JPH03156A - 鋼帯端面の潤滑剤除去用ロール - Google Patents

鋼帯端面の潤滑剤除去用ロール

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Publication number
JPH03156A
JPH03156A JP12888489A JP12888489A JPH03156A JP H03156 A JPH03156 A JP H03156A JP 12888489 A JP12888489 A JP 12888489A JP 12888489 A JP12888489 A JP 12888489A JP H03156 A JPH03156 A JP H03156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
lubricant
steel strip
band steel
face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12888489A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Tsuruta
弦田 登
Toshisada Takechi
武智 敏貞
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH03156A publication Critical patent/JPH03156A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野1 本発明は、ll帯の固形潤滑剤塗布ラインに関し、さら
に詳しくは、鋼帯に固形潤滑剤を塗布する際、鋼帯端面
に付着した潤滑剤を除去するロールに関する。
〔従来の技術1 鋼帯の固形潤滑剤塗布ラインは第8図に示すように、ア
ンコイラ16によってコイルを巻戻した鋼帯2は、ルー
バーゾーンを経由して酸洗槽18で脱スケールされた後
、固形潤滑剤lが塗布され乾燥炉6で乾燥後、出側ルー
バーゾーンを介してテンションリール20に巻取られて
いる。なお、17は入側ルーバーカー、19は出側ルー
バーカーを示している。
第8図においては固形潤滑剤の塗布をロール転写で実施
しているが、この状況を第5図において説明する。コー
ティングパンの固形潤滑剤1はピックアラブロール5か
らトランスファーロール4を介して、コーティングロー
ル3によって鋼帯2の表面に塗布されろ、この時、固形
潤滑剤lは鋼帯2の表面のほか端面にも付着し放置して
おくと、第6図(a)に示すように潤滑剤1はテーブル
ロール7に付着し、鋼帯が蛇行した場合は第6図(b)
に示すように潤滑剤lが鋼帯2の裏面に付着して鋼帯面
を汚すという問題があった。
なお、第6図(a)および第6図(b)は第5図のA−
A矢視図である。
〔発明が解決しようとする課題J 鋼帯に固形潤滑剤を塗布する際2w4帯の両端面に付着
した潤滑剤を放置しておくと、上述したように鋼帯面を
汚すという問題があるので、この対策として、従来は、
第5図に示すようにコーティングロール3の出側の鋼帯
2の上下側にエアへツタ21を設け、これらのエアヘッ
ダ21から鋼帯2の両端面に圧縮空気を吹付けて付着潤
滑剤lを吹飛ばす手段が一般に使用されている。
第7図(a)は第5図のB−8矢視断面図、第7図(b
)は第5図のC−C矢視断面図を示すが1図から分かる
ように、コーティングロール3で鋼帯2の両端面に付着
した潤滑剤lをエアへツタ21で吹飛ばしても完全に潤
滑剤1を除去することは不可能であり、第7図(b)に
示すように潤滑剤1が残存し鋼帯面を汚していた。
鋼帯の上下側或はその−刃側にエアへツタ21を設けて
付!潤滑剤1を吹飛ばす手段は、第4図に示すように各
種の手段があるが、何れも完全に潤滑剤を除去できない
、すなわち。
■第4図(a)は工科側から圧縮空気を吹付けた場合で
あり、鋼帯2の上端面に潤滑剤lが残る。
■第4図(b)は下斜側から圧縮空気を吹付けた場合で
あり、鋼帯2の下端面に潤滑剤1が残る。
■第4図(C)は上下側から垂直に圧縮空気を吹付けた
場合であり、m帯2が少しでも蛇行すると潤滑剤lが残
る。
■第4図(d)は斜上下側から圧縮空気を吹付けた場合
であり、WA帯2の端面の中心部に若装置の潤滑剤lが
残る。
本発明はこの問題を解決する鋼帯端面の潤滑剤除去用ロ
ールを提供することを課題とするものである。
〔課題を解決するための手段1 本発明は上述の問題点を解決するものであり、次の技術
手段を採った。すなわち、 コーティングロール出側に配設されると共に鋼帯の両端
面に外周面が当接し鋼帯の幅方向に移動可能に立設され
た回転ロールからなり。
ロールは鋼帯と当接する外周面に、圧縮空気を鋼帯端面
に噴射する多数の噴射孔を設けたことを特徴とする鋼帯
端面の潤滑剤除去用ロールである。
〔作用1 従来技術では鋼帯端面に平行に、或は鋼帯端面に傾斜角
を持って且つ潤滑剤の付着面とは反対側から圧縮空気を
吹付けていたが1本発明では鋼帯端面に垂直に吹付け、
然も、ロールの周方向に多数に配設され圧縮空気の吹付
は孔面が鋼帯端面と当接して鋼帯の移動と共に回転する
ので、圧縮空気を付着潤滑剤に効率よく噴射させること
が可能となり、付着潤滑剤を完全に除去することができ
る。
[実施例J 第1図は本発明の回転ロール8の正面図、第2図はその
断面図を示す、回転ロール8はチョック15のベアリン
グlOに軸支され、外周面が搬送される鋼帯2に当接し
て回転するように構成されている。ロール8の鋼帯2に
当接する外周部近傍には3層に、ロール軸心から放射状
に噴出孔9が設けられいる。また、ロール8の内部には
空気室11が設けられ、空気室IIには外部から配管1
2を介して圧縮空気が注入されている。空気室11の圧
縮空気は噴出孔9から鋼帯端面に付着した潤滑剤に噴射
される。ロール8は回転するので配管12とロール8の
接合部はスイベルジヨイントとしている。圧縮空気を効
率よく潤滑剤に噴射させるために、第2図に示すように
噴出孔9の噴射角度は、中央部は水平に、上下の噴出孔
9はそれぞれ10a〜30°の角度で付着潤滑剤に噴射
させている。
なお1本実施例では噴出孔9を3層に配設しているが、
鋼帯2の板厚が比較的に薄い場合には。
噴出孔9は2層とし、それぞれIO0〜30°の角度で
潤滑剤に噴射させてもよい。
本発明の回転ロール8は、第8図に示す固形潤滑剤塗布
ラインのP点、すなわち、コーティング設備のコーティ
ングロール出側の鋼帯2の両側に設けられている。
第3図に示・すように、酸洗槽を出た鋼帯2はコーティ
ングロール3と接触することにより表面に固形潤滑剤が
塗布される6なお、コーティング設備で鋼帯2に接触す
るロールはコーティングロール3のみであり、コーティ
ングパンの固形潤滑剤はピックアップロール5、トラン
スファーロール4を介してコーティングロール3に付着
させる。従って、コーティングロール3はゴム材質であ
り、ピックアップロール5、トランスファーロール4は
表面をクロムメツキされた鉄ロールが使用されている。
表面に、コーティングロール3によって固形潤滑剤を転
写された鋼帯2は端面にも固形潤滑剤を付着させたまま
搬送され、本発明の回転ロール8にその端面が接触し、
端面に付着した固形潤滑剤をロール8の噴出孔9から噴
射された空気によって吹飛ばされた後、乾燥炉6で乾燥
され出側テンションリール20に巻取られる。
また、本発明の回転ロールは、ロール間の距離が変更可
能に構成されているので、鋼帯幅が変更しても対応でき
る。すなわち、第3図および第3図(a)に示すように
、回転ロールを軸支するチョック15は2中心部にスク
リュウネジが切られたスクリュウシャフト13を備え、
このスクリュウを回転させることによりスライドレール
14上を移動して回転ロール間の距離を変更できる0本
実施例では1回転ロール間の距離の変更にスクリュウネ
ジを使用したが、これに限ることはなく、油圧、電動等
の他の移動手段を用いることができる。
本発明により製品歩留を約10%向上させることができ
た。
〔発明の効果1 本発明は次のような優れた効果を奏yる。
■潤滑剤が鋼帯表面に付着しなくなっため、不良部が減
少し製品歩留りを大幅に向上させることが可能となった
■従来では、潤滑剤がテーブルロールに付着し固化した
場合には、後で削落す必要があったがこの作業が不要と
なり設備の稼動率が向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例の説明図であり、第
1図は回転ロールの正面図、第2図は回転ロールの断面
図、第3図は斜視図、第3図(a)はチョックの説明図
、第4図〜第8図は従来例の説明図であり、第4図はエ
アヘッダの吹付条件による鋼帯端面の潤滑剤付着状況、
第5図は鋼帯端面の潤滑剤の付着状況、第6図は鋼帯端
面の潤滑剤が鋼帯下面に付着する状態を示し、第6図(
a)、第6図(b)は第5図のA−A矢視図、第7図は
第5図における鋼帯端面の潤滑剤付着状況を示し、第7
図(a)は第5図のB−B矢視断面図、第7図(b)は
第5図のC−C矢視断面図、第8図は鋼帯の固形潤滑剤
塗布ラインを示す。 ■・・・潤滑剤     2・・・鋼帯3・・・コーテ
ィングロール 4・・・トランスファーロール 5・・−ピックアップロール 6・・・乾燥炉7・・・
テーブルロール 8・・・回転ロール9・・・噴出孔 
    10・・・ベアリング11・・・空気室   
 12・・・配管13・・・スクリュウシャフト 14・・・レール    15・・・チョック16−・
・アンコイラ  17・・・入側ルーバカー18−・・
酸洗槽    19・・・出側ルーバカー20・・・テ
ンションリール 21・・・エアヘッダ P・・・ロールの設置点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コーティングロール出側に配設されると共に鋼帯の
    両端面に外周面が当接し鋼帯の幅方向に移動可能に立設
    された回転ロールからなり、該ロールは鋼帯と当接する
    外周面に、圧縮空気を鋼帯端面に噴射する多数の噴射孔
    を設けたことを特徴とする鋼帯端面の潤滑剤除去用ロー
    ル。
JP12888489A 1989-05-24 1989-05-24 鋼帯端面の潤滑剤除去用ロール Pending JPH03156A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12888489A JPH03156A (ja) 1989-05-24 1989-05-24 鋼帯端面の潤滑剤除去用ロール

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JP12888489A JPH03156A (ja) 1989-05-24 1989-05-24 鋼帯端面の潤滑剤除去用ロール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03156A true JPH03156A (ja) 1991-01-07

Family

ID=14995738

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12888489A Pending JPH03156A (ja) 1989-05-24 1989-05-24 鋼帯端面の潤滑剤除去用ロール

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JP (1) JPH03156A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100506415B1 (ko) * 2000-12-26 2005-08-05 주식회사 포스코 잔류 세정유 제거장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100506415B1 (ko) * 2000-12-26 2005-08-05 주식회사 포스코 잔류 세정유 제거장치

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