JPH0315669Y2 - - Google Patents

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JPH0315669Y2
JPH0315669Y2 JP1985065706U JP6570685U JPH0315669Y2 JP H0315669 Y2 JPH0315669 Y2 JP H0315669Y2 JP 1985065706 U JP1985065706 U JP 1985065706U JP 6570685 U JP6570685 U JP 6570685U JP H0315669 Y2 JPH0315669 Y2 JP H0315669Y2
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JP
Japan
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toilet
piece
defecation
installation surface
seated
Prior art date
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JP1985065706U
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JPS61180275U (ja
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は腰掛便器の固定構造に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来の腰掛便器の固定構造は第9図及び第10
図に示すように、腰掛便器1′の下面周縁にフラ
ンジ部4′を形成すると共に該フランジ部4′に適
宜固定孔5′を穿設し、腰掛便器1′を設置面イに
設置すると同時にその下面排便口を排便管に接続
し、さらに前記固定孔5′にねじ6′を差し込んで
フランジ部4′を設置面イにねじ止めするもので
あつた。
上記した従来の固定構造においては、腰掛便器
1′の前面もしくは側面側にフランジ部4′が必要
となると共に、ねじ6′の頭部をカバーする化粧
キヤツプ30が必須となる。従つて、意匠上大き
な制約を受けるばかりか、化粧キヤツプ30周囲
に汚れが付着し易く掃除が面倒になる不具合を有
していた。
また、前記不具合を解消するものとして実公昭
57−28958号公報に記載される固定構造が提案さ
れている。
この固定構造は、第11図及び第12図に示す
ように、腰掛便器1′下面に突設した頭付ボルト
40の頭部41を便器設置面イに固定した取付プ
レート50のスリツト51における幅広部52に
挿入し、その後腰掛便器1′をスリツト51の長
さ方向に沿つて水平に移動させることにより前記
頭部41をスリツト51の幅狭部53下縁でもつ
て係止してなり、これにより上述したフランジ部
4′を設ける必要なく腰掛便器1′を固定するよう
になつている。
ところが、上述した固定構造によれば、腰掛便
器1′の排便口2′を排便管20′に接続した後で
は腰掛便器1′を水平に移動させることは不可能
であり、また腰掛便器1′を固定した後では排便
口2′を排便管20′に接続することは困難であ
る。従つて、上記した従来構造の不具合を解消し
て腰掛便器1′のみの固定を行うことはできるも
のの、排便管20′の接続に不具合を有するもの
であつた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上述した従来事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的とする処は、フランジ部を設
ける必要なく便器を固定することができ、なおか
つ排便管の接続を容易に行える腰掛便器の固定構
造を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 以上の目的を達成するために、本考案の固定構
造は、腰掛便器の下面凹部内における前方位置に
掛止片を設け、便器設置面における所定位置に側
面を開放して前記掛止片が側方から係合可能な掛
止鉤片を設けると共に、前記掛止片には掛止鉤片
との係合面にパツキンを設け、便器下面の排便口
を前記設置面に開口する排便管に回動自在に挿嵌
し、且つ該便器を排便口を中心に水平方向へ回動
させて前記掛止片を掛止鉤片に係合させ、さらに
便器後端を便器設置面にねじ止め固定してなるこ
とを特徴とする。
(作用) 以上の構成によれば、排便口を排便管に接続し
た後該排便口を中心に腰掛便器を回動させて掛止
片を掛止鉤片に係合させるをもつて便器前部を係
止し、かつ便器後端をねじ止めすることにより腰
掛便器を便器設置面に固定する。同時に、パツキ
ンによつて掛止片と掛止鉤片の間の〓間を吸収す
る。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図〜第8図により説明
する。
第1図の腰掛便器1はその排便口2が、便器設
置面イに開口する排便管20に回動可能に挿嵌さ
れるよう形成されており、その前部下面には凹部
3が形成されるとともに、その背面側には段部4
が形成されている。
前記段部4には第1図及び第5図に示すように
取付孔5が2個所設けられ、ねじ6を挿通できる
ように構成されている。
前記凹部3の平板部7には第8図に示すような
矩形孔8が設けられ、該孔8に掛止片9が取付け
られている。
掛止片9は第2図に示すように、矩形板部10
を一体に設けたねじ11に座金12及び六角ナツ
ト13を嵌め合わすとともに、ねじ11の下端に
は掛止円板14を一体に設け、該掛止円板14に
パツキン15を施したものであり、掛止鉤片16
に掛止されるものである。
前記掛止片9は第7図及び第8図に示すように
掛止片9の矩形板部10を平板部7の矩形孔8に
挿入し、矩形板部10を90゜回転させてから六角
ナツト13を締めて、矩形板部10と座金12と
で平板部7を挾持して固定される。
掛止鉤片16は第3図に示すように平板部17
に取付孔18を穿設するとともに、この平板部1
7に側面を開放する断面略コ型の鉤部19を一体
に形成したものである。
掛止鉤片16は第4図に示すように、便器設置
面イにおける排便管20から所定距離だけ離れた
所、詳しくは前記掛止片9と相対する位置にねじ
止めされる。
以下に、本実施例における腰掛便器1の取付固
定手順を説明する。
先ず掛止鉤片16を第4図に示すように所定位
置に取付固定し、掛止片9を腰掛便器1の凹部3
に取付固定する。
次に、腰掛便器1の排便口2を第6図に示すよ
うに排便管20に嵌合させ、この状態で排便口2
を中心に腰掛便器1を第6図から第5図に示すよ
うに回転させて、掛止片9を掛止鉤片16に係合
させて腰掛便器1前部を便器設置面イに係止す
る。
さらにねじ6を便器1の取付孔5に挿入して腰
掛便器1後部を便器設置面イにねじ止めする。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように構成したので、排
便口と排便管の接続を容易に行えると共にフラン
ジ部を設けることなく便器の固定を可能にし、さ
らに掛止片と掛止鉤片の間でのガタつきを防ぐこ
とができる。
従つて、腰掛便器のデザインがより自由に行え
るようになると共に化粧キヤツプを不要にして掃
除の手間を省くことができ、なおかつ腰掛便器の
固定と排便管の接続相方を容易かつ確実に行える
腰掛便器の固定構造を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案腰掛便器の固定構造の一実施例
を示す縦断正面図、第2図は掛止片の立体図、第
3図は掛止鉤片の立体図、第4図は掛止鉤片の取
付状態を示す平面図、第5図は第1図の−線
断面図、第6図は第5図に至る取付動作を示す平
面断面図、第7図は第1図の要部拡大図、第8図
は第7図の−線断面図、第9図、第11図は
夫々従来例の側面図、第10図は第9図の−
線切欠正面図、第12図は第11図の要部の立体
図である。 図中、1……腰掛便器、2……排便口、3……
凹部、5……取付孔、6……ねじ、9……掛止
片、16……掛止鉤片、15……パツキン、イ…
…便器設置面、20……排便管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 腰掛便器の下面凹部内における前方位置に掛止
    片を設け、便器設置面における所定位置に側面を
    開放して前記掛止片が側方から係合可能な掛止鉤
    片を設けると共に、前記掛止片には掛止鉤片との
    係合面にパツキンを設け、便器下面の排便口を前
    記設置面に開口する排便管に回動自在に挿嵌し、
    且つ該便器を排便口を中心に水平方向へ回動させ
    て前記掛止片を掛止鉤片に係合させ、さらに便器
    後端を便器設置面にねじ止め固定してなる腰掛便
    器の固定構造。
JP1985065706U 1985-04-30 1985-04-30 Expired JPH0315669Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985065706U JPH0315669Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985065706U JPH0315669Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61180275U JPS61180275U (ja) 1986-11-10
JPH0315669Y2 true JPH0315669Y2 (ja) 1991-04-04

Family

ID=30597943

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JP1985065706U Expired JPH0315669Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121235A (ja) * 2003-07-17 2009-06-04 Inax Corp 洋風便器の床固定構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728958U (ja) * 1980-07-28 1982-02-16

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728958U (ja) * 1980-07-28 1982-02-16

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121235A (ja) * 2003-07-17 2009-06-04 Inax Corp 洋風便器の床固定構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61180275U (ja) 1986-11-10

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