JP2742261B2 - マトリクス型表示装置 - Google Patents
マトリクス型表示装置Info
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- JP2742261B2 JP2742261B2 JP62309142A JP30914287A JP2742261B2 JP 2742261 B2 JP2742261 B2 JP 2742261B2 JP 62309142 A JP62309142 A JP 62309142A JP 30914287 A JP30914287 A JP 30914287A JP 2742261 B2 JP2742261 B2 JP 2742261B2
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- Japan
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- scanning
- television
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- matrix type
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- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
例えばアクティブマトリクス型液晶表示パネル等のマ
トリクス型表示装置に関し、 表示領域の略全体を十分に使用してこれより走査線数
の少ないテレビジョン表示を行なうことを目的とし、 テレビジョンの画像データを、その１走査線につきマ
トリクス型表示装置の複数の走査線に書込むためのタイ
ミング制御を行なうタイミング制御回路を設けた構成と
する。 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばアクティブマトリクス型液晶表示パ
ネル等のマトリクス型表示装置に関する。 近年、情報端末用ディスプレイとしての表示装置の表
示容量は、漢字表示を行なうために大容量化の傾向にあ
り、垂直ドット数が750程度のものが実現している。こ
の場合、表示領域全体を十分に使用して表示を行なうこ
とが望ましいのは勿論である。 〔従来の技術〕 第４図は一般のマトリクス型表示パネルの構成図、第
５図は従来の駆動波形図を夫々示す。第４図において、
例えば横方向1120ドット、縦方向750ドットの表示パネ
ルを駆動する場合、縦方向には750本の走査線（走査電
極）Ｓ1〜Ｓ750、縦方向には1120本のデータ線（データ
電極）Ｄ1〜Ｄ1120を必要とする。ここで、走査線Ｓ1〜
Ｓ750には各水平走査周期（1H）毎に走査電圧Vs1,Vs2,V
s3，…（第５図（Ｂ）〜（Ｄ））が印加されて各走査線
Ｓ1〜Ｓ750が順次１本ずつ選択される一方、データ線Ｄ
1〜Ｄ1120には横方向1120のドットを表示するためのデ
ータ電圧Ｄi（ｉ番目のデータ線の電圧）が1H周期で印
加される。 これにより、選択された走査線におけるドットがデー
タ電圧に応じて表示され、全体でマトリクス表示され
る。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ここで、第６図（Ａ）に示すような（横1120ドット）
×（縦750ドット）で構成された（40文字）×（25行）
表示のマトリクス型表示装置（（28×30）ドットフォン
ト）にテレビジョン表示する場合について説明する。一
般のテレビジョン表示領域の縦方向の走査線数は480行
であるために第６図（Ａ）に示す（1120ドット）×（75
0ドット）をもつマトリクス型表示装置にテレビジョン
表示を行なおうとしても走査線数が合わず、第６図
（Ｂ）に示す如く、表示に関与しない領域ができてしま
い、折角の表示領域を有効に使用できず、無駄になるば
かりか、見た目にも異和感を認める等問題点があった。 本発明は、表示領域の略全体を十分に使用してこれよ
り走査線数の少ないテレビジョン表示を行ない得るマト
リクス型表示装置を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、第１図に示す如く、テレビジョンの画像デ
ータの１水平走査期間内にマトリクス型表示装置の複数
の走査線を走査する周期とテレビジョンの画像データの
１水平走査期間内にマトリクス型表示装置の１本の走査
線を走査する周期とを一画面で交互に行い、かつ、テレ
ビジョンの画像データの１水平走査期間内にマトリクス
型表示装置の複数の走査線を走査する周期とテレビジョ
ンの画像データの１水平走査期間内にマトリクス型表示
装置の１本の走査線を走査する周期とを画面毎に１走査
線分ずれた走査線に設定するタイミング制御回路３を設
けた構成とする。 〔作用〕 本発明では、テレビジョンの１行目のデータをマトリ
クス型表示装置の走査線Ｓ1,S2に書込み、テレビジョン
の２行目のデータをマトリクス型表示装置の走査線Ｓ3
に書込み、以下、このような書込みを交互に繰返す。つ
まり、テレビジョンの走査線２本分がマトリクス型表示
装置の走査線３本に表示され、これにより、マトリクス
型表示装置の略全体にテレビジョン表示を行ない得る。 また、テレビジョンの画像データの１水平走査期間内
にマトリクス型表示装置の複数の走査線を走査する周期
が画面毎に１走査線分ずれた走査線に設定されるので、
テレビジョン信号の走査線を平均化して表示できるの
で、自然な画像表示を得ることができる。 〔実施例〕 第１図は本発明の一実施例の構成図及び走査状態を説
明する図、第２図は本発明の一実施例のタイミング図を
夫々示す。 第１図（Ａ）中、１は映像信号（輝度信号）データ入
力端子で、テレビジョンによる映像信号データが入来す
る。２は同期信号入力端子で、例えば水平同期信号が入
来する。３はタイミング制御回路で、マトリクス型表示
装置にテレビジョン表示を行なうための走査タイミング
を決定するSData信号（テレビジョンの第１走査線を示
す信号）、クロック（CLK）、▲▼信号（消去用信
号）を出力する。４は液晶表示パネルで、マトリクス状
に配列された液晶セル５、及びこれを駆動するためのTF
T6が設けられている。７はデータドライバで、映像信号
データを1H毎にラッチして1Hの間輝度に対応したデータ
電圧を保持する。８はスキャンドライバで、タイミング
制御回路３からのタイミング制御信号により、通常のマ
トリクス型表示装置の場合の実質上1.5倍の速度で走査
を行なう。 次に、上記構成になる装置の動作について説明する。 第１図（Ａ）において、映像信号データはデータドラ
イバ７に供給され、例えばデータ線Ｄ1からはデータ電
圧ＶD1（第２図（Ｉ））が１行目,2行目，…の順に順次
出力される。一方、タイミング制御回路３からは水平同
期信号（第２図（Ａ））から作られたSData信号、クロ
ック▲▼信号の各タイミング制御信号（第２図
（Ｂ）〜（Ｄ））が出力され、スキャンドライバ８に供
給される。この場合、クロックは、1H間に２個発生され
る期間と1H間に１個発生される期間とが交互にある。 スキャンドライバ８からは、最初の第1H（テレビジョ
ンの１行目）において0.5Hのパルス幅の走査電圧Vs1,Vs
2（第２図（Ｅ），（Ｆ））が出力され、次の第2H（テ
レビジョンの２行目）において走査電圧Vs3（第２図
（Ｇ））クロックが1H周期のためにそのパルス幅が1Hに
なるので、消去用信号▲▼にて0.5H幅にしている）
が出力され、次の3H（テレビジョンの３行目）において
走査電圧Vs4（第２図（Ｈ））、Vs5が出力される。これ
により、第１図（Ｂ）に示す如く、テレビジョンの奇数
行のデータ電圧はデータ線に印加されている1Hにマトリ
クス型表示装置の２本の走査線を順次（又は同時でもよ
い）走査し、テレビジョンの偶数行のデータ電圧は1Hに
マトリクス型表示装置の１本の走査線を走査する。 このようにすれば、テレビジョンの走査線２本分がマ
トリクス型表示装置の走査線３本に表示され、実質的に
テレビジョンの走査線の1.5倍の走査線が得られる。従
って、テレビジョンの走査線480本の間が補間され、マ
トクリス型表示装置にはその1.5倍の720本の走査線で表
示でき、マトクリス型表示装置の画面の略全体にテレビ
ジョン表示を行ない得る。 第３図は本発明の一実施例の書き込みを説明する図を
示す。同図（Ａ）は、１回目の書込みにおいては前記実
施例と同様にし、２回目の書込みにおいてはテレビジョ
ンの２行目をマトクリス型表示装置の走査線Ｓ2,S3、テ
レビジョンの３行目をマトリクス型表示装置の走査線Ｓ
4，…に書込み、３回目以下これを交互に繰返す。この
ようにすれば、マトリクス型表示装置の走査線Ｓ2はテ
レビジョンの１行目のデータと２行目のデータとの平均
になり、又、マトリクス型表示装置の走査線Ｓ5はテレ
ビジョンの３行目のデータと４行目のデータとの平均に
なり、前記実施例のものに比して人間の眼には自然に感
じられる。 第３図（Ｂ）は、１回目及び２回目の書込みは第３図
（Ａ）に示すものと同様にして書込み、３回目及び４回
目はマトクリス型表示装置への書込み走査線を更にずら
して書込み、以下これを繰返す。このものは第３図
（Ａ）のものに対してマトリクス型表示装置の全ての走
査線をテレビジョンの走査線の平均で表示し得るので、
より自然な画像を得ることができる。 同図（Ｃ）は、テレビジョンの走査線５本分のデータ
をマトリクス型表示装置の走査線６本に表示するもので
ある。１回目の書込み〜５回目の書込みを繰返し行なう
ことにより、平均したデータと平均でないデータとがマ
トリクス型表示装置の走査線６本毎に繰返されて得られ
る。 なお、映像信号がインタレースで送られてくる場合、
例えば第３図（Ａ）において、１回目の書込み（テレビ
ジョンの奇数フィールド）ではテレビジョンの１行目の
データをマトリクス型表示装置の走査線Ｓ1,S2に書込
み、走査線Ｓ3を除いて、テレビジョンの３行目のデー
タを走査線Ｓ4,S5に書込み、２回目の書込み（テレビジ
ョンの偶数フィールド）では走査線Ｓ1を除いて、テレ
ビジョンの２行目のデータを走査線Ｓ2,S3に書込み、走
査線Ｓ4を除いて、テレビジョンの４行目のデータを走
査線Ｓ5,S6に書込む。このようにすれば、特別にフィー
ルドメモリを設けなくてもテレビジョンのインターレー
スに対処できる。 又、タイミング制御を、テレビジョンの奇数フィール
ドでは、テレビジョンの奇数（偶数）の走査線データを
マトリクス型表示装置の２本の走査線（Ｓ1とＳ2,S4と
Ｓ5，…）に書込み、テレビジョンの偶数フィールドで
は、テレビジョンの偶数（奇数）の走査線データをマト
リクス型表示装置の２本の走査線（Ｓ2とＳ3,S5とＳ6，
…）に書込むようにしてもよい。 〔発明の効果〕 以上説明した如く、本発明によれば、テレビジョンの
表示データをマトリクス型表示装置の複数の走査線を書
き込むタイミングと、１走査線につきマトリクス型表示
装置の１本の走査線を書き込むタイミングとを混在して
書き込むようにしたので、表示領域の略全体を使用して
これより走査線数の少ないテレビジョン表示を行ない
得、又、特にメモリを用いる必要はないので簡単に構成
し得る。また、テレビジョンの画像データの１水平走査
期間内にマトリクス型表示装置の複数の走査線を走査す
る周期が画面毎に１走査線分ずれた走査線に設定される
ので、テレビジョン信号の走査線を平均化して表示でき
るので、自然な画像表示を得ることができる。
トリクス型表示装置に関し、 表示領域の略全体を十分に使用してこれより走査線数
の少ないテレビジョン表示を行なうことを目的とし、 テレビジョンの画像データを、その１走査線につきマ
トリクス型表示装置の複数の走査線に書込むためのタイ
ミング制御を行なうタイミング制御回路を設けた構成と
する。 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばアクティブマトリクス型液晶表示パ
ネル等のマトリクス型表示装置に関する。 近年、情報端末用ディスプレイとしての表示装置の表
示容量は、漢字表示を行なうために大容量化の傾向にあ
り、垂直ドット数が750程度のものが実現している。こ
の場合、表示領域全体を十分に使用して表示を行なうこ
とが望ましいのは勿論である。 〔従来の技術〕 第４図は一般のマトリクス型表示パネルの構成図、第
５図は従来の駆動波形図を夫々示す。第４図において、
例えば横方向1120ドット、縦方向750ドットの表示パネ
ルを駆動する場合、縦方向には750本の走査線（走査電
極）Ｓ1〜Ｓ750、縦方向には1120本のデータ線（データ
電極）Ｄ1〜Ｄ1120を必要とする。ここで、走査線Ｓ1〜
Ｓ750には各水平走査周期（1H）毎に走査電圧Vs1,Vs2,V
s3，…（第５図（Ｂ）〜（Ｄ））が印加されて各走査線
Ｓ1〜Ｓ750が順次１本ずつ選択される一方、データ線Ｄ
1〜Ｄ1120には横方向1120のドットを表示するためのデ
ータ電圧Ｄi（ｉ番目のデータ線の電圧）が1H周期で印
加される。 これにより、選択された走査線におけるドットがデー
タ電圧に応じて表示され、全体でマトリクス表示され
る。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ここで、第６図（Ａ）に示すような（横1120ドット）
×（縦750ドット）で構成された（40文字）×（25行）
表示のマトリクス型表示装置（（28×30）ドットフォン
ト）にテレビジョン表示する場合について説明する。一
般のテレビジョン表示領域の縦方向の走査線数は480行
であるために第６図（Ａ）に示す（1120ドット）×（75
0ドット）をもつマトリクス型表示装置にテレビジョン
表示を行なおうとしても走査線数が合わず、第６図
（Ｂ）に示す如く、表示に関与しない領域ができてしま
い、折角の表示領域を有効に使用できず、無駄になるば
かりか、見た目にも異和感を認める等問題点があった。 本発明は、表示領域の略全体を十分に使用してこれよ
り走査線数の少ないテレビジョン表示を行ない得るマト
リクス型表示装置を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、第１図に示す如く、テレビジョンの画像デ
ータの１水平走査期間内にマトリクス型表示装置の複数
の走査線を走査する周期とテレビジョンの画像データの
１水平走査期間内にマトリクス型表示装置の１本の走査
線を走査する周期とを一画面で交互に行い、かつ、テレ
ビジョンの画像データの１水平走査期間内にマトリクス
型表示装置の複数の走査線を走査する周期とテレビジョ
ンの画像データの１水平走査期間内にマトリクス型表示
装置の１本の走査線を走査する周期とを画面毎に１走査
線分ずれた走査線に設定するタイミング制御回路３を設
けた構成とする。 〔作用〕 本発明では、テレビジョンの１行目のデータをマトリ
クス型表示装置の走査線Ｓ1,S2に書込み、テレビジョン
の２行目のデータをマトリクス型表示装置の走査線Ｓ3
に書込み、以下、このような書込みを交互に繰返す。つ
まり、テレビジョンの走査線２本分がマトリクス型表示
装置の走査線３本に表示され、これにより、マトリクス
型表示装置の略全体にテレビジョン表示を行ない得る。 また、テレビジョンの画像データの１水平走査期間内
にマトリクス型表示装置の複数の走査線を走査する周期
が画面毎に１走査線分ずれた走査線に設定されるので、
テレビジョン信号の走査線を平均化して表示できるの
で、自然な画像表示を得ることができる。 〔実施例〕 第１図は本発明の一実施例の構成図及び走査状態を説
明する図、第２図は本発明の一実施例のタイミング図を
夫々示す。 第１図（Ａ）中、１は映像信号（輝度信号）データ入
力端子で、テレビジョンによる映像信号データが入来す
る。２は同期信号入力端子で、例えば水平同期信号が入
来する。３はタイミング制御回路で、マトリクス型表示
装置にテレビジョン表示を行なうための走査タイミング
を決定するSData信号（テレビジョンの第１走査線を示
す信号）、クロック（CLK）、▲▼信号（消去用信
号）を出力する。４は液晶表示パネルで、マトリクス状
に配列された液晶セル５、及びこれを駆動するためのTF
T6が設けられている。７はデータドライバで、映像信号
データを1H毎にラッチして1Hの間輝度に対応したデータ
電圧を保持する。８はスキャンドライバで、タイミング
制御回路３からのタイミング制御信号により、通常のマ
トリクス型表示装置の場合の実質上1.5倍の速度で走査
を行なう。 次に、上記構成になる装置の動作について説明する。 第１図（Ａ）において、映像信号データはデータドラ
イバ７に供給され、例えばデータ線Ｄ1からはデータ電
圧ＶD1（第２図（Ｉ））が１行目,2行目，…の順に順次
出力される。一方、タイミング制御回路３からは水平同
期信号（第２図（Ａ））から作られたSData信号、クロ
ック▲▼信号の各タイミング制御信号（第２図
（Ｂ）〜（Ｄ））が出力され、スキャンドライバ８に供
給される。この場合、クロックは、1H間に２個発生され
る期間と1H間に１個発生される期間とが交互にある。 スキャンドライバ８からは、最初の第1H（テレビジョ
ンの１行目）において0.5Hのパルス幅の走査電圧Vs1,Vs
2（第２図（Ｅ），（Ｆ））が出力され、次の第2H（テ
レビジョンの２行目）において走査電圧Vs3（第２図
（Ｇ））クロックが1H周期のためにそのパルス幅が1Hに
なるので、消去用信号▲▼にて0.5H幅にしている）
が出力され、次の3H（テレビジョンの３行目）において
走査電圧Vs4（第２図（Ｈ））、Vs5が出力される。これ
により、第１図（Ｂ）に示す如く、テレビジョンの奇数
行のデータ電圧はデータ線に印加されている1Hにマトリ
クス型表示装置の２本の走査線を順次（又は同時でもよ
い）走査し、テレビジョンの偶数行のデータ電圧は1Hに
マトリクス型表示装置の１本の走査線を走査する。 このようにすれば、テレビジョンの走査線２本分がマ
トリクス型表示装置の走査線３本に表示され、実質的に
テレビジョンの走査線の1.5倍の走査線が得られる。従
って、テレビジョンの走査線480本の間が補間され、マ
トクリス型表示装置にはその1.5倍の720本の走査線で表
示でき、マトクリス型表示装置の画面の略全体にテレビ
ジョン表示を行ない得る。 第３図は本発明の一実施例の書き込みを説明する図を
示す。同図（Ａ）は、１回目の書込みにおいては前記実
施例と同様にし、２回目の書込みにおいてはテレビジョ
ンの２行目をマトクリス型表示装置の走査線Ｓ2,S3、テ
レビジョンの３行目をマトリクス型表示装置の走査線Ｓ
4，…に書込み、３回目以下これを交互に繰返す。この
ようにすれば、マトリクス型表示装置の走査線Ｓ2はテ
レビジョンの１行目のデータと２行目のデータとの平均
になり、又、マトリクス型表示装置の走査線Ｓ5はテレ
ビジョンの３行目のデータと４行目のデータとの平均に
なり、前記実施例のものに比して人間の眼には自然に感
じられる。 第３図（Ｂ）は、１回目及び２回目の書込みは第３図
（Ａ）に示すものと同様にして書込み、３回目及び４回
目はマトクリス型表示装置への書込み走査線を更にずら
して書込み、以下これを繰返す。このものは第３図
（Ａ）のものに対してマトリクス型表示装置の全ての走
査線をテレビジョンの走査線の平均で表示し得るので、
より自然な画像を得ることができる。 同図（Ｃ）は、テレビジョンの走査線５本分のデータ
をマトリクス型表示装置の走査線６本に表示するもので
ある。１回目の書込み〜５回目の書込みを繰返し行なう
ことにより、平均したデータと平均でないデータとがマ
トリクス型表示装置の走査線６本毎に繰返されて得られ
る。 なお、映像信号がインタレースで送られてくる場合、
例えば第３図（Ａ）において、１回目の書込み（テレビ
ジョンの奇数フィールド）ではテレビジョンの１行目の
データをマトリクス型表示装置の走査線Ｓ1,S2に書込
み、走査線Ｓ3を除いて、テレビジョンの３行目のデー
タを走査線Ｓ4,S5に書込み、２回目の書込み（テレビジ
ョンの偶数フィールド）では走査線Ｓ1を除いて、テレ
ビジョンの２行目のデータを走査線Ｓ2,S3に書込み、走
査線Ｓ4を除いて、テレビジョンの４行目のデータを走
査線Ｓ5,S6に書込む。このようにすれば、特別にフィー
ルドメモリを設けなくてもテレビジョンのインターレー
スに対処できる。 又、タイミング制御を、テレビジョンの奇数フィール
ドでは、テレビジョンの奇数（偶数）の走査線データを
マトリクス型表示装置の２本の走査線（Ｓ1とＳ2,S4と
Ｓ5，…）に書込み、テレビジョンの偶数フィールドで
は、テレビジョンの偶数（奇数）の走査線データをマト
リクス型表示装置の２本の走査線（Ｓ2とＳ3,S5とＳ6，
…）に書込むようにしてもよい。 〔発明の効果〕 以上説明した如く、本発明によれば、テレビジョンの
表示データをマトリクス型表示装置の複数の走査線を書
き込むタイミングと、１走査線につきマトリクス型表示
装置の１本の走査線を書き込むタイミングとを混在して
書き込むようにしたので、表示領域の略全体を使用して
これより走査線数の少ないテレビジョン表示を行ない
得、又、特にメモリを用いる必要はないので簡単に構成
し得る。また、テレビジョンの画像データの１水平走査
期間内にマトリクス型表示装置の複数の走査線を走査す
る周期が画面毎に１走査線分ずれた走査線に設定される
ので、テレビジョン信号の走査線を平均化して表示でき
るので、自然な画像表示を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の構成図及び走査線状態を説明する図、
第２図は本発明のタイミング図、
第３図は本発明の一実施例の書き込みを説明する図、
第４図は一般のマトリクス型表示パネルの構成図、
第５図は従来の駆動波形図、
第６図は従来装置にテレビジョン表示を行なう様子を示
す図である。 図において、 １は映像信号入力端子、２は同期信号入力端子、３はタ
イミング制御回路、４は液晶表示パネル、５は液晶セ
ル、６はTFT、７はデータドライバ、８はスキャンドラ
イバ、Ｓ1,S2，…はマトリクス型表示装置の走査線、Ｄ
1,D2，…はマトリクス型表示装置のデータ線 を示す。
す図である。 図において、 １は映像信号入力端子、２は同期信号入力端子、３はタ
イミング制御回路、４は液晶表示パネル、５は液晶セ
ル、６はTFT、７はデータドライバ、８はスキャンドラ
イバ、Ｓ1,S2，…はマトリクス型表示装置の走査線、Ｄ
1,D2，…はマトリクス型表示装置のデータ線 を示す。
フロントページの続き
(72)発明者 高原 和博
神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地
富士通株式会社内
(56)参考文献 特開 昭61−6987（ＪＰ，Ａ)
特開 昭62−143575（ＪＰ，Ａ)
特開 昭63−194481（ＪＰ，Ａ)
特開 昭62−272777（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．縦方向及び横方向に直交配置された電極により各走
査線毎に画素セルを選択してデータをマトリクス表示す
るマトリクス型表示装置において、 テレビジョンの画像データの１水平走査期間内にマトリ
クス型表示装置の複数の走査線を走査する周期とテレビ
ジョンの画像データの１水平走査期間内にマトリクス型
表示装置の１本の走査線を走査する周期とを一画面で交
互に行い、かつ、テレビジョンの画像データの１水平走
査期間内にマトリクス型表示装置の複数の走査線を走査
する周期とテレビジョンの画像データの１水平走査期間
内にマトリクス型表示装置の１本の走査線を走査する周
期とを画面毎に１走査線分ずれた走査線に設定するタイ
ミング制御回路を有することを特徴とするマトリクス型
表示装置。 ２．該タイミング制御回路は、テレビジョンの奇数（又
は偶数）の走査線データをマトリクス型表示装置の２本
の走査線（Ｓ1とＳ2,S4とＳ5，…）に書き込み、テレビ
ジョンの走査線データの1.5倍の走査線データの表示を
行うことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のマト
リクス型表示装置。 ３．該タイミング制御回路は、テレビジョンの奇数フィ
ールドでは、テレビジョンの奇数（偶数）の走査線デー
タをマトリクス型表示装置の２本の走査線（Ｓ1とＳ2,S
4とＳ5，…）に書き込み、テレビジョンの偶数（奇数）
の走査線データをマトリクス型表示装置の１本の走査線
（Ｓ3，…）に書き込み、テレビジョンの偶数フィール
ドでは、テレビジョンの偶数（奇数）の走査線データを
マトリクス型表示装置の２本の走査線（Ｓ2とＳ3,S5と
Ｓ6，…）に書き込み、テレビジョンの奇数（偶数）の
走査線データをマトリクス型表示装置の１本の走査線
（Ｓ1,S4，…）に書き込むことを特徴とする特許請求の
範囲第１項又は第２項記載のマトリクス型表示装置。 ４．該タイミング制御回路は、テレビジョンの奇数フィ
ールドでは、テレビジョンの奇数（偶数）の走査線デー
タをマトリクス型表示装置の複数本の走査線（Ｓ1と
Ｓ2,S4とＳ5，…）に書き込み、テレビジョンの偶数フ
ィールドでは、テレビジョンの偶数（奇数）の走査線デ
ータをマトリクス型表示装置の複数本の走査線（Ｓ2と
Ｓ3,S5とＳ6，…）に書き込むことを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載のマトリクス型表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62309142A JP2742261B2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | マトリクス型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62309142A JP2742261B2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | マトリクス型表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01149687A JPH01149687A (ja) | 1989-06-12 |
| JP2742261B2 true JP2742261B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=17989412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62309142A Expired - Lifetime JP2742261B2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | マトリクス型表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2742261B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2659900B2 (ja) * | 1993-10-14 | 1997-09-30 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション | 画像表示装置の表示方法 |
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