JPH03157020A - 直並列型a/d変換器 - Google Patents

直並列型a/d変換器

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JPH03157020A
JPH03157020A JP2206102A JP20610290A JPH03157020A JP H03157020 A JPH03157020 A JP H03157020A JP 2206102 A JP2206102 A JP 2206102A JP 20610290 A JP20610290 A JP 20610290A JP H03157020 A JPH03157020 A JP H03157020A
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松沢 昭
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は直並列型A/D変換器に関するものである。
従来の技術 第17図に代表的な従来の直並列型A/D変換器を示す
。アナログ入力信号2は上位A/D変換回路13に於て
粗く上位A/D変換が行なわれ 上位A/D変換変換子
カフ生する。更にこの上位A/D変換変換子カフ/A変
換回路14でD/A変換されてアナログ電圧に戻され 
減算器15でアナログ入力信号2とこのD/A変換の出
力間の減算と増幅が行なわれ この減算増幅出力は下位
A/D変換回路16で更に細かく下位A/D変換が行な
われ下位A/D変換出力12を得る。このような直並列
型A/D変換器は従来用いられてきた並列型A/D変換
器に比べて回路規模が極めて小さくなるという利点があ
る。例えば分解能10ビツトの構成において比較器の数
が16分の1と極めて少なく大幅な低消費電力化と低チ
ップサイズ化を図ることができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような従来の直並列型A/D変換器に
於ては減算器15の利得やオフセット電圧を下位A/D
変換回路16のフルスケール電圧やオフセット電圧と正
確に合わせ込む必要があることや、同様に内部のD/A
変換回路14のフルスケール電圧やオフセット電圧を合
わせ込む必要があるため調整箇所が多く、変換精度の安
定性を欠いており、特にモノリシック化が困難であも 
第18図を用いてこのような従来の直並列型A/D変換
器のDC精度を満足するための困難さについて更に具体
的に説明する。第18図は第17図に示した直並列型A
/D変換器の各部の電圧関係を示している。
第1に必要な電圧精度は上位A/D変換回路の参照電圧
とD/A変換回路の出力電圧間の相対精度である。変換
の原理からアナログ入力信号V、 inが上位A/D変
換回路の参照電圧Vr、 iよりも大きくVr、 i+
1よりも小さい時D/A変換回路の出力電圧はVd、 
iを発生すると仮定すると、この二つの電圧の誤差△V
o、1(=Vd、i −Vr、i)は通常この直並列型
A/D変換器の最終精度を満足する必要があり、例えば
10ビット精度のA/D変換器の場合この電圧誤差△V
o、 iはD/A変換回路の出力のフルスケール電圧に
対し0.05%の精度を必要とする。このような精度は
何らかの電圧調整手段が無ければ実現が困難で、しかも
上位A/D変換回路の参照電圧は外部信号により可変で
きることが望ましいた教たとえある条件で満足しても外
部信号により参照電圧を変化させる場合この信号に追随
して精度を確保するのはより困難である。第2に必要な
電圧精度はD/A変換回路の出力電圧の単位電圧に減算
器の利得を乗じた電圧と、下位A/D変換回路の参照電
圧間の相対精度である。いま減算器の利得をIL  D
/A変換回路の出力電圧の単位電圧を■u(=Vd、 
i+1−Vd、 i)、下位A/D変換回路の参照電圧
のフルスケール電圧をVfsとすると、この二つの電圧
間の誤差△Vo2(−Vfs−KVu)は少なくとも下
位A/D変換回路の分解能に見合う精度でなければなら
ず、例えば下位A/D変換回路が5ビツトの分解能の場
合△Vo2は下位A/D変換回路のフルスケール電圧V
fsに対し1.5%以内に設定する必要がある。
これはD/A変換回路の出力電圧の単位電圧Vu。
減算器の利得瓜下位A/D変換回路のフルスケール電圧
Vfsの3個の変数を合わせる必要があり必ずしも容易
ではなり〜 その他派算器のオフセット電圧も直並列型
A/D変換器の最終精度を満足する必要がある。次にA
C的な精度を満足する必要があるので、このことを第1
9図を用いて簡単に説明する。第19図は下位A/D変
換回路の入力電圧の過渡応答を示している。入力電圧は
時間と共にある一定電圧範囲に収まっていくカミ 一定
のセ・ソトリング時間が必要で、特に減算器は大量の負
帰還がかかった演算増幅器なので位相特性が悪く、セッ
トリング時間が永くなりやすい。このため直並列型A/
D変換器の変換速度が遅くなる仏 場合によっては発振
を引き起こす。更に下位A/D変換回路の入力電圧には
電源から漏れてきた電源ノイズ及び論理回路や出力端か
ら漏れてくるシステムノイズなどのノイズが混入し 変
換精度を劣化させ高速高精度変換を困難にしてい九 本
発明はかかる問題点に鑑みてなされたちの鳳 簡単な構
成でモノリシックIC化に適した高速高精度の直並列型
A/D変換器を提供することを目的としていも 課題を解決するための手段 本発明ζよ 上述の課題を解決するた八 複数の参照電
圧を発生する参照電圧発生手段と、一方の入力端には共
通にアナログ入力信号 他方の入力端には各々の参照電
圧が入力されており入力端子間の電位差を差動出力信号
に変換する複数の差動変換回路からなる差動変換回路列
と、前記アナログ入力信号と参照電圧を比較して上位の
変換を行なう上位A/D変換回路と、前記差動変換回路
複数の差動出力信号のうち少なくとも2つの差動出力信
号を選択する選択手段と、この選択された差動出力信号
をスイッチして次段に送るスイッチ手段と、この選択さ
れた複数の差動出力信号を用いて下位のA/D変換を行
なう下位A/D変換回路とを有する直並列型A/D変換
器である。
作用 本発明において上位のA/D変換は従来例と同様に行な
われる。しかしながらD/A変換回路と減算器は設は衣
 一方の入力端に、は共通にアナログ入力信号が他方の
入力端には夫々の参照電圧が入力され 一方の入力端と
他方の入力端の電位差を差動出力信号に変換する複数の
差動変換回路からなる差動変換回路列を設けることによ
り、アナログ入力信号と夫々の参照電圧の減算及び差動
増幅を行なl、X、これら複数の差動出力信号のうち特
定差動出力信号を選択する選択手段と、選択された差動
出力信号をスイッチして次段に送るスイッチ手段を備え
ることにより下位のA/D変換に必要な信号を形成する
。更に選択された複数の差動出力信号を用いて下位のA
/D変換を行なうことによって下位のA/D変換のため
の特別な参照電圧を不要にし 差動変換回路の利得精度
が変換精度に与える影響をなくしている。また差動変換
回路は演算増幅器のような負帰還型の回路でなくても差
動増幅回路のような非負帰還型の回路で十分なため無調
整で非常に安定かつ高速な直並列型A/D変換器を実現
できる。
実施例 (実施例1) 本発明の第1の実施例に於ける直並列型A/D変換器の
回路図を第1図に示も 図において、方の入力端と他方
の入力端の電位差を差動出力電圧に変換する複数の差動
変換回路からなる差動変換回路列1の一方の入力端には
共通にアナログ入力信号2が入力され 他方の入力端に
は参照電圧発生手段を構成する基準電圧3の電圧を基準
抵抗4で分圧することにより発生させた夫々の参照電圧
が入力されている。上位比較器列5を有し 夫々の比較
器の一方の入力端は夫々の差動変換回路の一方の出力端
く 他方の入力端は夫々の差動変換回路の他方の出力端
に接続されておりその比較出力は上位論理回路6に入力
され上位A/D変換変換子カフるとともに複数の差動出
力電圧のうち特定の差動出力電圧を選択する選択手段を
構成している。夫々の差動変換回路の差動出力はスイッ
チ手段8に入力され 上位比較器列5及び上位論理回路
6で発生した選択信号に応じて選択されて隣接する差動
変換出力の正転出力間及び反転出力間の電圧が抵抗など
を用いた電圧分圧手段9に送られ ここで分圧される。
下位比較器列10を構成する夫々の比較器は分圧された
差動変換出力の正転出力電圧と分圧された差動変換出力
の反転出力電圧を比較しその比較出力は下位論理回路1
1に入力され下位A/D変換出力12を得る。ところで
、第1図に示した本発明の第1の実施例において、上位
比較器列5の夫々の比較器の2つの入力端は差動変換回
路の出力端に接続しており、アナログ入力信号2と参照
電圧を差動変換回路を介して間接的に比較している力交
 これは差動増幅器の利得を利用して比較器の動作精度
を見かけ上げるためで、比較器の一方の入力端をアナロ
グ入力信号に他方の入力端を参照電圧発生手段を構成す
る基準電圧3の電圧を基準抵抗4で分圧することにより
発生された夫々の参照電圧に接続しても良しも 次に第
2図、第3図を用いて本発明の第1の実施例の動作を詳
細に説明する。第2図はアナログ入力信号Vsに対する
(a)各差動回路AO−A4の正転出力電圧Va、0〜
Va、4及び反転出力電圧Vb、 O〜Vb、 4(b
)各比較器C0−C4の比較出力(C)スイッチSa、
0〜Sa、4.  Sb、0〜Sb、 4の選択状態を
示している。第2図(a)に示したように各差動変換回
路AO〜A4の参照電圧をvO〜■4とすると夫々の正
転出力電圧va、 O〜Va、 4及び反転出力電圧v
b、 o〜Vb、4は夫々の参照電圧の近傍で(1−1
)、 (1−2)式で与えられる。
Va、1=G(Vs−Vi)+Vb  (i−0〜4)
  (1−1)Vb、1=−G(Vs−Vi)+Vb(
i=0〜4) (1−2)(上式に於てGは差動変換回
路の利焦■bはバイアス電圧)この式は各差動変換回路
の正転出力電圧と反転出力電圧はアナログ入力信号に対
して線形な関係にあり、 しかも夫々の電圧の大きさは
各参照電圧の前後で入れ替わることを示している。
次に上位比較器列5を構成する比較器CO〜C4の比較
出力を第2図(b)に示す。各比較器の夫々の入力端は
各差動変換回路の出力端に接続されているため各比較器
の出力は(2)式で表される。
Ci=sgn(Va、1−Vb、i)   (i−0〜
4)  (2)ここでsgn関数を次のように定義する
sgn(x)〜1   :x≧O(3−1)sgn(x
)=O:x< 0      (3−2)(2)式に(
1−1)、 (1−2)式を代入して(4)式を得る。
Ci=sgn(G(Vs−Vi))   (i=0〜4
)   (4)第2図(b)からも明らかなように各比
較器の比較出力は入力信号が夫々の参照電圧よりも大き
いときに[1]をとる。そこでこれらの比較出方を上位
論理回路6に入力すれば上位A/D変換出力を得ること
ができる。第4図に示すようへ 上位論理回路6(よ 
論理積回路60〜64.論理積回路65−66、及び論
理和回路67−68より構成されている。論理積回路6
0の第1の入力端には上位比較器coの比較出カ力交 
第2の入力端には上位比較器c1の比較出力がそれぞれ
接続されている。論理積回路61の第1の入力端には上
位比較器COの比較出力力(第2の入力端には上位比較
器C2の比較出力がそれぞれ接続されている。論理積回
路62の第1の入力端には上位比較器C1の比較量カバ
 第2の入力端には上位比較器C3の比較出力がそれぞ
れ接続されている。
論理積回路63の第1の入力端には上位比較器c2の比
較出力カミ 第2の入力端には上位比較器C4の比較出
力がそれぞれ接続されている。論理積回路64の第1の
入力端には上位比較器C3の比較出力力(第2の入力端
には上位比較器C4の比較出力がそれぞれ接続されてい
る。論理積回路6O−64i1  第1の入力端の入力
と、第2の入力端の入力の論理否定との論理積を出力す
る。論理積回路60の出力信号(よ スイッチSa、 
0とsb、 oの選択状態を決定する。
論理積回路61の出力信号c1  スイッチSa、 1
とSb、 1の選択状態を決定する。論理積回路62の
出力信号は スイッチSa、 2とSb、 2の選択状
態を決定する。
論理積回路63の出力信号(よ スイッチSa、 3と
Sb、 3の選択状態を決定する。論理積回路64の出
力信号(よ スイッチSa、 4とSb、 4の選択状
態を決定する。
論理積回路65の第1の入力端には論理積回路61の出
力信号カミ 第2の入力端には論理積回路62の出力信
号がそれぞれ接続されている。論理積回路66の第1の
入力端には論理積回路62の出力信号力交第2の入力端
には論理積回路63の出力信号がそれぞれ接続されてい
る。論理和回路67の第1の入力端には論理積回路64
の出力信号カミ 第2の入力端には論理積回路66の出
力信号がそれぞれ接続されている。論理和回路68の第
1の入力端には論理積回路64の出力信号カミ 第2の
入力端には論理積回路65の出力信号がそれぞれ接続さ
れていも 論理。
和回路67.68の出力信号カミ 上位A/D変換変換
子カフる。このう板 論理和回路67の出力信号は最終
A/D変換出力の最上位ビットとなる。また論理和回路
68の出力信号は最終A/D変換出力の上位から2番目
のビットとなる。第2図(c)はスイッチ手段8の各ス
イッチの開閉状態を示していも図において[1]はON
状態を、[0コはOFF状態を示す。本実施例の直並列
型A/D変換器ではアナログ入力信号Vsよりも高い参
照電圧の差動変換回路のなかで最も参照電圧の低い差動
変換回路の出力と、アナログ入力信号Vsよりも低い参
照電圧の差動変換回路のなかで最も参照電圧の高い差動
変換回路の出力とを選択して次段に伝えるので、次のよ
うな関係式で表される。
Sa、i;Sb、i;Sa、i+1;Sb、i+1−1
  :Vi≦Vs< Vi+1(5)これは比較出力C
O〜C4を用いて次式で表される。
Sa、i;Sb、1−Ci−1・ci+1      
     (6)但り、、Sa、0.Sb、0、Sa、
4、Sb、4は除く。これら端のスイッチはシステム構
成上役つかの異なった構成方法があるので(6)式で示
した一般式から除外していも 以上述べたようにアナロ
グ入力信号のレベルに応じて差動変換回路はアナログ入
力信号に応じた線形な出力電圧を発生し 選択的にスイ
ッチングされも 次に以上のようにして発生させた出8
力電圧を用いて下位A/D変換を行なう方法について第
3図を用いて説明する。第3図はアナログ入力信号2に
対する電圧分圧手段9内の各ノードの電圧を示していも
 この例では下位A/D変換の分解能は3ビットを想定
している。電圧分圧手段9としては同一抵抗を縦続接続
したものを用い選択された隣接する二つの差動変換回路
の出力のうち一方の差動変換回路の正転出力電圧Va、
 iと他方の差動変換回路の正転出力電圧Va、 i+
1の間を電圧分圧し分圧電圧Va、 O〜Va、 4を
生成し 一方の差動変換回路の反転出力電圧Vb、 i
と他方の差動変換回路の反転出力電圧Vb、 i+1の
間を電圧分圧し分圧電圧vb、 o〜Vb、4を生成し
ている。以上のように構成すれば上位A/D変換回路の
参照電圧をVi、Vi+1としてこの参照電圧範囲を3
ビット分即ち8等分した電圧Vl〜■7を参照電圧とす
る下位3ビツトのA/D変換は分圧電圧Va、0−Va
、4及びVb、O〜Vb、4を用いて以下のように行な
える。
Sgn(Vs−V2i)=sgn(Va、i4b、i)
  (i=1〜3)(7−1)Sgn(Vs−V2i+
1)=sgn(Va、i+1−Vb、i)   (i−
0〜3)(7−2) このため上式に基づき下位比較器列10の比較器の入力
端の接続及び下位論理回路11を構成すれば直並列型A
/D変換器が構成できる。次に本実施例の効果を述べる
(1)本実施例によれば従来例のようにD/A変換回路
のフルスケール電圧と上位A/D変換回路のフルスケー
ル電圧の合わせ込みが不要なため高精度なA/D変換を
実現できるは力\ 合わせ込みのための回路手段が不要
で構成が簡潔になる。
さらに参照電圧を外部信号により自由に可変できるとい
う利便がある。
(2)従来のような高精度な演算増幅器が不要なことで
、本実施例ではこれに替えて差動増幅回路列を有してい
るカミ 夫々の隣接する差動増幅回路間の相対利得精度
は必要であるが絶対精度は不要である。このため差動増
幅回路は演算増幅器を用いずとも通常のエミッタ結合や
ソース結合のトランジスタ対を用いたもので十分である
。また差動増幅回路の相対利得精度は集積回路技術を用
いることで十分達成可能である。高−精度な演算増幅器
を用いないため調整箇所が不要であるため集積回路に適
し 従来よりもより高速な直並列型A/D変換器を構成
できる。
(3)さらに従来のように下位A/D変換回路の参照電
圧のフルスケール電圧を合わせる必要がなt〜 これは
本実施例の下位A/D変換が従来のような固定化した参
照電圧を用いず選択された複数の差動出力電圧間を分圧
する電圧分圧手段を備えこの分圧された電圧を比較して
下位のA/D変換を行なうためで言い換えれば下位のA
/”D変換の入力アナログ入力信号に対する参照電圧は
上位A/D変換の参照電圧間を均等に分圧したものにな
っているからである。このことから下位のA/D変換と
上位のA/D変換の整合性は極めて良好で、より高精度
な変換が可能となる。
(4)加うるに本実施例では下位のA/D変換の入力信
号が差動形式になっているため電源ノイズなどのコモン
モードノイズの除去作用があり、従来よりも高精度かつ
安定な直並列型A/D変換器を実現できる。
(実施例2) 次に本発明の第2の実施例に於ける直並列型A/D変換
器の回路図を第5図に示す。本実施例は基本的に本発明
の第1の実施例に於て差動変換回路列1とスイッチ手段
8の間に標本化回路列17を設けたもので、従来の直並
列型A/D変換器に不可欠な高精度な標本化回路を不要
にし 個々の標本化回路の精度要求を緩くし 精度劣化
を差動化と差動変換回路の利得により補償して高精度な
標本化作用を有する直並列型A/D変換器を実現するこ
とを目的としている。本実施例を説明すする前に従来の
標本化作用を有する直並列型A/D変換器の構成と課題
について述べる。第6図は従来の標本化回路を有する直
並列型A/D変換器でアナログ入力信号は標本化回路1
8で標本化されてから上位A/D変換回路13及び減算
器15に入力される。このときの標本化回路18の入出
力信号を第7図に示す。点線で表されたアナログ入力信
号は標本化パルスにより与えられたタイミングで標本化
されるカミ この時ペデスタルオフセット電圧やドルー
プ誤差電圧 リンギングなどのエラー電圧を発生する。
またこれらのエラー電圧が入力レベルによって変動し直
線性を劣化せるという課題がある。本発明の第2の実施
例においてはこれらの課題に対し 基本的に本発明の第
1の実施例に於て標本化回路列17を差動変換回路列1
の差動出力部に配することで解消するものである。そこ
でこの標本化回路列17を中心に構弘 動作の説明を行
なう。第18図は三角波等の時間的に信号レベルが変化
するアナログ信号が入力された時のある隣接する差動変
換回路の出力部に設けられた一対の標本化回路の夫々の
出力電圧を示していも 標本化パルスがrlJレベルに
あるときは標本化回路り出力電圧が入力電圧に追随する
所謂「トラックモートコに在り、゛ このときの標本化
回路の出力電圧は第2図(a)に示した差動変換回路の
出力電圧と同等の波形となる。次に標本化パルスがrH
Jレベルになると°標本化回路内のスイッチが開かれ保
持容量に貯った電荷の放電経路が断たれるのでこの瞬間
の電圧がそれ以後余り変化できなくなる所謂「ホールド
モード」になる。この時本実施例の標本化回路に於ても
従来の標本化回路と同様にペデスタルオフセット△vp
2.ドループ誤差電圧△Vd2を発生する。しかしなが
ら本実施例に於ては上位のA/D変換では標本化回路の
正転出力と反転出力間の電位栗 下位のA/D変換に於
ては電圧分圧手段への正転入力電圧VA、正転入力電圧
VBの大きさが重要であり本実施例の標本化回路が差動
構成をしていることから第8図からも明らかなようにこ
れらの誤差電圧は打ち消し合い変換精度にあまり影響を
与えない。仮にこれらの誤差電圧が電圧レベルの依存性
を有し 誤差電圧を完全には打ち消すことができない場
合でも差動変換回路が利得を有することからこの残留誤
差は利得分の1に減少できも 同様に標本化回路がその
他の非線形性を有し歪みを発生する場合に於ても差動回
路の性質からコモンモードの歪みであれば抑圧作用が働
き、さらに入力レベルに換算して利得分の1の誤差にす
ることができるため従来よりも高精度な標本化動作が実
現できる。また本実施例によれば標本化回路はMOSア
ナログスイッチ、ソースフォロー等により簡単に構成で
きるため従来のようなダイオードブリッジや高速演算増
幅器などを用いた高精度な標本化回路が不要となり、電
源電圧の低減が可能なことや、回路の安定性が高いこと
から集積回路での実現が容易であるという利点を有する
(実施例3) 次に本発明の第3の実施例を第9皿 第10図を用いて
説明する。本実施例は第9図からも明らかなように本発
明の第2の実施例を基本として第2の標本化回路列20
を付加したものである。第2の実施例に用いた標本化回
路列17は説明の都合上第1の標本化回路列19に置き
換えている。第2の標本化回路列20はスイッチ手段8
と電圧分圧手段9の間にあり、スイッチされた第1の標
本化回路列19の特定の差動出力を標本化する作用を有
することにより変換時間を短縮する効果がある。このこ
とを第10図(a)に示す本発明の第2の実施例におけ
る変換時間とその内訳 第1O図(b)に示す本発明の
第3の実施例における変換時間とその内訳を用いて説明
する。初めに本発明の第2の実施例における変換時間の
内訳は(1)標本化回路が入力信号に追随するトラッキ
ング帰還があり次に標本化回路は動作モードをトラック
モードからホールドモードに切り替えも その後(2)
標本化回路のセットリング期間が必要で、第1の標本化
回路列17の出力が安定してから(3)スイッチ出力セ
ットリング期間に入る。これは上位比較器の比較出力が
上位論理回路6に入力され論理処理された後、スイッチ
信号が発生し選択された信号がセットリングするまでの
期間であも 次カミ (4)下位比較器入力セットリン
グ期間でありこれは電圧分圧手段で分圧された信号つま
り下位比較器入力がセットリングする期間である。最後
が(5)下位A/D変換出力期間であり、下位比較器列
10の比較出力が発生してから下位論理回路11から下
位A/D変換出力が発生するまでの期間である。これに
対し本発明の第3の実施例では第2の実施例におけるA
/D変換器に対しスイッチ手段8と電圧分圧手段9の間
に第2の標本化回路列20を設けているので変換期間は
以下のように短縮される。標本化回路トラッキング期間
(1)、標本化回路セットリング期間(2)、スイッチ
出力セットリング期間(3)の動作は第2の実施例と同
様である。
但し第10図(b)の本発明の第3の実施例における変
換時間とその内訳に於ては標本化回路を第1の標本化回
路に字句を置き換えている。 (3)のスイッチ出力が
セットリングした後は第2の標本化回路列20は今まで
のトラックモードからホールドモードに切り替わる。以
降は下位比較器の入力セットリング期間(4)下位A/
D変換出力期間(5)が続くのは第2の実施例と同様で
あるが本第3の実施例では第2の標本化回路列20がホ
ールドモードに切り替わった後はこの第2の標本化回路
列2の入力信号は変化しても構わないので第1の標本化
回路列19をトラックモードにして順次変換動作を行な
わせるようにしていも このようにすれば第9図(b)
に示したように変換時間は動作(1)+(2)+ (3
)の期間で良く本発明の第2の実施例よりは短縮でき変
換速度の向上を図ることができる。
(実施例4.5) 次に本発明の第4、及び第5の実施例について述べる。
本実施例は第1の実施例を基本としてより安定にかつ高
精度な変換を行なうことを目的とする。このため本実施
例に於ける直並列型A/D変換器は基本的に複数の参照
電圧を発生する参照電圧発生手段と、一方の入力端には
共通にアナログ入力信号 他方の入力端には各々の参照
電圧が入力されており入力端子間の電位差を差動出力電
圧に変換する複数の差動変換回路からなる差動変換回路
列と、アナログ入力信号と隣接する差動変換回路の参照
電圧の中間の参照電圧を直接もしくは間接に比較して上
位の変換を行なう上位A/D変換回路と、これら複数の
差動出力電圧の内特定の差動出力電圧を選択する選択手
段と、選択された差動出力電圧をスイッチして次段に送
るスイッチ手段と、選択された複数の差動出力電圧間を
分圧する電圧分圧手段と、この分圧された電圧を比較し
て下位のA/D変換を行なう下位A/D変換回路とを有
する直並列型A/D変換器であり、第4の実施例は差動
出力電圧のうち一つおいて隣接する差動変換出力電圧を
選択するもので、第5の実施例は隣接する3つの差動変
換出力電圧を選択するものなのでこれらをまとめて説明
する。第11図および第20図は本発明の第4の実施例
を示す回路構成図である。この構成は第1図に示した本
発明の第1の実施例を基本としており、第1の実施例で
は上位比較器列5の入力が差動変換回路列1の出力に接
続されており、差動変換回路列の参照電圧と上位比較器
の参照電圧が一致していたのに対し 本実施例の上位比
較器列22の参照電圧は隣接する差動変換回路の夫々の
参照電圧の中間電圧を与えているところが本質的に最も
異なっている。
他の箇所の構成はおおよそ本発明の第1の実施例に等し
いがスイッチ手段24や上位論理回路23が若干異なっ
ている。本第4及び第5の実施例のポイントは下位A/
D変換器の変換電圧範囲を上位比較器1単位の比較範囲
を包含してかつより広く取ることにある。このようにす
ることで時間的に変動している入力信号に対してもより
正確な変換が行なえる。第12図(a)に本発明の第1
の実施例の上位比較器1単位の比較範囲と下位A/D変
換器の変換範囲を、第12図(b)に本発明の第4及び
第5の実施例の上位比較器1単位の比較範囲と下位A/
D変換器の変換範囲を示す。本発明の第1の実施例の隣
接する上位比較器の参照電圧はVr、 i、Vr、 i
+1でアナログ入力信号2がこの二つの参照電圧間にあ
るときにお互い隣接する差動変換回路の変換出力を選択
してスイッチし電圧分圧手段を介して下位比較器列10
に入力し下位A/D変換を行なう力(この時のお互いに
隣接する差動変換回路の参照電圧Vi、 Vi+iは上
位比較器の参照電圧Vr、 i、Vr、 i+1と一致
するように構成されている。このような構成は最も冗長
度が小さ(回路規模を最小にしうるという利点を有する
が半砥 例えば信号戊 信号すのように上位の変換時に
於ては比較範囲に在っても下位の変換時では変換範囲を
逸脱するような信号に対しては誤差を発生するという欠
点がある。本第4、第5の実施例はこの点に鑑みてなさ
れたものである。第12図(b)は本発明の第4及び第
5の実施例の上位比較器1単位の比較範囲と下位A/D
変換器の変換範囲を示しているカミ 上位比較器の参照
電圧Vr、iは差動変換回路の参照電圧Vi、vi+t
の中間の電圧を与えである。このような状態でアナログ
入力信号2が参照電圧Vr、 i−1、Vr、 i間に
あるときは参照電圧がVi−1とvi十tの差動変換回
路の変換出力を選択してスイッチし電圧分圧手段を介し
て下位比較器列26に入力し下位A/D変換を行なう。
このような構成では信号本 信号すのように上位の変換
時に於ては比較範囲に在って下位の変換時に上位の比較
範囲から逸脱するような信号でも信号の変化が余り大き
くない場合は下位A/D変換器の変換範囲に入っている
ため正常な変換が可能である。このような入力信号の時
間変化は良く観られることであり、とくに高速の変換を
行なう場合は入力信号が十分にセットリングしないこと
があるのでこめような対策が有効である。以上のように
本発明の第4、第5の実施例の本質は下位A/D変換器
の変換範囲を上位比較器1単位の比較範囲よりも拡大す
ることにある。下位A/D変換器の構成により夫々の実
施例が異なる。第11図と第14図を用いて本発明の第
4の実施例の構成と動作を説明する。第11図に示した
本発明の第4の実施例に於ては上位比較器列22は本発
明の第1の実施例と同様に動作し上位の変換値を与える
。上位論理回路23により差動変換回路1の夫々の差動
変換出力の内特定のものが選択されるがこの時の選択の
様子を第14図(a)に示す。図において横軸はアナロ
グ入力信号 縦軸は選択された差動出力電圧を示す。差
動変換回路の参照電圧はVi−LVi、Vi+1で上位
比較器の参照電圧はVr、 i−、LVr、 iであり
Vr、 ilは差動変換回路の参照電圧Vi−1、Vi
の中皿 同様にVr、 iはVi、l/i+1の中間に
設定されている。このような状態においてアナログ入力
信号が上位比較器の参照電圧Vr、 i−LVr、 i
にあるときは参照電圧Vi−1とVi+1の差動変換回
路の差動出力電圧を選択してスイッチ手段24により切
り替えて電圧分圧手段25にこの二つの差動出力電圧を
印加する。このような状態で本発明の第1の実施例と同
様の動作で下位A/D変換を行なう。但し以上の構成で
第1の実施例と同様の分解能のA/D変換を行なう場合
第4の実施例の下位の比較器は第1の実施例の比較器に
対し約2倍の個数を必要とする。さらにこのように下位
A/D変換の変換範囲が上位比較器1単位の比較範囲と
一致しない場合は上位比較器列から得られた変換値に対
して1を加えたり引いたりする必要があるので下位論理
回路27から上位論理回路23にこの制御信号が転送さ
れ上位論理回路23は上記の演算を行ない上位A/D変
換出力に正しい変換値を出力する。次に本発明の第5の
実施例であるが差動変換回路1、上位比較回路列22の
構成は本発明の第4の実施例と全く同様であも参照電圧
関係や選択された差動出力電圧を第14図(b)に示す
。参照電圧関係は第4の実施例と全く同様であるが選択
される差動変換出力やこの出力を電圧分圧手段31に入
力する方法が異なっている。
アナログ入力信号が上位比較器の参照電圧Vr、i−1
、Vr、iにあるときは参照電圧Vi−1とVi及びV
i+10差動変換回路の隣接する3つの差動出力電圧を
選択してスイッチ手段30により切り替えて電圧分圧手
段31にこの3つの差動出力電圧を印加する。下位比較
回路列32は2つの部分に分かれており、一方は参照電
圧Vi−1の差動変換回路の差動出力Va、i−1、V
b、 i−1と参照電圧Viの差動変換回路の差動出力
Va、i、Vb、”iとを比較し 他方は参照電圧Vi
の差動変換回路の差動出力Va、 11Vb、 iと参
照電圧Vi+ 1の差動変換回路の差動出力Va、 i
十LVb、 i+1とを比較すもこれらの下位比較回路
列32の比較出力は下位論理回路33に入力され下位A
/D変換出力を発生する。
さらに下位論理回路33は第4の実施例と同様に上位論
理回路23に制御信号を転送し上位論理回路23は先に
述べた演算を行ない上位A/D変換出力に正しい変換値
を出力する。本発明の第4の実施例と第5の実施例の夫
々の構成の利点と欠点を挙げると、本発明の第4の実施
例では第5の実施例に比べて単調性は取りやすいものの
差動変換回路の入力電圧範囲が広いため非線形誤差が発
生しやす1、%  これに対して本発明の第5の実施例
では下位A/D変換器が2つの部分に分割されているた
めつなぎの箇所で単調性が取りにくくなる恐れがあるも
のの非線形誤差は発生しにくいという利点と欠点が夫々
にある。以上説明したように本発明の第4、第5の実施
例では下位A/D変換器の変換範囲を上位比較器1単位
の比較範囲よりも広げることによりアナログ入力信号が
時間的に変化する現象に対応することができるためA/
D変換の安定(1,高速高精度化を図ることができる。
第15図は本発明の第6の実施例を示す回路構成図であ
る。
以下に述べる点を除いて、第11図で示した第4の実施
例と同じである。第4の実施例では 差動変換回路列1
は差動電圧を出力する。その差動電圧ζよ スイッチ手
段24を介して電圧分圧手段25に与えられる。一方、
第6の実施例で(よ 差動変換回路列1は差動電圧を出
力する。その差動電流cヨスイッチ手段24を介して負
荷抵抗器列80に与えら扛 差動電圧に変換される。そ
の差動電圧は バッファ手段81を介して電圧分圧手段
25に与えられる。その他の点では第4の実施例と同様
であり、第4の実施例と同様にA/D変換を行う。した
がって第4の実施例と同様jQ  A/D変換の安定(
1゜高速高精度化が図れる。第16図は本発明の第7の
実施例を示す回路構成図である。以下に述べる点を除い
て、第13図で示した第5の実施例と同じである。第5
の実施例で(友 差動変換回路列1は差動電圧を”出力
する。その差動電圧は スイッチ手段30を介して電圧
分圧手段31に与えられる。一方策7の実施例では 差
動変換回路列lは差動電流を出力する。その差動電流(
よ スイッチ手段30を介して負荷抵抗器列80に与え
られ 差動電圧に変換される。その差動電圧は バッフ
ァ手段81を介して電圧分圧手段31に与えられる。そ
の他の点では第5の実施例と同様であり第5の実施例と
同様にA/D変換を行う。したがって第5の実施例と同
様鳳 A/D変換の安定(1,高速高精度化が図れも 
本発明の第6.第7の実施例は 差動変換回路列1の出
力が差動電流である。そのためスイッチ手段24内のス
イッチの導通抵抗のために電圧分圧手段25に与えられ
る電圧がひずむことはな%z。
また差動変換回路列1の出力端の電位はほとんど変化し
ないので浮遊容量の影響で信号の伝搬が遅れることはな
!、%  したがって本発明の第6.第7の実施例では
第4.第5の実施例と比較してさらにA/D変換の高精
度化高速化が図れも 発明の詳細 な説明したように本発明(よ 複数の参照電圧を発生す
る参照電圧発生手段と、一方の入力端には共通にアナロ
グ入力信号 他方の入力端には各々の参照電圧が入力さ
れており入力端子間の電位差を差動出力電圧に変換する
複数の差動変換回路からなる差動変換回路列と、アナロ
グ入力信号と参照電圧を比較して上位の変換を行なう上
位A/D変換回路と、これら複数の差動出力信号の内少
なくとも2つの差動出力信号を選択する選択手段と、こ
の選択された差動出力信号をスイッチして次段に送るス
イッチ手段と、この選択された複数の差動出力信号を用
いて下位のA/D変換を行なう下位A/D変換回路とを
有する直並列型A/D変換器であるため次のような効果
がある。
(1)従来例のようにD/A変換回路のフルスケール電
圧と上位A/D変換回路のフルスケール電圧の合わせ込
みが不要なため高精度なA/D変換を実現できるほか合
わせ込みのための回路手段か不要で構成が簡潔になる。
さらに参照電圧を外部信号により自由に可変できる。
(2)・従来のような高精度な演算増幅器が不要で、本
実施例ではこれに替えて差動増幅回路列を有している低
 夫々の隣接する差動増幅回路間の相対利得精度は必要
であるが絶対精度は不要である。このため差動増幅回路
は演算増幅器を用いずとも通常のエミッタ結合やソース
結合のトランジスタ対を用いたもので十分である。また
差動増幅回路の相対利得精度は集積回路技術を用いるこ
とで十分達成可能である。高精度な演算増幅器を用いな
いため調整箇所が不要であるため集積回路に適し 従来
よりもより高速な直並列型A/D変換器を構成できる。
(3)従来のように下位A/D変換回路の参照電圧のフ
ルスケール電圧を合わせる必要がない。
これは本実施例の下位A/D変換が従来のような固定化
した参照電圧を用いず選択された複数の差動出力電圧間
を分圧する電圧分圧手段を備えこの分圧された電圧を比
較して下位のA/D変換を行うためで言い換えれば下位
のA/D変換の入力アナログ信号に対する参照電圧は上
位A/D変換の参照電圧間を均等に分圧したものになっ
ているからである。このことから下位のA/D変換と上
位のA/D変換の整合性は極めて良好で、より高精度な
変換が可能となる。
(4)下位のA/D変換の入力信号が差動形式になって
いるため電源ノイズなどのコモンモードノイズに対して
の除去作用があり従来よりも高精度かつ安定な直並列型
A/D変換器を実現できる。
(5)更に本発明では差動変換回路列lとスイッチ手段
8の□間に標本化回路列17を設けることにより従来の
直並列型A/D変換器に不可欠な高精度な標本化回路を
不要にし 個々の標本化回路の精度要求を緩くし 精度
劣化を差動化と差動変換回路の利得により補償して高精
度な標本化作用を有する直並列型A/D変換器を実現で
きべ また標本化回路はMOSアナログスイッチ、ソー
スフォロワ−等により簡単に構成できるので従来のよう
なダイオードブリッジや高速演算増幅器などを用いた高
精度な標本化回路が不要なので電源電圧の低減が可能な
ことや、回路の安定性が高いことから集積回路の実現が
容易である。
(6)しかも第2の標本化回路列を付加することにより
変換時間の短縮を図ることができ変換速度が向上する。
(7)下位A/D変換器の変換電圧範囲を上位比較器1
単位の比較範囲を包含してかつより広く取ることにより
時間的に変動している入力信号に対してもより正確な変
換が行なえ よりいっそうのA/D変換の安定イK 高
速高精度化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の回路構成皿第2図はア
ナログ入力信号Vsに対する差動変換回路の出力電圧 
各比較器の比較出力 スイッチの選択状態を示す波形医
 第3図はアナログ入力信号に対する電圧分圧手段内の
各ノードの電圧を示す波形@ 第4図は第1図中の上位
論理回路の回路医 第5図は本発明の第2の実施例にお
ける直並列型A/D変換器の回路構成型 第6図は標本
化回路を有する従来の直並列型A/D変換器の回路構成
@ 第7図は従来の標本化回路の波形医第8図は本発明
の第2の実施例における一対の標本化回路の出力電圧を
示す電圧波形l 第9図は本発明の第3の実施例におけ
る直並列型A/I)変換器の回路構成型 第10図は本
発明の第2の実施例及び第3の実施例における変換時間
とその内訳を示す説明医 第11図は本発明の第4の実
施例を示す回路構成医 第12図は本発明の第1の実施
例及び第4、第5の実施例の上位比較器1単位の比較範
囲と下位A/D変換器の変換範囲を示す説明医 第13
図は本発明の第5の実施例を示す回路構成医 第14図
は本発明の第4及び第5の実施例のアナログ入力信号と
選択された差動出力電圧の関係を示す説明医 第15図
は本発明の第6の実施例を示す回路構成皿 第16図は
本発明の第7の実施例を示す回路構成医 第17図は従
来の直並列型A/D変換器の回路構成医 第18図は従
来の直並列型A/D変換器の各部の電圧関係@ 第19
図は従来の直並列型A/D変換器の下位A/D変換回路
の入力電圧の過渡応答を示す電圧波形図である。 1・・・−・差動変換回路ダ15・・・・上位比較器夕
1上6・・・・上位論理同区 8・・・・スイッチ早見
 9・・・・電圧分圧半没10・・・・下位比較器J1
1 11・・・・下位論理同区エフ・・・・標本化回路
夕(1)20・・・・第2の標本化回路タル 電工分工手役内Φit凡 前 4 図 乙 u                     J18
0− 第10図 二  七 を 俸 圀 第15図 第17図 27すOり入力化号 12下ffi々が賢紗出力

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の参照電圧を発生する参照電圧発生手段と、
    一方の入力端には共通にアナログ入力信号、他方の入力
    端には各々の前記参照電圧が入力されており入力端子間
    の電位差を差動出力電圧に変換する複数の差動変換回路
    からなる差動変換回路列と、前記アナログ入力信号と参
    照電圧を比較して上位の変換を行なう上位A/D変換回
    路と、前記差動変換回路列の複数の差動出力電圧の内特
    定の差動出力電圧を選択する選択手段と、前記選択され
    た差動出力電圧をスイッチして次段に送るスイッチ手段
    と、前記選択された複数の差動出力電圧間を分圧する電
    圧分圧手段と、この分圧された電圧を比較して下位のA
    /D変換を行なう下位A/D変換回路とを有する直並列
    型A/D変換器。
  2. (2)複数の参照電圧を発生する参照電圧発生手段と、
    一方の入力端には共通にアナログ入力信号、他方の入力
    端には各々の参照電圧が入力されており入力端子間の電
    位差を差動出力電圧に変換する複数の差動変換回路から
    なる差動変換回路列と、この差動出力電圧を標本化する
    標本化回路から成る標本化回路列と、前記アナログ入力
    信号と参照電圧を比較して上位の変換を行なうA/D変
    換回路と、前記標本化回路列により標本化された複数の
    差動出力電圧の内特定の標本化された差動出力電圧を選
    択する選択手段と、選択された標本化された差動出力電
    圧をスイッチして次段に送るスイッチ手段と、選択され
    た複数の標本化された差動出力電圧間を分圧する電圧分
    圧手段と、この分圧された電圧を比較して下位のA/D
    変換を行なう下位A/D変換回路とを有する直並列型A
    /D変換器。
  3. (3)複数の参照電圧を発生する参照電圧発生手段と、
    一方の入力端には共通にアナログ入力信号、他方の入力
    端には各々の参照電圧が入力されており入力端子間の電
    位差を差動出力電圧に変換する複数の差動変換回路から
    なる差動変換回路列と、この差動出力電圧を標本化する
    標本化回路から成る第1の標本化回路列と、前記アナロ
    グ入力信号と参照電圧を比較して上位の変換を行なう上
    位A/D変換回路と、前記第1の標本化回路により標本
    化された複数の差動出力電圧の内特定の標本化された差
    動出力電圧を選択する選択手段と、選択された標本化さ
    れた差動出力電圧をスイッチして次段に送るスイッチ手
    段と、選択された複数の標本化された差動出力電圧を再
    標本化する標本化回路から成る第2の標本化回路列と、
    前記第2の標本化回路列により再標本化された差動出力
    電圧間を分圧する電圧分圧手段と、この分圧された電圧
    を比較して下位のA/D変換を行なう下位A/D変換回
    路とを有する直並列型A/D変換器。
  4. (4)複数の参照電圧を発生する参照電圧発生手段と、
    一方の入力端には共通にアナログ入力信号、他方の入力
    端には各々の参照電圧が入力されており入力端子間の電
    位差を差動出力電圧に変換する複数の差動変換回路から
    なる差動変換回路列と、前記アナログ入力信号と隣接す
    る差動変換回路の参照電圧の中間の参照電圧を比較して
    上位の変換を行なう上位A/D変換回路と、前記差動変
    換回路列の複数の差動出力電圧の内特定の差動出力電圧
    を選択する選択手段と、この選択された差動出力電圧を
    スイッチして次段に送るスイッチ手段と、選択された複
    数の差動出力電圧間を分圧する電圧分圧手段と、この分
    圧された電圧を比較して下位のA/D変換を行なう下位
    A/D変換回路とを有し、前記下位A/D変換回路の比
    較電圧範囲が上位比較器1単位の比較電圧範囲を包含し
    、かつ広くなっていることを特徴とする直並列型A/D
    変換器。
  5. (5)複数の参照電圧を発生する参照電圧発生手段と、
    一方の入力端には共通にアナログ入力信号、他方の入力
    端には各々の参照電圧が入力されており入力端子間の電
    位差を差動出力電圧に変換する複数の差動変換回路から
    なる差動変換回路列と、前記アナログ入力信号と隣接す
    る差動変換回路の参照電圧の中間の参照電圧を比較して
    上位の変換を行なう上位A/D変換回路と、前記差動変
    換回路列の複数の差動出力電圧の内特定の一つおいて隣
    接する差動出力電圧を選択する選択手段と、この選択さ
    れた差動出力電圧をスイッチして次段に送るスイッチ手
    段と、前記選択された差動出力電圧間を分圧する電圧分
    圧手段と、この分圧された電圧を比較して下位のA/D
    変換を行なう下位A/D変換回路とを有し、前記下位A
    /D変換回路の比較電圧範囲が上位比較器1単位の比較
    電圧範囲を包含し、かつ広くなっていることを特徴とす
    る直並列型A/D変換器。
  6. (6)複数の参照電圧を発生する参照電圧発生手段と、
    一方の入力端には共通にアナログ入力信号、他方の入力
    端には各々の参照電圧が入力されており入力端子間の電
    位差を差動出力電圧に変換する複数の差動変換回路から
    なる差動変換回路列と、アナログ入力信号と隣接する差
    動変換回路の参照電圧の中間の参照電圧を比較して上位
    の変換を行なう上位A/D変換回路と、前記差動変換回
    路列の複数の差動出力電圧の内特定の隣接する3つの差
    動出力電圧を選択する選択手段と、この選択された3つ
    の差動出力電圧をスイッチして次段に送るスイッチ手段
    と、この選択された3つの差動出力電圧間を分圧する電
    圧分圧手段と、この分圧された電圧を比較して下位のA
    /D変換を行なう下位A/D変換回路とを有し、前記下
    位A/D変換回路の比較電圧範囲が上位比較器1単位の
    比較電圧範囲を包含し、かつ広くなっていることを特徴
    とする直並列型A/D変換器。
  7. (7)複数の参照電圧を発生する参照電圧発生手段と、
    一方の入力端には共通にアナログ入力信号、他方の入力
    端には各々の前記参照電圧が入力されており、入力端間
    の電位差を差動出力信号に変換する複数の差動変換回路
    からなる差動変換回路列と、前記アナログ入力信号と参
    照電圧を比較して上位の変換を行なう上位A/D変換回
    路と、前記差動変換回路列の複数の差動出力信号のうち
    少なくとも2つの差動変換回路の差動出力信号を選択す
    る選択手段と、この選択された差動出力信号をスイッチ
    して次段に送るスイッチ手段と、この選択された差動出
    力信号を用いて下位のA/D変換を行う下位A/D変換
    回路とを有する直並列型A/D変換器。
  8. (8)複数の参照電圧を発生する参照電圧発生手段と、
    一方の入力端には共通にアナログ入力信号、他方の入力
    端には各々の前記参照電圧が入力されており、入力端間
    の電位差を差動出力信号に変換する複数の差動変換回路
    からなる差動変換回路列と、前記アナログ入力信号と参
    照電圧を比較して上位の変換を行なう上位A/D変換回
    路と、前記差動変換回路列の複数の差動出力信号のうち
    少なくとも2つの差動変換回路の差動出力信号を選択す
    る選択手段と、この選択された差動出力信号をスイッチ
    して次段に送るスイッチ手段と、この選択された差動出
    力信号間を分割する信号分割手段と、この信号分割手段
    により分割された信号を比較して下位のA/D変換を行
    なう下位A/D変換回路とを有する直並列型A/D変換
    器。
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