤を使用したコンクリートを
練り混ぜる場合、微粉末である粘稠性混和剤をコンクリ
ート中に分散させる必要から、粘稠性混和剤をセメント
、細骨材、粗骨材と同時に混入し、一定時間空練りした
後、練り混ぜ水を投入する方法が行われている。
または、粘稠性混和剤をセメント中に予め分散させた後
、骨材及び練り混ぜ水と同時に投入する方法がとられて
いる。
〈本発明が解決しようとする問題点〉 前記した従来の粘稠性混和剤の混合技術には、次のよう
な問題点が存在する。
〈イ〉粘稠性混和剤を細骨材と同時に投入する場合は、
分散効果を得るために長時間の空練りが必要となり、練
り混ぜ時間が全体に長くなってしまう。
また、細骨材が表面水を保有している場合には、粘稠性
混和剤が細骨材の表面に吸着し、粘稠性混和剤の効果が
損なわれ、コンクリートの流動性が長時間にわたって保
たれないおそれがある。
〈口〉粘稠性混和剤をセメント中に予め分散させて骨材
と同時に投入する場合には、混純水を投入した時のセメ
ントペーストの粘稠性が増大し、所定時間での練り混ぜ
効果が小さくなり、練り上りのスランプフローが小さく
なり、所定の流動性を得るための単位水量が増大してし
まう欠点がある。
〈本発明の目的〉 本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、粉体の粘稠性混和剤を練り混ぜ時にまだ固まら
ないコンクリート中に均質に分散させることにより、流
動性を損ねることなく、コンクリートを効率的に製造す
ることができる粘稠性混和剤の混合方法を提供すること
を目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、溶解した時に粘稠性を有する混和剤を、コン
クリート中に混合する方法において、粉体の粘稠性混和
剤と、粉体のセメントあるいは結合材とを混合し、次に
、この混合粉体に細骨材及び一定量の練り混ぜ水の一部
を加えて混合し、さらに、粗骨材と残りの練り混ぜ水を
加えて混合することを特徴とした、粘稠性混和剤の混合
方法である。
〈本発明の説明〉 以下、本発明を詳細に説明する。
〈イ〉コンクリート中への粘稠性混和剤の分散原理特殊
水中コンクリート用混和剤、ボンプ圧送助剤、建築仕上
げモルタル用混和剤、充填モルタル用混和剤(ドライパ
ック)などの、溶解した時に粘稠性を有する混和剤は、
極めて微小な粉末であり、また大きな保水性を有するた
め、単に水中に投入した場合には、凝集して容易に分散
しない。
従って、コンクリート中に分散させるためには、混合し
た材料に剪断摩擦力を作用させることが適切であり、予
め細骨材とドライな状態で混入撹拌することが必要であ
る。
本発明は、従来の技術では、細骨材とのドライな状態で
の混合によってしか得られなかった粘稠性混和剤の分散
効果を、水と混合したモルタル中で得ることを特徴とす
るものである。
〈口〉粘稠性混和剤の分散条件 所定量の練り混ぜ水と混合したモルタル中に粘稠性混和
剤を投入した場合、粘稠性混和剤が単に水中に投入した
場合と同様に凝集する傾向があり分散しにくいが、第1
図に示すように、練り混ぜ水の量を減少させると、良く
練り混ぜられる現象が生しることが、実験により証明さ
れた。
この時、練り上リスランプフローは極大となり、最適の
水量は使用する材料、練り混ぜ機械により異なるが、所
定の練り混ぜ水量に対して0.8倍程度であることが分
かった。
また、8時間後のスランプフローも最大となり、流動性
が最も優れていることが判明した。
従って,この最適値より水量が小さくなれば、練り混ぜ
時のモルタルは団粒状になり、粘稠性混和剤は分散しに
くくなる。
また、この最適値より水量が大きくなれば、モルタルは
軟練りとなり、剪断摩擦抵抗が小さくなるので、粘稠性
混和剤の分散がしにくくなる訳である。
〈ハ〉適切な練り混ぜ方法 上記のような原理から、第2図に示すような練り混ぜを
行うことにより、流動性の良いコンクリートを短時間に
効率良く製造することができる。
即ち、粉体の粘稠性混和剤(USCA)と、粉体のセメ
ント<C>あるいは結合材とを混合し、粘稠性混和剤を
セメント中に分散させる。
次に、この混合粉体に、細骨材(S)及び一定量の練り
混ぜ水の一部(W,;W,=0.8W)と、必要な混和
材(Ad)を加えて混練する。
さらに、粗骨材(G)と残りの練り混ぜ水(W2)を加
えて練り上げる。
なお、ここでは、ミキサを上下二段にする例を示したが
、予め粘稠性混和剤をプレミックスしたセメン トを使用することで、 通常のミキサでも同 様の効果を得ることができるのは勿論である。
〈実施例〉 次に、 以下の配合例により 本発明の粘稠性混 和剤の混合方法を実施する。
※1 三成分系低発熱セメ ン ト(中庸熱ボルトラン ドセメン ト+高炉スラグ微粉末+ブライ アッシュ) ※2;混和剤の使用量によりコンクリートの特性をコン
トロールする。
上記の実施例により、一次水量を0.8W〜1.○Wま
で変化させた時のスランプフローの変化状況は、第3図
に示すように、0.8W〜1.0Wがスランプ保持に対
して有効な一次水量と推察される。
また、粘稠11混和剤のセメントプレミックスを行うこ
とに加えて、トリプル混練とした場合には、第3図に示
すように、練り上りフローが大きくなり、スランプロス
も小さくなる。
さらに、第4図に示すように、コンクリートの強度が増
大し、バッチ間のバラッキも小さくなる。
く本発明の効果〉 本発明は以上説明したように、細骨材との空練りをする
ことなしに、流動性の良いコンクリートを製造すること
ができるため、次のような効果を期待することができる
〈イ〉空練り時間が省略できるため、コンクリート製造
効率がよくなり、経済的である。
〈口〉細骨材中に粘稠性混和剤を直接投入しないのて、
砂への吸着による粘稠性混和剤のロスがなくなり、流動
性の良いコンクリートが製造できる。
〈ハ〉モルタルを練り混ぜる時の剪断摩擦が有効に作用
するので、セメント中へ混合した粘稠性混和剤がコンク
リート中へ十分分散し、良質のコンクリートを製造する
ことができる。
〈二〉流動性が良くなるので、大規模な水中構造物への
コンクリートの充填が良くなり、品質が向上する。
〈ホ〉一定の面積の型枠にコンクリートを打設する場合
には、打設管の数を少なくできるので、経済的である。
〈へ〉一定の流動性を得る場合は、所定の流動性を得る
のに必要な流動化剤量、減水剤量を減少させることがで
き、経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図:投入水の分割がモルタルの流動性に及ぼす影響
を示す説明図 第2図二本発明の適切な練り混ぜ方法の説明図第3図:
混練方法がフレッシュコンクリ−1・の性質に及ぼす影
響を示す説明図 第4図;混綽方法が硬化コンクリートの強度に及ぼす影
響を示す説明図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶解した時に粘稠性を有する混和剤を、コンクリ
    ート中に混合する方法において、 粉体の粘稠性混和剤と、粉体のセメントあるいは結合材
    とを混合し、 次に、この混合粉体に細骨材及び一定量の練り混ぜ水の
    一部を加えて混合し、 さらに、粗骨材と残りの練り混ぜ水を加えて混合するこ
    とを特徴とした、 粘稠性混和剤の混合方法。
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