JPH03154715A - ワイヤ電極のガイド装置 - Google Patents

ワイヤ電極のガイド装置

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JPH03154715A
JPH03154715A JP29053689A JP29053689A JPH03154715A JP H03154715 A JPH03154715 A JP H03154715A JP 29053689 A JP29053689 A JP 29053689A JP 29053689 A JP29053689 A JP 29053689A JP H03154715 A JPH03154715 A JP H03154715A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ワイヤカット放電加工装置に於ける、ワイ
ヤ電極の上部ガイド等のガイド装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
第5図に示す、リール1から繰り出したワイヤ電極2を
ガイドローラ3を経て上部、下部一対のガイド装置4.
5で支持し、その間に於てワイヤ電極と軸方向と直角方
向から被加工体6と対向させてワイヤカット放電加工し
た後、他方のがイドローラ3を経て巻き上げローラ7で
引き取るようにしたワイヤカット放電加工装置に於ける
例えば上部ガイド装置4は、従来、第6図に示すように
サフアイヤの凸vガイド8と凹Vガイド9とを相対向す
るピストン10.10に夫々一体的に固定し、その凸V
ガイド8と凹Vガイド9とをスリーブ11に滑合してい
た。そして、ピストン10.10とスリーブ11とをシ
リンダ12に挿入し、そのスリーブ11は第7図に示す
ように押えボルト13でシリンダ12の一方の内壁に押
えて固定していた。スリーブ11の両側のピストン10
.10は、シリンダ12に挿入した金属リング14.1
4及びOリング15.15と、ピストン10,100リ
ング16.16とで密閉した空間17.17に、液路1
8,18を通して高圧の加工液や油等の作動液を供給す
ることによってガイド8と9が開くように作動させ、閉
じるように作動するときには、キャップ19.19とO
リング16.16とで密閉した空間20.20に、液路
旧、21から作動液を供給していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来は、凹凸Vガイド8.9で線径が0.35〜0.0
51程度のワイヤ電極2を挾み、その凹凸の先端部分で
ワイヤ電極2の側部の三点を支持していた。しかし、こ
のように支持して細いワイヤ電極2の芯出しをするよう
にするには、支持する前のワイヤ電極2は開いたガイド
8.9間の広い空間内を揺れて中心位置が定まらないこ
とから、経験をつんだ技術が必要であった。又、凹凸の
Vガイド8.9では細いワイヤ電極をガイドする為に必
要な寸法精度を確保することが難しい。又、従来のガイ
ド装置4のスリーブ11は一方の押えボルト13で押え
るために、回転方向の基準が出しにく(、且つスリーブ
11の挿入部の嵌めあい交差ε(第7図)に相当する分
だけ押されて偏心するために寸法精度を悪くしていた。
更に、ガイド装M4のシリンダ12についても、押えボ
ルト13で一方から押されて捏ねられるようになる関係
になるから、シリンダとして必要な真直ぐな円筒を保つ
ことができないで、ピストン10.10の作動が安定し
ない欠点があった。そして、シリンダ12の中には、特
に下部ガイド装置5に於ては、加工液と共に加工屑が送
り込まれて溜り、それによってピストン10.10の作
動不良の原因になっていた。
又、従来の凹凸Vガイド8.9は、図示していないが、
当該ワイヤカット放電加工機に付設したパイプ電極で被
加工体6に放電加工等の電気加工でスタート孔を加工す
るときに、そのパイプ電極のガイドを兼ねていたから、
パイプ電極で被加工体6に数十個の穴明は加工をする中
には、パイプ電極の中に、加工チップが付着するとか、
被加工体の穿孔中子が一時的に嵌合等して0.1mm程
度外形が拡大しているものがあり、この時に、その拡大
したパイプ電極で凹凸Vガイド8.9の先端を擦るよう
になることがある。しかも、パイプ電極は回転運動をす
るために、抗折力の弱いサフアイヤの凸Vガイド8は、
その回転により先端を欠損する等の欠点があった。
本発明はこれらの欠点を除いたワイヤ電極のガイド装置
を提供することを目的にしてなされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成する本発明のワイヤ電極のガイド装置
は、端面の中央部分にワイヤ電極をガイドするワイヤ電
極軸方向のV溝を有するVガイドと、このvガイドの■
溝面に対向してワイヤ電極をガイドする対向端面が平面
の平ガイドと、この平ガイド並びに前記Vガイドを互い
に対向方向に開閉移動可能に保持案内する案内溝を有す
るブロックと、前記平ガイドを弾性体の弾力を介してV
ガイドに接触するように保持する弾性体と、前記Vガイ
ド又は平ガイドに重ねて設けたワイヤ電極を案内する平
行な溝と、その溝に連なって扇状に広がる開口溝とを有
する案内ガイドと、前記Vガイドと案内ガイド並びに平
ガイドを前記対向(LIQ側に於て保持するホルダと、
このホルダを前記対向方向に移動させて前記開閉を行な
わせるアクチュエータを備え更に、Vガイドと平ガイド
との上下にスタート孔加工用パイプ電極をガイドするパ
イプガイドとを備えたものである。
〔作用〕
上記構成の7クチユエータでVガイドと平ガイドとを対
向方向に開離移動により開いてワイヤ電極を通し、その
後、両ガイドを近接移動によって閉じる時に、案内ガイ
ドの溝でワイヤ電極をVガイドの■満に向かって案内す
ると共に、Vガイドと平ガイドとのアクチュエータ側か
らV溝の方向に加工液を流して、加工屑等を排除するよ
うにしたものである。
〔実施例〕
本発明を例示した図に基づいて説明する。第1図は本発
明実施例の上部ガイド装置4の断面図、第2図は本発明
実施例のVガイド、平ガイド、及び案内ガイドの傾斜図
、第3図は本発明実施例のvガイド、平ガイド、及び案
内ガイドを組合せた平面図、第4図は第1図における上
部ガイド装置のブロックから蓋を外したところの一部斜
視図である。Vガイド22は平らな端面の中央に細いワ
イヤ電極2をガイドするV溝23を有し、このVガイド
22に対向してワイヤ電極2をガイドする平ガイド24
にはワイヤ電極2に接触する平らな端面25を有してい
て、この端面25と前記ViM23とでワイヤ電極2の
周囲に於ける3点の位置を支持してガイドする。そして
、Vガイド22の上には案内ガイド26を設ける。この
案内ガイド26にはワイヤ電極2をV溝23に案内する
平行な溝27と、この溝27に連なって扇状に広がる開
口溝28とを有する。
しかして上記に於て、案内ガイド26の平行な溝27部
分の溝幅をVガイド22のV溝23の開口端幅よりも狭
く、且つワイヤ電極2線径より大きくすると共に開口溝
28の開口端幅は従来の前記V溝23のそれより大きく
形成することにより、ワイヤ電極2の捕捉及びV溝23
内所定位置への案内を正確、且つ確実に行なわせること
ができるようになるものである。
このような構造のVガイド22と平ガイド24とはシリ
ンダ状のブロック29の中央部内面に加工した案内溝3
0(第4図)に挿入して、互いに開閉するように前述対
向方向に移動させるのであるが、この案内溝30の加工
は、ブロック29に、図示していないネジで固定する蓋
31を外して、ジクボーラ等の工作機械を使って正確に
仕上げると共に、基準面32.33を加工して設ける。
そして、前記Vガイド22と案内ガイド26並びに平ガ
イド24とは、これを保持するホルダ34.35と、こ
のホルダ34.35に図示していないボルトで固定した
キャップ36.37とにネジビン38.39で取付ける
のであるが、ネジビン38.39の軸方向にはOリング
40.41を介して弾性的に取付ける。そして、更に平
ガイド24の方は、ホルダ35がブロック29の基準面
33、或いは更に平ガイド24の端面25がVガイド2
2のV溝23端面に当接したときに、平ガイド24がホ
ルダ35との間に設けた弾性体42の弾力でvガイド2
2やワイヤ電極2に当接するように、ネジビン39との
間に隙間43を設け、ホルダ34の基準面32への当接
により基準位置にあるVガイド22を変位させないよう
にしである。こうしたホルダ34゜35はスプリングビ
ン44,45で、アクチュエータを構成するピストンロ
ッド46,47に連結し、ピストンロッド46,47の
他端のピストン48.49はブロック29の外側に設け
たシリンダ50.51の中で移動して、■ガイド22と
案内ガイド26並びに平ガイド24を互いに開閉する。
この移動するVガイド22と平ガイド24との上部はブ
ロック29に上方より嵌合して取り付けた、■、平ガイ
ド対向部に向かう一種ノズル状の下向き凸部を有するM
31の先端端面でガイドされ・る。この蓋31の中心部
に図示していないスタート孔加工用パイプ電極をガイド
する環状セラミック類等のパイプガイド52を挿入し中
空のブツシュ53をねじ込み固定する。これとvガイド
22及び平ガイド24を介して対称な下方には、ブロッ
ク29にv1平ガイド対向部に向かう一種ノズル状の上
向き凸部を形成し、該ノズル状凸部に下方から挿入した
ガイド52と同様なパイプガイド54を中空のナツト5
5で固定する。56.57は0リングである。このよう
な構成のシリンダ50.51に液路58.59から高圧
の加工液等の作動液を供給すると、ピストン48.49
は互いに開いてvガイド22、案内ガイド26と平ガイ
ドとを充分に問いて於て、図示していない電気加工用パ
イプ電極をパイプガイド52.54でガイドしながら被
加工体にワイヤ電極2を挿通するスタート穴を加工した
ならば、パイプ電極を引き抜いて、そのところにワイヤ
電極2を通す。そうして波路60.61から高圧の加工
液等の作動液をシリンダso、siに供給して、開いて
いたピストン48.49を互いに閉じる方向に移動させ
ると、先ず扇状に開いていた溝28がワイヤ電極2を捕
えて溝21の方に案内することによって、ワイヤ電極2
はVガイド22のV溝23内の尖端部に案内される。そ
の位置を溝21で保ちながら、ホルダ34の端面を基準
面32に当接させたところでワイヤ電極2の軸心が正確
に位置付されるようにV溝23に接触して、その位置が
定まるようになっている。
方、平ガイド24のホルダ35の端面が基準面33に当
接したところで、平ガイド24は弾性体42の弾力でV
ガイド22及びワイヤ電極2に当接し、ネジビン39と
は隙間43があって弾性的にフリーとなっていることに
よって、平ガイド24の端面25とVガイド22のV溝
23とでワイヤ電極2の周囲を三点の位Uで接触支持、
する。その後ブロック29の空間62.63に波路64
.65から加工液を供給すると、空間62の加工液を供
給すると、空間62の加工液はホルダ34、Vガイド2
2、案内ガイド26の隙間を通って■溝23の方に噴出
し、空ff163の加工液はホルダ35、平ガイド24
、の隙間を通って端面25の方に噴出し、パイプガイド
52.54及びブツシュ53、ナツト55の環状開口か
ら上下外部に噴出することによって各隙間に加工屑が入
るのを防止する。
以上は本発明を図示した実施例により説明を加えたが、
各部に各種の変更を加えて実施可能なものである。例え
ば本発明のガイド装置は、電気加工によるスタート孔加
工用パイプ電極が使用されないワイヤカット放電加工機
に於ても使用可能なものであり、又パイプ電極の送り込
み側でない側のガイド装置、通常下部ガイド5として使
用可能なものであるが、かかる場合にはパイプガイド5
2.54の無い、又は該パイプガイド52,54を取り
外したガイド装置であっても良い。
又、v1平ガイド等を保持したホルダ34.35の7ク
ヂユエータとしては図示説明した気体又は液体等の流体
圧作動のものの外に、電動式や電磁式、或いは更に手動
式の構造のものであっても良く、又、■ガイドの■溝は
、例えば特開昭53−24,700号公報第4図に記載
のような2つのガイド部材の合せ部の端部に形成される
ものであっても良い。
更に案内ガイド26は平ガイド24に固定して一体に設
けるようにしても良いものである。
そして、又前述の図示実施例では、案内ガイド26をV
ガイド22上に直接重ねて一体に固着保持した場合につ
き図示説明したが、案内ガイド2BとVガイド22との
間には数1011を越えることが無い程度の間隔があっ
ても良いものであり、更に又案内ガイド26は平ガイド
24上に、扇状開口溝28をVガイド22のV溝23端
面に向けて一体に固着保持させる構成としても、Vガイ
ド22と平ガイド24との近接開成時に、ワイヤ電極2
がVガイド22の■11123外にあっても近接に従い
案内ガイド26の開口、溝28及び平行な溝21によっ
てワイヤ電極2をV溝23内に案内挿入することができ
、前述実施例と同様本発明の目的を達成し得るものであ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、案内ガイドでワイヤ電極をVガイドの
■溝に向かって案内することによって、Vガイドと平ガ
イドとを閏じるときにワイヤTihがV溝から外れるよ
うなことがなくなった。従ってV溝の開口及び深さの寸
法は、例えば、0.3〜0.5111m程度に小さくす
ることができ、それに対応するガイドは平ガイドとして
、その平ガイドを弾性体の弾力によって当接することに
よってガタが生ずることもなく高精度を保つことができ
る。又、このVガイドと平ガイドとは単純な形状である
から、加工時の精度検査を上げることができる。そして
、サファイヤのVガイドと平ガイドの本体を板状として
、それを直接支持してガイドするブロックの案内溝は、
ブロックの蓋を取り除いて、ジグポーラ等高精度の工作
機械で加工形成することができる構造にしたために、ガ
イドによるワイヤ電極の案内精度を極めて向上すること
ができた。
又、ガイド、平ガイドを移動するピストン、シリンダら
なる7クチユエータをブロックの外に設けたことによっ
て、アクチュエータの中に加工屑が入ることがなくなっ
たから、長期間に亘って安定して使用することができる
ようになった。更に、ブロックの各ガイドを収容した空
間に所定の液路から加工液を供給することによって、空
間の加工液はホルダ、Vガイド、案内ガイドの隙間を通
ってV溝及び平ガイドの端面の方に噴出することによっ
て、各隙間に加工屑が入るのを防止することができた。
又、バイブ電極をガイドするバイブガイドを別に設けた
から、パイプ電極で被加工体にスタート穴を加工する時
にノズル装置4.5を退避等移動させる構成とする必要
がなく、精度保持が容易で、又Vガイドと平ガイドをバ
イブ電極ガイドとして用いず、これ等を充分に開いて退
避させることができたことから、スタート孔加工用のパ
イプ電極でVガイド、平ガイドを欠損することがなくな
った。更に、ホルダとピストンロッドとをスプリングビ
ンで連結し、各ガイドとボルダとを0リングを介して弾
性的に固定したから、これは一種のフレキシブルジヨイ
ントとなって上下方向の偏心を吸収できる等多くの効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の上部ガイド装置の断面図、第2
図は本発明実施例のV′ガイド、平ガイド、案内ガイド
の斜視図、第3図は本発明実施例のVガイド、平ガイド
、案内ガイドを組合せたときの平面図、第4図は第1図
に於ける上部ガイドのブロックから蓋を外したところの
一部斜視図、第5図はワイヤカット放電加工装置の概念
図、第6図は従来の上部ガイドの断面図、第7図は従来
の上部ガイドのスリーブを固定するところを示す断面図
である。 1・・・・・・・・・・・・リール 2・・・・・・・・・・・・ワイヤ電極3・・・・・・
・・・・・・ガイドローラ4・・・・・・・・・・・・
上部ガイド装置5・・・・・・・・・・・・下部ガイド
装置6・・・・・・・・・・・・被加工体 7・・・・・・・・・・・・巻き上げローラ22・・・
・・・・・・・・・Vガイド23・・・・・・・・・・
・・V溝 24・・・・・・・・・・・・平ガイド26・・・・・
・・・・・・・案内ガイド29・・・・・・・・・・・
・ブロック30・・・・・・・・・・・・案内溝 42・・・・・・・・・・・・弾性体 特  許  出  願  人 第5 図 第6図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リールから繰り出したワイヤ電極をガイドローラ
    を経て上部、下部一対のガイド装置で支持し、該ガイド
    装置間で被加工体と対向させてワイヤカット放電加工し
    た後、引き取り装置で引き取るようにしたワイヤカット
    放電加工装置に於て、前記少なくとも一方のガイド装置
    が、端面の中央部分にワイヤ電極をガイドするV溝を有
    するVガイドと、このVガイドのV溝面に対向してワイ
    ヤ電極をガイドする端面が平面の平ガイドと、この平ガ
    イド並びに前記Vガイドを互いに対向方向に開閉するよ
    うに移動可能に案内する為の案内溝を有するブロックと
    、前記Vガイド又は平ガイドに重ねて設けたワイヤ電極
    を案内する平行な溝とその溝に連なって扇状に広がる開
    口溝とを有する案内ガイドと、前記Vガイドと案内ガイ
    ド並びに平ガイドを前記対向他端側に於て保持するホル
    ダと、このホルダを前記対向方向に前記ブロックに対し
    て移動させて前記開閉を行なわせる。アクチュエータを
    備え、アクチュエータでVガイドと平ガイドとを開いて
    ワイヤ電極を通した後、Vガイドと平ガイドとを閉じる
    ときに案内ガイドの溝でワイヤ電極をVガイドのV溝に
    向かって案内することを特徴とするワイヤ電極のガイド
    装置。
  2. (2)一対のほぼ鉛直方向に間隔を置いて配置した位置
    決めガイド装置間にワイヤ電極を軸方向に更新送り移動
    させながら前記ワイヤ電極の軸方向とほぼ直角方向から
    被加工体を微小間隙を介して相対向せしめ、前記ワイヤ
    電極と被加工体間に間歇的な電圧パルスを印加し、供給
    加工液介在下に発生する放電により加工を行ない、前記
    ワイヤ電極と被加工体間に前記直角方向の平面上に於け
    る相対的な加工送りを与えるワイヤカット放電加工装置
    に於て、前記一対のガイド装置の内の少なくとも一方の
    ガイド装置が、前記鉛直方向と平行な端面の中央部分に
    ワイヤ電極をガイドする前記鉛直方向のV溝を有するV
    ガイドと、このVガイドのV溝面に対向してワイヤ電極
    をガイドする対向端面が平面の平ガイドと、ワイヤ電極
    を案内する平行な溝とその溝に連なって扇状に広がる開
    口溝とを有し、前記Vガイド又は平ガイドに重ねたよう
    に、且つ前記平行な溝の深さ方向及び開口を前記対向方
    向と一致させて設けた案内ガイドと、前記Vガイドと案
    内ガイド並びに平ガイドを前記対向他端側に於て夫々保
    持するホルダと、この各ホルダを前記対向方向に移動さ
    せて前記開閉を行なわせるように対向して各ホルダに連
    結されたアクチュエータと、前記Vガイドと平ガイドの
    対向方向の移動を案内する案内溝を有すると共に前記各
    アクチュエータにより各ホルダを近接移動させた時の位
    置決め用基準面を有するブロックとを備え、更に前記V
    ガイドに相対向する平ガイドが前記対向方向に弾性的に
    移動可能に弾性体を介してホルダに取付けられているこ
    とを特徴とするワイヤ電極のガイド装置。
  3. (3)一対のほぼ鉛直方向に間隔を置いて配置した位置
    決めガイド装置間にワイヤ電極を軸方向に更新送り移動
    させながら前記ワイヤ電極の軸方向とほぼ直角方向から
    被加工体を微小間隙を介して相対向せしめ、前記ワイヤ
    電極と被加工体間に間歇的な電圧パルスを印加し、供給
    加工液介在下に発生する放電により加工を行ない、前記
    ワイヤ電極と被加工体間に前記直角方向の平面上に於け
    る相対的な加工送りを与えるワイヤカット放電加工装置
    に於て、前記一対のガイド装置の内の少なくとも一方の
    ガイド装置が、前記鉛直方向と平行な端面の中央部分に
    ワイヤ電極をガイドする前記鉛直方向のV溝を有するV
    ガイドと、このVガイドのV溝面に対向してワイヤ電極
    をガイドする対向端面が平面の平ガイドと、ワイヤ電極
    を案内する平行な溝とその溝に連なって扇状に広がる開
    口溝とを有し、前記Vガイド又は平ガイドに重ねたよう
    に、且つ前記平行な溝の深さ方向及び開口を前記対向方
    向と一致させて設けた案内ガイドと、前記Vガイドと案
    内ガイド並びに平ガイドを前記対向他端側に於て夫々保
    持するホルダと、この各ホルダを前記対向方向に移動さ
    せて前記開閉を行なわせるように対向して各ホルダに連
    結されたアクチュエータと、前記Vガイドと平ガイドの
    対向方向の移動を案内する案内溝を内面に有すると共に
    V、平、及び案内各ガイドとその各保持ホルダとを内包
    するシリンダ状で、対応位置にワイヤ電極挿通孔を有す
    るブロックと、前記各アクチュエータを該ブロックの両
    端を閉塞するように取付け構成してなり、更に前記ブロ
    ックの両端側の内部に夫々加工液を加工供給する加工液
    流入口を設けてなることを特徴とするワイヤ電極のガイ
    ド装置。
  4. (4)一対のほぼ鉛直方向に間隔を置いて配置した位置
    決めガイド装置間にワイヤ電極を軸方向に更新送り移動
    させながら前記ワイヤ電極の軸方向とほぼ直角方向から
    被加工体を微小間隙を介して相対向せしめ、前記ワイヤ
    電極と被加工体間に間歇的な電圧パルスを印加し、供給
    加工液介在下に発生する放電により加工を行ない、前記
    ワイヤ電極と被加工体間に前記直角方向の平面上に於け
    る相対的な加工送りを与えるワイヤカット放電加工装置
    に、電気加工用パイプ電極を使用するスタート孔加工装
    置を前記パイプ電極の軸を前記ワイヤ電極の軸と同芯に
    又は同芯に配置可能に構成して付設したものに於て、前
    記一対のガイド装置の内の少なくとも前記パイプ電極送
    り込み側のガイド装置が、前記鉛直方向と平行な端面の
    中央部分にワイヤ電極をガイドする前記鉛直方向のV溝
    を有するVガイドと、このVガイドのVガイド溝面に対
    向してワイヤ電極をガイドする対向端面が平面の平ガイ
    ドと、この平ガイド及びVガイドを互いに対向方向に開
    閉移動可能に保持案内する案内溝を有するブロックと、
    ワイヤ電極を案内する平行な溝とその溝に連なって扇状
    に広がる開口溝とを有し、前記Vガイド又は平ガイドに
    重ねたように、且つ前記平行な溝の深さ方向及び開口を
    前記対向方向と一致させて設けた案内ガイドと、前記V
    ガイドと案内ガイド並びに平ガイドを前記対向他端側に
    於て保持するホルダと、このホルダを前記対向方向に移
    動させて前記開閉を行なわせるアクチュエータとを備え
    てなり、更に前記スタート孔加工用のパイプ電極が送り
    込まれる側のガイド装置が、前記Vガイドと案内ガイド
    並びに平ガイドを内包保持する前記ブロックの、前記V
    ガイドと平ガイドとが対向衝合する部位で、前記対向方
    向と直角方向の両方の部位に前記パイプ電極が貫挿する
    パイプガイドを設けてなることを特徴とするワイヤ電極
    のガイド装置。
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