JPH03156188A - 回転圧縮機 - Google Patents

回転圧縮機

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Publication number
JPH03156188A
JPH03156188A JP29584989A JP29584989A JPH03156188A JP H03156188 A JPH03156188 A JP H03156188A JP 29584989 A JP29584989 A JP 29584989A JP 29584989 A JP29584989 A JP 29584989A JP H03156188 A JPH03156188 A JP H03156188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vane
centrifugal force
piston
holder
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP29584989A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeji Watanabe
竹司 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP29584989A priority Critical patent/JPH03156188A/ja
Publication of JPH03156188A publication Critical patent/JPH03156188A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヒートポンプ利用の空気調和機、冷蔵庫等の
フロン系冷媒ガスを圧縮するアウターロータ弐回転圧縮
機に関するものである。
従来の技術 従来、アウターロータ弐回転圧縮機として第5図、第6
図に示す如くピストン32を有する固定軸37と、前記
ピストン32の外周を回転するシリンダ41と、前記ピ
ストン32と前記シリンダ41によって形成される空間
を囲む上軸受43および下軸受45と、前記シリンダ4
1に設けられたベーン38と、前記ベーン38の先端部
が常に前記ピストン32の周面に接する力を前記ベーン
38に与えるベーンバネ40で構成し、前記ピストン3
2.前記シリンダ41.前記上軸受43.前記下軸受4
5によって形成される空間を前記ベーン38で仕切って
容積変化させる圧縮部構成とし、前記シリンダ41と一
体で回転する回転ヨーク板47.永久磁石48.を様子
コイル50を有するステータ49からなる駆動部を前記
シリンダ41の外周に設けた構成で小型化をはかること
が考えられている。
発明が解決しようとする課題 しかし、前記ベーン38は前記シリンダ4Iとともに回
転する為、前記ベーン38の重量で外に遠心力が働き前
記ピストン32の周面から離脱する傾向となり、離脱す
ることによって圧縮機の働きはなくなる。それを防止す
る為、前記ベーン38の背圧およびベーンバネ40で押
す構成となっているが、前記ベーン38の遠心力は回転
数の2乗に比例する為、前記ベーンバネ40の力は使用
回転数の最大で決められる。よって、回転数が低い際に
は前記ベーン38の先端部で強い力が前記ピストン32
に働き、マサッfU失が大きくなり効率が悪くなる。逆
に低い回転数でベーンバネ40の力を決めると、回転数
が大きい場合にベーン38の先端部はピストン32の周
面から離脱し圧縮機としての働きはなくなるという課題
がある。本発明はかかる従来の課題を解消して信頼性を
確保するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の回転圧縮機は、冷媒
吸入ポートを有するシャフトおよび前記シャフトの冷媒
吸入ポートと連通したポートを径方向に有するピストン
を一体構成とした固定軸と、出没可能に設けられたベー
ンと、前記ベーンの溝を有し、前記ピストンの周囲を回
転する中空形状のシリンダと、前記ピストンと前記シリ
ンダによって形成される空間を囲み前記固定軸を中心と
して前記シリンダと一体で回転する上軸受及び下軸受と
、前記上軸受及び前記下軸受各々に固定されている上支
持棒、下支持捧と、前記ベーンのカを受けて前記下支持
環及び前記下支持環を各々中心軸として動く上ホルダー
、下ホルダーと、前記シリンダの外周に設けられた回転
ヨーク板及び永久磁石と、前記永久磁石の外周に電機子
コイルを有するステータを設けた構成で小型化をはかり
、又、前記ベーンの先端部でのマサツ損失増大、及び前
記ベーンの先端部が前記ピストンの周囲から離脱するこ
とに対しては、前記上軸受及び前記下軸受各々に固定さ
れた前記下支持環及び前記下支持環を支点として、前記
ベーンの遠心力と反対方向に前記上ホルダー、前記下ホ
ルダーの遠心力が働き、かつベーンの遠心力より少し大
きくなる構成としている為、前記ベーンの先端部でのマ
サツ損失が低減し、又、前記ピストンの周囲から離脱す
ることもない。
作用 本発明は上記構成によって、電機子コイルへの通電によ
り永久磁石と回転ヨーク板を駆動し、前記回転ヨーク板
と連結されている下軸受を介してベーンを存するシリン
ダを回転させる。そして、ピストン、前記シリンダ、上
軸受、下軸受で形成される空間を前記ベーンの回転で容
積変化させてシャフトの冷媒吸入ポートから吸入した冷
媒ガスを圧縮する。ここで、前記ベーンは回転するため
に遠心力が働き外へ飛び出そうとする。又、前記ベーン
の遠心力が作用する前記上ホルダ及び前記下ホルダも各
々前記上支持棒、前記下支持環を支点として遠心力の作
用により動く。この時、ベーンの遠心力は前記上ホルダ
ー及び前記下ホルダーに作用する遠心力より絶えず小さ
くなる様にしている0例えばベーンの遠心力が最も大き
い位置、つまり、ベーンが最も外に位置する時に、前記
下支持環及び前記下支持環を中心として、前記上ホルダ
及び前記下ホルダの遠心力が最も大きく、かつ前記ベー
ンを内へ押す方向となり、逆に前記ベーンの遠心力が最
も小さい、つまり、前記ベーンが最も内に位置する時に
は、前記上ホルダー及び前記下ホルダーの遠心力も最も
小さ(、かつ、前記ベーンを内側に押す方向に働く、よ
って、1回転当りの前記ベーンの遠心力の変動に対し、
絶えず少し大きい力で前記ベーンを内側に押すように前
記上ホルダーと前記下ホルダーの各遠心力の和が働く為
、ベーン先端部でのマサツ損失も少なく、又、前記ピス
トン先端から離脱することもない。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
第1図、第2図、第3図、第4図において、1はシャフ
ト、2はピストンであり、前記シャフトIの直径より大
きく、又、軸の中心が前記シャフト1の軸の中心と偏心
してなる。3は冷媒吸入ポートであり、前記シャフトl
の軸方向と前記ピストン2の径方向を連通してなる。4
は固定軸であり、前記シャフト1と前記ピストン2を一
体構成してなる。5はベーン、6はシリンダであり、前
記ベーン5の溝を有し中空形状からなる。7は吐出ポー
ト、8は上軸受、9は吐出弁、10は下軸受であり、前
記シリンダ6.前記上軸受8.前記下軸受10は連結さ
れて回転する。11は下支持環であり、前記上軸受8に
固定されている。 12は下時事棒であり、前記下軸受
10に固定されていに。I3は上ホルダであり、前記ベ
ーン5の遠心力作用を受けるとともに前記下支持環11
を軸として回転する。
14は下ホルダであり、前記ベー75の遠心力作用を受
けるとともに前記下支持環12を軸として回転する。又
、前記上ホルダ13と前記下ホルダ14の各遠心力方向
は前記下支持環11及び前記下支持環12を軸として、
前記ベーン5の遠心力方向と逆であり、かつ前記上ホル
ダ13と前記下ホルダ14の各遠心力の和は前記へ一ン
5の遠心力より太き(なっている、又、前記上ホルダ1
3及び前記下ホルダ14の遠心力は前記ベーン5の遠心
力が最も大きい位置で最大となり、前記ベーン5の遠心
力が最も小さい位置で最小となる。15はシリンダ室で
あり、前記ピストン2.前記シリンダ6、前記上軸受8
゜前記下軸受10で囲まれた空間からなる。16は回転
ヨーク板、17は永久磁石である。又、前記回転ヨーク
板16と前記永久磁石17は前記シリンダ6の外周に設
けられ、前記下軸受lOと連結されている。
そして、前記シリンダ6、前記上軸受8.前記下軸受1
0.前記回転ヨーク板16.前記永久磁石17は一体と
なって前記固定軸4を中心として回転する。
18はステータであり、電機子コイル19を有し、前記
永久磁石17の周囲に設けられている。20は密閉ハウ
ジングであり、前記ステータ1Bを固定する。
上記構成において、次に作用を説明する。
前記電機子コイル19に通電されると磁界により前記永
久磁石17および前記回転ヨーク板16は回転し、それ
によって、前記下軸受10.前記シリンダ6、前記へ一
ン5.前記上ホルダ13.前記下ホルダ14.前記上軸
受10.前記吐出弁11は回転する。
その際、前記ベーン5は遠心力と外に飛び出そうとする
が、前記下支持環11を軸として前記上ホルダ13及び
前記下支持環12を軸とした前記下ホルダ14の遠心力
は前記ベーン5の遠心力方向と逆であり、かつ力も大き
くなっている為、常に前記ベーン5の先端部は常に前記
ピストン2の周囲に接しながら回転する。その際に、前
記冷媒吸入ポート3から前記シリンダ室15に吸入され
た低圧の冷媒ガスは圧縮されて高圧ガスとなり前記吐出
ポート7を通って前記密閉ハウジング20の内部空間に
吐出される。ここで、前記ベーン5の遠心力が最大の場
合、いわゆる前記ベーン5が最も外側に位置する場合に
は、第2図に示す如く、前記ベーン5の遠心力F1に対
し、前記上ホルダ13及び前記下ホルダ14の遠心力は
前記下支持環11及び前記下支持環12を軸として前記
ベーン5側の力F3(前記上ホルダ13と前記下ホルダ
14の合成)と前記ベーン5と反対側の力Fz  (前
記上ホルダ13と前記下ホルダ14の合成)が働く、こ
こで、F z > F + + F sの関係を維持す
ることにより、前記ベー75は前記ピストン2の周囲に
接し回転する。又、ベーン先端が前記ピストン2を押す
力FはF−F、−F、−F、である、第3図に第2図の
X−X断面を示す。又、逆に前記ベーン5の遠心力が最
小の場合、いわゆる前記ベーン5が最も内側に位置する
場合には、第4図に示す如く、前記上ホルダ13及び前
記下ホルダ14の第2図の力F□は前記シリンダ6の回
転中心Oを前記下支持環11及び前記下支持環12を結
ぶ線OYを軸として、FxaとF、となり、前記下支持
環11及び前記下支持環12を支点として逆モーメント
となる。従って、前記ベーン5の先端が前記ピストン2
を押す力F”はF’ =F、、−F□−F、−F、とな
り前記ベーン5の遠心力が最大時よりF□の力分少なく
なる。よって、前記ベーン5の遠心力の小さい位置の場
合には前記ピストン2の周囲を押す力も小さ(なり、マ
サツ損失も少な(なる。
発明の効果 以上のように本発明の回転圧縮機によれば次の効果が得
られる。
(1)冷媒吸入ポートを有するシャフトおよびシャフト
の冷媒吸入ポートと連通したポートを径方向に有するピ
ストンを一体構成とした固定軸と、出没可能に設けたベ
ーンと、前記ベーンの溝を有し、前記ピストンの周囲を
回転する中空形状のシリンダと、前記ピストンと前記シ
リンダによって形成される空間を囲み前記固定軸を中心
として前記シリンダと一体で回転する上軸受及び下軸受
と、前記上軸受及び前記下軸受に各々固定されている上
支持棒、下支持棒と、前記ベーンの力を受けるとともに
前記上支持捧及び前記下支持棒を各す軸として動く上ホ
ルダー、下ホルダーと、前記シリンダの外周に設けられ
た回転ヨーク板、永久磁石。
電機子コイルを有するステータで駆動部を構成している
ので小型化が達成できる。
(2)前記上軸受及び前記下軸受容々に固定された前記
上支持棒及び前記下支持棒を支点として、前記ベーンの
遠心力と反対方向に前記上ホルダー前記下ホルダーの遠
心力が働き、かつ前記ベーンの遠心力より少し大きくな
る構成としている為、前記ベーンの先端が前記ピストン
の周囲に常に適切な力で接し、マサツ…失も低減して効
率向上となる。又、前記ベーンが前記ピストンの周囲か
らM8することもなく信顛性も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における回転圧縮機の断面図
、第2図は同回転圧縮機のベーンが最外側のベーンとホ
ルダの正面図、第3図は同回転圧縮機のホルダー断面図
、第4図は同回転圧縮機のベーンが最内側のベーンとホ
ルダの正面図、第5図は従来の圧縮機の断面図、第6図
は従来の圧縮機のベーンとベーンバネの正面図である。 1・・・・・・シャフト、2・・・・・・ピストン、3
・・・・・・冷媒吸入ポート、4・・・・・・固定軸、
5・・・・・・ベーン、6・・・・・・シリンダ、7・
・・・・・吐出ポート、8・・・・・・上軸受、9・・
・・・・吐出弁、10・・・・・・下軸受、11・・・
・・・上支持捧、12・・・・・・下支持捧、13・・
・・・・上ホルダ、14・・・・・・下ホルダ、15・
・・・・・シリンダ室、16・・・・・・回転ヨーク板
、17・・・・・・永久磁石。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 冷媒吸入ポートを有するシャフトおよび前記シャフトの
    径より大きくかつ偏心し前記シャフトの冷媒吸入ポート
    と連通したポートを径方向に有するピストンを一体構成
    とした固定軸と、出没可能に設けられたベーンと、前記
    ベーンの溝を有し、前記ピストンの周囲を回転する中空
    形状のシリンダと、前記ピストンと前記シリンダによっ
    て形成される空間を囲み前記固定軸を中心として前記シ
    リンダと一体で回転する上軸受及び下軸受と、前記上軸
    受及び前記下軸受各々に固定されている上支持棒、下支
    持棒と、前記ベーンの力を受けるとともに前記上支持棒
    及び前記下支持棒を各々軸として動く上ホルダー、下ホ
    ルダーと、前記シリンダの外周に設けられた回転ヨーク
    板及び永久磁石と、前記永久磁石の外周に設けられた電
    機子コイルを有するステータからなる回転圧縮機。
JP29584989A 1989-11-14 1989-11-14 回転圧縮機 Pending JPH03156188A (ja)

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JP29584989A JPH03156188A (ja) 1989-11-14 1989-11-14 回転圧縮機

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JPH03156188A true JPH03156188A (ja) 1991-07-04

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JP29584989A Pending JPH03156188A (ja) 1989-11-14 1989-11-14 回転圧縮機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008053708A1 (fr) * 2006-10-27 2008-05-08 Daikin Industries, Ltd. Machine à fluide rotative

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008053708A1 (fr) * 2006-10-27 2008-05-08 Daikin Industries, Ltd. Machine à fluide rotative
JP2008133816A (ja) * 2006-10-27 2008-06-12 Daikin Ind Ltd 回転式流体機械

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