JPH0315626A - バランサ付エンジン - Google Patents
バランサ付エンジンInfo
- Publication number
- JPH0315626A JPH0315626A JP14870189A JP14870189A JPH0315626A JP H0315626 A JPH0315626 A JP H0315626A JP 14870189 A JP14870189 A JP 14870189A JP 14870189 A JP14870189 A JP 14870189A JP H0315626 A JPH0315626 A JP H0315626A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankshaft
- case
- lower case
- balance shaft
- support wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 22
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/20—Multi-cylinder engines with cylinders all in one line
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A.発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明は、クランク軸を収容、支持するクランクケース
に、クランク軸に連動するバランス軸をクランク軸と平
行に支承させた、バランサ付エンジンに関する. (2)従来の技術 従来のバランサ付エンジンでは、バランス軸を支持する
ために、クランクケースまたはシリンダブロックの一端
面から明けた横孔にバランス軸を挿入している(例えば
特開昭61−104115号公報参照)。
に、クランク軸に連動するバランス軸をクランク軸と平
行に支承させた、バランサ付エンジンに関する. (2)従来の技術 従来のバランサ付エンジンでは、バランス軸を支持する
ために、クランクケースまたはシリンダブロックの一端
面から明けた横孔にバランス軸を挿入している(例えば
特開昭61−104115号公報参照)。
(3)発明が解決しようとする課題
上記のようなバランサ付エンジンでは、バランス軸の軸
部をウェイトの回転径より大径に形成しなければならず
、このためバランス軸の重量軽減が困難であるのみなら
ず、バランス軸の組立性にも難がある. 本発明は、か\る事情に鑑みななされたもので、バラン
ス軸の軽量化が可能であると共に組立性が良好であり、
しかもコンパクトな前記バランサ付エンジンを提供する
ことを目的とする.B.発明の構戒 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達戒するために、本発明は、シリンダブロッ
クと一体に成形されたアッパケースと、このアッパケー
スの下端に結着されたオイルバンを兼ねるロアケースと
からクランクケースを構成し、アッパケース及びロアケ
ースには、クランク軸及びバランス軸の各両端部を回転
自在に挟持する外側ジャーナル支持壁と、クランク軸の
中間部を回転自在に挟持する中間ジャーナル支持壁とを
それぞれ形成すると共に、そのロアケース側の中間ジャ
ーナル支持壁はロアケースの底壁から起立させ、バラン
ス軸には、回転経路が前記中間ジャーナル支持壁の両側
を通る一対のウェイトを設けたことを特徴とする. (2)作 用 上記構戒によれば、アッパ及びロアケースの結合時にそ
れらの間でクランク軸及びバランス軸が支持される.そ
の際、バランス軸は、そのウェイトの回転径が軸部より
大径であっても組立に支障はない。
部をウェイトの回転径より大径に形成しなければならず
、このためバランス軸の重量軽減が困難であるのみなら
ず、バランス軸の組立性にも難がある. 本発明は、か\る事情に鑑みななされたもので、バラン
ス軸の軽量化が可能であると共に組立性が良好であり、
しかもコンパクトな前記バランサ付エンジンを提供する
ことを目的とする.B.発明の構戒 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達戒するために、本発明は、シリンダブロッ
クと一体に成形されたアッパケースと、このアッパケー
スの下端に結着されたオイルバンを兼ねるロアケースと
からクランクケースを構成し、アッパケース及びロアケ
ースには、クランク軸及びバランス軸の各両端部を回転
自在に挟持する外側ジャーナル支持壁と、クランク軸の
中間部を回転自在に挟持する中間ジャーナル支持壁とを
それぞれ形成すると共に、そのロアケース側の中間ジャ
ーナル支持壁はロアケースの底壁から起立させ、バラン
ス軸には、回転経路が前記中間ジャーナル支持壁の両側
を通る一対のウェイトを設けたことを特徴とする. (2)作 用 上記構戒によれば、アッパ及びロアケースの結合時にそ
れらの間でクランク軸及びバランス軸が支持される.そ
の際、バランス軸は、そのウェイトの回転径が軸部より
大径であっても組立に支障はない。
またバランス軸の一対のウェイトは、その回転経路が中
間ジャーナル支持壁の両側を通るように配置されるので
、中間ジャーナル支持壁に干渉されることなくバランス
軸をクランク軸に近接させることかできる. さらにロアケ〜ス側の中間ジャーナル支持壁は、オイル
パンを兼ねるロアケースの底壁から起立し?いるので、
ロアケースに貯留するオイルの波立ちを抑制する. (3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、第1図及び第2図において、エンジンlは、直立する
2本のシリンダ2,,2■を有するシリンダブロック3
と、このシリンダブロック3の上端に結着されたシリン
ダヘッド4と、同シリンダブロック3の下端に一体に連
設されたアッパケース5と、このアッパケース5の下端
に周縁部をボルト8.8・・・で結着されたオイルパン
を兼ねるロアケース6とを備え、上記両ケース5.6に
よりクランクケース7が構成される.クランクケース7
にはクランク軸9と、該軸9の両側にそれと平行に配置
される一対のバランス軸10.10とが収容される.ク
ランク軸9は両端部及び中間部に3つのジャーナル91
.9■,9,を有しており、これらジャーナル91.9
29,は、アッパケース5およびロアケース6にそれぞ
れ形成された各3枚の外側ジャーナル支持?5.,6.
;5■,62及び中間ジャーナル支持壁53.63によ
って千軸受11を介して回転自在に挟持される.そして
各対向するジャーナル支持壁Fz .6l ;5!,6
t i53.6sはクランク軸9の両側に配置される
一対のボルト12,12;13,13;14,14によ
ってそれぞれ?着される. 上方の両外側ジャーナル支持壁5+.5zはアッパケー
ス5の両端壁により、また下方の両外側ジャーナル支持
壁5!.6■はロアケース6の両端壁によりそれぞれ構
成される.また上方の中間ジャーナル支持壁5,は、ア
ッパケース5の天井壁中央部から垂下するように形成さ
れ、また下方の中間ジャーナル支持壁6,は、ロアケー
ス6の?壁中央部から起立するように形成される.そし
して、該壁63には、その下面に開口する肉抜きのため
の空洞部l5が設けられ、この空洞部15において前記
ボル}14.14の装着が行われる.クランク軸9にお
いて、ジャーナル91.9■91の各間に形成された2
本のクランク17,l7!のクランクピン17+■ 1
7、にはシリンダ2+,2z内を往復動ずるピストンl
8,,18zがコンロッド19+.19gを介して連接
される.またクランク軸9には、クランク17.l1t
の基端からクランクピンIL−,17t−と反対方向へ
突出するウェイト20I.20tが付設される.これら
ウェイト20+ ,20tの質量は、これらウェイトに
よる総合遠心力がピストン18.,18i系の往復質量
による総合慣性力の2分の1と釣合うように設定される
.一方、各バランス軸10は両端部に一対のジャ?ナル
101.10■を有しており、これらジャーナル10,
.10tは、前記両外側ジャーナル支持壁51.6.;
5■,6■によりボールベアリング22を介して回転自
在に挟持される。
間ジャーナル支持壁の両側を通るように配置されるので
、中間ジャーナル支持壁に干渉されることなくバランス
軸をクランク軸に近接させることかできる. さらにロアケ〜ス側の中間ジャーナル支持壁は、オイル
パンを兼ねるロアケースの底壁から起立し?いるので、
ロアケースに貯留するオイルの波立ちを抑制する. (3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、第1図及び第2図において、エンジンlは、直立する
2本のシリンダ2,,2■を有するシリンダブロック3
と、このシリンダブロック3の上端に結着されたシリン
ダヘッド4と、同シリンダブロック3の下端に一体に連
設されたアッパケース5と、このアッパケース5の下端
に周縁部をボルト8.8・・・で結着されたオイルパン
を兼ねるロアケース6とを備え、上記両ケース5.6に
よりクランクケース7が構成される.クランクケース7
にはクランク軸9と、該軸9の両側にそれと平行に配置
される一対のバランス軸10.10とが収容される.ク
ランク軸9は両端部及び中間部に3つのジャーナル91
.9■,9,を有しており、これらジャーナル91.9
29,は、アッパケース5およびロアケース6にそれぞ
れ形成された各3枚の外側ジャーナル支持?5.,6.
;5■,62及び中間ジャーナル支持壁53.63によ
って千軸受11を介して回転自在に挟持される.そして
各対向するジャーナル支持壁Fz .6l ;5!,6
t i53.6sはクランク軸9の両側に配置される
一対のボルト12,12;13,13;14,14によ
ってそれぞれ?着される. 上方の両外側ジャーナル支持壁5+.5zはアッパケー
ス5の両端壁により、また下方の両外側ジャーナル支持
壁5!.6■はロアケース6の両端壁によりそれぞれ構
成される.また上方の中間ジャーナル支持壁5,は、ア
ッパケース5の天井壁中央部から垂下するように形成さ
れ、また下方の中間ジャーナル支持壁6,は、ロアケー
ス6の?壁中央部から起立するように形成される.そし
して、該壁63には、その下面に開口する肉抜きのため
の空洞部l5が設けられ、この空洞部15において前記
ボル}14.14の装着が行われる.クランク軸9にお
いて、ジャーナル91.9■91の各間に形成された2
本のクランク17,l7!のクランクピン17+■ 1
7、にはシリンダ2+,2z内を往復動ずるピストンl
8,,18zがコンロッド19+.19gを介して連接
される.またクランク軸9には、クランク17.l1t
の基端からクランクピンIL−,17t−と反対方向へ
突出するウェイト20I.20tが付設される.これら
ウェイト20+ ,20tの質量は、これらウェイトに
よる総合遠心力がピストン18.,18i系の往復質量
による総合慣性力の2分の1と釣合うように設定される
.一方、各バランス軸10は両端部に一対のジャ?ナル
101.10■を有しており、これらジャーナル10,
.10tは、前記両外側ジャーナル支持壁51.6.;
5■,6■によりボールベアリング22を介して回転自
在に挟持される。
各バランス軸lOは、その軸部一側へ張出した一対のウ
ェイト23.,23■を備えており、両ウェイト23,
,23■は、それらの回転経路が前記中間ジャーナル支
持壁5.,63の両側を通るように配置されている. 両バランス軸to.toのウェイト23,,23■の質
量は、これらウェイトによる総合遠心力と前記ウェイト
20..20■による総合遠心力とが等しくなるように
設定される. 両バランス軸10,toは共にクランク軸9から連動機
構24を介してクランク軸9と同速で反対方向へ回転駆
動される.その際、クランク軸9及びバランス軸10.
10の回転位相は、ビスト?181.18■が上,下死
点にきたとき、ウェイト201,201とウェイト23
,,23■とが同位相位置にくるように設定される。
ェイト23.,23■を備えており、両ウェイト23,
,23■は、それらの回転経路が前記中間ジャーナル支
持壁5.,63の両側を通るように配置されている. 両バランス軸to.toのウェイト23,,23■の質
量は、これらウェイトによる総合遠心力と前記ウェイト
20..20■による総合遠心力とが等しくなるように
設定される. 両バランス軸10,toは共にクランク軸9から連動機
構24を介してクランク軸9と同速で反対方向へ回転駆
動される.その際、クランク軸9及びバランス軸10.
10の回転位相は、ビスト?181.18■が上,下死
点にきたとき、ウェイト201,201とウェイト23
,,23■とが同位相位置にくるように設定される。
上記連動機構24は、クランク軸9に固着された駆動タ
イミングギャ25と、バランス軸10,lOにそれぞれ
固着されて駆動タイミングギャ25に噛合する被動タイ
ミングギャ26.26とからなっている。
イミングギャ25と、バランス軸10,lOにそれぞれ
固着されて駆動タイミングギャ25に噛合する被動タイ
ミングギャ26.26とからなっている。
前記アッパーケース5及びロアケース6には、一方の外
側ジャーナル支持壁5,,6.の外側に隣接するシール
支持壁27.28が形成されており、両シール支持壁2
7,2Bによって、クランク軸9及びバランス軸10.
10の外端部外周面に密接するオイルシール29;30
.aoが挟持される。
側ジャーナル支持壁5,,6.の外側に隣接するシール
支持壁27.28が形成されており、両シール支持壁2
7,2Bによって、クランク軸9及びバランス軸10.
10の外端部外周面に密接するオイルシール29;30
.aoが挟持される。
相隣るジャーナル支持壁5t,6.とシール支持壁27
.28との間には前記連動機構24を収?する連動室3
lが形成され、その底部は油溜め31a(第1図及び第
3図参照)となっている.クランク軸9には、クランク
ピン17+■ 172.及びジャーナル9l.9■,9
,の外周面にそれぞれ開口する油路32が穿設されてお
り、この油路32にはロアケース6の底部に貯留する潤
滑油が図示しないオイルポンプにより供給される.した
がって油路32に供給された油はクランクピン1 7+
−, 1 7g−及びジャーナル91,9!.9,の
回転面を潤滑することができる。そして特にジャーナル
9■を潤滑し終えた油の一部は連動室3lに流入する. 連動室3lの油溜め31aにおける油の貯留レヘルを規
制するために、第4図に示すように、オーバーフロー孔
33がロアケース6に穿設される.したがって、連動室
31内の油面が規定レベルを超えると、連動室3l内の
油はオーバーフロー孔?3を通してロアケース6の底部
へ流出する.こうして油溜め31aに保たれる油面の規
定レベルは、大きな動力損失を招くことなくタイミング
ギャ24.25、並びにボールベアリング22を適度に
潤滑し得る程度に設定される.次にこの実施例の作用に
ついて説明する.エンジンlの運転中、ピストン18,
,18!が上死点または下死点にくると、クランク軸9
のウェイト20+.20zは下向きまたは上向きになり
、また両バランス軸10.10のウェイト23.,23
■も下向きまたは上向きになる.したがって、これらウ
ェイト2ot .20! i23,23tによる総合
遠心力によってピストン18+,18z系の往復質量に
よる慣性力が消去される。
.28との間には前記連動機構24を収?する連動室3
lが形成され、その底部は油溜め31a(第1図及び第
3図参照)となっている.クランク軸9には、クランク
ピン17+■ 172.及びジャーナル9l.9■,9
,の外周面にそれぞれ開口する油路32が穿設されてお
り、この油路32にはロアケース6の底部に貯留する潤
滑油が図示しないオイルポンプにより供給される.した
がって油路32に供給された油はクランクピン1 7+
−, 1 7g−及びジャーナル91,9!.9,の
回転面を潤滑することができる。そして特にジャーナル
9■を潤滑し終えた油の一部は連動室3lに流入する. 連動室3lの油溜め31aにおける油の貯留レヘルを規
制するために、第4図に示すように、オーバーフロー孔
33がロアケース6に穿設される.したがって、連動室
31内の油面が規定レベルを超えると、連動室3l内の
油はオーバーフロー孔?3を通してロアケース6の底部
へ流出する.こうして油溜め31aに保たれる油面の規
定レベルは、大きな動力損失を招くことなくタイミング
ギャ24.25、並びにボールベアリング22を適度に
潤滑し得る程度に設定される.次にこの実施例の作用に
ついて説明する.エンジンlの運転中、ピストン18,
,18!が上死点または下死点にくると、クランク軸9
のウェイト20+.20zは下向きまたは上向きになり
、また両バランス軸10.10のウェイト23.,23
■も下向きまたは上向きになる.したがって、これらウ
ェイト2ot .20! i23,23tによる総合
遠心力によってピストン18+,18z系の往復質量に
よる慣性力が消去される。
次にクランク軸9のクランクLL.17zがシリンダ2
..2■の軸線と直交する平面上にく?と、クランク軸
9のウェイト20..20■及びバランス軸10.10
のウェイト231,232も上記平面上にくるが、前者
のウェイト20+20,と後者のウェイト23t,23
g とは互いに正反対の向きをとる.したがって、ウェ
イト20+,20■の総合遠心力とウェイト23l,2
3、の総合遠心力とが釣合い、偶力を発生させない.こ
うしてエンジン1の一次振動が防止される. このようなバランサ付エンジンlにおいて、一対のバラ
ンス軸to.toは、クランク軸9と同様に、アッパ,
ロア両ケース5,6の結合時に両者間で支持されるので
、組立性が良好である.しかも、各バランス軸lOでは
、その軸部よりウェイト23..23tの回転径を大き
く取っても、組立に支障を来すことはない。
..2■の軸線と直交する平面上にく?と、クランク軸
9のウェイト20..20■及びバランス軸10.10
のウェイト231,232も上記平面上にくるが、前者
のウェイト20+20,と後者のウェイト23t,23
g とは互いに正反対の向きをとる.したがって、ウェ
イト20+,20■の総合遠心力とウェイト23l,2
3、の総合遠心力とが釣合い、偶力を発生させない.こ
うしてエンジン1の一次振動が防止される. このようなバランサ付エンジンlにおいて、一対のバラ
ンス軸to.toは、クランク軸9と同様に、アッパ,
ロア両ケース5,6の結合時に両者間で支持されるので
、組立性が良好である.しかも、各バランス軸lOでは
、その軸部よりウェイト23..23tの回転径を大き
く取っても、組立に支障を来すことはない。
また、各バランス軸10の一対のウェイト23+,23
zは、それらの回転経路が中間ジャーナル支持壁53.
63の両側を通るように配置されるので、ウェイト23
1,23.と中間ジャーナル支持壁5−,6sとの干渉
を回避しつ\バランス軸10のクランク軸9への近接配
置が可能となり、エンジン1のコンパクト化をもたらす
ことができる. さらに、ロアケース6の底壁から起立する中間ジャーナ
ル支持壁6,は、ロアケース6内に貯留するオイル中に
立っているので、オイルの波立ちを減衰させるバッフル
機能をも発揮することができる. 尚、上記実施例ではバランス軸10.10及び連動機構
24をエンジンlの一次振動を防止すぺく構戒したが、
これを二次振動防止用にすることもできる. C.発明の効果 以上のように本発明によれば、アッパケース、及びロア
ケースには、クランク袖及びバランス軸の各両端部を回
転自在に挟持する外側ジ+−ナル支持壁と、クランク軸
の中間部を回転自在に挟持する中間ジャーナル支持壁と
をそれぞれ形成したので、両ケースの結合と同時にクラ
ンク軸のみならずバランス軸の支持を行うことができ、
組立性が極めて良好である.しかもバランス軸では、そ
の軸部よりウェイトの回転径を大きく設定することが可
能であり、そうすることにより比較的小重量のウェイト
で所望の遠心力が得られ、軽量化に寄与し得る. またバランス軸の一対のウェイトは、それらの回転経路
が中間ジャーナル支持壁の両側を通るように配置される
ので、これらウェイトと中間ジャーナル支持壁との干渉
を避けつ\バランス軸のクランク軸への近接配置が可能
となり、エンジンのコンパクト化を図ることができる. さらに、ロアケース側の中間ジャーナル支持壁は、オー
イルバンを兼ねるロアケースの底壁から起立するので、
この中間ジャーナル支持壁によりロアケースに貯留する
オイルの波立ちを抑えることができる.
zは、それらの回転経路が中間ジャーナル支持壁53.
63の両側を通るように配置されるので、ウェイト23
1,23.と中間ジャーナル支持壁5−,6sとの干渉
を回避しつ\バランス軸10のクランク軸9への近接配
置が可能となり、エンジン1のコンパクト化をもたらす
ことができる. さらに、ロアケース6の底壁から起立する中間ジャーナ
ル支持壁6,は、ロアケース6内に貯留するオイル中に
立っているので、オイルの波立ちを減衰させるバッフル
機能をも発揮することができる. 尚、上記実施例ではバランス軸10.10及び連動機構
24をエンジンlの一次振動を防止すぺく構戒したが、
これを二次振動防止用にすることもできる. C.発明の効果 以上のように本発明によれば、アッパケース、及びロア
ケースには、クランク袖及びバランス軸の各両端部を回
転自在に挟持する外側ジ+−ナル支持壁と、クランク軸
の中間部を回転自在に挟持する中間ジャーナル支持壁と
をそれぞれ形成したので、両ケースの結合と同時にクラ
ンク軸のみならずバランス軸の支持を行うことができ、
組立性が極めて良好である.しかもバランス軸では、そ
の軸部よりウェイトの回転径を大きく設定することが可
能であり、そうすることにより比較的小重量のウェイト
で所望の遠心力が得られ、軽量化に寄与し得る. またバランス軸の一対のウェイトは、それらの回転経路
が中間ジャーナル支持壁の両側を通るように配置される
ので、これらウェイトと中間ジャーナル支持壁との干渉
を避けつ\バランス軸のクランク軸への近接配置が可能
となり、エンジンのコンパクト化を図ることができる. さらに、ロアケース側の中間ジャーナル支持壁は、オー
イルバンを兼ねるロアケースの底壁から起立するので、
この中間ジャーナル支持壁によりロアケースに貯留する
オイルの波立ちを抑えることができる.
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はバラン
サ付エンジンの縦断正面図、第2図は第1図の■−■線
断面図、第3図は第2図の■一■線断面図、第4図は第
3図のfV−IV線断面図である. 1・・・エンジン、3・・・シリンダブロック、5・・
・アッパーケース、51.5よ・・・アッパケースの外
側ジャーナル支持壁、5,・・・同中間ジャーナル支持
壁、6・・・ロアケース、61161・・・ロアケース
の外側ジャーナル支持壁、6,・・・同中間ジ+−ナル
支持壁、7・・・クランクケース、9・・・クランク軸
、lO・・・バランス軸、23+.23g・・・バラン
ス軸のウェイト 第4図
サ付エンジンの縦断正面図、第2図は第1図の■−■線
断面図、第3図は第2図の■一■線断面図、第4図は第
3図のfV−IV線断面図である. 1・・・エンジン、3・・・シリンダブロック、5・・
・アッパーケース、51.5よ・・・アッパケースの外
側ジャーナル支持壁、5,・・・同中間ジャーナル支持
壁、6・・・ロアケース、61161・・・ロアケース
の外側ジャーナル支持壁、6,・・・同中間ジ+−ナル
支持壁、7・・・クランクケース、9・・・クランク軸
、lO・・・バランス軸、23+.23g・・・バラン
ス軸のウェイト 第4図
Claims (1)
- クランク軸を収容、支持するクランクケースに、クラン
ク軸に連動するバランス軸をクランク軸と平行に支承さ
せた、バランサ付エンジンにおいて、シリンダブロック
と一体に成形されたアッパケースと、このアッパケース
の下端に結着されたオイルパンを兼ねるロアケースとか
らクランクケースを構成し、アッパケース及びロアケー
スには、クランク軸及びバランス軸の各両端部を回転自
在に挟持する外側ジャーナル支持壁と、クランク軸の中
間部を回転自在に挟持する中間ジャーナル支持壁とをそ
れぞれ形成すると共に、そのロアケース側の中間ジャー
ナル支持壁はロアケースの底壁から起立させ、バランス
軸には、回転経路が前記中間ジャーナル支持壁の両側を
通る一対のウェイトを設けたことを特徴とする、バラン
サ付エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1148701A JP2719960B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | バランサ付エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1148701A JP2719960B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | バランサ付エンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0315626A true JPH0315626A (ja) | 1991-01-24 |
JP2719960B2 JP2719960B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=15458666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1148701A Expired - Lifetime JP2719960B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | バランサ付エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2719960B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04321842A (ja) * | 1991-04-19 | 1992-11-11 | Kubota Corp | バランサ付きエンジン |
JP2011001902A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のクランクケース |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013181567A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Honda Motor Co Ltd | バランサ軸 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60241543A (ja) * | 1984-05-16 | 1985-11-30 | Suzuki Motor Co Ltd | V型エンジン |
JPS61104114A (ja) * | 1984-10-27 | 1986-05-22 | Mazda Motor Corp | エンジンのシリンダブロツク構造 |
-
1989
- 1989-06-12 JP JP1148701A patent/JP2719960B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60241543A (ja) * | 1984-05-16 | 1985-11-30 | Suzuki Motor Co Ltd | V型エンジン |
JPS61104114A (ja) * | 1984-10-27 | 1986-05-22 | Mazda Motor Corp | エンジンのシリンダブロツク構造 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04321842A (ja) * | 1991-04-19 | 1992-11-11 | Kubota Corp | バランサ付きエンジン |
JP2011001902A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のクランクケース |
US8528515B2 (en) | 2009-06-19 | 2013-09-10 | Honda Motor Co., Ltd. | Crankcase of internal combustion engine |
DE102010030237B4 (de) | 2009-06-19 | 2018-04-26 | Honda Motor Co., Ltd. | Kurbelgehäuse von einem Verbrennungsmotor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2719960B2 (ja) | 1998-02-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4794887A (en) | Reciprocatory internal combustion engines | |
US4690111A (en) | Bearing arrangements for balancing shafts of internal combustion engines | |
US4574749A (en) | Counterbalanced piston rotary machine | |
JPH0672527B2 (ja) | シリンダブロックの潤滑油通路構造 | |
RU2037693C1 (ru) | Механизм для уравновешивания сил инерции и моментов инерции второго порядка | |
CN206144738U (zh) | 一种无油空压机传动机构 | |
JPH0315626A (ja) | バランサ付エンジン | |
US6439188B1 (en) | Four cycle four cylinder in-line engine with rotors of a supercharging device used as balance shafts | |
CN101910674A (zh) | 发动机平衡系统 | |
CA2291468C (en) | Balancer device for a four-cycle v-type eight cylinder engine | |
CN106438269A (zh) | 一种无油空压机传动机构 | |
JPH0261356A (ja) | バランサ付エンジン | |
JP4383574B2 (ja) | 4サイクルv型8気筒エンジン用バランス装置 | |
JPH1038030A (ja) | エンジンのバランサ装置 | |
JP2000249191A (ja) | 往復動内燃機関におけるマスバランスおよび/またはモーメントバランスのための装置 | |
JP2759933B2 (ja) | 直列4気筒エンジンのバランサシャフト | |
JP2001280110A (ja) | エンジンバランサ | |
JP3730557B2 (ja) | エンジン用つり合い装置のバランサシャフト | |
JP2003090225A (ja) | バランス軸用ハウジング | |
JPH0743006B2 (ja) | エンジンのバランサシヤフト | |
JPH0318761Y2 (ja) | ||
JPH0640346Y2 (ja) | エンジンの制振装置 | |
JPH0650387A (ja) | 単シリンダエンジンのバランサ装置 | |
JP2703536B2 (ja) | バランサシヤフト付エンジンのシリンダブロツク構造 | |
JP2001099233A (ja) | 多気筒エンジンの二軸バランサ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071121 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091121 Year of fee payment: 12 |