JPH03154932A - アルファベット順翻訳方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアルファベット順翻訳方式に関し、特にコンパ
イラにおける原始プログラムの翻訳処理におけるアルフ
ァベット順翻訳方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、複数のプログラム単位を含む原始プログラムの翻
訳がコンパイラに対して指示された場合の複数のプログ
ラム単位の翻訳順序は、当該原始プログラム内のプログ
ラム単位の記述順序に依存しており、プログラム単位名
のアルファベット順等とは無関係な順序であった。

ここで、コンパイラの出力情報である目的プロダラムお
よび出力リスト（目的プログラムに対応する原始プログ
ラムのリスト、編集情報およびエラーメソセージ等）の
複数のプログラム単位に関する出力順序は上述の翻訳順
序に依存しているので、出力リスト等はプログラム単位
名のアルファベット類等とは無関係な順序で出力されて
いた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の翻訳方式では、１０グラｌ、　４′Ｌ位
名のアルファベット類等とは無関係な順序で出力リスト
が出力されるので、利用者がその出力リストを検索して
必要な情報を得るために長時間を要するという欠点があ
る。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、複数のプログラム単
位を含む原始プログラムの翻訳をプログラム単位名のア
ルファベット類で行うことを可能にし、利用者による出
力リストの検索に便を供することができる翻訳方式（ア
ルファベット順翻訳方式）を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕 本発明のアルファベット順翻訳方式は、複数のプログラ
ム単位を含む原始プログラムを翻訳して目的プログラム
を構成するコンパイラにおいて、プログラム単位アルフ
ァベット順翻訳オプションが指定された場合に翻訳対象
の原始プログラムを人力しその原始プログラムに含まれ
るプログラム単位のプログラム単位名をアルファベット
類に並べ換えてプログラム単位名のアルファベット類に
プログラム単位情報をプログラム単位情報チーフルに格
納するプログラム単位名アルファベット順並べ換え機構
と、プログラム単位アルファベット順翻訳オプションが
指定された場合に前記プログラム単位名アルファベット
順並べ換え機構によりプログラム単位情報がプログラム
単位名のアルファベア）順に格納された前記プログラム
単位情報テーブルから格納されている順序で次に翻訳を
行うべきプログラム単位のプログラム単位情報を取り出
しそのプログラム単位情報中の先頭レコードアドレス情
報をコンパイル機構に渡すプログラム単位情報取り出し
機構とを有する。

〔作用〕

本発明のアルファベット順翻訳方式では、プログラム単
位名アルファベット順並べ換え機構がプログラム単位ア
ルファベット順翻訳オプションが指定された場合に翻訳
対象の原始プログラムを入力しその原始プログラムに含
まれるプログラム単位のプログラム単位名をアルファベ
ット類に並べ換えてプログラム単位名のアルファベット
類にプログラム単位情報をプログラム単位情報テーブル
に格納し、プログラム単位情報取り出し機構がプログラ
ム単位アルファベット順翻訳オプションが指定された場
合にプログラム単位名アルファベット順並べ換え機構に
よりプログラム単位情報がプログラム単位名のアルファ
ベット類に格納されたプログラム単位情報テーブルから
格納されている順序で次に翻訳を行うべきプログラム単
位のプログラム単位情報を取り出しそのプログラム単位
情報中の先頭レコードアドレス情報をコンパイル機構に
渡す。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明のアルファベット順翻訳方式の一実施
例の構成を示すブロック図である。本実施例のアルファ
ベット順翻訳方式は、コンパイラ１と、翻訳時オプショ
ン（翻訳時における選択可能な指示）２と、原始プログ
ラム３（ディスク装置（図示せず）に格納されているも
のとする）と、出力情報４（目的プログラムおよび出力
リスト）とを含んで構成されている。

コンパイラ１は、オプション解析部ｌＯと、プログラム
単位名アルファベット順並べ換え機構２０と、プログラ
ム単位情報テーブル３０と、プログラム単位情報取り出
し機構４０と、コンパイル機構５０とを含んで構成され
ている。

第２図を参照すると、コンパイラ１の処理は、翻訳時オ
プション解析ステップ１１と、プログラム単位アルファ
ベット順翻訳オプション指定判定ステップ１２と、原始
プログラム入力処理ステップ１３と、プログラム単位情
報格納処理ステップ１４と、プログラム単位アルファベ
ット順翻訳オプシジン指定判定ステップ１５と、プログ
ラム単位情報テーブル先頭しコードアドレス情報取り出
しステップ１６と、原始プログラム先頭レコードアドレ
ス情報取り出しステップ１７と、プログラム単位有無判
定ステップ１８と、コンパイルステップ１９とからなる
。

第３図は、プログラム単位情報テーブル３０の一例を示
す図である。この図を参照すると、プログラム単位情報
テーブル３０は、プログラム単位個数３１と、プログラ
ム単位名の長さ、プログラム単位名および先頭レコード
アドレス情報（各プログラム単位が格納されているファ
イル中の当該プログラム単位の先頭のレコードのアドレ
ス（ディスク・アドレス等）を示す情報）からなるプロ
グラム単位情報３２とを含んでいる。

第４図は、複数のプログラム単位を含む原始プログラム
３の一例を示す図である。この原始プログラム３は、プ
ログラム単位名がｒＭＡ　Ｉ　ＮＪのプログラム単位（
プログラム単位ＭＡ　Ｉ　Ｎ）の文プログラム単位名が
ｒＡＡＢＢＣＣＪのプログラム単位（プログラム単位Ａ
ＡＢＢＣＣ）の文、プログラム単位名がｒＸＸＹＹＺＺ
Ｊのプログラム単位（プログラム単位ＸＸＹＹＺＺ）の
文およびプログラム単位名がｒＬＬＭＭＮＮＪのプログ
ラム単位（プログラム単位ＬＬＭＭＮＮ）の文を有する
ＦＯＲＴＲＡＮ原始プログラムである。

次に、このように構成された本実施例のアルファベット
順翻訳方式の動作について説明する。

コンパイラｌは、原始プログラム３の翻訳時に、翻訳時
オプション２を入力する。

コンパイラ１内のオプション解析部１０は、この翻訳時
オプション２を解析しく正しい翻訳時オプション２であ
るか否かをチエツクし、正しい場合にはどのような指示
がなされたかを示す情報（フラグ等）を設定する）（ス
テップ１１）、プログラム単位名アルファベット順並べ
換え機構２０に制御を渡す。

プログラム単位名アルファベット順並べ換え機構２０は
、ステップ１１でオプション解析部１０により設定され
た情報に基づき、プログラム単位アルファベット順翻訳
オプション（複数のプログラム単位を含む原始プログラ
ム３をプログラム単位についてアルファベット順に翻訳
することを指示する翻訳時オプション２）が指定されて
いるか否かを判定する（ステップ１２）。

この判定でプログラム単位アルファベット順翻訳オプシ
ョンが指定されていない場合には、プログラム単位名ア
ルファベット順並べ換え機構２０はプログラム単位情報
取り出し機構４０に制御を渡す。

ステップ１２の判定でプログラム単位アルファベット順
翻訳オプションが指定されている場合には、プログラム
単位名アルファベット順並べ換え機構２０は、以下に示
すような原始プログラム人力処理およびプログラム単位
情報格納処理を行い、それらの処理後にプログラム単位
情報取り出し機構４０に制御を渡す。

まず、原始プログラム入力処理では、ディスク装置から
原始プログラム３を入力し、プログラム単位毎に分割し
、各プログラム単位の先頭レコードアドレス情報を取り
出す（ステップ１３）。例えば、第４図に示すＦＯＲＴ
ＲＡＮ原始プログラムが原始プログラム３である場合に
は、当該ＦＯＲＴ　ＲＡ　Ｎ原始プログラムを入力し、
当該Ｆ　ＯＲＴＲＡ、Ｎ原始プログラムをプログラム単
位ＭＡＩＮ、ＡＡＢＢＣＣ，ＸＸＹＹＺＺおよびＬＬＭ
ＭＮＮ毎に分割し、各プログラム単位ＭＡＩＮ、ＡＡＢ
ＢＣＣ，ＸＸＹＹＺＺおよびＬＬＭＭＮＮの先頭レコー
ドアドレス情報を取り出す。

次に、プログラム単位情報格納処理では、プログラム単
位名の順序を原始プログラム３におけるプログラム単位
の記述順からプログラム単位名のアルファベット順に並
べ換えて、プログラム単位名の長さ、プログラム単位名
および先頭レコードアドレス情報からなるプログラム単
位情報３２をプログラム単位名のアルファベット順にプ
ログラム単位情報テーブル３０に格納する（ステップ１
４）。例えば、第４図に示すＦＯＲＴＲＡＮ原始プログ
ラムが原始プログラム３である場合には、プログラム単
位名のｒＭＡＩＮＪ、ｒＡＡＢＢＣＣｌ、ｒＸＸＹＹＺ
ＺＪおよびｒＬＬＭＭＮＮＪをアルファベット類に並べ
換え（ｒＡＡＢＢＣＣＪ、ｌｔＬＭＭＮＮＪ、ｒＭＡＩ
ＮＪおよび［ＸＸＹＹＺＺＪの順序になる）、並べ換え
た順（プログラム単位名のアルファベット類）にプログ
ラム単位名の長さ（例えば、ｒ６Ｊ）、プログラム単位
名（例えば、ｒＡＡＢＢＣＣＪ　）および先頭レコード
アドレス情報からなるプログラム単位情報３２をプログ
ラム単位情報テーブル３０に格納する（同時に、プログ
ラム単位（プログラム単位情報３２）の個数を示すプロ
グラム単位個数３１も格納する。このようにしてプログ
ラム単位情報３２等が格納されたプログラム単位テーブ
ル３０を第３図に示す）。

プログラム単位情報取り出し機構４０は、以下に示すよ
うな処理を行う。

まず、ステップ１１でオプション解析部１０により設定
された情報に基づき、プログラム単位アルファベット順
翻訳オプションが指定されているか否かを判定する（ス
テップ１５）。

この判定でプログラム単位アルファベット順翻訳オプシ
ョンが指定されている場合には、プログラム単位情報テ
ーブル３０から次に翻訳を行うべきプログラム単位に関
するプログラム単位情報３２中の先頭レコードアドレス
情報を取り出す（プログラム単位情報テーブル３０に格
納されている順序（すなわち、プログラム単位名につい
てのアルファベット類）で順次取り出していり）（ステ
ップ１６）。

ステップ１５の判定でプログラム単位アルファベット順
翻訳オプションが指定されていない場合には、原始プロ
グラム３において次に翻訳を行うべきプログラム単位の
先頭レコードアドレス情報（最近に翻訳が行われたプロ
グラム単位の直後に記述されているプログラム単位の先
頭レコードアドレス情報）を取り出す（ステ、２プ１７
）。

ステップ１６または１７の処理の後に、次に翻訳を行う
べきプログラム単位が存在するか否か（ステップ１６ま
たは１７の処理で次に翻訳を行うべきプログラム単位の
先頭レコードアドレス情報を取り出すことができたか否
か）を判定する（ス１ ２ テップ１８）。

この判定で次に翻訳を行うべきプログラム単位が存在し
ない場合には、翻訳処理を終了する。

ステップ１８の判定で次に翻訳を行うべきプログラム単
位が存在する場合には、コンパイル機構５０にステップ
１６または１７の処理で取り出した先頭レコードアドレ
ス情報とともに制御を渡す。

コンパイル機構５０は、以下に示すような処理を行う。

すなわち、プログラム単位情報取り出し機構４０から渡
されたプログラム単位の先頭レコードアドレス情報に基
づき、当該プログラム単位の翻訳を行い（先頭レコード
アドレス情報の示すアドレスにより指されるレコードか
らの当該プログラム単位の翻訳を行う）、当該プログラ
ム単位に関する出力情報４（目的プログラムおよび出力
リスト）を出力する（ステップ１９）。

この処理の後に、プログラム単位情報取り出し機構４０
によるステップ１５の判定に制御を戻す。

以上のように、プログラム単位アルファベット順翻訳オ
プションが指定された場合には、コンパイラ１により出
力される出力情報４はプログラム単位名についてアルフ
ァベット類に出力されるので、利用者が出力情ｆＩ！４
（出力リスＩ・等）を検索する際の労力が軽減される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、複数のプログラム単位を
含む原始プログラムの翻訳をプログラム単位名のアルフ
ァベット類で行うことにより、コンパイラの出力情報を
プログラム単位名のアルファベット類で出力することが
でき、利用者による出力情報（出力リスト等）の検索を
容易にすることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、 第２図は第１図中のコンパイラの処理を示す流れ図、 第３図は第１図中のプログラム単位情報テーブルの一例
を示す図、 第４図は第１図中の原始プログラムの一例を示す図であ
る。 図において、 ■・　・・コンパイラ、 ２・・・翻訳時オプション、 ３・・・原始プログラム、 ４・・・出力情報、 １０・・オプション解析部、 ２０・・プログラム単位名アルファベット順並べ換え機
構、 ３０・・プログラム単位情報テーブル、３１・・プログ
ラム単位個数、 ３２・・プログラム単位情報、 ４０・・プログラム単位情報取り出し機構、５０・・コ
ンパイル機構である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数のプログラム単位を含む原始プログラムを翻訳して
   目的プログラムを生成するコンパイラにおいて、 プログラム単位アルファベット順翻訳オプションが指定
   された場合に翻訳対象の原始プログラムを入力しその原
   始プログラムに含まれるプログラム単位のプログラム単
   位名をアルファベット順に並べ換えてプログラム単位名
   のアルファベット順にプログラム単位情報をプログラム
   単位情報テーブルに格納するプログラム単位名アルファ
   ベット順並べ換え機構と、 プログラム単位アルファベット順翻訳オプションが指定
   された場合に前記プログラム単位名アルファベット順並
   べ換え機構によりプログラム単位情報がプログラム単位
   名のアルファベット順に格納された前記プログラム単位
   情報テーブルから格納されている順序で次に翻訳を行う
   べきプログラム単位のプログラム単位情報を取り出しそ
   のプログラム単位情報中の先頭レコードアドレス情報を
   コンパイル機構に渡すプログラム単位情報取り出し機構
   と を有することを特徴とするアルファベット順翻訳方式。