JPH03155888A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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Publication number
JPH03155888A
JPH03155888A JP1292390A JP29239089A JPH03155888A JP H03155888 A JPH03155888 A JP H03155888A JP 1292390 A JP1292390 A JP 1292390A JP 29239089 A JP29239089 A JP 29239089A JP H03155888 A JPH03155888 A JP H03155888A
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JP
Japan
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game
ball
prize
arithmetic
balls
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Pending
Application number
JP1292390A
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English (en)
Inventor
Kichihei Niiyama
新山 吉平
Koji Ito
伊東 広司
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野) この発明は、遊技者にとって不利な状態と、遊技者にと
って有利な状態に変換可能な変動入賞装置を有するパチ
ンコ機に関する。
〈従来の技術〉 従来、複数の表示を変換可能な可変表示部を有し、打球
が始動口に入賞することを条件として可変表示部の表示
を変換させ、この可変表示部の表示が予め定めた賞態様
となった場合に、変動入賞装置を遊技者にとって有利な
状態に変換させるパチンコ機において、遊技店が希望す
る利益率を得るために賞態様の発生確率を制御し、この
賞態様の発生確率を制御する手段として、特開昭59−
146681号に示されたように、可変表示部での賞態
様発生確率を例えば11500.1/300,1/20
0のように、予め設定して確率制御するパチンコ機があ
る。
上記した従来のパチンコ機においては、遊技店が希望す
る利益率を得るため賞態様の発生確率を制御するには、
釘調整を行ない、これにより始動口への入賞確率を制御
していた。
また、賞態様における特別遊技の継続回数は、どのパチ
ンコ機においても一律であった。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記した釘調整により賞態様の発生確率を制御するには
、釘調整を行なう熟練した技術者が必要である。また、
パチンコ機における入賞確率は、釘の調整以外にも、温
度湿度等の天候、遊技盤の傾斜角度、パチンコ機内に貯
留された球数等、種々の要因により左右される。
したがって、釘調整のみで賞態様の発生確率を制御する
ことは非常に困難である。
また、賞態様の発生確率が各パチンコ機によって異なる
ため、賞態様の発生確率の低いパチンコ機を遊技者に知
られてしまうと、そのパチンコ機の稼動率が低くなって
しまう。
また、賞態様における特別遊技の継続回数が一律である
ため、遊技が単調となり、遊技の興趣を損ねていた。
く課題を解決するための手段〉 この発明は上記に鑑み提案されたもので、遊技盤の表面
に、複数種類の識別記号を変換表示可能な可変表示部と
、球が入賞することにより上記可変表示部の表示を変換
開始させる始動口と、遊技者にとって有利な状態と遊技
者にとって不利な状態に変換可能な変動入賞装置とを設
け、上記可変表示部の表示が予め定めた賞態様となった
ときに、上記変動入賞装置を遊技者にとって有利な状態
に変換させるパチンコ機において、遊技者が弾発し回収
された打球を回収球として検出する回収球センサと、該
回収球センサからの信号を演算記憶する第1演算記憶手
段と、入賞口への入賞球を検出するセーフ球センサと、
該セーフ球センサからの信号により入賞球数を演算記憶
する第2演算記憶手段と、上記第1演算記憶手段および
第2演算記憶手段における演算結果の比を遊技割数とし
て記憶する第3演算記憶手段と、遊技店が希望する設定
割数を設定するための割数設定手段と、上記した遊技割
数と設定割数とを比較演算する判定手段と、賞態様にお
ける特別遊技の継続回数の上限値を変更制御する特別遊
技継続回数制御手段からなり、賞態様が発生した場合に
、判定手段により遊技割数と設定割数とを比較演算し、
該比較値に基づいて特別遊技継続回数制御手段により特
別遊技の継続回数の上限値を変更制御して、遊技割数を
設定割数に近似させることを特徴とする。
〈作 用〉 遊技店が希望する割数を割数設定手段により設定割数と
して設定する。
遊技者が遊技盤内に弾発して回収された打球を回収球セ
ンサにより検出し、第1演算記憶手段により回収球数を
演算記憶する。
入賞口への入賞球をセーフ球センサにより検出して、第
2演算記憶手段により排出した賞球数を演算記憶する。
第3演算記憶手段により、第1演算記憶手段と第2演算
記憶手段における演算結果の比を遊技割数として演算記
憶する。
賞態様が発生した場合に、判定手段により設定割数と遊
技割数とを比較演算し、この比較値に基づいて特別遊技
回数制御手段により特別遊技の継続回数の上限値を変更
制御する。
く実 施 例〉 以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明する。
まず、本発明において利益率を決定するために用いられ
る割数について説明する。
遊技部内に弾発された球は、入賞口に入賞してセーフ球
となるか、どの入賞口にも入賞せずアウト口へ入りアウ
ト球となる。このセーフ球とアウト球とを回収球として
検出して、弾発球数とする。なお、弾発された球を発射
レール上で検出したり、発射杆の弾発回数を計数して弾
発球数としてもよい(但し、ファール球は差し引く)。
また、弾発球が入賞口へ入賞した場合、遊技者に対し賞
球が排出されるが、これが排出球数である。
この排出球数と弾発球数との比を割数といい、割数=排
出球数十弾発球数XIO の式で表わされる。
すなわち、排出球数と弾発球数が等しくなったとき、割
数が10となる。
第1図にパチンコ機1が示しである。このパチンコ機l
は額縁状前面枠2の表面に球供給器3、打球の発射操作
部4などを有し、前面枠2の窓部5を後方から塞ぐよう
にして遊技盤6を設け、遊技盤6の下部には球発射部7
を設けである。
この球発射部7は、遊技盤6に向かって上り傾斜する発
射レール8と、発射レール8の中程に臨ませた反射型セ
ンサ等からなる発射球センサ9からなる。また、発射レ
ール8の上端にファール球回収部10の入り口を臨ませ
てファール球を回収できるようにするとともにファール
球回収部1oの途中あるいは下方に、ファール球センサ
11を設けてファール球を検出できるようにして、該フ
ァール球数を計数する。
なお、本実施例においては、回収球数を計数して弾発球
数としているが、上記した発射球センサ9により発射球
を検出したり、センサを後述するガイドレール12の終
端に設けたり、発射レール8の下端に臨んでいる発射杆
13の弾発回数により発射球数を計数したりしたりして
もよい。
パチンコ機1に設けられた遊技盤6は、第2図に示すよ
うに、表面にガイドレール12で囲まれた遊技部14を
有し、該遊技部14内に入賞具15・・・を配設し、該
遊技部14のほぼ中央には可変表示器16を有する可変
表示装置17を設け、該可変表示装置17の下方には変
動入賞装置18を設け、変動入賞装置18の左右および
可変表示装置17との間に始動スイッチ19を有する始
動口20を設け、遊技部14の中央下部にアウト口21
を設けである。
上記した可変表示装置17は、第3図に示すように、遊
技盤6に取付ける取付基板22の表面のほぼ中央に3個
の7セグメント表示器からなる可変表示器16・・・を
左右に並設し、可変表示器16の上部には鎧部23を突
設し、可変表示器16の下方には記憶表示器24・・・
を並設しである。この記憶表示器24には、始動口20
へ入賞した球の数が表示される。
上記した変動入賞装置18は第4図から第6図に示すよ
うに、遊技盤6に取付ける第1基板25のほぼ中央に横
長な球通過026を開設し、該球通過口26には第1駆
動源27により開閉する球受扉28を回動可能に軸着し
、上記球通過口26の下方に横長なりリア部材等からな
る窓部29を開設し、上記球通過口26の左右には第2
駆動源30により左右に開閉する球受片31を回動自在
に軸着しである。また、第1基板25の表面の左右には
変動入賞装置18への入賞個数を表示するための入賞個
数表示器32を設け、第1基板25の裏側には発光表示
部材33を有する第2基板34を取付けである。この第
2基板34には、クランク35を介して球受片31を開
閉する第2駆動源30を取付けである。また、遊技盤6
の裏面には、レバー36を介して球受扉28を開閉する
第1駆動源27をレバー36と連結可能な位置に取り付
けである。上記した球受扉28には、表面に扇型をした
ウェイト兼ストッパ37が設けである。また、球受扉2
8の一端は第2基板34に回動自在に軸着されたレバー
36の一端と当接していて、該レバー36の途中に第1
駆動源27である第1ソレノイド38の第1プランジヤ
38′が当接する。そして、常には第1プランジヤ38
′は突出しており、第1プランジヤ38′がレバー36
を押すことによりレバー36が下がり、球受扉28の一
端を押し下げ球受扉28が閉じる。また、第1ソレノイ
ド38が励磁して第1プランジヤ39が吸引されると、
レバー36を押さえている力がなくなるため、球受扉2
8は自重で回動してレバー36を押し上げながら開く。
また、第2基板34に取付けられた第2駆動源30であ
る第2ソレノイド39の第2プランジヤ39′には動作
片40が取付けてあり、この動作片40の他端に設けた
長穴41にクランク35の端部が遊嵌していて、このク
ランク35は球受片31′の軸44に取付けである。し
たがって、常には第2ソレノイド39の第2プランジヤ
39′が押下げられて球受片31が閉じている。また、
第2ソレノイド39が励磁し第2プランジヤ39′が吸
引されると球受片31が左右に開く。
また、変動入賞装置18内の継続入賞口42に入賞した
球が流下する継続入賞球流下路には継続検出器43が設
けてあり、この継続入賞口42及び一般入賞口44に入
賞した球が流下する変動入賞球流下路には入賞個数検出
器45が設けである。
第7図に裏機構盤46が示しである。この裏機構盤46
には、貯留タンク47、球導出樋48、賞球排出装置4
9、電気的制御装置50等が設けである。また、セーフ
球流下路51の下方には、セーフ球センサ52が設けて
あり、アウト球流下路53とセーフ球流下路51が合流
した回収球流下路54には、回収球センサ55が設けで
ある。
第8図に電気的制御装置50を示す。
この電気的制御装置50は、裏機構盤46に取付ける基
板56上に、第1演算記憶手段、第2演算記憶手段、第
3演算記憶手段等からなるCPtJ57を有し、このC
PU57を覆うカバ一部材58を取付けである。また、
基板56の一端には、回収球信号等を出力するための信
号端子59・・・が配設してあり、遊技店内の管理室等
に設けられた中央処理装置と電気的に連絡している。
上記したカバ一部材58の表面には、割数設定手段であ
る割数設定スイッチ60、割数表示器61、賞球数設定
スイッチ62が設けである。
割数設定スイッチ60は、各パチンコ機1における割数
な設定するためのスイッ≠で、ブツシュ式のロータリー
スイッチからなり、1回押す毎に例えば8割−10割−
12割−14割→16割−8割のように割数が循環して
変化する。この割数設定スイッチ60を操作するには、
カバ一部材58に開設した小孔63に細い棒状の操作部
材64を挿入し、ボタン65を押して操作する。上記割
数設定スイッチ60は、操作部材64を所有しなければ
操作することができないので、この操作部材64を持っ
ている者、例えば遊技店の責任者のみが割数を設定する
ことができる。したがって、遊技店員等が勝手に割数を
変更して、遊技者に便宜を図る等の不正を働くことが防
止できる。
割数表示器61は、割数設定スイッチ60で選択した割
数を表示するためのもので、7セグメント表示器を並設
してなる。
1回の入賞に対して排出する賞球数は、15個、13個
等のように各パチンコ機毎に異なることが多(,1種類
の電気的制御装置50で異なる賞球数に対応するため、
賞球数設定スイッチ62が設けである。すなわち、本実
施例においては、一般入賞口に入賞したセーフ球をセー
フ球センサ52により検出して、賞球として排出する排
出球数を演算しているので、1個のセーフ球に対して何
個の球を排出するかを、賞球数設定スイッチ62で設定
している。この賞球数設定スイッチ62は、ノブを回動
することにより、例えば、15個、13個、11個、9
個、7個というように賞球数を適宜に設定できるように
なっている。
第9図に上記した電気的制御装置50のブロック図を示
す。
電気的制御装置50内のCPU57は、ROM66、R
AM67、サウンドジェネレータ68、論理演算回路6
9、割り込みタイマー回路70、入力ポートバッファ7
1、第1出力ボートラツチ72、第2出力ポートラツチ
73等からなる。
ROM66はプログラムデータ、可変表示装置17へ表
示する図柄データ、音声データ、割数データ等を記憶す
るメモリである。
RAM67はワーキング用のデータメモリであり、割数
を制御するデータ等、役物制御に必要なデータを記憶し
ている。
サウンドジェネレータ68は音譜データを入力すること
により、この音譜データを周波数変換するための回路で
ある。
論理演算回路69はROM66内のプログラムに基づい
た論理演算を実行する回路であり、割数データ等、役物
制御に必要な数値を演算する。
割り込みタイマー回路70は発振器74からのクロック
を分周し、プログラムで定義される一定時間毎に論理演
算回路69に対して割り込み信号を発生するための回路
であり、本実施例では、2ms毎に割り込み信号を発生
するようプログラムされている。また、時間に関連した
制御は、この2msをタイムベースとしてプログラムさ
れる。
入力ポートバッファ71は外部からの入力信号をCPU
57内に読み込むためのゲート回路であり、出力ボート
ラッチ72.73は、外部への出力信号を一時的に保存
するためのラッチ回路である。
上記したCPU57には、発振器74からクロックが供
給され、第1定電圧回路75、第2定電圧回路76から
電源が供給され、電源監視回路77から電源監視信号が
入力され、補助電源回路78からRAM67にバックア
ップ電源が供給される。発振器74からのクロックは、
割り込みタイマー回路70等に利用される。第1定電圧
回路75は+12Vを出力し、LED、アンプ等の駆動
電源となる。第2定電圧回路76は+5vを出力し、C
PU57の駆動電源となる。
上記したCPU57の人力ポートバッファ71には、入
力信号として、始動スイッチ19からの始動信号、継続
検出器43からの特別遊技継続信号、入賞個数検出器4
5かもの入賞個数信号、ストップスイッチ79からの表
示停止信号、セーフ球センサ52からのセーフ球信号、
回収球センサ55からの回収球信号、賞球数設定スイッ
チ62からの賞球数信号、割数設定スイッチ60からの
割数信号が、ローパスフィルタ80を介して入力される
一方、CPU57の第1出力ポートラツチ72からは、
第1ドライバ81を介して、第2ソレノイド40、第2
ソレノイド40へ駆動信号が出力されるとともに、可変
表示装置17の可変表示や、入賞個数表示器32の入賞
個数表示、特別遊技の継続表示、大当り表示等を行なう
ための信号が出力される。
また、電気的制御装置50の第2出力ボートラツチ73
からは、第2ドライバ82を介して、割数表示器61へ
出力信号が送出されるとともに、半導体リレー83を介
して、回収球信号、賞球信号、ゲーム中信号、大当り信
号等の出力信号が送出される。
この半導体リレーは、制御入力をrHJにすると、出力
の2点間の抵抗が低(なり、制御入力をrLJにすると
、出力の2点間の抵抗が高(なる半導体素子である。す
なわち、制御入力がrHJのとき接点はオンとなり、制
御入力がrLJのとき接点はオフとなる。
また、サウンドジェネレータ68からはアンプ84を介
してスピーカ85に出力信号が送出される。
第10図に電気的制御装置50における賞態様の発生確
率の制御を説明するブロック図を示す。
電気的制御装置50は、排出する賞球数を設定するだめ
に、演算部86、判定部87、確率発生生成部88、大
当り図柄決定部89等を有する。
演算部86は、回収球数を演算記憶する第1演算記憶手
段と、入賞球数を演算記憶する第2演算記憶手段と、遊
技割数を演算記憶する第3演算記憶手段とからなる。こ
の演算部86では、セーフ球センサ52と、回収球セン
サ55からの信号を受信して、上記した各演算記憶手段
での演算を行う。
判定部87は、外部設定手段である割数設定スイッチ6
0における設定値と、演算部86における演算値と、大
当り信号とにより、賞球として排出する賞球数を判定す
る。
確率発生生成部88では、大当りの発生確率を生成する
。本実施例においては大当りの発生確率は1/200と
なっている。
特別遊技継続回数制御手段の一部である大当り図柄決定
部89は、判定部87の判定結果により、可変表示装置
17における大当りの表示図柄を決定する。そして、大
当り図柄決定部89で決定された大当りの図柄により、
特別遊技における継続回数の上限値を変換制御する。
例えば、判定部87において演算した遊技割数と設定割
数との差が「−5未満」の場合は可変表示装置17にお
ける大当りの表示図柄は、例えば「3」 「3」 「3
」またはr’7J  r7J  r7Jとし、特別遊技
の継続回数の上限値を15回とする。同様に、「−5以
上、+2未満」の場合はrOJ  rOJ  rOJ、
rlJ  rlJ  rlJr5J  rsJ  r5
J、r9J  r9J  r9Jを表示し、特別遊技の
継続回数の上限値を10回とし、「+2以上」の場合は
r2J  r2J  r2Jr4J  r4J  r4
J、r6J  r6J  r6Jr8J  r8J  
r8Jを表示し、特別遊技の継続回数の上限値を5回と
する。
この様に、特別遊技の継続回数の上限値に対応させて可
変表示装置17の停止図柄を決定しているのは、遊技者
に特別遊技の継続回数の上限値を正確に認識させるため
である。
上記したように、特別遊技の継続回数の上限値を遊技割
数と設定割数との差に対応させて変更することにより、
実際の遊技における割数を遊技店が希望する割数に近似
させることができる。すなわち、遊技店が希望する割数
から実際の割数が下回っている場合には、特別遊技の継
続回数の上限値を大きくして、遊技者が獲得する賞球数
を増加させる。反対に実際の割数が遊技店が希望する割
数を上回っている場合には、特別遊技の継続回数の上限
値を小さくして、遊技者が獲得する賞球数を減少させる
上記したパチンコ機1における処理を第11図から第1
8図に示すフローチャートに基づき説明する。
パチンコ機1での処理は、割数設定処理やゲーム処理等
のメインルーチンと、タイマ割込処理や電源オフ時の割
込処理等の割込ルーチンからなる。
メインルーチンでは、電気的制御装置50がリセットさ
れるとI10ボートが初期化され、処理が中断した場合
にセットされる復帰フラグの状態を判断する。
復帰フラグがセットされている場合には、復帰フラグを
クリアし、RAM67に記憶されている内部レジスタを
復帰させ、処理を続行する。
一方、復帰フラグがセットされていない場合には、RA
M67をクリアし、割数な仮に「1O90」に設定する
。そして、割数設定スイッチ60がオンの場合には、割
数設定処理を行い、始動記憶がある場合にはゲーム処理
を行う。
割込ルーチンのタイマ割込処理では、後述する割込処理
を行う。また、電源オフ割込処理では、内部レジスタを
RAM67内に退避して記憶させ、復帰フラグをセット
し、I10ボートを初期化してCPU57を停止させる
上記した割込処理では、各スイッチ等からの入力信号を
検出すると、その入力信号をRAM67内に記憶する。
始動口20に球が入り、始動スイッチ19がオンになっ
た場合には、始動記憶の加算処理を行なう。
この始動記憶の加算処理は、始動記憶が「4」になるま
で行なわれる。すなわち、始動記憶の上限値は「4」で
あり、それ以上始動口20に球が入賞しても記憶されな
い。
セーフ球流下路51に設けたセーフ球センサ52がオン
になると、賞球記憶および賞球信号記憶に賞球数を乗し
て、賞球信号記憶数が「10」以上になると、賞球信号
出力をパルス信号として出力し、賞球信号記憶から「1
0」を減算する。すなわち、賞球数が「10」を超える
毎に賞球信号が管理装置へデータ集計用信号として出力
される。
回収球流下路54に設けた回収球センサ55がオンにな
ると、回収球記憶および回収球信号記憶に「1」を加算
し、回収球信号記憶数が「1o」以上になると、回収球
信号出力をパルス信号として出力し、回収球信号記憶か
ら「lO」を減算する。すなわち1回収球が「10」を
超える毎に回収球信号が管理装置へデータ集計用信号と
して出力される。
そして、賞球カウンタに記憶した賞球数を回収球記憶で
除した数にrlOJを乗して割数を求め、この割数を演
算レジスタに記憶する。
そして、メインルーチン内のタイマを更新し、出力ポー
ドア2.73に対する出力情報をRAM67より読み出
して出力ポードア2.73に出力する。
ここで、効果音等として音出力が必要な場合には、RO
M66に記憶されたサウンドデータなサウンドジェネレ
ータ68に出力して、スピーカ85から音声を出力する
割数設定処理では、現在の割数設定値を割数表示器61
に表示し、設定タイマをセットする。
割数設定スイッチ60がオンになると、割数設定値を更
新し、更新値を割数表示器61に表示し、設定値タイマ
を再セットする。ここで、予め設定タイマで定めた一定
時間が経過し、設定に変更がある場合には、RAM67
をクリアし、指定された割数を記憶する。一方、設定に
変更がない場合には割数の変更は行なわない。そして、
割数表示器61の表示をオフにして割数設定処理を終了
する。
ゲーム処理は、可変表示装置17の表示変換処理を行な
う第1ゲーム処理と、大当りが発生した場合の第2ゲー
ム処理からなる。
第1ゲーム処理では、始動記憶から「1」を減算し、可
変表示装置17の表示変換を開始し、ゲーム中信号出力
をオンにし、可変表示装置17が表示変換中であること
を示すサウンドデータを出力して効果音を発生させ、遊
技者によってストップスイッチ79が操作されなかった
場合における可変表示装置17の表示の自動停止時間を
セットし、可変表示装置17の表示操作として1コマ変
動処理を行なう。
そして、遊技者によってストップスイッチ79が押され
るか予め定めた一定時間が経過すると、可変表示装置1
7の表示の変換停止処理を行なう。
可変表示装置17の表示の変換停止処理では、ゲーム中
信号出力をオフにした後、設定した割数に対応する乱数
テーブルを読み込む。
そして、大当りが発生した場合には、大当り処理である
第2ゲーム処理を行う。
一方、大当りが発生しなかった場合には、可変表示装置
17の表示を「ハズレ」の態様で停止させ、「ハズレ」
であることを示すサウンドデータを出力して効果音を発
生させ、「ハズレ」のウェイトタイム処理を行なう。
第2ゲーム処理では、実際の遊技における遊技割数値と
、割数設定スイッチ60で設定した設定割数値とを比較
し、この比較値に基づいて大当りの表示態様を変化させ
る。
比較値が「−5未満」の場合には、モード1フラグをセ
ットし、可変表示装置17における大当り表示図柄をr
3J  r3J  r3J、または「7」「7」 「7
」とし、特別遊技の継続回数の上限値を15回とする。
比較値が「−5以上、+2未満」の場合には、モード2
フラグをセットし、可変表示装置17における大当り表
示図柄なrOJ  rOJ「0」またはrlJ  rl
J  rlJ、r5J  r5J「5」、r9J  r
9J  r9Jとし、特別遊技の継続回数の上限値を1
0回とする。比較値が「+2以上」の場合には、そ−ド
3フラグをセットし、可変表示装置17における大当り
表示図柄を上記した数以外のr2J  r2J  r2
J、または「4」r4J  r4J   r6J  r
6J  rsJ   r8Jr8J  rsJとし、特
別遊技の継続回数の上限値を5回とする。
そして、可変表示装置17を上記した大当りの表示態様
で停止させ、大当り信号出力をオンにし、大当りランプ
を点滅するとともに、大当りを示す効果音を発生させて
、大当りが発生したことを遊技者に示し、大当たり状態
のウェイトタイム処理を行い、第1ソレノイド38、第
2ソレノイド39をオンにして特別遊技を行わせる。
そして、入賞個数検出器45がオンになる毎に入賞個数
記憶に「1」を加算する。
継続入賞口42に球が入賞し、継続検出器43がオンに
なると継続フラグをセットし、継続ランプを点滅して、
継続条件が成立したことを遊技者に示す。
そして、タイマで設定した一定時間が経過するか、入賞
個数記憶が「10」になると、第1ソレノイド38、第
2ソレノイド39をオフにして、継続フラグがセットさ
れていない場合には、大当り終了処理として、大当り信
号出力をオフにし、大当リランプを消灯するとともに、
大当りを示す効果音をオフにし、モードフラグをリセッ
トして第2ゲーム処理を終了する。
一方、継続フラグがセットされている場合には、継続フ
ラグおよび入賞個数記憶をクリアし、継続回数記憶に「
1」を加算する。
ここで、モード1フラグがセットされている場合には、
特別遊技の継続回数が最大「15回」になるまで特別遊
技を継続させ、モード2フラグがセットされている場合
には、特別遊技の継続回数が最大「10回」になるまで
特別遊技を継続させ、モード3フラグがセットされてい
る場合には、特別遊技の継続回数が最大「5回」になる
まで゛特別遊技を継続させる。
そして、各モードフラグに対応する継続回数の上限値に
達すると、上記した大当り終了処理を行う。
なお、本発明は、電気的に制御して遊技者にとって不利
な状態と遊技者にとって有利な状態とに変換可能な変動
入賞装置を備えたパチンコ機であれば、どのような機種
にでも応用することができるし、賞態様の発生確率は上
記したものに限定されず、適宜変更して実施することが
できる。
〈発明の効果) 以上説明したように、本発明は、遊技店が希望する利益
率を得るための手段として、実際の遊技における割数と
遊技店が希望する割数とを比較し、実際の遊技における
割数が遊技店の希望する割数より下回っている場合には
、特別遊技の継続回数の上限値を増加させることにより
遊技者が獲得する賞球数を増加させる。一方、実際の遊
技における割数が遊技店の希望する割数よりも上回って
いる場合には、特別遊技の継続回数の上限値を減少さる
ことにより遊技者が獲得する賞球数を減少させている。
したがって、遊技者にとっては遊技を継続することによ
り、遊技店が予め設定した割数に対応する賞球な確実に
獲得できるし、遊技店にとっては熟練を要する釘調整を
行なわな(ても、遊技店が希望する利益率を確実に上げ
ることができる。
また、賞態様の発生確率はどのパチンコ機においても一
律であるため、賞態様の発生確率の低いパチンコ機の稼
動率が低くなってしまうことがない。
さらに、賞態様における特別遊技の継続回数が状況に応
じて変化するため、遊技の興趣を著しく高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はパチンコ
機の正面図、第2図は遊技盤の正面図、第3図は可変表
示装置の正面図、第4図、第5図は変動入賞装置の斜視
図、第6図は変動入賞装置の横断面図、第7図はパチン
コ機の裏面図、第8図は電気的制御装置の斜視図、第9
図は電気的制御装置のブロック図、第1O図は電気的制
御装置における特別遊技の継続回数の上限値の設定処理
を説明するブロック図、第11図から第18図は電気的
制御装置における処理のフローチャートである。 ・・・変動入賞装置、20・・・始動口、50・・・電
気的制御装置、52・・・セーフ球センサ、55・・・
回収球センサ、60・・・割数設定スイッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  遊技盤の表面に、複数種類の識別記号を変換表示可能
    な可変表示部と、球が入賞することにより上記可変表示
    部の表示を変換開始させる始動口と、遊技者にとって有
    利な状態と遊技者にとって不利な状態に変換可能な変動
    入賞装置とを設け、上記可変表示部の表示が予め定めた
    賞態様となったときに、上記変動入賞装置を遊技者にと
    って有利な状態に変換させるパチンコ機において、遊技
    者が弾発し回収された打球を回収球として検出する回収
    球センサと、 該回収球センサからの信号を演算記憶する第1演算記憶
    手段と、 入賞口への入賞球を検出するセーフ球センサと、 該セーフ球センサからの信号により入賞球数を演算記憶
    する第2演算記憶手段と、 上記第1演算記憶手段および第2演算記憶手段における
    演算結果の比を遊技割数として記憶する第3演算記憶手
    段と、 遊技店が希望する設定割数を設定するための割数設定手
    段と、 上記した遊技割数と設定割数とを比較演算する判定手段
    と、 賞態様における特別遊技の継続回数の上限値を変更制御
    する特別遊技継続回数制御手段からなり、 賞態様が発生した場合に、判定手段により遊技割数と設
    定割数とを比較演算し、該比較値に基づいて特別遊技継
    続回数制御手段により特別遊技の継続回数の上限値を変
    更制御して、遊技割数を設定割数に近似させることを特
    徴とするパチンコ機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019013502A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 株式会社藤商事 遊技機

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JP2019013502A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 株式会社藤商事 遊技機

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