JPH09284491A - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

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JPH09284491A
JPH09284491A JP8095142A JP9514296A JPH09284491A JP H09284491 A JPH09284491 A JP H09284491A JP 8095142 A JP8095142 A JP 8095142A JP 9514296 A JP9514296 A JP 9514296A JP H09284491 A JPH09284491 A JP H09284491A
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JP8095142A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Nakajima
美明 中嶋
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】見開いた状態の原稿における左右の各ページの
画像を互いに独立した画像として出力する場合におい
て、左右の出力形態が相違するのを防止する。 【解決手段】原稿画像を量子化して出力する画像読取り
装置において、見開き原稿BDの左右方向の両端位置X
L ’,XR ’を検出する手段と、原稿面S1L ,S1R
の湾曲状態を示す原稿高さデータを出力する手段と、原
稿高さデータに基づいて左ページと右ページとの境界位
置XC を検出する手段と、検出された両端位置XL ’,
R ’と境界位置XC とに基づいて左右の各ページの長
さL,Rを算出する手段と、算出された両ページの長さ
L,Rの短い方を、左ページ及び右ページに共通の信号
処理パラメータ値であり、見開きの片ページ分の画像出
力範囲を規定するページ長として設定する手段とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書籍や雑誌などの
製本された原稿の読取りに好適な画像読取り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ブックスキャナと呼称される画像読取り
装置が商品化されている。この装置では、原稿台の上方
に撮像系が配置され、原稿台と撮像系との間に高さ数十
cmの開放空間が存在する。書籍や雑誌などの製本形態
の原稿(これを「ブック原稿」と呼称する)の読取りに
際して、ユーザーは原稿台上にブック原稿を見開いた状
態で上向きにセットする。スタートキーのオンに呼応し
て原稿面(読取り対象面)の走査が開始され、走査と並
行して読み取られた画像が逐次に外部装置へ出力され
る。外部装置がプリンタであれば、リアルタイムで複写
画像が形成される。
【0003】ブックスキャナを用いると、原稿台上でペ
ージをめくることができるので、多数ページの読取り作
業の能率を高めることができる。また、書籍を見開いて
うつ伏せ(下向き)にセットする場合に比べて、書籍の
受けるダメージを格段に低減することができる。なお、
ブック原稿にはファイリングされた書類も含まれる。
【0004】単票のシート原稿と違ってブック原稿の原
稿面は湾曲している。このため、読取り画像に湾曲状態
に応じた歪みが生じる。外部装置へはこの歪みを補正し
た読取り画像、すなわちシート原稿を読み取った場合と
同様の画質の読取り画像が出力される。原稿面の湾曲状
態の検出方法としては、書籍における「天(head)」と
呼称される部分を撮影して画像解析を行う方法(特開平
5−161002号)、3次元計測で用いられているス
リット光投影法(特開平5−219323号)がある。
【0005】ブックスキャナとプリント装置(プリンタ
又は複写機)とを組み合わせた複写システムにおいて
も、スタンドアロン型の複写機と同様の種々の付加機能
が実現されている。その中の1つに“ブック分割”があ
る。これは、見開きの左右のページをそれぞれ別々の用
紙にプリントする機能である。ユーザーは片方のページ
のみのプリントを指定することもできる。また、他の付
加機能として、原稿サイズを検出して指定の用紙サイズ
に適するように読取り画像を変倍(拡大/縮小)する自
動倍率選択(AMS)、原稿サイズを検出して指定の倍
率に適した記録用紙サイズを選択する自動用紙選択(A
PS)がある。
【0006】従来のブックスキャナは、ブック分割が指
定された場合に、原稿台上の基準位置を境界として原稿
面を左ページと右ページとに分割し、各ページの読取り
画像を出力するように構成されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図18及び図19は従
来の問題点を説明するための図である。図18(A)は
ブック原稿BDの立面図、図18(B)はブック原稿B
Dの平面図、図18(C)は複写画像の平面図である。
ブックスキャナのユーザーは、多数枚の用紙を綴じたブ
ック原稿のセッティングに際して、原稿台上の基準位置
(通常は左右方向の中央)pcに左右ページの境界を合
わせる。事典などの厚いブック原稿BDの場合には、図
18(A)のように綴じ代に対する左側の原稿サイズ
L’(基準位置pcと原稿左端との距離)と右側の原稿
サイズR’(基準位置pcと原稿右端との距離)とが大
幅に異なることが多い。このような状況でAMSモード
が指定されると、左右の各ページに対して互いに異なっ
た倍率が設定されてしまう。このため、実際には左ペー
ジの原稿画像GLのサイズと右ページの原稿画像GRの
サイズとが等しいにも係わらず、これらの画像に対応し
た複写画像GL2,GR2のサイズが相違するという問
題があった。APSモードが指定された場合には、左右
の各ページの間で用紙Pのサイズが相違するという不都
合が発生した。
【0008】また、図19のように、ページの境界と基
準位置pcとがずれた場合に、原稿画像が正しく複写さ
れないという問題もあった。図19の例では、1回目の
複写に際してはブック原稿BDが正しく位置決めされて
おり、右ページの原稿画像GRの複写画像GR2が用紙
Pに正しくプリントされている〔図19(C)〕。しか
し、その後に図19(D)のようにページめくりを行っ
たためにページの境界と基準位置pcとがずれてしまっ
た。ユーザーがそのずれに気づかずにブック原稿BDの
位置決めをやり直さないままスタートキーをオンする
と、図19(F)のように原稿画像GR’の一部の欠け
た複写画像GR2’がプリントされてしまう。なお、左
右の両ページを複写するモードでは、欠けた部分は他方
のページの画像として別の用紙にプリントされる。
【0009】本発明は、見開いた状態の原稿における左
右の各ページの画像を、互いに独立した画像として同一
の出力形態(サイズ条件)で出力する画像読取り装置の
提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】原稿面の湾曲状態の検出
結果に基づいて左右のページの境界を判別し、各ページ
のサイズを算出する。ここでのサイズL,Rは、図8に
示すように、原稿面が平坦面と仮定したときのページの
境界位置XC と原稿端XL ,XR との距離であり、原稿
面S1と用紙の端面部(書籍における「小口(fore-edg
e)」)S2とを合わせた原稿表面の左右方向の長さであ
る。平面視における原稿端XL ',XR 'は、原稿の撮影
像を解析することによって、又は原稿台にサイズセンサ
を設けることによって検出することができる。原稿の左
端と右端との直線距離(=L’+R’)が判れば、湾曲
状態の検出結果に基づいて原稿表面の左右方向の沿面距
離(=L+R)を求めることができる。
【0011】通常のブック原稿BDでは、左右の各ペー
ジの原稿面S1L ,S1R のサイズは等しい。つまり、
原稿端の検出結果に基づいて求めた各ページのサイズ
L,Rが異なる場合、その差は左右の端面部S2L ,S
R の長さの差である。したがって、原稿画像を左右の
ページ毎に読み取るモードにおいて、各ページのサイズ
L,Rのうちの小さい方を1ページ分の原稿サイズとす
れば、左右の原稿面SL,SR の画像情報をもらさず読
み取ることができ、且つサイズに関しての左右のアンバ
ランスを避けることができる。端面部S2L ,S2R
一部又は全部が読取り範囲外になっても何ら支障はな
い。本来、端面部S2L ,S2R は読み取る必要のない
部分である。
【0012】請求項1の発明は、原稿画像を電気信号に
変換する撮像手段と、前記電気信号を量子化して外部装
置へ出力する信号処理系とを有する画像読取り装置であ
って、前記信号処理系が、左右に見開いた状態の見開き
原稿の左右方向の両端位置を検出する原稿サイズ検出手
段と、原稿面の湾曲状態を示す原稿高さデータを出力す
る原稿高さ分布測定手段と、前記原稿高さデータに基づ
いて、前記見開き原稿における左ページと右ページとの
境界位置を検出するページ境界検出手段と、前記原稿サ
イズ検出手段によって検出された両端位置と、前記ペー
ジ境界検出手段によって検出された境界位置とに基づい
て、前記左ページ及び右ページの左右方向の長さを算出
するページサイズ算出手段と、算出された左右両ページ
の長さの短い方を、前記左ページ及び右ページに共通の
信号処理パラメータ値であり、見開きの片ページ分の画
像出力範囲を規定するページ長として設定するページ範
囲設定手段と、を有するものである。
【0013】左右の2ページ分の原稿画像を1ページず
つ順に読み取る場合において、外部装置へはページ範囲
設定手段によって設定されたページ長の範囲の読取り画
像が出力される。つまり、外部からみた動作は、同じサ
イズの2つの原稿画像を順に読み取る場合と同様であ
り、倍率(読取り画像サイズ/原稿画像サイズ)、プリ
ント条件として指定する用紙サイズ、といった出力条件
は、左右の両ページに対して同等に設定される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る複写システム
1の構成図、図2はブックスキャナ1Bの使用状態を示
す図、図3はブックスキャナ1Bによる読取りの模式図
である。
【0015】複写システム1は、ディジタル複写機1
A、ブック原稿(見開き原稿)の読取りに好適なブック
スキャナ1B、及び通信ケーブル3から構成されてい
る。ブックスキャナ1Bが読み取った画像は、通信ケー
ブル3を介してディジタル複写機1Aへ送られ、ディジ
タル複写機1Aによって用紙にプリントされる。
【0016】ディジタル複写機1Aは、図示しない原稿
台ガラスの上にセットされた原稿(主にシート原稿)を
読み取るライン走査方式のイメージリーダIRと、電子
写真式のプリント手段であるページプリンタPRとを一
体化した装置である。イメージリーダIRの上面から前
面側へ張り出すように操作パネル90が設けられてい
る。操作パネル90の右側端部にスタートキー91が配
置されている。ページプリンタPRの下部95は、多段
構成の引出し式の用紙収納部になっている。
【0017】ブックスキャナ1Bは、本発明を適用した
画像読取り装置であって、電気回路などを収納する本体
ハウジング10、原稿を支持する暗色の原稿台20、原
稿画像を電気信号に変換する撮像ユニット30、及び原
稿の照明を担うランプユニット40を備えている。原稿
台20は本体ハウジング10の前面側に配置されてい
る。撮像ユニット30は、原稿台20の上方に配置さ
れ、本体ハウジング10の上面から上方に延びた支柱1
2によって片持ち形式で支持されている。ランプユニッ
ト40は、撮像ユニット30の下面側に配置され、支柱
12に固定されている。原稿台20と撮像ユニット30
との間の空間80は装置外の自由空間に対して開放され
ており、ブック原稿のセッティングに十分な広さを有し
ている。原稿台20と撮像ユニット30の下面との距離
は30cm以上である。
【0018】本体ハウジング10の前面の上端側に操作
パネルOPが設けられており、下端側に原稿面の高さを
検出するための測距板16が固定されている。測距板1
6の前面は光沢性の平面であり、原稿台20の上面に対
する45°の傾斜面となっている。この測距板16の下
端縁と原稿台20との間には暗色に着色された一定幅の
平坦面17が存在する。
【0019】本体ハウジング10における操作パネルO
Pに向かって右側の側面には、メインスイッチ51が設
けられている。原稿台20の左右方向の両側には、ユー
ザーが読取りの開始を指示するためのスタートキー5
2,53が1つずつ設けられており、前面側にはアーム
レスト25が設けられている。
【0020】図1において、撮像ユニット30は、CC
Dアレイからなるラインセンサ31、結像レンズ32、
及びミラー33を有している。ミラー33と結像レンズ
32とによって、原稿画像がラインセンサ31の受光面
に投影される。結像レンズ32は、前後方向に移動可能
に設けられており、図示しないAF機構によって位置決
めされる。ラインセンサ31は、図示しない走査機構の
可動体に取付けられており、CCD素子の配列方向を上
下方向に保った状態で左右方向(副走査方向)M2に沿
って平行移動をする。この平行移動によって2次元の原
稿画像の撮像が行われる。つまり、ブックスキャナ1B
においては、ラインセンサ31の移動によって2次元の
撮像面が形成されることになる。ラインセンサ31に代
えてエリアセンサを用いた場合にはその受光面が撮像面
になる。原稿画像の主走査方向は、原稿台20上では前
後方向であり、撮像面上では上下方向である。
【0021】ブックスキャナ1Bの使用に際して、ユー
ザーは、図2のように原稿台20の上にブック原稿BD
を見開いた状態で上向きに置く。そのとき、左右のペー
ジの境界を原稿台20の左右方向の中心と合わせるとと
もに、平坦面17の前端縁にブック原稿BDを押し当て
て前後方向の位置決めを行う。平坦面17と原稿台20
との境界が原稿のセッティングの基準線となっている。
なお、原稿台20は原稿の重量に応じて下方に移動する
ようにバネ機構によって支持されている。これにより、
ブック原稿BDの厚さに係わらず原稿面とミラー33と
の距離が一定範囲内の値となる。
【0022】ブックスキャナ1Bは、同一の原稿に対し
て予備スキャンニングと本スキャンニングとを行う。ブ
ック原稿BDでは、シート原稿と違って原稿面が湾曲し
ているので、湾曲状態に応じて撮像のピント調整を行う
必要がある。画像歪みの修正や輝度の差異を補う処理も
必要である。このため、予備スキャンニングで湾曲状態
が検出され、その検出結果に基づいて本スキャンニング
の動作設定が行われる。外部装置への画像出力は本スキ
ャンニング時に行われる。読取りモードには、左右の両
ページを一括して読み取るモード(シート原稿モード)
と、左右の各ページを別々に読み取るモード(ブック分
割モード)とがある。どちらのモードにおいても、各ペ
ージに対して予備スキャンニングと本スキャンニングと
が実施される。
【0023】図4は原稿面の湾曲状態の測定方法を説明
するための図であり、図2のセッティング状態における
撮像情報を表している。図中の破線は、注目したライン
の位置を示している。
【0024】読取り画像G0は、ブック原稿BDの撮影
像G1、原稿台20の撮影像G20、平坦面17の撮影
像G17、及び測距板18の撮影像G18から構成され
ている。撮影像G18のうちの像G181,182は、
セッティングされたブック原稿BDにおける上端面(書
籍における「天」と呼称される部分)の形状を示してい
る。また、撮影像G18のうちの像G181,182以
外の部分は、測距板18に映った背景像である。
【0025】上述したとおり原稿台20及び平坦面17
は暗色に着色されているので、これらに対応した撮影像
G20,G17は他の像と比べて暗い像になる。したが
って、読取り画像G0の画像値の判別によって、撮影像
G1及び像G181,182を抽出することができる。
具体的には、1ライン毎に主走査方向の先頭画素から順
に輝度(画素値)を調べ、輝度が第1の閾値th1を越
える範囲の先頭側及び後端側の画素位置(画素番号)n
1,n2、輝度が第2の閾値th2(th2>th1)
を越える範囲の先頭側及び後端側の画素位置n3,n4
を検出する。画素位置n1と画素位置n2との間の画素
数が、当該ラインにおける原稿面の高さに対応し、画素
位置n3と画素位置n4との間の画素数が主走査方向の
原稿サイズに対応する。画素数を撮像解像度で割る演算
により実際の寸法が求まる。原稿面の湾曲状態は、全て
のラインのそれぞれにおける原稿面の高さを示すデータ
の集合によって特定される。また、画素位置n3,n4
が検出された最初のライン及び最後のラインのそれぞれ
の位置が副走査方向における原稿の両端位置に対応す
る。
【0026】なお、読取り画像G0において、撮影像G
1の上端縁及び下端縁が湾曲しているのは、原稿面の高
さが一定ではないからである。つまり、撮像面に近い被
写体は遠くの被写体よりも大きく撮像される。本スキャ
ンニング時には、予備スキャンニング時に得た原稿面の
高さ情報に基づいて、湾曲した撮影像G1を原稿面の高
さが一定である場合の像に補正する画像処理(画像歪み
補正)が行われる。具体的には、主走査方向について
は、原稿台20の上方の一定距離(例えば5cm)の位
置の平面を基準面とし、副走査方向の各位置における基
準面と原稿面との高低差に応じて撮影像G1を変倍す
る。副走査方向については、微小区間毎に原稿面の沿面
距離と原稿台20への原稿面の投影距離との比に応じて
撮影像G1を変倍する。
【0027】図5はブックスキャナ1Bの信号処理系1
00の要部のブロック図である。信号処理系100は、
CPU101、AD変換部102、画像処理部103、
メモリ105、比較器111、及びカウンタ112を有
している。
【0028】予備スキャンニング時において、ラインセ
ンサ31の出力は、AD変換部102によって例えば8
ビットの画像データに変換されて画素配列順に比較器1
11に入力される。比較器111は、入力された画像デ
ータの値と閾値th1,th2とを比較し、比較結果を
CPU101及びカウンタ112に通知する。カウンタ
112はデータ値が閾値th1を越える画素の数をカウ
ントする。つまり、原稿面の高さを測定する。CPU1
01は、カウンタ112のカウント値を取り込み、原稿
面の湾曲状態を示す原稿高さデータDHを生成する。ま
た、比較器111によって検出された画素位置n3,n
4を取り込み、原稿の平面視サイズを示すサイズデータ
DSを生成する。原稿高さデータDH及びサイズデータ
DSはメモリ105に一旦格納される。予備スキャンニ
ングの終了後、CPU101は、原稿高さデータDH及
びサイズデータDSに基づいて、本スキャンニングの準
備として画像歪み補正及び照度むら補正のためのデータ
を生成する。そして、ブック分割モードの場合には、1
ページ分の有効読取り範囲を規定する制御パラメータで
ある“ページ長”の値を設定する。
【0029】本スキャンニング時において、ラインセン
サ31の出力は、AD変換部102によって例えば8ビ
ットの画像データに変換されて画像処理部103に入力
される。画像処理部103は、原稿面の照度むらを補正
する処理、画質改善のためのMTF補正、原稿面の湾曲
に起因する画像歪みの補正を含む変倍処理、濃度補正、
及び指定領域の外側を空白とする画像編集などの処理を
担う。所定の画像処理を受けた画像データはディジタル
複写機1Aに出力される。
【0030】なお、CPU101は、撮像制御回路13
1、スキャンニング駆動部130、レンズ駆動部13
2、及びランプ制御部140を含む駆動系の制御をも担
う。CPU101には、操作パネルOP及び各種スイッ
チが接続されている。メモリ105は、制御に係わる種
々のデータの一時記憶に用いられる。
【0031】次に、ブック分割モードに係わるページ長
の設定について説明する。図6は原稿サイズの算定方法
の原理図である。図6(A)中の破線は、原稿台20上
のブック原稿BDを撮像位置Vからみたときの外形、厳
密には撮像位置Vを視点としてブック原稿BDを原稿台
20に透視投影した像の輪郭(これを仮想輪郭と呼称す
る)を示している。
【0032】原稿台平面に対して撮像位置Vの真下の位
置を原点OとするXY座標を当てはめる。X軸を副走査
方向に、Y軸を主走査方向にとる。ブック原稿BDの実
際の輪郭上の点Qの座標を(x,y)とし、点Qに対応
した仮想輪郭上の点Q’の座標を(x’,y’)とす
る。
【0033】撮像位置Vと原点Oとの距離Hは既知であ
る。したがって、点Qの高さh(座標xにおける原稿面
の高さ)が判れば、座標(x’,y’)に基づいて次の
関係により座標yを算出することができる。
【0034】x’/H=x/(H−h) y’/H=y/(H−h) このように副走査の各ラインについて実際の輪郭の位置
を算出することにより、ブック原稿BDの平面視サイズ
が求まる。主走査方向の平面視サイズは実際の原稿サイ
ズと実質的に同一である。一方、副走査方向の平面視サ
イズは、原稿面が湾曲しているので、実際の原稿サイズ
より小さい。つまり、副走査方向に関しては、湾曲状態
に応じて平面視サイズを伸長する必要がある。
【0035】図7は原稿面の長さの算出方法を示す図で
ある。ここでは、原稿面S1の副走査方向の沿面距離を
直線近似によって算出する。2つの点A,Bの直線距離
ABは(1)式で表される。
【0036】dAB=Δx/ cosθ …(1) Δx:点Aと点Bとの副走査方向の距離 θ:点A,Bを通る直線と原稿台平面との交差角度 ここで、dABとΔxとの比(dAB/Δx)を点A,B間
の伸長率αとすると、三平方の定理から伸長率αは
(2)式で表される。
【0037】 α=dAB/Δx=[1+{(hB −hA )/Δx}2 1/2 …(2) hA :点Aの高さ hB :点Bの高さ 原稿面S1の高さのサンプリングポイント毎(すなわち
ライン毎)に(2)式に基づいて微小区間の直線距離d
ABを算出して合計することにより、副走査方向の実際の
原稿サイズを求めることができる。その際、ラインピッ
チをΔxとして演算する。
【0038】原稿面S1の高さのサンプリング周期が短
いほど、より正確な原稿サイズが得られる。補間演算に
よってサンプリングポイントの間の位置の高さを求め、
近似の誤差を低減することができる。
【0039】以上の演算によって得られた副走査方向の
原稿サイズを単純に2分割するのでは、必ずしも正しい
ページサイズが求まるとは限らない。左右のページの境
界が左右の中間位置に対してずれている場合があるから
である。
【0040】そこで、ブックスキャナ1Bは、原稿高さ
データDHに基づいてページの境界を検出する。図8は
ページの境界の検出要領を説明するための図である。
【0041】上述の演算によって伸長されたブック原稿
BDの両端XL ,XR の中間位置を仮の境界位置Xk
する。この仮の境界位置Xk を中心とする幅2sの範囲
を注目区間に設定する。そして、注目区間における原稿
面の傾きの変化を調べ、傾きの方向が反転する位置(真
の境界位置XC )を検出する。なお、この検出のアルゴ
リズムは後述する。
【0042】真の境界位置XC が決まれば、左右の各ペ
ージの副走査方向のサイズL,Rも決まる。左ページの
サイズLは左端XL と境界位置XC との距離であり、右
ページのサイズRは右端XR と境界位置XC との距離で
ある。
【0043】ブックスキャナ1Bは、左右のサイズL,
Rのうちの短い方を、ブック分割モードにおける“ブッ
ク長”として設定する。この理由は次のとおりである。
通常のブック原稿BDにおいて左右の各原稿面S1L
S1R は同一サイズである。これを前提とすると、サイ
ズL,Rの差は原稿面S1L ,S1R の外側の端面部S
L ,S2R どうしの差である、と考えることができ
る。サイズL,Rのうちの長い方は端面部S2L ,S2
R どうしの差の分だけ余分の長さを含んでいるので、長
い方をブック長とすると不要の情報をより多く出力する
ことになる。短い方を採用することにより、端面部S2
L ,S2R の読取りを最小限に抑えることができる。図
8の例では、右ページのサイズRがブック長とされ、左
ページについてもサイズRが適用される。
【0044】以下、フローチャートに基づいてブックス
キャナ1Bの動作を説明する。図9はCPU101が実
行する処理のメインフローチャートである。一対のスタ
ートキー52,53の一方がオンされると、CPU10
1は、ランプ制御部140に対して原稿照明ランプの点
灯を指示し(#1)、スキャンニング駆動部132及び
撮像制御回路131に対して予備スキャンニングの開始
を指示する(#2)。予備スキャンニング中において
は、上述したように比較器11及びカウンタ112によ
って原稿高さ及び原稿サイズを測定する。
【0045】予備スキャンニングが終了すると、平面視
画像に基づいて測定した原稿サイズ(外形寸法)を原稿
面の湾曲状態に応じて伸長する原稿サイズ補正(#
3)、原稿面の傾きの方向が反転する位置を見つけ出す
ページ境界検出(#4)、及びページ長を定めてモード
に応じたスキャンニング準備を行う条件設定(#5)を
順に実行する。準備が整うと、直ちに本スキャンニング
を開始し、読取り画像をディジタル複写機1Aに転送す
る(#6)。本スキャンニングが終了すると、照明光源
を消灯して待機する(#7)。
【0046】図10は図9の予備スキャンニング処理の
フローチャートである。1ラインの読取りを行って原稿
面S1の高さ及び原稿サイズを検出する(#21〜2
3)。具体的にはカウンタ112(図5参照)及び比較
器111の出力を取り込み、原稿高さデータDH及びサ
イズデータDSを生成してメモリ105に格納する。そ
して、ラインカウンタをインクリメントして次のライン
の読取りを行う。この動作を繰り返し、全てのラインの
画像データから必要な情報を取得する(#24,2
5)。
【0047】図11は図10の高さ検出処理のフローチ
ャートである。図4で説明した画素位置n1を検出する
ことができたときに、その画素位置n1とその時点の副
走査位置を示すラインカウンタ値とを原稿高さデータD
Hとして記憶する(#221,222)。上述したとお
り原稿高さデータDHは原稿面の湾曲状態(高さ分布)
を特定するデータである。
【0048】図12は図10の原稿領域検出処理のフロ
ーチャートである。このルーチンでは、最初にフラグを
チェックする(#231)。フラグがリセットされてい
る場合において、主走査方向の原稿端に対応した上述の
画素位置n3,n4を検出することができたときには、
その画素位置n3,n4とその時点のラインカウンタ値
とを記憶し、フラグをセットして図10のフローにリタ
ーンする(#232〜234)。
【0049】フラグがセットされている場合において、
画素位置n3,n4を検出することができたときには、
そのままリターンする(#235)。画素位置n3,n
4を検出することはできないが画素位置n1を検出する
ことができたときにも、そのままリターンする(#23
6)。つまり、先頭ラインから順に読取り画像G1を解
析して原稿の有無を調べる過程で、最初に原稿の存在を
確認した時点(副走査方向の一端を検出した時点)でフ
ラグをセットし、その後は原稿の他端が検出されるまで
実質的な処理を行わない。画素位置n3,n4も画素位
置n1も検出することができなくなったときには、その
時点のラインカウンタ値を原稿の他端の位置として記憶
し(#237)、フラグをリセットしてリターンする
(#238)。
【0050】図13は図9の原稿サイズ補正処理のフロ
ーチャートである。各ラインの原稿高さデータDHに基
づいて、全てのラインについて隣接するラインとの間の
伸長率αを算出する(#31)。そして、算出した各ラ
インの伸長率αとラインピッチとの積を求めて合計する
演算を行って原稿サイズを算出する(#32)。
【0051】図14は図9のページ境界検出処理のフロ
ーチャートである。最初に、図8で説明した仮の境界X
k としてk番目のラインを設定する中央位置概算処理を
実行する(#41)。そして、仮の境界Xk の近辺にお
ける原稿高さの変化を調べて真の境界XC を見つけ出
す。
【0052】仮の境界Xk であるk番目のラインの高さ
k と、(k+1)番目のラインの高さhk+1 とを比較
する(#42)。ここで、説明の便宜のため、副走査方
向を左から右に向かう方向とする。(k+1)番目のラ
インは仮の境界Xk の右側のラインである。
【0053】高さhk+1 が高さhk より大きい場合、つ
まり原稿面の傾きが右上がりである場合は、仮の境界X
k を先頭ライン側へ1つシフトする(#43)。そし
て、新たな仮の境界Xk の高さhk と新たな仮の境界X
k の左側のラインの高さhk-1とを比較する(#4
4)。原稿面の傾きが以前と同様(右上がり)であれ
ば、#43に戻り、再び仮の境界Xk をシフトして隣接
するラインの高さを比較する。原稿面の傾きが反転する
まで、#43及び#44を繰り返す。原稿面の傾きが反
転すると、すなわち右上がりから左上がりに変わると、
その時点における仮の境界Xk を真の境界XC として記
憶し、図9のフローにリターンする(#45)。
【0054】一方、#42の比較において、高さhk+1
が高さhk より小さい場合、つまり原稿面の傾きが右下
がり(=左上がり)である場合は、仮の境界Xk を最終
ライン側へ1つシフトする(#46)。そして、新たな
仮の境界Xk の高さhk と新たな仮の境界Xk の右側の
ラインの高さhk+1 とを比較する(#47)。原稿面の
傾きが以前と同様(右下がり)であれば、#46に戻
り、再び仮の境界Xk をシフトして隣接するラインの高
さを比較する。原稿面の傾きが反転するまで、#46及
び#47を繰り返す。原稿面の傾きが反転すると、すな
わち右下がりから左下がりに変わると、その時点におけ
る仮の境界Xk を真の境界XC として記憶してリターン
する(#45)。
【0055】図15は図14の中央位置概算処理のフロ
ーチャートである。上述の伸長演算によって補正された
原稿端XL ,XR (図8参照)の座標xL,xR をメモ
リ105から読み出す(#411)。原稿端XL ,XR
の中間位置の座標xC 〔=(xR −xL )/2〕を算出
し、その中間位置に最も近いラインを仮の境界Xk とす
る(#412)。そして、仮の境界Xk を中心とする左
右同一ライン数分の範囲(≒xC ±sの領域)を、真の
境界XC の検出対象範囲として設定する(#413)。
【0056】このように副走査範囲の一部を検出対象範
囲とすることにより、誤検出を防止することができると
ともに、検出処理の効率化を図ることができる。例え
ば、上述のページ境界検出に際して、仮の境界Xk を1
ラインずつシフトさせていっても真の境界XC が見つか
らない場合がある。この場合において、原稿端まで仮の
境界Xk をシフトするのではなく、検出対象範囲の一端
に達した時点で残りの検出対象範囲に注目するようにす
れば、無駄な演算を避けることがでる。
【0057】図16は図9の条件設定処理のフローチャ
ートである。真の境界XC の座標xC と原稿端XL ,X
R の座標xL ,xR とから左右の各ページのサイズL,
Rを算出する(#51,52)。このとき次式を適用す
る。
【0058】L=|xC −xL | R=|xR −xC | 続いて、サイズLとサイズRとを比較し(#53)、短
い方をページ長とする(#54,57)。
【0059】AMSモードが選択されている場合は、ペ
ージ長と用紙サイズとに適合する倍率を算出する(#5
6)。すなわち、ページ長の範囲内の原稿画像が指定サ
イズの用紙上にできるだけ大きくプリントされるように
倍率を設定する。なお、ここで設定された倍率と該当ラ
インの伸長率αとの積が画像歪み補正時の各ラインの変
倍率となる。
【0060】一方、APSモードが選択されている場合
は、ページ長と指定倍率とに適合する用紙サイズを選択
する(#58)。すなわち、ページ長の範囲内の原稿画
像を指定どうりに変倍した画像の全体をプリントするこ
とのできる最小の用紙サイズを、複数の選択肢の中から
選ぶ。
【0061】図17は図9の本スキャンニング処理のフ
ローチャートである。ブック分割モードにおいては、オ
ンされたスタートキー52(又は53)の側のページを
読み取り、その後に他方のページを読み取る。
【0062】左側のスタートキー52がオンされた場
合、ページ長がサイズLであれば、ページの境界XC
左側の原稿部分(図8のLの範囲)の読取り情報を出力
する通常スキャンニングを行う(#61〜63)。これ
に対してページ長がサイズRであれば、ページの境界X
C の左側の原稿部分の全体ではなく、境界XC を右端と
するサイズRの範囲の部分の読取り情報を出力する(#
62,64)。このとき、左側の原稿部分の全体を読み
取って不要部分(サイズRの範囲外の部分)の撮影像を
イレースしてもよいし、必要部分のみを読み取るように
してもよい。
【0063】一方、右側のスタートキー53がオンされ
た場合には、ページ長がサイズRであれば、ページの境
界XC の右側の原稿部分(図8のRの範囲)の読取り情
報を出力する通常スキャンニングを行う(#66,6
7)。これに対してページ長がサイズLであれば、境界
C を左端とするサイズLの範囲の部分の読取り情報を
出力する(#66,68)。このとき、右側の原稿部分
の全体を読み取って不要部分(サイズLの範囲外の部
分)の撮影像をイレースしてもよいし、必要部分のみを
読み取るようにしてもよい。
【0064】このように左右の片側のページの画像を出
力した後、必要に応じて残りのページの画像を出力した
り、複写枚数分だけ同じページの画像出力を繰り返した
りする処理を実行してメインフローへリターンする(#
65)。
【0065】以上の実施形態においては、ディジタル複
写機1Aに読取り画像を出力する例を説明したが、他の
外部装置として、プリンタ、画像処理コンピュータシス
テムなどを挙げることができる。必ずしも読取り時にリ
アルタイムで画像を出力する必要はなく、画像メモリに
一旦格納した後、適時に出力するように信号処理系10
0を構成してもよい。ブック原稿BDのセッティング形
式は上向きに限らない。ガラス板などの透明な原稿台上
にブック原稿BDを下向きにセッティングし、原稿台の
下方から原稿面を走査する構造の画像読取り装置にも本
発明を適用することができる。
【0066】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、見開いた状態
の原稿における左右の各ページの画像を互いに独立した
画像として出力する場合において、左右の出力形態が相
違するのを防止することができる。ページの境界を検出
して1ページ分の有効読取り範囲を設定するので、原稿
台上でページをめくる毎に原稿の位置合わせ行う必要が
なくなり、読取り作業の能率が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写システムの構成図である。
【図2】ブックスキャナの使用状態を示す図である。
【図3】ブックスキャナによる読取りの模式図である。
【図4】原稿面の湾曲状態の測定方法を説明するための
図である。
【図5】ブックスキャナの信号処理系の要部のブロック
図である。
【図6】原稿サイズの算定方法の原理図である。
【図7】原稿面の長さの算出方法を示す図である。
【図8】ページの境界の検出要領を説明するための図で
ある。
【図9】CPUが実行する処理のメインフローチャート
である。
【図10】図9の予備スキャンニング処理のフローチャ
ートである。
【図11】図10の高さ検出処理のフローチャートであ
る。
【図12】図10の原稿領域検出処理のフローチャート
である。
【図13】図9の原稿サイズ補正処理のフローチャート
である。
【図14】図9のページ境界検出処理のフローチャート
である。
【図15】図14の中央位置概算処理のフローチャート
である。
【図16】図9の条件設定処理のフローチャートであ
る。
【図17】図9の本スキャンニング処理のフローチャー
トである。
【図18】従来の問題点を説明するための図である。
【図19】従来の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1A ディジタル複写機(外部装置) 1B ブックスキャナ(画像読取り装置) 100 信号処理系 101 CPU BD ブック原稿(見開き原稿) DH 原稿高さデータ M2 副走査方向(左右方向) L,R サイズ(ページの長さ) XC 境界(境界位置) XL ,XR 原稿端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を電気信号に変換する撮像手段
    と、前記電気信号を量子化して外部装置へ出力する信号
    処理系とを有する画像読取り装置であって、 前記信号処理系は、 左右に見開いた状態の見開き原稿の左右方向の両端位置
    を検出する原稿サイズ検出手段と、 原稿面の湾曲状態を示す原稿高さデータを出力する原稿
    高さ分布測定手段と、 前記原稿高さデータに基づいて、前記見開き原稿におけ
    る左ページと右ページとの境界位置を検出するページ境
    界検出手段と、 前記原稿サイズ検出手段によって検出された両端位置
    と、前記ページ境界検出手段によって検出された境界位
    置とに基づいて、前記左ページ及び右ページの左右方向
    の長さを算出するページサイズ算出手段と、 算出された左右両ページの長さの短い方を、前記左ペー
    ジ及び右ページに共通の信号処理パラメータ値であり、
    見開きの片ページ分の画像出力範囲を規定するページ長
    として設定するページ範囲設定手段と、を有することを
    特徴とする画像読取り装置。
JP8095142A 1996-04-17 1996-04-17 画像読取り装置 Pending JPH09284491A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7010745B1 (en) 1999-07-01 2006-03-07 Sharp Kabushiki Kaisha Border eliminating device, border eliminating method, and authoring device
US7072527B1 (en) 1998-06-30 2006-07-04 Sharp Kabushiki Kaisha Image correction apparatus
WO2015141011A1 (ja) * 2014-03-20 2015-09-24 株式会社Pfu クロッピング装置、クロッピング方法、および、プログラム

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JPWO2015141011A1 (ja) * 2014-03-20 2017-04-06 株式会社Pfu クロッピング装置、クロッピング方法、および、プログラム

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