JPH0316035B2 - - Google Patents

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JPH0316035B2
JPH0316035B2 JP59145582A JP14558284A JPH0316035B2 JP H0316035 B2 JPH0316035 B2 JP H0316035B2 JP 59145582 A JP59145582 A JP 59145582A JP 14558284 A JP14558284 A JP 14558284A JP H0316035 B2 JPH0316035 B2 JP H0316035B2
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signal
lcd
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crt
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、表示用制御装置の改良と統一に関す
る。
[背景技術] 従来においては、CRTと比較して、液晶(以
下、「LCD」という)が小型であつた。たとえ
ば、1画面当たり、CRTでは80字×25行の表示
ができたのに、LCDでは40字×4行しか表示で
きなかつた。このために、LCD用表示制御装置
とCRT用表示制御装置とは全く別のものであり、
それらの一方の表示制御装置によつて、他方の表
示制御装置を共用することができなかつた。
ところで、近年、ハンドヘルドコンピユータ
(以下、「HHC」という)が普及し、このHHCの
表示装置は、低消費電力である必要性からLCD
表示装置が用いられている。この場合、LCDは、
画面の上下方向に2つに分けられて互いに密着配
置し、並列表示を行なつている。そして、HHC
は高性能化および高機能化が進んでおり、LCD
の表示性能はCRTの表示性能に近付きつつある。
したがつて、HHCにおいて、LCDおよびCRTの
両表示装置を駆動できる表示用制御装置の出現が
要請されている。このような要請が行なわれるの
は、現在、LCDとCRTとで全く異なる表示制御
を行なつているものの、LCDとCRTとは、本質
的には同じ表示制御を行なうことができるもので
あるという背景があるからである。
[背景技術の問題点] しかし、現実的には、まず、LCDの表示仕様
が物理的に固定されている(たとえば、水平の走
査線の数がLCDによつて固定されている)し、
LCDの場合は垂直または水平の帰線が必要ない
ので、ソフトウエアの互換性を完全に維持したま
ま、それらの種々の仕様を有するLCDに対して、
CRTと同様に充分な表示制御を行なうことがで
きないという問題がある。
また、従来は、LCDは階調表示(中間調)が
できないために、CRTと同じ表示ができないと
いう問題がある。
さらには、LCDは一般に表示クロツクスピー
ドが遅いので表示制御装置のスピードが遅くな
り、CPUからのメモリのアクセスも遅くなつて
しまい、CRT表示の場合よりも装置の性能が低
下するという問題がある。
また、従来の表示制御装置は、外部レジスタの
追加ができないので、構成制御が必要な場合に、
これに必要な回路が多くなるという問題がある。
さらに、従来のソフトウエアを使用する場合、装
置が機能拡張されていると、そのソフトウエアの
実行に際し機能拡張部の保護ができないという問
題もある。
[発明の目的] 本発明は、上記従来の問題点に着目してなされ
たものであり、ソフトウエアの互換性を完全に維
持したまま、それらの種々の仕様を実現し、
LCD表示において階調表示を行ない、CRT表示
と同じ程度のアクセスを実現し、構成制御を可能
とし、さらに、従来のソフトウエアにおいて機能
拡張した場合の保護ができる表示制御回路を提供
することを目的とするものである。
[発明の概要] 本発明は、CRTを表示制御するモード、また
は液晶を表示制御するモードを選択するモード選
択手段を設け、そのCRTの表示制御を実行する
手段と、その液晶の表示制御を実行する手段とを
有するものである。
[発明の実施例] 第1図は、本発明の一実施例を示すブロツク図
である。
LCDC10は、LCDまたはCRTの表示を制御
するLSIである。このLCDC10は、CRTコント
ローラ11と、データ信号を増幅するドライバ1
2と、アトリビユートグラフイツク13と、アル
フア14と、カラーセレクタ15と、色変換を行
なう色パレツト16と、コンポジツトカラージエ
ネレータ17と、モードセレクトレジスタ71と
を有する。CRTコントローラ11は、パラメー
タをセツトするとそれに基づいてタイミング信号
を発生するものである。カラーセレクタ15は、
表示手段20としてカラーCRTを使用する場合
にはカラーを指定する4ビツトのデジタル信号を
出力するものである。コンポジツトカラージエネ
レータ17は、Y信号を作るため及びアナログ
RGB信号を作るために、D/A変換したり、
LCDのタイプ1〜3の各モードに合せて出力信
号を発生するものである。
LCDC10は、また、内部コントロールレジス
タ18および第1図に示す回路を有する。
表示手段20としては、CRTまたはLCDが使
用される。
LCDC10の外部には、DRAMまたはSRAM
からなるVRAM(ビデオ用RAM)30と、CPU
からのアドレス信号をラツチするアドレスラツチ
31と、LCDC10からのデータをラツチするデ
ータラツチ32と、データラツチ32からの信号
に基づいて、文字情報をドツトに変えるキヤラク
タジエネレータ33と、内部コントロールレジス
タ18からのデータを受ける外部コントロールレ
ジスタ34とが設けられている。
次に、上記実施例の動作の概要について説明す
る。
第2図は、LCDC10の中に設けられたI/O
レジスタの総てを示す図である。このI/Oレジ
スタは、互いに異なる複数のレジスタの機能を有
する。
ここで、表示手段20としてのCRTに、文字
を表示するには、図示しないCPUからのデータ
信号がドライバ12を介してVRAMに一旦書込
まれる。CRTC10は、CRTの同期・走査に合
せてVRAM30を繰返し読出す。この読出しデ
ータはデータラツチ32にラツチされ、そのデー
タがキヤラクタジエネレータ33およびアルフア
14によつてドツトに変えられ、カラーセレクタ
15によつて色信号に変換されてCRTに送られ
る。また、色変換を行ないたい場合には、カラー
パレツト16が使用され、コンポジツトカラージ
エネレータ17によつてD/A変換されてY信号
がCRTに送られる。
一方、表示手段20として、LCDを使用した
場合には、コンポジツトカラージエネレータ17
において、D/A変換されずに、別の操作によつ
てLCDCを表示制御する。この操作については、
後述する。なお、LCDを使用した場合に、その
LCDに送られる信号は、第1図においてLCDC1
0と表示手段20との間のインタフエースに、
( )で囲んで示してある。
このようにして、上記インタフエースは、
CRTとLCDとに共用されている。
I/Oレジスタに、アドレス信号として、D
(HEX)つまり、「1101」を送ると、第2図の表
に示すように、データ「P,D6,………,D0」
を書込むことがきる。このデータは、第3図に示
すレジスタバンクのアドレスとしての機能を有す
るレジスタを指定するものである。ここで、上記
「P」は後述するプロテクトビツトであるが、こ
れを別にし、「D6,………,D0」の7ビツトが、
第3図に示すアドレスと同じものであり、このア
ドレスと各レジスタの機能との対応関係は、同じ
く第3図に示してある。
たとえば、第2図のアドレスD(HEX)におけ
る「D6,………,D0」の7ビツトが、
「1100101」であれば、第3図における7ビツトの
データはモニタコントロールとしてのレジスタの
機能を発揮する。この場合、ビツト7は、入力手
段としてマウスまたはライトペンを選択するビツ
トであり、それが「1」のときにマウスを選択
し、それが「0」のときにライトペンを選択する
ものである。ビツト6は、第1図に示すVRAM
30としてSRAM(スタテイツクRAM)または
DRAM(ダイナミツクRAM)を選択するビツト
であり、それが「1」のときにSRAMを選択し、
それが「0」のときにDRAMを選択するもので
ある。ビツト5は、表示手段20としてLCDま
たはCRTを選択するビツトであり、それが「1」
のときにLCDを選択し、それが「0」のときに
CRTを選択するものである。
一方、第2図のアドレスD(HEX)における
「D6,………,D0」の7ビツトが、「1100110」
であれば、第3図における8ビツトのデータはテ
スト/LCDコントロール/ラスタアジヤストと
してのレジスタの機能を発揮する。この場合、ビ
ツト5,4,3,2は、LCDのタイプ1〜3
(これらの各タイプについては後述する)を選択
するビツトであり、ビツト1,0は、第4図で説
明する垂直表示位置(ラスタアジヤスト)の量を
選択するビツトである。
第4図は、垂直表示位置調整回路を示す図であ
る。
垂直表示位置調整回路40は、シフトレジスタ
41とセレクタ42とで構成されている。シフト
レジスタ41は、垂直同期信号と、クロツクとし
ての水平同期信号とを受け、その水平同期信号が
0,1,……,5,6個それぞれ遅れた信号を出
力するものである。入力された水平同期信号と同
じタイミングの出力信号が上部フレーム信号
FLM(U)となる。この上部フレーム信号FLM
(U)は、画面の垂直方向の上部に設けた上部液
晶43(第4図B参照)を走査するときにタイミ
ングを取るものである。
セレクタ42は、シフトレジスタ41の出力信
号を選択し、下部フレーム信号FLM(L)として
送出するものである。下部フレーム信号FLM
(L)は、画面の垂直方向の下部に設けた下部液
晶44(第4図B参照)を走査するときにタイミ
ングを取るものであり、画面の走査線の数に応じ
て、上部液晶43の表示位相に対して、下部液晶
44の表示位相を変化させるものである。実施例
の場合には、上部液晶43の表示位相に対して、
下部液晶44の表示位相が遅れている。なお、上
部液晶43と下部液晶44とを密着して配設する
ことによつて1つの画面を構成している。
たとえば、第4図Bに示すように、640×204の
LCDを使用し、640×200の画面を表示する場合
には、上部液晶43のボーダー43bとして2本
の走査線分だけ表示部43dを下げる必要があ
る。このために、下部フレーム信号FLM(L)
は、走査線2本分だけ遅れる。この状態を第4図
Aに示してある。
第4図Aにおいて、ラスタアジヤスト0信号
(第3図においてはRAJ0で示されている)と、
ラスタアジヤスト1信号(第3図においては
RAJ1で示されている)とを変化させることによ
つて、下部フレーム信号FLM(U)の遅れ量を制
御できる。すなわち、ラスタアジヤスト0信号、
ラスタアジヤスト1信号を、「0,0」,「0,
1」,「1,0」,「1,1」にすると、遅れ本数
は、それぞれ0,2,4,6本である。この遅れ
本数を適当に調節することによつて、上部液晶4
3と下部液晶44との間で、表示部分の切れ目が
生じないようにすることができる。
第5図は、コンポジツトカラージエネレータ1
7の詳細を示す回路図である。この回路17は、
CRTを表示する場合の表示制御信号と、LCDを
表示する場合の表示制御信号とを発生するもので
あり、LCD表示制御信号としては、LCDのタイ
プ1,2,3用の3種類の制御信号を発生する。
D/Aコンバータ17aは、カラーパレツト1
6から受けたR,G,Bのそれぞれのデジタル信
号をアナログ信号に変換するものであり、この変
換されたアナログ信号がCRTの表示制御信号と
して使用される。アダー17bは、カラーパレツ
ト16から送られたR,G,Bの各デジタル信号
を入力して、(4G+2R+B)の演算を行ない、
その演算結果に重みを付けて二進値として所定の
ビツト数で出力するものである。D/Aコンバー
タ17cは、アダー17bの出力信号をアナログ
に変換してY信号(輝度信号)としてCRTに出
力するものである。
また、間引き回路17dは、LCDに表示すべ
きドツトの輝度に応じて、そのLCDに印加する
電圧のデユーテイサイクルをドツト毎に変換させ
るものであり、1垂直走査毎に出力値を決定する
(間引く)ものである。この間引き回路17dは、
ROMで構成され、その出力信号はLCDのタイプ
1(後述する)用の表示制御データであり、この
信号はシフトレジスタ52(第5図A参照)に送
られる。
フイールドカウンタ17eは、垂直同期信号を
カウントし、その結果を3ビツトで出力するする
ものである。この3ビツトの出力信号と、アダー
17bの出力信号の上位4ビツトとに基づいて、
間引き回路17dにおいて、上記間引き動作を実
行するものである。
直列−並列コンバータ17fは、間引き回路1
7dの出力信号を4ビツトの並列信号に変換する
ものである。このコンバータ17fの出力信号は
LCDのタイプ2(後述する)用の表示データ信
号であり、この信号はシフトレジスタ53(第5
図B参照)に送られる。
ラツチ回路17gは、アダー17dの出力信号
のうち、上位4ビツトをラツチするものであり、
LCDの輝度重み信号を出力するものである。こ
のラツチ回路17gの出力信号はLCDのタイプ
3(後述する)用の表示データ信号であり、この
信号はシフトレジスタ54(第5図C参照)に送
られる。
第5図A〜Cは、それぞれのタイプのLCDセ
グメントドライバー中のシフトレジスタの並び方
を示す図である。
これらの図において、シフトレジスタ52,5
3,54のそれぞれと液晶43との間に存在する
ラツチは省略して示してある。
WCK重みクロツク回路は、CRTコントローラ
11内に存在し、第3図のアドレス67(HEX)
のビツト4〜0のEHビツトに応じて、SCKクロ
ツクをカウントダウンすることによつて、重みク
ロツクWCKを作る。
そして、第5図Aには、1ドツトを単位とし
て、間引き回路17dを使用して、画面の1垂直
走査毎に、上記電圧の印加を制御するものが示し
てある。これが、LCDのタイプ1である。すな
わち、液晶43の水平方向のドツト数(たとえば
320ドツト)と同じ数だけフリツプフロツプ52
が設けられ、1つの直列シフトレジスタを構成す
る。このシフトレジスタには、間引き回路17d
の出力信号が順次印加され、所定の表示を行な
う。
第5図Dは、LCDのタイプ1,2において、
8段階の階調コントロールを行なつた場合のデー
タを示したものである。つまり、輝度に応じて、
8つのフイールドのうち所定数のフイールドの間
引きを行ない、その間引きが行なわれた場合に
は、当該ドツトに電圧が印加されない。これによ
つて、平均の明るさが8段階に制御できる。
ここで、所定フイールド(たとえば8つのフイ
ールド)を単位とし、その8フイールドの間にお
いて、所定のドツトに着目する。そして、そのド
ツトの輝度を最も高くしたいときには、そのドツ
トに対応するフリツプフロツプ52に、8フイー
ルドの総てについて電圧を印加する。これは、第
5図Dにおいて、ビツト「111」として示してあ
る。その輝度を中程度に高くしたいときには、そ
のドツトに対応するフリツプフロツプ52への信
号入力を、所定回数(所定フイールドについて)
だけ間引く。これは、第5図Dにおいて、たとえ
ばビツト「100」として示してある。つまり、8
フイールドのうち3フイールド分だけ間引く。こ
の間引く動作については、間引き回路17dが実
行する。
一方、第5図Bには、上記LCDのタイプ1と
基本的には同じであるが、フリツプフロツプ52
の全部を直列に1つのシフトレジスタを構成させ
る代りに、フリツプフロツプ53の所定数によつ
て1つのシフトレジスタを構成させ、つまり、複
数並列のシフトレジスタを有するものを示してあ
る。これが、LCDのタイプ2である。このよう
にすることによつて、LCDのタイプ1よりも、
フリツプフロツプ53の電力消費が少なくなる。
この場合も、第5図Dで説明した原理が適用され
る。第5図Bにおいては、フリツプフロツプ80個
で1つのシフトレジスタを構成し、全部で4つの
シフトレジスタ(,,,で示してある)
が存在する例を示してある。間引き回路17dか
らの輝度情報は、,,,の順序で記憶さ
れ、その切換はクロツクECKが行なう。
また、第5図Cには、1ドツト毎に、輝度の幅
の最小単位時間を与えることによつて、液晶43
への電圧の印加を制御するものが示されている。
これが、LCDのタイプ3である。上記輝度の幅
の最小単位時間は、たとえば、交流化信号(1ド
ツトをドライブする時間、1ラインをドライブす
る時間でもある)の半サイクルの16分の1であ
る。これを実行するために4ビツトを使用し、各
ビツトは、上記最小時間のそれぞれ1,2,4,
8倍の重み幅の意味を持たせ、つまり各ビツトに
重みを持たせている。そして、1ドツト毎に、最
小時間と重み幅とを4ビツトの値に対応して組合
わせて、上記電圧の印加時間を制御するものであ
る。
ラツチ回路17gの出力信号と、LCDのドラ
イブ波形との関係の例を第5図Eに示してある。
つまり、1水平走査時間内に、輝度に応じて、輝
度の幅の最小単位時間の整数倍だけ、液晶に電圧
を印加させる。これによつて、平均の明るさが16
段階に制御できる。第5図Eの場合、+2.5Vと−
2.5Vとを有する交流化信号に従つて、所定のデ
ユーテイ波形で液晶に電圧を印加する。CRTコ
ントローラ11において、ウエイト重みパルス
WCKに基づいて、パルスW0,W1,W3が作
られる。パルスW0は、輝度の幅の最小単位時間
に対応するパルスである。パルスW1,W2,W
3はそれぞれ、パルスW0の2,4,8倍のパル
ス幅を有するパルスである。ラツチ回路17gの
出力信号が「1111」の場合には、1水平走査時間
の総てに亘つて交流化信号が印加されることが好
ましいが、多少の隙間が存在してもよい。
すなわち、第6図に示すLDn(nは0〜7の整
数であり、このLDnは、シフトレジスタ54から
送られるデジタル情報であつて、4ビツトで構成
されている)の各表示制御信号と、上記パルスW
0,W1,W2,W3とを論理回路で処理した信
号に基づいて、LCDを制御する。具体的には、
4つのAND回路と1つのOR回路とが設けられ、
LD0とW0とが1つ目のAND回路で処理され、
LD1とW1とが2つ目のAND回路で処理され、
LD2とW2とが3つ目のAND回路で処理され、
LD3とW3とが4つ目のAND回路で処理され、
上記4つのAND回路の出力信号が上記OR回路に
入力され、このOR回路の出力信号に基づいて、
LCDの輝度が制御される。
このようにして、ドツトの中間輝度(中間調)
を複数設定できる。
第6図は、各表示手段に対する表示制御信号を
示した図表である。
この図表では、CRTとLCDのタイプ1〜3と
のそれぞれについて、発生する表示制御信号を示
してある。ここで、VSYNCは垂直同期信号であ
り、HSYNCは水平同期信号であり、LCはシフ
トレジスタからラツチにビデオ信号を取出すクロ
ツクであり、SCKはビデオ信号をシフトレジス
タに入れるクロツクであり、ECKはLCDのドラ
イバをイネーブルにするクロツクであり、WCK
は輝度の重みの単位となるウエイトクロツクであ
る。そして、B,G,R,Yはそれぞれ青の原色
輝度信号、緑の原色輝度信号、赤の原色輝度信
号、モノクロ輝度信号である。また、CHは色位
相信号であり、Mは交流化信号である。なお、図
中U,Lはそれぞれ上部液晶用、下部液晶用を示
す記号である。
第7図は、CPUタイムスロツトと表示タイム
スロツトとの関係を示した図である。
第7図1には、CPUタイムスロツトとCRTの
表示タイムスロツトとが示されており、両タイム
スロツトは互いにほぼ同じ長さで繰り返して発生
する。一方、第7図2には、CPUタイムスロツ
トとLCDの表示タイムスロツトとが示されてお
り、CPUタイムスロツトの長さはLCDの表示タ
イムスロツトの長さのほぼ3倍に設定されてい
る。
第7図2について、全体的に見ると、LCDの
表示タイムスロツトの合計時間を短くし、CPU
タイムスロツトの合計時間を長くしている。これ
は、LCDのアクセススピードがCRTのそれより
も一般に遅いために、LCDの表示タイムスロツ
トを少なくしても支障がなく、これによつて余裕
ができた時間をCPUタイムスロツトとして使用
することによつて、CPUの動作を速くするため
である。
第7図Aは、液晶表示時のメモリアクセス高速
化回路を示す図である。
この図において、基本クロツク回路61からの
基本クロツクが、CRT用タイミング信号発生回
路62と、LCD用タイミング信号発生回路63
とに送られる。CRT用タイミング信号発生回路
62は、CRT用のローアドレスセレクト信号
CRASとCRT用のカラムアドレスセレクト信号
CCASとをセレクタ64に送る。LCD用タイミン
グ信号発生回路63は、LCD用のローアドレス
セレクト信号LRASとLCD用のカラムアドレスセ
レクト信号LCASとをセレクタ64に送る。
また、セレクタ65は、表示手段20として
CRTを使用するかまたはLCDを使用するかを示
すCRT/LCD切換え信号を受けて、セレクタ6
4に対して、CRT用のローアドレスセレクト信
号CRASまたはLCD用のローアドレスセレクト信
号LRASを、ローアドレスセレクト信号RASと
して出力させ、CRT用のカラムアドレスセレク
ト信号CCASまたはLCD用のカラムアドレスセレ
クト信号LCASを、カラムアドレスセレクト信号
CASとして出力させる。
これによつて、第7図D1に示すCRT使用時
のタイムスロツトと、第7図2に示すLCD使用
時のタイムスロツトとが切換えて使用される。メ
モリアクセスの繰り返しの1サイクルの間に、
CRT使用時のタイムスロツトにおいてはCPUタ
イムスロツトが2つであるのに対して、LCD使
用時のタイムスロツトにおいてはCPUタイムス
ロツトが3つとなるので、CPUの処理がいくぶ
ん高速になる。図中、CPUはCPUタイムスロツ
ト、CRTはCRTタイムスロツト、LCDはLCDタ
イムスロツト、Eは偶数番目、Oは奇数番目を示
している。
なお、第7図Cは、CRT使用時の一般的なタ
イムスロツトを示してある。図中、ROWはロー
ドアドレス信号、COLはカラムアドレス信号を
示すものである。
上記実施例は、1つの表示制御装置によつて
CRTとLCDとを駆動できる表示制御装置であつ
て、CPUがビデオRAMに書込みまたは読出しを
行なうCPUタイムスロツトと、ビデオRAMに書
込まれたデータをビデオRAMからCRTまたは
LCDに送る表示タイムスロツトとが交互に発生
する表示制御装置において、CRTを駆動すると
きよりもLCDを駆動するときに、表示タイムス
ロツトの単位時間に対するCPUタイムスロツト
の単位時間の割り合いを大きくしたものである。
第7図Bは、LCD表示時のCPUアクセスが
CRT表示時のCPUアクセスに比べて遅くなる回
路図である。この回路は、基本クロツクをそのま
まタイミング信号発生回路67に送つたときに、
第7図D1に示すCRT使用時のタイムスロツト
が実行され、分周回路66によつて基本クロツク
を1/2に分周してから、タイミング信号発生回路
67に送つたときに、第7図D3に示すCRT使
用時のタイムスロツトの状態になる。第7図Bに
示す回路よりも、第7図Aに示す回路の方が、
LCD使用時のメモリアクセスが高速になる。
第8図は、外部コントロールレジスタを示す回
路図である。
図において、内部コントロールレジスタ18
は、LCDC10の中に設けられ、外部コントロー
ルレジスタ34は、LCDC10の外に設けられて
いる。両コントロールレジスタ18,34は、互
いにデータバスを介して接続されている。そし
て、ゲート35は、水平同期信号が出ているとき
に、データを受け入れるものである。したがつ
て、外部コントロールレジスタ34は、水平同期
信号が発生しているときに、内部コントロールレ
ジスタ18からデータを受けることができる。
その外部コントロールレジスタ34の用途は
種々考えられるが、たとえば、CRTとLCDとの
選択を行なう信号を記憶したり、外部ページレジ
スタとして使用してもよい。したがつて、その外
部コントロールレジスタ34によつて、構成制御
が可能になるという利点がある。
第8図Aは、水平同期信号とデータバスの信号
との関係を示すタイムチヤートである。第8図B
は、表示タイミングと同期信号のタイミングとを
示す図である。この図において、斜線を施した部
分が同期信号のタイミングである。
なお、水平同期信号の代りに垂直同期信号を使
用してもよい。これらを含めてストローブパルス
と呼ぶ。
第8図のようにすることによつて、外部コント
ロールレジスタ34を設ける場合、ICのピン数
を増やす必要がなく、また、新たな周辺部品を必
要としなという利点がある。
第9図は、所定ビツトをプロテクトする回路図
である。
図において、モードセレクトレジスタ71は、
第1図のLCDC10内に示してあり、CPUからの
アドレス8(HEX)へのライトストローブ信号
を受け、ビツト0〜7に対応する8つのモード選
択信号を取込み出力するものである。そのライト
ストローブ信号は、第2図に示すI/Oレジスタ
のポート8(HEX)から出力されるものである。
ビツト6および7の出力端子には、それぞれ
AND回路72,73が接続されている。
ここで、ビツト6は、拡張機能160×200カラー
モードの意味を有するものであり、ビツト7は、
スタンバイモードの意味を有するものである。
AND回路72,73の他端には、第2図に示す
L/OレジスタのポートD(HEX)、すなわち、
レジスタバンクアドレスのビツト7であるプロテ
クトビツト「P」の信号が印加される。
つまり、プロテクトビツト「P」が「1」の場
合には、モードセレクトレジスタ71のビツト
6,7がそのまま出力され、逆に、プロテクトビ
ツト「P」が「0」の場合には、モードセレクト
レジスタ71のビツト6,7が出力されない。す
なわち、プロテクトビツトがセツトされた場合に
は、機能拡張されたビツトが無視される。
したがつて、従来は、たとえば、上記ビツト
6,7は使用されていなかつたので、市場にある
ソフトウエアにおいてビツト6,7を気にしない
で使つているものがあると予想される。つまり、
上記例の場合、ビツト6,7が定義されていない
ので、それらは「1」でもよく、また「0」でも
よく、そのいずれであるかわからない状態であ
る。ところが、機能拡張した場合には一般に種々
のプログラムの間では互換性の維持が困難である
が、その場合においても、プロテクトビツト
「P」を「0」にしておきさえすればよいので、
ソフトウエアの互換性を確保する操作が非常に容
易であるという利点がある。
[発明の効果] 本発明によれば、1つの表示制御装置によつて
CRTと液晶とを駆動できる表示制御装置におい
て、液晶を表示する場合、従来よりも、メモリア
クセスが高速になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図はI/Oレジスタの機能説明図、第3図は
レジスタバンクの説明図、第4図は垂直表示位置
調整回路を示す回路図、第4図Aはデータ信号と
フレーム信号との関係を示すタイムチヤート、第
4図BはLCDにおける表示状態を示す図、第5
図はコンポジツトカラージエネレータの詳細を示
すブロツク図、第5図A,B,Cは各タイプの
LCDセグメントドライバー中のシフトレジスタ
の並び方を示す図、第5図DはLCDのタイプ1,
2を使用した場合において、Y信号をD/A変換
する前の上位3ビツトとフイールドとの関係を示
す図、第5図Eは輝度の最小単位時間の組合わせ
を示す図、第6図は各表示手段に対する表示制御
信号を示す図表、第7図はCPUタイムスロツト
と表示タイムスロツトとの関係を示す図、第7図
Aは液晶表示時のメモリアクセス高速化回路を示
す図、第7図B図は液晶表示時のメモリアクセス
が高速化されない回路図、第7図CはCRT使用
時の一般的なタイムスロツトを説明する図、第7
図Dはメモリアクセスの繰り返しの1サイクルを
示す図、第8図は外部コントロールレジスタを示
す図、第8図Aは外部コントロールレジスタのタ
イムチヤート、第8図Bは水平同期信号とデータ
バスの信号との関係を示す図、第9図は所定ビツ
トをプロテクトする回路図である。 10……LCDC、11……CRTコントローラ、
17a……D/Aコンバータ、17b……アダ
ー、17c……D/Aコンバータ、17d……間
引き回路、17e……フイールドカウンタ、17
f……直列−並列コンバータ、18……内部コン
トロールレジスタ、19……アドレスラツチ/タ
イミング発生、20……表示手段、30……
VRAM、34……外部コントロールレジスタ、
41……シフトレジスタ、42……セレクタ、4
3……上部液晶、44……下部液晶、52,5
3,54……シフトレジスタ、71……モードセ
レクトレジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1つの表示制御装置によつてCRTと液晶と
    を駆動できる表示制御装置であつて、上記CPU
    がビデオRAMに書込みまたは読出しを行なう
    CPUタイムスロツトと、上記ビデオRAMに書込
    まれたデータを上記ビデオRAMから上記CRTま
    たは上記液晶に送る表示タイムスロツトとが交互
    に発生する表示制御装置において、 上記CRTを駆動するときよりも上記液晶を駆
    動するときに、上記表示タイムスロツトの単位時
    間に対する上記CPUタイムスロツトの単位時間
    の割り合いを大きくすることを特徴とする表示制
    御装置。
JP14558284A 1984-07-13 1984-07-13 表示制御装置 Granted JPS6125195A (ja)

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JPS63175892A (ja) * 1987-01-16 1988-07-20 三洋電機株式会社 マイクロコンピユ−タ
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JPS5859490A (ja) * 1981-10-06 1983-04-08 株式会社東芝 表示制御装置

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