JPH03157401A - 線状カードランゲルの製造法 - Google Patents

線状カードランゲルの製造法

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JPH03157401A
JPH03157401A JP1237735A JP23773589A JPH03157401A JP H03157401 A JPH03157401 A JP H03157401A JP 1237735 A JP1237735 A JP 1237735A JP 23773589 A JP23773589 A JP 23773589A JP H03157401 A JPH03157401 A JP H03157401A
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哲也 田口
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A23L29/00Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 屹1上q■■分! 本発明は、加熱凝固性多糖類であるカードランを用いて
、糸こんにゃく状、トコロテン状、もずく状などの線状
ゲルを連続的に形成させる製造法に関する。
従来の技術 カードランを用いて糸状、繊維状のゲル調製物を得るた
めの従来の技術としては、カードランのアルカリ溶解液
をノズルを通して酸液中に押出して糸状に凝固させる方
法(特公昭48−16618号)、蛋白質とカードラン
とを特定の割合に混合し、pH9〜13.5に調製した
液をノズルより酸凝固液中に吐出させて繊維状に凝固さ
せる品質改良された食用蛋白質繊維の製造法(特公昭4
8−34227号)あるいはカードランを水酸化ナトリ
ウムまたは水酸化カリウムで溶解し、その液をアルコー
ルまたはアセトンを混合した硫酸または塩酸を含む凝固
液中に連続的に押出し、凝固した繊維状物を張力をかけ
ながら巻き取るカードラン繊維の連続製造法(特公昭6
2−29527号)などが知られている。
発明が解決しようとする課題 カードランの加熱凝固性を利用して、板こんにゃく状あ
るいはテーブルゼリーなどの比較的大きな形状を有する
ゲルを調製する方法はよく知られている(特公昭48−
15620)。一方、前項で述べたように、カードラン
を用いて糸状、繊維状などの形状を有するゲルの調製法
も知られているが、これらの従来技術は−Hカードラン
をアルカリに溶解したあと酸で凝固させることを基本と
しているだめに、その調製時に種々の副原料、たとえば
食品素材や調味料を自由に混合することが困難であり、
ゲル調製物を食品用として直接に利用しにくい而があっ
た。たとえば、従来法で得た糸状物にコ、4味を施すに
は、酸凝固物を洗i’71 したあと新ためて調味液に
浸漬するなどの操作か必要である。
さらに、酸凝固物の場合、これを加熱すると保形性が失
なわれるために、加熱調理を施すのが困難であり、食品
素材としては極めて用途が限られるという問題点も有し
ている。
課題を解決するための手段 本発明者らは、上記のように、カードランを用いて糸こ
んにゃく状、トコロテン状、もずく状などの比較的に細
くて長い形状を有するゲル状食品を連続的に調製するに
はいくつかの課題があることに鑑み種々検討を重ねて、
本発明を完成したしのである。
すなわち、本発明はカードランの水懸濁液を、断面積0
.1〜30+nn+”の細管内を吐出速度500cm/
see以下で通過中または通過後に、85°C以上に加
熱しゲル化せしめることを特徴とする線状カードランゲ
ルの製造法である。
本発明でいうカードランは、β−1,3−グルコシド結
合を主体とする加熱凝固性多糖類の総称である。本多糖
類としては微生物、たとえばアルカリ土類金属またはア
グロバクテリウム属の菌が生産するものが挙げられる。
具体的にはアルカリゲネス・フェカリス・バール・ミク
ソゲネス菌株10C3Kにより生産される加熱凝固性多
糖類[アグリカルチュラル・バイオロジカル・ケミスト
リー(^gricultural  Biologic
al  Chemistry)Vo130.196頁(
1966)]、アルカリゲネス・フェカリス・バール・
ミクソゲネス菌株10C3にの変異株NTK−u(TF
O13140)により生産される加熱凝固性多糖類(特
公昭48−32673号)、アグロバクテリウム・ラジ
オバクター(IFo  13127)およびその変異株
u−19(IFo 13126)により生産される加熱
凝固性多糖類(特公昭48−32674号)などが使用
し得る。
カードランの水懸濁液は、その濃度が、通常、約1〜1
0%(、v/v)、好ましくは約2〜7%(v/v)と
なるように調製される。カードランは単に水に分散する
だけでもよいが、ホモジナイザーによって均一化し次い
で脱気するなどの前処理を施すと、加熱工程でゲル化が
均質になされ品質の良いゲル製品が得られる場合が多い
。この水懸濁液はカードランのみを用いて調製してもよ
いし、同時に種々の副原料を加えることにより好みの風
味、外観等を存するゲルを調製することができる。たと
えば、砂糖1食塩、醤油、ソース、旨味調味料などの調
味料類を適宜配合して調味ゲルを得ることができる。同
様にして海藻エキス、魚介エキス、畜肉エキスなどのエ
キス類、ユズフレーバー、マツタケフレーバーなどのフ
レーバー類、卵黄、卵白、大豆たん白質、豆乳等のたん
白素材、バター、マーガリン。
サラダ油などの油脂類、果物・野菜ペースト類などを含
何せしめることができる。これらの副原料は、カードラ
ンの加熱凝固性を阻害しない範囲において、適宜な量を
選択して添加すればよい。
カードランの水懸濁液は、断面積0.1〜30ma+”
の細管内を吐出速度500 cm/ sec以下で通過
中または通過後に85°C以上に加熱しゲル化させる。
このとき、供給する水懸濁液の温度は常温でもよいし、
70℃程度まで、好ましくは約55〜70°Cの範囲で
予備加熱しておいてもよい。
ゲル化させるための加熱方法としては、カードラン水懸
濁液を856C以上に加熱した細管に導入しその中を通
過させる方法(以下、A法という)、あるいはカードラ
ン水懸濁液を細管から通過後に加熱する方法(以下、B
法という)によって行なわれる。
A法の線状カードランゲル製造法は、たとえば第1図に
示すような工程フローで実施できる。
貯槽1で適宜の濃度のカードラン水懸濁液を調製する。
この場合、前述のように、目的とするゲル調製物に応じ
て他の副原料を加える。この懸濁液は、濃度ムラが生じ
ないように、運転中、撹拌機2によってゆるやかな撹拌
を続けておくのが好ましい。このカードラン水懸濁液は
、通常、均質機3によってカードランと水を充分に均一
化させることによって調製される。ここで用いる均質機
は、撹拌型、摩砕型あるいは圧力型などを適宜に選択で
きる。このあと、水懸濁液を脱気処理に付するのが一般
的であるが、均質機のタイプによって、均質化中に空気
を抱込む恐れか少ない場合には、この脱気工程を省略し
てもよい。均質化されたカードラン水懸濁液は定型ポン
プによってゲル形成用細管5に送られ85°C以上に加
熱される。
この加熱は、たとえば、5の入口から蒸気を通して細管
5を加熱して7からυト出させることによって実施でき
るが、加熱媒体としては他に温水浴。
油浴あるいは電気加熱などを採用してもよい。加熱温度
は上述のように85°C以上であるが、好ましくは90
°C以上であり、最高温度は120℃程度までであるが
、一般に100°Cまでで十分である。
ゲル形成用細管5は第1図では1本が配されているが、
工業的には多数本を配しておくのが効率的である。この
細管の断面積については、既に述べたとおりであるが、
さらにjΦ常はその断面における最長直線部(たとえば
、円では直径、方形では対角線に相当する長さ)が0.
4〜10mmのものが好ましく用いられる。断面積の形
状は、任意に選択することができ、たとえば円形、だ円
形、方形あるいは三角形などがあげられる。細管の加熱
部の延長は約5On+m以上あればよく、その上限は特
に限定されないが、カードランをゲル化させる目的から
は600mm以上に長くしても意味はない。
細管の材質は耐熱性を有し、食品衛生上、問題のないも
のなら特に制限はなく、たとえば、ステンレススチール
、硬質ガラス、プラスティ、りなどが利用できる。
上記の方法によって、細管の断面積の形状に対応する線
状ゲルを連続的に製造することができる。
ゲルは、水中あるいは空気中のどちらに吐出してもよく
、順次巻取っていってもよいし、目的とする長さにカッ
トしながら、順次ゲル化させていってもよい。
次に、B法による加熱方法の場合、カードラン水懸濁液
を断面積0,1〜30+n+++’の細管を通過させた
後、85°C以上の湯浴中に吐出させてゲル化させる。
このとき、細管の先端は一般に湯浴面上から約20On
+n+程度まで、好ましくは湯浴面上1〜50mm程度
までに設置されるが、細管の先端部が、ある程度、湯浴
中に浸漬されていてもよい。
B法の場合、A法のように比較的に長い細管を使用しな
(でもよく、要はカードラン水懸濁液を吐出させる先端
部分が断面積0.1〜30nuw”の細孔形状を有して
いればよく、一般に該懸濁液が通過する細孔部の長さは
0 、5 mm程度以上あればよく、好ましくは0.5
〜15IllI11程度でよい。本願明細書では、この
ような細孔形状のものも細管という定義に含める。
具体的な装置としては、たとえば、スネークポンプの排
出口にこのような細孔を多数設置し、カードラン水懸濁
液を送り込みなから細孔より湯浴中に押出すことによっ
て作業性よ〈実施できる。
第2図にB法による線状カードランゲル製造の工程フロ
ーの例を示す。
本発明方法における細管の出口におけるゲル形成物のあ
るいは水懸濁液の吐出速度は、500cT11/see
以下となるように調整される。吐出速度を500 cm
/ seaよりも速くすると、加熱によるゲル形成が充
分にできなくなるので好ましくないが、吐出速度は遅く
てもゲル形成に対する影響はほとんどなく、必要ならば
断続的に押出すこともできる。A法による加熱の場合、
カードラン水懸濁液を予備加熱することなく、常温下で
供給する場合は、一般に1〜5 cy*/ secの吐
出速度で極めて良好なゲル形成が行なわれる。カードラ
ンの水懸濁液を約55〜70℃に予備加熱することによ
り、吐出速度をさらに上げることができる。
一方、B法による場合、500 cm/ seaまで吐
出速度を高めることができ、とりわけ1〜300cm/
see、より好ましくはl O〜300cm/secの
範囲で良好な品質の線状カードランゲルが得られる。B
法の場合、カードラン濃度が約3%程度までの低濃度の
とき、水懸濁液を前述のような温度に予備加熱しておく
と作業上および品質上、特に有利である。
本製造法で得られる線状カードランゲルは、その形状や
種々の副原料の混入によって、前述のように糸こんにゃ
く状、もずく状、トコロテン状などの様々のゲル状食品
として利用することができる。本カードランゲルは再加
熱しても、崩れることがなく、種々の調理手段が適用可
能である。
このゲルを保存する場合は、加熱による品質変化が少な
いことから、包装後の加熱殺菌やレトルトによる加熱処
理も可能である。さらに、pHの変化に対しても安定で
あり、酸性調味液中に浸漬して保存することもでき、ま
た塩蔵や冷凍などの保存も可能である。
及」L男 以下に実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明する
。カードランとして、アルカリゲネス・フェカリス・バ
ール・ミクスゲネス菌株1003にの変異株NTK−u
(I FOl 3 ] 40−)によって生産されたも
のを用いた。
実施例1 海藻を水に入れ煮つめてエキスを抽出し、このエキスl
 kgにカードラン(スプレードライ粉末)50gを添
加し、ミキサーにかけて均一な懸EJ′t&としたのち
、真空下で脱気した。一方、沸騰水浴を用意し、この水
中に内径1mmのステンレスチューブ(全長40cm)
を通し、入口および出口が該水浴から出ているように設
置した。この時、水中にあるステンレスチューブの長さ
を30cmとした。
上記ステンレスチューブの入口から、マイクロチューブ
ポンプにより4 mm/ secの吐出速度でカードラ
ン水懸濁液を供給した。これによって、ステンレスチュ
ーブの出口より、1iEE工牛スを含有するh−トラン
の線状ゲルが連続的に得られた。このゲルを約20cm
の長さに切断し、もずく状のゲルを得た。このゲルは海
藻の風味を有し、食感も良好であった。
実施例2 カードランの7%(W/V)水懸濁液1kgに、うす口
しょう油50g、砂糖30g、ビーフエキス10gを加
え混合したのち、脱気して原料液を調製した。
一方、内径2ffil11のステンレスチューブを95
℃に設定された油浴中に通し、ステンレスチューブが油
浴中に浸っている部分が70clIになるように設置し
た。上記ステンレスチューブの人口がら、定量ポンプに
より、カードラン水懸濁液を2 mm/secの吐出速
度で供給した。これによって、ステンレスチューブの出
口から、調味されたカードランの線状ゲルが連続的に排
出された。このゲルを約20e−の長さに切断したもの
は、糸こんにゃく状であり、それ自体がすき焼き様の風
味を持っており、風味、食感とも良好なものであった。
実施例3 直径10cw+、長さ1鞘の空洞を有するドラム内に、
内径3IllI11の細管が一定の間隔で10本並んで
おり、それぞれの端で開口しているような多管式熱交換
器を用意し、ドラムの空洞の中に蒸気を送って細管を加
熱した。次に、細管の先端に設置した定量ポンプによっ
て、カードランの3%(V/V)水懸濁液を2 mm/
 secの吐出速度で送りこんだ。これによって、細管
の出口から線状のカードランゲルが連続的に得られた。
このゲルを約25cmの長さに切断し、トコロテン様の
製品を得た。
実施例4 生大豆6.5kgをよく水洗して水に1夜浸漬した。水
浸漬大豆は水を加えながらグラインダーで磨砕し、大豆
磨砕物42kgを得た。これに豆腐品質改良剤〔豆腐用
エマルジーA、武田薬品工業(株)販売〕30gを加え
蒸煮し、105°C達温後絞り機でおからと豆乳(固型
分10.2w/w%)にとり分けた。この豆乳を用いて
、第2図に示す装置を用いて以下の操作により、豆乳含
有の素麺状カードランゲルを製造した。
まず、豆乳約30kgを貯槽2に貯液した。一方豆腐用
凝固剤〔達人No、 5、理研ビタミン(株)製〕12
0gを水1 、7 kgに溶解したものとカードラン1
 、2 kg、水17kgをカッターミキサー(ステラ
1フ社製 型式UMM−24’)でホモジナイズした液
を混合して貯槽5に入れて真空ポンプ1により脱気した
。続いて貯槽2および貯槽5の液をそれぞれポンプ3(
18(2/Hr)およびポンプ4(12i2/H「)を
用いて同時に送液し混合加熱器6により60°Cに加泥
しながら混合し粘稠な液とした。この液をノズル10(
1mmφ、長さ10mm、10本)を有するスネークポ
ンプ9により、該ノズル先端部と熱水槽の水面までの距
離が10mmとなるように設置し、熱水槽11の90°
C熱水中へ約30Q/11rの速度(ノズルからの吐出
速度106 ctn/ 5ec)で押出し、豆乳含有の
線状カードランゲル食品を連続的に得た。これらのゲル
を約20cmの長さに切断して得た製品は、冷やしてだ
し汁とともに、また味噌汁の具として暖めても美味に食
することができた。
実施例5 生大豆7kgをよく水洗して水に一部?2tnした。
水浸漬大豆は水を加えながらグラインダーで磨砕し、大
豆磨砕物42kgを得た。これに50gの旦腐用エマル
ジーA(代用薬品工業販売)を加え、90°C達温後、
4分間蒸煮し続いて絞り機でおからと豆乳(固形分11
.2w/w%)にとり分けた。
」−記の方法で得た豆乳100gと71/1%カードラ
ンペースト100gを200dビーカーにとり、脱気し
た後よく混合しなから湯浴中で65℃に保持した。続い
て先端孔径2+111+1φで長さ5mmのノズルを取
り付けたクリーム絞り出し器に充填し、このノズル孔と
湯浴水面間が3n+mとなるように設置し、90°Cの
湯浴中に該ノズルから該混合液を約30 cm/sec
の速度で押し出しながら素麺状の豆乳凝固食品(糸豆腐
様)を連続的に得た。該豆乳凝固食品は冷やしてだし汁
とともに、また味噌汁等の具として暖めても美味に食す
ることができた。
発明の効果 本発明の製造法によると、細長い形状のカードランゲル
を連続的に製造でき、しかもその製造時に調味等の食用
ゲルとしてのし好性を容易に付与することができるので
、たとえば糸こんにゃく状、もず(状あるいはトコロテ
ン状の線状ゲルを実用上、有利に提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本製造法に用いられるゲル化工程の1例を示す
。図中、lはカードラン水懸濁液の貯槽、2は撹拌機、
3は均質機、4は定量ポンプ、5はゲル形成用細管、6
は蒸気送入口、7は蒸気排出口、8はジャケット、9は
ゲル切断用力・ツタ−およびlOは包装機を示す。 第2図はカードラン水懸濁液を細孔から吐出後に加熱す
る例であり、図中、1は真空ポンプ、2は副原料液槽、
3および4は定量ポンプ、5はカードラン水懸濁液槽、
6は混合加熱機、7は予備加熱用渇水の人口、8は予備
加熱用温水の出口、9はスネークポンプ、10はノズル
、11は熱水槽、12は熱水の入口、13は熱水の出口
をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カードランの水懸濁液を、断面積0.1〜30mm^2
    の細管内を吐出速度500cm/sec以下で通過中ま
    たは通過後に、85℃以上に加熱しゲル化せしめること
    を特徴とする線状カードランゲルの製造法
JP1237735A 1988-09-22 1989-09-13 線状カードランゲルの製造法 Expired - Lifetime JP2749390B2 (ja)

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JP63-238119 1988-09-22
JP23811988 1988-09-22
JP27183888 1988-10-27
JP63-271838 1988-10-27
JP20363689 1989-08-04
JP1-203636 1989-08-04

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JPH03157401A true JPH03157401A (ja) 1991-07-05
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