JPH03154474A - 画像形成装置のピント状態表示装置 - Google Patents

画像形成装置のピント状態表示装置

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JPH03154474A
JPH03154474A JP1292870A JP29287089A JPH03154474A JP H03154474 A JPH03154474 A JP H03154474A JP 1292870 A JP1292870 A JP 1292870A JP 29287089 A JP29287089 A JP 29287089A JP H03154474 A JPH03154474 A JP H03154474A
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JP1292870A
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English (en)
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Kazuya Kamihira
上平 和也
Satoshi Uemori
上森 敏
Kotaro Kawasaki
浩太郎 川崎
Tatsuo Sasahara
笹原 辰夫
Yoshiyuki Fujiwara
義幸 藤原
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像形成装置に係り、特に原稿の読取画像信
号を用いてピント状態をモニタすることのできる画像形
成装置のピント状態表示装置に関する。
〔従来の技術〕
例えば複写機等の画像形成装置においては、原稿面に照
射された光の反射光により得られる画像情報(感光体に
静電潜像を形成するための画像情報)が画像形成領域全
体に亘って良好なピント状態の下に得られるように、製
品製造時や修理、保守点検時等に反射鏡及びレンズ部等
からなる光学系やCOD等で形成される画像読取部の光
学的及び電気的な調整が行われている。従来、この種の
光学的及び電気的調整には、高速オシロスコープ、ロジ
ックアナライザ、又はD/A変換器等が用いられ、これ
らの測定機器で上記画像情報の信号波形をモニタしなが
ら正確なピント調整が行なわれている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、通常、製造部門では、上記高速オシロスコー
プ、ロジックアナライザ等の各測定機器は高価であるた
め、それらに代わる廉価で簡易な測定機器を用いてピン
ト調整が行えることが製造部門で望まれていた。また、
フィールドにおけるメインテナンスにおいては、フィー
ルドの広域化、前記測定機器の保有台数の制限等により
測定機器の搬出が容易でなく、上記測定機器を使用する
ことなくメンテナンスを行うことが多い。このため光学
系ミラーやレンズあるいはCOD基盤等の交換は行えて
も、正確なピントの再調整は行えず、十分なメンテナン
スが困難となっている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ピン
ト調整のための画像情報を簡単にモニタすることのでき
る画像形成装置のピント状態表示装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る画像形成装置のピント状態表示装置は、撮
像手段により読み取った原稿の画像信号から潜像形成用
の画像データを生成し、該画像データを感光体に出力し
て画像形成する画像形成装置において、繰り返しパター
ンが描かれたテストパターン原稿から少なくとも1走査
線分が読み取り可能にされ、該読取内容を順次読出して
画像信号中からレベルの最大値と最小値を抽出し、抽出
された最大値と最小値との差を減算して求め、該減算値
を表示するようになされているものである。
また、撮像手段により読み取った原稿の画像信号から潜
像形成用の画像データを生成し、該画像データを感光体
に出力して画像形成する画像形成装置において、繰り返
しパターンが描かれたテストパターン原稿を少なくとも
1走査線分読み取った画像信号を記憶する記憶手段と、
該記憶手段の記憶内容を読出して表示する表示手段とを
備え、該表示手段が走査線方向とレベル方向の2次元表
示するようになされている。
〔作用〕
上記のように構成された画像形成装置のピント状態表示
装置においては、光学系を走査し、撮像手段により所定
の繰り返しパターンが描かれたテストパターン原稿の画
像信号から少なくとも1走査線分が読み取られる。この
読み取られた画像信号は順次読み出されながら大小比較
されて、画像信号のレベル中、最大値と最小値とがそれ
ぞれ抽出される。そして、この抽出された最大値と最小
値との差が減算により求められ、該減算値が表示手段に
表示される。
また、撮像手段により所定の繰り返しパターンが描かれ
たテストパターン原稿から少なくとも1走査線分が読み
取られて、その画像信号が記憶手段に記憶される。記憶
手段の記憶内容は走査線方向とレベル方向の2次元表示
を行う表示手段に導かれて2次元表示される。
〔実施例〕
第2図は、本発明に係るピント状態表示機能を有するデ
ジタル複写機(画像形成装置)の全体構成を示す側断面
図である。複写機本体1の上面にはコンタクトガラス2
により原稿載置台が形成され、更に該原稿載置台に対向
して載置された原稿Gを押さえるための原稿押え3が設
けられている。
複写機本体1内の上部には、第1光学系L工、第2光学
系L2、レンズ部9及びC0DIO(撮像装置)より構
成された画像データ読取部が配設されている。前記第1
光学系L工は、主に反射傘4、ハロゲンランプ5及び反
射鏡6等からなり、前記第2光学系L2は、主に反射鏡
7,8から構成され、不図示の駆動機構により原稿面に
沿って往復動されるようになされている。上記画像デー
タ読取部では、ハロゲンランプ5により原稿Gに光が照
射され、その反射光が反射鏡6.7.8及びレンズ部9
を介してCCDl0に導かれ、該CCD10の撮像面に
結像された原稿の画像データがCCDl0により取り込
まれ、不図示の記憶装置に記憶される。
複写機本体1内の下部適所には、レーザダイオ−ド11
(画像データ出力装置)、ポリゴンミラー12及び反射
鏡13から構成される画像データ出力部が配設されてい
る。画像データ出力部では、後述する画像処理回路で生
成された画像データがレーザダイオード11によりレー
ザ光に変調されてポリゴンミラー12に出力され、該ポ
リゴンミラー12の回転によりライン走査(主走査)さ
れた後、反射鏡13を経て感光体ドラム14側へ導かれ
る。
また、複写機本体1内の下部適所には、転写機構と給紙
機構及び排紙機構とから構成される像形成手段が配設さ
れている。前記転写機構は、感光体ドラム14、帯電装
置15、現像装置16、転写装置17、分離装置18及
びクリーニング装置19等から構成されている。帯電装
置15により帯電された感光体ドラム14は、上記画像
データ出力部から出力された画像データの静電潜像が形
成された後、上記現像装置16により該画像データが顕
像化され、上記転写装置17により顕像化された画像デ
ータが用紙に転写される。そして、転写後、分離装置1
8により感光体ドラム14から転写用紙が分離された後
、上記クリーニング装置19によりドラム表面に残留し
たトナーが除去される。給紙機構は、複写機本体1の底
部に設けられた給紙カセット20、給紙ローラ21.給
紙ガイド22及び搬送ローラ対23から構成され、上記
給紙ローラ21により給紙カセット20から送り出され
た用紙は、給紙ガイド22、搬送ローラ対23により感
光体ドラム14に給送される。
また、排出機構は、搬送ベルト24、定着部25及び排
出ローラ対26により構成され、上記転写装置17によ
り転写された用紙は、搬送ベルト24により定着部25
に搬送され、該定着部25で定着された後、搬出ローラ
対26により排出トレイ27に排出される。
第1図は、上記デジタル複写機における本発明に係るピ
ント状態表示に関するシステム構成図を示したものであ
る。同図において、第2図に示す部材と同一部材には同
一番号を付している。28はハロゲンランプ5の発光量
を制御するAVRユニットである。AVRユニット28
は、不図示のボリュームにより設定された光量となるよ
うにハロゲンランプ5の発光量を制御する。29はCC
010により撮像された画像信号を補正する補正回路で
あり、例えばC0DIOを構成している各画素の受光感
度のばらつきによる画像信号のばらつきやレンズ部9の
明るさの偏差による画像信号の偏差等を補正し、光量の
誤差を補正する。30は前記画像信号の取込光を選択す
るための人力セレクタであり、マイクロコンピュータ3
2(以下、CPUという)からの指°令信号により前記
画像信号を後段の画像処理回路31又はCPU32内の
画像メモリに選択的に出力する。31はCCDl0から
入力される画像信号から感光体ドラム15において静電
潜像を形成するための画像データを生成する画像処理回
路である。32は複写機のコピー動作を集中制御するC
PUであり、前記C0DIOから入力される画像信号を
記憶する画像メモリ32aを内蔵している。CPU32
はコピー動作に際して第1及び第2光学系L1.L2を
プリスキャンさせ、原稿の画像信号を取り込み、該画像
信号から画像処理条件を演算して、前記画像処理回路3
1に出力する。画像処理回路31はCCDl0から入力
される画像信号(正規のスキャンによる画像信号)をC
PU32から入力される画像処理条件に基づいて静電潜
像を形成するための画像データを生成し、その画像デー
タをレーザダイオード11に出力する。また、CPU3
2はピント調整モードになると(このモードは作業者か
らの指示により設定される)、後述するピント状態表示
用の画像データを生成し、該画像データを表示部35に
出力する。33及び34はそれぞれROMとRAMであ
り、ROM33にはCPU32の処理プログラムが記憶
され、RAM34は処理プログラムやCPU32で演算
されたデータが記憶される。35は複写機本体の操作パ
ネル上に設けられたLCD又はLEDからなり、ピント
状態が後述するように数値あるいは信号波形で平面表示
可能なパネル状の表示部である。36はキーボード等か
らなる外部入力装置であり、後述するピント調整モード
に移行する場合に選択されるものである。このピント調
整モードが、後述するようにC0DIOの配列方向、す
なわち主走査方向に行われる場合には予め定めた副走査
位置で主走査が行われるようになされており、一方、第
1光学系L工、第2光学系L2の移動方向、すなわち副
走査方向に行われる場合には予め定めた主走査位置(C
ODIOの所定位置の素子)で副走査が行われるように
なされている。このキーボード36は複写機本体の操作
パネル上に設けられている。
なお、CCDl0の読み取り可能なデータ量と画像メモ
リ32aの容量及び表示部35の画素数が異なる場合に
は、C0DIOから画像メモリ32aへの読み込み時に
、あるいは画像メモリ32aから表示部35への読出し
時に必要なデータ編集、例えばデータの間引き処理等が
行われる。
次に、本発明に係る画像形成装置のピント状態を数値表
示する場合の動作について、説明する。
なお、本実施例では、ピント調整モードにおける走査は
主走査方向に行われるようになされているものとする。
先ず、第3図に示すように全面あるいは一部に一定間隔
の、例えば白と黒の色彩による横縞模様(パターン)が
描かれた、例えば白色がマンセル値N9.5、黒色がマ
ンセル値N1,0の明度を有する原稿(以下、テストパ
ターン原稿という)を複写機の原稿載置台に載置し、ピ
ント調整モードにおけるコピー動作を開始させる。光学
系は、前述したように副走査方向所定位置まで移動した
後、停止し、この位置で主走査方向に走査を行い、上記
テストパターン原稿の画像信号を1ライン分読み取る。
なお、CCDl0で撮像された画像信号を、上述した補
正回路29で所定の補正を施した後、入力セレクタ30
を介してCPU32内の画像メモリ32 aに記憶する
ようにしてもよいが、本実施例ではC0DIOに取り込
んだ後、−時的に該C0DIOに保持させておくように
する。
第4図は、C0DIOに取り込まれた画像信号の内容を
示すもので、テストパターン原稿の横縞模様に応じた白
黒レベルが所定間隔で表われる。
同図はテストパターン原稿の一部に横縞模様が描かれて
いる場合を示し、図中、横軸は主走査方向の1ライン、
縦軸は画像信号のレベルを表わしている。La、Lbは
1主走査線中の最初の白色と最後の白色が取り込まれた
CCD 10のセル番号を示し、後述するレベルの最大
値と最小値の抽出処理はこの範囲内で行われる。
続いて、CPU32は、CCDl0の各セルを順次走査
して上記画像信号を順次呼び出し、各画像信号から最大
値と最小値とを抽出する。
第6図及び第7図は上記最大値と最小値を抽出し、両値
の差を求めるフローチャートである。第6図のフローチ
ャートはテストパターン原稿の全体(少なくとも所定ラ
イン域)に横縞模様が描かれている場合、第7図はテス
トパターン原稿の予め定められた一部分に横縞模様が描
かれている場合を示している。
第6図において、先ず、ステップS4で、MAX値を書
き込む第1メモリ、MIN値を書き込む第2メモリに対
し、それぞれ初期値設定が行われる。例えば、中間色レ
ベル相当の適値が書き込まれる。この後、C0D10の
1ライン分の各セルに取り込まれたデータが順次1セル
目から読み込まれる(ステップ82)。1セル目からの
読込データは、先ず第1メモリの初期値とその大小が比
較される(ステップS3)。読込データが初期値より大
(より白色に近い)であれば(ステップS3でYES)
、ステップS4に移行して、該読込データを第1メモリ
に更新的に書き込む。一方、読込データが第1のメモリ
の初期値より小であれば(ステップS3でNO)、ステ
ップS5に移行して、第2メモリの初期値と大小比較が
行われる。
ここで、読込データが第2メモリの初期値より小(より
黒色に近い)であれば、第2メモリに該読取データが更
新的に書き込まれる(ステッピSs)。全セルからのデ
ータ読み込みが終了していないので(ステップS7でN
o)、ステップS2に戻って、2セル目からの読込デー
タについて、上述のステップS3、S3の大小比較がそ
れぞれ行われる。すなわち、2セル目からの読込データ
が第1メモリの記憶内容より大であれば、該2セル目か
らの読込データが第1メモリに更新的に書き込まれ、逆
に小であれば、第1メモリの記憶内容はそのままとされ
る。一方、2セル目からの読込データが第2メモリの記
憶内容より小であれば、該2セル目からの読込データが
第2メモリに更新的に書き込まれ、逆に大であれば、第
2メモリの記憶内容はそのままとされる。かかる大小比
較及び読込データの更新的書込が順次行われ、全セル分
終了すると(ステップS7)、第1メモリには読込デー
タの内の最大値が、第2メモリには読込データの内の最
小値が抽出される。そして、第1メモリの記憶内容から
第2メモリの記憶内容が減算される(ステップSs)。
そして、この減算値は一旦記憶された後、表示部35に
表示される(ステップS9)。
次に、第7図について説明する。すなわち、先ず、ステ
ップS1Oで初期値が各々セットされ、続いてパターン
領域の検知が行われる(ステップ511)。このパター
ン領域の検知は、例えば、ピント調整モードにおいて、
第1回目の走査で読み取った画像信号から、第4図に示
す画像信号のセル位置LaとLbとを求める。この場合
、2回目の走査で画像信号のレベル比較を行う画像信号
をCCDl0に再度読み込む。あるいは、用いられるテ
ストパターン原稿との関係で予めCCDl0の内、最大
値、最小値の抽出に用いられるべきセルの領域を設定し
ておいてもよい。
そして、COD’lOの1セル目から順次最終セルに向
けて読取データを読み込み(ステップ512)、第6図
の場合と同様、各読取データについて第1メモリ、第2
メモリの各記憶値との大小が比較されて、最終的に第1
メモリに最大値が、一方策2メモリには最小値が抽出さ
れる (ステップSL4〜518)。この後、最大値か
ら最小値が減算され、この演算値が一旦記憶された後、
表示部35に表示される(ステップ5191S20)。
なお、ステップS□3は順次指定されるセルが上述のセ
ル領域L a −L b内に含まれているかどうかをチ
エツクするものである。かかるチエツクにより、例えば
テストパターン原稿の一部に横縞模様が描かれている場
合には最小値(あるいは最大値)について正確なレベル
が得られることになる。
また、第6図、第7図ではC0DIOの読取データをそ
のまま読み込んで処理するようにしたが、前述したよう
にC0DIOの取込データを一旦画像メモリ32aに読
み込んだ後、該画像メモリ32aを走査して処理するよ
うにしてもよい。
第5図は、表示部35への上記減算値の表示形態を示す
図で、表示部35の左側には、rMAX−MIN=Jが
定形的に表示され、その右側に求めた減算値が表示され
る。
この表示数値の大小により、ピント状態の良否が判定可
能になる。
次に、本発明に係る画像形成装置のピント状態表示装置
の他の実施例について説明する。
この実施例においては、表示部35として、前述したよ
うに横軸に主走査線を、縦軸にレベルが表わされる2次
元表示を可能にするものが採用される。
第8図は、第3図に示すテストパターン原稿と基本的に
同一のもので、第9図〜第12図との比較のために特に
書き直したものである。第9図はC0DIOで取り込ま
れた上記テストパターン原稿の画像信号を示すものであ
る。
第10図は上記CCDl0内の画像信号を一旦画像メモ
リ32aに読み込んだ後、その記憶内容を繰り返し読み
出して表示部35に表示した状態を示すものである。図
中、2本のラインは適正なピント状態における上下両ピ
ーク値の取るべきレベルを表わすものである。上記第1
0図はピントが合っている状態を示し、第11図はピン
トが合っていない状態を示している。
すなわち、ピントが全体的に合っていない第11図の場
合は、ピンボケのため、テストパターン原稿の白色部分
に多少黒色が混入した淡い中間色の状態となり、逆に黒
色部分には多少白色が混入した濃い中間色の状態となる
。このため、C0D10で読み取られた画像信号は淡い
中間色と濃い中間色とからなる縞模様として把握され、
最大値と最小値が共にピント適正ラインまで達せず、し
かもレベル差が小さくなる。
また、第12図はピント状態に偏りがある場合を示すも
のである。ピント状態に偏りがある場合も同様にピント
ずれ部分に対しては、第11図と同様な現象が現われる
ピントを調整する場合、先ず、上記の表示数値、あるい
は2次元表示の状態から、現在のピント状態を確認する
テストパタ′−ン原稿として、例えばマンセル値N9.
5の明度のものを用いて、所定の黒色で横縞を描いた場
合に、適正ピント状態の下で得られる最大値と最小値と
の差は予め計測されており、ピント状態は適正時の値と
現表示数値とから判断される。例えば、この値を表示部
35の一部適所に表示するようにしておくことにより、
現在のピント状態を一層把握容易にする。
また、同様に、適正ピント状態の下で得られる最大値と
最小値が予め求められており、これを表示部35に表示
された前述のピント適正ラインと現表示状態からピント
状態を判断するようにしても良い。
次に、画像データ読取部のピント調整に係わる機構につ
いて説明する。
第13図は、画像データ読取部の各部調整機構を示す斜
視図である。同図において、第2図に示す部材と同一部
材には同一番号を付している。また、xyz軸と角度ψ
は各部材の調整方向を示すための座標である。
ピント状態は原稿で反射した光がレンズ部9に到達する
までの光路長と該レンズ部9からCCD10までの光路
長との関係により決定される。従って、ピント状態の調
整は第1光学系L1.第2光学系L2、レンズ部9及び
C0DIOの取り付は状態等を調整することにより行わ
れる。
41は第1光学系L□が取付けられる第1移動枠体、4
2は第2光学系L2が取付けられる第2移動枠体である
。第1移動枠体41及び第2移動枠体42は、不図示の
ガイドレールに摺動可能に取付けられ、それら両側部に
張架されたワイヤW。
W′を巻き取ることによりガイドレール上を往復動する
ようになされている。第1光学系L□から第2光学系L
2を介したレンズ部9までの光路長は常に予め定めた長
さに維持される必要があり、かつ共に主走査方向と平行
状態を保持する必要がある。光路長を所定の長さにする
場合は反射鏡6(第1図参照)、反射鏡7及び8の取り
付は位置を調整する。このための第1光学系L1、第2
光学系L2の取り付は位置の調整は、第1移動枠体41
の固定部材41 a、  41 a’が固着されている
ワイヤw、w’の位置と固定部材40.40’により複
写機本体側に固定される位置とをそれぞれ調整し、両ワ
イヤの第1移動枠体41と第2移動枠体42との間のワ
イヤ長やテンシヨンを調整することにより行なわれる。
また、第1光学系L1と第2光学系L2とのxy面内の
平行度の調整は、第1移動枠体41の固定部材41a。
418′に固着されているワイヤw、w’の位置と固定
部材40.40’ により複写機本体側に固定される位
置との一方を調整することにより行われる。
更に、第1光学系L1と第2光学系L2とがxz面内で
平行でないと該第1光学系L□と第2光学系L2間の光
路長が場所によって変わることから、これらの間の平行
度も調整を要する場合がある。この調整は、第2移動枠
体42の一端部に設けられた高さ調整機構により行なわ
れる。すなわち、第2移動枠体42の支持基盤42aの
一端部は、スプリング55aを介してネジ55により支
持部材42bに対し高さ調整可能に取付けられ、他端部
は直接ガイドレールに載置される構造になっている。従
って、前記ネジ55により支持基盤42aの一端部の高
さを調整することにより第1光学系L工と第2光学系L
2とのxz面内における平行度(いわゆる、ねじれによ
る不平行)の調整をすることができる。
また、第1光学系L工とレンズ部9間の光路長は後述す
るネジ48やベース台44の調整によって変更可能であ
る。
レンズ部9は、ベース板44に固着されたレンズカバー
9b内にレンズ9aがy方向に位置調整可能に構成され
ている。レンズ9aの位置は、ネジ48を回転させるこ
とによりレンズ9aの所定位置がy方向に調整されるよ
うになっている。これによりCCDl0上の像のピント
を調整することができる。
43は前記レンズ部9及びC0DIOが取り付けられる
支持台であり、レンズ部9及びCOD 10は該支持台
43によりユニット化され、複写機内の所定位置に取り
付けられている。また、レンズ部9及びC0DIOはベ
ース板44を介して支持台43に取り付けられている。
ベース板44は、ネジ52.52’及び不図示のネジの
各ネジ止め位置にy方向の長大が形成されており、支持
台43にy方向に位置調整可能に取り付けられる。この
位置調整は、支持台43の適所に突設された孔を貫通し
てベース板44の適所に突設されたナツト部44aに螺
合されたネジ54により行なわれる。すなわち、ネジ5
4を回転することによりベース板44が支持台43に対
してy方向に移動し、ベース板44に載置されたレンズ
部9及びCCD10全体のy方向の位置調整が行なわれ
る。
C0DIOのレンズ部9に対する取り付は位置及び角度
ψ調整は次の機構により行われる。
46及び47は、それぞれC0DIOの位置調整部材と
高さ調整板である。C0DIOは、CCD取付板45の
所定位置に固着され(図では見えていない)、更に該C
OD取付板45は高さ調整板46の所定位置に取り付け
られている。また、CCD取付板45が取付られた高さ
調整板46は、不図示のネジ部材により位置調整部材4
7に対し高さ調整可能に取り付けられている。この高さ
調整は、高さ調整板46の上部両端に設けられたネジ5
1.51’及びスプリング51 a、  51 a’か
らなる高さ調整機構により行なわれる。す・なわち、高
さ調整板46の上部両端は、スプリング51 a、  
51 a’ を介してネジ51.51’ により位置調
整部材47にネジ止めされている。ネジ51又はネジ5
1′を回転させ、高さ調整板46の両端部の高さを調整
することにより該高さ調整板46に取付けられたC0D
IOのxz面内における傾きを調整することができる。
CCD取付板45及び高さ調整板46が取り付けられた
位置調整部材47は、ネジ止め部にX方向の長穴が形成
され、X方向及びψ方向に位置調整可能にネジ53によ
り前記ベース板44に取り付けられている。これらの位
置調整は、位置調整部材47に設けられたX方向の位置
調整用偏心コロ49とφ方向の角度調整用偏心コロ50
とにより行われる。すなわち、偏心コロ49を回転させ
ることにより位置調整部材47がX方向に移動してC0
DIOのX方向の位置が調整され、偏心コロ50を回転
させることにより位置調整部材47がネジ53によるネ
ジ止め点を中心にφ方向に移動してC0DIOのφ方向
の位置が調整される。
ピントが不良の場合は、表示部35に表示されたピント
状態を確認しながら上述した第1及び第2光学系L1.
L2、レンズ部9、C0DIOの各調整機構を調整して
簡単にピントの調整を行なうことができる。
なお、上記実施例では主走査方向に走査した場合につい
て説明したが、光学系を走査して副走査方向に走査して
画像データを得るようにしてもよい。この場合、C0D
10の所定セルで画像信号の取り込みが行われる。また
、テストパターン原稿は縦縞模様(横縞模様のものを縦
にして用いることも出来る)のものが必要となる。
また、上記実施例では走査方向1ライン分の画像信号を
取り込むようにしたが、複数走査線を読み取って複数の
減算値または信号波形を表示するようにしてもよい。あ
るいは、複数走査線の信号を1走査線の信号に編集して
前記の処理を施すことも出来る。また、テストパターン
原稿は白、黒に限らず、明度、彩度、あるいは色相が相
異なる2色を付したものでも良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、複写機本体にピ
ント状態の表示装置を設けたので、ピントの調整を容易
に行なうことが可能となる。また、特別な測定機器を必
要としないので、フィールドでも十分なメンテナンスを
簡単かつ短時間に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシステム構成図、第2図は本発明の全
体構成を示す側断面図、第3図は全面あるいは一部に一
定間隔の横縞模様が描かれた原稿(テストパターン原稿
)、第4図はCCD 10に取り込まれた画像内容を示
す図、第5図は表示部への減算値の表示形態を示す図、
第6図、第7図は最大値と最小値を抽出し、両値の差を
求めるフローチャート、第8図は第3図と同一のテスト
パターン原稿の拡大図、第9図はC0DIOに取り込ま
れた上記テストパターン原稿の画像信号を示す図、第1
0図及び第11図はCCDl0内の画像信号を4旦画像
メモリ32aに取り込んだ後、その記憶内容を表示部3
5に表示した状態を示すもので、第10図はピントが合
っている状態を示し、第11図はピントが合っていない
状態を示す図、第12図はピント状態に偏りがある状態
を示す図、第13図は画像データ読取部の各部調整機構
を示す斜視図である。 1・・・複写機本体、4・・・反射傘、5・・・ハロゲ
ンランプ(光源)、6.7.8・・・反射鏡、9・・・
レンズ部、10・・・CCD (画像データ読取装置)
、11・・・レーザダイオード(画像データ出力装置)
、29・・・補正回路、30・・・入力セレクタ、32
・・・CPU(マイクロコンピュータ)、32a・・・
画像メモリ、33・・・ROM、34・・・RAM、3
5・・・表示部、36・・・キーボード、Ll・・・第
1光学系、L2・・・第2光学系。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、撮像手段により読み取った原稿の画像信号から潜像
    形成用の画像データを生成し、該画像データを感光体に
    出力して画像形成する画像形成装置において、繰り返し
    パターンが描かれたテストパターン原稿から少なくとも
    1走査線分が読み取り可能にされ、該読取内容を順次読
    出して画像信号中からレベルの最大値と最小値を抽出し
    、抽出された最大値と最小値との差を減算して求め、該
    減算値を表示するようになされていることを特徴とする
    画像形成装置のピント状態表示装置。 2、撮像手段により読み取った原稿の画像信号から潜像
    形成用の画像データを生成し、該画像データを感光体に
    出力して画像形成する画像形成装置において、繰り返し
    パターンが描かれたテストパターン原稿を少なくとも1
    走査線分読み取った画像信号を記憶する記憶手段と、該
    記憶手段の記憶内容を読出して表示する表示手段とを備
    え、該表示手段が走査線方向とレベル方向の2次元表示
    するようになされていることを特徴とする画像形成装置
    のピント状態表示装置。
JP1292870A 1989-11-11 1989-11-11 画像形成装置のピント状態表示装置 Pending JPH03154474A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100274994B1 (ko) * 1997-12-29 2000-12-15 윤종용 C r t의 포커스검사장치 및 그 검사방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100274994B1 (ko) * 1997-12-29 2000-12-15 윤종용 C r t의 포커스검사장치 및 그 검사방법

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