JPH09200440A - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

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JPH09200440A
JPH09200440A JP8003504A JP350496A JPH09200440A JP H09200440 A JPH09200440 A JP H09200440A JP 8003504 A JP8003504 A JP 8003504A JP 350496 A JP350496 A JP 350496A JP H09200440 A JPH09200440 A JP H09200440A
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image pickup
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JP8003504A
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Shinya Matsuda
伸也 松田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外光に関する使用環境の適否を知るための作業
負担を軽減することを目的とする。 【解決手段】読取り対象の原稿を支持する原稿台20
と、原稿台20を照らす光源40と、原稿画像を電気信
号に変換する撮像手段30と、電気信号を量子化して外
部装置へ出力する信号処理系とを有し、原稿台20と撮
像手段30との間に原稿のセッティングのための開放空
間80が存在する構造の画像読取り装置1において、光
源40を消灯させた状態で撮像手段30の撮像対象面の
照度分布を測定し、測定した照度分布の適否を判別し、
測定した照度分布が不適正であった場合にその旨を操作
者に知らせる、環境チェック機能を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書籍や雑誌などの
製本された原稿の読取りに好適な画像読取り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ブックスキャナと呼称される画像読取り
装置が商品化されている。この装置では、原稿台の上方
に撮像系が配置され、原稿台と撮像系との間に高さ数十
cmの開放空間が存在する。書籍や雑誌などの製本形態
の原稿(これを「ブック原稿」と呼称する)の読取りに
際して、ユーザーは原稿台上にブック原稿を見開いた状
態で上向きにセットする。スタートキーのオンに呼応し
て原稿の走査が開始され、読み取られた画像が走査と並
行して逐次に外部装置へ出力される。外部装置がプリン
タであれば、リアルタイムで複写画像が形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のブックスキャナ
を用いると、原稿台上でページをめくることができるの
で、多数ページの読取り作業の能率を高めることができ
る。また、書籍を見開いてうつ伏せ(下向き)にセット
する場合に比べて、書籍の受けるダメージを格段に低減
することができる。
【0004】しかし、読取り対象面(原稿面)が装置外
の空間に対して露出した状態、すなわちユーザーが原稿
面を見ることのできる状態で読取りが行われるので、室
内照明や太陽光などの外光(環境光)の影響を考慮する
必要がある。過剰に明るい環境では露出オーバーとな
り、原稿台の照度が不均一であれば読取り画像の濃淡に
むらが生じる。
【0005】従来では、サービスマン又はユーザーが、
実際にブックスキャナによる読取り作業を行い、ブック
スキャナが読み取った画像のプリント出力を見て使用環
境の適否を判断しなければならなかった。また、環境光
の影響が比較的に軽微な場合であっても、より良好な読
取り画像を得るには、設置位置や向きを変えたり暗幕で
外光を遮断したりする環境改善を実施する必要があっ
た。
【0006】本発明は、外光に関する使用環境の適否を
知るための作業負担を軽減することを目的としている。
他の目的は、外光に関する使用条件の制約を緩和して実
用性を高めることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の装置
は、読取り対象の原稿を支持する原稿台と、前記原稿台
を照らす光源と、原稿画像を電気信号に変換する撮像手
段と、前記電気信号を量子化して外部装置へ出力する信
号処理系とを有し、前記原稿台と前記撮像手段との間に
原稿のセッティングのための開放空間が存在する構造の
画像読取り装置であって、前記光源を消灯させた状態で
前記撮像手段の撮像対象面の照度分布を測定し、測定し
た照度分布の適否を判別し、測定した照度分布が不適正
であった場合にその旨を操作者に知らせる、環境チェッ
ク動作の実行が可能に構成されている。
【0008】請求項2の発明の装置は、前記撮像対象面
内に均一濃度の基準画像部分が設けられており、前記光
源を消灯させた状態で測定した前記基準画像部分の照度
に応じて、外光による照度むらを補うように原稿の読取
り時に前記撮像手段の出力を補正する画像処理手段を有
する。
【0009】請求項3の発明の装置は、前記光源を消灯
させた状態で測定した前記撮像対象面の照度分布に基づ
いて、外光による照度むらを補うように原稿の読取りに
際して前記光源の発光量を調整する照明制御手段を有す
る。
【0010】撮像対象面とは、撮像手段の撮像面に投影
される被写体表面を意味する。原稿がセッティングされ
ていないときには、原稿台又は原稿台とその近辺部分が
被写体となる。原稿がセッティングされているときに
は、原稿面が撮像対象面の全体又は一部となる。外光と
は、撮像対象面に入射する光、すなわち光源の発する照
明光以外の光を意味する。
【0011】当該画像読取り装置を設置したとき又は使
用環境が変わったときなど、適時に環境チェック動作が
実行される。動作の開始は操作指示又は電源投入などに
呼応する。環境チェック時には、原稿がセッティングさ
れていない状態が望ましい。
【0012】環境チェックでは、まず、光源を消灯させ
た状態で撮像対象面の照度分布が測定される。具体的に
は、例えば撮像面の各画素の受光量を測定する。原稿台
にフォトトランジスタなどの光検知センサを点在させ
て、大まかに照度分布を測定してもよい。照度分布は、
撮像対象面内の照度のバラツキとともに、最大照度及び
最小照度を示す。
【0013】次に、照度分布の適否が判別される。不適
正となる場合としては、例えば、最大照度が許容上限を
越えた場合(露出オーバーになる)、最小照度と最大照
度との比が許容値を越えた場合(濃度むらになる)など
がある。
【0014】そして、照度分布が不適正であった場合に
は、その旨を操作者に知らせる処理が行われる。例え
ば、当該画像読取り装置は、操作パネル上でメッセージ
を表示したり、警報音を発したりする。
【0015】撮像対象面における外光の照射量のバラツ
キが許容範囲内であれば、実際に原稿を読み取る際に、
撮像手段の出力を補正することによって、照射量照度が
一様であるときと同様の読取り画像を出力することがで
きる。外光による最大照度が比較的に大きい値(ただし
許容上限以下)である場合は、光源の発光量を低減する
発光量調整を行うことによって、露出オーバーを避ける
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1はブックスキャナ1の外観を
示す斜視図、図2はブック原稿BDをセッティングした
状態を示す図である。
【0017】ブックスキャナ1は、電気回路などを収納
する本体ハウジング10、原稿を支持する暗色の原稿台
20、原稿画像を電気信号に変換する撮像ユニット3
0、及び原稿の照明を担うランプユニット40を備えて
いる。原稿台20は本体ハウジング10の前面側に配置
されている。撮像ユニット30は、原稿台20の上方に
配置され、本体ハウジング10の上面から上方に延びた
支柱12によって片持ち形式で支持されている。ランプ
ユニット40は、撮像ユニット30の下面側に配置さ
れ、支柱12に固定されている。原稿台20と撮像ユニ
ット30との間の空間80は装置外の自由空間に対して
開放されており、ブック原稿のセッティングに十分な広
さを有している。原稿台20と撮像ユニット30との距
離は30cm以上である。
【0018】本体ハウジング10の前面の上端側に操作
パネルOPが設けられており、下端側に原稿面の高さを
検出するための測距板16が固定されている。測距板1
6の前面側の表面は光沢性の平面であり、原稿台20の
上面に対する45°の傾斜面となっている。この測距板
16の上端面は、シェーディング補正のための白色板1
8として機能する。本体ハウジング10における操作パ
ネルOPに向かって右側の側面には、メインスイッチ5
1が設けられている。
【0019】原稿台20の左右方向の両側には、ユーザ
ーが読取りの開始を指示するためのスタートキー52が
1つずつ設けられている。また、原稿台20の前面側に
は、アームレスト25が設けられている。
【0020】撮像ユニット30は、CCDアレイからな
るラインセンサ31、結像レンズ32、及びミラー33
を有している。ミラー33と結像レンズ32とによっ
て、原稿画像がラインセンサ31の受光面に投影され
る。結像レンズ32は、前後方向に移動可能に設けられ
ており、図示しないAF機構によって位置決めされる。
【0021】ラインセンサ31は、図示しない走査機構
の可動体に取付けられており、CCD素子の配列方向を
上下方向に保った状態で左右方向(副走査方向)M2に
沿って平行移動をする。この平行移動によって2次元の
原稿画像の撮像が行われる。つまり、ブックスキャナ1
においては、ラインセンサ31の移動によって2次元の
撮像面が形成されることになる。ラインセンサ31に代
えてエリアセンサを用いた場合には、その受光面が撮像
面になる。原稿画像の主走査方向は、原稿台20上では
前後方向であり、撮像面上では上下方向である。
【0022】以上の構成のブックスキャナ1は、ブック
原稿の読取りに好適な画像入力手段である。ブックスキ
ャナ1とディジタル複写機とを組み合わせることによ
り、各種の原稿に適合する総合的な複写システムを構成
することができる。
【0023】ブックスキャナ1の使用に際して、ユーザ
ーは、図2のように原稿台20の上にブック原稿BDを
見開いた状態で上向きに置く。そのとき、測距板16の
下端にブック原稿BDを押し当てて位置決めを行う。つ
まり、測距板16と原稿台20との境界が原稿のセッテ
ィングの基準線となっている。その基準線の中央が基準
位置P0(図3参照)である。原稿台20は左右独立に
上下移動可能に構成されている。これにより、見開いた
ときの左右のページの高さをほぼ同一にすることができ
る。
【0024】ブックスキャナ1では、同一の原稿に対し
て2回の走査(原稿画像の読取り)が行われる。ブック
原稿BDでは、シート原稿と違って原稿面が湾曲してい
るので、湾曲状態に応じて撮像のピント調整を行う必要
がある。輝度の差異を補う処理も必要である。このた
め、1回目の走査(以下、予備スキャンニングという)
で湾曲状態が検出され、その検出結果に基づいて2回目
の走査(以下、本スキャンニングという)で必要な処理
が行われる。外部装置への画像出力は本スキャンニング
時に行われる。本スキャンニング時のラインセンサ31
の移動方向は、予備スキャンニング時とは逆の方向であ
る。読取りモードには、左右の両ページを一括して読み
取るモード(シート原稿の場合と同様の走査形態)と、
左右の各ページを別々に読み取るモードとがある。どち
らのモードにおいても、各ページに対して予備スキャン
ニングと本スキャンニングとが実施される。
【0025】図3はブック原稿BDの読取りの一例を示
す平面図である。図3(A)は原稿台20上にブック原
稿BDがセッティングされた状態を示し、図3(B)は
読取り画像G0を示している。
【0026】読取り画像G0は、ブック原稿BDの読取
り対象面の像G1、原稿台20の像G20、及び測距板
18に写った像G18から構成されている。像G18の
内の像G181,182は、見開いた状態のブック原稿
BDにおける端面(書籍における「天」と呼称される部
分)の形状を示している。像G18の内の像G181,
182以外の部分は、測距板18に写った背景像であ
る。像G18と像G20との境界は上述の基準線に対応
し既知であるので、その境界と像G181,182の輪
郭線との距離(画素数)から原稿面の高さを算定するこ
とができる。像G1と像G20との境界は、原稿面の下
地色と原稿台20の色との差異を利用して容易に判別す
ることができる。像G1と像G20との境界が判れば、
撮像面上でのブック原稿BDの端縁が判明する。
【0027】なお、像G1の上端縁及び下端縁が湾曲し
ているのは、原稿面の高さが一定ではないからである。
つまり、撮像面に近い被写体は遠くの被写体よりも大き
く撮像される。本スキャンニング時には、予備スキャン
ニング時に得た原稿面の高さ情報に基づいて、湾曲した
像G1を原稿面の高さが一定である場合の像に補正する
画像処理が行われる。
【0028】ところで、図2によく示されるように、ブ
ックスキャナ1においては、ブック原稿BDの読取り対
象面が装置外の空間に対して露出した状態で読取りが行
われるので、通常は読取り対象面に室内照明光などの外
光が入射する。ブックスキャナ1は、外光が読取りの妨
げになるか否かの自動判定をする環境チェック機能を備
えている。
【0029】図4は環境チェック動作のフローチャート
である。オペレータ(ユーザー、サービスマンなど)
は、原稿台20上に何も置かない状態で、例えば操作パ
ネルOP上のテストキーのオンといった特定の指示操作
を行う。指示操作に呼応して、ブックスキャナ1は、ラ
ンプユニット40を消灯させた状態でラインセンサ31
によって撮像対象面の照度分布を測定する(#11〜1
4)。すなわち、ラインセンサ31を予備スキャンニン
グ時と同じ方向に移動させながら、ラインセンサ31の
出力を量子化することにより、画素単位で照度を測定す
る(#15〜17)。原稿台20上に原稿がセッティン
グされていない場合において、外光の影響がなければ、
原稿面の高さは副走査方向の全域にわたって零となる。
しかし、例えばスポットライトの写り込みなどに起因し
て、実際には高さが零であるにも係わらず測定した高さ
が零でないという場合がある。ただし、零でない部分が
局所的であれば、後述のデータ補間が可能であるので、
ブック原稿BDの読取りに支障はない。
【0030】次に、測定した照度分布及び原稿面の高さ
の適否を判別し、警告の要否を決める(#18)。ここ
で、原稿台20の照度の最大値が許容上限値(例えば1
000lx)を越える場合には、露出オーバーになる。
したがって、この場合は、たとえ原稿台20の照度が均
一であったとしても、読取り品質の確保の上で照度分布
は不適正であり、警告が必要である。原稿台20の照度
の最大値に対する最小値の比(最小値/最大値)が70
%より小さい場合も、原稿台20の照度むらが顕著であ
るので、警告が必要である。また、原稿面の高さが副走
査方向の一定距離以上にわたって連続して零でなけれ
ば、ブック原稿BDの読取りに支障が生じるので警告が
必要である。照度分布及び原稿面の高さの少なくとも一
方が不適正である場合には、その旨をオペレータに知ら
せるための警告表示を行う(#20)。例えば操作パネ
ルOP上でメッセージ文を表示する。
【0031】警告が不要の場合、すなわち外光に関して
は使用環境が許容範囲内である場合には、照度補正の要
否を判別する(#19)。原稿台20の照度むらが軽微
であれば、そのまま処理を終える。原稿台20の照度む
らが顕著であれば、白色板18及び原稿台20の照度分
布に基づいて、照度補正係数を算定し(#21)、既存
の照度補正係数に代えて算定した照度補正係数を読取り
制御パラメータとして設定する(#22)。なお、ブッ
クスキャナ1の工場出荷段階では、ランプユニット40
の配光特性やラインセンサ31の受光感度のバラツキを
補う照度補正係数が不揮発性メモリに格納されている。
【0032】図5は読取り動作のフローチャート、図6
は原稿面の高さ補正の手順を示す図である。スタートキ
ー52のオンに呼応して、ランプユニット40を点灯し
て予備スキャンニングを開始する(#51)。予備スキ
ャンニングでは、原稿面の高さを測定する(#52〜5
4)。予備スキャンニングが終了すると、測定した原稿
面の高さの補正が必要か否かをチェックする(#5
5)。図6(A)のように、測定した原稿面の高さHが
極端に変化している場合には、補正が必要である。この
場合には、環境チェック時に測定した高さH0〔図6
(B)〕に基づいて、高さHの補正を行う(#61)。
すなわち、予備スキャンニングで得た高さHから環境チ
ェック時に測定した高さH0を差し引き〔図6
(C)〕、データ補間によって真の高さの近似値H’を
求める〔図6(D)〕。
【0033】こうして原稿面の高さH’が得られると、
直ちに本スキャンニングを開始する(#56)。本スキ
ャンニングでは、原稿面の高さH’に基づいてピント調
整を行いながら原稿画像を読み取り(#57)、以前に
設定した照度補正係数を画像データに乗じる照度補正処
理を行う(#58)。ラインセンサ31の移動はセンサ
位置が読取り倍率で定まる移動範囲の終点に達するまで
続けられる(#59,60)。
【0034】図7はブックスキャナ1の信号処理系10
0のブロック図である。ラインセンサ31の出力は、A
D変換部102によって例えば8ビットの画像データD
102に変換される。
【0035】予備スキャンニング時には、画像データD
102は、一時メモリ104に一旦格納され、CPU1
01を経由して輝度検出部112に転送される。輝度検
出部112は、副走査方向の所定ライン毎に各画素の輝
度を集計して輝度ヒストグラムを作成し、下地輝度及び
画像の有無の判別のための閾値を算出する。計数部11
3は、輝度ヒストグラムに基づいて、輝度が閾値以下の
画素の個数をカウントする。位置検出部114は、撮像
面における走査位置を指し示す。CPU101は、下地
輝度、画像に対応した画素の度数、走査位置の3つの情
報に基づいて、原稿面の高さHを算定する。本スキャン
ニング時には、AD変換部102から画像処理部103
へ画像データD102が送られる。なお、CPU101
は、メモリ105内のプログラムに従って、ランプ制御
部45及びセンサ駆動部35を含む駆動系を制御する。
【0036】上述の実施形態によれば、ラインセンサ3
1によって外光の照度分布を測定するので、光センサを
原稿台20上に点在させて照度分布を測定する場合と比
べて高精度の測定が可能になるとともに、装置の機構構
成の簡単化を図ることができる。
【0037】上述の実施形態において、露出オーバーを
避けるために、外光の照射量に応じてランプユニット4
0の発光量を低減してもよい。原稿面の明るさを一様に
するために、外光に起因した照度むらを補うようにライ
ンセンサ31の移動と同期させてランプユニット40の
発光量を調整することも可能である。
【0038】
【発明の効果】請求項1乃至請求項3の発明によれば、
オペレータは、読取り画像の出力結果を見て外光の影響
を判断する必要がなく、外光に関して使用環境が適正で
あるか否かを容易に確認することができる。
【0039】請求項2及び請求項3の発明によれば、外
光に関する使用条件の制約が緩和され、実用性が高ま
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブックスキャナの外観を示す斜視図である。
【図2】ブック原稿をセッティングした状態を示す図で
ある。
【図3】ブック原稿の読取りの一例を示す平面図であ
る。
【図4】環境チェック動作のフローチャートである。
【図5】読取り動作のフローチャートである。
【図6】原稿面の高さ補正の手順を示す図である。
【図7】ブックスキャナの信号処理系のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 ブックスキャナ(画像読取り装置) BD ブック原稿(原稿) 18 白色板(基準画像部分) 20 原稿台 30 撮像ユニット(撮像手段) 40 ランプユニット(光源) 45 ランプ制御部(照明制御手段) 80 空間(開放空間) 100 信号処理系 101 CPU 103 画像処理部(画像処理装手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読取り対象の原稿を支持する原稿台と、前
    記原稿台を照らす光源と、原稿画像を電気信号に変換す
    る撮像手段と、前記電気信号を量子化して外部装置へ出
    力する信号処理系とを有し、前記原稿台と前記撮像手段
    との間に原稿のセッティングのための開放空間が存在す
    る構造の画像読取り装置であって、 前記光源を消灯させた状態で前記撮像手段の撮像対象面
    の照度分布を測定し、測定した照度分布の適否を判別
    し、測定した照度分布が不適正であった場合にその旨を
    操作者に知らせる、環境チェック動作の実行が可能に構
    成されたことを特徴とする画像読取り装置。
  2. 【請求項2】前記撮像対象面内に均一濃度の基準画像部
    分が設けられており、 前記光源を消灯させた状態で測定した前記基準画像部分
    の照度に応じて、外光による照度むらを補うように、原
    稿の読取り時に前記撮像手段の出力を補正する画像処理
    手段を有した請求項1記載の画像読取り装置。
  3. 【請求項3】前記光源を消灯させた状態で測定した前記
    撮像対象面の照度分布に基づいて、外光による照度むら
    を補うように、原稿の読取りに際して前記光源の発光量
    を調整する照明制御手段を有した請求項1記載の画像読
    取り装置。
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