JPH03154931A - アルファベット順翻訳方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアルファベット順翻訳方式に関し、特にコンパ
イラにおける原始プログラムの翻訳処理におけるアルフ
ァベット順翻訳方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、原始プログラムを内容とするメンバを含むライブ
ラリ　（当該ライブラリ内にはデータを内容とするメン
バ等も存在しうる）内の複数のメンバ（原始プログラム
を内容とするメンバ）の−括翻訳がコンパイラに対して
指示された場合の複数のメンバの翻訳順序は、当該ライ
ブラリ内のディレクトリ中におけるメンバ名の格納順序
に依存しており、メンバ名のアルファベット類等とは無
関係な順序であった。

ここで、コンパイラからの出力情報である目的プログラ
ムおよび出力リスト（目的プログラムに対応する原始プ
ログラムのリスト、Ｗ集情報およびエラーメソセージ等
）の複数のメンバに関する出力順序は上述の翻訳順序に
依存しているので、出力リスト等はメンバ名のアルファ
ベット順等とは無関係な順序で出力されていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の翻訳方式では、メンバ名のアルファベッ
ト順等とは無関係な順序で出力リストが出力されるので
、利用者がその出力リストを検索して必要な情報を得る
ために長時間を要するという欠点がある。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、ライブラリ内に格納
された複数のメンバ（原始プログラムを内容とするメン
バ）の−括翻訳をメンバ名のアルファベット順で行うこ
とを可能にし、利用者による出力リストの検索に便を供
することができる翻訳方式（アルファベット順翻訳方式
）を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のアルファベット順翻訳方式は、ライブラリ内の
メンバである原始プログラムを翻訳して目的プログラム
を生成するコンパイラにおいて、アルファベット順−括
關訳オプションが指定された場合に翻訳対象の全てのメ
ンバのメンバ名を前記ライブラリより入力しそれらのメ
ンバ名をアルファヘソＩ・順に並べ換えてメンバ名情報
テーブルに格納するメンバ名アルファベット順並べ換え
機構と、アルファベット順−括翻訳オプションが指定さ
れた場合に前記メンバ名アルファベット順並べ換え機構
によりメンバ名がアルファヘソＩ・順に格納された前記
メンバ名情報テーブルから次に翻訳を行うべきメンバの
メンバのメンバ名取り出し機構とを有する。

〔作用〕

本発明のアルファベット順翻訳方式では、メンバ名アル
ファベット順並べ換え機構がアルファベット順−括翻訳
オプションが指定された場合に翻訳対象の全てのメンバ
のメンバ名をライブラリより入力しそれらのメンバ名を
アルファベット順に並べ換えてメンバ名情報テーブルに
格納し、メンバ名取り出し機構がアルファベット順−括
翻訳オプションが指定された場合にメンバ名アルファベ
ット順並べ換え機構によりメンバ名がアルファベット順
に格納されたメンバ名情報テーブルから次に翻訳を行う
べきメンバのメンバの。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明のアルファベット順翻訳方式の一実施
例の構成を示すブロック図である。本実施例のアルファ
ベット順翻訳方式は、コンパイラ１と、翻訳時オプショ
ン（翻訳時における選択可能な指示）２と、ライブラリ
３と、出力情報４（目的プログラムおよび出力リスト）
とを含んで構成されている。

コンパイラ１は、オプション解析部１０と、メンバ名ア
ルファベット順並べ換え機構２０と、メンバ名情報テー
ブル３０と、メンバ名取り出し機構４０と、コンパイル
機構５０とを含んで構成されている。

ライブラリ３は、ディレクトリ６０と、メンバ（原始プ
ログラムを内容とするメンバ）７０とを含んで構成され
ている。

第２図を参照すると、コンパイラ１の処理は、翻訳時オ
プション解析ステップ１１と、アルファベット順−括翻
訳オプション指定判定ステップ１２と、メンバ名アルフ
ァベット順並べ換えステップ１３と、アルファベット順
−括翻訳オプション指定判定ステップ１４と、メンバ名
情報テーブルメンバ名取り出しステップ１５と、ディレ
クトリメンバ名取り出しステップ１６と、メンバ名有無
判定ステップ１７と、コンパイルステップ１８とからな
る。

第３図は、メンバ名情報テーブル３０の一例を示す図で
ある。この図を参照すると、メンバ名情報テーブル３０
は、翻訳対象メンバ名個数３１と、メンバ名の長さおよ
びメンバ名からなるメンバ名情報３２とを含んでいる。

次に、このように構成された本実施例のアルファベット
順翻訳方式の動作について説明する。

コンパイラｌは、ライブラリ３内の原始プログラムの翻
訳時に、翻訳時オプション２を入力する。

コンパイラ１内のオプション解析部１０は、この翻訳時
オプション２を解析しく正しい翻訳時オプション２であ
るか否かをチエツクし、正しい場合にはどのような指示
がなされたかを示す情報（フラグ等）を設定する）（ス
テップ１１）、メンバ名アルファベット順並べ換え機構
２０に制御を渡す。

メンバ名アルファベット順並べ換え機構２０は、ステッ
プ１１でオプション解析部１０により設定された情報に
基づき、アルファヘソＩ・順−括翻訳オプション（メン
バ７０のアルファベット順の一括翻訳を指示する翻訳時
オプション２）が指定されているか否かを判定する（ス
テップ１２）。

この判定でアルファベット順−括翻訳オプションが指定
されていない場合には、メンバ名アルファべ、ト順並べ
換え機構２０はメンバ名取り出し機構４０に制御を渡す
。

ステップ１２の判定でアルファベット順−括翻訳オプシ
ョンが指定されている場合には、メンバ名アルファベッ
ト順並べ換え機構２０は、以下に示すようなメンバ名ア
ルファベット順並べ換え処理取り出し機構４０に制御を
渡す。

まず、ライブラリ３内のディレクトリ６０を入力し、全
てのメンバ名（星印規則で指定されている場合には当該
指定に該当する全てのメンバ名）を取り出す。

次に、取り出したメンバ名をアルファベット順に並べ換
えてメンバ名情報テーブル３０に格納する。

このようにしてメンバ名がアルファベット順に並べ換え
られえて格納されたメンバ名情報テーブル３０の一例を
第３図に示す。このメンバ名情報テーブル３０には、翻
訳対象のメンバ７０の個数（メンバ名の個数）である「
５」を有する翻訳対象メンバ名個数３１と、メンバ名の
長さ（例えば、ｒｌＯＪ）およびメンバ名（例えば、ｒ
ＡＢｃＴＥＳＴ　　ＩＪ）からなるメンバ名情報３２と
が格納されている。

メンバ名取り出し機構４０は、以下に示すような処理を
行い、その処理後にコンパイル機構５０に制御を渡す。

まず、ステップ１１でオプション解析部１０により設定
された情報に基づき、アルファベット順−括翻訳オプシ
ョンが指定されているか否かを判定する（ステップ１４
）。

この判定でアルファベット順−括翻訳オプションが指定
されている場合には、メンバ名情報テーブル３０から次
に翻訳を行うべきメンハフ０に関するメンバ名情報３２
中のメンバの（ステップ１５）。

ステップ１４の判定でアルファベット順−括翻訳オプシ
ゴンが指定されていない場合には、ライブラリ３内のデ
ィレクトリ６０から次に翻訳を行うべきメンバ７０のメ
ンバの（ステップ１６）。

コンパイル機構５０は、以下に示すような処理を行う。

まず、次に翻訳を行うべきメンバ７０のメンバ名が存在
するか否か（ステップＩ５または１６の処理でメンバ名
が取り出されたか否か）を判定する（ステップ１７）。

この判定で次に翻訳を行うべきメンハフ０のメンバ名が
存在しない場合には、翻訳処理を終了する。

ステップ１７の判定で次に翻訳を行うべきメンバ７０の
メンバ名が存在する場合には、当該メンバ名に係るメン
バ７０　（原始プログラム）の翻訳を行い、そのメンバ
７０に関する出力情報４　（目的プログラムおよび出力
リスト）を出力しくステップ１８）、その処理後にメン
バ名取り出し機構４０によるステップ１４の判定に制御
を戻す。

以上のように、アルファベット順−括翻訳オプションが
指定された場合には、コンパイラｌにより出力された出
力情報４はメンバ名についてアルファベット順に出力さ
れるので、利用者が出力情報４（出力リスト等）を検索
する際の労力は軽減される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、ライブラリ内に格納され
た複数のメンバ（原始プログラムを内容トスルメンバ）
の−括翻訳をメンバ名のアルファベット順で行うことに
より、コンパイラからの出力情報をメンバ名のアルファ
ベット順で出力することができ、利用者による出力情報
（出力リスト等）の検索を容易にすることができるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すプロ・７り図、 第２図は第１図中のコンパイラの処理を示す流れ図、 第３図は第１図中のメンバ名情報テーブルの一例を示す
図である。 図において、 １・・・コンパイラ、 ２・・・翻訳時オプション、 ３・・・ライブラリ、 ４・・・出力情報、 １０・・オプション解析部、 ２０・・メンバ名アルファベット順並べ換え機１ ３０　・ ３１　・ ３２　・ ４０　・ ５０　・ ６０　・ ７０　・ 構、 メンバ名情報テーブル、 翻訳対象メンバ名個数、 メンバ名情報、 メンバ名取り出し機構、 コンパイル機構、 ディレクトリ、 メンバである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ライブラリ内のメンバである原始プログラムを翻訳して
   目的プログラムを生成するコンパイラにおいて、 アルファベット順一括翻訳オプションが指定された場合
   に翻訳対象の全てのメンバのメンバ名を前記ライブラリ
   より入力しそれらのメンバ名をアルファベット順に並べ
   換えてメンバ名情報テーブルに格納するメンバ名アルフ
   ァベット順並べ換え機構と、 アルファベット順一括翻訳オプションが指定された場合
   に前記メンバ名アルファベット順並べ換え機構によりメ
   ンバ名がアルファベット順に格納された前記メンバ名情
   報テーブルから次に翻訳を行うべきメンバのメンバ名を
   取り出すメンバ名取り出し機構と を有することを特徴とするアルファベット順翻訳方式。