JPH03154404A - 高周波用共振器 - Google Patents
高周波用共振器Info
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- JPH03154404A JPH03154404A JP29306889A JP29306889A JPH03154404A JP H03154404 A JPH03154404 A JP H03154404A JP 29306889 A JP29306889 A JP 29306889A JP 29306889 A JP29306889 A JP 29306889A JP H03154404 A JPH03154404 A JP H03154404A
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 3
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
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- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
髪!上二皿里玉1
本発明は自動車電話、携帯電話、コードレス電話などの
無線通信機用フィルタや発振器等、マイクロ波の周波数
領域において使用される高周波用共振器に関する。
無線通信機用フィルタや発振器等、マイクロ波の周波数
領域において使用される高周波用共振器に関する。
正土Ω肢l
フィルタや発振器等、マイクロ波の周波数領域において
使用される高周波用共振器は、一般に所定の共振周波数
を有するマイクロ波を高誘電率材料で形成された誘電体
ブロック内に閉じ込め、所定の作用効果が得られるよう
に構成されている。
使用される高周波用共振器は、一般に所定の共振周波数
を有するマイクロ波を高誘電率材料で形成された誘電体
ブロック内に閉じ込め、所定の作用効果が得られるよう
に構成されている。
第4図(a)(b)はこの種の高周波用共振器として従
来から使用されている同軸型誘電体共振器を示している
。
来から使用されている同軸型誘電体共振器を示している
。
該同軸型誘電体共振器は、1波長の1/4に相当する1
/4波長のマイクロ波を共振周波数(共振線路波長)と
したものであって、円筒形状に形成された誘電体ブロッ
ク51の内周面に内部電極52が形成され、さらに誘電
体ブロック51の外周面に外部電極53が形成されてい
る。
/4波長のマイクロ波を共振周波数(共振線路波長)と
したものであって、円筒形状に形成された誘電体ブロッ
ク51の内周面に内部電極52が形成され、さらに誘電
体ブロック51の外周面に外部電極53が形成されてい
る。
また、第5図はマイクロストリ・ンブラインを応用した
高周波用共振器の一例を示している。
高周波用共振器の一例を示している。
高周波用共振器は、1波長の整数倍のマイクロ波を共振
周波数(共振線路波長)としたものであって、平板状に
形成された誘電体ブロック54の表面には短冊状の第1
及び第3の内部電極55a、55cとリング状の第2の
内部’Wt155bとが形成され、さらに誘電体ブロッ
ク54の裏面には外部電極56が形成されているにの高
周波用共振器においては、第2の内部電極55bをリン
グ状に形成することにより、Q値の向上が図られている
。
周波数(共振線路波長)としたものであって、平板状に
形成された誘電体ブロック54の表面には短冊状の第1
及び第3の内部電極55a、55cとリング状の第2の
内部’Wt155bとが形成され、さらに誘電体ブロッ
ク54の裏面には外部電極56が形成されているにの高
周波用共振器においては、第2の内部電極55bをリン
グ状に形成することにより、Q値の向上が図られている
。
また、第6図はマイクロストリップラインを応用した高
周波用共振器の別の従来例であって、誘電体ブロック5
4の表面には短冊状の第1の内部電極57aとリング状
の第2の内部電極57bとが形成され、さらに前記リン
グ状の内部電極57bにはスリット58が形成されてい
る。該高周波用共振器においては、スリット58を挾ん
で内部電極57bの開放端59a、59bが形成される
ため、l/2波長を共振線路波長として利用することが
できる。
周波用共振器の別の従来例であって、誘電体ブロック5
4の表面には短冊状の第1の内部電極57aとリング状
の第2の内部電極57bとが形成され、さらに前記リン
グ状の内部電極57bにはスリット58が形成されてい
る。該高周波用共振器においては、スリット58を挾ん
で内部電極57bの開放端59a、59bが形成される
ため、l/2波長を共振線路波長として利用することが
できる。
日が”しようとする課1
上記同軸型誘電体共振器においては、構造は単純である
が、形状寸法が誘電体ブロック51の素材となる高誘電
率材料によっである程度規制されるため、設計の自由度
が狭く、小形化を図る上で限界がある。すなわち、誘電
体ブロック51に閉じ込められる共振周波数は、誘電体
ブロック51の形状寸法により決定されるため、マイク
ロ波周波数領域においても共振周波数が比較的低い場合
は誘電体ブロック51を大きく形成する必要が生じ、こ
の誘電体ブロック51の大形化を招来すると共に共振周
波数の微調整が困難になるという課題があった。
が、形状寸法が誘電体ブロック51の素材となる高誘電
率材料によっである程度規制されるため、設計の自由度
が狭く、小形化を図る上で限界がある。すなわち、誘電
体ブロック51に閉じ込められる共振周波数は、誘電体
ブロック51の形状寸法により決定されるため、マイク
ロ波周波数領域においても共振周波数が比較的低い場合
は誘電体ブロック51を大きく形成する必要が生じ、こ
の誘電体ブロック51の大形化を招来すると共に共振周
波数の微調整が困難になるという課題があった。
一方、マイクロストリップラインを応用した高周波用共
振器においては、誘電体ブロック54の表面に自由な印
刷パターンを形成することができるため、設計の自由度
は大きく、またメタライズを周知の厚膜印刷技術を利用
して形成することができるため、安価に製造することが
可能である。
振器においては、誘電体ブロック54の表面に自由な印
刷パターンを形成することができるため、設計の自由度
は大きく、またメタライズを周知の厚膜印刷技術を利用
して形成することができるため、安価に製造することが
可能である。
しかし、該高周波用共振器においては、導体部分の片面
が外部に露出して空気と接しているため、実効比誘電率
が低(、放射損失を伴い、外界の影響も受けやすく、信
頼性に欠けるという課題があった。
が外部に露出して空気と接しているため、実効比誘電率
が低(、放射損失を伴い、外界の影響も受けやすく、信
頼性に欠けるという課題があった。
また、上記したように実効比誘電率が低いため、誘電体
ブロック54を大きく形成する必要が生じ、小形化を図
ることが難しいという課題があった。
ブロック54を大きく形成する必要が生じ、小形化を図
ることが難しいという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑み、より一層の軽薄短小化
を図ることができ、かつ設計自由度の大きい高周波用共
振器を提供することを目的としている。
を図ることができ、かつ設計自由度の大きい高周波用共
振器を提供することを目的としている。
課題を7決するための 段
上記目的を達成するために本発明に係る高周波用共振器
は、誘電体ブロックの内部には内部電極が埋設され、前
記誘電体ブロックの表面には外部電極が形成される一方
、前記内部電極が開放端を有すると共に平面視略ループ
状に形成され、前記開放端の近傍部分が誘電体部分を挟
んで互いに重なり合っていることを第1の特徴としてい
る。
は、誘電体ブロックの内部には内部電極が埋設され、前
記誘電体ブロックの表面には外部電極が形成される一方
、前記内部電極が開放端を有すると共に平面視略ループ
状に形成され、前記開放端の近傍部分が誘電体部分を挟
んで互いに重なり合っていることを第1の特徴としてい
る。
また、誘電体ブロックの内部には内部電極が埋設され、
前記誘電体ブロックの表面には外部電極が形成される一
方、前記内部電極が開放端を有すると共に平面視略ルー
プ状に形成され、前記開放端あるいは開放端近傍が、そ
れぞれ接続電極を介して複数個の電極片と電気的に接続
され、かつこれら複数個の電極片が誘電体部分を挾んで
互いに積層されていることを第2の特徴としている。
前記誘電体ブロックの表面には外部電極が形成される一
方、前記内部電極が開放端を有すると共に平面視略ルー
プ状に形成され、前記開放端あるいは開放端近傍が、そ
れぞれ接続電極を介して複数個の電極片と電気的に接続
され、かつこれら複数個の電極片が誘電体部分を挾んで
互いに積層されていることを第2の特徴としている。
さらに、上記第2の特徴に記した高周波共振器において
、外部電極の一部が切削されてアース用電極と容量調整
用電極とに分割され、かつ接続電極が延設されて前記容
量調整用電極に電気的に接続されていることを第3の特
徴としている。
、外部電極の一部が切削されてアース用電極と容量調整
用電極とに分割され、かつ接続電極が延設されて前記容
量調整用電極に電気的に接続されていることを第3の特
徴としている。
凹
上記構成によれば、平面視ループ状の内部電極が、誘電
体ブロックの内部に空隙なく形成された状態となり、放
射損失も少なく、外界の影響を受けることもなく、実効
比誘電率の低下が防止される。
体ブロックの内部に空隙なく形成された状態となり、放
射損失も少なく、外界の影響を受けることもなく、実効
比誘電率の低下が防止される。
さらに、前記内部電極が、開放端を有すると共に該開放
端の近傍部分が誘電体部分を挟んで互いに重なり合って
いるので、上記開放端の重なり合っている部分で静電容
量が形成され、共振線路波長が短くなる。
端の近傍部分が誘電体部分を挟んで互いに重なり合って
いるので、上記開放端の重なり合っている部分で静電容
量が形成され、共振線路波長が短くなる。
また、内部電極の開放端が、それぞれ接続電極を介して
複数個の電極片と電気的に接続され、かつこれら複数個
の電極片が誘電体部分を挟んで互いに積層された場合に
おいては、重なり合っている電極部分で静電容量が形成
されるため、より一層大きな静電容量を有することとな
り、したがっで、共振線路波長をさらに短くすることが
可能となる。
複数個の電極片と電気的に接続され、かつこれら複数個
の電極片が誘電体部分を挟んで互いに積層された場合に
おいては、重なり合っている電極部分で静電容量が形成
されるため、より一層大きな静電容量を有することとな
り、したがっで、共振線路波長をさらに短くすることが
可能となる。
さらに、外部電極の一部が切削されてアース用電極と容
量調整用電極とに分割され、かつ前記接続電極が延設さ
れて前記容量調整用電極に電気的に接続されることによ
り、静電容量の微調整が可能となり共振周波数を微調整
できる。
量調整用電極とに分割され、かつ前記接続電極が延設さ
れて前記容量調整用電極に電気的に接続されることによ
り、静電容量の微調整が可能となり共振周波数を微調整
できる。
!皇」
以下、本発明に係る実施例を図面に基づき詳説する。尚
、下記の実施例においては共振器の共振周波数(共振線
路波長)が1/2波長とされた場合を示している。
、下記の実施例においては共振器の共振周波数(共振線
路波長)が1/2波長とされた場合を示している。
第1図(a)(b)において、■は本発明の一実施例と
しての高周波用共振器であって、略直方体形状の誘電体
ブロック2の内部には内部電極3が埋設され誘電体ブロ
ック2の表面には外部電極4が形成されている。
しての高周波用共振器であって、略直方体形状の誘電体
ブロック2の内部には内部電極3が埋設され誘電体ブロ
ック2の表面には外部電極4が形成されている。
誘電体ブロック2は、高誘電率材料からなる高周波用誘
電体セラミックが焼結されて形成されている。
電体セラミックが焼結されて形成されている。
内部電極3は、開放端5a、5bを有すると共に平面視
略ループ状に形成されている。さらに、該内部電極3は
、一方の開放端5bの近傍部分が断面傾斜状に原油され
て他方の開放端5a近傍部分と誘電体部分6を挟んで重
ね合わされ、この重ね合わされた部分(図中、斜線部7
で示す)で静電容量が形成されている。尚、内部電極3
を形成する金属導体としては、マイクロ波に対する導電
性や生産性等を考慮し、Ag、Pd、Pt、Au、Cu
、Co、Niあるいはこれらを少なくとも一種以上含む
合金(但し、Ni、Ni系合金、Co、Co系合金につ
いては非磁性体に限る)が使用されている。
略ループ状に形成されている。さらに、該内部電極3は
、一方の開放端5bの近傍部分が断面傾斜状に原油され
て他方の開放端5a近傍部分と誘電体部分6を挟んで重
ね合わされ、この重ね合わされた部分(図中、斜線部7
で示す)で静電容量が形成されている。尚、内部電極3
を形成する金属導体としては、マイクロ波に対する導電
性や生産性等を考慮し、Ag、Pd、Pt、Au、Cu
、Co、Niあるいはこれらを少なくとも一種以上含む
合金(但し、Ni、Ni系合金、Co、Co系合金につ
いては非磁性体に限る)が使用されている。
このように本実施例においては、斜線部7で静電容量が
形成されているため、1/2波長以下の短い共振線路波
長でもって共振可能となり、共振器の小形化を図ること
ができる。
形成されているため、1/2波長以下の短い共振線路波
長でもって共振可能となり、共振器の小形化を図ること
ができる。
第2図(a)(b)は第2の実施例であって、該高周波
用共振器においては、開放端8a、8bを有する略ルー
プ状の内部電極9が、同一平面状に形成されている。そ
して、一方の開放端8aの近傍部分には第1の接続電極
10aが図中上下方向に接続され、この第1の接続電極
10aの両端近傍には上下一対の第1の電極片11a、
12aが誘電体部分13を挟んで積層状に接続されてい
る。また他方の開放端8bには第2の接続電極1、Ob
が上下方向に接続され、この第2の接続電極10bの両
端近傍には上下一対の第2の電極片11b、12bが誘
電体部分13を挟んで前記第1の電極片11a、12a
に対して積層状となるように形成されている。
用共振器においては、開放端8a、8bを有する略ルー
プ状の内部電極9が、同一平面状に形成されている。そ
して、一方の開放端8aの近傍部分には第1の接続電極
10aが図中上下方向に接続され、この第1の接続電極
10aの両端近傍には上下一対の第1の電極片11a、
12aが誘電体部分13を挟んで積層状に接続されてい
る。また他方の開放端8bには第2の接続電極1、Ob
が上下方向に接続され、この第2の接続電極10bの両
端近傍には上下一対の第2の電極片11b、12bが誘
電体部分13を挟んで前記第1の電極片11a、12a
に対して積層状となるように形成されている。
このように形成された共振器においては、第1の電極片
11a、12aと第2の電極片11b、12bとの間、
及び内部電極9の開放端8a近傍部分と第2の電極片1
1b、12bとの間に多層状に静電容量が形成され(図
中、斜線部14で示す)、第1の実施例に比べより一層
の小形化がなされた共振器を得ることができる。
11a、12aと第2の電極片11b、12bとの間、
及び内部電極9の開放端8a近傍部分と第2の電極片1
1b、12bとの間に多層状に静電容量が形成され(図
中、斜線部14で示す)、第1の実施例に比べより一層
の小形化がなされた共振器を得ることができる。
第3図(a)(b)は第3の実施例を示している。この
高周波用共振器においては、外部電極15の一部が切削
されてアース用電極16と容量調整用電% 17 a、
17bとに分割されている。
高周波用共振器においては、外部電極15の一部が切削
されてアース用電極16と容量調整用電% 17 a、
17bとに分割されている。
この高周波共振器は、内部電極9の一方の開放端8a及
び他方の開放端8bの近傍部分にそれぞれ接続された第
1及び第2の接続電極18a、18bが延設されて容量
調整用電極17a、17bに電気的に接続されている。
び他方の開放端8bの近傍部分にそれぞれ接続された第
1及び第2の接続電極18a、18bが延設されて容量
調整用電極17a、17bに電気的に接続されている。
また、第1及び第2の接続電極17a、17bには、上
記第2の実施例と同様、上下一対の第1の電極片11a
、12a及び上下一対の第2の電極片11b、12bが
接続されている。
記第2の実施例と同様、上下一対の第1の電極片11a
、12a及び上下一対の第2の電極片11b、12bが
接続されている。
このように形成された高周波用共振器においては、誘電
体部分18を挟んで第1の電極片11a、12aと第2
の電極片11b、12bとの間、内部電極9の開放端8
a近傍部分と第2の電極片11b、12 bとの間、及
び容量調整用電極17a、17bと第1の電極片11a
、第2の電極片11bとの間にそれぞれ静電容量が形成
され(図中、斜線部20で示す)、より一層の小形化を
図ることができる。しかも、所望の静電容量が得られる
ように外部電極15が切削(トリミング)されて容量調
整用電極17a、17bが形成されているので、静電容
量の微調整がなされた高周波用共振器を得ることが可能
となる。
体部分18を挟んで第1の電極片11a、12aと第2
の電極片11b、12bとの間、内部電極9の開放端8
a近傍部分と第2の電極片11b、12 bとの間、及
び容量調整用電極17a、17bと第1の電極片11a
、第2の電極片11bとの間にそれぞれ静電容量が形成
され(図中、斜線部20で示す)、より一層の小形化を
図ることができる。しかも、所望の静電容量が得られる
ように外部電極15が切削(トリミング)されて容量調
整用電極17a、17bが形成されているので、静電容
量の微調整がなされた高周波用共振器を得ることが可能
となる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく要旨を逸
脱しない範囲において変更可能である。
脱しない範囲において変更可能である。
例えば、電極片の数量についても限定されるものではな
く、また第2及び第3の実施例において、開放端8bを
第1の実施例と同様、誘電体部分を挟んで重ね合わせる
ように構成してもよい。
く、また第2及び第3の実施例において、開放端8bを
第1の実施例と同様、誘電体部分を挟んで重ね合わせる
ように構成してもよい。
及咀Ω功】
以上詳述したように本発明に係る高周波共振器は、内部
電極の開放端の近傍部分が誘電体部分を挾んで互いに重
なり合っているので、この重なり合っている部分で静電
容量が形成される。したがって、共振線路波長を短くす
ることが可能となり、従来の高周波共振器に比べ、薄形
化・小形化を図ることができる。
電極の開放端の近傍部分が誘電体部分を挾んで互いに重
なり合っているので、この重なり合っている部分で静電
容量が形成される。したがって、共振線路波長を短くす
ることが可能となり、従来の高周波共振器に比べ、薄形
化・小形化を図ることができる。
また、内部電極は、略ループ状に形成されると共に、誘
電体ブロックに埋設されているので、該内部電極は誘電
体ブロックに完全に囲まれた状態となる。したがって、
従来のマイクロストリップラインを応用した高周波用共
振器に比べ、放射損失も少なくなり、高い実効比誘電率
を有すると共に外部の影響を受けることもなく、信頼性
に優れた高周波共振器を得ることができる。
電体ブロックに埋設されているので、該内部電極は誘電
体ブロックに完全に囲まれた状態となる。したがって、
従来のマイクロストリップラインを応用した高周波用共
振器に比べ、放射損失も少なくなり、高い実効比誘電率
を有すると共に外部の影響を受けることもなく、信頼性
に優れた高周波共振器を得ることができる。
また、内部電極の開放端又は開放端近傍が、それぞれ接
続電極を介して複数個の電極片と電気的に接続され、か
つこれら複数個の電極片が誘電体部分を挟んで互いに積
石されることにより、多層状の静電容量形成部が誘電体
ブロック内部に形成され、さらに共振線路波長を短くす
ることが可能となり、より一層の小形化・薄形化を図る
ことができる。
続電極を介して複数個の電極片と電気的に接続され、か
つこれら複数個の電極片が誘電体部分を挟んで互いに積
石されることにより、多層状の静電容量形成部が誘電体
ブロック内部に形成され、さらに共振線路波長を短くす
ることが可能となり、より一層の小形化・薄形化を図る
ことができる。
また、外部電極の一部が切削されてアース用電極と容量
調整用電極とに分割され、かつ接続電極が延設されて前
記容量調整用電極に電気的に接続されることにより、静
電容量の微調整を行なうことが可能となり、共振周波数
の微調整を容易に行なうことができ、共振周波数のバラ
ツキの少ない高周波用共振器を得ることができる。
調整用電極とに分割され、かつ接続電極が延設されて前
記容量調整用電極に電気的に接続されることにより、静
電容量の微調整を行なうことが可能となり、共振周波数
の微調整を容易に行なうことができ、共振周波数のバラ
ツキの少ない高周波用共振器を得ることができる。
第1図(a)は本発明に係る高周波共振器の一実施例を
示す平面図、第1図(b)は第1図(a)のA−A断面
図、第2図(a)は第2の実施例を示す平面図、第2図
(b)は第2図(a)のB−B断面図、第3図(a)は
第3の実施例を示す平面図、第3図(b)は第3図(a
)のC−C断面図、第4図(a)は従来例を示す斜視図
、第4図(b)は第4図(a)のX−X断面図、第5図
は別の従来例を示す斜視図、第6図はさらに別の従来例
を示す斜視図である。 2・・・誘電体ブロック、3,9・・・内部電極。 4.15・・・外部電極、 5 a 、 5 b 、 8 a 、 8 b −開放
端、6.13.18・・・誘電体部分、 10a、18a・・・第1の接続電極(接続電極)、1
0b、18b・・・第2の接続電極(接続電極)、11
a、12a・・・第1の電極片(電極片)、11b、1
2b・・・第2の電極片(電極片)、16・・・接地用
電極、 17a、17b・・・容量調整用電極。
示す平面図、第1図(b)は第1図(a)のA−A断面
図、第2図(a)は第2の実施例を示す平面図、第2図
(b)は第2図(a)のB−B断面図、第3図(a)は
第3の実施例を示す平面図、第3図(b)は第3図(a
)のC−C断面図、第4図(a)は従来例を示す斜視図
、第4図(b)は第4図(a)のX−X断面図、第5図
は別の従来例を示す斜視図、第6図はさらに別の従来例
を示す斜視図である。 2・・・誘電体ブロック、3,9・・・内部電極。 4.15・・・外部電極、 5 a 、 5 b 、 8 a 、 8 b −開放
端、6.13.18・・・誘電体部分、 10a、18a・・・第1の接続電極(接続電極)、1
0b、18b・・・第2の接続電極(接続電極)、11
a、12a・・・第1の電極片(電極片)、11b、1
2b・・・第2の電極片(電極片)、16・・・接地用
電極、 17a、17b・・・容量調整用電極。
Claims (3)
- (1)誘電体ブロックの内部には内部電極が埋設され、
前記誘電体ブロックの表面には外部電極が形成される一
方、前記内部電極が開放端を有すると共に平面視略ルー
プ状に形成され、前記開放端の近傍部分が誘電体部分を
挟んで互いに重なり合っていることを特徴とする高周波
用共振器。 - (2)誘電体ブロックの内部には内部電極が埋設され、
前記誘電体ブロックの表面には外部電極が形成される一
方、前記内部電極が開放端を有すると共に平面視略ルー
プ状に形成され、前記開放端あるいは開放端近傍が、そ
れぞれ接続電極を介して複数個の電極片と電気的に接続
され、かつこれら複数個の電極片が誘電体部分を挟んで
互いに積層されていることを特徴とする高周波用共振器
。 - (3)外部電極の一部が切削されてアース用電極と容量
調整用電極とに分割され、かつ接続電極が延設されて前
記容量調整用電極に電気的に接続されていることを特徴
とする請求項2記載の高周波用共振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1293068A JP2800323B2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | 高周波用共振器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP1293068A JP2800323B2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | 高周波用共振器 |
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JPH03154404A true JPH03154404A (ja) | 1991-07-02 |
JP2800323B2 JP2800323B2 (ja) | 1998-09-21 |
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ID=17790042
Family Applications (1)
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JP1293068A Expired - Fee Related JP2800323B2 (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | 高周波用共振器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2800323B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004086553A3 (ja) * | 2003-03-26 | 2004-12-02 | Murata Manufacturing Co | 共振器、共振器の製造方法、フィルタ、デュプレクサおよび通信装置 |
WO2009031700A1 (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-12 | Yokowo Co., Ltd. | アンテナ装置 |
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JPS63286003A (ja) * | 1987-05-19 | 1988-11-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波フィルタ |
JPH01295407A (ja) * | 1988-02-15 | 1989-11-29 | Murata Mfg Co Ltd | インダクター及びインダクターを含む複合部品並びにそれらの製造方法 |
-
1989
- 1989-11-10 JP JP1293068A patent/JP2800323B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
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JP2800323B2 (ja) | 1998-09-21 |
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