JPH03153547A - セラミック染料で装飾されたガラスセラミック製品及びその製造方法 - Google Patents

セラミック染料で装飾されたガラスセラミック製品及びその製造方法

Info

Publication number
JPH03153547A
JPH03153547A JP2295550A JP29555090A JPH03153547A JP H03153547 A JPH03153547 A JP H03153547A JP 2295550 A JP2295550 A JP 2295550A JP 29555090 A JP29555090 A JP 29555090A JP H03153547 A JPH03153547 A JP H03153547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic
glass
layer
sio
dye
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2295550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2604274B2 (ja
Inventor
Paul Hinz
パウル、ヒンツ
Helmut Dislich
ヘルムート、ディスリッヒ
Herwig Scheidler
ヘルヴィヒ、シャイドラー
Gerhard Weber
ゲルハルト、ウェーバー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Carl Zeiss SMT GmbH
Carl Zeiss AG
Original Assignee
Carl Zeiss SMT GmbH
Carl Zeiss AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Carl Zeiss SMT GmbH, Carl Zeiss AG filed Critical Carl Zeiss SMT GmbH
Publication of JPH03153547A publication Critical patent/JPH03153547A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2604274B2 publication Critical patent/JP2604274B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C17/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
    • C03C17/34Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions
    • C03C17/3411Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions with at least two coatings of inorganic materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10S428/901Printed circuit
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/24Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
    • Y10T428/24802Discontinuous or differential coating, impregnation or bond [e.g., artwork, printing, retouched photograph, etc.]
    • Y10T428/24926Discontinuous or differential coating, impregnation or bond [e.g., artwork, printing, retouched photograph, etc.] including ceramic, glass, porcelain or quartz layer
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/26Web or sheet containing structurally defined element or component, the element or component having a specified physical dimension
    • Y10T428/263Coating layer not in excess of 5 mils thick or equivalent
    • Y10T428/264Up to 3 mils
    • Y10T428/2651 mil or less

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、セラミック染料で装飾(模様付け)された特
にガラスセラミックプレートなどのガラスセラミック製
品及びその製造方法に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕ガラスセ
ラミック製品は、例えば耐熱衝撃性の耐火台所食器類や
特にまた台所レンジ用の調理面など、多くの用途を有す
る。これらの製品は、純粋に光学的理由のためかあるい
は例えば調理面の調理位置を描くためかどうかに拘らず
、一般に装飾されている。磁器エナメルに基づくセラミ
ック染料は装飾用の染料として用いられており、セラミ
ック染料は例えばスクリーン印刷や転写技術など常法の
技術に従って塗布され、次いで焼き付けられる。
公知のように、ガラスセラミックはある温度−時間プロ
グラム(セラミック化)に従って熱処理によりセラミッ
ク化できるガラスから製造され、温度は約1,000℃
にまで達する。
一般にセラミック化温度は通常の焼付は温度に比べて高
いという問題があるにも拘らず、製造に関する理由及び
省エネルギーのために、セラミック化と同時に装飾用染
料の焼付けを行うことが試みられている。
公知のように、その化学組成が全く異なりまた種々の転
移機構を有する数多くのガラスセラミックがあり、多く
の染料が、他の要因に加えてセラミック化の際の高い焼
付は温度のために、ガラスセラミック又はセラミック化
できるガラスに塗布された装飾用染料が望ましくない影
の状態になって目立つようになったり、装飾層の密着性
や熱サイクル安全性が不充分となったり、かなりの粗面
になったりそれに関連して洗浄の容易さが損なわれたり
、アルカリ(洗浄剤)や酸(例えばクエン酸など)に対
する安定性が不充分となったり、さらに装飾の連続した
不鮮明な形状(後光もしくはハロの形成)の状態になる
などの欠陥を生じ、また同時に幾つかの欠陥が生じる。
従って、本発明の目的は、前記した欠陥が殆ど解消され
た、セラミック染料で装飾されたガラスセラミック製品
、特にガラスセラミックプレート、並びにこのような製
品の製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明によれば、セラミッ
ク染料とガラスセラミック製品との間にSiO2層が配
設されていることを特徴とするセラミック染料で装飾さ
れたガラスセラミック製品、特にガラスセラミックプレ
ートが提供される。
さらに本発明によればこのような製品の製造方法も提供
され、本発明の方法は、セラミック化できるガラス製品
をセラミック染料で装飾し、そしてセラミック化(ガラ
スセラミックへのガラスの転移)中にセラミック染料を
焼き付ける、セラミック染料で装飾されたガラスセラミ
ック製品の製造方法であって、上記装飾工程の前に5t
O2に熱的に転移できるSiO2又はシリカゲルの層を
製品に塗布することを特徴とするものである。
〔発明の作用・効果及び態様〕
装飾欠陥は主として染料とガラス又はガラスセラミック
との間の望ましくない相互作用に起因するとの作業仮説
から出発して、鋭意研究の結果、セラミック染料とガラ
スセラミック製品との間にSiO2層を配設することに
よりこれらの相互作用が殆ど回避できるということが見
い出された。上記作業仮説が正しいかどうか、また実際
にどのようにS i O2層が作用しているかについて
は、未だ充分明確に解明されてはいない。しかしながら
、いずれにしても、前記した欠陥はSiO2層の介在に
よって驚くべき程回避される。
SiO2層は、ガラスセラミックの特性に著しい影響を
及ぼさないように充分に薄くなければならない。20〜
200nmの範囲の層厚が通常全ての要求を満たし、従
って好適であることが見い出された。層厚が20nm未
満となった場合、多くの場合に所望の効果が現われなく
なり、一方、層厚が200nmを越えた場合、層が欠は
易くなるので好ましくない。特に好適な層厚は60〜8
0nmであり、この範囲では充分に保護機能を果たす。
純粋なSiO2の層は、SiO2とガラスセラミックの
屈折率の差に応じて多かれ少なかれ目に見え易い。この
作用は、特殊の光学的効果を達成するためには望ましい
場合もある。しかし、この作用が望ましくなくてSiO
2層が目に見えない状態にあることが重要な場合には、
SiO2層に屈折率を変える酸化物を添加することによ
って達成することができる。屈折率を変える好適な酸化
物としては、例えばTiO2、ZrO2,5n02、M
gO,Aj) 203などが挙げられる。これらの酸化
物は、SiO2層の屈折率が所望の値に相当する、すな
わち一般にガラスセラミックの値に近いかそれと等しく
なるような量的割合でSiO2層に含有せしめられる。
屈折率を変える酸化物の割合は、上記層の合計酸化物含
量に対して66.5重量%以下の割合まで存在できる。
今日の一般的なガラスセラミック・タイプの場合には、
これらの屈折率を変える酸化物は50重量%まで、特に
15重量%までの添加で一般には充分である。屈折率を
変える酸化物として特に好適なものはTiO2であり、
これは好ましくはSiO2層中に約7〜15重量%、特
に11重量%の量で含有される。
SiO2層の屈折率(n d)は一般に約1゜46であ
る。一方、ガラスセラミックの屈折率は一般に約1.5
4である。従って、典型的には、前記した酸化物など屈
折率を増大する酸化物がSiO2層に添加される。一方
、石英ガラスのように、その屈折率を低下させることが
望まれる場合には、例えば石英ガラスにF−を導入する
ことによって達成することができる。このように、本発
明によれば、SiO2層が上記したもののような場合、
SiO2層が屈折率を変えることができる酸化物を含有
する態様もまた包含する。
装飾の適用前のSiO2層の析着は、全ゆる方法、例え
ば蒸着、スパッタリング、印刷、あるいは好適なCVD
 (化学蒸着)法などにより行うことができる。
しかしながら、SiO2層の生成は、当業界で公知のゾ
ル−ゲル法により行うことが特に好ましい。ゾル−ゲル
法は、例えば平坦ガラスについて、リサ、シイ−、フレ
イン(Llsa C,XIeln )著、ノイエス・パ
ブリケイションズ(N。
yes Publlcatlons) 1988年発行
「薄膜、ファイバー、プリフォーム、エレクトロニクス
及び特殊形状のためのゾル−ゲル技術(Sol−get
technology for thin films
、Nbers、preforms。
electronics and 5pecialty
 5hapes) J第4章:ゾル−ゲル法からの薄膜
(Thin  films from the sol
−gel process)第50〜79頁に詳細に記
載されているので参照されたい。ゾル−ゲル法において
は、1つ又はそれ以上のケイ酸エステルの薄膜が被覆す
べき目的物の表面に塗布される。この層は大気中で加水
分解してゲルになり、これは簡単な加熱により数週間保
存できる程度まで乾燥でき、装飾に供することができる
一般に、ケイ酸エステルは適当な溶液、例えばエタノー
ル溶液の状態で使用され、溶液はさらにまた屈折率を変
えるために必要な金属酸化物をアルコキシド又は他の加
水分解性化合物の形態で含有する。エステル化及びアル
コキシド形成に好適でまた溶剤としても好適なアルコー
ル類は、特にメタノール、エタノール、n −及ヒイソ
ープロパツール、及びブタノール類である。
エタノールは無毒性のために溶剤として好適であるが、
他の全ての溶剤もまたエステル又はアルコキシドがそれ
らに可溶性である限り使用することができる。溶剤によ
りエステルを希釈することによって、その後のSiO□
層の所望の層厚を調節することが容易になる。溶剤中の
エステルの好適な濃度は幾つかの試験により容品に決定
することができ、一般には酸化物として計算して1〜3
0重量%の範囲にある。エステルの他に、ゾル形態の部
分加水分解エステル又は完全加水分解エステルの部分も
プロセスを妨害することなく溶剤中に存在することがで
きる。
エステルを含有する溶液は、装飾前即ちセラミック染料
の適用前及びセラミック化前に、セラミック化されるべ
き製品に塗布される。塗布は製品を溶液中に浸漬するこ
とによって行うことができるだけでなく、スプレー フ
ローコーティング、遠心コーティングなど他の全ての現
在行われているコーティング技術によって行うこともで
きる。コーテイング後、必要に応じてもし存在すれば過
剰の溶液を除去し、エステルは加水分解される。もしも
単一コーティングにより達成されるべきSiO2層の層
厚が充分でない場合には、加水分解に続いて所望の層厚
が達成されるまで他のコーティング操作を続けることが
できる。
エステルの加水分解は溶剤の蒸発と同時に空気中で自動
的に起こるが、空気の人工的な加湿により促進すること
ができる。加水分解後、製品上に形成されたゲル層は依
然として比較的軟らかく、従ってコーティングされた製
品の貯蔵あるいは装飾(模様付け)は引掻き等に対する
適当な予防措置を講することによってのみ行うことがで
きる。しかし、ゲル層はおだやかな加熱によって硬化(
乾燥)でき、それによってコーティングされた製品が高
い耐摩耗性及び何ケ月もの長い保存寿命を有することが
確保される。
この硬化はケイ酸の重縮合に基づいており、層のSiO
2への最終転移前の中間段階を表わし、この最終転移は
セラミック化段階と同時に高温で行われる。この硬化の
ために充分な温度は50〜500℃の範囲でよい。一般
には約100〜200℃の範囲が採用され、SiO2層
の充分な硬化は一般に10分未満で達成される。製品の
コーティングが、製品の依然として充分に高い温度を有
する製造過程中の段階で例えばスプレーにより行われれ
ば、製品に蓄積されている残熱により溶剤が蒸発してS
iO2ゲル層が硬化できるので、特に有利である。これ
によって、層硬化のためにコーティングされた製品を別
個に加熱する必要がなくなる。この有利な手順が用いら
れるかどうか、あるいは加熱が別個の工程で実施される
かどうかは、それぞれの製造条件に依存する。硬化層は
良好な保存寿命を有しているために、層の塗布及びその
SiO2層への最終転移は時期を失することなく分離で
き(即ち、塗布後充分な時間的余裕を持って最終転移を
行うことができ)、これは製造技術上の重要な利点を意
味する。
装飾(模様付け)後、依然としてガラス質の製品は所定
の温度−時間曲線に従って熱処理により当業界で公知の
方法でセラミック化され、ガラスセラミックのタイプに
応じて約900〜1.100℃の温度に昇温される。熱
処理中、ゾル−ゲル法によって塗布され必要に応じて予
備硬化されたSiO2ゲル層のガラス質8102層への
転移が行われると同時に、装飾染料が焼き付けられる。
本発明により達成できる利点は、究極のところ、装飾の
連続した輪郭、いわゆる「ハロ」を実際上完全に回避で
きることにある。従って、以前に可能であったものより
も著しく広範囲のセラミック染料を用いることが可能で
ある。最終ガラスセラミックの他の顕著な機能的特性、
例えば耐薬品性や耐摩耗性は一般に実質的に好影響を受
ける。これらの特性の低下は全く見られない。すなわち
、本発明によれば、ガラスセラミック製品の特性を何ら
損なうことなく、セラミック染料によって鮮明に装飾(
模様付け)されたガラスセラミック製品が、同時にセラ
ミック化及び焼付けを行う方法によって簡単に製造でき
る。
〔実 施 例〕
以下の実施例においては、ゾル−ゲル法によって形成さ
れたSiO2層に基づいて本発明について具体的に説明
するが、本発明が下記実施例に限定さるものでないこと
はもとよりである。
実施例l SiO264重量%、AN 203 21.3重ff1
96、Li2O3,5重量%、Na200.6重量%、
K2O0,5重ユ%、BaO2,5重量%、Ca0O,
2重量%、MgO0,1重量%、ZnO1,5重量%、
TIO22,3重量%、ZrO21,6重量%、Mno
、  0.65重量%、Fe203 0.23重−%、
C,00,37重量%、NjOO106重量%及び5b
2030.85重量%の組成を有する未だガラス質のセ
ラミック化されていないガラスの4 mm厚プl/−)
を、Si(OC2H5)4の形態のSiO2 89重量
%と(屈折率を適合させるだめの) T i  (OC
2H5)4の形態のTi0211重量%の2重量%(金
属酸化物として計算)エタノール溶液中に浸漬した。浸
漬及び液切り後、プレートを炉内で170 ”Cで4分
間熱処理した。冷却後、プレートを市販のホウ酸鉛に基
づくセラミック染料(黄色、RALNo、8008−3
)でスクリーン印刷法により装飾した。
スクリーン印刷した染料を乾燥した後、プレートをセラ
ミック化炉内でガラスセラミックに転移させた。最高温
度は、920℃であった。
SiO2−Ti02層の形成及びセラミック染料の焼付
けはセラミック化と同時に生じた。
このようにしてガラスセラミックに転移されたプレート
の冷却後、セラミック染料もしくは塗布された装飾模様
は鮮明な輪郭を示していた。
プレートのその他の機能的特性は良好な状態を維持し′
ていた。SiO2−Ti02層の厚さは65層mであっ
た。
実施例2〜7 以下の種々の組成の溶液をコーティング用に用いる以外
は実施例1と同様にして行った。
実施例2 :  (S i (OC2Hs ) aとし
て)Si02JOO重二% 実施例3 :  (S i (OC2H5) 4として
)Si02  ito重量%+Zr0220重量%(Z
r(1−QC3Hz ) 4として)実施例4:  (
Si (OC2H−5)4として)Si02  50重
量%+Zr0250重量%(Zr(1−QC3Hy )
 4として)実施例5 :  (S i (OC2H5
) 4として)Si02  66.5重量%+SnO2
33,5重量%(SnCl 4として) 実施例6 :  (S i  (OC2Hs ) 4と
して)Si02  50重量%+5n02  50重二
%(SnC14として) 実施例7二 (S i (OC215) 4とし、て)
Si02 33.5重量%+Sn0268.5jT!f
f1qi;(SnCD 4として) 焼付けた装飾模様の品質は実施−jlのそイJ−同等で
あった。
比較例 層の塗布を省略した以外は実施例1と同様に行った。
冷却後、装飾模様はぼやけた輪郭を示していた。
実施例8 実施例1で用いたのと同じ未だガラス質のセラミック化
されていないガラスの4■l厚プレートにSiO285
重量%(81(OC2Hs ) 4として)及びT i
 0215重量%(Ti(OC2H5)4として)の2
重量%(金属酸化物として計算)溶液を、溶剤の中間蒸
発及びエステルの同時加水分解を含む三つの作業段階で
噴霧ノズルにより塗布した。その後、プレートを炉内で
200℃で4分間熱処理し、重縮合による層硬化が生じ
た。プレートの装飾及びセラミック化を実施例1に従っ
て行った。
SiO2/TiO2層の層厚は150nrrvであった
。装飾の模写品質は実施例〕と比べて同等であった。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミック染料とガラスセラミック製品との間に
    SiO_2層が配設されていることを特徴とするセラミ
    ック染料で装飾された特にガラスセラミックプレートな
    どのガラスセラミック製品。
  2. (2)SiO_2層の厚みが20〜200nm、特に6
    0〜80nmであることを特徴とする請求項1記載のガ
    ラスセラミック製品。
  3. (3)SiO_2層が66.5重量%以下の、特に15
    重量%以下の屈折率を変える酸化物を含有することを特
    徴とする請求項1又は2記載のガラスセラミック製品。
  4. (4)SiO_2層が、屈折率を変える酸化物として、
    TiO_2、ZrO_2、SnO_2、Al_2O_3
    、MgO又はそれらの混合物を含有することを特徴とす
    る請求項3記載のガラスセラミック製品。
  5. (5)SiO_2層が7〜15重量%のTiO_2を含
    有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項
    に記載のガラスセラミック製品。
  6. (6)セラミック化できるガラス製品をセラミック染料
    で装飾し、そしてセラミック化(ガラスセラミックへの
    ガラスの転移)中にセラミック染料を焼き付ける、セラ
    ミック染料で装飾されたガラスセラミック製品の製造方
    法であって、上記装飾工程の前にSiO_2に熱的に転
    移できるSiO_2又はシリカゲルの層を製品に塗布を
    ることを特徴とするセラミック染料で装飾されたガラス
    セラミック製品の製造方法。
  7. (7)SiO_2又はシリカゲルの層がゾル−ゲル法に
    より常法に従って塗布されることを特徴とする請求項6
    記載の方法。
  8. (8)製品を1つ又はそれ以上のケイ酸エステルの溶液
    に浸漬するか又は製品に該溶液をスプレーすることによ
    ってSiO_2またはシリカゲルの層を形成し、引き続
    き該層を加水分解し、乾燥することを特徴とする請求項
    7記載の方法。
  9. (9)乾燥を50〜500℃の温度で行うことを特徴と
    する請求項8記載の方法。
  10. (10)金属酸化物+SiO_2の合計量に対する酸化
    物量として計算して66.5重量%以下のチタン、ジル
    コニウム、錫、マグネシウム、又はアルミニウムの加水
    分解性アルコキシドを溶液に添加することを特徴とする
    請求項8記載の方法。
JP2295550A 1989-11-03 1990-11-02 セラミック染料で装飾されたガラスセラミック製品及びその製造方法 Expired - Fee Related JP2604274B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3936654.5 1989-11-03
DE3936654A DE3936654C1 (ja) 1989-11-03 1989-11-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03153547A true JPH03153547A (ja) 1991-07-01
JP2604274B2 JP2604274B2 (ja) 1997-04-30

Family

ID=6392821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2295550A Expired - Fee Related JP2604274B2 (ja) 1989-11-03 1990-11-02 セラミック染料で装飾されたガラスセラミック製品及びその製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5137779A (ja)
JP (1) JP2604274B2 (ja)
DE (1) DE3936654C1 (ja)
FR (1) FR2654096B1 (ja)
GB (1) GB2237566B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008518875A (ja) * 2004-11-03 2008-06-05 ショット アクチエンゲゼルシャフト 拡散バリアを有するガラスセラミック製品及び拡散バリアを有するガラスセラミック製品の製造方法
JP2008214182A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Schott Ag 3次元形状被覆済ガラスセラミック体、特に暖炉またはオーブン覗き窓ガラス板の製造方法

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5262204A (en) * 1989-11-03 1993-11-16 Schott Glaswerke Glass-ceramic article decorated with ceramic color and process for its production
DE4105235A1 (de) * 1991-02-20 1992-08-27 Merck Patent Gmbh Beschichtetes system
DE4115500C2 (de) * 1991-05-11 1994-07-14 Schott Glaswerke Verfahren zur Herstellung von dekorierten Glaskeramikartikeln
DE4200449C1 (ja) * 1992-01-10 1993-03-25 Schott Glaswerke, 6500 Mainz, De
DE4426234C1 (de) * 1994-07-23 1996-03-14 Schott Glaswerke Mit keramischen Farben dekorierter Glaskeramikartikel und Verfahren zu seiner Herstellung
KR0169373B1 (ko) * 1995-10-30 1999-03-20 김광호 액정 표시 장치용 기판 및 그 제조 방법
US5776613A (en) * 1995-11-02 1998-07-07 Nippon Electric Glass Co. Ltd. Enamel frit composition for a low-expansion crystallized glass and enamel-coated low-expansion crystallized glass plate using the same
US5910371A (en) 1996-01-04 1999-06-08 Francel; Josef Composite glass article and method of manufacture
DE10014373C2 (de) * 2000-03-23 2003-12-11 Schott Glas Kochfeld
DE10338165B4 (de) * 2003-08-20 2011-04-28 Schott Ag Glaskeramik-Kochfläche mit schwarz anmutender Dekorierung mittels einer Dekorfarbe
DE102004053706A1 (de) * 2004-11-03 2006-05-04 Schott Ag Gegenstand mit Barrierebeschichtung und Verfahren zur Herstellung eines solchen Gegenstandes
FR2907112B1 (fr) 2006-10-16 2009-10-02 Eurokera S N C Sa Plaque vitroceramique et son procede de fabrication
TWI497019B (zh) * 2007-01-30 2015-08-21 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 烹調器具及其製造方法
DE102007033338B4 (de) * 2007-07-16 2010-06-02 Schott Ag Hartstoffbeschichteter Glas- oder Glaskeramik-Artikel und Verfahren zu dessen Herstellung sowie Verwendung des Glas- oder Glaskeramik-Artikels
DE102018122020B3 (de) * 2018-09-10 2020-02-20 Schott Ag Glas- oder Glaskeramikartikel, Verfahren zur Herstellung eines Glas- oder Glaskeramikartikels und dessen Verwendung

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56104751A (en) * 1980-01-18 1981-08-20 Nissha Printing Co Ltd Production of reinforced glass

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US186112A (en) * 1877-01-09 William d
US1334301A (en) * 1920-02-02 1920-03-23 John W Hasburg Method of staining glazed ceramic ware
US2566735A (en) * 1949-06-21 1951-09-04 Myron P Lepie Decoration of ceramic ware
DE1471329B2 (de) * 1960-04-29 1971-11-04 Nelles, Karl, 5300 Bonn Verfahren zur herstellung keramischer erzeugnisse mit einer glasur
US3489588A (en) * 1967-05-01 1970-01-13 Owens Illinois Inc Decorating process
NL7005770A (ja) * 1969-07-02 1971-01-05
US4074010A (en) * 1975-05-12 1978-02-14 Lyle V. Anderson Ceramic-paint coatings
US4043824A (en) * 1975-08-04 1977-08-23 Hercules Incorporated Ceramic color compositions and a method for decorating ceramic ware therewith
US4200468A (en) * 1976-08-27 1980-04-29 Hurley Donald C Jr Glaze-forming composition
JPS5565545A (en) * 1978-11-13 1980-05-17 Nhk Spring Co Ltd Multilayer coating protective film board
JPS5684342A (en) * 1979-12-08 1981-07-09 Matsushita Electric Works Ltd Manufacture of glass product
JPS5688848A (en) * 1979-12-22 1981-07-18 Matsushita Electric Works Ltd Preparation of glass product
US4377642A (en) * 1980-10-17 1983-03-22 Rca Corporation Overglaze inks
US4340645A (en) * 1981-05-11 1982-07-20 Mobay Chemical Corporation Leadless glazes for whiteware
US4415624A (en) * 1981-07-06 1983-11-15 Rca Corporation Air-fireable thick film inks
DE3332995A1 (de) * 1983-07-14 1985-01-24 Nippon Sheet Glass Co. Ltd., Osaka Verfahren zum herstellen einer siliciumdioxidbeschichtung
JPS60142584A (ja) * 1983-12-28 1985-07-27 川崎製鉄株式会社 プリント基板およびその製造方法
US4596745A (en) * 1984-05-04 1986-06-24 Cotek Company Non-glare coating
DE3433880C2 (de) * 1984-09-14 1992-07-02 Bosch-Siemens Hausgeräte GmbH, 8000 München Kochmulde mit einer Muldenplatte aus nichtmetallischem Material
DE3505922C1 (de) * 1985-02-21 1986-10-23 Schott Glaswerke, 6500 Mainz Verfahren zum Dekorieren von Glaskeramikplatten
DE3600109A1 (de) * 1986-01-04 1987-07-09 Schott Glaswerke Kochflaeche aus glaskeramik oder vergleichbarem material mit strukturierter oberflaeche
US4781970A (en) * 1987-07-15 1988-11-01 International Business Machines Corporation Strengthening a ceramic by post sinter coating with a compressive surface layer
DE3724013A1 (de) * 1987-07-21 1989-02-02 Flachglas Ag Verfahren zum aufbringen einer farbigen beschichtung auf eine oberflaeche einer glasscheibe
JPH01169989A (ja) * 1987-12-24 1989-07-05 Ngk Insulators Ltd セラミックグリーンシート
JPH06103787B2 (ja) * 1988-07-26 1994-12-14 日本碍子株式会社 導電性膜付ガラスセラミック基板

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56104751A (en) * 1980-01-18 1981-08-20 Nissha Printing Co Ltd Production of reinforced glass

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008518875A (ja) * 2004-11-03 2008-06-05 ショット アクチエンゲゼルシャフト 拡散バリアを有するガラスセラミック製品及び拡散バリアを有するガラスセラミック製品の製造方法
JP2008214182A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Schott Ag 3次元形状被覆済ガラスセラミック体、特に暖炉またはオーブン覗き窓ガラス板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
FR2654096A1 (fr) 1991-05-10
DE3936654C1 (ja) 1990-12-20
US5137779A (en) 1992-08-11
FR2654096B1 (fr) 1997-11-21
GB2237566A (en) 1991-05-08
GB9022338D0 (en) 1990-11-28
GB2237566B (en) 1993-06-23
JP2604274B2 (ja) 1997-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03153547A (ja) セラミック染料で装飾されたガラスセラミック製品及びその製造方法
JP4251582B2 (ja) ガラス又はガラスセラミックのつや出し、エナメル質化及び加飾用無鉛及び無カドミウムのガラス組成物
CA1096715A (en) Heat-reflecting glass pane and a process for the production thereof
JP3917331B2 (ja) ガラス又はガラスセラミックスの施釉、琺瑯掛けもしくは装飾用の鉛及びカドミウムを含有しないガラス組成物、及び該ガラス組成物で被覆されたガラスセラミックスの製造方法
JP2505828B2 (ja) 無鉛ガラスフリツト組成物
JP5601757B2 (ja) 3次元形状被覆済ガラスセラミック体、特に暖炉またはオーブン覗き窓ガラス板の製造方法
JPH05270860A (ja) 釉掛け、ほうろう引き及び装飾用の鉛フリー及びカドミウムフリーのガラス組成物及びその用途
KR101485885B1 (ko) 유리-세라믹 플레이트 및 그 제조과정
US6517943B1 (en) Decorated glass-ceramic plate
JP2002522348A5 (ja)
JP2016511212A (ja) ガラスセラミック物品及びそのコーティングに適したエナメル
KR100187651B1 (ko) 세라믹 안료로 장식된 글래스-세라믹 제품, 특히 글래스-세라믹 디스크 및 세라믹 안료로 장식된 글래스-세라믹 제품으로부터 할로이화를 제거하기 위한 방법
JP5435395B2 (ja) ガラス物品の製造方法
US3663244A (en) High durability lead titanate-containing enamel for glass ceramics
US5262204A (en) Glass-ceramic article decorated with ceramic color and process for its production
US3428466A (en) Crystallizable enamels for glass-ceramics
JPH0930834A (ja) 低膨張結晶化ガラス装飾用組成物及びこれを用いて装飾した低膨張結晶化ガラス板
CN1210170C (zh) 金属锈斑艺术瓷釉的制备方法
JPH03193639A (ja) 高強度赤色用フリット釉
JPH0756522B2 (ja) 光干渉膜
JPH03205325A (ja) 鉛含有クリスタルガラス食器
JPS59214806A (ja) 曲面鏡の製造方法
JPS59190239A (ja) 陶磁器様部分を有するガラス製品の製造方法
JPH03104885A (ja) ホーロー製品及びその製造方法
IE904413A1 (en) Glazes

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees